JPH0749851A - 文書整形装置 - Google Patents

文書整形装置

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JPH0749851A
JPH0749851A JP6189039A JP18903994A JPH0749851A JP H0749851 A JPH0749851 A JP H0749851A JP 6189039 A JP6189039 A JP 6189039A JP 18903994 A JP18903994 A JP 18903994A JP H0749851 A JPH0749851 A JP H0749851A
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JP6189039A
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Hiroki Atsumi
広城 渥美
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、文章の自動整形を指示するだけで、
文章ブロックとして意味をなさないブロックを消去し、
文章ブロックとして意味をなす文章ブロックを段落文章
となるように自動的に配置の変更をすることを目的とす
る。 【構成】 文章メモリ(A)15には文字データからな
る一連の文章データが記憶されている。そして、キーボ
ード11によって、文章の自動整形が指示されるとCP
U13によって、文章メモリ(A)15に記憶された前
記文章データの文章ブロックの区切りが検出されて前記
文章データが複数の文章ブロックに区分され、この区分
された各文章ブロックのうち、文章ブロックとして意味
をなさないブロックを消去し、かつ文章ブロックとして
意味をなす文章ブロックについてはそれを段落文章ブロ
ックとして自動的にレイアウト配置の変更をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワードプロセッサ等、
文字列データからなる文章データを記憶する記憶手段を
有し、この記憶手段内の文章データを整形する文書整形
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワードプロセッサにおいて、文章
を作成する場合、次のステップを踏んで作成している。
即ち、 (1)1頁上のLM(レフトマージン)、RM(ライト
マージン)、行数、1行の桁数等の設定。 (2)文章完成時の文章フォーマット、即ち、文章の段
落、空白位置等を頭の中で想定する。 (3)想定した文章フォーマットに基づいてキー入力
し、文章を作成していくまた、このようにして完成され
た文章を読み直したとき、その文章の段落位置、空白位
置等がおかしく思われたときには、図5に示すような手
順で、極めて面倒な編集操作を行う必要があった。即
ち、図5において、その(A)に示すように、文a〜i
から成る文章を完成した場合に、この文章のフォーマッ
ト(C)に示すように、文a〜fは文頭下げされた段落
位置を示している。先ず、図5(A)において、文dと
iの先頭に段落わけを示すコードを改行キー等を操作し
て文章メモリに書き込む(キー操作回数:2回)。その
結果、図5(B)に示すような表示状態となる。次に図
5(B)において、文dとiの先頭にスペースコード
(文頭下げ)を挿入し、また、文fの先頭のスペースコ
ードを削除する(キー操作回数:3回)。その結果、図
5(C)のフォーマットが得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、一度完成
した文章のフォーマットを、その段落位置、空白位置等
を変更する際の編集作業は、キー操作回数が多くなり、
大変不便であった。そのうえ、このような再編集操作を
行う前の文章を作成するためには、完成時の文章を想定
しておいて、それを常に考慮しながらキー操作を行い、
文章を作成する必要があり、煩雑であった。また、例え
ば、図5(B)の分iとjの間にスペースコードと改行
コードを記憶させた場合に、改行コードが行の先頭位置
に表示されずに見にくくなる欠点があった。この発明の
課題は、文章の自動整形を指示するだけで、文章ブロッ
クとして意味をなさないブロックを消去し、文章ブロッ
クとして意味をなす文章ブロックを段落文章となるよう
に自動的に配置の変更ができるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。文章記憶手段は、一連の文章データを記憶す
る。指示手段は、文章の自動整形を指示する。検出手段
は、前記指示手段により文章の自動整形が指示された際
に、前記文章記憶手段に記憶された前記文章データの文
章ブロックの区切りを検出する。変更制御手段は、前記
検出手段で検出された区切りによって区分されている各
文章ブロックのうち、文章ブロックとして意味をなさな
いそのブロックを消去し、かつ文章ブロックとして意味
をなす前記文章ブロックについてはそれを段落文章ブロ
ックとして配置の変更を行い前記文章記憶手段に記憶す
る。
【0005】
【作用】この発明の手段の作用は次の通りである。文章
記憶手段には一連の文章データが記憶されており、そし
て、指示手段により文章の自動整形が指示されると、検
出手段が前記文章記憶手段に記憶された前記文章データ
の文章ブロックの区切りを検出し、この検出された区切
りによって区分されている文章ブロックのうち変更制御
手段によって文章ブロックとして意味をなさないそのブ
ロックが消去され、かつ文章ブロックとして意味をなす
前記文章ブロックについてはそれを段落文章ブロックと
して配置の変更が行なわれ前記文章記憶手段に記憶され
る。したがって、文章の自動整形を指示するだけで、文
章ブロックとして意味をなさないブロックを消去し、文
章ブロックとして意味をなす文章ブロックを段落文章と
なるように自動的に配置の変更ができる。
【0006】
【第1実施例】以下、図1ないし図3を参照して、本発
明を欧文ワードプロセッサに適用した第1実施例を説明
する。
【0007】図1において、キーボード11にはアルフ
ァベットキー、テンキー等のほかに、作成文書の書式フ
ォーマットの1つである、文書1頁上のLM(レフトマ
ージン)、RM(ライトマージン)を夫々設定するLM
キー11A、RMキー11B、文章整形指令を与えるF
ORMキー11C、また改行コードを入力する改行キー
11D等が設けられている。そして各キーからのキー入
力信号は入力制御部12を介してCPU13に与えられ
て処理される。
【0008】CPU13はこの欧文ワードプロセッサの
文章データの作成、その編集、表示、印字、キーボード
11に対するキースキャン等の各種動作を制御するプロ
グラム、演算回路等を有し、図1内の各回路に対し、各
種制御信号やデータを与える。
【0009】文章メモリ(A)14はRAMから成り、
書式や文章フォーマットに関係なく、換言すれば、文章
の段落や空白位置等を全く考慮せず、思いつくままにキ
ーボード11から文をキー入力してゆくに応じてCPU
13が作成した連続する文章データが書込まれる。これ
に対し文章メモリ(B)15は、同様にRAMから成る
が、文章メモリ(A)14内に作成完了して記憶された
一連の文章データに対し、キーボード11からのキー操
作によってイデント(文頭下げ)位置、空白位置等、文
章の段落を与える指定を行い、次いでLMキー11A、
RMキー11Bの操作によってレフトマージン、ライト
マージンを指定し、次いでFORMキー11Cの操作に
よって文章整形指令を入力するとき、CPU13が文章
メモリ(A)14内の文章データを1ブロック単位で読
出して、段落、空白のついた整形文章データを作成した
とき、その作成された整形文章データが書込まれるメモ
リである。
【0010】行バッファ16はCPU13のような文章
整形処理において、文章メモリ(A)14から1ブロッ
ク単位で読出される文がセットされるレジスタであり、
その文のデータはCPU13によって読込まれ、整形処
理される。尚、この場合の1ブロック単位の文とは、末
尾に改行コードが付加された箇条書の各文を意味する。
【0011】レジスタ群17は、CPU13の上記文章
整形処理時に利用されるF、C(D)、C(R)、C
(A)、C´(A)の各レジスタを有している。茲で、
Fレジスタは文章メモリ(A)14から読出された文書
データの前の行が空行か否かのフラグがセットされるレ
ジスタ、C(D)レジスタは、LMキー11A、RMキ
ー11Bによって指定された文章フォーマットの指定文
字数がセットされるレジスタ、C(R)レジスタは文章
メモリ(A)14より行バッファ16に読込まれた1ブ
ロック単位の文章データの文字数がセットされるレジス
タ、C(A)レジスタは文章メモリ(A)14から読出
された1ブロック単位の文章データのうち、文章メモリ
(B)15に書込まれた文字数がセットされるレジス
タ、C´(A)レジスタはC(A)レジスタに対する一
時記憶用レジスタである。
【0012】表示制御部18は文章メモリ(A)14内
に書込まれた文章データを、あるいは文章メモリ(B)
15内の文章整形された文章データを表示データに変換
し、表示部19に表示させる回路、また印字制御部20
は文章メモリ(B)15内の文章データを印字データに
変換し、プリンタ21に印字させる回路である。
【0013】次に、図2(A)、(B)の文章整形のた
めのフローチャートと、図3(A)、(B)、(C)の
表示状態を参照して動作を説明する。
【0014】先ず、図3(A)に示すように表示される
文章を、キーボード11のアルファベットキー等を操作
して入力し、そのキー入力信号を入力制御部12を介し
CPU13に与えてその文章データを作成する。そして
それを文章メモリ(A)14に書込む。この場合、この
文書データは、文a〜文lから成る箇条書きの文章であ
り、各文の終りには改行キー11Dの操作による改行コ
ード
【外1】の書込みを行うだけで、その他の書式や文章フ
ォーマットを考慮したキー入力操作は何も行わず、思い
つくままに、連続的に文章を入力する。
【0015】次に、図3(B)に示すように、この例で
は文aと文eの先頭にスペースコードをスペースキー
(図示略)によって設定し、文章メモリ(A)14に書
込み、また文iの末尾の改行コード
【外1】に連続して改行キー11Dを操作し、改行コー
【外1】を入力し、文章メモリ(A)14に書込む。そ
の結果、文aと文eは文章の段落を示すイデント(文頭
下げ)位置を設定され、また、文iと文jの間は1行文
の空白が設定される。
【0016】次に、LMキー11A、RMキー11Bを
操作して、図3(C)に示すような位置にレフトマージ
ン(LM)とライトマージン(RM)とを設定する。こ
の場合、説明の都合上、このLM、RM間の文字数を
「8」と仮定すると、この文字数「8」はレジスタ群1
7内のC(D)レジスタにセットされる。
【0017】次にFORMキー11Cを操作してCPU
13に文章整形指令を与えると、CPU13は図2のフ
ローチャートにしたがって、文章メモリ(A)14内に
図3(B)の表示状態に応じた状態で記憶されている文
章データを1ブロック単位で読出して整形し、段落をつ
けられた図3(C)の表示状態に示すような整形文章デ
ータを作成し、文章メモリ(B)15に書込む処理を開
始する。
【0018】即ち、CPU13は文章メモリ(A)14
から第1行目の文aを読出すに際して、文章メモリ
(A)14内の文章データが既にすべて読出され、終了
しているか否かをステップS1の処理により判断する。
この場合、NOであり、次にステップS2の、文aの1
行文の行データ(末尾の改行コードも含む)を1ブロッ
ク文の文章データとして読出し、行バッファ16にセッ
トする。そしてその文aについて、先頭行か否かを判断
する(ステップS3)。而してこの場合、先頭行である
ことが判断され、ステップS12に進んで、C(A)レ
ジスタのデータ(いまは「0」)と、C(R)レジスタ
のデータ(文aの空白文字も含む文字数、いま「5」と
する)とを加算し、その結果データ「5」をC´(A)
レジスタにセットする。
【0019】尚、以後の説明の便宜上、文b〜文lの空
白文字も含む各文字数を夫々、「7」、「8」、
「5」、「8」、「7」、「5」、「5」、「8」、
「7」、「5」、「8」と仮定する。
【0020】次に、ステップS13に進み、C´(A)
レジスタのデータ「5」とC(D)レジスタのデータ
「8」との大小関係を判断する。このときC´(A)<
C(D)であり、NOと判断されてステップS17に進
み、C´(A)レジスタ内のデータ「5」をC(A)レ
ジスタにセットし、また行バッファ16内の文aのデー
タを読出して文章メモリ(B)15に書込み、またFレ
ジスタをクリアする(ステップS18、S19)。そし
てステップS1に戻る。その結果、文bの処理に入る。
【0021】ステップS1ではNOとなり、次いでステ
ップS2により行バッファ16には文bのデータが行バ
ッファ16にセットされる。そしてステップS3ではこ
の文bが先頭行ではないことが判断されてステップS4
に進み、この文bが空行か否かが判断される。この場
合、行バッファ16内の文bのデータは各アルファベッ
ト等のコードがセットされているから空行ではなく、N
OとなってステップS8に進み、この文bがイデント行
か否かが判断される。この場合、文bの先頭にはスペー
スコードがセットされていないからNOと判断され、ス
テップS9に進んでFレジスタのフラグが“1”か否か
が判断される。いま“0”であるからNOとなり、ステ
ップS12に進んで、C(A)レジスタのデータ「5」
とC(R)レジスタのデータ(文bの文字数「7」とが
加算され、その結果データがC´(A)レジスタにセッ
トされる。次いで、ステップS13の判断処理では、C
´(A)=12>C(D)=8となり、YESとなって
ステップS14に進み、C(D)−C(A)の文字数
文、即ち、8−5=3文字分だけ、行バッファ16から
文bのデータをその先頭側から読出し、文章メモリ
(B)15の文aの末尾に書込む処理を行う。そしてそ
の末尾に行末コードを書込む(ステップS15)。
【0022】これにより、図3(C)の1行目の文(文
aの5文字分と、文bの先頭側の3文字分から成る)が
作成され、文章メモリ(B)15にセットされたことに
なる。尚、この場合、文aの末尾の改行コード
【外1】は無視されて、文aと文bが連続的に文章メモ
リ(B)15に書込まれる。また行バッファ16内の文
bの残りの文字数は「4」となる。
【0023】次に、ステップS16が実行され、C´
(A)−C(D)=12−8=4のデータがC´(A)
レジスタにセットされ、ステップS13に戻る。ステッ
プS13では、C´(A)=4<C(D)=8が判断さ
れてNOとなり、ステップS17に進み、C(A)レジ
スタにデータ「4」がセットされ、またステップS18
では文章メモリ(B)15の第2行目として文bの残り
の文字(4文字)が書込まれ、そしてステップS19に
よりFレジスタがクリアされ、ステップS1に戻る。そ
して文cの整形処理に入る。
【0024】文cの処理では、先ず、ステップS1でN
Oとなり、ステップS2に進んで行バッファ16へ文章
メモリ(A)14からの文cのデータ(8文字)がセッ
トされる。次にステップS3、S4、S8、S9では何
れもNOと判断され、そしてステップS12では、C´
(A)レジスタにC(A)+C(R)=4+8=12が
セットされる。次いで、ステップS13ではYESとな
り、ステップS14〜S16が実行される。その結果、
行バッファ16から文cの先頭側の4文字が読出されて
文章メモリ(B)15の文bの末尾に付加され、図3
(C)の第2行目が完了する。そして行バッファ16内
の文cの残り文字数は「4」となる。またC´(A)レ
ジスタには文字数「4」がセットされる。
【0025】次にステップS13では、C´(A)=4
<C(D)=8となり、NOと判断されてステップS1
7〜S19が実行される。その結果、C(A)レジスタ
には「4」がセットされ、また文章メモリ(B)15の
3行目に文cの残りの4文字のデータが書込まれる。ま
たFレジスタがクリアされ、ステップS1に戻る。そし
て文dの整形処理に入る。
【0026】以下、同様にして、文dについては、ステ
ップS1、S2、S3、S4、S8、S9、S12、S
13、S14、S15が実行され、この間、文章メモリ
(B)15の第3行目の文字c(4文字文)の続きとし
て文字dの先頭の4文字文のデータが追加されて、図3
(C)の第3行目が完了する。そしてステップS16で
はC´(A)レジスタにはデータ「1」がセットされ、
次いでステップS13、S17、S18、S19が実行
される。その結果、文章メモリ(B)15の第4行目
に、文字dの残り1文字文のデータが書込まれ、図3
(C)の第4行目までの文章整形が終了する。またFレ
ジスタがクリアされ、ステップS1に戻って文eの処理
に入る。
【0027】文eの処理では、ステップS1〜S4の各
処理後、ステップS8では、文eがインデント行である
ことが判別され、ステップS10に進んで文章メモリ
(B)15の第4行目の文d(1文字分)の次に行末コ
ードが書込まれ、またステップS11によりC(A)レ
ジスタがクリアされる。そしてステップS12に進み、
C´(A)レジスタC(A)+C(R)=0+8=8が
セットされる。次いでステップS13ではYESと判別
されてステップS14〜S16が実行され、その結果、
ステップS14、S15では、C(D)−C(A)=8
−0=8の8文字文のデータが行バッファ16から読出
され、文章メモリ(B)15の第5行目に、行末コード
と共に書込まれる。即ち、8文字文の文eのデータがそ
のまま文章メモリ(B)15の第5行目に書込まれるこ
とになる。この場合、図3(C)に示すように、文章メ
モリ(B)15に書込まれた文eはインデント行とな
り、文章の段落をつけて整形されたことになる。またス
テップS16ではC´(A)レジスタにデータ「0」が
セットされる。
【0028】次にステップS13、S17、S18、S
19が実行されるが、この場合は、行バッファ16内に
データがないので、文章メモリ(B)15には何のデー
タも書込まれない。
【0029】以下、同様にして、文章メモリ(A)14
内の文f、g、h、iの各データの整形処理が実行さ
れ、その結果、文章メモリ(B)15内には、図3
(C)の第9行目に示す文iまでの文章データが整形さ
れて書込まれる。そして文iの次の空行の処理に入る。
【0030】この空行の処理では、先ず、ステップS1
を介しステップS2に進んで行バッファ16にスペース
コードだけの空行のデータが読み込まれる。そしてステ
ップS3を介しステップS4に進み、空行であることが
判別され、ステップS5に進んでFレジスタにはフラグ
“1”がセットされる。そしてステップS6では文章メ
モリ(B)15の第10行目に行末コードが書込まれ
て、空行が設定され、次にステップS7ではCAレジス
タがクリアされ、ステップS2に戻る。次いで文jの処
理に入る。
【0031】この結果、文章メモリ(B)15の第10
行目は、図3(C)に示すように、空行となり、段落を
示す形に整形されたことになる。
【0032】以下、文j、k、lの各整形処理について
は、上述したことと同様であり、その結果、文章メモリ
(B)15には、図3(C)に示すような第11行目か
ら第13行目の文が書込まれる。そしてこのようにして
文章メモリ(B)15に書込まれた整形文章データは、
印字制御部20を介しプリンタ21に送られて印字出力
されるものである。
【0033】図3(D)は、図3(B)に示すように文
章メモリ(A)14内に書込まれた文a〜文lのデータ
を図4(C)に示す場合とは異なって、広めにLM〜R
M間を設定し、その文字数(C(D)レジスタの指定文
字数)を大きくしたときの文章メモリ(B)15内の整
形文章データの内容を示すものである。この場合、図2
(A)、(B)のフローチャートが上述と同じように実
行される。そして、文a、文eに対し設定したスペース
コードによる段落、文iと文jとの間に設定した空行に
よる段落は、図3(C)同様に自動的に設定される。
【0034】このようにして、この第1実施例の場合、
書式や文章フォーマットを全く考慮せずに箇条書き式に
文章メモリ(A)14に文章データを入力し、そしてイ
ンデント位置、空行位置等の段落を指定し、またLM、
RMを指定してFORMキー11Cを操作するだけの簡
単な作業だけで、指定箇所に段落が自動的に付加された
文章が整形されて作成されるものである。
【0035】
【第2実施例】次に、図5に示した従来例の日本語ワー
ドプロセッサの編集(任意位置に段落をつける文章整
形)を改良した第2実施例を、図4の表示例を参照に説
明する。
【0036】図4(A)は、図5(A)に示した文章と
同一内容の文章データを文章メモリ(A)14に書込ん
だ状態を示している。そして、図5(A)と同様に、文
cと文hの末尾に段落のためのスペースコードをスペー
スキーを2回操作して文章メモリ(A)14に書込み、
また文fの先頭のスペースコードをディリートキー(図
示略)を1回操作して文章メモリ(A)14から削除す
る。この結果、文章メモリ(A)14内の文章データ
は、図4(B)に示すように変化する。そしてFORM
キー11Cを操作すると、図2(A)、(B)のフロー
チャートと同様な処理が実行されて、文章メモリ(A)
14内の文章データは整形され、文章メモリ(B)15
内に、図4(C)に示すような編集状態で書込まれる。
この場合、文章メモリ(A)14内の文章データ中の句
点(.)は、第1実施例の改行コード
【外1】と同様に扱われる。
【0037】この第2実施例の場合、従来例に比してキ
ー操作回数は2回減り、より簡単に編集が行えるように
なる。
【0038】尚、上記実施例では、整形文章データを文
章メモリ(A)14とは別に設けた文章メモリ(B)1
5に書込むようにしたが、文章メモリ(A)14内の整
形編集が終了した不要な文章データをクリアしてそのエ
リアに整形文章データを書込むようにしてもよい。
【0039】また文章メモリ(B)15を省略して、得
られた整形文章データを直接プリンタ21に送り、ダイ
レクトに印字するようにしてもよい。
【0040】更に、上記実施例では、欧文ワードプロセ
ッサ、日本語ワードプロセッサを例示したが、何らかの
文章データを記憶するメモリを有する電子機器に対して
は、本発明を任意に応用可能である。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、文章の自動整形を指示
するだけで、文章ブロックとして意味をなさないブロッ
クを消去し、文章ブロックとして意味をなす文章ブロッ
クを段落文章となるように自動的に配置の変更ができ
る。これにより、既に作成して記憶してある文章データ
についてそのレイアウト配置を、簡単な指示を行うだけ
で、自動的に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を欧文ワードプロセッサに適用した第1
実施例の全体のブロック回路図。
【図2】(A)、(B)は上記第1実施例の文章整形処
理を説明するフローチャートを示す図。
【図3】(A)、(B)、(C)は夫々、上記第1実施
例の文章メモリ(A)14に記憶された文章データを段
落のついた文章に編集する際の表示例を示す図。(D)
は他の編集例の際の表示例を示す図。
【図4】日本語ワードプロセッサにより作成された文章
データの編集例における表示例を示す本発明の第2実施
例を示す図。
【図5】従来の編集例における表示例を示す図。
【符号の説明】
11A LMキー 11B RMキー 11C FORMキー 11D 改行キー 13 CPU 14 文章メモリ(A) 15 文章メモリ(B) 16 行バッファ 17 レジスタ群 19 表示部 21 プリンタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一連の文章データを記憶する文章記憶手段
    と、 文章の自動整形を指示する指示手段と、 この指示手段により文章の自動整形が指示された際に、
    前記文章記憶手段に記憶された前記文章データの文章ブ
    ロックの区切りを検出する検出手段と、 この検出手段で検出された区切りによって区分されてい
    る各文章ブロックのうち、文章ブロックとして意味をな
    さないそのブロックを消去し、かつ文章ブロックとして
    意味をなす前記文章ブロックについてはそれを段落文章
    ブロックとして配置の変更を行い前記文章記憶手段に記
    憶する変更制御手段と、 を具備したことを特徴とする文書整形装置。
JP6189039A 1994-07-20 1994-07-20 文書整形装置 Pending JPH0749851A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1166063A (ja) * 1997-08-27 1999-03-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> テキスト文書データ高次元化表示システム及び方法及びその方法を記録した記録媒体
JPH11191105A (ja) * 1997-09-18 1999-07-13 Just Syst Corp 文書データ処理方法及び処理装置とその処理プログラムを記録した記録媒体

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JPH1166063A (ja) * 1997-08-27 1999-03-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> テキスト文書データ高次元化表示システム及び方法及びその方法を記録した記録媒体
JPH11191105A (ja) * 1997-09-18 1999-07-13 Just Syst Corp 文書データ処理方法及び処理装置とその処理プログラムを記録した記録媒体

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