JPS62183670A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPS62183670A
JPS62183670A JP61024139A JP2413986A JPS62183670A JP S62183670 A JPS62183670 A JP S62183670A JP 61024139 A JP61024139 A JP 61024139A JP 2413986 A JP2413986 A JP 2413986A JP S62183670 A JPS62183670 A JP S62183670A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像情報を入力し、パルス幅変調により2値画
像情報として出力する画像処理装置に関する。
[従来の技術] 従来、ディザ法や濃度パターン法を用いて、中間調画像
を再現する方法が知られている。しかし、いずれの場合
でも、小さいサイズの閾値マトリクスを用いたのでは、
十分な階調性が得られない。このため、大きいサイズの
閾値マトリクスを用いて階調性を表現しようとすると、
解像力が極端に低下してしまうという問題があった。
一方これとは別に、比較的簡単な装置構成で、高解像度
を保ったまま階調性を表現する新規な手法が本件出願人
により提案されている。その手法とは、デジタル画像信
号を2値化してレーザビームプリンタ等で画像形成する
際に、中間調の階調性を得るために、人力したデジタル
画像信号をアナログ信号に変換し、この変換した信号を
例えば三角波の様な周期的なパターン信号と比較するこ
とでパルス幅変調をかけた2値化信号を発生させるもの
である。
第2図にこの手法を実現するための回路のブロック図の
一例を示す。
デジタル画像入力信号はビデオクロック11に同期して
ラッチ回路1にラッチされる。このビデオクロック11
は、マスタクロック12をJ−にフリップフロップ4で
2分周したクロックである。なお、マスタクロック12
は、水平同期信号13と予め同期がとられているものと
する。ここで水平同期信号13は、内部的に発生しても
よいし、外部から与えられるものであってもよい。また
、本装置がレーザビームプリンタに適用するものであれ
ば、例えば周知のビームディテクト(BD)信号であっ
てもよい。ラッチ回路1のデジタル画像信号はD/A変
換器2でアナログ画像信号に変換され、コンパレータ3
の一方の入力端子に入力される。一方、マスタクロック
12は、分周器5及び周期切換信号によって所定の周期
に分周され、更にJ−にフリップフロップ8で2分周さ
れ、デユーティ比50%のクロック信号14となる。こ
のクロック信号14とビデオクロック11の周期の比率
は、分周器5の分周比に相当している。また分周器5は
、前述した水平同期信号13と、分周器5のリップルキ
ャリイアウド(RCO)信号とのOR信号で分周比がロ
ードされるため、画像信号15とクロック信号14とは
、各ライン毎に完全に同期がとられている。クロック信
号14はバッファ9を通してパルスパターン発生器10
に入力され、三角波に変換されるとともに、画像信号1
5のダイナミックレンジとのマツチングがとられる。な
お、パルスパターン発生器10は、例えば抵抗とコンデ
ンサにより構成される周知の積分回路と、ダイナミック
レンジ調整用のバッファアンプ等から構成されている。
そして、パルスパターン発生器10から出力された三角
波のパターン信号は、前述のコンパレータ3のもう一方
の入力端子に入力されてアナログ画像信号15と比較さ
れ、画像信号15のパルス幅変調が行われる。
ここで、画像の画調、即ち文字画像のように中間調より
も解像度を重視するか、写真画像のように中間調の再現
性を重視するかによって、分周器5に入力する周期切換
信号を切り換え、これによってクロック信号14の周期
を、例えば解像度重視の場合はビデオクロック11と同
周期に、中間調の再現性重視の場合はビデオクロック1
1の2〜4倍周期に切り換えている。
[発明が解決しようとする問題点1 以上の手法を用いた装置において、本件出願人が検討の
結果、文字画像等の高解像度を要求されるもの、或いは
銀塩写真等の微妙な階調性を要求される原稿に関しては
、従来の2値処理やディザ法等による画像より数段優れ
た高解像な画像が得られた。一方、アミ点画像等、特定
方向に周期性を有する画像を原稿とした場合、従来の2
値処理やディザ法において大きな問題であった、いわゆ
るモアレ現象もまた大幅に減少することが判明したが、
条件によっては目立つ場合があることもまた明らかとな
った。この条件とは、出力画像の周期性が強調される様
な場合で、−例としては、中間調の再現性を重視するた
めに、クロック信号の周期をビデオクロックの2倍以上
とした様な場合であり、また他の例としては、解像度を
重視する画像において、特に細線をシャープに出すため
に、周知のエツジ強調等の処理を行った様な場合に発生
していた。
本発明は上述の様な欠点を改良するためになされたもの
で、高品位な再生画像が得られる画像処理装置を提供す
ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この問題を解決する一手段として、例えば第1図に示す
実施例の画像処理装置は、設定手段の遅延信号発生回路
16と、切換手段のセレクト信号出力器19及びアナロ
グスイッチ17と、周期設定手段の分周器5及びJ−に
フリップフロップ4と8とを備える。
[作用コ かかる第1図の構成において、遅延信号発生回路16は
水平同期信号13を予め設定されている時間遅延した複
数の異なる遅延時間をもつ遅延信号18を出力する。セ
レクト信号出力器19は予め設定されたモードに従って
、水平同期信号13を複数回入力する毎に、指示された
モードに従ってセレクト信号20を切換える。アナログ
スイッチ17はこのセレクト信号20に対応して、遅延
信号18のうちの1つを選択して出力する。一方、分周
器5はマスタクロック12の分周比を決定し、アナログ
スイッチ17の出力に同期して前記分周比に従って信号
を出力し、J−にフリップフロップ8を通してパルスパ
ターン発生器10に人力する。パルスパターン発生器1
0は入力した信号と同じ周期をもつパターン信号23を
コンパレータ3に出力する。コンパレータ3ではアナロ
グ画像信号15とパターン信号23とを比較してパルス
幅変調(PWM)を行い、2値化号26として出力する
[実施例] 以下、添付図面に従って本発明の実施例を詳細に説明す
る。
[パルス幅変調回路の説明(第1図)]第1図は本発明
の一実施例を示す画像処理装置のパルス幅変調回路のブ
ロック図である。ここで第2図と同一部分は同一記号で
示している。これら同一部分の説明は前述したのと同じ
であるため省略する。
16は水平同期信号を入力し、これに複数種類の異なる
遅延をかけた複数(m個)の出力信号を出力する遅延信
号発生回路である。遅延信号発生回路16はマスタクロ
ック12を人力しているため、遅延時間はマスタクロッ
ク12の整数倍、又は(整数+α)倍(0<α〈1)と
することができる。17は遅延信号発生回路16より出
力されたm個の遅延信号18のうちの1つの遅延信号を
選択するアナログスイッチである。このアナログスイッ
チ17における選択指示は、セレクト信号出力器19よ
りのセレクト信号20によってなされる。セレクト信号
出力器19は水平同期信号13をカウントしており、そ
の計数値に対応して、画像書き出し信号24によって設
定されたモードに従ってセレクト信号20を決定してい
る。セレクト信号20はn種類(15m)のコード又は
信号レベルから成り、水平同期信号13に同期して切り
換えられる。また24はデジタル画像信号の階調を調整
するためのD/D変換器で、例えは複数のガンマ変換テ
ーブルを有し、画像書出し信号または周期切換信号によ
って1つのガンマ変換テーブルが選択されるようになっ
ている。
いま、遅延ゼロ、即ち水平同期信号13と等しいタイミ
ングの信号aと、遅延量がマスタクロック12の3パル
ス分である信号すの2つの信号が発生される様に、遅延
信号発生回路16に設定を行い、セレクト信号出力器1
9には水平同期信号13が人力されるたびに、信号aと
信号すが交互に選択されるように、アナログスイッチ1
7にセレクト信号20を出力する様に設定する。次に同
期切換信号により分周器5にて、マスタクロック12が
3分周される様に設定する。
[タイミング説明(第3図)] 上記の設定のもとでの各々の信号のタイミングを第3図
に示す。
第3図において信号a、bはそれぞれ前述した遅延信号
発生回路16よりの遅延時間の異なる出力信号で、信号
すは信号aの立上りよりマスタクロックの3パルス分遅
れたタイミングT1で立上っている。マスタクロック1
2を3分周する分周器5の出力信号は、J−にフリップ
フロップ8により更に2分周され、デユーティ比50%
の信号となる。そして信号aが選択されたときのJ−に
フリップフロップ8の出力であるクロック信号22はク
ロックa′で、信号すが選択されたときのクロック信号
22はクロックb′で示されている。クロックa′は信
号aの立下り(水平同期信号13の立下り)(タイミン
グT2)、クロックb′は信号すの立下り(タイミング
T3)でそれぞれ立上げられ、次に水平同期信号13が
入力されるまで、マスタクロック12の6周期分の周期
で、デユーティ50%の方形波として出力され続ける。
J−にフリップフロップ4から出力されるビデオクロッ
ク11は、図に示す如くマスタクロック12を2分周し
たクロックで、水平同期信号13によりリセットされ、
タイミングT2で水平同期信号13が立下がり、マスタ
クロック12の立上がることによってHIGHとなり、
以降、水平同期信号13が人力されるまで、前述の周期
をもつクロック信号として出力される。このビデオクロ
ック11に同期してD/A変換器2から、例えば第3図
に示す様なアナログ画像信号15が出力される。ここで
、Toは水平同期信号13の発生より、実際に描画がな
されるまでの非画像領域てある。
また信号aが選択されたときのパルスパターン発生器1
0の出力である三角波のパターン信号23 (23−1
)と、信号すが選択されたときの三角波のパターン信号
23 (23−2)もそれぞれ示されており、それに対
応した2値化号26の波形もそれぞれ示されている。
前述した様にセレクト信号出力器19よりのセレクト信
号20は、水平ラインの1ライン毎にアナログスイッチ
17を切り換えて、遅延信号発生回路16よりの信号a
と信号すとを交互に出力するため、パターン信号23は
1ライン毎に第3図の三角波23−1と23−2のよう
に変化する。
従って、アナログ画像信号15が2ライン続けて第3図
のような波形となった場合、コンパレータ3の出力の2
値化号26は各三角波23−1と23−2に対し、各々
、出力信号30.31の様になる。
[画素の成長に関する説明 (第4図(a)(b)、第5図(a)(b))]上述の
動作を行った場合の画素の成長する様子を第4図(a)
(b)に示す。
第4図(a)は第2図の回路を使用した場合の画素の成
長を示す図で、第4図(b)は本実施例の第1図の回路
を使用した場合の再生画素の一例を示す図で、前述した
通りのものである。いま、パターン信号23の周期はビ
デオクロックの3倍であるため、各画素は各々の3画素
分の中心近傍の斜線で示した部分を中心に成長する。
ここで、第4図(a)の場合、垂直方向に3ドツト間隔
で強い相関がラインとなって現れているのがわかる。こ
れに対し、第4図(b)では垂直方向の相関が弱められ
ており、斜方向に弱い相関が新たに現れているものの、
全体として強い相関は消滅しているのがわかる。
レーザビームプリンタによりアミ点画像を再現した場合
のモアレの程度を調べるために、実際に解像度400ド
ツト/インチ(1インチェ2.54cm)の画像リーダ
及びレーザビームプリンタを用い、新聞や公告で最も良
く使われる75線の網点原稿の画像を画像リーダで読み
取り、レーザビームプリンタで再生してみた。この結果
、第2図に示した回路を用いた時は、副走査方向にほぼ
15ドツト間隔でライン状のモアレが発生したが、本実
施例の第1図の回路を用いた時は、実用上殆ど問題のな
いレベルであった。
なお、上記のモアレは、網点画像と出力画素の同期性に
よるうなり現象が原因と思われるが、このことを確かめ
るために第5図(a)(b)に、コンパレータ3の出力
レベルで前述のことがらをシミュレーションした結果を
示す。本図において各日は75線の網点原稿の1ドツト
を示し、各マス目は400dpiの解像度で表された1
画素を示している。
第5図(a)は第2図に示された構成の回路によって処
理された時のコンパレータ3の出力レベルを示したもの
で、主走査方向の第1列目と第4列目という様に、4列
目毎に他のドツト列に比べて幅の広いドツトが出現して
いる。従ってこのドツト間隔でモアレが発生する。一方
、本実施例を適用した第5図(b)では、主走査方向の
各列のドツトはほぼ同じ大きさを有し、各ドツト間に殆
ど相関がみられないのがわかる。
[他の画素成長例の説明 (第6図(a−c)〜第8図(a−d)]第6図(a)
〜(C)は第4図(b)の場合とパターン信号23の発
生タイミングを変えた場合の画素成長の一例を示す図で
ある。
第4図(a)に比べて、斜線で示した画素の成長中心が
分散し、モアレは減少している。しかし第6図(b)で
は、副走査方向の相関が消えているが、この代りにやや
弱められてはいるものの、斜め方向に左上から右下に向
ってラインが現れるため、これが原因となるモアレが生
じる。従って、第6図(a)〜(C)においては、第6
図(b)の形よりは第6図(a)又は第6図(C)の形
の方がモアレが生じにくい傾向がある。
ところで、上記の検討において、次の事実が判明した。
即ち、第4図(a)(b)、及び第6図(a −C)に
示したように、各走査ライン毎にパターン信号のタイミ
ングをずらし、デジタル画像信号として同じ画像信号を
入力して、D/D変換器24のガンマテーブルも同じも
のを用いて画出しを行うと、出力画像の階調性がそれぞ
れいずれの場合も異なってしまうという事である。
この傾向は縦(副走査方向)に強い相関が現れている第
4図(a)が最もγが寝ており、又特に強い相関の現れ
ていない第4図(b)が最もγが立っていることに起因
する。
これは概路次の理由によるものと思われる。第7図(a
 −d )を用いて説明すると、まず濃度が薄い領域に
おいては、各画素間の相関が少ない第7図(b)の方が
第7図(a)より濃度が薄くなる。これは電子写真の現
像特性におけるエツジ効果や、視覚特性などにより、画
素間の相関の強い第7図(a)の方が濃く見えるためで
ある。逆に、濃度がある程度より濃い領域では、同じ理
由から第7図(d)の方が第7図(C)よりも濃くなる
ためであると推察される。もちろん、更には感光体のM
TF特性がこれに加味されることも十分に考えられる。
従って、これを改善するためには、巨視的にはある程度
画素が集合するように、画素の配列を変更するとともに
、D/D変換器24のテーブルを周期切換信号や画像書
出し信号に対応して切換えを行うようにすると良い。
なお本実施例では、いずれもパターン信号23の主走査
方向のずらし量をマスタクロック12の整数倍にとって
説明したが、これは前述の様に、(整数+α)倍(0く
α〈1)でもよいのはもちろんである。また、副走査方
向のずらし方も、前記説明では主走査2〜4ライン周期
毎に元に戻る様な場合を例に上げて説明しているが、周
期自体はこれより大きな任意の周期を取ってもよいこと
はもちろんである。
[他の実施例の説明  (第8図)] 具体的には第8図のように、副走査方向に2ライン以上
まとめる方法がある。
第8図(a)、(c)は2ライン、第8図(b)(d)
は3ラインまとめて主走査方向に1.5ドツト(マスタ
クロックで3クロツク相当)ずつ交互に位相をずらした
ものである。実際に前記条件でレーザビームプリンタに
て画出しを行ったところ、階調性は大幅に改善され、特
に第8図(b)または第8図(C)の様に主走査方向に
3ラインまとめて位相をずらしてやれば、第7図(a)
又は第7図(C)の位相をずらさない場合と巨視的に見
てほぼ差のない階調性の画質が得られ、かつモアレが大
幅に改善できた。
[他の実施例の説明(第1図、第9.10図)コ前述の
実施例では、中間調の再現性を重視するためにパターン
信号23の周期をビデオクロック11の3倍として説明
した。これに対し、解像度を重視する場合は、パターン
信号23の周期をビデオクロック11と等倍にするのが
よいことが確かめられている。このようにして網点画像
を再現しても、モアレは殆ど発生しないことが多いが、
例えば、周知のエツジ強調処理等を施すことにより周期
性が強調され、モアレが目立ち易くなる場合も生じる。
この様な場合にも、前記実施例と同様にモアレを目立た
なくすることが可能である。
具体例を述べると、第1図の遅延信号発生回路16に、
例えば前述の実施例と同様に遅延ゼロの信号aと、遅延
量がマスタクロック12の1周期分である信号Cが発生
するように設定を行う。また、セレクト信号出力器19
には、水平同期信号13が入力する毎に、前記記号aと
信号Cが交互に選択されるようにする。これにより、ア
ナログスイッチ17より、各走査ライン毎に信号aと信
号Cが交互に出力される。分周器5はマスタクロック1
2を分周しない、ヌルの状態に周期切換信号により設定
される。
以上の如く設定された第1図の回路により出力された出
力画像の画素を第9図に示す。本図において、各出力画
像の画素は斜線で示した部分を中心に成長する。
もちろん、この場合においても、パターン信号のずらし
量(主走査方向)をマスタクロック12の1倍とせずに
、(整数+α)倍(0くαく1)でもよいのはもちろん
である。ただし、ずらし量をあまり大きくとると、線画
等にゆがみが目立つので、特に解像度を重視する画像の
場合は、ずらし量は0〜±1画素の範囲内にとどめてお
くのが望ましい。
第9図をみてわかる通り、1ライン目と2ライン目のパ
ターン信号は、マスタクロック12の1周期分(即ちビ
デオクロック11の1/2)遅れているため、1ライン
目と2ライン目の各画素は1/2画素ずれている。この
ようにして副走査方向の縞の発生やモアレが抑えられて
いる。
この実施例においては、設定が解像度を重視するための
ものであるから、階調性の劣化そのものに対しては、前
述の実施例の場合はど重視されない傾向がある。しかし
、前述の実施例の場合と同様に、主走査方向に数ライン
まとめて位相をずらしてやれば、階調性は改善される。
第10図は主走査方向に3ライン毎に1/2画素分位相
を変えるようにした場合の一例を示す図である。
なお、第1図において、セレクト信号出力器19の代り
に乱数発生器を用い、水平同期信号13に同期して乱数
をセレクト信号2oとして発生し、アナログスイッチ1
7に入力して遅延信号発生回路16の出力信号をランダ
ムに選択する様にしてもよい。
更にまた、セレクト信号出力器19を用いる代りに、遅
延信号発生回路16の遅延量を、水平同期信号13によ
って任意に切り換えるような回路構成として、周期的或
いはランダムにパターン信号23の位相をずらす様にし
てもよいのはもちろんである。
以上説明したように本実施例によれば、主走査方向のラ
インで複数ラインまとめたものを1ブロツクとし、各ブ
ロック間でパターン信号の位相を切換えることにより、
網点画像等の周期性を有する画像を再現する場合に問題
となるモアレ現象を、実用上問題のないレベルまで目立
たなくすることができる。更に階調性をそこなうことな
く網点や写真画等の再現することができという効果があ
る。
またこのとき、出力画像の画素配列から垂直方向(副走
査方向)の強い相関がなくなり、結果として網点以外の
画像においても画素が分散して、見た目に自然な画質に
なるという効果もある。
[発明の効果] 以上述べた如く本発明によれば、モアレや縞等がなくな
り、高品質な再生画像が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の画像処理装置のパルス幅変
調処理回路のブロック図、 第2図は以前に提案された回路のブロック図、 第3図は本実施例の回路の各部信号波形の一例を示すタ
イミングチャート、 第4図(a)(b)はそれぞれ第2図と第1図の回路を
用いた時の画素の成長を示す図、第5図(a)(b)は
シミュレーション結果を示す図、 第6図(a)〜(e)は本実施例回路においてパターン
信号の発生タイミングを変えた場合の画素成長を示す図
、 第7図(a)(b)は理想的なドツト配列の一例を示す
図、 第7図(c)(d)はそれぞれ第7図(a)(b)を印
刷したときの画素の状態を示す図、第8図(a)(b)
はそれぞれ複数ラインまとめたときの理想的なドツト配
列の一例を示す図、第8図(C)(d)は第8図(a)
(b)を印刷したときの画素の状態を示す図、 第9図は他の実施例における画素成長の一例を示す図、 第10図は3ライン毎にまとめた他の実施例における画
素成長の一例を示す図である。 図中、1・・・ラッチ回路、2・・・D/A変換器、3
・・・コンパレータ、4.8・・・J−にフリップフロ
ップ、5・・・分周器、10・・・パルスパターン発生
器、11・・・ビデオクロツタ、12・・・マスタクロ
ック、13・・・水平同期信号、15・・・アナログ画
像信号、16・・・遅延信号発生回路、17・・・アナ
ログスイッチ、19・・・セレクト信号出力器、20・
・・セレクト信号、23・・・パターン信号、24・・
・D/D変換器、26・・・2値化号である。 特許出願人  キャノン株式会社 藷7図 (0)   第7図 (C) 第7図(b)   第7図(d) L−8図(a)    ノー 8図 (り斧     
             な−助危葡力肯

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)クロック信号に同期して画像情報を入力し基準信
    号と比較してパルス幅変調を行う画像処理装置であつて
    、水平同期信号に対する前記基準信号の遅れ量を設定す
    る設定手段と、複数の水平同期信号に対応して前記遅れ
    量を切換える切換手段と、前記基準信号の周期を前記ク
    ロック信号の周期に対応して設定する周期設定手段とを
    備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. (2)基準信号の遅れ量を設定する設定手段は、水平同
    期信号に対し異なる遅れ量を有する複数の遅延信号を発
    生する手段を備え、切換手段により複数走査ライン毎に
    前記遅延信号のいずれかを選択して出力するようにした
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の画像処理
    装置。
  3. (3)入力した画像情報のガンマ変換を行うガンマ変換
    手段を備え、該ガンマ変換手段は切換手段あるいは周期
    設定手段の少なくともいずれかに対応してガンマ変換係
    数を変更するようにしたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の画像処理装置。
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