JP2010206647A - テープ印刷装置、画像と文書が合成された合成ラベルの作成方法、合成ラベルの作成プログラムが記憶された記憶媒体 - Google Patents

テープ印刷装置、画像と文書が合成された合成ラベルの作成方法、合成ラベルの作成プログラムが記憶された記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 容易に走査データと文書データを合成した合成ラベルを容易に作成可能とされたテープ印刷装置を提供する。
【解決手段】 テープ印刷装置は、制御手段と、記憶手段と、表示手段と、印刷手段と、画像走査手段と、テープ幅検出手段と、を有し、合成領域を設定する合成領域設定手段と、テープ幅検出手段が検出したテープ幅に印刷サイズが適合するよう画像走査手段が取込んだ走査データの画像サイズをリサイズするリサイズ手段と、文書データを作成する文書データ作成手段と、合成領域設定手段が設定した合成領域の幅の情報から基本文字サイズを算出する文字サイズ算出手段と、リサイズされた画像サイズの走査データと文書データとを合成した合成データを作成する合成データ作成手段と、該合成データ作成手段が作成した合成データから印刷データを作成する印刷データ作成手段と、を備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、画像走査手段を備えたテープ印刷装置と、画像走査装置で取込んだ走査データと文書データとが合成された合成ラベルの作成方法と、該合成ラベルの作成方法を実現するためのプログラムが記憶された記憶媒体に関する。
印字テープと剥離テープとを積層してなるテープ部材をテープカセット内に収納し、このテープカセットを印刷装置にセットして、キーボード等の入力手段から入力された、或いは、他の機器から出力された文字、記号、ロゴ、キャラクタ、マーク等を印刷することにより、固有のラベルを作成できる装置としてテープ印刷装置がある。
このようなテープ印刷装置において、特開平6−328791号公報(特許文献1)では、イラストフレームと文書とが合成されたラベルを作成可能なテープ印刷装置の提案がなされている。この特許文献1の提案に係るテープ印刷装置では、先頭パターンと中間パターンと末尾パターンからなるイラストフレームであって、中間パターンに文書の挿入ができる複数種のイラストフレームを予め記憶手段に記憶させておき、使用者が複数種のイラストフレームの中から所望のイラストフレームを選択し、中間パターンに挿入する文書を入力した後、印刷を実行することによりイラストフレームと文書が合成されたラベルが作成される。
特開平6−328791号公報
上述したように従来のテープ印刷装置では、予め記憶された記号、ロゴ、キャラクタ、マーク等と文書が合成されたラベルを作成する、或いは、外部機器で画像と文書が合成された印刷データに基づいてラベルを作成することは可能であった。
しかしながら、スキャナ等の画像走査装置で取込んだ走査データと文書データとをテープ印刷装置で合成する場合、テープ印刷装置に装着された表示装置が、主に文書の編集をするために利用される横240×縦80ドット程の小型のものであり、画像走査装置で取込んだ走査データのサイズ調整や、走査データにおける文書データを合成できる領域を設定するといった処理を行なうには適していないという問題点があった。
又、このような小型の表示装置では、取込むことが可能な画像サイズの制約や文字サイズの制約等があり、走査データ内の合成領域に合わせて自由に文字サイズの変更や行数の変更を行なうことができないという問題があった。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、画像走査装置で取込んだ走査データの画像サイズをテープ幅に合わせて自動で修正することにより、容易に走査データと文書データとを合成した合成ラベルを作成できるテープ印刷装置と、走査データと文書データとが合成された合成ラベルの作成方法と、該合成ラベルの作成方法を実現させるためのプログラムが記憶された記憶媒体と、を提供することを目的とする。
本発明のテープ印刷装置は、テープ部材に文字や画像等を印刷してラベルを作成するテープ印刷装置であって、制御手段と、記憶手段と、表示手段と、前記テープ部材に印刷を行なう印刷手段と、画像走査手段と、前記テープ部材の幅を検出するテープ幅検出手段と、を有し、前記画像走査手段が取込んだ走査データから文書データを合成する領域である合成領域を設定する合成領域設定手段と、前記テープ幅検出手段が検出したテープ幅に印刷サイズが適合するよう前記画像走査手段が取込んだ走査データの画像サイズを修正するリサイズ手段と、文書を入力させる画面を前記表示手段に表示させ、入力された文書から前記文書データを作成する文書データ作成手段と、前記リサイズ手段が修正した画像サイズの走査データにおける前記合成領域に前記文書データを合成した合成データを作成する合成データ作成手段と、該合成データ作成手段が作成した合成データから1ライン毎の印刷データを作成する印刷データ作成手段と、を備えることを特徴とする。
又、本発明のテープ印刷装置は、前記合成領域設定手段が設定した前記合成領域の幅の情報から基本文字サイズを算出する文字サイズ算出手段を備えることを特徴とする。
更に、本発明のテープ印刷装置は、前記合成領域設定手段が設定した前記合成領域を切出し、表示手段に該合成領域を表示させる合成領域切出し表示手段と、前記合成領域の長さと前記文字サイズ算出手段が算出した基本文字サイズから前記合成領域内に合成可能な基本文字数を算出する文字数算出手段と、前記文字サイズ算出手段が算出した基本文字サイズ及び前記文字数算出手段が算出した基本文字数とからなる基本文字配置情報を前記記憶手段に記憶させる基本文字配置情報保存手段と、を備えることを特徴とする。
又、本発明のテープ印刷装置において、前記文書データ作成手段は、前記記憶手段に記憶された基本文字配置情報に基づいて文書データを作成することを特徴とする。
そして、本発明のテープ印刷装置は、文字サイズを入力させる文字サイズ入力画面を前記表示手段に表示させる文字サイズ入力画面表示手段と、該文字サイズ入力画面において入力された指定文字サイズの情報から前記合成領域内に納まる文字数及び行数を算出する文字数行数算出手段と、該文字数行数算出手段が算出した文字数行数情報及び前記指定文字サイズの情報からなる変更文字配置情報を前記記憶手段に記憶させる変更文字配置情報保存手段と、を備えることもある。
又、本発明のテープ印刷装置において、前記文書データ作成手段は、前記記憶手段に記憶された変更文字配置情報に基づいて文書データを作成することもある。
更に、本発明のテープ印刷装置は、1ライン毎の前記走査データを解析して該走査データ内に前記合成領域の始点或いは終点を表す始点マーク或いは終点マークがあるかを検索する画像解析手段を備え、前記文書データ作成手段は、文字数等の制限をすることなく文書の入力をさせる画面を前記表示手段に表示させることにより文書データを作成し、前記画像走査手段は、1ライン毎に走査データを取得し、前記合成領域設定手段は、前記画像解析手段が前記始点マークを確認すると前記合成領域を設定すると共に該合成領域の幅の情報を取得し、前記合成データ作成手段は、1ライン毎に前記合成データを作成し、前記印刷データ作成手段は、前記合成データ作成手段が作成した1ライン毎の合成データから1ライン毎の印刷データを作成することを特徴とする。
又、本発明のテープ印刷装置において、前記合成データ作成手段は、前記画像解析手段が前記終点マークを検出したときに前記文書データの全ての合成が終了していない場合、前記合成領域内の1ライン走査データと前記文書データとを合成して合成データを作成し、前記文書データの全ての合成が終了するまで該合成データの作成を続けることを特徴とする。
本発明の合成ラベルの作成方法は、走査対象の走査を行なうことで走査データを取込む画像走査処理の後、記憶手段に該走査データを記憶させる走査データ保存処理と、走査データの解析を行なう走査画像解析処理とを行い、又、該走査画像解析処理の後に文書データの作成を行なう文書データ作成処理と、該文書データ作成処理の後にテープ部材に合成印刷を行なう合成印刷処理と、を実行することにより合成ラベルを作成する方法であって、前記走査画像解析処理では、前記テープ部材のテープ幅の情報を取得するテープ幅検出処理と、前記走査データを該テープ幅検出処理において検出したテープ幅内に納まる画像サイズに修正するリサイズ処理と、前記走査データにおける文書データを合成する合成領域を設定する合成領域設定処理と、走査データの中から設定した合成領域を切出し、表示手段に該合成領域を表示させる合成領域切出し表示処理と、前記合成領域の幅から基本文字サイズを算出する基本文字サイズ算出処理と、前記合成領域の長さから前記基本文字サイズ算出処理で算出した基本文字サイズが納まる基本文字数を算出する基本文字数算出処理と、前記基本文字サイズの情報と前記基本文字数の情報である基本文字配置情報を前記記憶手段に記憶させる基本文字配置情報保存処理と、を実行することを特徴とする。
又、本発明の合成ラベルの作成方法において、前記文書データ作成処理では、前記基本文字配置情報保存処理において記憶された前記基本文字配置情報を読出す基本文字配置情報読出し処理と、前記基本文字配置情報に従って文書を入力させる画面を表示手段に表示させる文書入力画面表示処理と、文書の入力が完了すると文書データを前記記憶手段に記憶させる文書データ保存処理と、を実行することを特徴とする。
更に、本発明の合成ラベルの作成方法において、前記合成印刷処理では、前記走査データ保存処理において前記記憶手段に記憶された走査データを読出す走査データ読出し処理と、前記文書データ保存処理において記憶された文書データを読出す文書データ読出し処理と、前記走査データの合成領域に前記文書データを合成した合成データを作成する合成データ作成処理と、該合成データに基づく1ライン毎の印刷データを作成する印刷データ作成処理と、該1ライン毎の印刷データに従って印刷を実行する印刷実行処理と、を実行することを特徴とする。
又、本発明の合成ラベルの作成方法において、前記文書データ作成処理において文字サイズ変更の操作がされた場合、文字サイズを入力させる画面を表示手段に表示させる文字サイズ入力画面表示処理と、入力された文字サイズから前記合成領域に入力可能な文字数及び行数を算出する文字数行数算出処理と、該文字数及び行数の情報と入力された文字サイズの情報からなる変更文字配置情報を前記記憶手段に記憶させる変更文字配置情報保存処理と、を実行することを特徴とする。
本発明のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、走査対象の走査を行なうことで走査データを取込む画像走査処理と、記憶手段に該走査データを記憶させる走査データ保存処理と、走査データの解析を行なう走査画像解析処理と、該走査画像解析処理の後に文書データの作成を行なう文書データ作成処理と、該文書データ作成処理の後にテープ部材に合成印刷を行なう合成印刷処理と、を実現するためのプログラムが記憶された記憶媒体であって、前記走査画像解析処理では、前記テープ部材のテープ幅の情報を取得するテープ幅検出処理と、前記走査データを該テープ幅検出処理において検出したテープ幅内に納まる画像サイズに修正するリサイズ処理と、前記走査データにおける文書データを合成する合成領域を設定する合成領域設定処理と、走査データの中から設定した合成領域を切出し、表示手段に該合成領域を表示させる合成領域切出し表示処理と、前記合成領域の幅から基本文字サイズを算出する基本文字サイズ算出処理と、前記合成領域の長さから前記基本文字サイズ算出処理で算出した基本文字サイズが納まる基本文字数を算出する基本文字数算出処理と、前記基本文字サイズの情報と前記基本文字数の情報である基本文字配置情報を前記記憶手段に記憶させる基本文字配置情報保存処理と、を実現するためのプログラムが記憶されたことを特徴とする。
又、本発明のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体では、前記文書データ作成処理では、前記基本文字配置情報保存処理において記憶された前記基本文字配置情報を読出す基本文字配置情報読出し処理と、前記基本文字配置情報に従って文書を入力させる画面を表示手段に表示させる文書入力画面表示処理と、文書の入力が完了すると文書データを前記記憶手段に記憶させる文書データ保存処理と、を実現するためのプログラムが記憶されたことを特徴とする。
更に、本発明のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体では、前記合成印刷処理では、前記走査データ保存処理において前記記憶手段に記憶された走査データを読出す走査データ読出し処理と、前記文書データ保存処理において記憶された文書データを読出す文書データ読出し処理と、前記走査データの合成領域に前記文書データを合成した合成データを作成する合成データ作成処理と、該合成データに基づく1ライン毎の印刷データを作成する印刷データ作成処理と、該1ライン毎の印刷データに従って印刷を実行する印刷実行処理と、を実現するためのプログラムが記憶されたことを特徴とする。
更に、本発明のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体では、前記文書データ作成処理において文字サイズ変更の操作がされた場合、文字サイズを入力させる画面を表示手段に表示させる文字サイズ入力画面表示処理と、入力された文字サイズから前記合成領域に入力可能な文字数及び行数を算出する文字数行数算出処理と、該文字数及び行数の情報と入力された文字サイズの情報からなる変更文字配置情報を前記記憶手段に記憶された変更文字配置情報保存処理と、を実現するためのプログラムが記憶されたことを特徴とする。
本発明によれば、画像走査装置で取込んだ走査データの画像サイズをテープ幅に合わせて自動で修正することにより、容易に走査データと文書データとを合成した合成ラベルを作成できるテープ印刷装置と、走査データと文書データとが合成された合成ラベルの作成方法と、該合成ラベルの作成方法を実現させるためのプログラムが記憶された記憶媒体と、を提供することができる。
本発明の実施例に係るテープ印刷装置の平面図である。 本発明の実施例に係るテープ印刷装置の内部拡大図及びテープカセットの斜視図である。 本発明の実施例に係るテープ印刷装置の機能ブロック図である。 本発明の実施例に係るテープ印刷装置の合成印刷モードの制御フローを示すフローチャートである。 本発明の実施例に係るテープ印刷装置の合成印刷モードにおける画像解析の制御フローの説明を補足する参考図である。 本発明の実施例に係るテープ印刷装置の合成印刷モードにおける画像解析の制御フローを示すフローチャートである。 本発明の実施例に係るテープ印刷装置の合成印刷モードにおける文書データ作成の制御フローを示すフローチャートである。 本発明の実施例に係るテープ印刷装置の合成印刷モードにおける合成印刷実行時の制御フローを示すフローチャートである。 本発明の実施例に係るテープ印刷装置の合成印刷モードにおける文書データ作成時に文字サイズ変更の操作があった場合の制御フローを示すフローチャートである。 本発明の実施例に係るテープ印刷装置の文字サイズ変更時の説明を補足する参考図である。 本発明の他の実施例に係るテープ印刷装置で走査対象の正面図である。 本発明の他の実施例に係るテープ印刷装置の合成印刷モードの制御フローを示すフローチャートである。 本発明の他の実施例に係るテープ印刷装置の合成印刷モードにおける合成処理の制御フローを示すフローチャートである。 本発明の他の実施例に係るテープ印刷装置の合成印刷モードの説明を補足する参考図である。
以下、本発明を実施するための形態について述べる。本発明のテープ印刷装置1は、印字テープと剥離テープとを積層してなるテープ部材31に文字や画像等の印刷を行ない、該テープ部材31を所定長で切断することにより、貼付対象に貼付して使用するラベルを作成するテープ印刷装置1である。
このテープ印刷装置1は、CPU等の制御手段とされる制御部40と、表示手段とされる表示部4と、入力手段とされる入力部3と、テープ部材31に印刷を行なう印刷手段としてのサーマルヘッド11と、記憶手段とされるRAM42と、画像走査手段としてのラインセンサ55と、テープ部材31のテープ幅を検出するテープ幅検出手段としてのカセット判別スイッチ16と、を有する。
又、テープ印刷装置1は、画像走査手段が取込んだ走査データから文書データを合成する領域である合成領域63を設定する合成領域設定手段と、テープ幅検出手段が検出したテープ部材31のテープ幅Wに印刷サイズが適合するよう画像走査手段が取込んだ走査データの画像サイズを修正するリサイズ手段と、文書を入力させる画面を表示手段に表示させ入力された文書から文書データを作成する文書データ作成手段と、リサイズ手段が修正した画像サイズの走査データにおける合成領域63に文書データを合成した合成データを作成する合成データ作成手段と、該合成データ作成手段が作成した合成データから1ライン毎の印刷データを作成する印刷データ作成手段と、合成領域設定手段が設定した合成領域63の幅の情報から基本文字サイズを算出する文字サイズ算出手段と、を備える。
更に、本発明のテープ印刷装置1は、合成領域設定手段が設定した合成領域63を切出し、表示手段に該合成領域を表示させる合成領域切出し表示手段と、合成領域63の長さと文字サイズ算出手段が算出した基本文字サイズから合成領域63内に合成可能な基本文字数を算出する文字数算出手段と、文字サイズ算出手段が算出した基本文字サイズ及び文字数算出手段が算出した基本文字数とからなる基本文字配置情報を記憶手段に記憶させる基本文字配置情報保存手段と、を備え、文書データ作成手段は、記憶手段に記憶された基本文字配置情報に基づいて文書データを作成する。
又、テープ印刷装置1は、文字サイズを入力させる文字サイズ入力画面を表示手段に表示させる文字サイズ入力画面表示手段と、該文字サイズ入力画面において入力された指定文字サイズの情報から合成領域63内に納まる文字数及び行数を算出する文字数行数算出手段と、該文字数行数算出手段が算出した文字数行数情報及び指定文字サイズの情報からなる変更文字配置情報を記憶手段に記憶させる変更文字配置情報保存手段と、を備え、文書データ作成手段は、記憶手段に記憶された変更文字配置情報に基づいて文書データを作成することもある。
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳説する。図1は、本発明の実施例に係るテープ印刷装置1の平面図であり、図2は、このテープ印刷装置1に使用するテープカセット21の外観及びテープ印刷装置1の内部構造の一部を示す斜視図である。テープ印刷装置1は、印字テープと剥離テープとが積層されて形成されたテープ部材31に文字や画像等を印刷する装置であり、印字テープは表面を印刷面とし裏面が粘着面とされ、剥離テープは印字テープの粘着面に貼着されている。
このテープ印刷装置1は、図1に示すように、筐体2の上面に入力部3、表示部4及びカセット装填部8を塞ぐ開閉蓋5が形成されている。又、図示しないが、筐体2には、パーソナルコンピュータ等の外部機器と接続するための入力端子、電源コードが接続される電源端子、メモリーカード等の記憶媒体が挿入される挿入口等も形成されている。
入力部3は、文字データを入力する文字入力キー、印刷開始を指示する印刷キー、表示部4の表示画面上のカーソルを移動操作するカーソルキー、印刷モードの設定や各種設定処理を行なう種々の制御キーによって構成されている。又、表示部4は、液晶表示装置等とされるものであって、入力されたデータに関する画像、各種の設定のための選択メニュー、各種の処理に関するメッセージ等が表示される。尚、テープ印刷装置1においては、入力部3及び表示部4の両機能を備えたタッチパネルを配置する構成とすることもできる。
そして、開閉蓋5の内側には、図2に示すように、テープ部材31及びインクリボン35を収容したテープカセット21を装填するためのカセット装填部8が形成されている。又、カセット装填部8内には、テープ印刷機構45と、テープカセット21を所定の位置に支持するためのカセット受部15と、が形成されている。このテープ印刷機構45は、印刷ヘッドとされるサーマルヘッド11と、サーマルヘッド11との間でテープ部材31及びインクリボン35を挟み込んでこれを搬送するプラテンローラ12と、印刷に使用したインクリボン35をテープカセット21内に巻取るリボン巻取軸13と、を備える。
又、カセット装填部8の一端部に筐体2の外に通じるテープ繰出部7が形成されており、このテープ繰出部7には、テープ部材31の印字テープ及び剥離テープを幅方向にカットするフルカット手段としてのフルカット装置17と、テープ部材31の印字テープのみをカットするハーフカット手段としてのハーフカット装置18が組み込まれている。
更に、テープカセット21は、カセットケース22を備え、このカセットケース22の内部には、テープ部材31が巻装されたテープコア23、未使用のインクリボン35が巻装されたリボン供給コア24、使用済みのインクリボン35を巻取るリボン巻取コア25が夫々収納されている。又、テープカセット21のカセットケース22には、カセット装填部8内にテープカセット21を装填した場合にサーマルヘッド11が位置するヘッド配置部27が形成されている。
又、カセットケース22の隅部には、カセット装填部8のカセット受部15と係合し、このカセット受部15によって支持される被係合部29が形成されている。又、このカセットケース22の被係合部29には、図示しないがテープカセット21の種類に応じた所定の凹凸が形成されており、カセット装填部8のカセット受部15には、テープカセット21が装填された場合にカセットケース22の被係合部29に形成された凹凸を判別する所定のカセット判別スイッチ16が形成されている。そして、カセットケース22がカセット装填部8に装填されると、カセットケース22の被係合部29に形成された凹凸とカセット装填部8のカセット受部15に形成されたカセット判別スイッチ16が係合し、テープカセット21の種類が判別される仕様とされている。
このテープ印刷装置1は、印刷の指示がされると、テープ部材31及びインクリボン35がテープカセット21から繰り出され、プラテンローラ12とサーマルヘッド11の間にこれらのテープ部材31及びインクリボン35が重ね合わされた状態で挟み込まれて搬送される。そして、サーマルヘッド11が印刷データに基づいて発熱駆動され、インクリボン35のインクがテープ部材31に熱転写されてテープ部材31に印刷が行なわれ、印刷が終了するとフルカット装置17が作動してテープ部材31が幅方向に切断され、1枚のテープ状の印刷物であるラベルが作成される。
図3は、このテープ印刷装置1の回路構成を示すブロック図である。このテープ印刷装置1は、図3に示すように、制御手段とされる制御部40を備え、この制御部40に記憶手段としてのROM41及びRAM42、入力手段としての入力部3、表示手段としての表示部4、画像走査装置44が接続されている。更に、制御部40には、印刷手段駆動回路51、搬送手段駆動回路52、切断手段駆動回路53や、テープ幅検出手段とされる上述したカセット判別スイッチ16が接続されている。
この制御部40は、CPUであって、入力部3からのキー操作信号に応じて、又は、自動でROM41に予め記憶されているシステムプログラム、メモリーカードに記憶された制御プログラム、外部機器から取込まれた制御プログラム等を起動させ、RAM42をワークメモリとして回路各部の動作を制御する。
ROM41は、記憶手段とされるものであって、入力部3から入力された文字を印刷するためのプログラム、印刷フォント、塗り潰しに使用される斜線や網目、ドット模様等が記憶され、制御部40で読取り可能なプログラムが記憶された記憶媒体としても機能する。
RAM42は、記憶手段とされるものであって、キー入力された文字や選択された模様、サイズや文字間隔等の印刷情報を記憶する入力データメモリ、入力された印刷情報が展開された印刷パターンデータが記憶される印刷データメモリ、表示部4に表示されるパターンデータが記憶される表示データメモリ、走査データと文書データを合成する場合の合成データメモリ等の各領域が確保され、印刷処理等に必要なデータを一時的に記憶するレジスタやカウンタ等が設けられている。
画像走査装置44は、画像が印刷された原稿を取込むことにより走査データを取込むスキャナによって形成されている。このスキャナとしては、テープ印刷装置1に固定されたスキャナ、或いは、テープ印刷装置1に着脱自在なハンドスキャナ等、様々な態様のスキャナを用いることができる。
そして、画像走査装置44は、走査対象の画像を走査データとして取込む画像走査手段としてのラインセンサ55と、このラインセンサ55を駆動させる画像走査手段駆動回路56と、図示しないが画像走査時のライン数を数えるラインカウンタと、から構成されている。この、画像走査装置44は、画像の走査が開始されるとラインセンサ55が駆動し、取込んだ走査データをCPUに出力し、CPUがRAM42等に走査データを記憶させる。
印刷手段駆動回路51は、印字情報や書式設定の情報に従って印刷手段であるサーマルヘッド11を制御し、テープ部材31に対する印刷を実行させる。搬送手段駆動回路52は、搬送手段を駆動させる回路であって、プラテンローラ12やリボン巻取軸13を回転させるステッピングモータ等の搬送モータ46を制御し、所定の速度で長手方向にテープ部材31を搬送する。切断手段駆動回路53は、フルカット手段及びハーフカット手段等の切断手段を制御する駆動回路であり、フルカット装置17で使用されるカッターモータ48aとしてのステッピングモータやハーフカット装置18で使用されるカッターモータ48bとしてのDCモータ等を制御する。カセット判別スイッチ16は、カセットを判別することによりテープ幅を検出するテープ幅検出手段として機能する。
そして、本実施例のテープ印刷装置1は、画像走査装置44で取込んだ走査データと文書データを合成して印刷するモードである合成印刷モードを備えている。この合成印刷モードでは、画像走査装置44で取込んだ走査データが自動でテープ幅内に納まる画像サイズに修正され、更に、文書を嵌め込む合成領域が自動で設定される。よって、使用者は、画像の走査を実行させる操作と、文書の入力操作と、印刷を実行させる操作をするだけで、画像と文書が合成された合成ラベルを容易に作成できることとなる。
以下、この合成印刷モードに関して述べる。図4は、本実施例のテープ印刷装置1における合成印刷モードの制御フローを示すフローチャートであり、図5は、合成印刷モードにおける制御フローを補足する参考図であり、図6は、合成印刷モードにおける走査画像解析の制御フローを示すフローチャートである。又、図7は、合成印刷モードにおける文書データ作成の制御フローを示すフローチャートであり、図8は、合成印刷実行時の制御フローを示すフローチャートである。
まず、テープ印刷装置1における合成印刷モードの流れについて図4を用いて述べる。合成印刷モードが開始すると、制御手段は、図5(a)に示すように、ラインセンサ55である画像走査手段を制御して、ロゴマーク62が印刷された走査対象61の走査を開始し、走査データを取込む画像走査処理(ステップS001)を実行し、この走査データをRAM42に記憶させる走査データ保存処理(ステップS003)を実行する。
走査データ保存処理(ステップS003)が完了すると、制御手段は、走査画像解析手段として、走査データを解析する走査画像解析処理(ステップS005)を実行する。この走査画像解析処理(ステップS005)では、走査データにおける画像サイズをテープ幅のサイズに修正する処理や走査データに対応した文字サイズを算出するといった処理を行なう。次に、制御手段は、文書データ作成手段として、この走査画像解析処理(ステップS005)で解析した結果を用いて文書データを作成する文書データ作成処理(ステップS010)を実行する。そして、文書データ作成処理(ステップS010)の後、制御手段は、合成印刷手段として、文書データ作成処理(ステップS010)で作成した文書データと走査データを合成して印刷する合成印刷処理(ステップS015)を実行し、合成印刷モードを終了する。
次に、図4における走査画像解析処理の制御フローについて図5及び図6を用いて述べる。図6に示すように、走査画像解析処理を開始すると、制御手段は、テープ幅検出手段としてのカセット判別スイッチ16からテープ幅Wの情報を取得するテープ幅検出処理(ステップS103)を実行する。そして、制御手段は、リサイズ手段として、図5(b)に示すような走査対象61の走査データを、図5(c)に示すように、テープ幅検出処理(ステップS103)において検出したテープ幅W内に納まるように修正するリサイズ処理(ステップS105)を実行する。
次に、制御手段は、合成領域設定手段として、RAM42に記憶された走査データを解析し、走査データにおける文書データを合成する合成領域63を設定する合成領域設定処理(ステップS107)を実行する。この合成領域設定処理(ステップS107)では、走査データにおける白領域と黒領域を解析し、白領域の面積が大きな場所を合成領域63として設定する。つまり、ロゴマーク62の側方に広がる白領域を合成領域63として設定する。
合成領域設定処理(ステップS107)の後、図5(d)に示すように、制御手段は、合成領域切出し表示手段として、合成領域設定処理(ステップS107)において設定した合成領域63を切出し、表示手段に合成領域63のみを表示させる合成領域切出し表示処理(ステップS109)を実行する。
合成領域切出し表示処理(ステップS109)の後、制御手段は、文字サイズ算出手段として、図5(e)に示すように、合成領域63の幅Wgから基本文字サイズを算出する基本文字サイズ算出処理(ステップS111)を実行し、文字数算出手段として、図5(f)に示すように、合成領域63の長さLg内に基本文字サイズを合成可能な文字数である基本文字数を算出する基本文字数算出処理(ステップS113)を実行する。
そして、制御手段は、基本文字サイズ算出処理(ステップS111)で算出した基本文字サイズの情報と、基本文字数算出処理(ステップS113)で算出した基本文字数の情報である基本文字配置情報をRAM42に記憶させる基本文字配置情報保存処理(ステップS115)を実行し、走査画像解析処理の制御フローを終了する。
このように走査画像解析処理では、走査データの画像サイズを自動でテープ幅Wに合わせてリサイズすると共に、走査データから合成領域を自動で設定し、この合成領域から自動で基本文字サイズや基本文字数の情報である基本文字配置情報を算出するため、使用者がテープ印刷装置1の小さな画面上で走査データを修正等する必要がなくなる。
次に、合成印刷モードにおける文書データ作成処理の制御フローについて述べる。合成印刷モードの文書データ作成が開始されると、制御手段は、図7に示すように、基本文字サイズ情報及び基本文字数情報である基本文字配置情報がRAM42に記憶されているか判定する基本文字配置情報判定処理(ステップS203)を実行する。
基本文字配置情報判定処理(ステップS203)において、基本文字配置情報がRAM42に記憶されている場合、制御手段は、RAM42から記憶されている基本文字配置情報、つまり、基本文字サイズ情報及び基本文字数情報を読出す基本文字配置情報読出し処理(ステップS205)を実行する。
基本文字配置情報読出し処理(ステップS205)の後、制御手段は、基本文字配置情報に従って使用者に文書を入力させる画面を表示手段に表示させる文書入力画面表示処理(ステップS207)を実行し、文書の入力が完了したかを判定する文書入力完了判定処理(ステップS208)を実行する。
文書入力完了判定処理(ステップS208)において文書の入力が完了していないと判定した場合、制御手段は、文書の入力が完了するまで待機し、文書入力完了判定処理(ステップS208)において文書の入力が完了したと判定した場合、文書データ作成手段として、入力された情報から文書データを作成し、作成した文書データをRAM42に記憶された文書データ保存処理(ステップS209)を実行し、合成印刷モードにおける文書データ作成を終了する。
又、基本文字配置情報判定処理(ステップS203)において、基本文字配置情報がRAM42に記憶されていない場合、制御手段は、画像走査処理(ステップS235)、走査データ保存処理(ステップS237)及び図6に示した走査画像解析処理のフロー(ステップS240)を順に実行することにより基本文字配置情報を作成し、文書入力画面表示処理(ステップS207)を実行する。
このように文書データ作成処理では、走査画像解析処理で作成された基本文字配置情報を利用して文書データの入力を行なうため、走査データと合成した場合にバランス良く配置できる文字数及び文字サイズの文書データを容易に作成できることとなる。
次に、合成印刷モードにおける合成印刷処理の制御フローについて述べる。合成印刷モードの合成印刷処理が開始されると、制御手段は、図8に示すように、テープ幅検出処理(ステップS250)を実行し、走査データを読出す走査データ読出し処理(ステップS251)を実行する。走査データ読出し処理(ステップS251)の後、制御手段は、走査データの画像サイズとテープ幅Wが適合しているかを判定する画像サイズ判定処理(ステップS252)を実行し、走査データの画像サイズとテープ幅Wが適合している場合には、文書データがRAM42に記憶されているかを判定する文書データ判定処理(ステップS253)を実行する。
又、画像サイズ判定処理(ステップS252)において走査データの画像サイズとテープ幅Wが適合していない場合には、制御手段は、リサイズ手段として、走査データの画像サイズをテープ幅W内に納まるように修正するリサイズ処理(ステップS280)を実行した後、文書データ判定処理(ステップS253)を実行する。
文書データ判定処理(ステップS253)において、文書データがRAM42に記憶されている場合、制御手段は、RAM42に記憶された文書データを読出す文書データ読出し処理(ステップS255)を実行する。文書データ読出し処理(ステップS255)の後、制御手段は、文書データの文字サイズとテープ幅Wが適合しているかを判定する文書適合判定処理(ステップS257)を実行する。
そして、文書適合判定処理(ステップS257)において文書データの文字サイズとテープ幅Wが適合している場合、制御手段は、合成データ作成手段として、文書データを走査データにおける合成領域63に合成した合成データを作成する合成データ作成処理(ステップS259)を実行する。合成データ作成処理(ステップS259)が完了すると制御手段は、印刷データ作成手段として、この合成データに基づく1ライン毎の印刷データを作成する印刷データ作成処理(ステップS260)を実行し、印刷手段を制御して、この1ライン毎の印刷データに従って1ライン毎の印刷を実行する印刷実行処理(ステップS261)を実行し、合成印刷処理を終了する。
又、文書データ判定処理(ステップS253)において、文書データがRAM42に記憶されていない場合には、図7に示した文書データ作成処理(ステップS295)のフローを実行して文書データを作成し、合成データ作成処理(ステップS259)を実行する。更に、文書適合判定処理(ステップS257)において文書データの文字サイズとテープ幅Wが適合していない場合も同様に、文書データ作成処理(ステップS295)のフローを実行して文書データを作成し、合成データ作成処理(ステップS259)を実行する。
このような制御フローにおける合成印刷モードで作成された合成ラベルは、画像走査装置44によって取込まれた画像に文書がバランスよく合成された合成ラベルとなり、例えば、図5(g)に示すように、空き缶のロゴマーク62が描かれた画像におけるロゴマーク62の側方に「あき缶」という文書がバランス良く合成された合成ラベル60となる。
次に、上述の図7に示した文書データ作成の制御フローにおいて、文字サイズ変更の操作があった場合の制御フローについて述べる。図9は、文字サイズ変更の操作があった場合の制御フローを示すフローチャートである。文書データ作成処理において文字サイズ変更の操作がなされると、図9に示すように、制御手段は、文字サイズ変更モードを開始し、文字サイズ入力画面表示手段として、使用者に文字サイズを入力させる画面を表示手段に表示させる文字サイズ入力画面表示処理(ステップS301)を実行する。この文字サイズ入力画面表示処理(ステップS301)で表示手段に表示される画面としては、文字サイズの数値を直接入力させる画面、或いは、既に基本文字サイズ情報がRAM42に記憶されている場合には、この基本文字サイズ情報に対する倍率を入力させる画面等がある。
文字サイズ入力画面表示処理(ステップS301)において、文字サイズの入力があると、制御手段は、入力された文字サイズが合成領域63に適合している、つまり、合成領域63に合成可能な文字サイズであるかを判定する文字サイズ適合判定処理(ステップS303)を実行し、文字サイズが適合していない場合には、表示手段にエラー表示を表示させ(ステップS320)、再び文字サイズ入力画面表示処理(ステップS301)を実行する。
文字サイズ適合判定処理(ステップS303)において、文字サイズが合成領域63に適合している場合、制御手段は、文字数行数算出手段として、入力された文字サイズから合成領域63に入力可能な文字数及び行数を算出する文字数行数算出処理(ステップS305)を実行する。そして、制御手段は、変更文字配置情報保存手段として、この文字数及び行数の情報と入力された文字サイズの情報からなる変更文字配置情報をRAM42に記憶された基本文字配置情報に上書きで記憶させる変更文字配置情報保存処理(ステップS307)を実行し、文字サイズ変更モードを終了して、文書データ作成の制御フローを再び開始する。
つまり、この文字サイズ変更モードにおいては、上述した基本文字配置情報保存処理(ステップS115)において記憶手段に記憶された基本文字配置情報の基本文字数情報が図10(a)に示すように4文字である場合に、この基本文字サイズに対して50%の倍率を変更文字サイズとして指定することにより、図10(b)に示すように、同一の合成領域63内に2行8列で合計16文字の文字を合成できるようになる。又、文字サイズを多少小さくして一行の文字数を数文字分多くすることも可能となる。このように文字サイズを変更可能とすることにより、合成領域63のサイズが決まっている場合であっても多数の文字を合成することができ、画像と文書の合成処理における自由度を高めることができる。
本実施例によれば、画像走査手段を備えたテープ印刷装置において、画像走査手段が取込んだ走査データから自動で合成領域63を設定し、テープ幅検出手段が検出したテープ幅に印刷サイズが適合するよう走査データの画像サイズを自動で修正し、修正した走査データと文書データとを合成して合成ラベル60を作成することにより、使用者は、テープ印刷装置1が備えるような小型の表示部4であっても走査データと文書データを合成する作業を容易に行なうことができるようになる。又、ロゴマーク62を備えた走査対象61を走査して合成することにより、ロゴマーク62と文書が合成された合成ラベル60を作成できるため、この合成印刷モードを利用して子供等のネームラベルを作成することにより、子供等が喜ぶ合成ラベル60を容易に作成できる。
又、合成領域設定手段が設定した合成領域63の幅の情報から基本文字サイズを算出する構成とすることにより、使用者が文字サイズを設定することなく合成領域63に適した文字サイズとして印刷ができるため、合成ラベル60を容易に作成できることとなる。
又、合成領域63を切出して表示部4に表示させる合成領域切出し表示手段を備えることにより、合成領域63のみを表示部4に表示して文書の入力作業ができるため、パーソナルコンピュータ等で高価な画像ソフトを用いて走査データと文書データを合成するといった作業や大画面の表示部等を使用しなくとも、容易に走査データと文書データを合成できる。
更に、文書データ作成手段が基本文字配置情報に従って文書データを入力させる画面を表示手段に表示させる構成とすることにより、入力する文字数の計算等を使用者が行なう必要がなくなり、使用者が行なうべき操作数を減らすことができるため、走査データと文書データとの合成という、困難な作業を容易に実現できるテープ印刷装置1を提供できることとなる。
又、文字サイズ変更モードを備えることにより、画像と文書の合成処理の自由度を高めることができ、更に、文書データ作成手段が変更文字配置情報に従って文書データを入力させる画面を表示手段に表示させる構成とすることにより、文字サイズの変更後においても入力する文字数の計算等を使用者が行なう必要がなくなり、容易に合成ラベル60を作成できる。
次に、合成印刷モードに関する他の実施例に関して述べる。本実施例のテープ印刷装置1では、画像の走査と同時に印刷を実行することができ、文書データの文字数に合わせて合成領域63の長さを変化させることができる合成印刷モードを備えている。尚、本実施例で使用される走査対象61は、図11に示すように、ロゴマーク62の側方に合成領域63を備え、合成領域63には合成領域63の開始地点を示す始点マーク65aと終点地点を示す終点マーク65bが描かれている。以下、この走査対象61の走査を行ないつつ、取込んだ走査データと文書データを合成しながら印刷を実行するための制御フローを述べる。
図12及び図13は、テープ印刷装置1における合成印刷モードの他の実施例の制御フローを示すフローチャートである。図12に示すように、合成印刷モードが開始されると、制御手段は、文書データが既にRAM42やその他の記憶手段に記憶されているかを判定する文書データ確認処理(ステップS400)を実行する。この文書データ確認処理(ステップS400)において文書データが記憶されている場合、制御手段は、文書データを読出すことによって文書データを取得する文書データ取得処理(ステップS401)を実行し、画像走査開始を指示する入力操作が行なわれるまで待機する走査指示入力判定処理(ステップS403)を実行する。
又、文書データ確認処理(ステップS400)において文書データが記憶されていない場合、制御手段は、文書データ作成手段として、使用者に文書を入力させる画面を表示手段に表示させる文書入力画面表示処理(ステップS402)を実行し、入力された文書から文書データを取得する文書データ取得処理(ステップS401)を実行する。この文書入力画面表示処理(ステップS402)の画面において入力される文書は、文字制限がなく、使用者が所望の文書を自由に入力することができる。尚、文書データ取得処理(ステップS401)において、必ずしも文書データを取得する必要があるわけではなく、文書データがない場合には、取込んだ画像をそのまま印刷することも可能とされている。
走査指示入力判定処理(ステップS403)において、画像走査開始の指示があった場合、制御手段は、テープ幅検出手段からテープ幅Wの情報を取得するテープ幅検出処理(ステップS405)を実行する。テープ幅検出処理(ステップS405)においてテープ幅Wの取得が完了すると、制御手段は、画像走査手段であるラインセンサ55を制御して、走査対象の1ラインの走査を実行する1ライン走査処理(ステップS407)を実行する。
1ライン走査処理(ステップS407)を実行した後、制御手段は、リサイズ手段として、テープ幅検出処理(ステップS405)で取得したテープ幅Wの情報と1ライン走査処理(ステップS407)で取得した走査対象61の幅(走査方向の長さ)の情報からリサイズ倍率を算出し、走査データの印刷サイズがテープ幅Wに納まるように走査データの画像サイズを修正するリサイズ処理(ステップS408)を実行する。
リサイズ処理(ステップS408)が終了すると、制御手段は、画像解析手段として、1ラインの走査データを解析する画像解析処理(ステップS409)を実行する。この画像解析処理(ステップS409)では、始点マーク65aや終点マーク65bが走査データに存在しているかを解析する。具体的には、1ラインの走査データから白領域と黒領域を判断し、数ライン走査した結果、予め記憶手段に記憶されているマーク65a,65bの情報と同様に黒領域が連続で存在した場合をマーク65a,65b有りと判断する。
そして、画像解析処理(ステップS409)の後、制御手段は、1ラインの走査データに合成領域63の始点マーク65aが有るかを判定する始点マーク判定処理(ステップS410)を実行する。始点マーク判定処理(ステップS410)において、1ラインの走査データ内に始点マーク65aがあった場合、制御手段は、合成領域設定手段として、合成領域63を設定すると共に合成領域63の幅Wgの情報を取得する合成領域設定処理(ステップS411)を実行する。次に、制御手段は、文字サイズ算出手段として、合成領域63の幅Wgに適合する基本文字サイズを算出する基本文字サイズ算出処理(ステップS412)を実行し、この基本文字サイズの情報をRAM42に記憶させる基本文字サイズ情報保存処理(ステップS413)を実行する。
基本文字サイズ情報保存処理(ステップS413)の後、制御手段は、「始点マークあり」のフラグをセットする始点マークフラグセット処理(ステップS414)を実行し、走査データから始点マーク65aの情報を削除する始点マーク情報削除処理(ステップS415)を実行する。
そして、制御手段は、画像解析処理(ステップS409)において、1ラインの走査データに合成領域63の終点マーク65bが有るかを判定する終点マーク判定処理(ステップS417)を実行する。終点マーク判定処理(ステップS417)において、画像解析処理(ステップS409)における1ラインの走査データに終点マーク65bがあった場合、制御手段は、「終点マークあり」のフラグをセットする終点マークフラグセット処理(ステップS419)を実行し、走査データに伴って作成される印刷データから終点マーク65bの情報を削除する終点マーク情報削除処理(ステップS421)を実行する。又、終点マーク情報削除処理(ステップS421)の後、制御手段は、1ライン合成処理(ステップS423)を実行する。尚、1ライン合成処理(ステップS423)に関しての詳細は後述する。
尚、始点マーク判定処理(ステップS410)において、始点マーク65aが無かった場合、制御手段は、終点マーク判定処理(ステップS417)を実行する。又、終点マーク判定処理(ステップS417)において終点マーク65bが無かった場合、1ライン合成処理(ステップS423)を実行する。1ライン合成処理(ステップS423)の後、制御手段は、印刷手段を制御して、1ライン合成処理(ステップS423)において作成される1ラインの印刷データに従って1ライン毎に印刷を実行する1ライン印刷実行処理(ステップS427)を実行する。
1ライン印刷実行処理(ステップS427)を終了すると、制御手段は、走査対象61の全画像の走査が完了したか判定する走査終了判定処理(ステップS429)を実行し、全走査が完了した場合には全文書データの印刷が終了したか判定する文書終了判定処理(ステップS431)を実行し、全文書データの印刷が終了した場合には合成印刷モードを終了する。又、走査終了判定処理(ステップS429)において、走査が完了していない場合には1ライン走査処理(ステップS407)を再び実行し、文書終了判定処理(ステップS431)において全文書データの印刷が終了していない場合には再び1ライン合成処理(ステップS423)を実行する。
次に、1ライン合成処理(ステップS423)の内容について述べる。1ライン合成処理が開始されると、図13に示すように、制御手段は、始点マーク65a及び終点マーク65bのフラグを判定するマークフラグ判定処理(ステップS453)を実行する。このマークフラグ判定処理(ステップS453)で判定されるフラグの種類は、「始点マークなし、終点マークなし」、「始点マークあり、終点マークなし」、「始点マークあり、終点マークあり」の3種類である。
マークフラグ判定処理(ステップS453)において、「始点マークなし、終点マークなし」と判定された場合、制御手段は、図12に示したリサイズ処理(ステップS408)において画像サイズを修正された1ライン走査データに従って1ラインの印刷データを作成する印刷データ作成処理(ステップS467)を実行する。
マークフラグ判定処理(ステップS453)において、「始点マークあり、終点マークなし」と判定された場合、制御手段は、リサイズ処理(ステップS408)で修正した1ラインの走査データをRAM42に記憶させる1ライン走査データ保存処理(ステップS455)を実行する。尚、この1ライン走査データ保存処理(ステップS455)で記憶される1ライン走査データは、文書を合成する合成領域63内の1ライン走査データである。
1ライン走査データ保存処理(ステップS455)の後、制御手段は、記憶された1ライン走査データをRAM42の合成データメモリに出力するライン走査データ出力処理(ステップS457)を実行し、図12に示した文書データ取得処理(ステップS401)において文書データを取得したか判定する文書データ判定処理(ステップS459)を実行する。
文書データ判定処理(ステップS459)において、文書データを取得していた場合、制御手段は、文書データを読出し、記憶された1ライン走査データに対応する文書データにおけるラインデータを抽出する文書ラインデータ抽出処理(ステップS461)を実行する。そして、制御手段は、文書ラインデータ抽出処理(ステップS461)において抽出した文書ラインデータをRAM42の合成データメモリに出力する処理(ステップS463)を実行し、合成データ作成手段として、1ラインの走査データと1ラインの文書データを合成して合成データを作成する合成データ作成処理(ステップ465)を実行する。尚、合成する場合における文書データの文字サイズとしては、図12に示した文字サイズ情報保存処理(ステップS413)で記憶された文字サイズを利用する。
合成データ作成処理(ステップ465)が終了すると、制御手段は、合成データ作成処理(ステップS465)で作成した合成データに従って1ラインの印刷データを作成する印刷データ作成処理(ステップS467)を実行する。この印刷データ作成処理(ステップS467)で作成される印刷データは、1ラインの走査データと1ラインの文書データが合成された印刷データとなる。又、文書データ判定処理(ステップS459)において、文書データがない場合、制御手段は、ライン走査データ出力処理(ステップS457)によって合成データメモリに出力された1ラインの走査データから1ラインの印刷データを作成する印刷データ作成処理(ステップS467)を実行する。
マークフラグ判定処理(ステップS453)において、「始点マークあり、終点マークあり」と判定された場合、制御手段は、1ライン走査データ保存処理(ステップS455)で保存された1ライン走査データを読出す処理(ステップS469)を実行する。そして、制御手段は、画像走査手段のラインカウンタが合成領域63の最終であるかを判定するラインカウンタ判定処理(ステップS471)を実行し、ラインカウンタが最終である場合にはラインカウンタをリセットして先頭にセットをするカウンタリセット処理(ステップS473)を実行し、1ライン走査データをRAM42の合成データメモリに出力する処理(ステップS457)を実行する。又、ラインカウンタ判定処理(ステップS471)においてラインカウンタが最終でない場合には、そのままライン走査データをRAM42の合成データメモリに出力する処理(ステップS457)を実行する。
つまり、マークフラグ判定処理(ステップS453)において、「始点マークあり、終点マークあり」と判定された場合には、ラインカウンタが最終であった場合であっても文書データが終了する迄1ライン走査データ保存処理(ステップS455)で記憶された1ライン走査データと文書データを合成する処理を実行する。
図14は、本実施例における合成印刷モードにおける合成ラベル60の作成を説明するための参考図である。文書入力画面表示処理(ステップS401)において、図14(a)に示すような、「ABC株式会社DEF技術センターGHI開発本部JKL統括部」といった文書データが作成された場合、図11に示した走査対象61における合成領域63内に、文書データを全て合成するためには文字サイズを非常に小さくする必要があり、合成領域63の幅Wgに適した文字サイズで合成することは困難である。
しかしながら、本実施例における合成印刷モードでは、文書データが終了するまで走査対象61における合成領域63を繰り返し読出して文書データと合成するため、図14(b)に示すように、合成領域63が延長されて文書データと合成された合成ラベル60となる。よって、合成領域63に対して文書データの文字数が多い場合であっても、文字サイズを小さくして合成領域63に合成する、或いは、複数行として合成領域63に合成するといったことをせずとも文書データがすべて合成された合成ラベル60を容易に作成できる。
又、本実施例の合成印刷モードでは、自由に文書の入力を行ない、走査対象61を画像走査手段で走査するだけで合成ラベル60を作成できるため、使用者の操作数を少なく抑えることができる。
又、本発明は、以上の実施例に限定されるものでなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で自由に変更、改良が可能である。
1 テープ印刷装置 2 筐体
3 入力部 4 表示部
5 開閉蓋 7 テープ繰出部
8 カセット装填部 11 サーマルヘッド
12 プラテンローラ 13 リボン巻取軸
15 カセット受部 16 カセット判別スイッチ
17 フルカット装置 18 ハーフカット装置
21 テープカセット 22 カセットケース
23 テープコア 24 リボン供給コア
25 リボン巻取コア 27 ヘッド配置部
29 被係合部 31 テープ部材
35 インクリボン 40 制御部
41 ROM 42 RAM
44 画像走査装置 45 テープ印刷機構
46 搬送モータ 48a,48b カッターモータ
51 印刷手段駆動回路 52 搬送手段駆動回路
53 切断手段駆動回路 55 ラインセンサ
56 画像走査手段駆動回路 60 合成ラベル
61 走査対象 62 ロゴマーク
63 合成領域 65a 始点マーク
65b 終点マーク

Claims (16)

  1. テープ部材に文字や画像等を印刷してラベルを作成するテープ印刷装置において、
    制御手段と、記憶手段と、表示手段と、前記テープ部材に印刷を行なう印刷手段と、画像走査手段と、前記テープ部材の幅を検出するテープ幅検出手段と、を有し、
    前記画像走査手段が取込んだ走査データから文書データを合成する領域である合成領域を設定する合成領域設定手段と、
    前記テープ幅検出手段が検出したテープ幅に印刷サイズが適合するよう前記画像走査手段が取込んだ走査データの画像サイズを修正するリサイズ手段と、
    文書を入力させる画面を前記表示手段に表示させ、入力された文書から前記文書データを作成する文書データ作成手段と、
    前記リサイズ手段が修正した画像サイズの走査データにおける前記合成領域に前記文書データを合成した合成データを作成する合成データ作成手段と、
    該合成データ作成手段が作成した合成データから1ライン毎の印刷データを作成する印刷データ作成手段と、を備えることを特徴とするテープ印刷装置。
  2. 前記合成領域設定手段が設定した前記合成領域の幅の情報から基本文字サイズを算出する文字サイズ算出手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のテープ印刷装置。
  3. 前記合成領域設定手段が設定した前記合成領域を切出し、前記表示手段に該合成領域を表示させる合成領域切出し表示手段と、
    前記合成領域の長さと前記文字サイズ算出手段が算出した基本文字サイズから前記合成領域内に合成可能な基本文字数を算出する文字数算出手段と、
    前記文字サイズ算出手段が算出した基本文字サイズ及び前記文字数算出手段が算出した基本文字数とからなる基本文字配置情報を前記記憶手段に記憶させる基本文字配置情報保存手段と、を備えることを特徴とする請求項2に記載のテープ印刷装置。
  4. 前記文書データ作成手段は、前記記憶手段に記憶された基本文字配置情報に基づいて文書データを作成することを特徴とする請求項3に記載のテープ印刷装置。
  5. 文字サイズを入力させる文字サイズ入力画面を前記表示手段に表示させる文字サイズ入力画面表示手段と、
    該文字サイズ入力画面において入力された指定文字サイズの情報から前記合成領域内に納まる文字数及び行数を算出する文字数行数算出手段と、
    該文字数行数算出手段が算出した文字数行数情報及び前記指定文字サイズの情報からなる変更文字配置情報を前記記憶手段に記憶させる変更文字配置情報保存手段と、を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のテープ印刷装置。
  6. 前記文書データ作成手段は、前記記憶手段に記憶された変更文字配置情報に基づいて文書データを作成することを特徴とする請求項5に記載のテープ印刷装置。
  7. 1ライン毎の前記走査データを解析して該走査データ内に前記合成領域の始点或いは終点を表す始点マーク或いは終点マークがあるかを検索する画像解析手段を備え、
    前記文書データ作成手段は、文字数等の制限をすることなく文書の入力をさせる画面を前記表示手段に表示させることにより文書データを作成し、
    前記画像走査手段は、1ライン毎に走査データを取得し、
    前記合成領域設定手段は、前記画像解析手段が前記始点マークを確認すると前記合成領域を設定すると共に該合成領域の幅の情報を取得し、
    前記合成データ作成手段は、1ライン毎に前記合成データを作成し、
    前記印刷データ作成手段は、前記合成データ作成手段が作成した1ライン毎の合成データから1ライン毎の印刷データを作成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のテープ印刷装置。
  8. 前記合成データ作成手段は、前記画像解析手段が前記終点マークを検出したときに前記文書データの全ての合成が終了していない場合、前記合成領域内の1ライン走査データと前記文書データとを合成して合成データを作成し、前記文書データの全ての合成が終了するまで該合成データの作成を続けることを特徴とする請求項7に記載のテープ印刷装置。
  9. 走査対象の走査を行なうことで走査データを取込む画像走査処理の後、記憶手段に該走査データを記憶させる走査データ保存処理と、走査データの解析を行なう走査画像解析処理とを行い、又、該走査画像解析処理の後に文書データの作成を行なう文書データ作成処理と、該文書データ作成処理の後にテープ部材に合成印刷を行なう合成印刷処理と、を実行することにより合成ラベルを作成する方法であって、
    前記走査画像解析処理では、
    前記テープ部材のテープ幅の情報を取得するテープ幅検出処理と、
    前記走査データを該テープ幅検出処理において検出したテープ幅内に納まる画像サイズに修正するリサイズ処理と、
    前記走査データにおける文書データを合成する合成領域を設定する合成領域設定処理と、
    走査データの中から設定した合成領域を切出し、表示手段に該合成領域を表示させる合成領域切出し表示処理と、
    前記合成領域の幅から基本文字サイズを算出する基本文字サイズ算出処理と、
    前記合成領域の長さから前記基本文字サイズ算出処理で算出した基本文字サイズが納まる基本文字数を算出する基本文字数算出処理と、
    前記基本文字サイズの情報と前記基本文字数の情報である基本文字配置情報を前記記憶手段に記憶させる基本文字配置情報保存処理と、を実行することを特徴とする合成ラベルの作成方法。
  10. 前記文書データ作成処理では、
    前記基本文字配置情報保存処理において記憶された前記基本文字配置情報を読出す基本文字配置情報読出し処理と、
    前記基本文字配置情報に従って文書を入力させる画面を表示手段に表示させる文書入力画面表示処理と、
    文書の入力が完了すると文書データを前記記憶手段に記憶させる文書データ保存処理と、を実行することを特徴とする請求項9に記載の合成ラベルの作成方法。
  11. 前記合成印刷処理では、
    前記走査データ保存処理において前記記憶手段に記憶された走査データを読出す走査データ読出し処理と、
    前記文書データ保存処理において記憶された文書データを読出す文書データ読出し処理と、
    前記走査データの合成領域に前記文書データを合成した合成データを作成する合成データ作成処理と、
    該合成データに基づく1ライン毎の印刷データを作成する印刷データ作成処理と、
    該1ライン毎の印刷データに従って印刷を実行する印刷実行処理と、を実行することを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の合成ラベルの作成方法。
  12. 前記文書データ作成処理において文字サイズ変更の操作がされた場合、
    文字サイズを入力させる画面を表示手段に表示させる文字サイズ入力画面表示処理と、
    入力された文字サイズから前記合成領域に入力可能な文字数及び行数を算出する文字数行数算出処理と、
    該文字数及び行数の情報と入力された文字サイズの情報からなる変更文字配置情報を前記記憶手段に記憶させる変更文字配置情報保存処理と、を実行することを特徴とする請求項9乃至請求項11のいずれかに記載の合成ラベルの作成方法。
  13. 走査対象の走査を行なうことで走査データを取込む画像走査処理と、記憶手段に該走査データを記憶させる走査データ保存処理と、走査データの解析を行なう走査画像解析処理と、該走査画像解析処理の後に文書データの作成を行なう文書データ作成処理と、該文書データ作成処理の後にテープ部材に合成印刷を行なう合成印刷処理と、を実現するためのプログラムが記憶された記憶媒体であって、
    前記走査画像解析処理では、
    前記テープ部材のテープ幅の情報を取得するテープ幅検出処理と、
    前記走査データを該テープ幅検出処理において検出したテープ幅内に納まる画像サイズに修正するリサイズ処理と、
    前記走査データにおける文書データを合成する合成領域を設定する合成領域設定処理と、
    走査データの中から設定した合成領域を切出し、表示手段に該合成領域を表示する合成領域切出し表示処理と、
    前記合成領域の幅から基本文字サイズを算出する基本文字サイズ算出処理と、
    前記合成領域の長さから前記基本文字サイズ算出処理で算出した基本文字サイズが納まる基本文字数を算出する基本文字数算出処理と、
    前記基本文字サイズの情報と前記基本文字数の情報である基本文字配置情報を前記記憶手段に記憶させる基本文字配置情報保存処理と、を実現するためのプログラムが記憶されたことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  14. 前記文書データ作成処理では、
    前記基本文字配置情報保存処理において記憶された前記基本文字配置情報を読出す基本文字配置情報読出し処理と、
    前記基本文字配置情報に従って文書を入力させる画面を表示手段に表示させる文書入力画面表示処理と、
    文書の入力が完了すると文書データを前記記憶手段に記憶させる文書データ保存処理と、を実現するためのプログラムが記憶されたことを特徴とする請求項13に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  15. 前記合成印刷処理では、
    前記走査データ保存処理において前記記憶手段に記憶された走査データを読出す走査データ読出し処理と、
    前記文書データ保存処理において記憶された文書データを読出す文書データ読出し処理と、
    前記走査データの合成領域に前記文書データを合成した合成データを作成する合成データ作成処理と、
    該合成データに基づく1ライン毎の印刷データを作成する印刷データ作成処理と、
    該1ライン毎の印刷データに従って印刷を実行する印刷実行処理と、を実現するためのプログラムが記憶されたことを特徴とする請求項13又は請求項14に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  16. 前記文書データ作成処理において文字サイズ変更の操作がされた場合、
    文字サイズを入力させる画面を表示手段に表示させる文字サイズ入力画面表示処理と、
    入力された文字サイズから前記合成領域に入力可能な文字数及び行数を算出する文字数行数算出処理と、
    該文字数及び行数の情報と入力された文字サイズの情報からなる変更文字配置情報を前記記憶手段に記憶された変更文字配置情報保存処理と、を実現するためのプログラムが記憶されたことを特徴とする請求項13乃至請求項15のいずれかに記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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