JP2559572Y2 - リニアモータ - Google Patents

リニアモータ

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JP2559572Y2
JP2559572Y2 JP1996002999U JP299996U JP2559572Y2 JP 2559572 Y2 JP2559572 Y2 JP 2559572Y2 JP 1996002999 U JP1996002999 U JP 1996002999U JP 299996 U JP299996 U JP 299996U JP 2559572 Y2 JP2559572 Y2 JP 2559572Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
yoke
piece
back yoke
linear motor
center
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1996002999U
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English (en)
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JPH0991U (ja
Inventor
憲一 古河
孝至 笹岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
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  • Linear Motors (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】この考案は、リニアモータに
関するものであり、特に、小型であって組立作業の容易
なリニアモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の此種リニアモータは実開昭61−
114980号公報に開示されたものが知られている。
而して、同公報に開示されたリニアモータを構成するヨ
ークは、薄板にて形成された大型のヨーク片と、小型の
ヨーク片とから成り、大型のヨーク片を天板及び底板に
用いてバックヨークとし、他の大型のヨーク片をセンタ
ーヨークとし、小型のヨーク片を左右側壁を形成するバ
ックヨークとして夫々リニアモータの正面視で上下に水
平方向に積層し、更に、下端部に取付孔を有する大形の
基板を配し、之等大型のバックヨーク片及びセンターヨ
ーク片並びに左右両壁を形成する小型のバックヨーク片
を前記大形の基板に対して夫々に開穿されたビス孔にビ
スを挿通してビス止めされて構成されている。
【0003】尚、該基板はリニアモータを他の基板等に
取付けるために設けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記従来例のリニアモ
ータは、大型並びに小型のヨーク片から成るバックヨー
ク及び大型のヨーク片から成るセンターヨークを更に大
形の基板に対してビス孔を介して固定し、そして、該基
板に設けた取付孔を用いて他の基板に取付けるものであ
って、該ヨークの積層がリニアモータの正面視で上下に
水平方向に積層して組立てられる関係上、この基板はど
うしても必要となり、更に、コイルを取付けたセンター
ヨークと上下の大型のヨーク並びに左右側壁を構成する
小型のヨークを順次積層して前記ビス止めして一体構造
として組立てる際に、之等の組立工数及び部品点数も多
く、組立上の作業性が悪く、自動化が困難であり、且
つ、別製の前記大形の取付用基板を有するためリニアモ
ータの小型化に支障を来す等の欠陥がある。
【0005】そこで、上記欠陥に鑑み、取付用の基板を
なくし、より小型化できると共に、組立上の作業性を良
好にし、且つ、自動化を可能にするために解決せらるべ
き技術的課題が生じてくるのであり、本考案は該課題を
解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記課題を
達成するために提案せられたものであり、バックヨーク
と該バックヨーク間に設けたセンターヨークと、該セン
ターヨークをガイドとして摺動自在に遊嵌されたコイル
ボビンとより成り、且つ、前記バックヨーク及びセンタ
ーヨークは薄い金属板を打ち抜いて形成した夫々のヨー
ク片を積層して成るリニアモータに於て、該バックヨー
ク片は、矩形状輪郭の幅方向一側片を分割した状態のコ
字形に形成されると共に、センターヨーク片が前記バッ
クヨーク片の他側の一側片から前記分割部位まで延設さ
れた状態でバックヨーク片と該センターヨーク片とが一
体的に薄板にて形成されてヨーク片を構成し、更に、同
一形状のヨーク片をリニアモータの正面視で前後方向に
垂直に複数枚を重ねて接合し、一方、該重ねて接合して
成るバックヨークの前記分割部位に嵌着せられるバック
ヨークの一側片を備え、前記重ねて接合して成るセンタ
ーヨークにコイルボビンを摺動自在に遊嵌した後、該一
側片を前記分割部位に嵌合し、且つ、該一側片と共に形
成されるバックヨークの四隅にはシャーシへの取付孔が
形成されているリニアモータを提供するものである。
【0007】
【作用】この考案は、従来例のように、特別に他の基板
又はシャーシ等に対する取付用の大形の基板を必要とせ
ず部品点数も削減できる。更に、バックヨーク片並びに
該バックヨーク片と一体成形されるセンターヨーク片
は、同形のものが用いられてリニアモータの正面視で前
後方向に垂直に重ねられて接合されるので、外形を一致
させておくことにより、該バックヨーク片及びセンター
ヨーク片は前後方向に夫々同一線上に配列されることに
なるから、その状態でコイルボビンをセンターヨークに
遊嵌し、そして、分割された状態のバックヨークの一側
片を該分割部位に接合することにより、該バックヨーク
の四隅に開穿される取付孔の芯合せも容易となる。斯く
して、リニアモータの組立てが簡便となり、作業性が向
上すると共に、組立ての自動化及び小型化も可能となっ
てコストダウンにも寄与する。
【0008】
【考案の実施の形態】以下、本考案の一実施の形態を図
1及び図2に従って詳述する。図に於て1はリニアモー
タである。該リニアモータ1のバックヨーク片2は矩形
状薄板の打ち抜き加工によって成形するとき、幅方向の
一側片を分割した状態のコ字形に成形される。更に図1
の正面図に示す如く、該バックヨーク片2の他側の一側
片2aの中心から前記分割部位に到るまで延設されたセ
ンターヨーク片3が該バックヨーク片2の打ち抜き加工
時に同時に打ち抜き加工によって成形され、そして、前
記分割された状態に成形されたバックヨーク片2とセン
ターヨーク片3にてヨーク片4が形成される。そこで、
図に示す如く、該ヨーク片4はリニアモータ1の正面視
で前後方向に垂直に複数枚を重ねて接合される。
【0009】一方、リニアモータ1の正面視で前後方向
に垂直に重ねて接合して成るバックヨーク4aは対象の
各部位が該リニアモータ1の正面視で前後方向に同一線
上に配列されるので、前記分割部位も同様に前後方向で
同一線上に形成される。そこで、この分割部位に嵌着さ
れるバックヨーク4aの一側片5が設けられる。更に、
前述せるリニアモータ1の前後方向で垂直に重ねて接合
されるセンターヨーク片3から成るセンターヨーク4b
にコイルボビン6を摺動自在に遊嵌した後、前記一側片
5を前記バックヨーク4aの分割部位に嵌合して一体的
に結合し、矩形輪郭のバックヨークを形成して四隅にシ
ャーシ(図示せず)への取付孔7,7,7,7が前後方
向直線上に形成されるように、予め該バックヨーク片2
及び一側片5に該取付孔7,7,7,7を開穿してお
く。而も、この取付孔7,7,7,7の芯合せはバック
ヨーク4aの形成時に該バックヨーク4aを構成する各
バックヨーク片2,2…の外形を同一面上に規制し、そ
して、前記一側片5を嵌合することにより極めて容易に
行うことができ、依って、シャーシ(図示せず)にボル
ト・ナットを用いて取付ける作業も容易となる。
【0010】又、前記バックヨーク4aの左右長手方向
の上下両内側面にはマグネット8,8が接合されてい
る。尚、本考案は、本考案の精神を逸脱しない限り種々
の改変を為すことができ、そして、本考案が該改変され
たものに及ぶことは当然である。
【0011】
【考案の効果】この考案は、上記一実施の形態に詳述せ
る如く、リニアモータのヨークは同形のヨーク片を用い
て、該リニアモータの正面視で前後方向に垂直に複数枚
が重ねられ、接合されて形成されるのであるから該接合
されて形成されるセンターヨークに、バックヨークの分
割部位方向からコイルボビンを遊嵌した後、該分割部位
にバックヨークの一側片を嵌合して矩形輪郭の形状にバ
ックヨークが形成されるとき、このバックヨークの四隅
に設けられる取付孔の芯合せも極めて容易となってシャ
ーシに対してボルト・ナットにて取付ける作業も簡便と
なる。斯くして、リニアモータの組立てが極めて簡易で
あり、且つ、用いられる部品点数も少なく、従来のよう
に取付用の大形の基板等も不必要であるから、リニアモ
ータを可及的に小型化することができると共に組立ての
自動化も可能となり、コストダウンにも寄与するのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態を示し、リニアモータの
正面図。
【図2】図1の平面図。
【符号の説明】
1 リニアモータ 2 バックヨーク片 3 センターヨーク片 4 ヨーク片 4a バックヨーク 4b センターヨーク 5 一側片 7 取付孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックヨークと該バックヨーク間に設け
    たセンターヨークと、該センターヨークをガイドとして
    摺動自在に遊嵌されたコイルボビンとより成り、且つ、
    前記バックヨーク及びセンターヨークは薄い金属板を打
    ち抜いて形成した夫々のヨーク片を積層して成るリニア
    モータに於て、該バックヨーク片は、矩形状輪郭の幅方
    向一側片を分割した状態のコ字形に形成されると共に、
    センターヨーク片が前記バックヨーク片の他側の一側片
    から前記分割部位まで延設された状態でバックヨーク片
    と該センターヨーク片とが一体的に薄板にて形成されて
    ヨーク片を構成し、更に、同一形状のヨーク片をリニア
    モータの正面視で前後方向に垂直に複数枚を重ねて接合
    し、一方、該重ねて接合して成るバックヨークの前記分
    割部位に嵌着せられるバックヨークの一側片を備え、前
    記重ねて接合して成るセンターヨークにコイルボビンを
    摺動自在に遊嵌した後、該一側片を前記分割部位に嵌合
    し、且つ、該一側片と共に形成されるバックヨークの四
    隅にはシャーシへの取付孔が形成されていることを特徴
    とするリニアモータ。
JP1996002999U 1996-04-15 1996-04-15 リニアモータ Expired - Lifetime JP2559572Y2 (ja)

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JPH0991U JPH0991U (ja) 1997-02-14
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