JP2002318359A - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

光走査装置及び画像形成装置

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JP2002318359A
JP2002318359A JP2001125270A JP2001125270A JP2002318359A JP 2002318359 A JP2002318359 A JP 2002318359A JP 2001125270 A JP2001125270 A JP 2001125270A JP 2001125270 A JP2001125270 A JP 2001125270A JP 2002318359 A JP2002318359 A JP 2002318359A
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image forming
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JP2001125270A
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English (en)
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Tomohiro Nakajima
智宏 中島
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、分割境界を目立ち難くして画像品
質を向上できる光走査装置及び画像形成装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 本発明の光走査装置は、画像データに応
じて変調する発光源と、発光源からの光ビームを偏向し
被走査面を走査する偏向手段とを有する単位モジュール
を、主走査方向に複数配列し、単位モジュール毎の走査
域を継ぎ合わせて画像記録を行うものであり、画像デー
タは、一走査ライン共通にモジュール数分に分断された
固定画素領域と、各固定画素領域を繋ぐ変動画素領域か
らなると共に、各単位モジュールの画素が、各々に対応
して割り付けられた固定画素領域の記録開始側又は記録
終端側に変動画素領域を付加して構成され、変動画素領
域は隣接する単位モジュール双方で共有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光走査装置及び画像
形成装置に関し、特にデジタル複写機、及びレーザプリ
ンタ等の画像形成装置の書込系に用いられる光走査装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光走査装置にて感光体の広い範囲
を露光しようとするとポリゴンミラーや走査レンズ等の
光学部品が大型化され、また、高画質を維持するために
は部品精度が要求される。そこで、特開平3−1617
78号公報(以下従来例1と称す)にも開示されるよう
に、感光体の露光範囲を分割し、分割された各々に小型
の光走査装置を設けて走査露光する方式がある。しか
し、この従来例1の方式においては環境変化等に伴う部
品精度のずれや光学倍率のずれにより各光走査装置の露
光範囲がうまく重ならず画像上、分割境界が目立ちやす
いという欠点がある。
【0003】そこで、特許第2,636,984号明細
書(以下従来例2と称す)では、各々の走査域に重なり
領域を設けて各々の画素を混在させることにより分割境
界を目立ち難くする提案がなされている。
【0004】また、特開平10−239613号公報
(以下従来例3と称す)では、単一の光走査装置を用い
て分割領域を順に記録を行う方式において、つなぎ領域
で双方の部分描画パターンの主走査方向ラインがランダ
ムな箇所でつながれて合成されることにより走査域のつ
なぎ目をランダムに分散させて目立たなくする提案がな
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例2及び3の方式においては、一光走査にかかる全て
の画像データから画素単位で選択的に記録するか否かの
割り付けを行ない、焼き直しているため、複数の単位モ
ジュールを並列して光走査を行う場合、各々の単位モジ
ュールの記録が同時期に行われ、かつ記録開始のタイミ
ングが非同期であり、上記記録画素を選択する手段を個
別に配備する必要があり、制御系が複雑化するという欠
点がある。
【0006】本発明はこれらの問題点を解決するための
ものであり、分割境界を目立ち難くして画像品質を向上
できる光走査装置及び画像形成装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに、画像データに応じて変調する発光源と、発光源か
らの光ビームを偏向し被走査面を走査する偏向手段とを
有する単位モジュールを、主走査方向に複数配列し、単
位モジュール毎の走査域を継ぎ合わせて画像記録を行
う、本発明の光走査装置によれば、画像データは、一走
査ライン共通にモジュール数分に分断された固定画素領
域と、各固定画素領域を繋ぐ変動画素領域からなると共
に、各単位モジュールの画素が、各々に対応して割り付
けられた固定画素領域の記録開始側又は記録終端側に変
動画素領域を付加して構成され、変動画素領域は隣接す
る単位モジュール双方で共有することに特徴がある。よ
って、記録画素を選択するような手段を個別に設ける必
要がなく、かつ当該手段の制御系が簡素化され、単位モ
ジュール毎に各々に割り付けた画素数を走査ライン毎に
任意に増減することができ、分割境界が判別し難くな
り、目視上良好な画像が得られる。
【0008】また、隣接する単位モジュールのいずれか
一方の単位モジュールにおける変動画素領域の画素の一
部が無効となるマスク信号を発生するマスク信号発生手
段を有することにより、画素数を変えずに済み、記録開
始位置を変える必要もなく、余分な遅延回路等を付加す
る必要もなく走査ライン毎の主走査位置ずれを最小限と
し、良好な画像を得ることができる。
【0009】更に、マスク信号発生手段で区切る画素の
境界を各走査ライン間でずらすことにより、またマスク
信号発生手段でのずらし量が少なくとも隣接する走査ラ
イン間では異なることにより、隣接する走査ラインで分
割位置が規則的に配列しないようにでき、分割位置が判
別し難くなり、目視上良好な画像が得られる。
【0010】また、別の発明としての画像形成装置は、
単色の画像形成を行う画像形成部に対して、1ライン分
の画像データを単位モジュール数に分割して画像記録を
行うことに特徴がある。
【0011】更に、別の発明としての画像形成装置は、
フルカラー画像を形成する各色毎の画像形成部の各々に
配備し、各色に対応した画像データにより個別に画像記
録を行うことに特徴がある。
【0012】また、別の発明としての画像形成装置は、
フルカラー画像を形成する各色毎の画像形成部に対して
共用配備し、各色に対応した画像データにより時系列に
画像記録を行うことに特徴がある。
【0013】更に、別の発明としての画像形成装置は、
フルカラー画像を形成する各色毎の画像形成部の1又は
複数色に対して共用配備し、各色に対応した画像データ
により時系列に画像記録を行うことに特徴がある。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の光走査装置は、画像デー
タに応じて変調する発光源と、発光源からの光ビームを
偏向し被走査面を走査する偏向手段とを有する単位モジ
ュールを、主走査方向に複数配列し、単位モジュール毎
の走査域を継ぎ合わせて画像記録を行うものであり、画
像データは、一走査ライン共通にモジュール数分に分断
された固定画素領域と、各固定画素領域を繋ぐ変動画素
領域からなると共に、各単位モジュールの画素が、各々
に対応して割り付けられた固定画素領域の記録開始側又
は記録終端側に変動画素領域を付加して構成され、変動
画素領域は隣接する単位モジュール双方で共有する。
【0015】
【実施例】図3は本発明に適用される光走査装置におけ
る単位モジュールを示す分解斜視図である。セラミック
成形による電極基板101には外部回路との配線を行う
複数のリード端子103が形成される。光源基板104
は金属焼結によりなり、ポリゴンモータのシャフトを軸
支するスリーブが圧入された軸受102および基板面と
垂直に切り立ち半導体レーザチップ105を実装する実
装面106、カップリングレンズ107の円筒面を保持
するV字状の溝108が一体的に形成される。半導体レ
ーザチップ105はシリコン基板上にエピタキシャル技
術を用い直接AlGaAs層を堆積させ、半導体レーザ
を構成するクラッド層、活性層を形成したもので、ベア
チップとして実装面106に接合される。また、半導体
レーザの背面光を検出するモニタ用のフォトダイオード
116もベアチップとして基板面に接合され、リード端
子103とワイヤボンディング等により接続がなされ
る。
【0016】また、カップリングレンズ107はV字溝
108に当接されると半導体レーザチップ105の発光
源と光軸に直交する面内で軸心を合わせることができ、
溝の方向へ調節することでカップリングレンズ107か
ら射出した光束が主走査方向、実装面に平行な方向に略
平行光束となし、接着される。カップリングレンズ10
7は2群構成で前玉を軸対称の非球面レンズ、後玉を副
走査方向に曲率を有するシリンダレンズであり、半導体
レーザより射出された光ビームはポリゴンミラー上で副
走査方向に線状に集束する。
【0017】更に、ポリゴンモータを駆動するコイル部
109は円環状の珪素合板を積層してなり、内側に突出
した複数の凸部各々に巻き線110を施してコイルを形
成し、上記軸受と同心に基板面に接合される。
【0018】また、ポリゴンミラー111はアルミニウ
ム板の端面を鏡面加工したもので、図3では5面で、ロ
ータ112に保持される。ロータ112にはシャフト1
13が圧入され円環状のマグネット114が接合され
る。マグネット114は円周方向に交互にS極、N極が
着磁されて複数のコイルの内側に対向して配置され、コ
イルに交流電圧をかけることでモータをなしでポリゴン
ミラー111は回転する。スペーサ基板115は中央部
を貫通し枠状に形成されカップリングレンズ107を射
出した光ビームをポリゴンミラー111へと反射するミ
ラー116及びポリゴンミラー111で偏向された光ビ
ームを上方へと反射するミラー117が金属被膜を蒸着
するなどして形成される。
【0019】更に、封止板118は透明部材よりなり電
極基板101との間に光源基板104、スペーサ基板1
15を挟んで積層した際にできる空間に半導体レーザ、
ポリゴンミラー、カップリングレンズを密封されてい
る。
【0020】図4は本発明に適用される別の光走査装置
おける単位モジュールを示す分解斜視図である。ミラー
基板206は2枚のSi基板を接合して構成される。可
動ミラー200及び当該可動ミラー200を軸支するト
ーションバー201は第1のSi基板202をエッチン
グにより貫通して形成する。中央部には金属被膜を蒸着
するなどしてミラー面を形成し、トーションバー201
を挟んでミラーの両端部は櫛形に凹凸のある平面形状と
なし、その側面には電極204を形成する。第2のSi
基板203にはミラー部の揺動空間として櫛形に合わせ
て数十μmの間隔をもって互い違いに重なり合う凹凸の
ある斜面を形成した台形断面の凹部が設けられ、可動ミ
ラーの支持基板をなす。凹凸斜面とその側面には台形断
面の底面にかけて電極204に対向して固定電極20
5,218を形成しており、この固定電極205,21
8に交互に電圧を印加することにより電極間で静電引力
を発生させ可動ミラー200を揺動し、共振振動させ
る。第1のSi基板表面には固定電極への印加電圧を、
入力される駆動周波数に応じてスイッチングする駆動回
路214を堆積して形成している。光源基板207は焼
結金属等で形成し、接合面と垂直に形成した実装面に半
導体レーザチップ208を、またV字溝209に円筒状
のカップリングレンズ210を接合してなる。カップリ
ングレンズ210は2群構成で前玉を軸対称の非球面レ
ンズ、後玉を副走査方向に曲率を有するシリンダレンズ
である。スペーサ基板211はSi基板の中央部をエッ
チングにより貫通した枠状となし、内側端面の一辺には
前記半導体レーザからの光ビームを下向きに折り返すミ
ラー斜面212、対向する端面には背面光を受光するフ
ォトダイオード213がGaAs層等を堆積して形成さ
れている。
【0021】また、電極基板216はセラミック等で形
成され、ワイヤボンディング等で半導体レーザチップ2
08、フォトダイオード213、駆動回路214との配
線を行う複数のリード端子215を備え、外部回路への
接続を行う。
【0022】更に、ミラー基板206、光源基板20
7、スペーサ基板211は順に電極基板216上に重ね
合せて接合され、封止基板117で封止して単位モジュ
ール308を構成する。半導体レーザチップ208より
射出された光ビームはカップリングレンズ210、端面
ミラー212を介して可動ミラー200に入射される。
可動ミラーはトーションバー201を回転軸として往復
振動し、ビームは上向きに反射、偏向されて、単位モジ
ュールより射出され走査される。
【0023】上記各例における光走査装置の単位モジュ
ールはいずれにおいても図5に示すように、主走査を複
数領域に分割し各領域に対して各々単位モジュールを割
り当てるよう一つの電装基板302上に複数個配列され
る。この時、各単位モジュールの走査域が5mm程度ず
つ重なるよう配置する。電装基板302には各走査開始
側で光ビームを検出する同期検知センサ303が各々配
備される。なお、図5に示す例では単位モジュールの配
列数を3、各モジュールでの記録幅を75mm程度とし
たが、これに限定する必要はない。このような構成を有
する単位モジュールから射出した光ビームは2枚構成の
走査レンズ304、306を介して被走査面上300に
結像する。この内、走査レンズ306は各々のモジュー
ル用のレンズ部が一体的に樹脂成形されている。同期検
知センサ303へは単位モジュールから射出した光ビー
ムを走査レンズ306近傍に配備されたミラー305で
反射して入射させ同期検知信号を発生し、各走査ライン
ともこの信号から一定時間経過後に記録を開始するよう
にしている。
【0024】図1は本発明の一実施例に係る光走査装置
における単位モジュール毎の一走査ラインあたりの画像
データの構成を示す図である。画像データは各走査ライ
ンで共通の画素数を有する固定画素領域と隣接する単位
モジュールと共有し、ライン毎に画素数を変化させた変
動画素領域とで構成される。本実施例ではA4幅を60
0dpiで記録するので、全画素数は5200画素とな
る。各単位モジュールには1800画素ずつを割り付け
る。図5の単位モジュール301−1では走査開始側に
は隣接するモジュールはないので、走査終端側の100
画素については単位モジュール301−1の走査開始側
に共有している。単位モジュール301−1のその他の
1700画素は各ライン固定となる。同様に、単位モジ
ュール301−2は走査終端側の100画素は単位モジ
ュール301−3の走査開始側に共有している。単位モ
ジュール301−2は中間部の1600画素が固定とな
る。なお、本実施例では変動画素領域の画素を1境界で
分割し、単位モジュールの隣接する側を有効としている
が、画素領域が連続している必要はなく、離散した画素
構成としてもよい。また、2境界以上で分割してもよ
い。
【0025】図2は本実施例における記録画素制御の様
子を示す図である。画像データは単位モジュール毎の画
素の固定領域と変動領域とが区別されるよう画素数をカ
ウントして順に、実施例では順に1700画素、100
画素、1600画素、100画素、1700画素の如
く、配分される。マスク信号発生手段11では変動領域
に配分された100画素の内、最初のN画素を有効と
し、後半の100−N画素をすべて空白となるよう無効
とするマスク信号を発生し、図5の単位モジュール30
1−1の記録データを一時保存するバッファ手段13に
固定画素のデータに付加して出力する。一方、単位モジ
ュール301−2の記録データを一時保存するバッファ
手段14にはマスク信号の反転信号により、最初のN画
素をすべて空白となるよう無効とし、後半の100−N
画素を有効としたデータと中間の固定画素のデータと、
上記と同様に生成した図5の単位モジュール301−3
と共有する100画素のデータとを付加して出力する。
この際、無効とした画素は記録情報のみをキャンセルし
ているにすぎないので、各バッファ手段13〜15に出
力される画素数はいずれも1800画素となり、記録開
始の画素位置は常に同一としている。各バッファ手段1
3〜15に保存された画像データは、書込制御回路尾1
6〜18によって同期検知から所定の同期信号に基づい
たタイミングで読み出され、半導体レーザを変調して画
像記録が行われる。
【0026】なお、実施例では上記Nを各ラインでN
1、N2、N3・・・にランダムに可変するとともに、画
素位置の差N2−N1、N3−N2が均一とならないよ
うにすることで単位モジュールの継ぎ目画素が規則的に
配列するのを避けている。
【0027】次に、上述した本実施例に係る光走査装置
を搭載した電子写真プロセスを用いた画像形成装置とし
て、図6にデジタル複写機、図7にレーザプリンタ、図
8に普通紙ファクシミリの例を示す。図6において、デ
ジタル複写機本体500は、光走査装置501と、用紙
を収容するカセット502,502’と、カセット50
2,502’から用紙を1枚ずつ取り出す給紙ローラ5
03,503’と、搬送タイミングをコントロールする
レジストローラ504と、転写帯電器505と、感光体
ドラム506及び現像ローラ507並びに帯電ローラ5
08等が一体化されているプロセスカートリッジ509
と、ハロゲンヒータが内蔵された定着ローラ510と、
加圧ローラで構成する定着器511と、搬送ローラ51
2と、排紙ローラ513とを含んで構成されている。こ
のような構成を有するデジタル複写機における光走査装
置501は画像信号に応じて半導体レーザが変調され、
帯電ローラ508によって一様に帯電された感光体ドラ
ム506上に潜像を形成し、現像ローラ507から供給
されるトナーによって顕像化される。一方、給紙ローラ
503,503’によって取り出された用紙はレジスト
ローラ504によって光走査装置の画像書き出しのタイ
ミングに合わせて搬送されトナー像が転写される。転写
された画像は定着ローラ510及び定着器511により
定着されて搬送ローラ512、そして排紙ローラ513
によって排紙される。
【0028】また、図6において、原稿読取装置本体6
00では、原稿台に固定された原稿の読み取り部601
における画像を結像レンズ602を介してCCD等の光
電変換素子603上に結像させ、ミラー群604を移動
して順次、電子データに変換する。なお、図6に示すデ
ジタル複写機はモノクロ複写機であるが、これに限定す
る必要はなく、フルカラー複写機の場合、各色毎のプロ
セスカートリッジ毎に本発明の光走査装置を設けるタイ
プ、フルカラー画像形成を行う単一の画像形成部に対し
て設けるタイプや複数の画像形成部からなるタイプの画
像形成装置にも適用できることは言うまでもない。
【0029】図7において、レーザプリンタ700は、
光走査装置701と、用紙を収容するカセット702
と、カセット702から用紙を1枚ずつ取り出す給紙ロ
ーラ703と、搬送タイミングをコントロールするレジ
ストローラ704と、転写帯電器705と、感光体ドラ
ム706、現像ローラ707及び帯電ローラ708等が
一体化されているプロセスカートリッジ709と、ハロ
ゲンヒータが内蔵された定着ローラ710と、加圧ロー
ラで構成する定着器711と、排紙ローラ712とを含
んで構成されている。このような構成を有するレーザプ
リンタ700における光走査装置701は上位装置から
の画像信号に応じて半導体レーザが変調され、帯電ロー
ラ708によって一様に帯電された感光体ドラム706
上に潜像を形成し、現像ローラ708から供給されるト
ナーによって顕像化される。一方、給紙ローラ703に
よって取り出された用紙はレジストローラ704によっ
て光走査装置の画像書き出しのタイミングに合わせて搬
送されトナー像が転写される。転写された画像は定着ロ
ーラ710及び定着器711により定着されて排紙ロー
ラ712によって排紙される。
【0030】図8において、普通紙ファクシミリ800
は、光走査装置801と、用紙を収容するカセット80
2と、カセット802から用紙を1枚ずつ取り出す給紙
ローラ803と、搬送タイミングをコントロールするレ
ジストローラ804と、転写帯電器805と、感光体ド
ラム806、現像ローラ807及び帯電ローラ808等
が一体化されているプロセスカートリッジ809と、ハ
ロゲンヒータが内蔵された定着ローラ810と、加圧ロ
ーラで構成する定着器811と、原稿台812から原稿
を取り出す給紙ローラ813と、原稿を副走査方向に搬
送する搬送ローラ対814,815と、原稿の画像を光
学的に読み取る読み取り部816とを含んで構成されて
いる。原稿台812から給紙ローラ813によって送り
出された原稿の画像は搬送ローラ対814,815によ
り搬送されながら順次、読み取り部816によって電子
データに変換する。普通紙ファクシミリ800は上述の
ように読み取った読み取り部816からの画像信号を図
示していない通信部によって送信し、また通信部を介し
て受信した画像信号に応じて光走査装置801における
半導体レーザが変調され、帯電ローラ808によって一
様に帯電された感光体ドラム806上に潜像を形成し、
現像ローラ807から供給されるトナーによって顕像化
される。一方、給紙ローラ803によって取り出された
用紙はレジストローラ804によって光走査装置の画像
書き出しのタイミングに合わせて搬送されトナー像が転
写される。転写された画像は定着ローラ810及び定着
器811により定着されて排紙される。
【0031】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、特許請求の範囲内の記載であれば多種の変
形や置換可能であることは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、画像データに応じ
て変調する発光源と、発光源からの光ビームを偏向し被
走査面を走査する偏向手段とを有する単位モジュール
を、主走査方向に複数配列し、単位モジュール毎の走査
域を継ぎ合わせて画像記録を行う、本発明の光走査装置
によれば、画像データは、一走査ライン共通にモジュー
ル数分に分断された固定画素領域と、各固定画素領域を
繋ぐ変動画素領域からなると共に、各単位モジュールの
画素が、各々に対応して割り付けられた固定画素領域の
記録開始側又は記録終端側に変動画素領域を付加して構
成され、変動画素領域は隣接する単位モジュール双方で
共有することに特徴がある。よって、記録画素を選択す
るような手段を個別に設ける必要がなく、かつ当該手段
の制御系が簡素化され、単位モジュール毎に各々に割り
付けた画素数を走査ライン毎に任意に増減することがで
き、分割境界が判別し難くなり、目視上良好な画像が得
られる。
【0033】また、隣接する単位モジュールのいずれか
一方の単位モジュールにおける変動画素領域の画素の一
部が無効となるマスク信号を発生するマスク信号発生手
段を有することにより、画素数を変えずに済み、記録開
始位置を変える必要もなく、余分な遅延回路等を付加す
る必要もなく走査ライン毎の主走査位置ずれを最小限と
し、良好な画像を得ることができる。
【0034】更に、マスク信号発生手段で区切る画素の
境界を各走査ライン間でずらすことにより、またマスク
信号発生手段でのずらし量が少なくとも隣接する走査ラ
イン間では異なることにより、隣接する走査ラインで分
割位置が規則的に配列しないようにでき、分割位置が判
別し難くなり、目視上良好な画像が得られる。
【0035】また、別の発明としての画像形成装置は、
単色の画像形成を行う画像形成部に対して、1ライン分
の画像データを単位モジュール数に分割して画像記録を
行うことに特徴がある。
【0036】更に、別の発明としての画像形成装置は、
フルカラー画像を形成する各色毎の画像形成部の各々に
配備し、各色に対応した画像データにより個別に画像記
録を行うことに特徴がある。
【0037】また、別の発明としての画像形成装置は、
フルカラー画像を形成する各色毎の画像形成部に対して
共用配備し、各色に対応した画像データにより時系列に
画像記録を行うことに特徴がある。
【0038】更に、別の発明としての画像形成装置は、
フルカラー画像を形成する各色毎の画像形成部の1又は
複数色に対して共用配備し、各色に対応した画像データ
により時系列に画像記録を行うことに特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る光走査装置における単
位モジュール毎の一走査ラインあたりの画像データの構
成を示す図である。
【図2】本実施例における記録画素制御の様子を示す図
である。
【図3】本発明に適用される光走査装置における単位モ
ジュールを示す分解斜視図である。
【図4】本発明に適用される光走査装置における別の単
位モジュールを示す分解斜視図である。
【図5】複数の単位モジュールを配列した光走査装置の
構成を示す概略斜視図である。
【図6】本発明の光走査装置を搭載したデジタル複写機
の構成を示す概略断面図である。
【図7】本発明の光走査装置を搭載したレーザプリンタ
の構成を示す概略断面図である。
【図8】本発明の光走査装置を搭載した普通紙ファクシ
ミリの構成を示す概略断面図である。
【符号の説明】
11,12;マスク信号発生手段、13〜15;バッフ
ァ、16〜18;書込制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/46 H04N 1/46 Z Fターム(参考) 2C362 BA49 BA51 BA52 BA69 BA70 BB37 BB38 BB42 BB43 CA18 CA22 CB75 CB78 2H045 AA01 BA22 BA34 CA88 CA98 CB65 DA11 5C072 AA03 BA19 QA14 RA06 XA01 XA05 5C079 KA01 KA03 KA08 LA02 NA01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに応じて変調する発光源と、
    発光源からの光ビームを偏向し被走査面を走査する偏向
    手段とを有する単位モジュールを、主走査方向に複数配
    列し、単位モジュール毎の走査域を継ぎ合わせて画像記
    録を行う光走査装置において、 画像データは、一走査ライン共通にモジュール数分に分
    断された固定画素領域と、該各固定画素領域を繋ぐ変動
    画素領域からなると共に、各単位モジュールの画素が、
    各々に対応して割り付けられた前記固定画素領域の記録
    開始側又は記録終端側に前記変動画素領域を付加して構
    成され、前記変動画素領域は隣接する単位モジュール双
    方で共有することを特徴とする光走査装置。
  2. 【請求項2】 隣接する単位モジュールのいずれか一方
    の単位モジュールにおける前記変動画素領域の画素の一
    部が無効となるマスク信号を発生するマスク信号発生手
    段を有する請求項1記載の光走査装置。
  3. 【請求項3】 前記マスク信号発生手段で区切る画素の
    境界を各走査ライン間でずらす請求項2記載の光走査装
    置。
  4. 【請求項4】 前記マスク信号発生手段でのずらし量が
    少なくとも隣接する走査ライン間では異なる請求項3記
    載の光走査装置。
  5. 【請求項5】 単色の画像形成を行う画像形成部に対し
    て、1ライン分の画像データを単位モジュール数に分割
    して画像記録を行うことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 フルカラー画像を形成する各色毎の画像
    形成部の各々に配備し、各色に対応した画像データによ
    り個別に画像記録を行う請求項5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 フルカラー画像を形成する各色毎の画像
    形成部に対して共用配備し、各色に対応した画像データ
    により時系列に画像記録を行う請求項5記載の画像形成
    装置。
  8. 【請求項8】 フルカラー画像を形成する各色毎の画像
    形成部の1又は複数色に対して共用配備し、各色に対応
    した画像データにより時系列に画像記録を行う請求項5
    記載の画像形成装置。
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