JPH07240848A - モアレの発生を防止する色分解網目版作成方法 - Google Patents

モアレの発生を防止する色分解網目版作成方法

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JPH07240848A
JPH07240848A JP6031282A JP3128294A JPH07240848A JP H07240848 A JPH07240848 A JP H07240848A JP 6031282 A JP6031282 A JP 6031282A JP 3128294 A JP3128294 A JP 3128294A JP H07240848 A JPH07240848 A JP H07240848A
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JP
Japan
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dots
halftone
color separation
color
plate
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JP6031282A
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Hiroshi Sugimoto
博 杉本
Toshiyuki Imai
利之 今井
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Ryobi Ltd
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Ryobi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モアレが大きなピッチで発生しないようにす
る。 【構成】 カラースキャナーの出力機及びイメージセッ
ターで使用する網点の基本パターンを15°近辺で傾斜
する色分解網目版及び75°近辺で傾斜する色分解網目
版について夫々有理正接法によるドットの集合体として
形成する。45°の傾斜の色分解網目版については相互
に近似した形状の二種類の網点パターン16,17を交
互に隙間なく並べ、そこから上記ドットの集合体のドッ
トの総数が同数又は整数倍であるようなドット数を持つ
基本パターン15を抽出する。電子製版で各基本パター
ンを繰り返し使用するとモアレの発生を防止する色分解
網目版を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー原稿を光電走査
して色分解網目版を電子製版するカラースキャナーの出
力機であるイメージセッターに用いるためのモアレの発
生を防止する色分解網目版作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラースキャナーに用いるための
モアレの発生を防止する色分解網目版作成方法としては
特公昭52−49361号に記載されるようなものがあ
る。
【0003】これは、記録方向に対して回転網目スクリ
ーンで、ハーフトーン原画の走査によって得られる画像
信号を点状及び走査線状に網目化記録するため画像信号
と網目スクリーン信号とを相互に重畳し、かつ網目スク
リーンを画像内容より精細な分解能で、例えば交差網目
化され、修正された色分解網目版をドラムスキャナー上
に形成するために記録する方法である。そして、有理正
接を有するようにスクリーン角度を選定し、選定された
回転網目スクリーンから、記録方向及び送り方向に切取
境界線があり、かつこの記録方向及び送り方向のそれぞ
れに関して回転網目スクリーンの構造の基本周期を1回
有する切取部分を取り出し、この切取部分の構造内容に
相応する網目スクリーン信号を発生し、この網目スクリ
ーン信号を画面の判に対して十分な頻度で周期的に繰り
返すものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の有理正接法に基
づいて網点を作成すると、有理正接tanα=b/aに
おいて、a=9、b=3とすれば、角度18.43°で
傾斜した図8(A)の枠部1aのような形状になる。黒
く塗られた部分は面積率50%を表している。この網点
1を並べてマゼンタ(赤色)の色分解網目版用の基本パ
ターン2(上記切取部分に対応するもの)を作ると、3
0×30個のドットの集合となる。1ドットは網点を構
成する最小単位である。また、図8(B)のように、網
点3を傾斜角度45°に設定してスミ(黒色)の色分解
網目版用の基本パターン4を作成すると、28×28個
のドットの集合になる。さらに、図8(C)のように、
傾斜角度が0°のイエロー(黄色)の色分解網目版用の
基本パターン6を作成すると、網点5は30×30個の
ドットの集合になる。なお、図示しないが、傾斜角度7
5°近辺のシアン(青色)の色分解網目版用の基本パタ
ーンは、マゼンタの基本パターンを左右反転することに
よって得られ、30×30個のドットの集合になる。
【0005】ところが、このように相互に異なる基本パ
ターン2,4,6を用いてイメージセッターにより色分
解網目版を作り、印刷で刷り重ねて行くと、基本パター
ン2,6のドット数が他の基本パターン4のドット数の
整数倍となっていないので、大きなピッチでモアレが発
生し、刷り上がったカラー画像が見苦しくなり、印刷品
質が低下する。これは、基本パターンを構成するドット
数が基本長さ(インチ)に対して少ない低解像度の場合
(例えば1600ドット/インチ以下)に特に問題とな
る。そのため、低解像度の場合は、線数が少なくて粗い
低級印刷物にしか利用することができないという問題が
ある。
【0006】また、高解像度のイメージセッターによっ
ても、40×40ドット、68×68ドットのようにご
く限られた基本パターンでしかモアレの発生を防ぐこと
はできない。そのような限られた基本パターンを使用す
るにしても高解像度のイメージセッターは複雑であり、
高価であり、コストアップを招く。
【0007】さらに、有理正接法でモアレを防止する方
法として、75°、15°近辺の網点の基本パターンを
複数個組み合わせてより大きなパターン集合体を構成
し、これを繰り返しパターンとして使用することも考え
られるが、その場合は高価なしかも複雑な処理を必要と
する大容量のメモリーのイメージセッターを使用しなけ
ればならず、コストアップの原因となる。
【0008】本発明は、そのような問題点を解決するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るモアレの発生を防止する色分解網目版
作成方法は、イメージセッターで使用する網点の基本パ
ターンを15°近辺の有理正接を有する色分解網目版及
び75°近辺の有理正接を有する色分解網目版について
夫々ドットの集合体として形成し、45°の有理正接を
有する色分解網目版については夫々ドットの集合体であ
るとともに相互に近似した形状の二種類の網点パターン
16,17を交互に隙間なく並べ、そこからそのドット
数に対して上記二種類の基本パターンの各々のドット総
数が同数又は整数倍になるようなドット数の基本パター
ンを抽出し、これら各基本パターンを繰り返し使用する
ことを特徴とし、また、該色分解網目版作成方法におい
て、上記二種類の網点パターン16,17は互いに同じ
階調数に揃えることを特徴とし、また、該色分解網目版
作成方法において、上記二種類の網点パターン16,1
7は隣り合うもの同士で互いに重なり合う微小な共有部
分18を有することを特徴とし、また、該色分解網目版
作成方法において、上記二種類の網点パターンは、互い
に重なり合わないように並べることを特徴とし、さら
に、該色分解網目版作成方法において、上記二種類の網
点パターンは、隣り合うものが異なる網点パターンとな
るように並べることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明において、15°近辺の有理正接を有す
る色分解網目版及び75°近辺の有理正接を有する色分
解網目版については、基本パターンを例えば30×30
個のドットの集合体として形成することができる。イメ
ージセッターでこれらの基本パターンを繰り返し使用し
電子製版することにより、例えばマゼンタの色分解網目
版、シアンの色分解網目版を得ることができる。イエロ
ーの色分解網目版についても同様にして0°の有理正接
を有するものとして製版する。
【0011】45°の有理正接を有する例えばスミの色
分解網目版については、相互に近似した形状の二種類の
網点パターン16,17を交互に隙間なく並べ、そこか
ら他の色分解網目版の基本パターン14等のドットの総
数が同数又は整数倍であるようなドット数を持つ基本パ
ターン15を抽出し、その抽出した基本パターン15を
繰り返し使用することにより作る。従って、モアレが大
きなピッチで発生しないようにすることができる。ま
た、このことから低解像度のイメージセッターを使用し
ても品質の良いカラー印刷が可能になる。高解像度のイ
メージセッターに使用する場合にあっては、モアレの目
立たない実用可能な線数の組み合わせ数が多くなり、基
本パターンの設計が容易になる。
【0012】また、本発明において、上記二種類の網点
パターンを互いに重なり合わないように並べる場合は、
印刷物に色むらが生じないようにすることができる。さ
らに、本発明において、上記二種類の網点パターンを隣
り合うものが異なる網点パターンとなるように並べる場
合は、重なり合うことなく整列する二種類の網点パター
ンの設計が容易になり、印刷物の品質が向上する。
【0013】
【実施例】次に、本発明に係るモアレの発生を防止する
色分解網目版作成方法の実施例を出力解像度1600ド
ット/インチと想定して図面に基づいて説明する。
【0014】このモアレの発生を防止する網目版作成方
法は、例えば図7に示されるような平面走査カラースキ
ャナーの出力機及びイメージセッターで使用される。こ
の平面走査カラースキャナーは、原画情報を画像信号と
して出力する入力走査部7と、該入力走査部7からの原
画情報を受ける画像処理部8と、画像処理部8からの出
力を受けて感光材であるフィルム9に画像を網点画像と
して記録するための出力走査部10と、上記各部を関係
付けるためのタイミング制御部11とを備えている。
【0015】入力走査部7は、原画を含んだカラー原稿
を光電走査し、該カラー原稿の原画情報を電気信号とし
て出力するようになっている。画像処理部8は、入力走
査部7からの原画情報を受け、原画の濃淡に応じた網点
を作るため、以下のような画像処理を行うものである。
【0016】画像処理部8は網目パターンメモリー12
を有している。この網目パターンメモリー12には、図
8(A)におけると同様な図1及び図2に示される網点
パターン13を含んだ基本パターン14、上述した図8
(C)に記載の網点5の基本パターン6と同様な基本パ
ターン、その他これらに準じた各種基本パターンが書き
込まれている。また、網点の基本パターンの集合体も書
き込まれている。基本パターンは、0°、15°、45
°、75°等の各種有理正接を有したものが用意され、
分解色(マゼンタ、スミ、イエロー、シアン)間でモア
レを発生しないもの同士が組み合わされている。各基本
パターンは、碁盤割りされ、各々の目にドットがあてが
われている。ドットは網点パターン13等を構成する最
小単位となる。
【0017】該網目パターンメモリー12には、図3に
示されるような45°の傾斜の色分解網目版についての
基本パターン15も書き込まれている。すなわち、この
基本パターン15は、カラースキャナーで使用する網点
の基本パターンを15°近辺で傾斜する色分解網目版
(例えば、マゼンタ版)及び75°近辺で傾斜する色分
解網目版(例えば、シアン版)について夫々有理正接法
によるドットの集合体として形成した場合に、45°の
有理正接を有する色分解網目版(例えば、スミ版)につ
いては相互に近似した形状の二種類の網点パターン1
6,17を交互に隙間なく並べ、そこから上記ドットの
集合体のドットの総数が同数又は整数倍であるようなド
ット数を持つパターンを抽出することにより作られてい
る。この基本パターン15は、図3のように30×30
個のドットで構成することもできるし、図3中太線で囲
って示す15×15個のドットで構成することもでき
る。
【0018】上記二種類の網点パターン16,17は、
奇数ドットで構成されるか或いは奇数ドットと偶数ドッ
トで構成されていて、例えば図4及び図5に示されるよ
うなパターン構成であり、図示例は夫々133個の奇数
ドットの集合で構成されている。そして、網点パターン
16,17同士が隣り合った場合に、望ましくは、相互
に重なり合わないように、かつ隙間を生じないように配
列されてなる。図6に示されるように、相互に重なり合
うこともある程度は許容されるが、その際の重なり合う
共有部分18は各網点パターン16,17の面積に対し
て微小であることを要し、網点パターン16,17を構
成する全ドット数(上述の例では133個)の3%以内
程度が望ましい。それ以上になると濃淡が原画通りに再
現されず品質低下の原因となる場合もある。
【0019】また、上記二種類の網点パターン16,1
7は互いに同じ階調数すなわち互いに同じドット数に揃
えることが望ましい。この場合において、図3乃至図5
に示されるように、二種類の網点パターン16,17を
構成する各ドットには網点を形成するための番号が割り
当てられており、表現する階調に応じて対応する番号を
有するドット部分が実際の印刷物にインキが付着する部
分となる。より具体的には、上述の例の場合、例えば、
面積率50%の網点を表現するためには、1〜67(=
133/2)までの番号を有するドット部分が印刷物に
おけるインキ付着部分に相当する。
【0020】なお、上記二種類の網点パターン16,1
7は、階調数が等しく、パターンが相違していれば、図
示のものに限られない。また、該基本パターン15のド
ット数は、マゼンタ、シアン、イエローについての基本
パターン14等のドット数に自由度が少ないことから、
15×15、17×17、20×20、25×25、3
4×34より選択するのが望ましい。
【0021】画像処理部8は、入力走査部7より得られ
るカラー情報、階調情報等の原画情報を網点パターン
5,13,16,17に対応づけて変換し、後述の半導
体レーザー19をオン/オフ制御するドット信号を出力
する。より具体的には、上述したように、ある網点にお
いて面積率50%の網点を表現する場合には、当該網点
に対応する網点パターンの1〜67までの番号を有する
ドット部分を走査している場合には、半導体レーザー1
9をオンするドット信号を出力し、68〜133までの
番号を有するドット部分を走査している場合には、半導
体レーザー19をオフするドット信号を出力する。ドッ
ト信号は、タイミング制御部11からのドット記録クロ
ック信号に同期して出力されるようになっている。タイ
ミング制御部11は、後述するスタートセンサ20から
の検知出力に同期してドット記録クロック信号を出力す
るようになっている。
【0022】出力走査部10は、上記画像処理部8から
のドット信号に基づいてレーザービームを出射する半導
体レーザー19と、該半導体レーザー19からのレーザ
ービームによって画像が露光される感光材としてのフィ
ルム9を一方の走査方向に送るためのローラ21及び該
ローラ21の駆動モータ22と、上記レーザービームを
上記フィルム9上他の走査方向bに偏向するための光学
系とを備えている。
【0023】半導体レーザー19は、画像処理部8から
のドット信号に応じて変調されるレーザービームを出力
するようになっている。光学系は、半導体レーザー19
から上記フィルム9に対向する箇所に向って、コリメー
トレンズ23、シリンドリカルレンズ24、ポリゴンミ
ラー25、fθレンズ26、シリンドリカルレンズ27
が順次配置されてなる。
【0024】しかして、半導体レーザー19からある程
度広がりをもって出射されたレーザービームは、コリメ
ートレンズ23により平行ビームとされ、シリンドリカ
ルレンズ24で補正され、ポリゴンミラー25に照射さ
れる。ポリゴンミラー25により反射され偏光されたレ
ーザービームは、fθレンズ26及びシリンドリカルレ
ンズ27を介してフィルム9上に照射される。ポリゴン
ミラー25の各ミラー面でレーザービームはドット列の
1ラインを走査することになる。fθレンズ26によ
り、レーザービームは走査線上のどの位置に来ても集光
スポットが同一サイズで結ばれ、ポリゴンミラー25が
一定角度だけ回転した時その集光スポットが一定距離だ
け移動する、つまり走査線上を一定速度で走査すること
となる。また、シリンドリカルレンズ27により、ポリ
ゴンミラー25の加工上の誤差等を補償するよう、レー
ザービームが補正される。
【0025】レーザービームが走査方向bを走査する一
方、モータ22が駆動してフィルム9を走行させること
から、レーザービームはフィルム9を走査方向aにも走
査することとなり、フィルム9面に原画を網点画像とし
て露光することとなる。
【0026】上記フィルム9上の走査方向bの走査開始
位置の真上には、一走査線の走査に先立ってレーザービ
ームの通過を検知するために、反射ミラー20及びフォ
トダイオード等の光検出器からなるスタートセンサ28
が設けられている。スタートセンサ28の検知出力はタ
イミング制御部11に与えられ、ドット記録信号のタイ
ミング合わせに利用される。
【0027】かくて、上記カラースキャナーにより上記
各種基本パターン14,15等を原画情報の濃淡に応じ
てフィルム9上に繰り返し露光を行うことにより、マゼ
ンタ、シアン、イエロー、スミの四色の色分解網目版が
モアレを生じない組み合わせで作成されることとなる。
【0028】上述のように、基本パターン15のドット
数は、例えば、15×15、17×17、20×20、
25×25、34×34より選択することができるが、
これを用いて製版した場合と従来の方法を用いて製版し
た場合とをモアレの発生具合に関して評価した結果を表
1に掲げる。表1中○印はモアレの発生が皆無又は実用
範囲でモアレの発生が防止できた場合を示し、×印はモ
アレ発生のため印刷物の品質が劣る場合を示している。
表1から明らかなように、本発明によれば、基本パター
ンのドット数×ドット数の数が奇数の場合でもモアレを
防止する効果がある。
【0029】
【表1】 なお、集光スポットによるフィルム9上への記録は、上
述のようなオン/オフ記録ばかりでなく、連続的又は段
階的に強度変調されたビームスポットによるものであっ
てもよい。
【0030】また、実施例では平面走査カラースキャナ
ーを使用した場合について説明したが、本発明は他の形
式のスキャナーの出力機及びイメージセッターにも適用
できる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、45°の傾斜の例えば
スミの色分解網目版については、相互に近似した形状の
二種類の網点を交互に隙間なく並べ、他の色分解網目版
の基本パターンのドットの総数が同数又は整数倍である
ようなドット数を持つ基本パターンを並べたものの中か
ら抽出し、その抽出した基本パターンを繰り返し使用す
ることにより色分解網目版を作るので、モアレが大きな
ピッチで発生しないようにすることができる。また、こ
のことから低解像度のイメージセッターを使用しても品
質の良いカラー印刷が可能になる。さらに、高解像度の
イメージセッターに使用する場合にあっては、モアレの
目立たない実用可能な線数の組み合わせ数が多くなり、
基本パターンの設計が容易になる。
【0032】また、本発明において、上記二種類の網点
パターンを互いに重なり合わないように並べる場合は、
印刷物に色むらが生じないようにすることができる。さ
らに、本発明において、上記二種類の網点パターンを隣
り合うものが異なる網点パターンとなるように並べる場
合は、重なり合うことなく整列する二種類の網点パター
ンの設計が容易になり、印刷物の品質が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る色分解網目版作成方法で用いる基
本パターンの一例の説明図である。
【図2】図1中網点パターンの部分を抜き出して示す拡
大図である。
【図3】本発明に係る色分解網目版作成方法で用いる基
本パターンの一例の説明図である。
【図4】図3の基本パターンの作成に用いる網点パター
ンの説明図である。
【図5】図3の基本パターンの作成に用いる他方の網点
パターンの説明図である。
【図6】図4の網点パターンと図5の網点パターンとを
組み合わせた状態の説明図である。
【図7】本発明に係る色分解網目版作成方法に用いる平
面走査カラースキャナーの概略説明図である。
【図8】従来の色分解網目版作成方法で用いる基本パタ
ーンの説明図である。
【符号の説明】
15…45°の有理正接を有する色分解網目版について
用いる網点の基本パターン 16,17…相互に近似した形状の二種類の網点パター
ン 18…共有部分

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イメージセッターで使用する網点の基本
    パターンを15°近辺の有理正接を有する色分解網目版
    及び75°近辺の有理正接を有する色分解網目版につい
    て夫々ドットの集合体として形成し、45°の有理正接
    を有する色分解網目版については夫々ドットの集合体で
    あるとともに相互に近似した形状の二種類の網点パター
    ンを隙間なく並べ、そこからそのドット数に対して上記
    二種類の基本パターンの各々のドット総数が同数又は整
    数倍になるようなドット数の基本パターンを抽出し、こ
    れら各基本パターンを繰り返し使用することを特徴とす
    るモアレの発生を防止する色分解網目版作成方法。
  2. 【請求項2】 上記二種類の網点は互いに同じ階調数に
    揃えることを特徴とする請求項1のモアレの発生を防止
    する色分解網目版作成方法。
  3. 【請求項3】 上記二種類の網点は隣り合うもの同士で
    互いに重なり合う微小な共有部分を有することを特徴と
    する請求項1又は2のモアレの発生を防止する色分解網
    目版作成方法。
  4. 【請求項4】 上記二種類の網点パターンは、互いに重
    なり合わないように並べることを特徴とする請求項1の
    モアレの発生を防止する色分解網目版作成方法。
  5. 【請求項5】 上記二種類の網点パターンは、隣り合う
    ものが異なる網点パターンとなるように並べることを特
    徴とする請求項1のモアレの発生を防止する色分解網目
    版作成方法。
JP6031282A 1994-03-01 1994-03-01 モアレの発生を防止する色分解網目版作成方法 Pending JPH07240848A (ja)

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