JP2568055B2 - 画素記録パルス信号発生装置 - Google Patents

画素記録パルス信号発生装置

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JP2568055B2 JP25848294A JP25848294A JP2568055B2 JP 2568055 B2 JP2568055 B2 JP 2568055B2 JP 25848294 A JP25848294 A JP 25848294A JP 25848294 A JP25848294 A JP 25848294A JP 2568055 B2 JP2568055 B2 JP 2568055B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は画素記録パルス信号発生
装置に係り、記録画像の濃淡を該画像を構成する各画素
の記録面積(着色や発色面積)の割合によって表現する
走査記録形の記録装置における画素記録パルス信号発生
装置に関する。 【0002】 【従来の技術】走査記録形の記録装置において、画像の
濃淡を表現するために各画素の記録面積を変える方式と
して、画素記録パルス信号を濃度データによってパルス
幅変調する方式がある。特公昭57−57679号公報
や特開昭57−99866号公報に記載された装置はそ
の具体例である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところでこのような記
録装置において、画像を高精細に記録するためには各画
素を小さくして画素密度を高める必要がある。走査記録
における各画素の走査方向寸法は、走査速度と画素記録
パルス信号発生周期で決まり、画素を小さくするために
は画素記録パルス信号発生周期を短くして断続回数を多
くしなければならない。ところが画素記録パルス信号の
断続回数を多くすると画質が低下する傾向がある。 【0004】その理由を電子写真式レーザビームプリン
タを例にとって具体的に説明する。 【0005】図2において、メモリ1は画像読取装置ま
たは計算機等(図示せず)からの画像信号における各画
素の濃度データを1走査線分記憶する。そして後述する
タイミング処理回路4から与えられる画素クロック信号
PCLK1により、記録走査位置に応じて1画素分ずつ
画素濃度データDAとしてラッチ2に送られる。画素濃
度を“0”(白)から“15”(黒)とすると、画素濃
度データDAは4ビットデータとなる。画素記録パルス
信号発生回路9において、ラッチ2はタイミング処理回
路4から与えられる画素クロック信号PCLK2により
画素濃度データDAを保持(ラッチ)するもので、その
保持期間は1画素領域を記録走査する期間に等しい。そ
してこの保持された画素濃度データDAは比較器5に与
えられる。カウンタ3は循環する4ビットバイナリカウ
ンタであり、タイミング処理回路4からの記録走査信号
LINE1に制御されてクロック発生器10からのクロ
ック信号CLK1を計数する。クロック信号CLK1は
1画素領域を記録走査する期間に16個出力される。カ
ウンタ3は“0”(白)から“15”(黒)までカウン
トアップし、そのカウント内容を比較データDBとして
前記比較器5に与えると共に、そのキャリィ信号を画素
クロック信号PCLK3として前記タイミング処理回路
に与える。タイミング処理回路4は画素クロック信号P
CLK3を基準にして前記画素クロック信号PCLK
1,PCLK2を発生すると共にレーザビーム検出器8
からの検出信号LINE2を各走査線の記録走査開始同
期信号としている。 【0006】比較器5は画素濃度データDAと比較デー
タDBの大小を比較し、 DA>DBのとき「黒」 DA≦DBのとき「白」 に相当する2値の画素記録パルス信号Sを発生し、これ
を半導体レーザ回路6に与える。半導体レーザ回路6か
ら出力されるレーザビームは角度θの範囲で偏向されて
電子写真感光ドラム7を走査露光して静電潜像を形成
し、静電潜像はトナー現象された後に記録紙に転写さ
れ、更に定着されて記録物となる。 【0007】図1の(a)〜(c)はこのようなレーザ
ビームプリンタの画素記録パルス信号の発生動作と画素
記録のタイミングチャートを示している。(a)は画素
番号と画素濃度データDAを示している。(b)の横軸
tは時間軸であり、1画素を記録走査するのに必要な時
間はTである。縦軸は画素濃度に対応したディジタル値
で“0”が「白」,“15”が「黒」であり、DAは画
素濃度データ、DBは比較データである。(c)の横軸
xはレーザビームの記録走査位置を示しており、斜線領
域は各画素の記録面積である。 【0008】このような記録方式において、半導体レー
ザ回路6から出力されるレーザビームは走査方向に広が
りをもっているので、このレーザビームは走査しながら
画素記録パルス信号Sで断続すると、各画素記録面の走
査方向両縁部分での露光量は白と黒の中間領域となり、
この部分での記録濃度が不安定となり画質低下の要因と
なる。従って、高精細な画像を記録しようとして画素を
小さくしてレーザビームの断続回数を多くすると、この
ような不安定領域の面積比率が増加して画質の低下を招
来する。 【0009】このような現象は、レーザビームプリンタ
に限らず、記録媒体に与える記録エネルギーを走査しな
がら断続制御する感熱記録装置,スタイラス静電記録装
置,液晶光スイッチや発光ダイオードを用いた走査露光
形電子写真プリンタのような走査記録形の記録装置に共
通して発生する。 【0010】したがって、本発明の目的は、この種の記
録装置による高精細画像記録において画質の低下を軽減
することのできる画素記録パルス信号を発生する装置を
提供することにある。 【0011】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、画像信号における各画素の濃度データを
各画素毎にその大きさが順次増加又は減少する比較デー
タと比較して濃度に比例した時間幅をもつ画素記録パル
ス信号に変換し、この画素記録パルス信号によって記録
エネルギーの発生を断続制御する走査記録形の記録装置
における前記画素記録パルス信号発生装置において、記
録走査方向に並んだ複数の画素から奇数番目の各画素と
偶数番目の各画素を検出する検出手段と、奇数番目の画
素を検出したときには、その比較データとしてその大き
さかが順次増加する比較データおよび順次減少する比較
データのいずれか一方の比較データを出力し、偶数番目
の画素を検出したときには、その比較データとしてその
大きさが順次増加する比較データおよび順次減少する比
較データのいずれか他方の比較データを出力する比較デ
ータ出力手段を備えたことを特徴とする。 【0012】 【作用】本発明による画素記録パルス信号発生装置は、
上記の如く構成したので、比較データとしてその大きさ
が順次減少する比較データを用いた先行記録側画素と比
較データとしてその大きさが順次増大する比較データを
用いた後続記録側画素とからなる記録走査方向に隣接す
る一対の画素における前記先行記録側画素の記録パルス
信号はその終端を該画素の終端に一致させ、前記後続記
録側画素の記録パルス信号はその始端を該画素の始端に
一致させてそれぞれ発生させることができ、これら一対
の画素間での記録エネルギーの発生を連続させ、以って
記録濃度不安定領域を軽減することにより画質の低下を
軽減できる。 【0013】 【実施例】図1の(d),(e)および(f),(g)
は本発明になる画素記録パルス信号発生装置における画
素記録パルス信号の発生動作と画素記録のタイミングチ
ャートである。 【0014】(d)は画素濃度データDAと比較データ
DBの比較による画素記録パルス信号発生動作で、比較
データDBの大きさは奇数画素番号領域では増加し、偶
数画素番号領域では減少するように変化する。このため
に画素濃度データDAと比較データDBの大小を比較す
ることによって作られる画素記録パルス信号Sの発生位
置は、奇数画素番号領域では画素記録パルス信号の始端
が該画素の始端に一致し、偶数画素番号領域では画素記
録パルス信号の終端が該画素の終端に一致するようにな
り、図示例では画素番号2と3,4と5が連続したもの
となる。従ってこの画素記録パルス信号に基づいて記録
される記録画素は、(e)に示すように、画素番号2と
3,4と5が連続してこれら一対の画素間では走査方向
に縁部分がなくなり、不安定領域が減少する。 【0015】(f)は比較データDBの大きさが奇数画
素番号領域では減少し、偶数画素番号領域で増加する例
であり、この場合の記録画素は、(g)に示すように、
画素番号1と2,3と4が連続する。 【0016】次に本発明の一実施例に係る画素記録パル
ス信号発生回路を説明する。前述の図1(d)のような
画素濃度データDAと比較データDBの大小比較による
画素記録パルス信号の発生は、図2に示した比較データ
DBを発生する回路を改良することによって行うことが
できる。従って、ここではこの比較データDBを発生す
る回路を説明し、その他の回路は従来装置と同様である
のでその説明を省略する。なお、各回路の出力端子と該
端子に発生する信号には同一参照符号を用いる。 【0017】図3において、カウンタ13はクロック発
生器10からクロック端子CLKに入力されるクロック
信号CLK1を計数する16進カウンタである。タイミ
ング処理回路4から出力される記録走査信号LINE1
は、記録走査時にハイレベルとなるものであり、前記カ
ウンタ13はクリア端子CLRに入力されるこの記録走
査信号LINE1がハイレベルのときにクロック信号C
LK1を計数し、ロウレベルのときはクリアされて
“0”となる。データセレクタ14の入力端子Aはカウ
ンタ13の計数出力信号Q13をそのまま入力し、入力端
子Bはカウンタ13の計数出力信号Q13を反転した値を
入力する。従って、カウンタ13の計数出力信号Q13
“0”の場合、入力端子Aは“0”、入力端子Bは“1
5”となる。このデータセレクタ14は選択制御端子S
elに入力される信号レベルに従って前記入力端子A,
Bの一方の入力信号を選択的に出力端子Yに出力するも
のであり、この選択制御端子SelにはRSフリップフ
ロップ(以下FFという)12の出力信号Q12が与えら
れる。ラッチ15は入力端子Dに入力される信号を出力
端子からそのまま出力信号Q15(比較データDB)とし
て出力し、イネーブル端子Enに与えられる画素クロッ
ク信号PCLK3の信号レベルに従ってデータラッチを
行う。また前記カウンタ13のキャリィ端子Carから
出力されるキャリィ信号は反転されて画素クロック信号
PCLK3となり、タイミング処理回路4,FF12の
クロック端子CLK,ラッチ15のイネーブル端子En
に与えられる。 【0018】以上の回路構成において、タイミング処理
回路4から出力される記録走査信号LINE1がハイレ
ベルになるとカウンタ13はクロック発生器10から与
えられるクロック信号CLK1を計数し、計数出力信号
13の値を増加する。そして計数出力信号Q13の値が
“15”になるとキャリィ端子Carにキャリィ信号を
発生する。初期状態でデータセレクタ14が、入力端子
Aの信号を選択して出力するように設定されていれば、
ラッチ15の出力信号Q15である比較データDBは
“0”から“15”まで順次に増加する。そして計数値
が“15”になってキャリィ信号Carが出力される
と、これが画素クロック信号PCLK3としてラッチ1
5のイネーブル端子Enに与えられ、該ラッチ15は
“15”をラッチする。画素クロック信号PCLK3は
FF12にも与えられるので該FF12が反転して出力
信号Q12の信号レベルが変化し、この出力信号Q12の信
号レベルの変化によってデータセレクタ14は入力端子
Bの信号を選択して出力端子Yに出力する。従ってデー
タセレクタ14の出力端子Yの値は“15”から“0”
に変化するが、ラッチ15には“15”がラッチされて
いるので比較データDBは“15”である。ここまでが
画素番号1の画素に対する信号処理である。次のクロッ
ク信号CLK1が入力されるとカウンタ13の値は
“0”となり、従ってデータセレクタ14に出力端子Y
の値は“15”になって画素番号2の画素に対する信号
処理に移る。同時にカウンタ13のキャリィ信号Car
が消失し、従ってラッチ15は入力端子Dの信号をその
まま出力するようになる。その後カウンタ13はクロッ
ク信号CLK1を計数してその値を増加させるが、デー
タセレクタ14はその反転信号を入力する端子Bの値を
出力するので、ラッチ15の出力信号Q15である比較デ
ータDBは順次減少する。そしてカウンタ13の値が
“15”(比較データDB=0)となるとキャリィ信号
Carが出力され、前述と同様にラッチ15,FF1
2,データセレクタ14が制御される。このときデータ
セレクタ14は入力端子Aの信号を選択して出力端子Y
に出力するように切換わる。 【0019】記録走査信号LINE1がハイレベルの間
このような動作がくり返されることにより、比較データ
DBは、図1(d)に示すように、増加,減少をくり返
す。 【0020】このような比較データ発生回路は、カウン
タ13をアップダウンする場合に比較して高速動作が可
能になる利点をもつ。 【0021】そして、このようにして得た比較データD
Bと画素濃度データDAを大小比較すれば、図1(e)
に示すような画素記録を行う画素記録パルス信号Sを発
生することができる。 【0022】なお、初期状態においてデータセレクタ1
4が入力端子Bの信号を選択して出力することになるよ
うにFF12の出力信号Q12が初期化されると、比較デ
ータDBは図1(f)に示すように変化し、同図(g)
に示すような画素記録を行う画素記録パルス信号Sが得
られる。 【0023】更に、図3に示す比較データ発生回路は更
にカウンタ11とモノステーブルマルチバイブレータ
(以下MMという)16を備える。タイミング処理回路
4は、記録動作が開始されるとハイレベルになり、終了
するとロウレベルになる印刷信号PAGEを発生する。
カウンタ11は計数値が“3”になるとキャリィ信号C
arがハイレベルになる2ビットのバイナリカウンタ
で、印刷信号PAGEがロウレベルのときにスクリーン
角データSDを初期値としてロードする。カウンタ11
のキャリィ信号CarがロウレベルのときFF12はプ
リセットされ、その結果データセレクタ14は入力端子
Aの信号を選択して出力するので比較データDBの初期
値は“0”となり、キャリィ信号Carがハイレベルの
ときはFF12がクリアされ、その結果データセレクタ
14は入力端子Bの信号を選択して出力するので比較デ
ータDBの初期値は“15”となる。 【0024】1走査線分の記録が完了すると記録走査信
号LINE1がロウレベルになり、カウンタ11がカウ
ントアップされる。カウンタ11の計数値が“0”→
“1”,“1”→“2”に変化する場合にはキャリィ信
号Carはロウレベルのままであるので、記録走査信号
LINE1がロウレベルに変化してMM16がトリガさ
れその出力端子Q16に短いパルス信号が発生すると、こ
のパルス信号Q16がFF12のクリア端子CLRに与え
られてFF12はクリアされる。カウンタ11の計数値
が“2”→“3”に変化する場合にはキャリィ信号Ca
rはハイレベルとなり、従ってMM16から発生するパ
ルス信号Q16はFF12のプリセット端子PRに与えら
れてFF12はプリセットされる。またカウンタ11の
計数値が“3”でキャリィ信号Carがハイレベルであ
った場合には該カウンタ11のロード端子Lがロウレベ
ルになっているので、該カウンタ11の次の計数値はス
クリーン角データSDになる。従ってスクリーン角デー
タSDが“3”のときはFF12をプリセットし、それ
以外ではリセットする。この動作は記録が終了して印刷
信号PAGEがロウレベルになるまで続けられる。 【0025】図4はこの回路により制御される画素記録
パルス信号Sの発生動作と画素記録のタイミングチャー
トである。(h),(i)はスクリーン角データSDが
“3”の場合であり、(h)は画素記録パルス信号発生
動作を示し、(i)はその結果得られる画素記録パルス
信号による画素記録パターンである。横軸は記録走査方
向に対応し(h)では時間軸、(i)では走査位置であ
るが、ここでは画素番号で表示している。縦軸は記録媒
体の送り方向に対応し(h)では時間軸、(i)では送
り量であるが、ここでは走査線番号で表示している。ま
た縦軸にはカウンタ11の計数値を併記してある。
(j),(k)はスクリーン角データSDが“2”の場
合、(l),(m)はスクリーン角データSDが“1”
の場合、(n),(p)はスクリーン角データSDが
“0”の場合である。 【0026】スクリーン角データSDが“3”の場合に
は図4(h)のようにカウンタ11の計数値は常時
“3”であるので、該カウンタ11のキャリィ信号Ca
rは常時ハイレベルであることから記録走査信号LIN
E1がロウレベルになる毎にFF12はプリセットさ
れ、従って各走査線における比較データDBの初期値は
“15”となって図1(f)に示したと同じ画素記録パ
ルス信号発生動作がくり返される。そしてこの結果得ら
れる画素記録パルス信号による各走査線の画素記録パタ
ーンは、図4(i)のように画素番号1と2,3と4の
画素が連続することになる。 【0027】スクリーン角データSDが“2”の場合に
は図4(j)のようにカウンタ11の計数値は走査線番
号の順に“2”,“3”,“2”,“3”・・・と変化
するので、該カウンタ11のキャリィ信号Carはロウ
レベルとハイレベルをくり返し、従って各走査線におけ
るFF12の初期状態は走査線番号順にクリア,プリセ
ット,クリア・・・となる。従って各走査線における比
較データDBの初期値は奇数走査線番号が“0”、偶数
走査線番号が“15”となって図1(d)および(f)
と同じ画素記録パルス信号発生動作が交互にくり返され
る。その結果、図4(k)のように奇数番の走査線にお
いては画素番号2と3,4と5が対となって画素記録が
連続し、偶数番の走査線においては画素番号1と2,3
と4の画素記録が連続する。 【0028】スクリーン角データSDが“1”の場合に
は図4(l)のようにカウンタ11の計数値は“1”,
“2”,“3”,“1”,“2”,“3”・・・をくり
返し、従って各走査線における比較データDBの初期値
は走査線番号順に“0”,“0”,“15”・・・をく
り返すことから、画素記録パターンは図4(m)のよう
になる。 【0029】そしてスクリーン角データSDが“0”の
場合には図4(n)のようにカウンタ11の計数値は
“0”,“1”,“2”,“3”・・・のくり返しであ
り、従って比較データDBの初期値は走査線番号順に
“0”,“0”,“0”,“15”・・・をくり返すこ
とから、画素記録パターンは図4(p)のようになる。 【0030】そして図4(i),(k),(m),
(p)の画素記録パターンを比較すると、スクリーン角
データSDの値によって記録パターンのスクリーン角が
異なることが理解できよう。多重記録によるフルカラー
レーザビームプリンタでは、各色のスクリーン角が同一
であるとモアレ縞が発生して画質が低下する。従ってこ
のようなカラー記録の場合には、色毎にスクリーン角デ
ータSDの値を変えることによりモアレ縞のない高画質
のカラー画像が得られる。 【0031】以上に述べた実施例において、画素濃度デ
ータDA,比較データDB,スクリーン角データSDの
ビット数の増減、また比較データDBの波形の変更、例
えばプリンタのΓ特性を補償する形状に変更すること、
更にはスクリーン角データSDの値の設定方法の変更は
自由である。 【0032】そして本発明はレーザビームプリンタに限
らず前述したような他の走査記録形の記録装置に適用で
きることは勿論である。 【0033】 【発明の効果】以上のように本発明は、画像信号におけ
る各画素の濃度データを各画素毎にその大きさが順次増
加又は減少する比較データと比較して濃度に比例した時
間幅をもつ画素記録パルス信号に変換し、この画素記録
パルス信号によって記録エネルギーの発生を断続制御す
る走査記録形の記録装置における前記画素記録パルス信
号発生装置において、記録走査方向に並んだ複数の画素
から奇数番目の各画素と偶数番目の各画素を検出する検
出手段と、奇数番目の画素を検出したときには、その比
較データとしてその大きさが順次増加する比較データお
よび順次減少する比較データのいずれか一方の比較デー
タを出力し、偶数番目の画素を検出したときには、その
比較データとしてその大きさが順次増加する比較データ
および順次減少する比較データのいずれか他方の比較デ
ータを出力する比較データ出力手段を備えたことによ
り、比較データとしてその大きさが順次減少する比較デ
ータを用いた先行記録側画素と比較データとしてその大
きさが順次増大する比較データを用いた後続記録側画素
とからなる記録走査方向に隣接する一対の画素における
前記先行記録側画素の記録パルス信号はその終端を該画
素の終端に一致させ、前記後続記録側画素の記録パルス
信号はその始端を該画素の始端に一致させてそれぞれ発
生させることができるので、これら一対の画素間での記
録エネルギーの発生を連続させ、以って記録濃度不安定
領域を軽減することにより画質の低下を軽減できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】動作説明用タイミングチャートである。 【図2】従来のレーザビームプリンタのブロック図であ
る。 【図3】本発明の一実施例に係る画素記録パルス信号発
生装置の比較データ発生回路図である。 【図4】図3の回路による画素記録パルス信号発生動作
と画素記録パターンを示す説明図である。 【符号の説明】 4 タイミング処理回路 5 比較器 6 半導体レーザ回路 13 カウンタ 14 データセレクタ 15 ラッチ DA 画素濃度データ DB 比較データ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.画像信号における各画素の濃度データを各画素毎に
    その大きさが順次増加又は減少する比較データと比較し
    て濃度に比例した時間幅をもつ画素記録パルス信号に変
    換し、この画素記録パルス信号によって記録エネルギー
    の発生を断続制御する走査記録形の記録装置における前
    記画素記録パルス信号発生装置において、記録走査方向
    に並んだ複数の画素から奇数番目の各画素と偶数番目の
    各画素を検出する検出手段と、奇数番目の画素を検出し
    たときには、その比較データとしてその大きさが順次増
    加する比較データおよび順次減少する比較データのいず
    れか一方の比較データを出力し、偶数番目の画素を検出
    したときには、その比較データとしてその大きさが順次
    増加する比較データおよび順次減少する比較データのい
    ずれか他方の比較データを出力する比較データ出力手段
    を備えたことを特徴とする画素記録パルス信号発生装
    置。
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