JP2524121Y2 - リニアモータ - Google Patents

リニアモータ

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Publication number
JP2524121Y2
JP2524121Y2 JP1989152261U JP15226189U JP2524121Y2 JP 2524121 Y2 JP2524121 Y2 JP 2524121Y2 JP 1989152261 U JP1989152261 U JP 1989152261U JP 15226189 U JP15226189 U JP 15226189U JP 2524121 Y2 JP2524121 Y2 JP 2524121Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yoke
back yoke
linear motor
center
pieces
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989152261U
Other languages
English (en)
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JPH0391073U (ja
Inventor
憲一 古河
孝至 笹岡
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、リニアモータに関するものであり、特
に、小型であって組立作業の容易なリニアモータに関す
るものである。
【従来の技術】
従来の此種リニアモータは実開昭61−114980号公報に
開示されたものが知られている。而して、同公報に開示
されたリニアモータを構成するヨークは、薄板にて形成
された大型のヨーク片と、小型のヨーク片とから成り、
大型のヨーク片を天板及び底板に用いてバックヨークと
し、他の大型のヨーク片をセンターヨークとし、小型の
ヨーク片を左右側壁を形成するバックヨークとして夫々
リニアモータの正面視で上下に水平方向に積層し、更
に、下端部に取付孔を有する大形の基板を配し、之等大
型のバックヨーク片及びセンターヨーク片並びに左右両
壁を形成する小型のバックヨーク片を前記大形の基板に
対して夫々に開穿されたビス孔にビスを挿通してビス止
めされて構成されている。 尚、該基板はリニアモータを他の基板等に取付けるた
めに設けられている。
【考案が解決しようとする課題】
上記従来例のリニアモータは、大型並びに小型のヨー
ク片から成るバックヨーク及び大型のヨーク片から成る
センターヨークを基板に対してビス孔を介して固定し、
そして、該基板に設けた取付孔を用いて他の基板に取付
けるものであって、該ヨークの積層がリニアモータの正
面視で上下に水平方向に積層して組立てられる関係上、
この基板はどうしても必要となり、更に、コイルを取付
けたセンターヨークと上下の大型のヨーク並びに左右側
壁を構成する小型のヨークを順次積層して前記ビス止め
して一体構造として組立てる際に、之等の組立工数及び
部品点数も多く、組立上の作業性が悪く、自動化が困難
であり、且つ、別製の前記大形の取付用基板を有するた
めリニアモータの小型化に支障を来す等の欠陥がある。 そこで、上記欠陥に鑑み、取付用の基板をなくし、よ
り小型化できると共に、組立上の作業性を良好にし、且
つ、自動化を可能にするために解決せらるべき技術的課
題が生じてくるのであり、本考案は該課題を解決するこ
とを目的とする。
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記目的を達成するために提案せられた
ものであり、バックヨークと該バックヨーク間に設けた
センターヨークと、該センターヨークをガイドとして摺
動自在に遊嵌されたコイルボビンとより成り、且つ、前
記バックヨークは薄い金属板を打ち抜いて形成したバッ
クヨーク片を積層して成るリニアモータに於て、該バッ
クヨーク片は、矩形状輪郭の薄板にて形成され、且つ、
幅方向の内側中央部に蟻溝を対峙して設けると共に、四
隅にシャーシへの取付孔を開穿して成り、更に、同一形
状の前記バックヨーク片をリニアモータの正面視で前後
方向に垂直に重ねてバックヨークを形成し、一方、セン
ターヨークを備え、且つ、該センターヨークは、前記リ
ニアモータの正面視で前後同一線上に形成される前記蟻
溝に嵌合する係合部を両端部に有し、該センターヨーク
の係合部を前記バックヨークの蟻溝に係合させて該セン
ターヨークを該バックヨークに結合させたリニアモータ
を提供するものである。
【作用】
この考案は、従来例のように、特別に他の基板又はシ
ャーシ等に対する取付用の大形の基板を必要とせず部品
点数も削減できる。更に、バックヨーク片は同形のもの
が用いられてリニアモータの正面視で前後方向に垂直に
重ねられて接合されるので、四隅に開穿されている取付
孔の芯合せも容易となる。更に、幅方向内側中央部に蟻
溝が左右対峙して設けられているので前記バックヨーク
を結合した後、センターヨークを該蟻溝に嵌着して固定
することができる。従って、リニアモータの組立てが簡
便となり、作業性が向上すると共に組立ての自動化及び
小型化も可能となってコストダウンにも寄与する。
【実施例】
以下、本考案の実施例を別紙第1図及び第2図に従っ
て詳述する。図に於て1はリニアモータである。該リニ
アモータ1のバックヨーク片2は矩形状の薄板の内部を
打抜き、矩形輪郭状に形成される。そして、第1図の正
面図及び第2図の平面図に示す如く、該バックヨーク片
2はリニアモータ1の正面視で前後方向に垂直に複数枚
が重ねられ、そして、接合されてバックヨーク3を構成
する。更に、該バックヨーク片2はその幅方向の内側中
央部に蟻溝4,4を対峙して設けると共に、その四隅には
シャーシ(図示せず)への取付孔5,5,5,5を開穿してあ
る。該取付孔5,5,5,5はシャーシにボルト・ナット(図
示せず)にて取付けられる。又、該バックヨーク3の左
右長手方向の上下両内側面にはマグネット6,6が接合さ
れており、更に、前記幅方向に対峙して設けられている
蟻溝4,4にセンターヨーク7の両端部に設けられている
係合部8,8を係合する。該センターヨーク7にはコイル
ボビン9が長手方向に摺動自在に遊嵌されている。 斯くの如く、バックヨーク3は同形のバックヨーク片
2,2…をリニアモータ1の正面視で前後方向に垂直に重
ねられて接合されるのであるから、四隅に設けられてい
る取付孔5,5,5,5の芯合せも極めて容易となってシャー
シにボルト・ナットを用いて取付けられる。そして、コ
イルボビン9を遊嵌したセンターヨーク7を前記バック
ヨーク3の蟻溝4,4に嵌着させるだけでリニアモータ1
が組立てられることになり、依って、組立作業性が向上
すると共に自動化も可能となり、コストダウンにも寄与
することになる。 尚、本考案は、本考案の精神を逸脱しない限り種々の
改変をなすことができ、そして、本考案が該改変せられ
たものに及ぶことは当然である。
【考案の効果】
この考案は、上記一実施例に詳述せる如く、リニアモ
ータのバックヨークは同形のバックヨーク片を用いて、
該リニアモータの正面視で前後方向に垂直に複数枚が重
ねられて接合されるのであるから、四隅に設けられてい
る取付孔の芯合せも極めて容易となってシャーシに対し
てボルト・ナットにて取付ける作業も簡便となる。更
に、前記バックヨークの左右両側の前後方向に設けられ
ている蟻溝にセンターヨークの両端部の係合部を係合さ
せ乍ら該センターヨークを該バックヨークに固定させる
のであるから、リニアモータの組立てが極めて簡易であ
り、且つ、用いられる部品点数も少なく、従来のように
取付用の基板等も必要でない為、リニアモータを可及的
に小型化できると共に組立ての自動化も可能となり、コ
ストダウンにも寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図はリニアモータの
正面図、第2図は同平面図である。
【符号の説明】 1……リニアモータ 2……バックヨーク片 3……バックヨーク 4……蟻溝 5……取付孔 7……センターヨーク 8……係合部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バックヨークと該バックヨーク間に設けた
    センターヨークと、該センターヨークをガイドとして摺
    動自在に遊嵌されたコイルボビンとより成り、且つ、前
    記バックヨークは薄い金属板を打ち抜いて形成したバッ
    クヨーク片を積層して成るリニアモータに於て、該バッ
    クヨーク片は、矩形状輪郭の薄板にて形成され、且つ、
    幅方向の内側中央部に蟻溝を対峙して設けると共に、四
    隅にシャーシへの取付孔を開穿して成り、更に、同一形
    状の前記バックヨーク片をリニアモータの正面視で前後
    方向に垂直に重ねてバックヨークを形成し、一方、セン
    ターヨークを備え、且つ、該センターヨークは、前記リ
    ニアモータの正面視で前後同一線上に形成される前記蟻
    溝に嵌合する係合部を両端部に有し、該センターヨーク
    の係合部を前記バックヨークの蟻溝に係合させて該セン
    ターヨークを該バックヨークに結合させたことを特徴と
    するリニアモータ。
JP1989152261U 1989-12-29 1989-12-29 リニアモータ Expired - Lifetime JP2524121Y2 (ja)

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JPH0391073U JPH0391073U (ja) 1991-09-17
JP2524121Y2 true JP2524121Y2 (ja) 1997-01-29

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5943819Y2 (ja) * 1979-07-25 1984-12-27 三菱電機株式会社 電磁式往復運動装置
JPS61114980U (ja) * 1984-12-27 1986-07-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0391073U (ja) 1991-09-17

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