JPH06124106A - デジタイザからの画面出力設定方法 - Google Patents

デジタイザからの画面出力設定方法

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JPH06124106A
JPH06124106A JP27177392A JP27177392A JPH06124106A JP H06124106 A JPH06124106 A JP H06124106A JP 27177392 A JP27177392 A JP 27177392A JP 27177392 A JP27177392 A JP 27177392A JP H06124106 A JPH06124106 A JP H06124106A
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JP
Japan
Prior art keywords
screen
digitizer
drawing range
crt
specified
Prior art date
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Pending
Application number
JP27177392A
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English (en)
Inventor
Takayuki Koyasu
隆幸 子安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH06124106A publication Critical patent/JPH06124106A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デジタイザ上において狭い範囲において作図
する場合でも容易に作図できるようにする。 【構成】 デジタイザ上で任意の二点を指定するだけ
で、その二点に基づいて決定される長方形F3からなる
指定作図範囲の縦横比と画面F2の縦横比とに応じて、
指定作図範囲内の図形を画面上に最大に表示できるよう
に指定作図範囲を拡大する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CAD/CAMシステ
ム等における、デジタイザからの入力を画面に表示する
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CAD/CAMシステム等におい
て、デジタイザの有効読み取り範囲とグラフックディス
プレイ装置(以下、CRTという)の画面との関係は、
図6に示すような関係となっていた。図6において、F
1はデジタイザの有効読み取り範囲を示し、F2はCR
T画面を示している。今、デジタイザ上でPの位置に点
を定義すると、CRT画面上ではP′の位置に点が定義
される。このように、デジタイザとCRT画面の対応は
1対1の関係となっており、デジタイザで1点を指定す
れば、これに対応する点がCRT画面上に定義される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の装置によれば、作図する図面の大きさがデジタ
イザの有効読み取り範囲に比べてかなり小さいものであ
ると、CRT画面上に表示される図形も小さくなってし
まう。特にスプライン曲線を作成する場合など、オペレ
ータはCRT画面上の点を確認しながら作図することが
ある。この時、画面に表示される図形が小さいと、スプ
ライン曲線の定義後画面を拡大した際、作成したスプラ
イン曲線が滑らかでなかったりする。また、定義する点
の数が多くなった場合、点の密度が高くなり現在どこに
点が定義されているのかわからなくなってしまう。この
ように、デジタイザとCRT画面の対応が固定されてい
ると、精度の要求される作図を行うことが困難であっ
た。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたもので、デジタイザを使用する前にあらかじ
め作図範囲を指令しておくと、CRT画面での倍率が設
定されると共に、該所定の倍率により画面に出力するこ
とのできる方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のデジタイザからの画面出力設定方法は、デ
ジタイザ上の有効読み取り範囲内で任意の二点を指定す
ることと、この任意の二点を結ぶ直線を対角線とする長
方形からなる指定作図範囲の縦横比を求めることと、予
め決められている画面の縦横比と前記指定作図範囲の縦
横比とに基づいて、前記指定作図範囲内に描かれている
図形を前記画面に最大に表示するように、前記指定作図
範囲を拡大あるいは縮小する倍率を設定することとから
なる。
【0006】
【作用】上記の構成を有する本発明のデジタイザからの
画面出力設定方法では、デジタイザによる作図を行う
前、デジタイザ上の有効読み取り範囲内で二点を指定す
る。この指定された二点を結ぶ直線を対角線にもつ長方
形をデジタイザ上での指定作図範囲とする。この長方形
の縦・横の比を求め、この比と予め決められているCR
T画面の縦・横の比とを比較し、デジタイザ上での指定
作図範囲がCRT画面に最大に表示されるような倍率を
設定する。即ち、指定作図範囲がCRT画面より縦長で
あれば縦方向を基準にとり、また、指定作図範囲がCR
T画面より横長であれば横方向を基準にとり、指定作図
範囲がCRT画面に最大に出力できるような倍率を求め
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0008】図3は、本発明を具体化したCADシステ
ムの全体構成を示す斜視図である。このCADシステム
は、図3に示すように、図形表示装置3(以下、CRT
とする)の画面への出力倍率を算出する演算装置1と、
デジタイザ9から出力された座標データを表示する図形
表示装置(CRT)3と、図形を定義するために必要な
条件データを入力するためのキーボード5と、CRT3
に表示された図形の特定等を行うためのマウス7と、作
図する図形の座標値を演算装置1に出力するデジタイザ
9と、デジタイザ9上で図形を定義するためのカーソル
10とから構成される。
【0009】前記演算装置1の主要部は、図2に示すよ
うに、CPU11,ROM13,RAM15,入出力回
路17及びバスライン19などから構成され、入出力回
路17には、上記図形表示装置3、キーボード5、マウ
ス7及びデジタイザ9と、ハードディスク装置21と、
フロッピーディスク装置23とが接続されている。前記
ハードディスク装置21には、図形データやNCプログ
ラム等が記憶されている。また、フロッピーディスク装
置23を用いることにより予め作成されている図形デー
タやNCプログラム等をフロッピーディスク(図示せ
ず)を媒体として読み込むことや、図形データやNCプ
ログラム等をフロッピーディスクに記憶して保存するこ
ともできる。
【0010】図1は、前記CADシステムを使用して、
デジタイザ9で作図範囲を指定し、この作図範囲をCR
T3の画面に表示する一例を示したものである。この図
1において、F1はデジタイザ9の有効読み取り範囲を
示し、F2はCRT3の画面を示している。ユーザーが
デジタイザ9上にて作図範囲を指定するために任意の二
点、例えば、図1に示す点P1(XUL,YUL)と点
P2(XLR,YLR)とをカーソル10を用いて指令
すると、CPU11は、この二点を結ぶ直線を対角線の
一本とする長方形F3を決定する。図1に示す例の場
合、ユーザーの指令に従って決定された長方形F3は、
CRT3の画面よりも縦長であるので縦方向を基準とし
て倍率が決定される。
【0011】次に、図4及び図5に示すフローチャート
を参照して、本実施例のCADシステムによる画面出力
の動作を説明する。
【0012】まず、ステップ1において、ユーザーはカ
ーソル10を操作してデジタイザ9上にて作図範囲の左
上の点P1(XUL,YUL)を指定する。次に、ステ
ップS2において、同様に作図範囲の右下の点P2(X
LR,YLR)を指定する。ステップS3においてステ
ップS1とステップS2で入力されたP1とP2のX座
標値を比較し、XULの値がXLRの値より大きければ
(S3:YES)、ステップS4においてXULとXL
Rの値を入れ換える。ステップS5においても同様にP
1とP2のY座標値を比較し、YULの値がYLRの値
より小さければ(S5:YES)、ステップS6におい
てYULとYLRの値を入れ換える。このようにするこ
とにより、ユーザーがステップ1及びステップ2にて指
定した二点を対角線とする長方形F3からなる作図範囲
が決定される。
【0013】次に、ステップS7において、上記のよう
に決定された作図範囲の縦/横の比率kD を、kD
(XLR−XUL)/(YUL−YLR)より求める。
続いて、ステップS8において、CRT3の画面の縦/
横の比kC は既知の数値であるため、これをステップS
7で求めたkD と比較する。ここでkD がkC より小さ
いもしくは等しい場合(S8:NO)、ステップS9で
前記作図範囲の縦を基準としてCRT3の画面への出力
倍率を求める。この倍率で画面表示を行うとCRT3の
画面の上端の座標はYULとなり下端の座標はYLRと
なる。また、画面表示の際、画面の中心座標はデジタイ
ザ9上の作図範囲の中心座標と一致する。すなわち、中
心座標を(XC,YC)とすると、XC=(XUL+X
LR)/2、YC=(YUL+YLR)/2となる。
【0014】また、この倍率で画面表示を行った場合、
画面上の左端のX座標は、XULに等しいかまたは小さ
くなり右端の座標はXLRに等しいかまたは大きくなる
ので、ステップS10において画面左端と右端のX座標
を求め、それぞれXUL、XLRに代入する。座標値X
UL,XLRはそれぞれ、 XUL=XC−(YUL−YLR)×kC /2 ・・(1) XLR=XC+(YUL−YLR)×kC /2 ・・(2) となる。
【0015】また、kD がkC より大きい場合(S8:
YES)、ステップS11において前記作図範囲の横を
基準としてCRT3の画面への出力倍率を求める。この
倍率で画面表示を行うとCRT3の画面の左端の座標は
XULとなり右端の座標はXLRとなる。また、画面表
示の際、画面の中心座標はデジタイザ9上の作図範囲の
中心座標と一致する。すなわち、中心座標を(XC,Y
C)とすると、XC=(XUL+XLR)/2、YC=
(YUL+YLR)/2となる。
【0016】この倍率で画面表示を行った場合、画面上
の上端のY座標はYULより大きくなり、下端のY座標
はYLRより小さくなるので、ステップS12において
画面上端と下端のY座標を求め、それぞれYUL,YL
Rに代入する。これらの座標値はそれぞれ、 YUL=YC+(XLR−XUL)/2kC ・・(3) YLR=YC−(XLR−XUL)/2kC ・・(4) と書き換えられる。
【0017】そして、ステップS13において、前記ス
テップS10もしくはステップS12で求められた、座
標(XUL,YUL)と(XLR,YLR)より決定さ
れるデジタイザ9上の作図範囲とCRT3の画面とが1
対1で対応するように所定の倍率により画面表示を行
う。
【0018】次にステップS14によってデジタイザか
ら出力されたデータが終了命令かどうか判断し、終了命
令でなければステップS15においてユーザーの操作に
応じてデジタイザ9から出力された座標値(X,Y)を
取り込む。
【0019】次にステップS16において、ステップS
15で取り込まれた座標値(X,Y)がCRT3の画面
内におさまっているかどうか判断する。これは先ほどス
テップS10もしくはステップS12で求めた座標値
(XUL,YUL),(XLR,YLR)を使用すれば
すぐに判断することができる。即ち、ステップS15で
取り込まれた座標値(X,Y)が、X<XUL、X>X
LR、Y<YLR、Y>YULの四つの条件のうち、い
ずれか一つでも満たされるときステップS17が実行さ
れる。一方、すべての条件について否定されたとき、取
り込まれた座標値(X,Y)は現在表示されている画面
内におさまることになり、ステップS13に戻る。前記
ステップS17において、X<XULであればXUL=
Xとし、X>XLRであればXLR=X,Y<YLRで
あればYLR=Y,Y>YULであればYUL=Yとし
た後、ステップS7に戻る。よって、デジタイザ9によ
って指令した点の座標が、作図の途中で最初に定義した
作図範囲からはみ出した場合でも、この点が画面に表示
されるような倍率を設定することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のデジタイザからの画面出力設定方法によれば、デ
ジタイザ上で任意の二点を指定するだけで、その二点に
基づいて決定される指定作図範囲の縦横比と画面の縦横
比とに応じて、指定作図範囲内の図形を画面上に最大に
表示できるように指定作図範囲を拡大あるいは縮小する
ので、デジタイザ上において狭い範囲において作図する
場合でも画面には大きく拡大されて表示され、作図が容
易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化したCADシステムによる画面
表示方法の概略を説明する図である。
【図2】本実施例のCADシステムの電気的構成を示す
ブロック図である。
【図3】本実施例のCADシステムの全体構成を示す斜
視図である。
【図4】本実施例のCADシステムの動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図5】本実施例のCADシステムの動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図6】従来のデジタイザの有効読み取り範囲とCRT
画面の対応関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 制御装置 3 図形表示装置 7 マウス 9 デジタイザ 10 カーソル 11 CPU F1 有効読み取り範囲 F2 CRTの画面 F3 長方形

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタイザ上の有効読み取り範囲内で任
    意の二点を指定することと、 前記任意の二点を結ぶ直線を対角線とする長方形からな
    る指定作図範囲の縦横比を求めることと、 予め決められている画面の縦横比と前記指定作図範囲の
    縦横比とに基づいて、前記指定作図範囲内に描かれてい
    る図形を前記画面に最大に表示するように、前記指定作
    図範囲を拡大あるいは縮小する倍率を設定することとか
    らなることを特徴とするデジタイザからの画面出力設定
    方法。
JP27177392A 1992-10-09 1992-10-09 デジタイザからの画面出力設定方法 Pending JPH06124106A (ja)

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JPH06124106A true JPH06124106A (ja) 1994-05-06

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ID=17504652

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JP (1) JPH06124106A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5997597A (en) * 1998-02-24 1999-12-07 Norton Company Abrasive tool with knurled surface

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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