JPH0522526A - 画像接続方法および装置 - Google Patents

画像接続方法および装置

Info

Publication number
JPH0522526A
JPH0522526A JP3195753A JP19575391A JPH0522526A JP H0522526 A JPH0522526 A JP H0522526A JP 3195753 A JP3195753 A JP 3195753A JP 19575391 A JP19575391 A JP 19575391A JP H0522526 A JPH0522526 A JP H0522526A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
main scanning
overlapping area
scanning
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3195753A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2636984B2 (ja
Inventor
Hideki Kai
秀樹 甲斐
Tomiji Hotta
十三二 堀田
Takashi Kakihara
孝至 柿原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP3195753A priority Critical patent/JP2636984B2/ja
Publication of JPH0522526A publication Critical patent/JPH0522526A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2636984B2 publication Critical patent/JP2636984B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大サイズの画像を小サイズの分割画像を接続
して描画するにあたり、隣接する分割画像の境界部分を
目立たなくして、印刷物の品質を向上する 【構成】 分割画像の重なり領域を描画する第1の主走
査では、RAM21から読み出された画像データと、R
OM22から読み出されたマスクデータとの論理積がゲ
ート回路G3でとられて光学走査系に与えられることに
より、重なり領域の画像要素群が感光材料上に選択的に
焼き付けられる。前記重なり領域を描画する第2の主走
査では、画像データと反転マスクデータとの論理積をと
ることにより、第1の主走査で焼き付けられなかった残
りの画像要素群が焼き付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平面走査型の画像記録
装置において、小サイズの分割画像を接続することによ
って大サイズの画像を描画記録するための画像接続方法
および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、平面走査型の画像記録装
置は、画像信号によって変調された光ビームを、ポリゴ
ンミラー等の光ビーム偏向器によって主走査しながら、
副走査送りされるテーブル上に載置された感光材料上に
照射することによって、所望の画像を焼き付けている。
【0003】このような平面走査型の画像記録装置を用
いて画像を描画記録する場合、記録画像があまりに大き
いと、ポリゴンミラーのいわゆる面倒れや光学系の収差
の影響で、記録画像の両端領域で光ビームが等ピッチで
主走査されなくなったり、光ビームが充分絞り込めなく
なったりするという不都合が生じる。
【0004】そこで、例えば特開昭63−129620
号公報に見られるように、大サイズの画像を複数個の小
サイズの画像に分割し、各分割画像を感光材料上に主と
して主走査方向に間欠的に焼き付けて接続していくとい
う手法がとられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、分割画
像を接続するにあたり、画像記録装置の精度上の限界に
より、隣接する分割画像の境界部に画像の僅かな重なり
やズレが生じるのを避けられない。記録画像がプリント
配線のような電子部品の製造に用いられるパターンであ
れば、ズレ量が規定値以内に納まっていれば不都合はな
いが、記録画像が印刷に用いられる場合、特に、分割画
像の境界部が網点のハーフトーン領域にあるときには、
ズレ量が僅かであっても分割画像の境界が印刷物上のム
ラとなって目立ち、印刷物の品質低下を招くという不都
合を生じる。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、大サイズの画像を小サイズの分割画像
を接続して描画するにあたり、隣接する分割画像の境界
部分を目立たなくして、印刷物の品質を向上することが
できる画像接続方法および装置を提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の発明は、大サイズの画像を小サイ
ズの画像に分割し、各分割画像を少なくとも主走査方向
に接続して、大サイズの画像を感光材料上に焼き付ける
平面走査型の画像記録装置における画像接続方法におい
て、主走査方向に隣接する分割画像同士がそれぞれ重な
り領域をもつように、同一走査線上で一方の分割画像を
描画するための第1の主走査の端部と、他方の分割画像
を描画するための第2の主走査の端部とが重なり合うよ
うに走査し、前記重なり領域における第1の主走査で
は、重なり領域の画像データ中から適宜に選択された第
1の画像要素群を描画し、前記重なり領域における第2
の主走査では、前記第1の主走査で選択されなかった第
2の画像要素群を描画し、かつ前記重なり領域で前記両
画像要素群が混在するように描画するものである。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、大サイズ
の画像を小サイズの画像に分割し、各分割画像を少なく
とも主走査方向に接続して、大サイズの画像を感光材料
上に焼き付ける平面走査型の画像記録装置における画像
接続装置において、原板の画像データを記憶する第1の
記憶手段と、主走査方向に隣接する分割画像同士の重な
り領域のマスクデータを記憶する第2の記憶手段と、同
一走査線上で一方の分割画像を描画するための第1の主
走査の端部と、他方の分割画像を描画するための第2の
主走査の端部とが重なり合うように走査する光ビーム走
査手段と、第1の主走査によって重なり領域を描画する
際には、前記第1の記憶手段から読み出した画像データ
と前記第2の記憶手段から読み出したマスクデータとの
論理積をとることに基づいて得られたデータを前記光ビ
ーム走査手段に与えることによって重なり領域を選択的
に描画し、第2の主走査によって重なり領域を描画する
際には、前記第1の記憶手段から読み出した画像データ
と前記第2の記憶手段から読み出したマスクデータを反
転させた反転マスクデータとの論理積をとることに基づ
いて得られたデータを前記光ビーム走査手段に与えるこ
とによって重なり領域を選択的に描画する画像データマ
スキング手段と、を備えたものである。
【0009】
【作用】本発明の作用は次のとおりである。すなわち、
請求項1に記載の発明方法によれば、分割画像の重なり
領域において、第1の主走査では重なり領域の画像デー
タ中から適宜に選択された第1の画像要素群を描画し、
第2の主走査では第1の主走査で選択されなかった第2
の画像要素群を描画し、かつ前記両画像要素群が混在す
るように描画するので、第1の主走査と第2の主走査と
の間に多少のズレがあっても、分割画像のつなぎ目が目
立たなくなる。
【0010】請求項2に記載の発明装置によれば、分割
画像の重なり領域において、第1の主走査では第1の記
憶手段から読み出された画像データと、第2の記憶手段
から読み出されたマスクデータとの論理積がとられて、
重なり領域が選択的に描画される。また、第2の主走査
では前記画像データと、マスクデータを反転した反転マ
スクデータとの論理積がとられるので、重なり領域にお
いて第1の主走査で選択されなかった画像データが描画
される。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。 A.本発明方法の原理 具体的な実施例装置の説明をするまえに、まず本発明方
法の原理を図1および図2を参照して説明する。図1に
おいて、符号Pは感光材料であり、AおよびBは主走査
方向に隣接する分割画像、Cは両分割画像A,Bを積極
的に重なり合わせた領域である。分割画像Aは主走査ラ
インMS1に沿って、分割画像Bは主走査ラインMS2
に沿って、それぞれ線順次に描画されていく。主走査ラ
インMS1およびMS2は、本来、同一走査線上にある
のが理想であるが、装置の精度上の限界から、副走査方
向あるいは主走査方向に僅かなズレをもっているとす
る。
【0012】重なり領域Cにおける主走査ラインMS1
では、重なり領域Cの画像データ中から適宜に選択され
た第1の画像要素群を描画し、重なり領域Cにおける第
2の主走査ラインMS2では、前記主走査ラインMS1
で選択されなかった第2の画像要素群を描画し、かつ重
なり領域Cで前記両画像要素群が混在するように描画す
る。
【0013】重なり領域Cにおける両画像要素群の混在
の態様は特に限定しないが、主走査ラインMS1および
MS2が副走査方向にずれた場合には、例えば図2の
(a)に示すように、主走査ラインMS1およびMS2
の各画像要素群が、それぞれ50%ずつ均等に混在する
ように構成してもよいし、同図(b)に示すように、両
主走査ラインMS1,MS2の各画像要素群がランダム
に混在するように構成してもよいし、あるいは同図
(c)に示すように各画像要素群が段階的に合成されて
いくように構成してもよい。
【0014】図2の(a)ないし(c)では各主走査ラ
インについて画像要素群の混在のパターンが同じである
が、主走査ラインごとに混在パターンを変えてもよい。
また、カラー画像を描画する場合には、黄(Y),マゼ
ンタ(M),シアン(C),墨(K)の各版の画像要素
群の混在パターンをそれぞれ変えることにより、分割画
像の境界部分を一層目立たなくすることが可能である。
なお、混在させる各分割画像の画像要素は、ドット単位
であってもよいし、網点単位であってもよい。主走査ラ
インMS1およびMS2が主走査方向にずれた場合に
は、図2の(d)に示すように両主走査ラインMS1,
MS2の各画像要素の選択境界位置を、例えばランダム
に変化させることにより、両走査ラインMS1,MS2
の各画像要素群が混在するように構成すればよい。
【0015】B.第1実施例装置 次に、本発明方法を用いた画像接続装置の一実施例を説
明する。図3は平面走査型の画像記録装置の一例を示し
た外観斜視図である。図中、符号1は感光材料Pが載置
される可動テーブルである。この可動テーブル1は、固
定テーブル2の上に並設された一対のガイドレール3に
摺動自在に搭載され、可動テーブル1に螺合したボール
ネジ4をY軸駆動モータ5で駆動することによって、Y
軸方向に副走査送りされる。可動テーブル1の上方には
露光ヘッド6があり、この露光ヘッド6には、後述する
ようにレーザビームをX軸に沿った主走査方向に走査す
るための光学系が備えられている。固定テーブル2の上
には門形フレーム7が架設されており、このフレーム7
の上面に並設された一対のガイドレール8に、前記露光
ヘッド6が摺動自在に搭載されている。露光ヘッド6
は、これに螺合されたボールネジ9をX軸駆動モータ1
0で駆動することによって、X軸方向に移動するように
構成されている。
【0016】なお、本発明において、感光材料が載置さ
れるテーブル1と露光ヘッド6とは、相対的にX軸,Y
軸に沿って移動可能であればよいので、露光ヘッド6を
固定し、前記テーブル1をX軸およびY軸に沿って移動
可能に構成してもよい。また、その逆に、前記テーブル
1を固定し、露光ヘッド6をX軸およびY軸に沿って移
動可能に構成してもよい。
【0017】次に、図4を参照して本実施例装置の露光
ヘッド6に備えられる光学走査系の構成を説明する。図
中、符号11はレーザビームLBを照射するHe−Ne
レーザ等のガスレーザ光源である。レーザ光源11から
照射されたレーザビームLBは音響光学光変調器(AO
M)12に入射される。AOM12は、AOMドライバ
13を介して、後述する画像処理部20から与えられた
シリアル画像データに基づいてレーザビームLBをON
/OFF変調する。変調されたレーザビームLBは、回
転駆動されるポリゴンミラー14によってX方向に主走
査され、fθレンズ15を介して感光材料Pに照射され
る。図中の符号16は、レーザビームLBが入射するこ
とによって主走査開始タイミングを検出するための同期
センサであり、この同期センサ16から出力された同期
信号は画像処理部20に与えられる。
【0018】なお、本発明に適用される光学走査系は上
述のものに限らない。例えば、レーサ光源として半導体
レーザを使用する場合にはAOMのような個別の光ビー
ム変調器は不要である。また、レーザビームLBを主走
査するための手段としては、ガルバノミラーや音響光学
光偏向器を使用することも可能である。
【0019】次に、図5を参照して上述した画像処理部
20の構成を説明する。図中、符号21は、ビットマッ
プに展開された原稿の画像データを記憶する第1の記憶
手段としてのRAMである。RAM21は、複数ビット
(例えば、8ビットや16ビット)の画像データを1単
位(以下、ワードという)として記憶するアドレス領域
を備え、各アドレス領域はX方向およびY方向のアドレ
スを指定することによって呼び出される。22は、分割
画像A,Bの重なり領域Cのマスクデータが予め書き込
まれた第2の記憶手段としてのROMである。マスクデ
ータは、重なり領域Cの画像データを同一走査線上の1
回目の主走査と2回目の主走査とでそれぞれ相補うよう
に選択するためのビットデータである。このマスクデー
タも上述した画像データと同様にワード単位で記憶さ
れ、X,Y方向の各アドレス指定によって読み出され
る。
【0020】カウンタ23Xは、RAM21およびRO
M22のX方向のアドレス指定に、カウンタ23YはR
AM21およびROM22のY方向のアドレス指定に、
それぞれ用いられる。減算器24は、ROM22に固有
のX方向のアドレスの指定に使用される。アドレス設定
器25a〜25dは、その順に、X方向の描画終了アド
レス(図4中のXEA)、重なり領域Cの終了アドレス
(図4中のOEA)、重なり領域Cの開始アドレス(図4
中のOSA)、Y軸方向の描画終了アドレス(図4中のY
EA)を設定するためのもので、例えばデジタルスイッチ
で構成される。
【0021】比較器26a〜26dは、各カウンタ23
Xあるいはカウンタ23Yの計数値がアドレス設定器2
5a〜25dの設定値と一致したかどうかを検出するた
めのもので、各検出信号はコントローラ27に与えられ
る。コントローラ27は、比較器26a〜26dの検出
信号に基づきカウンタ23X,23Yを制御したり、R
AM21およびROM22の制御などを行う。
【0022】上述した各構成の他に、画像処理部20
は、RAM21やROM22から読み出されたワード単
位のパラレル画像データをシリアル画像データに変換す
るレジスタ28a,28bと、ゲート回路G1〜G3
と、ラッチ回路29を含む。なお、図4に示した同期セ
ンサ16の同期信号はコントローラ27に与えられ、ラ
ッチ回路29から出力されたシリアル画像データは図4
に示したAOMドライバ13に与えられる。
【0023】以下、上述した第1実施例装置の動作を説
明する。RAM21への画像データの書き込みは次のよ
うに行われる。まずコントローラ27の制御によってR
AM21を書き込み可能状態にセットした後、カウンタ
23Xを『0』から順にインクリメントしていき、RA
M21の0行目にX方向に画像データを書き込んでい
く。カウンタ23Xの計数値がX方向の描画終了アドレ
スXEAに達すると、比較器26aの一致検出信号に基づ
いて、コントローラ27はカウンタ23Xをクリアする
とともに、カウンタ23Yを『0』から『1』にインク
リメントする。そして、上述と同様にカウンタ23Xを
順にインクリメントして、RAM21の1行目に画像デ
ータを書き込んでいく。以上の書き込み動作が、カウン
タ23Yの計数値がY方向の描画終了アドレスYEA、カ
ウンタ23Xの計数値がX方向の描画終了アドレスXEA
に達するまで行われることによって、RAM21への全
画像データの書き込みが完了する。画像データの書き込
み後、各カウンタ23X,23Yはともにクリアされ
る。
【0024】次に、RAM21およびROM22からの
各データの読み出し、および描画動作について説明す
る。本実施例装置では、所要数の主走査ラインにわたっ
ての線順次の1回目の主走査(以下単に『1回目の主走
査』という)によって感光材料Pに分割画像A、および
重なり領域Cの選択されたドット群が焼き付けられる。
光ビームの主走査は図4に示したポリゴンミラー14の
回転駆動により行われ、副走査は図3に示した可動テー
ブル1のY方向への送りによって行われることは上述し
たとおりである。1回目の主走査が完了すると、可動テ
ーブル1が元の位置に戻されるとともに、露光ヘッド6
がX方向にステップ送りされ、前記所要数の主走査ライ
ンにわたっての線順次の2回目の主走査(以下単に『2
回目の主走査』という)によって感光材料Pに分割画像
B、および重なり領域Cの残りのドット群が焼き付けら
れる。
【0025】1回目のデータの読み出しは次のように行
われる。まず、コントローラ27はRAM21およびR
OM22を読み出し可能状態にセットした後、同期セン
サ16からの同期信号に基づいて、カウンタ23Xの値
を『0』から順にインクリメントしていく。これによ
り、RAM21内の0行目の画像データがワード単位で
読み出され、レジスタ28aでシリアル変換された後、
ゲート回路G3に順に与えられる。
【0026】1回目のデータ読み出しのときには、コン
トローラ27はゲート回路G1,G2に対して、『H』
レベルの選択(SEL)信号を出力している。また、カ
ウンタ23Xの計数値が重なり領域Cの開始アドレスO
SAに達するまでの間、コントローラ27はゲート回路G
1,G2に対して、『L』レベルのイネーブル(EN
B)信号を出している。その結果、ゲート回路G1,G
2がともに『H』レベルを出力するのでゲート回路G3
が開放し、レジスタ28aから出力されたシリアル画像
データがゲート回路G3およびラッチ回路29を介して
AOMドライバ13に与えられ、分割領域Aの0行目の
画像が感光材料上に焼き付けられる。
【0027】カウンタ23Xの計数値が重なり領域Cの
開始アドレスOSAに達すると、比較器26cからの一致
検出信号に基づき、コントローラ27は『H』レベルの
ENB信号を出力する。一方、カウンタ23Xの計数値
からアドレスOSAを減算する減算器24は、その出力値
がその時点から『0』から順にインクリメントしていく
ことにより、ROM22内のマスクデータがワード単位
で読み出されていく。ROM22のアドレス指定の一例
を挙げると、X方向の描画開始アドレスを16進数で
『0000』、描画終了アドレスを『FFFF』とし、
重なり領域Cの開始アドレスOSAを『7F00』、重な
り領域Cの終了アドレスOEAを『80FF』とすると、
ROM22には『1FF』(80FF−7F00)まで
の9ビットのアドレスが下位アドレス(X方向アドレ
ス)として与えられる。上位アドレス(Y方向アドレ
ス)としては、カウンタ23Yの値が入力される。RO
M22には、必ずしもY方向のすべてにデータを書き込
む必要はなく、例えば8ビットの上位アドレスで指定さ
れるデータを書き込み、256ラインごとに同じパター
ンのマスクデータを繰り返し読み出すようにしてもよ
い。
【0028】ROM22から読み出されたワード単位の
マスクデータはレジスタ28bでシリアル変換された
後、ゲート回路G1,G2に与えられる。これらのゲー
ト回路G1,G2には、それぞれ『H』レベルのSEL
信号とENB信号が入力しているので、レジスタ28b
から出力されたマスクデータはゲート回路G1を介して
ゲート回路G3に入力する。いま、読み出されたワード
単位のマスクデータが『10101010』であるとす
ると、このマスクデータと重なり領域Cの0行目の画像
データの論理積がとられる結果、第1,第3,第5,第
7番目の画像(ドット)データがゲート回路G3を通過
し、ラッチ回路29を介してAOMドライバ13に与え
られことにより、重なり領域Cにドット単位の画像が1
つ置きに焼き付けられる。
【0029】カウンタ23Xの計数値が重なり領域Cの
終了アドレスOEAに達すると、比較器26cの一致検出
信号に基づいて、コントローラ27はENB信号を
『L』レベルに戻すとともに、カウンタ23Xをクリア
し、カウンタ23Yの計数値を『0』から『1』にイン
クリメントする。以下、上述したと同様にカウンタ23
Xを順にインクリメントしていくことにより、分割領域
Aおよび重なり領域Cの1行目の画像データをRAM2
1から読み出し、分割領域Aの1行目のドットの焼き付
けと、重なり領域Cの1行目のドットの選択的な焼き付
けが行われる。
【0030】以上の動作を、カウンタ23Yの計数値が
Y方向の描画終了アドレスYEA、カウンタ23Xのアド
レスが重なり領域Cの終了アドレスOEAに達するまで行
うことによって、第1回目の主走査による焼き付けが完
了する。
【0031】1回目の主走査が完了すると、コントロー
ラ27はSEL信号を『L』レベルに切り換えるととも
に、カウンタ23Xに重なり領域Cの開始アドレスOSA
を初期値として設定し、カウンタ23Yをクリアする。
そして、カウンタ23Xの計数値が『OSA』から順にイ
ンクリメントされていくことにより、RAM21から重
なり領域Cの0行目の画像データがワード単位に読み出
され、レジスタ28aを介してゲート回路G3に与えら
れる。前記RAM21からの画像データの読み出しと並
行して、ROM22から0行目のマスクデータがワード
単位に読み出される。重なり領域Cの画像データの読み
出し中はENB信号が『H』レベルになっており、ま
た、SEL信号が『L』レベルであるので、ゲート回路
G1は『H』レベルを出力し、ゲート回路G2はレジス
タ28bから与えられたマスクデータを反転したデータ
(反転マスクデータ)を出力する。例えば、レジスタ2
8bから出力されたマスクデータが『1010101
0』であるとすると、ゲート回路G3では反転マスクデ
ータ『01010101』と重なり領域Cの0行目の画
像データの論理積がとられる結果、第2,第4,第6,
第8番目の画像データがゲート回路G3を通過し、ラッ
チ回路29を介してAOMドライバ13に与えられこと
により、1回目の主走査で選択されなかった重なり領域
Cのドット単位の画像が1つ置きに焼き付けらることに
なる。
【0032】カウンタ23Xの計数値が重なり領域Cの
終了アドレスOEAに達すると、ENB信号が『L』レベ
ルに切り替わるので、それ以降はRAM21の分割領域
Bの画像データがマスクされることなくゲート回路G3
およびラッチ回路29を介してAOMドライバ13に与
えられる。
【0033】2回目の主走査ではカウンタ23Xの計数
値がX方向の描画終了アドレスXEAに達したときに、比
較器26aの一致検出信号に基づき、コントローラ27
はカウンタ23Xをクリアするとともに、カウンタ23
Yを『0』から『1』にインクリメントする。そして、
上述と同様に重なり領域Cおよび分割領域Bの1行目の
焼き付けが行われる。以上の動作をカウンタ23Yの計
数値がY方向の描画終了アドレスYEA、カウンタ23X
の計数値がX方向の描画終了アドレスXEAに達するまで
繰り返し行われることにより、2回目の主走査による焼
き付けが完了する。
【0034】C.第2実施例装置 第2実施例装置は、分割画像を網点単位で合成する場合
の画像接続装置である。図6は第2実施例装置の画像処
理部の概略構成を示したブロック図である。基本的な構
成は図5に示した第1実施例装置の画像処理部と同様で
ある。第1実施例装置と異なっている点は、網点を形成
するための画素はnビット(例えば、8ビット)のビッ
ト幅をもった階調データであり、これを一単位とするの
で、RAM21から読み出されたnビットの階調データ
は、第1実施例装置のようにバラレル・シリアル変換す
ることなくラッチ回路30にラッチするようにしてい
る。なお、本実施例装置では網点単位で重なり領域の画
像を合成するので、ROM22に書き込まれるマスクデ
ータは、1画素(1階調データ)に対して1ビット幅で
よい。
【0035】1回目の主走査のときSEL信号は『H』
レベルであり、分割領域Aを描画している間はENB信
号が『L』レベルであるので、ゲート回路G4,G5が
ともに『H』レベルを出力する結果、ゲート回路G61
〜6n が開放して、nビットのパラレル階調データはそ
のままラッチ回路30を介して網点発生回路40に与え
られる。1回目の主走査で重なり領域Cを描画している
ときは、ENB信号が『H』レベルになるので、ROM
22から読み出されたマスクデータはゲート回路G5を
介して、各ゲート回路G61 〜G6nに与えられ、nビ
ットの階調データと論理積をとられる。すなわち、マス
クデータが『1』のときにのみ階調データがラッチ回路
30を介して網点発生回路40に与えられる。
【0036】2回目の主走査のときはSEL信号が
『L』レベルになる。重なり領域Cを描画している間、
ENB信号が『H』レベルになるので、ROM22から
読み出されたマスクデータはゲート回路G4を介して、
各ゲート回路G61 〜G6nに与えられ、nビットの階
調データと論理積をとられる。このとき、マスクデータ
はゲート回路G4で反転されるので、マスクデータが
『0』のときにのみ階調データがラッチ回路30を介し
て網点発生回路40に与えられる。分割領域Bを描画し
ている間は、各ゲート回路G61 〜G6nが開放するの
で、階調データがそのままラッチ回路30にラッチされ
るのは1回目の主走査で分割領域Aを描画するときと同
じである。
【0037】以上のように、1回目の主走査ではマスク
データに応じて選択された網点で重なり領域Cが描画さ
れる、2回目の主走査では1回目の主走査で選択されな
かった網点で重なり領域Cが描画されることにより、重
なり領域Cの画像が網点単位で合成される。
【0038】図7は、網点発生回路40の概略構成を示
したブロック図である。網点発生回路40は、階調デー
タのレベルに応じて網点の大きさを決定するための閾値
群を格納したリファレンステーブルメモリ41を備えて
いる。図8に示すように、リファレンステーブルメモリ
41の閾値群は、網点の外側にいくに従って、その値が
大きくなるような分布を持っている。リファレンステー
ブルメモリ41の各閾値は、X,Y方向のアドレスを持
ち、X方向のアドレスはカウンタ43Xで、Y方向のア
ドレスはカウンタ43Yでそれぞれ指定される。図6の
ラッチ回路30から出力されたnビットの階調データ
と、リファレンステーブルメモリ41から読み出された
各閾値とが比較器42で比較されることによって、階調
データのレベルに応じた大きさの網点が焼き付けられ
る。図8は、階調レベルが『25』の画素を網点化する
場合のプロセスを模式的に示したものである。
【0039】ところで、RAM21から読み出される画
素単位の階調データとマスクデータとは1対1の関係に
なっているので、1網点が1画素で構成されている場合
は重なり領域Cにおいて、1回目の主走査で焼き付けら
れる網点と2回目の主走査で焼き付けられる網点とはそ
れぞれ別個のものになる。しかし、1網点が複数の画素
で構成されている場合は重なり領域Cにおいて、図9に
示すように、1回目の主走査では同図に斜線領域で示す
ように網点の一部が焼き付けられ、2回目の主走査で残
りの網点部分が焼き付けられるというように網点の焼き
付け位相がずれる場合が生じる。このような場合、重な
り領域Cの開始アドレスOSAを予め図7のアドレス設定
器44に設定しておき、2回目の主走査のときには前記
アドレス設定器44に設定されたアドレスOSAをカウン
タ43Xに初期値として設定し、この初期値から計数値
を順にインクリメントしていくことにより、2回目の主
走査では1回目の主走査で焼き付けられなかった網点の
残りの部分を焼き付けることができる。
【0040】D.第3実施例装置 第1および第2実施例装置では、1つの光学走査系を用
いて分割画像を順に焼き付けたが、第3実施例装置で
は、2つの光学走査系を用いて2つの分割画像を同時に
焼き付けできるように構成している。本装置によれば、
図3に示した可動テーブル1のY軸方向の送り(副走査
送り)が1回ですむので、焼き付け処理効率が向上する
とともに、2つの光学走査系が同時に副走査送りされる
ので、それだけ副走査送りの精度が向上し両走査系によ
る主走査ラインのズレが少なくなる。なお、本実施例装
置は、第1実施例装置と同様に重なり領域の画像をドッ
ト単位で構成している。
【0041】図10は本実施例装置の光学走査系の概略
図である。本装置は、第1の光学走査系として、レーザ
光源11a、AOM12a、AOMドライバ13a、ポ
リゴンミラー14a、およびfθレンズ15aを備え、
第2の光学走査系として、レーザ光源11b、AOM1
2b、AOMドライバ13b、ポリゴンミラー14b、
およびfθレンズ15bを備えている。
【0042】図11は本実施例装置の画像処理部の概略
構成を示したブロック図である。本実施例装置は、上述
した2つの光学走査系で感光材料Pを同時に走査する関
係上、RAM21およびROM22の各Xアドレスをマ
ルチプレクサ(MPX)31を使って交互に切り換えて
いる。例えば、図10の左側に位置する第1の光学走査
系で描画するときには、カウンタ23Xの計数値により
X方向のアドレス指定を行い、右側の第2の光学走査系
で描画するときには、加算器32でカウンタ23Xの計
数値に重なり領域Cの開始アドレスOSAを加算した計数
値によってX方向のアドレス指定を行う。なお、本実施
例装置のROM22は、RAM21と同様のX方向アド
レス領域を備えている。マルチプレクサ31は、コント
ローラ27からのSEL信号に基づき切り換え制御され
る。
【0043】レジスタ33aは、前記第1の光学走査系
に与えるための画像データをパラレル・シリアル変換す
るためのもので、レジスタ33aから出力されたシリア
ル画像データは、ゲート回路G9およびラッチ回路35
aを介して、図10に示したAOMドライバ13aに与
えられる。レジスタ33bは、前記第2の光学走査系に
与えるための画像データをパラレル・シリアル変換する
ためのもので、レジスタ33bから出力されたシリアル
画像データは、ゲート回路G10およびラッチ回路35
bを介して、図10に示したAOMドライバ13aに与
えられる。ゲート回路G7およびG8は、ROM22か
ら読み出されたマスクデータを制御するためのものであ
る。なお、各レジスタ33a,33b,34へはコント
ローラ27からのロード信号LD1〜LD3によってワ
ード単位の画像データ、あるいはマスクデータがロード
される。また、コントローラ27からのシフトクロック
SCKに同期して、各レジスタ33a,33b,34か
らデータがシリアル出力されるとともに、ラッチ回路3
5a,35bでデータがラッチされる。
【0044】次に、本実施例装置の動作を説明する。図
10に示したように、第1の光学走査系によってレーザ
ビームLB1がX方向の描画開始位置XSAから右方向へ
走査を開始すると同時に、第2の走査光学系によってレ
ーザビームLB2が重なり領域Cの開始位置(アドレス
SA)から右方向へ走査を開始する。このとき、コント
ローラ27がマルチプレクサ31を交互に切り換えるこ
とにより、RAM21のワード単位の画像データをレジ
スタ33a,33bに交互にロードする。すなわち、カ
ウンタ23Xの計数値がマルチプレクサ31を介してR
AM21に与えられることにより、RAM21内のX方
向の描画開始アドレスから順にワード単位の画像データ
が読み出されてレジスタ33aにロードされる。上記の
画像データの読み出しと交互に、加算器32の加算値が
マルチプレクサ31を介してRAM21に与えられるこ
とにより、RAM21内のX方向の重なり領域Cの開始
アドレスOSAから順にワード単位の画像データが読み出
されてレジスタ33bにロードされる。
【0045】第1の光学走査系によってレーザビームL
B1が分割領域Aを走査している間、すなわち、マルチ
プレクサ31を介して与えられたカウンタ23Xの計数
値が重なり領域Cの開始アドレスOSAと一致して比較器
26cが一致検出信号を出すまでの間、コントローラ2
7が『L』レベルのENB1信号を出力することによ
り、ゲート回路G7の出力が『H』レベルになり、ゲー
ト回路G9が開放する。これにより、レジスタ33a内
の画像データがゲート回路G9およびラッチ回路35a
を介して、AOMドライバ13aに出力される。また、
レーザビームLB1が重なり領域Cを走査している間、
すなわち、マルチプレクサ31を介して与えられたカウ
ンタ23Xの計数値が重なり領域Cの開始アドレスOSA
よりも大きく終了アドレスOEAよりも小さい間(比較器
26cが一致検出信号を出力してから比較器26bが一
致検出信号を出力するまでの間に相当する)は、コント
ローラ27が『H』レベルのENB1信号を出力する。
これにより、ROM22内のマスクデータがレジスタ3
4およびゲート回路G7を介してゲート回路G9に与え
られ、画像データとマスクデータの論理積がとられる結
果、重なり領域C内の選択された画像データがラッチ回
路35aを介して、AOMドライバ13aに与えられ
る。
【0046】カウンタ23Xの計数値が重なり領域Cの
終了アドレスOEAに達すると、比較器26bの一致検出
信号に基づき、コントローラ27がカウンタ23Xをク
リアするとともに、カウンタ23Yをインクリメントし
て、次のラインの画像データの読み出しおよび焼き付け
を行う。
【0047】上述したレーザビームLB1による焼き付
けと並行して、第2の光学走査系のレーザビームLB2
による焼き付けが次のように行われる。主走査の開始と
同時に、レーザビームLB2は重なり領域Cを走査す
る。レーザビームLB2が重なり領域Cに位置している
ことは、マルチプレクサ31を介して与えられた加算器
32の計数値が重なり領域Cの開始アドレスOSAに一致
して比較器26cが一致検出信号を出すことにより検出
される。これにより、コントローラ27は、次に比較器
26bが一致検出信号を出力するまでの間、『H』レベ
ルのENB2信号を出力する。その結果、ROM22内
のマスクデータがゲート回路G8で反転されてゲート回
路G10に与えられ、画像データと反転マスクデータと
の論理積がとられる。これにより、レーザビームLB1
で焼き付けられない重なり領域C内のドットの画像デー
タがラッチ回路35bを介して、AOMドライバ13b
に与えられ、重なり領域Cの画像(ドット)が選択的に
焼き付けられる。
【0048】レーザビームLB2が分割領域Bを走査し
ている間、すなわち、マルチプレクサ31を介して与え
られた加算器32の計数値が重なり領域Cの終了アドレ
スOSEに一致して、比較器26bが一致検出信号を出力
した後は、コントローラ27は『L』レベルのENB2
信号を出力する。その結果、ゲート回路G8が『H』レ
ベルを出力することによりゲート回路G10が開放す
る。これにより、RAM21内の分割領域Bの画像デー
タがレジスタ33b、ゲート回路G10、およびラッチ
回路35bを介して、図10のAOMドライバ13bに
与えられて、分割領域Bの画像が焼き付けられる。次の
ラインの画像データの読み出しは、上述したように、比
較器26bの一致検出信号に基づき、コントローラ27
がカウンタ23Xをクリアするとともに、カウンタ23
Yをインクリメントすることにより行われる。
【0049】以上のような、レーザビームLB1,LB
2による焼き付けが、比較器26dが一致検出信号を出
力するまで繰り返し行われることにより、感光材料Pへ
の画像の焼き付けが完了する。
【0050】なお、第3実施例装置では、2本のレーザ
ビームを使って、重なり領域をドット単位で合成する場
合を例にとって説明したが、2本のレーザビームを使っ
て重なり領域を網点単位で合成するように構成すること
も可能である。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
方法によれば、分割画像の境界部分において画像の重な
り領域が生じるように走査し、一方の分割画像を描画す
る第1の主走査では、重なり領域において適宜に選択さ
れた第1の画像要素群を描画し、他方の分割画像を描画
する第2の主走査では、第1の主走査で選択されなかっ
た重なり領域中の第2の画像要素群を描画し、かつ前記
両画像要素群が混在するように描画するので、第1の主
走査と第2の主走査で多少のズレが生じていても、分割
画像の境界部分が目立ちにくくなり、印刷物の品質を向
上することができる。
【0052】また、本発明装置によれば、第1の主走査
では重なり領域の画像データとマスクデータとの論理積
をとることによって得られた画像データで重なり領域を
選択的に描画し、第2の主走査では重なり領域の画像デ
ータと反転マスクデータとの論理積をとることによって
得られた画像データで重なり領域を選択的に描画するの
で、マスクデータのパターンに応じて第1の主走査で選
択された重なり領域の画像要素群と、第2の主走査で選
択された重なり領域の画像要素群が混在して描画され、
もって分割画像の境界部分が目立ちにくくなり、印刷物
の品質を向上することかできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像接続方法の原理を説明するた
めの図である。
【図2】重なり領域における画像要素群の重なりの態様
を示した図である。
【図3】実施例に係る平面走査型の画像記録装置の一例
を示した斜視図である。
【図4】第1,第2実施例装置の光学走査系の概略構成
を示した図である。
【図5】第1実施例装置の画像処理部の概略構成を示し
たブロック図である。
【図6】第2実施例装置の画像処理部の概略構成を示し
たブロック図である。
【図7】第2実施例装置の網点発生回路の詳細を示した
ブロック図である。
【図8】第2実施例装置における網点形成のプロセスを
示す説明図である。
【図9】重なり領域における網点合成処理の説明図であ
る。
【図10】第3実施例装置の光学走査系の概略構成を示
した図である。
【図11】第3実施例装置の画像処理部の概略構成を示
したブロック図である。
【符号の説明】
1…可動テーブル 6…露光ヘッド(光ビーム走査手段) 21…RAM(第1の記憶手段) 22…ROM(第2の記憶手段) 23X,23Y…カウンタ 25a〜25d…アドレス設定器 26a〜26d…比較器 27…コントローラ G1〜G10…ゲート回路 P…感光材料 A,B…分割領域 C…重なり領域
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/66 470 8420−5L H04N 1/387 8839−5C (72)発明者 柿原 孝至 京都市南区久世築山町465番地の1 大日 本スクリーン製造株式会社久世工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大サイズの画像を小サイズの画像に分割
    し、各分割画像を少なくとも主走査方向に接続して、大
    サイズの画像を感光材料上に焼き付ける平面走査型の画
    像記録装置における画像接続方法において、 主走査方向に隣接する分割画像同士がそれぞれ重なり領
    域をもつように、同一走査線上で一方の分割画像を描画
    するための第1の主走査の端部と、他方の分割画像を描
    画するための第2の主走査の端部とが重なり合うように
    走査し、 前記重なり領域における第1の主走査では、重なり領域
    の画像データ中から適宜に選択された第1の画像要素群
    を描画し、 前記重なり領域における第2の主走査では、前記第1の
    主走査で選択されなかった第2の画像要素群を描画し、
    かつ前記重なり領域で前記両画像要素群が混在するよう
    に描画すること、 を特徴とする画像接続方法。
  2. 【請求項2】 大サイズの画像を小サイズの画像に分割
    し、各分割画像を少なくとも主走査方向に接続して、大
    サイズの画像を感光材料上に焼き付ける平面走査型の画
    像記録装置における画像接続装置において、 原板の画像データを記憶する第1の記憶手段と、 主走査方向に隣接する分割画像同士の重なり領域のマス
    クデータを記憶する第2の記憶手段と、 同一走査線上で一方の分割画像を描画するための第1の
    主走査の端部と、他方の分割画像を描画するための第2
    の主走査の端部とが重なり合うように走査する光ビーム
    走査手段と、 第1の主走査によって重なり領域を描画する際には、前
    記第1の記憶手段から読み出した画像データと前記第2
    の記憶手段から読み出したマスクデータとの論理積をと
    ることに基づいて得られたデータを前記光ビーム走査手
    段に与えることによって重なり領域を選択的に描画し、
    第2の主走査によって重なり領域を描画する際には、前
    記第1の記憶手段から読み出した画像データと前記第2
    の記憶手段から読み出したマスクデータを反転させた反
    転マスクデータとの論理積をとることに基づいて得られ
    たデータを前記光ビーム走査手段に与えることによって
    重なり領域を選択的に描画する画像データマスキング手
    段と、 を備えたことを特徴とする画像接続装置。
JP3195753A 1991-07-09 1991-07-09 画像接続方法および装置 Expired - Fee Related JP2636984B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3195753A JP2636984B2 (ja) 1991-07-09 1991-07-09 画像接続方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3195753A JP2636984B2 (ja) 1991-07-09 1991-07-09 画像接続方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0522526A true JPH0522526A (ja) 1993-01-29
JP2636984B2 JP2636984B2 (ja) 1997-08-06

Family

ID=16346393

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3195753A Expired - Fee Related JP2636984B2 (ja) 1991-07-09 1991-07-09 画像接続方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2636984B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002318359A (ja) * 2001-04-24 2002-10-31 Ricoh Co Ltd 光走査装置及び画像形成装置
JP2006069195A (ja) * 2004-07-28 2006-03-16 Hewlett-Packard Development Co Lp 大判レーザプリンタにおいて複数の画像フィールドを継目なく継ぎ合わせる方法
JP2008284605A (ja) * 2007-05-17 2008-11-27 Hortek Crystal Co Ltd 多重加工区域の組合方法
JP2009196215A (ja) * 2008-02-21 2009-09-03 Canon Inc 画像処理装置およびその方法
JP2010206647A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Casio Computer Co Ltd テープ印刷装置、画像と文書が合成された合成ラベルの作成方法、合成ラベルの作成プログラムが記憶された記憶媒体

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7170660B2 (en) 2001-04-24 2007-01-30 Ricoh Company, Ltd. Optical scanner and image forming device

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002318359A (ja) * 2001-04-24 2002-10-31 Ricoh Co Ltd 光走査装置及び画像形成装置
JP2006069195A (ja) * 2004-07-28 2006-03-16 Hewlett-Packard Development Co Lp 大判レーザプリンタにおいて複数の画像フィールドを継目なく継ぎ合わせる方法
JP2008284605A (ja) * 2007-05-17 2008-11-27 Hortek Crystal Co Ltd 多重加工区域の組合方法
JP2009196215A (ja) * 2008-02-21 2009-09-03 Canon Inc 画像処理装置およびその方法
JP2010206647A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Casio Computer Co Ltd テープ印刷装置、画像と文書が合成された合成ラベルの作成方法、合成ラベルの作成プログラムが記憶された記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2636984B2 (ja) 1997-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4777496A (en) Thermal printer with printing plate making mode
JPH04296167A (ja) デジタル中間調印刷装置
JP2898785B2 (ja) 高密度画像形成方法
US6486938B1 (en) Line exposure type image forming apparatus
JP2636984B2 (ja) 画像接続方法および装置
JPS6024769A (ja) 中間調画像記録方式
JPH0519862B2 (ja)
JPS58150978A (ja) レ−ザプリンタにおけるレ−ザ光源駆動方法
JPS61121658A (ja) 記録装置
JP3819985B2 (ja) レーザ描画装置
JPH11168627A (ja) 画像形成方法
JP2763992B2 (ja) 網点記録装置
JP3328904B2 (ja) 選択された画像信号をサーマルプリンタに供給する回路
JP3431687B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
JPH04317254A (ja) 画像形成装置
JPH06198958A (ja) Ledプリンタにおける高密度画像形成方法
JP2758110B2 (ja) 殖版式画像記録装置
JPH06270471A (ja) 印字濃度補正方法及び該補正方法を組込んだledプリンタ
JP2568055B2 (ja) 画素記録パルス信号発生装置
JPS58182372A (ja) プリンタスクリ−ン角設定方法
JP2509468B2 (ja) 画像処理装置
JPH07240848A (ja) モアレの発生を防止する色分解網目版作成方法
JPH068524A (ja) 画像記録装置
JPH0458224B2 (ja)
JPH0456463A (ja) 画像記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees