JPS639275A

JPS639275A - 画像情報処理装置

Info

Publication number: JPS639275A
Application number: JP61151451A
Authority: JP
Inventors: Hiroaki Ishii; 宏明石井
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1986-06-30
Filing date: 1986-06-30
Publication date: 1988-01-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は多階調のデジタル画像信号をアナログ信号に変
換し、基準信号と比較することによってパルス幅変調さ
れた画像信号を得る画像情報ＩＡ埋装置に関するもので
ある。

［従来の技術］従来この種の装置では、アナログ画像信号と例えば三角
波のような基準信号とを比較して、画像信号のパルス幅
変調を行っていた。第４図（Ａ）は画素クロック４０に
同期した画像信号４１と各走査ラインごとの三角波４２
〜４５とのタイミングを示した図である。第４図（Ｂ）
は、第４図（Ａ）のタイミングでパルス幅変調された２
値画像信号４６〜４９を示している。このように各ライ
ン毎の三角波のタイミングが同一の場合は、画像信号４
１か一定の時、その２値画像信号は第４図（Ｂ）の様に
なり、副走査方向に規則的な画素の並びか発生し、これ
が網点画像等を変換処理した際に発生するモアレの一因
になっていた。

［発明が解決しようとする問題点］本発明は上記従来例に鑑みなされたもので、２値画像信
号の副操作方向の周期性を解消してモアレの発生を抑え
るようにした画像情報処理装置を提供することを目的と
する。

［問題点を解決するための手段］上記目的を達成するために本発明の画像情報処理装置は
、以下の様な構成から成る。

即ち、デジタル多値画像信号を入力してアナログ信号に
変換し、所定周期を有する基準信号と比較して前記画像
信号のパルス幅変調を行う画像情報処理装置であって、
前記基準信号の位相をランダムに変更する変更手段と、
前記画像信号の水平同期信号を入力して前記変更手段を
付勢する付勢手段とを備える。

［作用］以上の構成において、デジタル多値画像信号の水平同期
信号を入力するたびに、基準信号の位相をランダムに変
更するように動作する。

［実施例］以下添付図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。

［画像処理部の説明　（第１図〜第３図）］第１図は本
実施例の画像処理装置の画像処理部の構成を示すブロッ
ク図である。

図中、１は画素クロック２に同記して入力されるラスク
スキャンのデジタル多値画像データで、画素クロック２
によりラッチ回路３にラッチされる。４はＤ／Ａ変換器
で画素クロック２に同記してデジタル多値画像データ１
をアナログ画像信号５に変換する。６は画素クロック２
をｎ分周して作成されるスクリーンクロックで、基準信
号７（ここでは三角波）を発生させる基本信号として用
いられる。８はディレィラインで、スクリーンクロック
６の波長の１／８ずつずらして、８木の遅延時間の異な
る信号８−１〜８−８をマルチプレクサ９に出力してい
る。

９はマルチプレクサで、乱数データ発生回路１２よりの
３ビツトの信号に対応して遅延信号線８−１〜８−８の
いずれかを選択して出力する。１０は画像走査の水平同
期用に用いられるビームデテクト（ＢＤ）信号、１１は
ＢＤ信号１０を画素クロック２てラッチするラッチ回路
で、画素クロック２に同期して画像信号の各走査線の走
査開始時にパルス信号１３を出力する。１２は乱数デー
タ発生回路でパルス信号１３を入力するたびに３ビツト
の乱数を出力してマルチプレクサ９に入力する。

１４．１５はそれぞれバッファ、１６は積分回路で、ス
クリーンクロック６を積分して三角波を形成している。

１７はバイアス回路で三角波７のレベルの調整を行って
いる。１８は一方の入力端子にアナログ画像信号５を他
方の入力端子に三角波７を入力して比較を行い、パルス
幅変調した２値画像信号１９を作成する比較器である。

以上の構成により、各走査線の走査開始時毎に乱数デー
タ発生回路１２より３ビツトの乱数データが出力され、
スクリーンクロック６の遅延時間が選択される。例えば
乱数データが“０′°のときは遅延信号線８−１が、”
　ｔ　”のときは遅延信号線８−２が、７″°のとぎは
遅延信号線８−８というように、それぞれ遅延時間の異
なる信号がマルチプレクサ９により選択されて出力され
、前述した積分回路１６やバイアス回路１７により三角
波７に成形される。

第２図（Ａ）（Ｂ）は第１図の三角波７とアナログ画像
信号５および２値画像侶号１９のタイミング例を示す図
である。

２は画素クロック、５は画素クロック２に同記したアナ
ログ画像信号である。２２は１番目の走査ラインの三角
波、２３は２番目の走査ラインの三角波というように２
２〜２５は各走査ライン毎の三角波を示している。

第２図（Ｂ）は第２図（Ａ）の三角波２２〜２５とアナ
ログ画像信号５とによりパルス幅変調された１番目より
４番目までの走査線の２値画像信号２６〜２９を示して
いる。

このように各走査ラインの三角波のタイミングをランダ
ムに切り換えて変更することにより、第４図（Ｂ）に比
べて副走査方向に規則的な画素の並びが発生しなくなる
ため、モアレの発生を抑えることができる。

第３図は三角波の位相のずれを説明した図で、第１図と
同一の信号は同一符号で示している。

１ラインの走査開始としてＢＤ侶号１０が入力されると
、画素クロック２によりラッチ回路１１のＱ出力１３が
１になる（タイミングＴＩ）。これにより乱数データ発
生回路１２は乱数データをマルチプレクサ９に出力する
。この乱数データによってディレィライン８の出力のい
ずれかが選択され、三角形７のスクリーンクロックとし
て出力される。次の走査ラインの先頭でも同様にＢＤ信
号１０に基ついてパルス信号１３が出力され（タイミン
グＴ２）、乱数データ発生回路１２より乱数データか出
力され、三角波７の位相が変更される。

なお本実施例では水平同期信号としてビームデテクト（
ＢＤ）信号を用いて説明したがこれに限定されものでな
く、例えばラスクスキャンにおける水平同期信号（Ｈ３
ＹＮＣ）等であっても良いことはもちろんである。

以上述へたように本実施例によれば、２値画像信号の副
走査方向の周期性が解消されるため、モワレ等を解消で
きるという効果かある。

［発明の効果］以上説明したように本発明によれば、副走査方向のモア
レ等が解消でき、画質が向上するという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本実施例の画像処理装置の画像処理部の構成図
、第２図（Ａ）（Ｂ）は本実施例の画像信号と三角波およ
び２値画像信号のタイミング図、第３図は本実施例の三
角波の出力タイミングの１例を示す図、第４図（Ａ）（Ｂ）は従来例のタイミングチャートであ
る。図中、１・・・デジタル多値画像信号、２・・・画素ク
ロック、３・・・ラッチ回路、４・・・Ｄ／Ａ変換回路
、５・・・アナログ画像信号、６・・・スクリーンクロ
ック、７・・・三角波、８・・・ディレィライン、９・
・・マルチプレクサ、１０・・・ＢＤ信号、１１・・・
ラッチ回路、１２・・・乱数データ発生回路、１８・・
・比較器である。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）デジタル多値画像信号を入力してアナログ信号に
変換し、所定周期を有する基準信号と比較して前記画像
信号のパルス幅変調を行う画像情報処理装置であつて、
前記基準信号の位相をランダムに変更する変更手段と、
前記画像信号の水平同期信号を入力して前記変更手段を
付勢する付勢手段とを備えたことを特徴とする画像情報
処理装置。
（２）変更手段は付勢手段よりの入力に応動して乱数デ
ータを発生する乱数データ発生手段と、前記乱数データ
に対応して基準信号の遅延時間を決定する遅延手段とを
備えたことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の
画像情報処理装置。