JPH01173158A - 雑誌編集システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、雑誌等の印刷物のレイアウト編集を電子イ
メージで処理する雑誌編集システムに関するものである
。

（従来の技術） 従来この種の装置として、例えば特願昭６１−３０９１
８８号等が提案されている。

通常雑誌編集は、企画会議からスタートして原稿依頼取
材、原稿整理レイアウト、完全原稿作成、製版９校正、
刷版、印刷、製本等の手順に従って進められて行くのが
通例である。

このうち、特に重要なのが完全原稿作成段階におけるレ
イアウト処理である。これは、文字原稿、写真原稿等の
割付けを記事単位に割付ける処理であり、通常は雑誌レ
イアウターが担当する分野である。

このような雑誌編集をサポートする装装置、すなわち雑
誌の仕上り状態をシミュレーションする装置にはレイア
ウト情報に対する各原稿の割付はイメージを即時に確認
、変更、修正しながら細密な雑誌レイアウトに対応でき
るように構成されている。

そして、デイスプレィに原寸、見開き、コンテ単位に表
示される雑誌レイアウト画面を見ながらレイアウターが
案出した雑誌コンセツトを、内服１文宇土等を写真原稿
１文字原稿、小見出し原稿に従って割付は配置すること
によりイメージとして描画させて、雑誌仕上りイメージ
までの一連を表示するるとともに、レイアウト情報を作
成することができるようになっている。

特に雑誌においては読み手の意識を文字原稿に導引する
ため、記事の内容を、例えば３行階程度に分割した小見
出しを設ける場合が多い。

通常、この小見出し設定は文字原稿に対する総行数に対
して何行の小見出しをいくつ設定するかおよびその小見
出し間行数は何行とするかといった指示を入力する。こ
の指示に対応して小見出しがレイアウト画面に描画でき
るように構成されていた。

（発明が解決しようとする問題点） ところが、従来の雑誌編集システムにおいては、−度作
成されたレイアウトを幾分変更した数種類のレイアウト
（角板９文宇土等に対する）を作成して、所望とするレ
イアウトを決定する場合が多い。

このような事態が発生した場合、従来のシステムにおい
て小見出し情報は独立して管理されているため、枠の配
置等により枠修正、例えば複写。

移動、消去すると、作成されたレイアウト情報中の小見
出しが消失してしまい、枠の配置等に伴うレイアウト編
集を実行する毎に、再度小見出し設定を実行しなければ
ならず、非常に煩雑な処理を要求され、レイアウト編集
効率を著しく阻害してしまう等の問題点があった。

この発明は、上記の問題点を解消するためになされたも
ので、雑誌レイアウトにおける自販枠等の修正が発生し
た場合に、作成された小見出し情報の整合性を保持しな
がら自販枠を配置描画することにより、記事単位のレイ
アウト処理を効率よく実行できる雑誌編集システムを得
ることを目的とする。

（問題点を解決するための手段） この発明に係る雑誌編集システムは、レイアウト情報入
力毎に、レイアウト描画手段が表示手段に描画した複数
の小見出しをレイアウト情報に従属して所定の位置に一
括更新描画する描画制御手段を設けたものである。

（作用） この発明においては、レイアウト情報が入力される毎に
、描画制御手段がレイアウト描画手段により表示手段に
描画された複数の小見出しをレイアウト情報に従属して
所定の位置に一括更新描画させる。

〔実施例〕

第１図はこの発明の一実施例を示す雑誌編集システムの
構成を説明するブロック図であり、１はコントローラ部
で、レイアウト編集プログラムメモリ２に格納されたレ
イアウト編集プログラムに基づいて起動するレイアウト
描画手段ｌａ、描画制御手段１ｂ等を有している。３は
文章メモリで、本文原稿レイアウト情報に従って割付け
られる文字原稿が記憶されている。なお、文字原稿はこ
の雑誌編集システムとはオフラインの文書作成装置によ
り作成されたものでもよく、既成のワードプロセッサ等
で作成された文字情報を採用することもできる。

４は画像入力部で、表示手段５に表示される色版に割付
ける写真原稿をイメージとして読み取り、コントローラ
部１に二値画像として入力する。６は例えばレーザビー
ムプリンタで構成される画像出力手段で、表示手段５に
描画された雑誌レイアウト画面を原寸、見開き、コンテ
イメージで出力することが可能となっている。

７は入力部で、ディジタイザ７ａとポインティングデバ
イス７ｂ等により構成され、表示手段５に描画されるコ
マンドメニューを選択指示することにより、コントロー
ラ部１に対して所望のレイアウト情報および割付は位置
を指示入力できる。

なお、入力部７よりレイアウト描画手段１ａが表示手段
５に描画した任意の色版に対するレイアウト情報の変更
、修正（穆動、複写、消去等）が指示されると、描画制
御手段１ｂが既に描画されている複数の小見出しの更新
描画位置を演算し、ポインティングデバイス７ｂに指示
された内服の描画に並行して小見出しを新規の位置に一
括更新描画する。

なお、作成されたレイアウト情報は雑誌編集における版
下情報として、図示しない版下作図機やＣＴＳ等に出力
されるため、印刷精度に準じた高精度印刷レイアウト情
報となる。このため、通常のワードプロセッサ等の作図
機能では作成できない。また、雑誌は通常中綴じが作用
されるため、見開き単位で作成される左右のページは中
間シートを除くと、すべて異なるといった、複雑なペー
ジ管理を必要とし、通常のページプリンタに出力する文
書図形データ出力ともデータ構造が異なる。

第２図はこの発明によるレイアウト編集処理状態を説明
する状態推移図であり、第１図と同一のものには同じ符
合を付しである。

同図（ａ）は小見出し設定要求画面を示し、１１．１２
は見開きレイアウトであり、コマンドメニュー１３の描
画サイズコマンド１４ａ〜１４ｃの見開きが選択されて
いる状態に対応する。１５はレイアウト編集コマンドで
、ポインティングデバイス７ｂにより指示することによ
り、雑誌レイアウトに必要な割付け、枠配置、枠変更、
消去。

小見出し、罫線描画、罫変更、穆動等を指示することが
できる。

同図（ｂ）は小見出し設定画面を示し、同図（ａ）に示
したレイアウト編集コマンド１５のうち、小見出しがポ
インティングデバイス７ｂにより指示された場合に表示
手段５に描画される。

２１は設定コマンドエリアで、小見出し行数設定エリア
２２９行数設定エリア２３．小見出し行サイズエリア２
４等が初期時には空白状態で描画される。

同図（Ｃ）は小見出し情報入力画面を示し、例えば小見
出し行数設定エリア２２が「３」が選択され、行数設定
エリア２３の第１候補に「１１０」が、第２候補にｒ１
３０Ｊが、第３候補にｒ１２０Ｊが設定され、さらに小
見出し行サイズエリア２４に「３」がセットされた状態
に対応する。

同図（ｄ）は小見出し描画画面を示し、同図（Ｃ）で設
定された各情報に対応してレイアウト描画手段１ａが小
見出し２５〜２７を表示手段５に描画した状態に対応す
る。

同図（ｅ）は小見出し更新描画画面を示し、例えばポイ
ンティングデバイス７ｂから指示された内服２８の描画
が指示人力された際に、描画制御手段１ｂが第２図（ｄ
）に示した小見出し２５〜２７の描画位置関係を保持し
ながら順次シフトして更新描画した状態に対応する。

同図Ｃｆ＞は小見出し間ファクタ入力画面を示し、通常
セットされた１００％を８０％への変更を指示した状態
に対応しメニュー領域に補助的に描画されるテンキー情
報をポインティングデバイス７ｂで指示すると、小見出
し間ファクタ２９のｒｌｏｏＪに対する小見出し間パラ
メータ３０の表示は「８０」と表示される。

同図（ｇ）は小見出し量比率変更描画画面を示し、第２
図（ｄ）に示した小見出し２５〜２７の描画間隔を縮小
した状態に対応している。このため、見開きレイアウト
１２の空白エリアが拡大し、内服のエリアを確保するこ
とが可能となる。

次に第３図を参照しながらこの発明による小見出し描画
処理動作について説明する。

第３図はこの発明による小見出し描画処理手順の一例を
説明するフローチャートである。なお、（１）〜（１２
）は各ステップを示す。

ディジタイザ７ａおよびポインティングデバイス７ｂか
らレイアウト情報が入力されるのを待機しく１）、入力
されたらレイアウト描画手段１ａが第２図（ａ）に示さ
れるように、例えば見開きサイズに見開きレイアウト１
１．１２を描画する（２）。

ここで、第２図（ａ）に示されるレイアウト編集コマン
ドのうち、小見出しがポインティングデバイス７ｂによ
り指示される、すなわち小見出し設定要求が入力される
のを待機しく３）、小見出し設定要求がなされたら、第
２図（ｂ）に示される小見出し設定画面をレイアウト描
画手段１ａが表示手段５に描画する（４）。

次いで、小見出し情報（小見出し行数設定エリア２２１
行数設定エリア２３．小見出し行サイズエリア２４に対
する数値情報）が第２図（Ｃ）に示されるように入力さ
れるのを待機しく５）、入力されたらレイアウト描画手
段１ａが表示手段５に小見出し２５〜２７を描画する（
６）。

次いで、小見出し間ファクター変更が指示されたかどう
かを判断しく７）、Ｎｏならばポインティングデバイス
７ｂ等からレイアウト情報、例えば角板描画等が入力さ
れるのを待機しく８）、入力された角板をレイアウトす
るためのレイアウト割付は位置情報演算を実行するとと
もに（幻、既に描画されている小見出し２５〜２７に対
する更新描画位置情報を演算する（ｌＯ）。この演算が
終了すると、描画制御手段１ｂが角板２８を指定された
位置に割付は描画するとともに、小見出し２５〜２７を
既に設定された描画位置関係を保持した状態で表示手段
５に一括して更新描画させる（１１）。

次いで、描画された雑誌レイアウトがＯＫかどうかを判
断しく１２）、ＹＥＳならば処理を終了し、ＮＯならば
ステップ（８）に戻る。

一方、ステップ（７）の判断で、ＹＥＳの場合は描画制
御手段１ｂが既に描画された小見出し２５〜２７を入力
された小見出し間パラメータ３０の値に応じて小見出し
２５〜２７を再描画しく第２図（ｇ）参照）　（１３）
、ステップ（８）に戻る。

なお、上記実施例では小見出し２５〜２７の行数サイズ
を同一として処理する場合について説明したが、第２図
（ｂ）に示した小見出し行数設定エリア２２１行数設定
エリア２３．小見出し行サイズエリア２４に対する数値
情報を個別に設定することにより、小見出しのサイズを
可変することも可能である。

また、上記実施例では小見出し２５〜２７を一括して変
更描画する場合について説明したが、小見出し２５〜２
７を個別変更描画させることも可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したようにこの発明は、レイアウト情報入力毎
にレイアウト描画手段が表示手段に描画した複数の小見
出しをレイアウト情報に従属して所定の位置に一括更新
描画する描画制御手段を設けたので、−度設定された小
見出し関係を相対的に保持しながら雑誌レイアウトを編
集できるため、レイアウト編集に伴って記事単位の小見
出し描画位置が段別れになることをイメージとして確認
できるため、小見出しレイアウトミスを減らせる。従っ
て、常に更新されるレイアウト情報に対応した小見出し
を効率よく編集できる優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す雑誌編集システムの
構成を説明するブロック図、第２図はこの発明によるレ
イアウト編集処理状態を説明する状態推移図、第３図は
この発明による小見出し描画処理手順の一例を説明する
フローチャートである。 図中、１はコントローラ部、２はレイアウト編集プログ
ラムメモリ、３は文章メモリ、４は画像人力部、５は表
示手段、６は画像出力手段、７は入力部、７ａはディジ
タイザ、７ｂはポインティングデバイスである。 第１図 ７ａ：ディジタイザ ７ｂ：ポインティングデバイス 第２図（ｂ） 第３図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）作成されたレイアウト情報に応じて雑誌レイアウ
   トを表示手段に描画するレイアウト描画手段を有する雑
   誌編集システムにおいて、前記レイアウト情報入力毎に
   、前記レイアウト描画手段が前記表示手段に描画した複
   数の小見出しを前記レイアウト情報に従属して所定の位
   置に一括更新描画する描画制御手段を具備したことを特
   徴とする雑誌編集システム。
2. （２）描画制御手段は、小見出しの位置関係を保持した
   状態で複数の小見出しを所定の位置に一括更新描画する
   ことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の雑誌
   編集システム。
3. （３）描画制御手段は、複数の小見出しを個別に任意の
   位置に更新描画することを特徴とする特許請求の範囲第
   （１）項記載の雑誌編集システム。