JP3010852B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3010852B2
JP3010852B2 JP3294131A JP29413191A JP3010852B2 JP 3010852 B2 JP3010852 B2 JP 3010852B2 JP 3294131 A JP3294131 A JP 3294131A JP 29413191 A JP29413191 A JP 29413191A JP 3010852 B2 JP3010852 B2 JP 3010852B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多値画像をパルス幅変調
することにより2値化して画像を形成する画像形成装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザビームプリンタ等の画像形
成装置には、高解像度と優れた階調性がともに要求され
ている。
【0003】以下図面を参照しながら、上記した従来の
画像形成装置の一例について説明する。
【0004】図9は従来のパルス幅変調回路のブロック
図である。図9において、102はD/A変換器であ
り、ラスタースキャンのディジタル画像信号101をア
ナログ画像信号103に変換する。104は1/2分周
器であり、ディジタル画像信号101の画素クロック1
19を1/2分周し、スクリーンクロック120を出力
する。105,106,107はそれぞれパターン信号
発生回路A,B,Cであり、スクリーンクロック120
に基づき、それぞれパターン信号Aは108,Bは10
9、Cは110を出力する。パターン信号A108,B
109、C110の周期は画素クロックの2倍であり、
それぞれの波形は異なる。111,112,113はコ
ンパレータであり、アナログ画像信号103と、パター
ン信号A108,B109,C110とをそれぞれ比較
し、パルス幅変調されたPWM信号A121、B12
2、C123をそれぞれ出力する。116は濃度勾配検
出回路であり、画像信号101の主走査方向の濃度勾配
を検出し、濃度勾配検出信号117を出力する。114
はセレクタであり、濃度勾配検出信号117に基づき、
PWM信号A121,B122,C123のうち1つを
選択しPWM信号115を出力する。
【0005】図10は図9の従来のパルス幅変調回路の
タイミング図である。パターン信号A108は右上がり
のランプ波である。パターン信号B109は三角波であ
る。パターン信号C110は右下がりのランプ波形であ
る。図9の濃度勾配検出回路116は、画像信号の濃度
勾配の方向および勾配の大きさを検出し、セレクタ11
4によりどのPWM信号を選択するかを決定する。図1
0の最下段はセレクタ114が選択するPWM信号を示
している。
【0006】以上のような従来のパルス幅変調回路は、
パターン信号の周期は画素クロックの2倍であるにも関
わらず、文字などの線画を含む画像信号をパルス幅変調
する場合でもエッジ部がギザギザになることがなく、文
字部の解像度低下を防ぐことが可能であるというもので
ある。(例えば、特開平2−47973号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、形成された画像のスクリーンパターンは
縦線の万線スクリーンとなり、スクリーンが視覚上目障
りとなる。
【0008】また、カラー画像を形成する場合、少なく
ともシアン、マゼンタおよびイエローの各色を記録紙に
重ねる必要があるので、各色の記録紙上の相対位置関係
の違いが中間色の色調の差に影響しないように色ごとに
異なるスクリーン角をもたせるスクリーニング処理を行
うことが知られている。しかし上記のような構成では、
形成画像は万線スクリーンとなるため、各色の記録紙上
の相対位置関係の違いが各色の重畳部分の割合が変化し
て中間色の色調の差に影響する。
【0009】本発明は上記問題点に鑑み、スクリーンを
視覚上目立ちにくくでき、さらにカラー画像形成時に必
要な45度のスクリーン角のスクリーン処理を行うこと
ができる、パルス幅変調を用いた画像形成装置を提供す
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の画像形成装置は、多値画像信号をパルス幅
変調してハーフトーン画像を形成する画像形成装置にお
いて、ライン走査ピッチの2の整数倍に相当する周期以
外の所定の周期をもつ第1のパターン信号を発生する第
1のパターン信号発生手段と、第1のパターン信号と同
じ周期を持ち180°位相のずれた第2のパターン信号
を発生する第2のパターン信号発生手段と、第1のパタ
ーン信号に基づき画像信号をパルス幅変調し第1のパル
ス幅変調信号を出力する第1のパルス幅変調手段と、第
2のパターン信号に基づき画像信号をパルス幅変調し第
2のパルス幅変調信号を出力する第2のパルス幅変調手
段と、前記第1または第2のパルス幅変調信号のうち一
方を選択し出力するセレクタを具備し、前記セレクタの
選択をライン走査毎に制御するセレクタ制御手段を具備
し、前記セレクタ制御手段は、前記所定の周期をa画素
(aは正の実数)、処理する画像信号をnライン目(n
は正の整数)、小数点以下の四捨五入演算をRND、剰
余演算子をMODとおくと、(RND(2×n/a))
MOD2を演算する手段を具備し、演算結果に基づいて
セレクタの制御を行うことにより、パターン信号の周期
の平方根分の1のスクリーンピッチで、疑似的にスクリ
ーン角45°の画像を形成することを特徴とする。
【0011】また、多値画像信号をパルス幅変調して画
像を形成する画像形成装置において、ライン走査ピッチ
の2の整数倍に相当する周期以外の所定の周期をもつ第
1のクロックと、第1のクロックと同じ周期を持ち18
0°位相のずれた第2のクロックを発生するクロック発
生手段と、前記第1または第2のクロックのうち一方を
選択し出力するセレクタと、前記セレクタの出力に基づ
きパターン信号を発生するパターン信号発生手段と、前
記パターン信号に基づき画像信号をパルス幅変調しパル
ス幅変調信号を出力するパルス幅変調手段とを具備し、
前記セレクタの選択をライン走査毎に制御するセレクタ
制御手段を具備し、前記セレクタ制御手段は、前記所定
の周期をa画素(aは正の実数)、処理する画像信号を
nライン目(nは正の整数)、小数点以下の四捨五入演
算をRND、剰余演算子をMODとおくと、(RND
(2×n/a))MOD2を演算する手段を具備し、演
算結果に基づいてセレクタの制御を行うことにより、
ターン信号の周期の平方根分の1のスクリーンピッチ
で、疑似的にスクリーン角45°の画像を形成すること
を特徴とする。さらに、多値画像信号をパルス幅変調し
てハーフトーン画像を形成する画像形成装置において、
ライン走査ピッチの2の整数倍に相当する周期以外の所
定の周期をもつ第1のクロックと、第1のクロックと同
じ周期を持ち180°位相のずれた第2のクロックを発
生するクロック発生手段と、前記第1または第2のクロ
ックのうち一方を選択し出力するセレクタと、前記セレ
クタの出力に基づきパターン信号を発生するパターン信
号発生手段と、前記パターン信号に基づき画像信号をパ
ルス幅変調しパルス幅変調信号を出力するパルス幅変調
手段とを具備し、前記セレクタの選択をライン走査毎に
制御するセレクタ制御手段を具備し、前記所定の周期が
a画素(aは有理数:a=i/j:i,jは正の整
数)、処理する画像信号をnライン目(nは正の整数)
である時、前記セレクタ制御手段は、iライン分のセレ
クタ選択情報を記憶する手段を具備し、前記セレクタ選
択情報を繰り返し読み出し前記セレクタを制御すること
により、パターン信号の周期の平方根分の1のスクリー
ンピッチで、疑似的にスクリーン角45°の画像を形成
することを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明は上記した構成によって、スクリーン角
が45度の任意のスクリーン周期のスクリーニング処理
ができるので、形成された画像においてスクリーンを視
覚上目立ちにくくできる。
【0013】また、さらにカラー画像形成時に必要な4
5度のスクリーン角の任意の周期を持つスクリーン処理
を行うことができる。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例の画像形成装置につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0015】図1は、本発明の実施例における画像形成
装置の一つであるレーザビームプリンタの記録部の概略
構成図である。図1において、31は半導体レーザ、4
5はコリメータレンズ、46はポリゴンミラー、47は
fθレンズ、48は感光体ドラム、30はピンフォトダ
イオードである。パルス幅変調された半導体レーザ31
からのレーザ光は、コリメータレンズ45でコリメート
される。次に、レーザ光は回転するポリゴンミラー46
により反射され、fθレンズ47によってfθ補正され
感光体ドラム48上を走査する。感光体ドラム48は図
中矢印の方向に回転する。感光体ドラム48上には静電
潜像が形成される。感光体ドラム48上の静電潜像に基
づいて、周知の電子写真方式により記録紙に画像が形成
される。ピンフォトダイオード30はレーザビームの1
ラインの走査開始位置近傍に設けられ、レーザ光のライ
ン走査を検出する。
【0016】図2は本発明のレーザビームプリンタの画
像信号処理部の第1の実施例の概略ブロック図である。
図2において、8ビットのディジタル画像信号1は、D
/Aコンバータ2によりアナログ画像信号3に変換され
る。ディジタル画像信号1の画素レートは20MHzで
ある。水晶発振器20は56.5685MHzの矩形波
4を出力する。バイナリカウンタ6の非同期クリア入力
にはアクティブローのビームディテクト(BD)信号5
が入力される。ビームディテクト信号5は、第1図のピ
ンフォトダイオード30からの信号波形を整形した信号
であり、レーザービームの走査毎に出力される。
【0017】バイナリカウンタ6のクロック入力には矩
形波4が入力される。バイナリカウンタ6は出力端子Q
Cから、矩形波4を8分の1に分周したパターンクロッ
ク7を出力する。パターンクロック7は7.0711M
Hzのビームディテクト信号5に同期した矩形波であ
る。パターンクロック7は、パターン信号発生回路8お
よび、インバータ21を通してパターン信号発生回路9
に入力される。パターン信号発生回路8および9は入力
矩形波に基づいて三角波10および11をそれぞれ発生
する。三角波10および11はパターンクロック7と同
じ周期をもち、互いに位相が180度ずれている。画素
レートが20MHzであるので、三角波10および11
の周期は2.8284画素に相当する。
【0018】コンパレータ12はアナログ画像信号3お
よび三角波10を比較し、アナログ信号3が三角波10
より大きいときハイレベルとなるパルス幅変調信号14
を出力する。コンパレータ13はアナログ画像信号3お
よび三角波11を比較し、アナログ信号3が三角波11
より大きいときハイレベルとなるパルス幅変調信号15
を出力する。セレクタ16はパルス幅変調信号14およ
び15を入力とし、選択信号19がハイレベルの時、パ
ルス幅変調信号15を選択してレーザ変調信号22とし
て出力する。また、セレクタ16は、選択信号19がロ
ーレベルの時、パルス幅変調信号14を選択してレーザ
変調信号22として出力する。レーザ変調信号22は図
示していないレーザドライブ回路に入力される。レーザ
ドライブ回路は、レーザ変調信号22がハイレベルの
時、半導体レーザをドライブする。
【0019】セレクタ制御回路17は、ビームディテク
ト信号5と1つの画像の先頭を示すTOP信号18を入
力とし、選択信号19を出力する。TOP信号18はア
クティブローのパルス信号である。セレクタ制御回路1
7については後で詳しく説明する。
【0020】図3に図2の画像信号処理部のタイミング
チャートを示す。図3のタイミングチャートを用いて、
図2の画像処理部の動作を説明する。ビームディテクト
信号5はレーザビーム走査ごとに出力されるローパルス
のライン同期信号である。ディジタル画像信号1はビー
ムディテクト信号5に同期している。8ビットのディジ
タル画像信号の画素レートは20MHzであるので50
nsecが1画素に相当する。アナログ画像信号3はデ
ィジタル画像信号1をD/Aコンバータでアナログ信号
に変換したものであり、高電位が黒、低電位が白に対応
する。パターンクロック7の周期は2.8284画素に
相当する。
【0021】三角波10および11はパターンクロック
に同期し、互いに180度位相の異なる三角波である。
パルス幅変調信号14は、アナログ画像信号1が三角波
10より大きいときハイレベルとなる。同様に、パルス
幅変調信号15は、アナログ画像信号1が三角波11よ
り大きいときハイレベルとなる。
【0022】図4は図2におけるセレクタ選択回路17
のブロック図である。ワンチップマイクロプロセッサ
(CPU)25はプログラマブルカウンタおよび出力ポ
ートを内蔵している。ビームディテクト信号5はCPU
25の割り込み入力端子およびプログラマブルカウンタ
のクロック入力端子に接続される。1つの画像の先頭を
示すTOP信号18はCPU25のプログラマブルカウ
ンタのトリガ入力端子に接続される。プログラマブルカ
ウンタはトリガ入力があるとカウンタを0にリセット
し、ビームディテクト信号が入力されるごとにカウント
アップする。CPU25はビームディテクト信号5によ
り割り込み処理を行う。
【0023】以下この割り込み処理について説明する。
CPU25はプログラマブルカウンタのカウント値nを
読みだす。三角波10および11の周期をa画素(本実
施例の場合、a=2.8284)、小数点以下を四捨五
入する演算をRND、剰余演算子をMODとおくと、C
PU25はRND(2×n/a)MOD2を演算する。
演算結果は0もしくは1である。CPU25は演算結果
に応じて、出力ポートにローレベルもしくはハイレベル
を設定する。出力ポートに接続される信号26は、前記
演算結果が0のときローレベル、1のときハイレベルに
なる。
【0024】上記演算の意味するところを以下に述べ
る。三角波の周期が2画素(a=2)の場合、三角波の
位相をライン毎に180゜シフトすることによって、ス
クリーンピッチが√2画素45゜のスクリーン処理が可
能である。また、三角波の周期が4画素の時は2ライン
毎に三角波の位相を2ライン毎に180゜シフトするこ
とによって、スクリーンピッチが2√2画素で45゜の
スクリーン処理が可能である。一般に2×m画素(m:
整数)周期の三角波を用いた場合、mライン毎に三角波
の位相を2ライン毎に180゜シフトすることによっ
て、スクリーンピッチがm√2画素で45゜のスクリー
ン処理が可能である。しかしながら、三角波の周期が2
×m画素周期でない場合は、すなわち、スクリーンピッ
チが2√m画素以外のスクリーン処理を行いたい場合
は、所定のライン数ごとに三角波の位相を180゜シフ
トすることによって45゜のスクリーン処理を行うこと
ができない。そこで、三角波の周期が2×m画素以外の
場合、においては上記演算中の四捨五入[round off]
(丸め)演算によって、三角波の位相を180゜シフト
するか否かを近似的に求める。これにより三角波の周期
を設定することにより、任意のスクリーンピッチの45
゜のスクリーン処理が疑似的に可能となる。Dフリップ
フロップ27のクロック入力にはビームディテクト信号
5が入力される。Dフリップフロップ27のD入力には
CPU25の出力ポートからの信号26が入力される。
DフリップフロップのQ出力信号である選択信号19
は、信号26をビームディテクト信号5により同期化し
た信号である。
【0025】カウンタ値nとCPU25の前記演算結果
を(表1)に示す。
【0026】
【表1】
【0027】ディジタル画像信号1の値がすべて64で
あるときの形成画像を図5に示す。図5からわかるよう
に、平均的なスクリーン角は45度であり、平均的なス
クリーンピッチは三角波の周期の平方根分の1である。
【0028】以上のように、第1の実施例では、三角波
の周期を設定することにより任意のピッチの45度のス
クリーン処理ができる。
【0029】なお、本実施例で用いているCPU25
は、本実施例で示した演算以外の処理、例えばレーザプ
リンタのシーケンス制御なども行ってもよい、またパタ
ーン信号は本実施例のように三角波ではなくランプ波形
であってもよい。
【0030】図6は本発明のレーザビームプリンタの画
像信号処理部の第2の実施例の概略ブロック図である。
図6において、8ビットのディジタル画像信号201
は、D/Aコンバータ202によりアナログ画像信号2
03に変換される。ディジタル画像信号201の画素レ
ートは20MHzである。水晶発振器220は64MH
zの矩形波204を出力する。バイナリカウンタ206
の非同期クリア入力にはアクティブローのビームディテ
クト信号205が入力される。ビームディテクト信号2
05は、第1図のピンフォトダイオード30からの信号
波形を整形した信号であり、レーザービームの走査毎に
出力される。
【0031】バイナリカウンタ206のクロック入力に
は矩形波204が入力される。バイナリカウンタ206
は出力端子QCから、矩形波204を8分の1に分周し
たパターンクロック207を出力する。パターンクロッ
ク7は8MHzのビームディテクト信号205に同期し
た矩形波である。パターンクロック207は、直接およ
びインバータ221を通して、セレクタ216に入力さ
れる。セレクタ216は、選択信号219がローレベル
の時、パターンクロック207を選択して出力する。パ
ターン信号発生回路208はセレクタ216の出力する
矩形波信号222に基づいて三角波210を発生する。
三角波210はパターンクロック7と同じ周期をもち、
セレクタ216がどちらの入力を選択するかで位相が1
80度ずれる。画素レートが20MHzであるので、三
角波210の周期は2.5画素に相当する。
【0032】コンパレータ212はアナログ画像信号2
03および三角波210を比較し、アナログ信号203
が三角波210より大きいときハイレベルとなるレーザ
変調信号214を出力する。また、レーザ変調信号21
4は図示していないレーザドライブ回路に入力される。
レーザドライブ回路は、レーザ変調信号214がハイレ
ベルの時、半導体レーザをドライブする。
【0033】セレクタ制御回路217は、ビームディテ
クト信号205と1つの画像の先頭を示すTOP信号2
18を入力とし、選択信号219を出力する。TOP信
号218はアクティブローのパルス信号である。セレク
タ制御回路217については後で詳しく説明する。
【0034】第1の実施例と同様に、処理している画像
の走査ラインの番号をn、三角波210の周期をa画素
(本第2の実施例の場合、a=2.5)、小数点以下を
四捨五入する演算をRND、剰余演算子をMODとおく
と、RND(2×n/a)MOD2 の演算結果は(表
2)のようになる。(表2)からわかるように、演算結
果は5走査ライン周期の繰り返しである。一般に、aが
有理数i/j(i,jは正の整数)で表せるとき、上記
演算結果はi走査ライン周期の繰り返しとなる。よっ
て、iライン分の演算結果をあらかじめ演算しておき、
演算結果を周期iで繰り返し読み出してセレクタ217
を制御することにより、第1の実施例と同様な動作が可
能である。
【0035】図7にセレクタ制御回路217のブロック
図を示す。パラレルロード機能を持つ5ビットシフトレ
ジスタ230はLOAD入力がローレベルになるとクロ
ック入力と非同期にA〜Eのパラレルデータを内部のフ
リップフロップにセットする。ビームディテクト信号2
05はシフトレジスタ230のクロック入力に入力され
る。シフトレジスタ230のパラレルロードデータAB
CDEは01001に設定される。TOP信号218は
シフトレジスタ230のLOAD入力に入力される。シ
フトレジスタ230のシリアルアウト出力信号である選
択信号219は、シフトレジスタ230のシリアルイン
入力に入力される。
【0036】以上の構成により、選択信号219はビー
ムディテクト信号ごとに(表2)示したように変化する
こととなる。
【0037】
【表2】
【0038】なお、図7のセレクタ制御回路は、メモリ
とメモリのアドレスを発生する5進カウンタで構成して
もよい。
【0039】第2の実施例において、ディジタル画像信
号201の値がすべて64であるときの形成画像を図8
に示す。図8からわかるように、平均的なスクリーン角
は45度であり、平均的なスクリーンピッチは三角波の
周期の平方根分の1である。
【0040】以上のように、第2の実施例でも、三角波
の周期を設定することにより任意のピッチの45度のス
クリーン処理ができる。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明は、スクリーン角を
45度にしてスクリーンを視覚上目立ちにくでき、さら
にカラー画像形成時に必要な45度のスクリーン角のス
クリーン処理を任意のスクリーンピッチで行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における画像形成装置の一つで
あるレーザビームプリンタの記録部の概略構成図。
【図2】本発明のレーザビームプリンタの画像信号処理
部の第1の実施例の概略ブロック図。
【図3】図2の画像信号処理部のタイミングチャート。
【図4】図2におけるセレクタ選択回路17のブロック
図。
【図5】第1の実施例における、ディジタル画像信号1
の値がすべて64であるときの形成画像の図。
【図6】本発明のレーザビームプリンタの画像信号処理
部の第2の実施例の概略ブロック図。
【図7】図6におけるセレクタ制御回路217のブロッ
ク図。
【図8】第2の実施例において、ディジタル画像信号2
01の値がすべて64であるときの形成画像の図。
【図9】従来のパルス幅変調回路のブロック図。
【図10】図9の従来のパルス幅変調回路のタイミング
図。
【符号の説明】
2 D/Aコンバータ 5 ビームディテクト信号 6 カウンタ 8 パターン信号発生回路 9 パターン信号発生回路 12 コンパレータ 13 コンパレータ 14 パルス幅変調信号 15 パルス幅変調信号 16 セレクタ 17 セレクタ制御回路 21 インバータ 22 レーザ変調信号 25 CPU 230 シフトレジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/23 - 1/31

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多値画像信号をパルス幅変調してハーフト
    ーン画像を形成する画像形成装置において、ライン走査
    ピッチの2の整数倍に相当する周期以外の所定の周期を
    もつ第1のパターン信号を発生する第1のパターン信号
    発生手段と、第1のパターン信号と同じ周期を持ち18
    0°位相のずれた第2のパターン信号を発生する第2の
    パターン信号発生手段と、第1のパターン信号に基づき
    画像信号をパルス幅変調し第1のパルス幅変調信号を出
    力する第1のパルス幅変調手段と、第2のパターン信号
    に基づき画像信号をパルス幅変調し第2のパルス幅変調
    信号を出力する第2のパルス幅変調手段と、前記第1ま
    たは第2のパルス幅変調信号のうち一方を選択し出力す
    るセレクタを具備し、前記セレクタの選択をライン走査
    毎に制御するセレクタ制御手段を具備し、前記セレクタ
    制御手段は、前記所定の周期をa画素(aは正の実
    数)、処理する画像信号をnライン目(nは正の整
    数)、小数点以下の四捨五入演算をRND、剰余演算子
    をMODとおくと、(RND(2×n/a))MOD2
    を演算する手段を具備し、演算結果に基づいてセレクタ
    の制御を行うことにより、パターン信号の周期の平方根
    分の1のスクリーンピッチで、疑似的にスクリーン角4
    5°の画像を形成する画像形成装置。
  2. 【請求項2】多値画像信号をパルス幅変調して画像を形
    成する画像形成装置において、ライン走査ピッチの2の
    整数倍に相当する周期以外の所定の周期をもつ第1のク
    ロックと、第1のクロックと同じ周期を持ち180°位
    相のずれた第2のクロックを発生するクロック発生手段
    と、前記第1または第2のクロックのうち一方を選択し
    出力するセレクタと、前記セレクタの出力に基づきパタ
    ーン信号を発生するパターン信号発生手段と、前記パタ
    ーン信号に基づき画像信号をパルス幅変調しパルス幅変
    調信号を出力するパルス幅変調手段とを具備し、前記セ
    レクタの選択をライン走査毎に制御するセレクタ制御手
    段を具備し、前記セレクタ制御手段は、前記所定の周期
    をa画素(aは正の実数)、処理する画像信号をnライ
    ン目(nは正の整数)、小数点以下の四捨五入演算をR
    ND、剰余演算子をMODとおくと、(RND(2×n
    /a))MOD2を演算する手段を具備し、演算結果に
    基づいてセレクタの制御を行うことにより、パターン信
    号の周期の平方根分の1のスクリーンピッチで、疑似的
    にスクリーン角45°の画像を形成する画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記演算手段はマイクロプロセッサが演算
    を行うことを特徴とする請求項1または2記載の画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】多値画像信号をパルス幅変調してハーフト
    ーン画像を形成する画像形成装置において、ライン走査
    ピッチの2の整数倍に相当する周期以外の所定の周期を
    もつ第1のクロックと、第1のクロックと同じ周期を持
    ち180°位相のずれた第2のクロックを発生するクロ
    ック発生手段と、前記第1または第2のクロックのうち
    一方を選択し出力するセレクタと、前記セレクタの出力
    に基づきパターン信号を発生するパターン信号発生手段
    と、前記パターン信号に基づき画像信号をパルス幅変調
    しパルス幅変調信号を出力するパルス幅変調手段とを具
    備し、前記セレクタの選択をライン走査毎に制御するセ
    レクタ制御手段を具備し、前記所定の周期がa画素(a
    は有理数:a=i/j:i,jは正の整数)、処理する
    画像信号をnライン目(nは正の整数)である時、前記
    セレクタ制御手段は、iライン分のセレクタ選択情報を
    記憶する手段を具備し、前記セレクタ選択情報を繰り返
    し読み出し前記セレクタを制御することにより、パター
    ン信号の周期の平方根分の1のスクリーンピッチで、疑
    似的にスクリーン角45°の画像を形成する画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】パターン信号は三角波であることを特徴と
    する請求項1または4記載の画像形成装置。
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