JP2573174B2 - 文書作成装置 - Google Patents
文書作成装置Info
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- JP2573174B2 JP2573174B2 JP60129226A JP12922685A JP2573174B2 JP 2573174 B2 JP2573174 B2 JP 2573174B2 JP 60129226 A JP60129226 A JP 60129226A JP 12922685 A JP12922685 A JP 12922685A JP 2573174 B2 JP2573174 B2 JP 2573174B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は行修飾機能をもつ文書作成装置に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 従来、日本語ワードプロセッサ等の文書作成装置は、
文書表示機構にCRTディスプレイを用い、文書フアィル
機構にフロッピィディスク装置等の外部記憶を用いてい
ることから装置構成が大型化し価格面でも高価であっ
た。しかしながら近年では表示機構にLCD(液晶ディス
プレイ)を用い、文書ファイル機構にCMT(カセット式
磁気テープ装置)を用いる等、種々の工夫、改良が成さ
れ、小形かつ軽量で低価格の装置が実現されるに至っ
た。
文書表示機構にCRTディスプレイを用い、文書フアィル
機構にフロッピィディスク装置等の外部記憶を用いてい
ることから装置構成が大型化し価格面でも高価であっ
た。しかしながら近年では表示機構にLCD(液晶ディス
プレイ)を用い、文書ファイル機構にCMT(カセット式
磁気テープ装置)を用いる等、種々の工夫、改良が成さ
れ、小形かつ軽量で低価格の装置が実現されるに至っ
た。
このような低価格、かつコンパクトな文書作成装置に
於いては、例えば入力機構となるLCDの表示画面サイズ
も大きな制約を受け、行数1〜2行、字数10字程度の小
さな画面サイズのものが用いられる。
於いては、例えば入力機構となるLCDの表示画面サイズ
も大きな制約を受け、行数1〜2行、字数10字程度の小
さな画面サイズのものが用いられる。
このように入力機構及び出力機構に制約を受ける低価
格、かつコンパクトな文書作成装置に於いては、その入
力出力機構を如何に有効に使用して、高機能化、多機能
化された使い易い装置を実現するかが大きな問題とな
る。
格、かつコンパクトな文書作成装置に於いては、その入
力出力機構を如何に有効に使用して、高機能化、多機能
化された使い易い装置を実現するかが大きな問題とな
る。
例えば従来のこの種、表示文字桁数の少ない低価格、
かつコンパクトな文書作成装置に於いては、任意の行を
単位に、回転・斜体、白抜き、更には文字サイズ、改行
ピッチ、文字間間隔等、各種の文字修飾を設定できる機
能を有していない。
かつコンパクトな文書作成装置に於いては、任意の行を
単位に、回転・斜体、白抜き、更には文字サイズ、改行
ピッチ、文字間間隔等、各種の文字修飾を設定できる機
能を有していない。
このため、従来では任意の行を単位に、回転・斜体、
白抜き、文字間間隔等による文書形態を変更したり、又
は白抜き文字を含む種々の文字の組合わせによる混在印
刷を行ないたい場合に、これを簡単な操作で容易に実現
することができなかった。
白抜き、文字間間隔等による文書形態を変更したり、又
は白抜き文字を含む種々の文字の組合わせによる混在印
刷を行ないたい場合に、これを簡単な操作で容易に実現
することができなかった。
[発明の目的] 本発明は上記実情に鑑みなされたもので、表示文字桁
数の少ない低価格、かつコンパクトな文書作成装置に於
いて、入力された文書の行を単位に、印刷停止を含む各
種の文字修飾を容易に設定できるとともに、その行修飾
位置を容易に認識することができ、これにより、任意の
行位置に於ける各種行修飾、印刷形態等の設定並びに変
更を容易に行なうことができ、入力された文書の行を単
位に変化に富んだ各種の文書を容易に作成することので
きる文書作成装置を提供することを目的とする。
数の少ない低価格、かつコンパクトな文書作成装置に於
いて、入力された文書の行を単位に、印刷停止を含む各
種の文字修飾を容易に設定できるとともに、その行修飾
位置を容易に認識することができ、これにより、任意の
行位置に於ける各種行修飾、印刷形態等の設定並びに変
更を容易に行なうことができ、入力された文書の行を単
位に変化に富んだ各種の文書を容易に作成することので
きる文書作成装置を提供することを目的とする。
[発明の概要] 本発明は第1に、表示装置の画面上に表示された文書
について、画面切換えにより行修飾の画面を表示し、行
単位の修飾を指定する行修飾指定手段と、前記表示装置
に表示された文書について、修飾の設定の対象となる行
を前記画面上の座標位置を指定するための位置指定手段
により指定する修飾対象指定手段と、前記行修飾指定手
段による指示を受けて行修飾を設定する際に、前記表示
装置に表示される予め定められた複数種類の行修飾に関
する選択項目の中から所定の選択項目を前記位置指定手
段により選択指示する項目選択手段と、前記項目選択手
段により選択指示された行修飾に関する選択項目につい
て、前記表示装置に表示される修飾機能の複数の詳細項
目から所望の修飾機能を前記位置指定手段により設定す
るための機能選択手段と、前記選択項目及び前記詳細項
目に基づいた行修飾に関する設定情報を、前記文書中の
前記修飾対象指定手段で指定された行に対応付けて記憶
する行属性記憶手段と、前記行属性記憶手段に記憶され
た前記文書の行に対応する前記設定情報に応じて行単位
の修飾処理を実行する手段とを備えた文書作成装置にお
いて、前記機能選択手段により特定の選択項目に対する
修飾機能の詳細項目を選択している状態から、前記項目
選択手段による他の選択項目が選択指示されたことによ
り、前記特定の選択項目についての設定情報を前記行属
性記憶手段に記憶する手段を具備したことを特徴とする
文書作成装置である。
について、画面切換えにより行修飾の画面を表示し、行
単位の修飾を指定する行修飾指定手段と、前記表示装置
に表示された文書について、修飾の設定の対象となる行
を前記画面上の座標位置を指定するための位置指定手段
により指定する修飾対象指定手段と、前記行修飾指定手
段による指示を受けて行修飾を設定する際に、前記表示
装置に表示される予め定められた複数種類の行修飾に関
する選択項目の中から所定の選択項目を前記位置指定手
段により選択指示する項目選択手段と、前記項目選択手
段により選択指示された行修飾に関する選択項目につい
て、前記表示装置に表示される修飾機能の複数の詳細項
目から所望の修飾機能を前記位置指定手段により設定す
るための機能選択手段と、前記選択項目及び前記詳細項
目に基づいた行修飾に関する設定情報を、前記文書中の
前記修飾対象指定手段で指定された行に対応付けて記憶
する行属性記憶手段と、前記行属性記憶手段に記憶され
た前記文書の行に対応する前記設定情報に応じて行単位
の修飾処理を実行する手段とを備えた文書作成装置にお
いて、前記機能選択手段により特定の選択項目に対する
修飾機能の詳細項目を選択している状態から、前記項目
選択手段による他の選択項目が選択指示されたことによ
り、前記特定の選択項目についての設定情報を前記行属
性記憶手段に記憶する手段を具備したことを特徴とする
文書作成装置である。
第2に、前記のような文書作成装置において、さらに
文書毎に予め決められた文書全体の書式情報を記憶した
文書書式記憶手段と、前記修飾対象指定手段で指定され
た修飾の対象となる行に対応する設定情報を前記行属性
記憶手段から読出す読出し手段と、文書情報における位
置指定手段による行位置に対応し前記読出し手段から読
出した設定情報と前記文書書式記憶手段に記憶した書式
情報とを比較して行修飾の設定が前記書式情報と異なる
状態となったか否かを判別する判別手段とを有し、前記
判別手段による判別結果に基づく情報を、前記表示装置
の予め定められた特定の表示領域に特定の表示形態で表
示する手段とを具備したことを特徴とする文書作成装置
である。
文書毎に予め決められた文書全体の書式情報を記憶した
文書書式記憶手段と、前記修飾対象指定手段で指定され
た修飾の対象となる行に対応する設定情報を前記行属性
記憶手段から読出す読出し手段と、文書情報における位
置指定手段による行位置に対応し前記読出し手段から読
出した設定情報と前記文書書式記憶手段に記憶した書式
情報とを比較して行修飾の設定が前記書式情報と異なる
状態となったか否かを判別する判別手段とを有し、前記
判別手段による判別結果に基づく情報を、前記表示装置
の予め定められた特定の表示領域に特定の表示形態で表
示する手段とを具備したことを特徴とする文書作成装置
である。
第3に、前記第1の文書作成装置において、前記選択
項目に対応した修飾機能の詳細項目を前記画面上に表示
する際に前記行属性記憶手段に記憶された設定情報に基
づき、設定内容の変更を判別できるように表示する手段
を具備したことを特徴とする文書作成装置である。
項目に対応した修飾機能の詳細項目を前記画面上に表示
する際に前記行属性記憶手段に記憶された設定情報に基
づき、設定内容の変更を判別できるように表示する手段
を具備したことを特徴とする文書作成装置である。
[発明の実施例] 以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図は本発明の一実施例による装置の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
第1図に於いて、10はキーボード(KB)、外部記憶と
なるオーディオカセット磁気テープ装置を用いたデータ
レコード(CMT)、液晶ディスプレイ(LCD)、シリアル
プリンタ(PRT)等の機構部各々の入出力制御を行なう
入出力制御回路部それぞれ制御対象とし、装置全体の制
御を司る処理装置(CPU)、更には、辞書領域、文字フ
ォント領域、プログラム領域等をもつROM及びRAMでなる
内部記憶部等とともに1チップ化した大規模集積回路装
置であり、実機に於いては100ピンの端子構造をもって
構成され、特願昭59−204455号、特願昭59−204456号、
特願昭59−204462号等に示される半導体集積回路技術を
もとに実現している。以下この大規模集積回路装置をス
ーパインテグレーション又はSIと呼称する。
なるオーディオカセット磁気テープ装置を用いたデータ
レコード(CMT)、液晶ディスプレイ(LCD)、シリアル
プリンタ(PRT)等の機構部各々の入出力制御を行なう
入出力制御回路部それぞれ制御対象とし、装置全体の制
御を司る処理装置(CPU)、更には、辞書領域、文字フ
ォント領域、プログラム領域等をもつROM及びRAMでなる
内部記憶部等とともに1チップ化した大規模集積回路装
置であり、実機に於いては100ピンの端子構造をもって
構成され、特願昭59−204455号、特願昭59−204456号、
特願昭59−204462号等に示される半導体集積回路技術を
もとに実現している。以下この大規模集積回路装置をス
ーパインテグレーション又はSIと呼称する。
11乃至19はそれぞれ上記SI10の内部構成要素である。
このうち、11は装置全体の制御を司るCPUであり、ここ
ではキー入力判別、仮名漢字変換、文書の編集校正等の
処理に加え、行属性情報に従う行単位の文字修飾、及び
印刷停止制御を含む行修飾処理を実行する。尚、実機に
於いてはこのCPU11をZ80相当の論理構造としている。
又、図に於いては、SI10内部のシステムバスに繋がる外
部のバス、接続端子、更にはSI10内部に設けられるカウ
ンタ/タイマ等のロジックを省略して示している。
このうち、11は装置全体の制御を司るCPUであり、ここ
ではキー入力判別、仮名漢字変換、文書の編集校正等の
処理に加え、行属性情報に従う行単位の文字修飾、及び
印刷停止制御を含む行修飾処理を実行する。尚、実機に
於いてはこのCPU11をZ80相当の論理構造としている。
又、図に於いては、SI10内部のシステムバスに繋がる外
部のバス、接続端子、更にはSI10内部に設けられるカウ
ンタ/タイマ等のロジックを省略して示している。
12乃至18はそれぞれ上記CPU11の内部システムバスに
接続されるSI10の内部構成要素である。
接続されるSI10の内部構成要素である。
このうち、12は周辺制御回路(双方向インターフェイ
ス回路)であり、3ポートのうちの一つのポートがキー
ボードスキャンデータの出力(4ビット)とカセット書
込みデータの出力(1ビット)に用いられ、他の一つの
ポートがキーボードリターン信号の入力(8ビット)に
用いられる。この周辺制御回路を以下PPIと呼称する。
実機に於いてはこのPPI12を8255相当の論理構造として
いる。
ス回路)であり、3ポートのうちの一つのポートがキー
ボードスキャンデータの出力(4ビット)とカセット書
込みデータの出力(1ビット)に用いられ、他の一つの
ポートがキーボードリターン信号の入力(8ビット)に
用いられる。この周辺制御回路を以下PPIと呼称する。
実機に於いてはこのPPI12を8255相当の論理構造として
いる。
13は上記PPI12のキーボードスキャンデータ出力(4
ビット)を受けて該データをデコードし、9種のスキャ
ン信号としてキーボードに送出するデコーダ(DCE)で
ある。
ビット)を受けて該データをデコードし、9種のスキャ
ン信号としてキーボードに送出するデコーダ(DCE)で
ある。
14はRAMであり、ここで文書バッファ領域、行修飾情
報領域、外字パターン領域、暫定辞書領域等が確保され
るとともに、行イメージバッファ(D−BUF)140の領域
が確保されるもので、その詳細は第2図に示すメモリマ
ップを参照して後述する。
報領域、外字パターン領域、暫定辞書領域等が確保され
るとともに、行イメージバッファ(D−BUF)140の領域
が確保されるもので、その詳細は第2図に示すメモリマ
ップを参照して後述する。
15はROMであり、ここでは、システムプログラム、辞
書、英文フォントを含む文字フォント、交換テーブル、
複数画面のメッセージ等が格納される。
書、英文フォントを含む文字フォント、交換テーブル、
複数画面のメッセージ等が格納される。
16はCPU11の制御の下に外部記憶となるオーディオカ
セット磁気テープ装置を用いたデータレコーダ(CMT)
の読出し/書込み制御を行なうカセットインターフェイ
ス回路(CMT−INTF)であり、データ書込み時に於いて
は、書込み開始に先立ち、リーダ部として約10秒間オー
ル“1"のデータを出力し、その後にPPI12より出力され
るビットシリアルのカセット書込みデータ(行修飾領域
データ/文書領域データ/外字バターン領域データ/語
句登録領域データ/暫定辞書領域データ等)を出力し、
その後にトレーラ部として約2秒間オール“0"のデータ
を出力する。
セット磁気テープ装置を用いたデータレコーダ(CMT)
の読出し/書込み制御を行なうカセットインターフェイ
ス回路(CMT−INTF)であり、データ書込み時に於いて
は、書込み開始に先立ち、リーダ部として約10秒間オー
ル“1"のデータを出力し、その後にPPI12より出力され
るビットシリアルのカセット書込みデータ(行修飾領域
データ/文書領域データ/外字バターン領域データ/語
句登録領域データ/暫定辞書領域データ等)を出力し、
その後にトレーラ部として約2秒間オール“0"のデータ
を出力する。
17はLCD制御回路(LCDC)であり、RAM14内に設けられ
る行イメージバッファ140をアクセスしLCD表示データを
出力する。
る行イメージバッファ140をアクセスしLCD表示データを
出力する。
18はプリンタコントローラ(PRTC)であり、CPU11の
制御の下に、RAM14を介してプリントイメージデータを
出力する。
制御の下に、RAM14を介してプリントイメージデータを
出力する。
19はクロックジェネレータ(CG)であり、外部の発振
器(OSC)20より出力される基本クロックを受けて所定
の分周クロック、タイミング信号等を出力する。
器(OSC)20より出力される基本クロックを受けて所定
の分周クロック、タイミング信号等を出力する。
20基本クロックを生成し、SI10内部のクロックジェネ
レータ19に供給する発振器(OSC)、30は同じくSI10内
部のPPI12及びデコーダ13に接続されたキーボード(K
B)、40は書込みデータを録音可能なアナログ量の信号
に変換するD/A変換器し再生されたアナログ量の信号を
デジタル信号に変換するA/D変換器を有してなるCMTアダ
プタ41を介してSI10内部のカセットインターフェイス回
路16に接続されたオーディオカセット磁気テープ装置を
用いてなるデータレコーダ(CMT)、50はLCDドライバ
(LCD−DRV)51を介してSI10内部のLCD制御回路17に接
続された液晶ディスプレイ(以下LCDと称す)、60は同
プリンタコントローラ18に接続されたシリアルプリンタ
である。
レータ19に供給する発振器(OSC)、30は同じくSI10内
部のPPI12及びデコーダ13に接続されたキーボード(K
B)、40は書込みデータを録音可能なアナログ量の信号
に変換するD/A変換器し再生されたアナログ量の信号を
デジタル信号に変換するA/D変換器を有してなるCMTアダ
プタ41を介してSI10内部のカセットインターフェイス回
路16に接続されたオーディオカセット磁気テープ装置を
用いてなるデータレコーダ(CMT)、50はLCDドライバ
(LCD−DRV)51を介してSI10内部のLCD制御回路17に接
続された液晶ディスプレイ(以下LCDと称す)、60は同
プリンタコントローラ18に接続されたシリアルプリンタ
である。
ここでは上記LCD50の表示サイズを第5図に示す如
く、1行×10桁(1桁;24×24ドット)構成とし、その
うち最右桁を除く9桁を実質文字表示桁に使用し、最右
桁の1桁をシフトモード表示に使用している。更に上記
各桁の下段には行修飾の有無を表示する行修飾インジケ
ータを含む少数ドット(8×24ドット)構成のガイド表
示部が設けられる。又、上記シリアルプリンタ60は、順
方向/逆方向の紙送り制御を可能とし、後述する行修飾
設定で逆方向改行(改行B/改行O(拡大文字のみ))が
設定された行の印刷時に於いて逆方向の紙送りを行な
う。
く、1行×10桁(1桁;24×24ドット)構成とし、その
うち最右桁を除く9桁を実質文字表示桁に使用し、最右
桁の1桁をシフトモード表示に使用している。更に上記
各桁の下段には行修飾の有無を表示する行修飾インジケ
ータを含む少数ドット(8×24ドット)構成のガイド表
示部が設けられる。又、上記シリアルプリンタ60は、順
方向/逆方向の紙送り制御を可能とし、後述する行修飾
設定で逆方向改行(改行B/改行O(拡大文字のみ))が
設定された行の印刷時に於いて逆方向の紙送りを行な
う。
第2図は上記第1図に示すRAM14のメモリマップであ
り、同RAM14には、上述したLCD制御回路17によってアク
セスされる行イメージバッファ140、文書情報(文字コ
ード列)を貯える文書バッファ141、上記文書バッファ1
41に貯えられる文書の行を単位に、白抜き、回転・斜
体、更には文字サイズ、行ピッチ、文字間間隔、印刷停
止の有無等の各種の行修飾情報を貯える行属性バッファ
142、登録された外字パターンを貯える外字パターンバ
ッファ143、更には暫定辞書領域、制御情報領域、語句
登録領域等が設けられる。ここでは、行イメージバッフ
ァ140に3888バイト(54×72バイト)を割付け、文書バ
ッファ141に3200バイト(1600字×2バイト)を割付
け、文書バッファ141に3200バイト(1600字×2バイ
ト)を割付け、行属性バッファ142に198バイト(99行×
2バイト)割付け、外字パターンバッファ143に216バイ
ト(3字×72バイト)を割付けている。
り、同RAM14には、上述したLCD制御回路17によってアク
セスされる行イメージバッファ140、文書情報(文字コ
ード列)を貯える文書バッファ141、上記文書バッファ1
41に貯えられる文書の行を単位に、白抜き、回転・斜
体、更には文字サイズ、行ピッチ、文字間間隔、印刷停
止の有無等の各種の行修飾情報を貯える行属性バッファ
142、登録された外字パターンを貯える外字パターンバ
ッファ143、更には暫定辞書領域、制御情報領域、語句
登録領域等が設けられる。ここでは、行イメージバッフ
ァ140に3888バイト(54×72バイト)を割付け、文書バ
ッファ141に3200バイト(1600字×2バイト)を割付
け、文書バッファ141に3200バイト(1600字×2バイ
ト)を割付け、行属性バッファ142に198バイト(99行×
2バイト)割付け、外字パターンバッファ143に216バイ
ト(3字×72バイト)を割付けている。
第3図は上記第2図に示す行属性バッフア142に貯え
られる行修飾情報の構造及びその内容を示したもので、
ここでは、文字間間隔に2ビット(“00";文字間0(0
ドット)〜“11";文字間3(12ドット))を割付け、行
ピッチに4ビット(“1111";改行B(改行量;−8イン
チ/120)、“OOOO";改行0(改行量;0インチ/120)、
“0001";改行H(改行量;+8インチ/120)、“0010";
改行K(改行量;+16インチ/120)、“0011";改行E
(改行量;+20インチ/120)、“0100";改行1(改行
量;+30インチ/120)〜“0111";改行4(改行量;+60
インチ/120))を割付け、文字サイズに4ビット(“00
01";サイズ1(24×24ドット)〜“1001"サイズ9(576
×576ドット))を割付け、回転・斜体に3ビット(“0
00";回転・斜体指定無、“001";回転1(90°)、“01
0";回転2(180°)、“011";回転3(270°)、“10
0";斜体指定)を割付け、白抜きの有無に1ビット
(“1";有/“0";無)を割付け、印刷停止の有無に1ビ
ット(“1";停止有/“0";停止無)を割付けている。
られる行修飾情報の構造及びその内容を示したもので、
ここでは、文字間間隔に2ビット(“00";文字間0(0
ドット)〜“11";文字間3(12ドット))を割付け、行
ピッチに4ビット(“1111";改行B(改行量;−8イン
チ/120)、“OOOO";改行0(改行量;0インチ/120)、
“0001";改行H(改行量;+8インチ/120)、“0010";
改行K(改行量;+16インチ/120)、“0011";改行E
(改行量;+20インチ/120)、“0100";改行1(改行
量;+30インチ/120)〜“0111";改行4(改行量;+60
インチ/120))を割付け、文字サイズに4ビット(“00
01";サイズ1(24×24ドット)〜“1001"サイズ9(576
×576ドット))を割付け、回転・斜体に3ビット(“0
00";回転・斜体指定無、“001";回転1(90°)、“01
0";回転2(180°)、“011";回転3(270°)、“10
0";斜体指定)を割付け、白抜きの有無に1ビット
(“1";有/“0";無)を割付け、印刷停止の有無に1ビ
ット(“1";停止有/“0";停止無)を割付けている。
第4図(a)乃至(i)は上記行修飾設定時に於ける
各選択画面(行修飾設定メニュ画面)と、その画面切換
え操作順序を示したもので、ここでは縦方向(上/下)
のカーソルキー操作で画面切換えを行ない、横方向(左
/右)のカーソルキー操作で項目の選択(カーソルによ
る選択項目指定)を行なう構成としている。
各選択画面(行修飾設定メニュ画面)と、その画面切換
え操作順序を示したもので、ここでは縦方向(上/下)
のカーソルキー操作で画面切換えを行ない、横方向(左
/右)のカーソルキー操作で項目の選択(カーソルによ
る選択項目指定)を行なう構成としている。
この行修飾画面への表示切換えは、実機に於いては、
[機能]キーを押下した状態で [ほ/−/=/〃]キーを押下することにより、行修飾
表示モードの表示入力を行なっているが、ここでは説明
を簡素にするため、上記した行修飾表示モード指示のた
めの組合わせキー操作を単に[行修飾]キー操作と呼称
する。又、上記行修飾設定時に於いては、上/下のカー
ソルキー操作で選択画面を更新することにより、その更
新前の選択画面の項目選択が終了した(カーソル位置の
項目が選択された)とみなし、[選択/実行]キーが押
下されることによって行修飾の設定が終了したものとし
て、その行修飾情報を上記行属性バッファ142に書込
む。尚、上記行修飾表示モード時に於いて、非選択の際
は、書式設定で設定された選択状態、又は全文削除で設
定された状態(例えば図示するカーソル(斜線)位置状
態)となっており、この際の各設定値をここでは行修飾
標準値と称している。
[機能]キーを押下した状態で [ほ/−/=/〃]キーを押下することにより、行修飾
表示モードの表示入力を行なっているが、ここでは説明
を簡素にするため、上記した行修飾表示モード指示のた
めの組合わせキー操作を単に[行修飾]キー操作と呼称
する。又、上記行修飾設定時に於いては、上/下のカー
ソルキー操作で選択画面を更新することにより、その更
新前の選択画面の項目選択が終了した(カーソル位置の
項目が選択された)とみなし、[選択/実行]キーが押
下されることによって行修飾の設定が終了したものとし
て、その行修飾情報を上記行属性バッファ142に書込
む。尚、上記行修飾表示モード時に於いて、非選択の際
は、書式設定で設定された選択状態、又は全文削除で設
定された状態(例えば図示するカーソル(斜線)位置状
態)となっており、この際の各設定値をここでは行修飾
標準値と称している。
第5図は上記LCD50の表示画面構造を示しており、こ
こでは表示サイズを1行×10桁(1桁;24×24ドット)
構成とし、そのうち最右桁を除く9桁を実質文字表示桁
に使用し、最右桁の1桁をシフトモード表示に使用して
いる。更に上記各桁の下段には少数ドット(8×24ドッ
ト)構成のガイド表示部が設けられ、文字表示桁に表示
されている文字列に対する、行修飾の有無(行修飾され
た状態にあるとき[===]を点灯表示)、行、桁、1
行字数等を表示する。
こでは表示サイズを1行×10桁(1桁;24×24ドット)
構成とし、そのうち最右桁を除く9桁を実質文字表示桁
に使用し、最右桁の1桁をシフトモード表示に使用して
いる。更に上記各桁の下段には少数ドット(8×24ドッ
ト)構成のガイド表示部が設けられ、文字表示桁に表示
されている文字列に対する、行修飾の有無(行修飾され
た状態にあるとき[===]を点灯表示)、行、桁、1
行字数等を表示する。
上記した行修飾の有無を表示する表示機構をここでは
行修飾インジケータと称している。
行修飾インジケータと称している。
尚、上記ガイド表示部には上記行修飾インジケータと
は異なる特定の桁位置(図では第1桁)に装置の動作用
電源となる電池の消耗状態を表示する電池消耗インジケ
ータ(ここでは行修飾インジケータと同一の表示パター
ン)が設けられる。
は異なる特定の桁位置(図では第1桁)に装置の動作用
電源となる電池の消耗状態を表示する電池消耗インジケ
ータ(ここでは行修飾インジケータと同一の表示パター
ン)が設けられる。
第6図は上記した行修飾インジケータの表示制御フロ
ーを示すフローチャートである。
ーを示すフローチャートである。
ここに示される「行修飾標準値」については上述した
通りであり、ここではその説明を省略する。
通りであり、ここではその説明を省略する。
第7図は上記行修飾設定で「印刷停止有」が設定され
た際の印刷処理フローを示すフローチャートである。
尚、文書印刷の指定は、実機に於いては、[機能]キー
を押下した状態で[−/¥/≧/…]キーを押下するこ
とにより、文書印刷の指示入力を行なっているが、ここ
では説明を簡素にするため、上記した文書印刷指示のた
めの組合わせキー操作を単に[文書印刷]キー操作と呼
称する。
た際の印刷処理フローを示すフローチャートである。
尚、文書印刷の指定は、実機に於いては、[機能]キー
を押下した状態で[−/¥/≧/…]キーを押下するこ
とにより、文書印刷の指示入力を行なっているが、ここ
では説明を簡素にするため、上記した文書印刷指示のた
めの組合わせキー操作を単に[文書印刷]キー操作と呼
称する。
第8図は上記第7図に示される印刷メニュの内容を示
す図であり、上記「印刷停止有」の行位置で印刷が停止
した際に於いても同様のメニュが表示される。ここで
は、上記行修飾設定時と同様のカーソルキー操作で、
「縦書き/横書」、「左余白」、「和文フォント(24×
24ドット)/英文フォント(横18・縦24ドット)」等の
設定が可能となる。
す図であり、上記「印刷停止有」の行位置で印刷が停止
した際に於いても同様のメニュが表示される。ここで
は、上記行修飾設定時と同様のカーソルキー操作で、
「縦書き/横書」、「左余白」、「和文フォント(24×
24ドット)/英文フォント(横18・縦24ドット)」等の
設定が可能となる。
第9図(a)乃至(e)はそれぞれ上記行修飾設定手
段で設定された各種の文字形態を示す図である。図中、
Uは文字間間隔、Tは行ピッチを示している。
段で設定された各種の文字形態を示す図である。図中、
Uは文字間間隔、Tは行ピッチを示している。
第10図は上記オーディオカセット磁気テープ装置を用
いたデータレコーダ40の記録フォーマットを示す図であ
り、上記SI10内のカセットインターフェイス回路16の制
御の下に、データ書込み時に於いて、書込み開始に先立
ち、リーダ部として約10秒間オール“1"のデータが書込
まれ、その後にPPI12より出力されるビットシリアルの
カセット書込みデータ(行修飾情報/文書情報/外字パ
ターン/登録語句/暫定辞書等)が書込まれ、その後に
トレーラ部として約2秒間オール“0"のデータが書込ま
れる。
いたデータレコーダ40の記録フォーマットを示す図であ
り、上記SI10内のカセットインターフェイス回路16の制
御の下に、データ書込み時に於いて、書込み開始に先立
ち、リーダ部として約10秒間オール“1"のデータが書込
まれ、その後にPPI12より出力されるビットシリアルの
カセット書込みデータ(行修飾情報/文書情報/外字パ
ターン/登録語句/暫定辞書等)が書込まれ、その後に
トレーラ部として約2秒間オール“0"のデータが書込ま
れる。
ここで上記各図を参照して一実施例の動作を説明す
る。
る。
漢字混じり文の入力時に於いては、キーボード30より
入力されたキー入力信号がSI10内のCPU11の制御により
仮名漢字変換され、RAM14内の文書バッファ141に貯えら
れる。この際、CPU11は、PPI12を介し更にデコーダ13を
介してキーボード30にスキャン信号を出力し、そのリタ
ーン信号をPPI12をより入力してキー判別を行ないキー
コードを生成する。更に、同キーコードをもとに仮名入
力された漢字指定部分についてROM15内の辞書、更にはR
AM14内の暫定辞書等を索引し、仮名漢字変換処理した
後、その変換された漢字コードを含む入力文字コード列
を文書バッファ141に貯える。
入力されたキー入力信号がSI10内のCPU11の制御により
仮名漢字変換され、RAM14内の文書バッファ141に貯えら
れる。この際、CPU11は、PPI12を介し更にデコーダ13を
介してキーボード30にスキャン信号を出力し、そのリタ
ーン信号をPPI12をより入力してキー判別を行ないキー
コードを生成する。更に、同キーコードをもとに仮名入
力された漢字指定部分についてROM15内の辞書、更にはR
AM14内の暫定辞書等を索引し、仮名漢字変換処理した
後、その変換された漢字コードを含む入力文字コード列
を文書バッファ141に貯える。
上記した文書入力時に於いて、文書バッファ141に貯
えられる入力文字は、CPU11の制御の下に順次行イメー
ジバッファ140上にパターン展開され、LCD制御回路17の
表示制御、更には LCDドライバ51の表示ドライブでLCD50上に最大9桁をも
って表示出力される。
えられる入力文字は、CPU11の制御の下に順次行イメー
ジバッファ140上にパターン展開され、LCD制御回路17の
表示制御、更には LCDドライバ51の表示ドライブでLCD50上に最大9桁をも
って表示出力される。
このようにして入力された既入力文書は、カーソルキ
ー操作により、LCD50上に最大9文字の文字列をもって
任意に表示でき、文書の校正、訂正等に供される。
ー操作により、LCD50上に最大9文字の文字列をもって
任意に表示でき、文書の校正、訂正等に供される。
上記した入力文書に対して、行を単位に、回転・斜
体、白抜き、文字サイズ、改行ピッチ、文字間間隔等の
各種文字修飾、又は印刷停止の指定を行ないたい場合
は、修飾したい行位置の文字列をカーソルキー操作で選
択し表示して、[機能]キーと他の特定キーとの組合わ
せによる[行修飾]キー操作により行修飾の指定を行な
う。
体、白抜き、文字サイズ、改行ピッチ、文字間間隔等の
各種文字修飾、又は印刷停止の指定を行ないたい場合
は、修飾したい行位置の文字列をカーソルキー操作で選
択し表示して、[機能]キーと他の特定キーとの組合わ
せによる[行修飾]キー操作により行修飾の指定を行な
う。
CPU11は、[行修飾]キーの操作入力を判別すると、L
CD50の表示モードを文書表示モードから行修飾表示モー
ドに切換える。その様子を第4図に示している。第4図
(a)は上記文書表示モードにある際の表示状態を示
し、同図(b)は上記[行修飾]キー操作により行修飾
表示モードに切換えられた初期の表示状態を示してい
る。ここでは最初に文字間間隔を選択するための選択画
面が表示される。
CD50の表示モードを文書表示モードから行修飾表示モー
ドに切換える。その様子を第4図に示している。第4図
(a)は上記文書表示モードにある際の表示状態を示
し、同図(b)は上記[行修飾]キー操作により行修飾
表示モードに切換えられた初期の表示状態を示してい
る。ここでは最初に文字間間隔を選択するための選択画
面が表示される。
この行修飾表示モードに於いては、上下方向のカーソ
ルキー操作で選択画面の切換えを行ない、左右方向のカ
ーソルキー操作でカーソル指定による項目選択を行な
う。例えば上記白抜きの有無を選択するための選択画面
が表示された状態で、左右方向のカーソルキー操作によ
る項目選択を行なわず、上下方向のカーソルキー操作で
選択画面切換えを行なうと、上記選択画面上にカーソル
表示された被選択項目位置の内容が選択されたものとし
て、次に新たに表示された選択画面の項目が選択対象と
なる。
ルキー操作で選択画面の切換えを行ない、左右方向のカ
ーソルキー操作でカーソル指定による項目選択を行な
う。例えば上記白抜きの有無を選択するための選択画面
が表示された状態で、左右方向のカーソルキー操作によ
る項目選択を行なわず、上下方向のカーソルキー操作で
選択画面切換えを行なうと、上記選択画面上にカーソル
表示された被選択項目位置の内容が選択されたものとし
て、次に新たに表示された選択画面の項目が選択対象と
なる。
上記選択画面の切換えで「白抜き有無」の選択画面を
表示し、カーソルキー操作でカーソルを移動して白抜き
有無設定内容を変更し、その後に選択画面を切換え、又
は[選択/実行]キーを操作することにより、設定変更
された白抜き有無の選択情報をもつ行修飾情報が上記行
属性バッファ142内の上記選択された行位置に対応する
行属性記憶領域に記憶される。又、上記選択画面の切換
えで「印刷停止」の選択画面を表示し、カーソルキー操
作でカーソルを移動して「印刷停止有」を選択し、その
後に[選択/実行]キーを操作することにより、「印刷
停止有」の制御情報をもつ行修飾情報が上記同様に対応
する行属性記憶領域に記憶される。この際の行属性バッ
ファ142と文書バッファ141との対応及び行修飾情報の設
定内容を第3図に示している。
表示し、カーソルキー操作でカーソルを移動して白抜き
有無設定内容を変更し、その後に選択画面を切換え、又
は[選択/実行]キーを操作することにより、設定変更
された白抜き有無の選択情報をもつ行修飾情報が上記行
属性バッファ142内の上記選択された行位置に対応する
行属性記憶領域に記憶される。又、上記選択画面の切換
えで「印刷停止」の選択画面を表示し、カーソルキー操
作でカーソルを移動して「印刷停止有」を選択し、その
後に[選択/実行]キーを操作することにより、「印刷
停止有」の制御情報をもつ行修飾情報が上記同様に対応
する行属性記憶領域に記憶される。この際の行属性バッ
ファ142と文書バッファ141との対応及び行修飾情報の設
定内容を第3図に示している。
上記した行修飾設定手段に於いて、文書バッファ141
に貯えられた文書の任意の行位置に対する新たな行修飾
設定が行なわれた後は、同文書バッファ141内の既入力
文書をカーソルキー操作でLCD50上に表示することによ
り、同LCD50上のガイド表示部に、その表示文字列の
行、及び桁と1行当りの字数が表示されるとともに、行
修飾インジケータ、更には電池消耗インジケータが選択
的に表示される。この際のガイド表示形態を第5図に示
し、上記行修飾インジケータの点火制御処理手順を第6
図に示している。
に貯えられた文書の任意の行位置に対する新たな行修飾
設定が行なわれた後は、同文書バッファ141内の既入力
文書をカーソルキー操作でLCD50上に表示することによ
り、同LCD50上のガイド表示部に、その表示文字列の
行、及び桁と1行当りの字数が表示されるとともに、行
修飾インジケータ、更には電池消耗インジケータが選択
的に表示される。この際のガイド表示形態を第5図に示
し、上記行修飾インジケータの点火制御処理手順を第6
図に示している。
即ち、第6図に示す行修飾インジケータの点灯制御処
理於いて、カーソル操作により表示文字列を選択する
と、そのカーソル指定された表示文字列の行位置、桁位
置、及び1行当りの字数が表示されるとともに、行属性
バッファ142に貯えられた対応する行位置の行修飾情報
が参照され、同情報が行修飾標準値と比較されて、上記
カーソルにより選択された表示行に対し行修飾が設定さ
れているか否かが判断される(第6図ステップA11〜A1
5)。
理於いて、カーソル操作により表示文字列を選択する
と、そのカーソル指定された表示文字列の行位置、桁位
置、及び1行当りの字数が表示されるとともに、行属性
バッファ142に貯えられた対応する行位置の行修飾情報
が参照され、同情報が行修飾標準値と比較されて、上記
カーソルにより選択された表示行に対し行修飾が設定さ
れているか否かが判断される(第6図ステップA11〜A1
5)。
ここで、行修飾が設定されていなければ、即ち上記行
修飾情報の内容が上記行修飾標準値と一致すれば、行修
飾インジケータを点灯させず、又、行修飾が設定されて
いれば、即ち上記行修飾情報の内容が上記行修飾標準値
と一致しなければ、行修飾インジケータを点灯させる
(第6図ステップA16,A17)。
修飾情報の内容が上記行修飾標準値と一致すれば、行修
飾インジケータを点灯させず、又、行修飾が設定されて
いれば、即ち上記行修飾情報の内容が上記行修飾標準値
と一致しなければ、行修飾インジケータを点灯させる
(第6図ステップA16,A17)。
このような行修飾インジケータの表示制御が、カーソ
ルキーによって選択された表示文書の全ての行に対して
行なわれる(第6図ステップA18〜A24,A12〜A17)。
ルキーによって選択された表示文書の全ての行に対して
行なわれる(第6図ステップA18〜A24,A12〜A17)。
このように行修飾インジケータの点灯状態から、行修
飾が行なわれた行位置を容易に確認できる。
飾が行なわれた行位置を容易に確認できる。
つぎに、上記文書の印刷処理動作について説明する。
この文書印刷時に於いては、[機能]キーと他の特定
キーとの組合わせによる[文書印刷]キー操作により文
書印刷の指定を行なう。
キーとの組合わせによる[文書印刷]キー操作により文
書印刷の指定を行なう。
CPU11は上記[文書印刷]キーの操作入力を判別する
と、LCD50の表示モードを文書表示モードから印刷メニ
ュの表示モードに切換える。その様子を第7図、及び第
8図に示している。
と、LCD50の表示モードを文書表示モードから印刷メニ
ュの表示モードに切換える。その様子を第7図、及び第
8図に示している。
CPU11は上記[文書印刷]キーの操作入力を判別する
と、印刷行位置を示す行カウンタのカウント値を初期設
定した後、LCD制御回路17を制御して、第8図に示すよ
うな印刷メニュをカーソルキー操作に伴いLCD50上に順
次選択的に表示する(第7図ステップB11,B12)。この
際の画面切換え、及び項目選択も上記した行修飾設定の
際の画面切換え及び項目選択と略同様にカーソルキー操
作により行なわれるもので、上下方向のカーソルキー操
作で「縦書き/横書」、「左余白」、「和文フォント
(24×24ドット)/英文フォント(横18・縦24ドッ
ト)」等の画面切換えが行なわれ、左右方向のカーソル
キー操作でその名画面の文書形態が選択される。尚、
「左余白」の設定に関しては、右方向カーソルキーを1
回操作する毎に桁数値がインクリメント(+1)され、
左方向カーソルキーを1回操作する毎に桁数値がデクリ
メント(−1)される。
と、印刷行位置を示す行カウンタのカウント値を初期設
定した後、LCD制御回路17を制御して、第8図に示すよ
うな印刷メニュをカーソルキー操作に伴いLCD50上に順
次選択的に表示する(第7図ステップB11,B12)。この
際の画面切換え、及び項目選択も上記した行修飾設定の
際の画面切換え及び項目選択と略同様にカーソルキー操
作により行なわれるもので、上下方向のカーソルキー操
作で「縦書き/横書」、「左余白」、「和文フォント
(24×24ドット)/英文フォント(横18・縦24ドッ
ト)」等の画面切換えが行なわれ、左右方向のカーソル
キー操作でその名画面の文書形態が選択される。尚、
「左余白」の設定に関しては、右方向カーソルキーを1
回操作する毎に桁数値がインクリメント(+1)され、
左方向カーソルキーを1回操作する毎に桁数値がデクリ
メント(−1)される。
上記表示内容に従う文書形態選択操作の後、[選択/
実行]キーが操作されることによって、この文書形態設
定情報がRAM14内の制御情報領域内に設けられた印刷情
報保持部に書込まれる。
実行]キーが操作されることによって、この文書形態設
定情報がRAM14内の制御情報領域内に設けられた印刷情
報保持部に書込まれる。
次にCPU11は、行属性バッファ142内の行修飾情報を第
1行目の行修飾情報より順次読出して、「印刷停止」の
設定された行位置を検索し、印刷すべき行数を求めた
後、上記印刷情報保持部の印刷情報をもとに、その行位
置まで印刷処理を実行する(第7図ステップB13〜B2
1)。
1行目の行修飾情報より順次読出して、「印刷停止」の
設定された行位置を検索し、印刷すべき行数を求めた
後、上記印刷情報保持部の印刷情報をもとに、その行位
置まで印刷処理を実行する(第7図ステップB13〜B2
1)。
そして「印刷停止」の設定された行位置で印刷が停止
すると、再び上記印刷メニュが表示され、上記停止行以
降の「縦書き/横書」、「左余白」、「和文/英文」等
の印刷形態の変更が可能となる。更に、その印刷形態の
設定後、再び[選択/実行]キーが操作されることによ
り、上記停止行の次の行位置から新たに設定された文書
形態に従う印刷が開始される。
すると、再び上記印刷メニュが表示され、上記停止行以
降の「縦書き/横書」、「左余白」、「和文/英文」等
の印刷形態の変更が可能となる。更に、その印刷形態の
設定後、再び[選択/実行]キーが操作されることによ
り、上記停止行の次の行位置から新たに設定された文書
形態に従う印刷が開始される。
又、上記「印刷停止」の設定行が検索される以前に印
刷対象文書の終了した(L+1行に文書が存在しない)
ことが検知されると、その行位置までの印刷行数を求
め、同行位置までの印刷処理を実行する(第7図ステッ
プB13〜B15,B22〜B24)。
刷対象文書の終了した(L+1行に文書が存在しない)
ことが検知されると、その行位置までの印刷行数を求
め、同行位置までの印刷処理を実行する(第7図ステッ
プB13〜B15,B22〜B24)。
この際、印刷実行時に於いてはLCD50の文字表示桁に
[−印刷中−]のメッセージが表示される。又、上記印
刷実行時に於いては、印刷行に対応する行属性バッファ
142内の行修飾情報の内容に従い、行を単位に任意選択
的に文字修飾が行なわれる。この際の各文字修飾内容を
第3図に示し、その各文字フォント例を第9図(a)乃
至(e)に示している。例えば印刷行の行修飾情報の白
抜き指定ビットが、“0"である際は白抜き無、“1"であ
る際は白抜き有の文字形態となる。又、印刷行の行修飾
情報の回転・斜体の設定値が、“000"であれば回転・斜
体無、“001"であれば回転1(半時計方向90°)、“01
0"であれば回転2(180°)、“011"であれば回転3
(半時計方向270°)、“100"であれば斜体有(即ち斜
体指定)の各文字形態となる。又、印刷行の行修飾情報
の改行ピッチが、 改行B=逆改行(“1111")であれば −8/120インチ(逆方向紙送り)、改行H=半改行(“0
001")であれば8/120インチ、改行K=罫線改行(“001
0")であれば16/120インチ、改行E=英文改行(“001
1")であれば20/120インチ、改行1(“0100")であれ
ば30/120インチ、改行2(“0101")であれば40/120イ
ンチ、改行3(“0110")であれば45/120インチ、改行
4(“0111")であれば60/120インチの改行量にて紙送
り制御が実行される。又、印刷行の行修飾情報の文字間
間隔が、文字間0(“00")であれば、印刷文字間ピッ
チは0ドット、文字間1(“01")であれば3ドット、
文字間2(“10")であれば6ドット、文字間3(“1
1")であれば12ドットの文字間スペースとなる。又、文
字サイズは、サイズ1(“0001")であれば縦×横=24
×24ドット、サイズ2(“0010")であれば縦×横=32
×32ドット、サイズ3(“0011")であれば縦×横=40
×40ドット、サイズ4 (“0100")であれば縦×横=24×48ドット(横倍
角)、サイズ5(“0101")であれば縦×横=48×48ド
ット、サイズ6(“0110")であれば縦×横=96×96ド
ット、サイズ7 (“0111")であれば縦×横=192×192ドット、サイズ
8(“1000")であれば縦×横=288×288ドット、サイ
ズ9(“1001")であれば縦×横=576×576ドットとな
る。
[−印刷中−]のメッセージが表示される。又、上記印
刷実行時に於いては、印刷行に対応する行属性バッファ
142内の行修飾情報の内容に従い、行を単位に任意選択
的に文字修飾が行なわれる。この際の各文字修飾内容を
第3図に示し、その各文字フォント例を第9図(a)乃
至(e)に示している。例えば印刷行の行修飾情報の白
抜き指定ビットが、“0"である際は白抜き無、“1"であ
る際は白抜き有の文字形態となる。又、印刷行の行修飾
情報の回転・斜体の設定値が、“000"であれば回転・斜
体無、“001"であれば回転1(半時計方向90°)、“01
0"であれば回転2(180°)、“011"であれば回転3
(半時計方向270°)、“100"であれば斜体有(即ち斜
体指定)の各文字形態となる。又、印刷行の行修飾情報
の改行ピッチが、 改行B=逆改行(“1111")であれば −8/120インチ(逆方向紙送り)、改行H=半改行(“0
001")であれば8/120インチ、改行K=罫線改行(“001
0")であれば16/120インチ、改行E=英文改行(“001
1")であれば20/120インチ、改行1(“0100")であれ
ば30/120インチ、改行2(“0101")であれば40/120イ
ンチ、改行3(“0110")であれば45/120インチ、改行
4(“0111")であれば60/120インチの改行量にて紙送
り制御が実行される。又、印刷行の行修飾情報の文字間
間隔が、文字間0(“00")であれば、印刷文字間ピッ
チは0ドット、文字間1(“01")であれば3ドット、
文字間2(“10")であれば6ドット、文字間3(“1
1")であれば12ドットの文字間スペースとなる。又、文
字サイズは、サイズ1(“0001")であれば縦×横=24
×24ドット、サイズ2(“0010")であれば縦×横=32
×32ドット、サイズ3(“0011")であれば縦×横=40
×40ドット、サイズ4 (“0100")であれば縦×横=24×48ドット(横倍
角)、サイズ5(“0101")であれば縦×横=48×48ド
ット、サイズ6(“0110")であれば縦×横=96×96ド
ット、サイズ7 (“0111")であれば縦×横=192×192ドット、サイズ
8(“1000")であれば縦×横=288×288ドット、サイ
ズ9(“1001")であれば縦×横=576×576ドットとな
る。
第9図に於いて、Uは文字間間隔、Tは改行ピッチを
示している。又、同図(a)は文字修飾を行なわない全
角(サイズ1)の文字列、同図(b)は拡大指定(サイ
ズ3)された文字列、同図(c)は回転指定(回転2=
180°)された全角文字列、同図(d)は斜体指定(斜
体有)された全角文字列、同図(e)は白抜き及び拡大
指定(白抜き有・サイズ5)された文字列をそれぞれ示
している。
示している。又、同図(a)は文字修飾を行なわない全
角(サイズ1)の文字列、同図(b)は拡大指定(サイ
ズ3)された文字列、同図(c)は回転指定(回転2=
180°)された全角文字列、同図(d)は斜体指定(斜
体有)された全角文字列、同図(e)は白抜き及び拡大
指定(白抜き有・サイズ5)された文字列をそれぞれ示
している。
このようにして、行属性バッファ142に貯えられた行
修飾情報に従い、行を単位とした各種の行修飾処理が実
行される。
修飾情報に従い、行を単位とした各種の行修飾処理が実
行される。
又、上記した文書情報をカセットテープに保存する際
の文書保存の指定は[補助]キーと特定キーとの組合わ
せによる[保存]キーの操作により行なわれる。CPU11
は上記[保存]キーの操作入力を判別すると、[文書保
存]のメッセージをLCD50の文字表示桁に表示し、[選
択/実行]キーの入力を判別すると保存処理を開始す
る。即ち、CPU11は、上記[選択/実行]キーの入力を
判別すると、データレコーダ40の録音準備が完了したこ
とを認識する。そして、先ずRAM14に貯えられたデータ
の書込みに際し、リーダ部のデータを出力する。即ち、
ここではオール“1"のデータを1秒間出力する。その
後、RAM14に貯えられたデータを読出し、ビットシリア
ルのカセット書込みデータに変換して出力する。この書
込みデータ順序は、行属性バッファ142に貯えられた行
修飾情報、文書バッファ141に貯えられた文書情報、外
字パターンバッファ143に貯えられた外字パターン、語
句登録領域に貯えられた登録語句、暫定辞書領域に貯え
られた暫定辞書の順である。更にこのカセット書込みデ
ータの出力後、トレーラ部として2秒間、オール“0"の
データを出力する。これらのデータは順次PPI12を介
し、更にカセットインターフェイス回路16を介してCMT
アダプタ41に入力され、アナログ量のオーディオ信号に
変換された後、データレコーダ40に供給されて、同レコ
ーダにセットされたセットテープに記録(録音)され
る。
の文書保存の指定は[補助]キーと特定キーとの組合わ
せによる[保存]キーの操作により行なわれる。CPU11
は上記[保存]キーの操作入力を判別すると、[文書保
存]のメッセージをLCD50の文字表示桁に表示し、[選
択/実行]キーの入力を判別すると保存処理を開始す
る。即ち、CPU11は、上記[選択/実行]キーの入力を
判別すると、データレコーダ40の録音準備が完了したこ
とを認識する。そして、先ずRAM14に貯えられたデータ
の書込みに際し、リーダ部のデータを出力する。即ち、
ここではオール“1"のデータを1秒間出力する。その
後、RAM14に貯えられたデータを読出し、ビットシリア
ルのカセット書込みデータに変換して出力する。この書
込みデータ順序は、行属性バッファ142に貯えられた行
修飾情報、文書バッファ141に貯えられた文書情報、外
字パターンバッファ143に貯えられた外字パターン、語
句登録領域に貯えられた登録語句、暫定辞書領域に貯え
られた暫定辞書の順である。更にこのカセット書込みデ
ータの出力後、トレーラ部として2秒間、オール“0"の
データを出力する。これらのデータは順次PPI12を介
し、更にカセットインターフェイス回路16を介してCMT
アダプタ41に入力され、アナログ量のオーディオ信号に
変換された後、データレコーダ40に供給されて、同レコ
ーダにセットされたセットテープに記録(録音)され
る。
この際のカセットテープ上の記録フォーマットを第10
図に示している。
図に示している。
このように、外部のデータレコーダ40は、行修飾情
報、外字パターン等が文書情報に附随して保存される。
報、外字パターン等が文書情報に附随して保存される。
上述したような行修飾インジケータを含む行修飾機能
をもつことにより、表示文字桁数の少ない低価格、かつ
コンパクトな文書作成装置に於いて、任意の行位置に容
易に各種の行修飾情報をもたせることができるととも
に、その行修飾がなされた行位置を容易に認識でき、こ
れにより、任意の行を単位に、白抜き文字を含めた任意
の文書形態を容易に設定し変更でき、又、種々の文字の
組合わせによる混在印刷を容易に行なうことができる。
又、印刷対象となる文書の任意の行位置で印刷を停止さ
せることができるため、例えば一度に表示できる文字数
が大幅に制約されることから文書の一部を打出し、チェ
ック又は参照したい場合等に於いて、これらを簡単な操
作で容易に実現することができる。又、上記行単位の印
刷停止の指示と、その停止行以降の文書形態の設定変更
との組合わせにより、操作者が印刷の途中で印刷形態を
変更したい場合、又は印刷途中の或る行位置から印刷リ
ボン色を変え色分け印刷をしたい場合、又は多段組印刷
を行ないたい場合、又は印刷途中の或る行位置から印刷
位置をずらせたい場合、更には行単位での縦書き、横書
きの混在印字等、様々な文書修飾が簡単な操作で容易に
実現できる。
をもつことにより、表示文字桁数の少ない低価格、かつ
コンパクトな文書作成装置に於いて、任意の行位置に容
易に各種の行修飾情報をもたせることができるととも
に、その行修飾がなされた行位置を容易に認識でき、こ
れにより、任意の行を単位に、白抜き文字を含めた任意
の文書形態を容易に設定し変更でき、又、種々の文字の
組合わせによる混在印刷を容易に行なうことができる。
又、印刷対象となる文書の任意の行位置で印刷を停止さ
せることができるため、例えば一度に表示できる文字数
が大幅に制約されることから文書の一部を打出し、チェ
ック又は参照したい場合等に於いて、これらを簡単な操
作で容易に実現することができる。又、上記行単位の印
刷停止の指示と、その停止行以降の文書形態の設定変更
との組合わせにより、操作者が印刷の途中で印刷形態を
変更したい場合、又は印刷途中の或る行位置から印刷リ
ボン色を変え色分け印刷をしたい場合、又は多段組印刷
を行ないたい場合、又は印刷途中の或る行位置から印刷
位置をずらせたい場合、更には行単位での縦書き、横書
きの混在印字等、様々な文書修飾が簡単な操作で容易に
実現できる。
[発明の効果] 以上詳記したように本発明の請求項1のような構成の
文書作成装置によれば、任意の行を単位に各種の文字修
飾を容易に設定することができる。従って、任意の行に
於ける文字修飾の設定並びに変更等を容易に行なうこと
ができ、入力された文書に基づいて行単位に変化に富ん
だ各種の文書を容易に作成することができる。さらに、
本発明の請求項2のような構成の文書作成装置によれ
ば、前記の行単位に各種の文字修飾を設定した文書中の
設定位置を特定の表示形態により表示できるため、行修
飾の設定位置を容易に確認することができる。また、本
発明の請求項3のような構成の文書作成装置によれば、
例えば文字サイズ等の行修飾項目の設定内容を変更した
ことを容易に確認することができる。
文書作成装置によれば、任意の行を単位に各種の文字修
飾を容易に設定することができる。従って、任意の行に
於ける文字修飾の設定並びに変更等を容易に行なうこと
ができ、入力された文書に基づいて行単位に変化に富ん
だ各種の文書を容易に作成することができる。さらに、
本発明の請求項2のような構成の文書作成装置によれ
ば、前記の行単位に各種の文字修飾を設定した文書中の
設定位置を特定の表示形態により表示できるため、行修
飾の設定位置を容易に確認することができる。また、本
発明の請求項3のような構成の文書作成装置によれば、
例えば文字サイズ等の行修飾項目の設定内容を変更した
ことを容易に確認することができる。
第1図は本発明の一実施例に於ける装置の構成を示すブ
ロック図、第2図は上記実施例に於けるRAM内のメモリ
マップを示す図、第3図は上記実施例における行修飾情
報の構成とその内容を示す図、第4図(a)乃至(i)
は上記実施例に於ける各種選択画面とその表示順序を示
す図、第5図は上記実施例に於ける表示画面の構造を示
す図、第6図は上記実施例に於ける行修飾インジケータ
の表示制御フローを示すフローチャート、第7図は上記
実施例に於ける印刷処理フローを示すフローチャート、
第8図は上記実施例に於ける印刷メニュの内容とその表
示フローを示す図、第9図(a)乃至(e)は上記実施
例に於ける各種の修飾文字形態を示す図、第10図は上記
実施例に於けるデータレコーダの記録フォーマットを示
す図である。 10……SI、11……CPU、12……PPI、13……デコーダ、14
……RAM、15……ROM、16……カセットインターフェイス
回路、17……LCD制御回路、18……プリンタコントロー
ラ、19……クロックジェネレータ、20……発振器、30…
…キーボード、40……データレコーダ、41……CMTアダ
プタ、50……LCD、60……シリアルプリンタ、140……行
イメージバッファ、141……文書バッファ、142……行属
性バッファ、143……外字パターンバッファ。
ロック図、第2図は上記実施例に於けるRAM内のメモリ
マップを示す図、第3図は上記実施例における行修飾情
報の構成とその内容を示す図、第4図(a)乃至(i)
は上記実施例に於ける各種選択画面とその表示順序を示
す図、第5図は上記実施例に於ける表示画面の構造を示
す図、第6図は上記実施例に於ける行修飾インジケータ
の表示制御フローを示すフローチャート、第7図は上記
実施例に於ける印刷処理フローを示すフローチャート、
第8図は上記実施例に於ける印刷メニュの内容とその表
示フローを示す図、第9図(a)乃至(e)は上記実施
例に於ける各種の修飾文字形態を示す図、第10図は上記
実施例に於けるデータレコーダの記録フォーマットを示
す図である。 10……SI、11……CPU、12……PPI、13……デコーダ、14
……RAM、15……ROM、16……カセットインターフェイス
回路、17……LCD制御回路、18……プリンタコントロー
ラ、19……クロックジェネレータ、20……発振器、30…
…キーボード、40……データレコーダ、41……CMTアダ
プタ、50……LCD、60……シリアルプリンタ、140……行
イメージバッファ、141……文書バッファ、142……行属
性バッファ、143……外字パターンバッファ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−56890(JP,A) 特開 昭59−62945(JP,A) 特開 昭60−88990(JP,A) 特開 昭57−169813(JP,A) 特開 昭58−72236(JP,A) 特開 昭59−69837(JP,A) 特開 昭60−527(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】表示装置の画面上に表示された文書につい
て、画面切換えにより行修飾の画面を表示し、行単位の
修飾を指定する行修飾指定手段と、 前記表示装置に表示された文書について、修飾の設定の
対象となる行を前記画面上の座標位置を指定するための
位置指定手段により指定する修飾対象指定手段と、 前記行修飾指定手段による指示を受けて行修飾を設定す
る際に、前記表示装置に表示される予め定められた複数
種類の行修飾に関する選択項目の中から所定の選択項目
を前記位置指定手段により選択指示する項目選択手段
と、 前記項目選択手段により選択指示された行修飾に関する
選択項目について、前記表示装置に表示される修飾機能
の複数の詳細項目から所望の修飾機能を前記位置指定手
段により設定するための機能選択手段と、 前記選択項目及び前記詳細項目に基づいた行修飾に関す
る設定情報を、前記文書中の前記修飾対象指定手段で指
定された行に対応付けて記憶する行属性記憶手段と、 前記行属性記憶手段に記憶された前記文書の行に対応す
る前記設定情報に応じて行単位の修飾処理を実行する手
段とを備えた文書作成装置において、 前記機能選択手段により特定の選択項目に対する修飾機
能の詳細項目を選択している状態から、前記項目選択手
段による他の選択項目が選択指示されたことにより、前
記特定の選択項目についての設定情報を前記行属性記憶
手段に記憶する手段を具備したことを特徴とする文書作
成装置。 - 【請求項2】表示装置の画面上に表示された文書につい
て、画面切換えにより行修飾の画面を表示し、行単位の
修飾を指定する行修飾指定手段と、 前記表示装置に表示された文書について、修飾の設定の
対象となる行を前記画面上の座標位置を指定するための
位置指定手段により指定する修飾対象指定手段と、 前記行修飾指定手段による指示を受けて行修飾を設定す
る際に、前記表示装置に表示される予め定められた複数
種類の行修飾に関する選択項目の中から所定の選択項目
を前記位置指定手段により選択指示する項目選択手段
と、 前記項目選択手段により選択指示された行修飾に関する
選択項目について、前記表示装置に表示される修飾機能
の複数の詳細項目から所望の修飾機能を前記位置指定手
段により設定するための機能選択手段と、 前記選択項目及び前記詳細項目に基づいた修飾に関する
設定情報を、前記文書中の前記修飾対象指定手段で指定
された行に対応付けて記憶する行属性記憶手段と、 前記文書毎に予め決められた文書全体の書式情報を記憶
した文書書式記憶手段と、 前記修飾対象指定手段で指定された修飾の対象となる行
に対応する設定情報を前記行属性記憶手段から読出す読
出し手段と、 前記文書情報における前記位置指定手段による行位置に
対応し、前記読出し手段から読出した設定情報と、前記
文書書式記憶手段に記憶した書式情報とを比較して行修
飾の設定が前記書式情報と異なる状態となった否かを判
別する判別手段と、 前記機能選択手段により特定の選択項目に対する修飾機
能の詳細項目を選択している状態から、前記項目選択手
段による他の選択項目が選択指示されたことにより、前
記特定の選択項目についての設定情報を前記行属性記憶
手段に記憶する手段と、 前記行属性記憶手段に記憶された前記文書の行に対応す
る前記設定情報に応じて行単位の修飾処理を実行する手
段とを備えた文書作成装置において、 前記判別手段による判別結果に基づく情報を、前記表示
装置の予め定められた特定の表示領域に特定の表示形態
で表示する手段とを具備したことを特徴とする文書作成
装置。 - 【請求項3】表示装置の画面上に表示された文書につい
て、画面切換えにより行修飾の画面を表示し、行単位の
文字修飾を指定する行修飾指定手段と、 前記表示装置に表示された文書について、修飾の設定の
対象となる行を前記画面上の座標位置を指定するための
位置指定手段により指定する修飾対象指定手段と、 前記行修飾指定手段による指示を受けて行修飾を設定す
る際に、前記表示装置に表示される予め定められた複数
種類の行修飾に関する選択項目の中から所定の選択項目
を前記位置指定手段により選択指示する項目選択手段
と、 前記項目選択手段により選択指示された行修飾に関する
選択項目について、前記表示装置に表示される修飾機能
の複数の詳細項目から所望の修飾機能を前記位置指定手
段により設定するための機能選択手段と、 前記選択項目及び前記詳細項目に基づいた行修飾に関す
る設定情報を、前記文書中の前記修飾対象指定手段で指
定された行に対応付けて記憶する行属性記憶手段と、 前記機能選択手段により特定の選択項目に対する修飾機
能の詳細項目を選択している状態から、前記項目選択手
段による他の選択項目が選択指示されたことにより、前
記特定の選択項目についての設定情報を前記行属性記憶
手段に記憶する手段と、 前記行属性記憶手段に記憶された前記文書の行に対応す
る前記設定情報に応じて行単位の修飾処理を実行する手
段とを備えた文書作成装置において、 前記選択項目に対応した修飾機能の詳細項目を前記画面
上に表示する際に前記行属性記憶手段に記憶された設定
情報に基づき、設定内容の変更を判別できるように表示
する手段を具備したことを特徴とする文書作成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60129226A JP2573174B2 (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 | 文書作成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60129226A JP2573174B2 (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 | 文書作成装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6072327A Division JP2607044B2 (ja) | 1994-04-11 | 1994-04-11 | 文書作成装置及び文書作成装置における表示出力制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61286886A JPS61286886A (ja) | 1986-12-17 |
JP2573174B2 true JP2573174B2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=15004270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60129226A Expired - Lifetime JP2573174B2 (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 | 文書作成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2573174B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5756890A (en) * | 1980-09-24 | 1982-04-05 | Canon Kk | Character processor |
JPS5962945A (ja) * | 1982-09-30 | 1984-04-10 | Sharp Corp | モ−ド設定方式 |
-
1985
- 1985-06-14 JP JP60129226A patent/JP2573174B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61286886A (ja) | 1986-12-17 |
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