JP2763992B2 - 網点記録装置 - Google Patents

網点記録装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数種類の原画像部
品を編集して構成された全体原画像に対して、原画像部
品毎に異なる種類の網点を選択して網掛けを行う網点記
録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の原画像部品を組み合わせて配置し
た1枚の全体原画像の製版過程において、全体原画像の
最終印刷物における視覚的な効果を高めるために、各原
画像部品毎に形状の異なる網点を選択することが従来よ
り行われている。しかしながら、写真製版において複数
種類の網点を部品毎に選択して網掛けを行うには、精度
の高いかつ工数の多い作業を要する。このため、電子的
に網掛けを行って、網点画像を感光材料としての感光フ
ィルムに直接記録する、カラースキャナなどの電子製版
技術において、1回の走査で原画像部品毎に形状の異な
る複数種類の網点を記録し得る技術が、例えば同一出願
人による特開昭61−285867号公報において開示
されている。この技術は、異なる形状の網点を表現する
複数種類の網点信号を、あらかじめ網点信号メモリに記
憶しておき、全体原画像を記録する過程で、各原画像部
品の記録位置を指定する信号に基づいて複数種類の網点
信号の中から1つを適宜選択して網点を記録するもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最終印刷物
における視覚的な効果をより高めるために、網点の形状
だけではなく、スクリーンの線数、あるいは網点の角度
を原画像部品毎に適宜換えることが望ましい場合があ
る。これらのいずれの要望においても、網点の種類を換
えるのに伴って網点の最小反復単位の大きさをも換える
必要がある。しかしながら、上述の公報に開示される技
術においては、複数種類の各網点は、網点の形状のみが
異なるものであって、各網点の最小反復単位の大きさは
すべて共通となっており、これらの要望には応じること
ができないという問題点があった。
【0004】この発明は、従来の技術が有する上記の欠
点を解消することを目指したもので、網点の最小反復単
位の大きさの差異をも伴った複数種類の網点を、各原画
像部品毎に適宜選択して全体原画像を記録する、網点記
録装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる網点記
録装置は、全体原画像を構成する原画像部品毎に複数種
類の網点の中から1を選択して、網点を感光材料に記録
するための網点信号を出力する網点記録装置において、
形状が同一の網点について最小反復単位のサイズが異な
る複数種類のスクリーンパターン信号を記憶するスクリ
ーンパターン記憶手段と、各種類のスクリーンパターン
信号毎に、前記最小反復単位のサイズに応じた周期で
ドレス信号を繰返し出力するアドレス発生手段と、前記
原画像部品毎に指定され、各種類のスクリーンパターン
信号に対応するパターンセレクト信号を記憶するセレク
ト信号記憶手段と、前記パターンセレクト信号に対応す
る種類のスクリーンパターン信号を前記スクリーンパタ
ーン記憶手段から選択出力する選択手段と、前記全体原
画像の画像信号と選択出力されたスクリーンパターン信
号とを比較し、その比較結果に基づいて網点信号を出力
する比較手段と、を備える。
【0006】
【作用】この発明による網点記録装置では、スクリーン
パターン記憶手段に、形状が同一の網点について最小反
復単位のサイズが異なる複数種類のスクリーンパターン
信号が記憶され、各種類のスクリーンパターン信号はア
ドレス発生手段から出力されるアドレス信号によって読
み出される。なおアドレス発生手段は、各種類のスクリ
ーンパターン信号毎に、最小反復単位のサイズに応じた
周期でアドレス信号を繰返し出力する。
【0007】一方、セレクト信号記憶手段は、原画像部
品毎に指定され、各種類のスクリーンパターン信号に対
応するパターンセレクト信号を記憶しており、このパタ
ーンセレクト信号に基づいて、選択手段は対応する種類
のスクリーンパターン信号を選択出力する。
【0008】そして比較手段により、全体原画像の画像
信号と選択出力されたスクリーンパターン信号とが比較
され、その結果に基づいて網点信号が出力される。この
ため、原画像部品毎に最小反復単位の異なる網点を記録
することができる。
【0009】
【実施例】<1.網点記録装置の動作の概略>はじめ
に、この発明による網点記録装置の動作の概略について
説明する。図2は複数の原画像部品を組み合わせて配置
することにより構成される、1枚の全体原画像の例を示
す模式図である。この例において、全体原画像1は、絵
柄である原画像部品2a、文字である原画像部品2b、
網ふせ(チント;一様な網点面積率での記録)である原
画像部品2c、罫線(線画)である原画像部品2d、及
び絵柄である原画像部品2eを配置したものである。こ
の発明の網点記録装置は、この1枚の全体原画像1の網
点画像を感光フィルムに記録する。そして、その際に各
原画像部品毎に、一般に網点の最小反復単位が異なる複
数種類の網点の中から、1つを適宜選択して網掛けを行
う。
【0010】網点の最小反復単位が異なる例を図3に示
す。図3には一例として50%の網点面積率で網掛けが
行われた網点の形状を示している。図3(a)、図3
(b)は、それぞれ網点の最小反復単位の一辺が、長さ
m、及び長さn(m<n)である網点の例である。m×
m、及びn×nの大きさの小区画を最小反復単位とし
て、これを主走査方向MS及び副走査方向SSに沿って
2次元的に反復して展開することにより、それぞれ所定
の原画像部品に対応した画像領域に網掛けが行われる。
網点を記録する際の、主走査方向MS及び副走査方向S
Sの走査線の密度(単位長さ当りの走査線の本数)は、
全体原画像1を通じて共通である。図3(b)に示す例
では、図3(a)に示す例に比べて、スクリーン線数が
小さくなっている。
【0011】一般に最終印刷物における視覚的効果を高
めるために、原画像部品毎に適宜異なるスクリーン線数
をもって、網掛けを行うことを要求される場合がある。
スクリーン線数を切り換えることは、網点を最終的に記
録する手段である露光用ビームの間隔を切り換えること
によっても実現し得る。しかしながら、1枚の全体原画
像1の網点を記録する過程の中途において、露光用ビー
ムの間隔を切り換えることは作業の効率の点、及び最終
印刷物における画像品質の点において問題を有する。こ
の発明による網点記録装置は、原画像部品毎に異なる最
小反復単位で網点を記録することができるので、露光用
ビームの間隔は固定したままで、原画像部品毎に網点の
最小反復単位を適宜換えることにより、原画像部品毎に
要求に応じた適宜異なる網点の線数をもって、網掛けを
行うことができる。このため、品質のよい画像を効率よ
く記録することができる。
【0012】また、各原画像部品によって強調したい色
相が異なる場合があり、その際に強調したい色相を分担
する複数の色版の間の干渉縞(モアレ縞)の出現を抑制
するために、各原画像部品毎に各色版に対応する網点角
度(主または副走査線と網点の反復方向の間のなす角
度)を変更する必要が生じる。図4は同一形状の網点に
おいて、3通りに異なる網点角度θで記録された網点の
例を図示する。図4(a)〜図4(c)のいずれも、図
3と同様に50%の網点面積率で記録された網点の例を
図示している。図4(a)に示すように、網点角度θが
0゜であるときの網点の最小反復単位の2辺を構成する
走査線の本数が、例えばそれぞれ23であるとする。同
じ形状及び大きさの網点を角度を換えて、45゜の網点
角度θで記録する場合には、図4(b)に示すように網
点の最小反復単位の2辺は、65本の走査線で構成され
る。また、15゜の網点角度θで記録する場合には、図
4(c)に示すように網点の最小反復単位の2辺は、2
60本の走査線で構成される。すなわち、同一形状及び
同一の大きさの網点を、異なる網点角度をもって記録す
る場合には、一般に網点の最小反復単位の大きさは異な
る。この発明による網点記録装置は、原画像部品毎に異
なる大きさの最小反復単位をもって網点を記録できるの
で、原画像部品毎に要求に応じた適宜異なる網点角度を
もって網点を記録することができる。
【0013】<2.画像記録システムの全体構成>図5
はこの発明の実施例における網点記録装置と、これに関
連する周辺装置の概略構成を示すブロック図である。こ
の実施例では、網点記録装置100は、画像記録システ
ム600の中に組み込まれており、画像記録システム6
00は網点記録装置100に接続されるワークステーシ
ョン200、合成部300、画像読取装置400及び出
力部500を備えている。画像読取装置400は各原画
像部品を光学的な手段で読み取り、それぞれ画像信号へ
変換する装置部分である。
【0014】<3.出力部の概略構成と動作>出力部5
00は、網点記録装置100から送出される網点信号に
基づいて、回転ドラム501に設置される感光フィルム
に網点を記録する。露光ヘッド502は図示しない複数
本、例えば4本の露光用ビーム照射装置を備えており、
これらの露光用ビーム照射装置は網点信号の値”1”及
び”0”に応じて、露光用ビームを変調する。回転ドラ
ム501には、感光フィルム504が貼着されており、
この感光フィルム504にY、M、C及びK版に相当す
る4種類の網点画像が記録される。本実施例において
は、感光フィルム504の主走査方向に4分割された各
領域にY、M、CおよびK版の網点画像がそれぞれ記録
されるものとする。また、回転ドラム501が1回転す
る毎に、露光用ビーム照射装置は4本の走査線に相当す
る間隔だけ回転ドラム501の回転軸に沿った方向(副
走査方向)へ移動する。これにより、感光フィルム50
4には、主走査方向、副走査方向の双方に沿って、網点
が記録される。
【0015】コントローラ503は、ワークステーショ
ン200が備える後述するCPU201から送信される
制御信号に基づいて、回転ドラム501の回転速度、及
び露光ヘッド502の走査位置を調整する。このことに
より、感光フィルムの適切な位置に網点が記録される。
【0016】<4.ワークステーションの概略構成>ワ
ークステーション200は、画像読取装置400から伝
送される各原画像部品の画像信号(部品画像信号)を基
に、各原画像部品のレイアウト等の編集を行う装置部分
である。ワークステーション200は、図示しないマイ
クロプロセッサを内蔵した中央演算処理部(CPU)2
01、半導体メモリ202、ハードディスク203、表
示装置204、操作入力手段205などを備えている。
ワークステーション200は更に、画像信号、及び各種
の制御信号を伝送するためのバスライン206を有して
おり、バスライン206と上述の各種装置部分及び外部
との接続部分には、各種インタフェイス207a〜20
7eが適宜設けられている。CPU201は、ワークス
テーション200内及び外の各種装置部分の動作を制御
する。
【0017】<5.原画像部品の編集>ワークステーシ
ョン200は、画像読取装置400から伝送される部品
画像信号を取り込み、ハードディスク203へ格納す
る。すなわち、記憶媒体であるハードディスク203に
は、編集の対象となる全ての原画像部品の画像信号が記
憶されている。ハードディスク203に記憶される原画
像部品の画像信号は、各原画像部品毎に輪郭辺信号(P
G信号)を有しており、原画像部品が絵柄画像である場
合には、絵柄原画像部品毎に絵柄信号(CT信号)を更
に有している。編集を行うときには、ハードディスク2
03から編集対象となる原画像部品の画像信号を読み出
して、一旦半導体メモリ202へ記憶させる(ロードす
る)。
【0018】次に、半導体メモリ202に記憶されてい
る編集対象である原画像部品の画像信号が読み出され、
表示装置204に、編集を既に完了した原画像部品及び
全体原画像とともに、編集対象である原画像部品が表示
される。特定の原画像部品の選択、及びその表示等の動
作は、オペレータの指示に基づくものであって、操作入
力手段205が備えるキーボード205a、及びマウス
205bを用いてオペレータが指示を与えると、その指
示内容に対応した指示信号がCPU201へ伝送され
る。CPU201はこの指示信号を解読して適切な制御
信号を送出し、この制御信号に基づいて半導体メモリ2
02、ハードディスク203、及び表示装置204等が
所定の動作を行う。
【0019】図6は原画像部品を編集する工程における
表示装置204の表示の例を示す。図において、全体原
画像1には、原画像部品2a、及び原画像部品2eが既
にレイアウトを完了しており、絵柄である原画像部品3
fの編集が新たに進行中である。編集は、オペレータが
表示装置204上の表示画像を目視しつつ、操作入力手
段205を適宜操作することにより実現される。まず、
編集対象である原画像部品3fの中で、全体原画像1へ
レイアウトすべき部分(図中の原画像部品2f)を指定
する。すなわち、図に示すように原画像部品2fの輪郭
を形成する複数のベクトルVEC3の始点と終点を順次
指示する。次に、原画像部品3fを、全体原画像1上の
レイアウトすべき所望の位置に移動させることにより、
レイアウトすべき位置を指定する。更に、レイアウトさ
れた原画像部品同士が部分的ないし全体的に重なり合う
場合に、いずれをより優先的に表示するか、すなわち、
いずれがより前面に現れるかを表現する描画の優先順位
を、各原画像部品毎に指示する。例えば、原画像部品2
aと原画像部品2eとの間では、描画の優先順位は原画
像部品2aの方が高く指示されている。更に、各原画像
部品毎に網点の形状、スクリーン線数、及び網点角度の
指定を行う。CPU201の働きにより、これらのレイ
アウトに関わる様々な指示内容は、対応する原画像部品
の半導体メモリ202に記憶される画像信号に反映され
る。
【0020】<6.原画像部品の画像信号の構造>図7
は、原画像部品に付随するPG信号(図7(a))、及
びこれに対応するCT信号(図7(b))の構造を示す
構造図である。PG信号は、ヘッダ領域PGHとベクト
ル信号領域PGVとを有している。ヘッダ領域PGHに
は、原画像部品が絵柄である場合には、対応するCT信
号を識別する識別符号が書き込まれており、絵柄でない
場合にはチントあるいはべた(100%の網点面積率で
の記録)における色版の種類と濃度値に対応する信号が
書き込まれている。ヘッダ領域PGHにはその他に、レ
イアウトの位置を表現するベースポイントの位置座標
値、描画の優先順位、網点の形状、スクリーン線数、及
び網点角度を表現する信号が書き込まれている。ベクト
ル信号領域PGVには、ベクトルの各1の始点と終点の
ベースポイントに相対的な座標値を表現する信号が書き
込まれている他、原画像部品が文字又は線画である場合
には、これらの文字又は線画を表現する信号が書き込ま
れている。これらの信号は、上述の編集の過程で指示内
容に対応して適宜修正ないし書き加えが行われる。
【0021】CT信号は、ヘッダ領域CTHと画素信号
領域CTPとを有している。ヘッダ領域CTHには、原
画像部品の主走査方向MS、及び副走査方向SSの画素
数で表した幅x、及び幅yの値がそれぞれ書き込まれて
いる。画素信号領域CTPには、絵柄である原画像部品
を構成する画素の各1毎に、4種類の色版、すなわちイ
エロー版(Y版)、マゼンタ版(M版)、シアン版(C
版)、及びブラック版(K版)の濃度が書き込まれてい
る。
【0022】なお、網点の記録は露光用ビームの光点
(スポット)を単位として行われる。上述のベクトルの
座標値は、スポットの整数倍(例えば、2×2個のスポ
ット)で構成されるμピクセルを単位とする。また、上
述の画素は、μピクセルの整数倍(例えば、5×5個の
μピクセル)で構成される。
【0023】<7.原画像部品の画像信号の変換>ワー
クステーション200において、編集が完了した各原画
像部品のPG信号及びCT信号を基に、更に全体原画像
に関する交点信号、高解像画像信号、及び普通画像信号
の3種の信号が作成される。図8はこの処理の流れを模
式的に示す処理図である。PG信号が有するベクトルの
始点及び終点の座標値に、いわゆるラスター変換を施す
ことにより、走査線上の原画像部品の境界に相当するμ
ピクセルの位置が算出され、交点信号に変換される。図
9に交点信号の構造の一例を示す。交点信号は例えば3
2ビットの2値信号で構成され、上述の境界に相当する
μピクセルの位置は、走査線上の各スポットに対応した
記憶領域上のアドレスで表現される。図9において、パ
ターンセレクト信号PPSは後述する複数のスクリーン
パターンの1つを指定する信号であり、属性は当境界を
境としてチント、絵柄、べた等が開始、あるいは終了す
る旨の情報などを表現する信号であり、チント値は属性
がチントである場合にチントの濃度を表現する信号であ
る。
【0024】図8に戻って、更にCT信号と、ラスター
変換により得られた境界に相当するμピクセルの位置情
報とに基づいて、いわゆる「はめ込み処理」が行われ、
1枚の全体原画像に対応する画像信号が作成される。す
なわち、全体原画像の中で絵柄である画像領域に対応し
て画素毎に各色版の濃度を表現した普通画像信号と、原
画像部品の境界を含む画素に対応してμピクセル単位で
これらの境界を表現する高解像画像信号とが得られる。
得られたこれらの3種類の信号はハードディスク203
へ格納される。
【0025】<8.合成部の概略構成と動作>図5に戻
って、合成部300では、ワークステーション200で
作成された交点信号、高解像画像信号、及び普通画像信
号を基に、μピクセル単位で版の濃度を表現する信号を
作成する。合成部300はソフトウェアの搭載なしにハ
ードウェアで構成され、合成部300における信号の処
理は、出力部500が網点を製版用感光フィルム等に記
録する動作に同期して高速で実行される。すなわち、出
力部500における走査に同期して、主走査方向に沿っ
て逐次各スポット単位で処理を行う。出力部500が4
個の露光用ビームを備え、同時に4本の走査線に沿って
網点を記録するので、これに対応して合成部300にお
ける信号の処理は、同時に複数本の走査線に沿って行わ
れる。
【0026】ハードディスク203に格納される交点信
号、高解像画像信号、及び普通画像信号は読み出され
て、一定量毎にバッファ310へ保持される。バッファ
310は、ハードディスク203からの転送の速度にお
ける変動を吸収するために設けられる。合成処理部32
0では、バッファ310からのこれらの信号を受け取
り、デコーダ321〜323へそれぞれ入力する。デコ
ーダ321〜323ではこれらの信号を解読し、重ね合
わせ部324及び切換部325の動作を指示する。
【0027】重ね合わせ部324では、処理すべき画素
が普通画像信号に表現される絵柄の画素に含まれるとき
には、当該画素に関する普通画像信号が有する色版の濃
度値を引用し、当該画素に関する信号として出力する。
処理すべき画素が、高解像画像信号に表現される原画像
部品の境界を有する画素に含まれるときには、高解像画
像信号が表現する濃度を引用して出力する。
【0028】切換部325では、処理すべきμピクセル
の位置がチント若しくはべたであるか、又は絵柄である
かに対応して、交点信号が有するチント若しくはべたに
関する信号、又は重ね合わせ部324が出力する信号の
いずれかを選択して、μピクセル単位で濃度を表現する
画素信号DSとして出力する。
【0029】デコーダ321は、交点信号を基に、パタ
ーンセレクト信号PPS、及び回転ドラム501の回転
に伴って感光フィルム504に順次網点を記録するのに
同期して各色版の切換を指示する版切換信号PESをも
出力する。パターンセレクト信号PPS、版切換信号P
ES、及び画素信号DSはバッファ330へ一旦保持さ
れた後、それぞれ網点記録装置100へ入力される。
【0030】<9.網点記録装置の概略構成>網点記録
装置100は合成部300と同様に、ソフトウェアの搭
載なしにハードウェアで構成され、出力部500が網点
を製版用感光フィルム等に記録する動作に同期して、逐
次スポット単位で信号の処理を実行する。
【0031】網点記録装置100は、まず画素信号DS
が有する色版の濃度値を、SGD(スクリーングラデー
ション)101により所定の規則に基づいて変換し、S
PM(スクリーンパターンメモリ)103に格納される
スクリーンパターン(SP)信号をSPMコントローラ
102により読み出す。SP信号は網点を生成するもと
になるもので、前述の網点の最小反復単位上のスポット
の各1に、例えば8桁の2進数で表現し得る0〜255
の範囲の数値をそれぞれ対応させた閾値を規定する。従
ってSP信号は、網点の最小反復単位の差異に対応し
て、一般に異なる大きさの信号量を有する。SPM10
3には複数種類、各色版毎にそれぞれ例えば4種類のS
P信号があらかじめ準備されており、SPMコントロー
ラ102はその中から適宜1つを選択する。
【0032】比較部104では、SP信号が表現する閾
値とSGD101で補正された画素信号DSとを、スポ
ット毎に比較して、比較の結果に応じて網点信号を出力
する。
【0033】<10.網点記録装置の内部回路>図1は
網点記録装置100の内部回路を示す回路図である。こ
の回路図に示す装置の例は、出力部500において4本
の露光用ビームが設けられていることを前提として、4
本の走査線上のスポットを並列に逐次処理すべく構成さ
れている。
【0034】クロックパルス信号IRCK、DPLS、
SELCK、及びCMPCKは、図示しないタイミング
制御回路から発生され、出力部500が網点をスポット
毎に記録する動作に同期して立ち上がりを反復する。ラ
ッチDL1〜DL3、DL4a〜DL4dはこれらのク
ロックパルスに同期して、バッファ330から出力され
る版切換信号PES、パターンセレクト信号PPS、及
び画素信号DSa〜DSdを逐次保持する。
【0035】{10−1.SPM103}SPM103
には4本の露光用ビームに対応して4個のSPM103
a〜103dが並列に設けられている。SPM103a
〜103dの各1は、読み書き可能な半導体メモリ(R
AM)であり、各色版毎に最大4種類のSP信号、すな
わち最大総計16種類のSP信号を、画像記録の処理を
開始するのに先だってあらかじめ記憶する。例えば、図
示されていないトライステートバッファ等により、SP
M103に接続されているアドレス信号線およびデータ
信号線を、CPU201のメモリ領域の一部になるよう
に切り換えて、SP信号を書き込めばよい。なお本実施
例においては、4本の露光用ビームで1走査を行う構成
になっているので、各SPM103a〜103dには、
対応する露光用ビームが露光を担う走査線のSP信号を
記憶させている。
【0036】データセレクタSELa〜SELdの各1
は、パターンセレクト信号PPSに基づいて、4種類の
15ビットの入力信号の中から1種類を選択して出力す
る機能を有する回路である。
【0037】{10−2.アドレス発生コントローラ}
アドレス発生コントローラAGCp〜AGCsは、SP
M103a〜103dが記憶するSP信号を読み出す際
に、SP信号の記憶場所を指定するアドレス信号AS2
p〜AS2sをそれぞれ出力する。ここで、4つのアド
レス発生コントローラAGCp〜AGCsを設け、4つ
のアドレス信号AS2p〜AS2sを出力するのは、1
つの版に対して、4種類の網点から1つを選択するのに
起因している。
【0038】図10はアドレス発生コントローラAGC
pの内部構成を示すブロック図である。他のアドレス発
生コントローラAGCq〜AGCsも同様の構造を有し
ている。アドレス制御テーブルメモリ111pには、S
P信号をSPM103に記憶するのに伴って、アドレス
制御信号があらかじめ記憶されている。アドレス制御信
号の構造を図11に示す。アドレス制御信号は、スター
トアドレス信号、エンドアドレス信号、及び終了フラグ
とを有している。図11において、例えばアドレスad
0〜ad9で指定される記憶場所におけるアドレス制御
信号は第1の版のSP信号に対応し、アドレスad16
〜ad21におけるアドレス制御信号は第2の版のSP
信号に対応する。アドレス制御テーブルメモリ111p
には、4種類の色版に用いられる4種類のSP信号に対
応したアドレス制御信号が記憶される。終了フラグは、
1ビットのデータ長を有する信号であり、各SP信号の
最終アドレスにおいて値”1”を有し、それ以外のアド
レスにおいては値”0”を有する。
【0039】図11の例では第1及び第2のSP信号は
それぞれ40本(10×4本)、及び24本(6×4
本)のスポット数で構成されている。これらの数は各S
P信号が生成する網点の最小反復単位(SP信号の最小
反復単位)の副走査方向の大きさ、言い替えるとSP信
号が閾値を規定するスポットの副走査方向の配列数に相
当する。SP信号の最小反復単位の主走査方向の大き
さ、すなわちSP信号が閾値を規定するスポットの主走
査方向の配列数は、各エンドアドレス信号とスタートア
ドレス信号の差で与えられる。
【0040】図10に戻って、アドレス制御テーブルメ
モリ111pには、前述のSP信号と同様に、アドレス
制御テーブルメモリ111pに接続されているアドレス
信号線およびデータ信号線を、CPU201のメモリ領
域の一部になるように切り換えて、アドレス制御信号が
書き込まれる。なおアドレス制御テーブルメモリ111
pについては、アドレスの上位2ビットで区分けされる
4つの領域それぞれに、対応する色版のアドレス制御信
号が記憶される。
【0041】網点コード発生制御回路112pには、2
ビットの版切換信号PESが入力されている。そして網
点コード発生制御回路112pは、入力された版切換信
号PESを版を指定する信号としてラッチし、そのラッ
チした版切換信号および後述する制御信号を副アドレス
カウンタ113pおよびアドレス制御テーブルメモリ1
11pへ送出する。
【0042】副アドレスカウンタ113pは各色版に対
応して4種類のカウンタを備えている。網点コード発生
制御回路112pで指定された版に対応したカウンタか
ら計数信号がアドレス制御テーブルメモリ111pへ入
力される。アドレス制御テーブルメモリ111pは、網
点コード発生制御回路112pが指定するアドレス(上
位2ビット)に、副アドレスカウンタ113pが出力す
る計数信号が表現する計数値を加算したアドレスにおけ
るスタートアドレス信号を主アドレスカウンタ115p
へ供給し、エンドアドレス信号を第1一致検出回路11
6pへ供給する。
【0043】主アドレスカウンタ115pは、スタート
アドレス信号を保持し、アドレス信号AS2pとしてデ
ータセレクタSELa〜SELdへ出力する。更に、主
アドレスカウンタ115pは、クロックパルスDPLS
に同期して、保持する信号の値を順次インクリメント
し、アドレス信号AS2pとして出力する。このアドレ
ス信号AS2pがデータセレクタSELa〜SELdを
介して、SPM103に供給されると、例えば第1〜第
4走査線に沿ったSP信号が順次SPM103から読み
出される。主アドレスカウンタ115pからの出力は、
第1一致検出回路116pへも供給されており、その出
力とエンドアドレス信号とが一致すると、第1一致信号
が第1一致検出回路116pから主アドレスカウンタ1
15pへ出力される。主アドレスカウンタ115pは、
第1一致信号を受けるとその出力を再びスタートアドレ
ス信号に戻し、以下同様の動作を反復する。これによ
り、SPM103からは第1〜第4走査線に沿った一連
のSP信号が反復して読み出される。すなわち、SP信
号の主走査方向の最小反復単位が反復して読み出され
る。
【0044】1走査の中である版の網点出力が終了する
と、デコーダ321からの版切換信号PESが変化する
ので、網点コード発生制御回路112pはそれをラッチ
し、ラッチした版切換信号をアドレス制御テーブルメモ
リ111pおよび副アドレスカウンタ113pに送出す
る。これによって、アドレス制御テーブルメモリ111
pから新たな版のスタートアドレス信号、エンドアドレ
ス信号が出力され、それぞれ主アドレスカウンタ115
p、第1一致検出回路116pに供給される。この結果
主アドレスカウンタ115pは、新たな版のスタートア
ドレス信号を保持し、新たな版のアドレス信号AS2p
を出力する。
【0045】主走査スポット数レジスタ118pには、
主走査方向の記録範囲に対応するスポット数があらかじ
め記憶されている。スポット数カウンタ119pはクロ
ックパルスDPLSのパルスを計数する。第2一致検出
回路120pは、この計数値と主走査スポット数レジス
タ118pが記憶するスポット数とを比較し、両者が一
致すると第2一致信号を網点コード発生制御回路112
pと副アドレスカウンタ制御回路114pへ出力する。
この第2一致信号は走査線(例えば第1〜第4走査線)
の記録動作終了を示す。第2一致信号が網点コード発生
制御回路112pへ入力されると、網点コード発生制御
回路112pは次の走査線(例えば第5〜第8走査線)
の開始までの短時間の間に、入力信号である版切換信号
PESとは無関係に、0〜3を示す制御信号を送出して
副アドレスカウンタ113pが備える各版のカウンタを
順次選択する。これにより、アドレス制御テーブルメモ
リ111pから、各版に対応するこの時点でのアドレス
に記憶されるアドレス制御信号が順次出力され、この中
の終了フラグが副アドレスカウンタ制御回路114pへ
入力される。副アドレスカウンタ制御回路114pは、
第2一致信号が入力されている時に、終了フラグの”
0”又は”1”の値に応じて、対応する版毎にカウント
クロックパルス又はリセットパルスを副アドレスカウン
タ113pへ出力する。第2一致信号が入力されている
ときに、例えばY版に対応する終了フラグが”0”であ
る時には、副アドレスカウンタ制御回路114pはY版
に対応するカウントクロックパルスを1パルス出力す
る。これにより、副アドレスカウンタ113pのY版に
対応するカウンタはその計数信号を1だけインクリメン
トする。逆に、Y版に対応する終了フラグが”1”であ
る時には、副アドレスカウンタ制御回路114pはY版
に対応するリセットパルスを1パルス出力する。これに
より、副アドレスカウンタ113pのY版に対応するカ
ウンタはその計数信号を0に戻す。他の版についても同
様である。
【0046】次の走査が開始されると、アドレス制御テ
ーブルメモリ111pは、版切換信号PESに応答して
網点コード発生制御回路112pが指定するアドレス
に、副アドレスカウンタ113pが出力する新たな計数
信号が表現する計数値を加算したアドレスにおけるスタ
ートアドレス信号を主アドレスカウンタ115pへ供給
し、エンドアドレス信号を第1一致検出回路116pへ
供給する。これによりSPM103からのSP信号の読
み出しは副走査方向に更新されて行き、副走査方向の最
小反復単位が終了すると初めに戻り、以下同様の動作を
反復する。すなわち、SPM103からはSP信号の副
走査方向の最小反復単位が反復して読み出される。
【0047】以上の動作によりSPM103からは、S
P信号の最小反復単位が主走査方向及び副走査方向の双
方に2次元的に反復して読み出される。
【0048】{10−3.SPM103の動作}図1に
戻って、SPM103a〜103dの各1にあらかじめ
記憶される複数種類のSP信号の中から1つが、各色版
毎に版切換信号PESに応答して適宜選択されるととも
に、原画像部品毎にパターンセレクト信号PPSに応答
して更に適宜選択される。これらのSP信号の最小反復
単位は一般に異なっており、これに対応してアドレス発
生コントローラAGCp〜AGCsが有するアドレス信
号AS2p〜AS2sの中から、適宜1つがデータセレ
クタSELa〜SELdにより選択され、SPM103
a〜103dのそれぞれに入力される。
【0049】{10−4.SGD101の構造と動作}
SGD101には、4本の露光用ビームに対応して4個
のSGD101a〜101dが並列に設けられている。
SGD101a〜101dは、ラッチDL4a〜DL4
dから出力される画素信号DSa〜DSdが有するある
色版の濃度値を、版切換信号PES及びパターンセレク
ト信号PPSに応答して、色版及び原画像部品毎に一般
に異なる変換テーブルに基づいて変換し、それぞれ補正
濃度信号MDSa〜MDSdとして出力する。SGD1
01a〜101dにおける変換テーブルのデータは、前
述のSP信号と同様に、SGD101に接続されている
アドレス信号線およびデータ信号線を、CPU201の
メモリ領域の一部になるように切り換えて、補正濃度信
号が書き込まれる。
【0050】{10−5.比較部104の構造と動作}
比較部104には、4本の露光用ビームに対応して4個
の比較器104a〜104dが並列に設けられている。
これらの比較器104a〜104dは、SGD101a
〜101dからの補正濃度信号MDSa〜MDSdと、
SPM103a〜103dからのSP信号とを、それぞ
れ互いに比較する。比較器104aは、補正濃度信号M
DSaがSP信号よりも大きいときには、網点信号DO
Taとして値”1”を出力し、そうでない場合には値”
0”を出力する。比較器104b〜104dも同様に網
点信号DOTa〜DOTdを出力する。出力部500が
備える4本の露光用ビームは、それぞれこれらの網点信
号DOTa〜DOTdに応じて網点を記録する。
【0051】<11.他の実施例>以上の実施例では出
力部500が4本の露光用ビームを備えており、これに
応じて網点記録装置100の各部において4系統を並列
に備えている。出力部500の露光用ビームは単数であ
ってもよく、このときには網点記録装置100の回路は
図12に示す通りである。すなわち、SGD101、S
PMコントローラ102、SPM103、及び比較部1
04は、いずれも1本の走査線に対応する1系統のみを
備える。アドレス発生コントローラはSP信号の種類に
対応するものであって、同時に走査すべき走査線が1本
であっても同様に4系統が設けられる。図12における
その他の構成は、図1が示す実施例と同じであるので、
図1と同符号を付してその説明を省略する。
【0052】また上記の実施例では、複数のアドレス発
生コントローラAGCp〜AGCsから出力されるアド
レス信号AS2p〜AS2sをそれぞれデータセレクタ
SELa〜SELdに供給している。そしてパターンセ
レクト信号PPSに基づいて1つのアドレス信号のみを
SPM103a〜103dに供給し、対応するSP信号
のみを出力する構成となっている。パターンセレクト信
号PPSに対応するSP信号を出力する構成は、これに
限定されることはなく、以下の構成でもよい。
【0053】例えば、SPM103aを4つのメモリ構
成とし、各メモリに各種類のSP信号を記憶する。各メ
モリにはアドレス信号AS2p〜AS2sの中から対応
する1つのみを供給し、各メモリから並列的にSP信号
を出力する。そしてパターンセレクト信号PPSに対応
するSP信号のみをデータセレクタによって選択する。
SPM103b〜103dについても同様である。
【0054】また上記の実施例では、SPM103に有
理正接に基づくSP信号を記憶する構成としたが、無理
正接に基づくSP信号を記憶する構成としても実施可能
である。
【0055】
【発明の効果】この発明では、原画像部品毎に、網点形
状は同一であるが最小反復単位のサイズが異なる網点を
記録することができる。このため、記録画像全体におけ
る網点形状は同一にしつつスクリーン線数及び網点の角
度を原画像部品毎に適宜換えて網点を記録することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における網点記録装置の内
部回路を示す回路図である。
【図2】この発明の一実施例における複数の原画像部品
で構成される1枚の全体原画像の例を示す模式図であ
る。
【図3】この発明の一実施例における最小反復単位が異
なる網点の例を示す模式図である。
【図4】この発明の一実施例における3通りに異なる網
点角度θで記録された網点の例を図示する模式図であ
る。
【図5】この発明の一実施例における網点記録装置を備
えた画像記録システムの概略構成を示すブロック図であ
る。
【図6】この発明の一実施例における原画像部品を編集
する工程における表示画面上の表示の例を示す模式図で
ある。
【図7】この発明の一実施例における原画像部品に付随
するPG信号とCT信号の構造を示す構造図である。
【図8】この発明の一実施例におけるPG信号及びCT
信号から3種の全体原画像に関する信号を作成する処理
の流れを示す処理図である。
【図9】この発明の一実施例における交点信号の構造を
示す構造図である。
【図10】この発明の一実施例におけるアドレス発生コ
ントローラの内部構成を示すブロック図である。
【図11】この発明の一実施例におけるアドレス制御信
号の構造を示す構造図である。
【図12】この発明の第2の実施例における網点記録装
置の内部回路を示す回路図である。
【符号の説明】
1 全体原画像 2 原画像部品 100 網点記録装置 103a〜103d SPM 104a〜104d 比較器 PPS パターンセレクト信号 AGCp〜AGCs アドレス発生コントローラ AS2p〜AS2s アドレス信号 SELa〜SELd データセレクタ DOTa〜DOTd 網点信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/38 - 1/409 G06T 5/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体原画像を構成する原画像部品毎に複
    数種類の網点の中から1を選択して、網点を感光材料に
    記録するための網点信号を出力する網点記録装置におい
    て、形状が同一の網点について 最小反復単位のサイズが異な
    る複数種類のスクリーンパターン信号を記憶するスクリ
    ーンパターン記憶手段と、 各種類のスクリーンパターン信号毎に、前記最小反復単
    位のサイズに応じた周期でアドレス信号を繰返し出力す
    るアドレス発生手段と、 前記原画像部品毎に指定され、各種類のスクリーンパタ
    ーン信号に対応するパターンセレクト信号を記憶するセ
    レクト信号記憶手段と、 前記パターンセレクト信号に対応する種類のスクリーン
    パターン信号を前記スクリーンパターン記憶手段から選
    択出力する選択手段と、 前記全体原画像の画像信号と選択出力されたスクリーン
    パターン信号とを比較し、その比較結果に基づいて網点
    信号を出力する比較手段と、 を備える網点記録装置。
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