JPH0751526Y2 - パネルの接続構造 - Google Patents

パネルの接続構造

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JPH0751526Y2
JPH0751526Y2 JP1988018301U JP1830188U JPH0751526Y2 JP H0751526 Y2 JPH0751526 Y2 JP H0751526Y2 JP 1988018301 U JP1988018301 U JP 1988018301U JP 1830188 U JP1830188 U JP 1830188U JP H0751526 Y2 JPH0751526 Y2 JP H0751526Y2
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JP
Japan
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panel frame
panel
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connection
piece
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JP1988018301U
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JPH01122103U (ja
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元彦 中村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、パネルの接続構造に関し、詳しくは接続及び
分解を容易になそうとする技術に係るものである。
[従来の技術] 従来、パネル1,1を接続するのに、第9図に示すよう
に、双頭型の接続ピース2の頭部2a,2bを長さ方向にス
リットが形成され中空構造のパネルフレーム1a,1bに挿
通して、パネル1,1を接続するものであった。
[考案が解決しようとする課題] ところが、このように双頭型の接続ピース2の頭部2a,2
bを長さ方向にスリットが形成された中空構造のパネル
フレーム1a,1bに挿通して、パネル1,1を接続した場合、
その接続後にパネル1,1を分解するのに、パネルフレー
ム1a,1b間に薄い又は細い外し治具を挿入し、この外し
治具を上昇させて接続ピース2を持ち上げて接続ピース
2を外してパネル1,1を分解するのであり、このような
分解が面倒となり、しかも接続に際しても接続ピース2
をパネルフレーム1a,1bの長さ方向に打ち込む故、長い
打ち込み棒11を要し、そしてパネル1,1の上方に接続ピ
ース2を打ち込むための作業スペースを要するとともに
接続作業も面倒である等の問題があった。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、組み立て工具を要することな
く組み立て及び分解が容易なパネルの接続構造を提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] 本考案のパネルの接続構造は、相互に接続されるパネル
1,1の接続される箇所において対向する一方のパネルフ
レーム1aと他方のパネルフレーム1bとの夫々に、その長
さ方向の全長にわたってスリットsを形成するととも
に、これらのパネルフレーム1a,パネルフレーム1bに設
けられた当たり片8としてビス8′を使用し、その当た
り片8に、双頭型の接続ピース2の頭部2a若しくは頭部
2bまたは頭部2a若しくは頭部2bに設けられた突出部6が
当接されてその双頭型の接続ピース2が支持されるとと
もに、これらのパネルフレーム1a,パネルフレーム1b
を、双頭型の接続ピース2の一方の頭部2aをパネルフレ
ーム1a,パネルフレーム1bの長さ方向に挿通移動するこ
とができる中空構造に形成し、少なくとも片方のパネル
フレーム1bの中程に、双頭型の接続ピース2の頭部2bを
パネルフレーム1bの長さ方向とは直交する方向から挿入
することができる接続開口3を形成し、一方のパネルフ
レーム1aにその頭部2aを挿合して取付けられた双頭型の
接続ピース2の他方の頭部2bに、他方のパネルフレーム
1bに接続開口を経てその他方のパネルフレーム1bを抜止
め不能に接続して成るものである。
[作用] まず、パネルフレーム1a,1bの接続に際しては、双頭型
の接続ピース2の一方の頭部2aを一方のパネルフレーム
1aに挿通して接続ピース2をパネルフレーム1aに取付
け、その後、一方のパネルフレーム1aから突出している
頭部2bに他方のパネルフレーム1bの接続開口3を挿合
し、そして他方のパネル1をパネルフレーム1bの長さ方
向に移動させてパネルフレーム1a,1bの高さを揃えると
ともに頭部2bから他方のパネルフレーム1bが抜止めさ
れ、このようにパネル1,1が接続されるのである。
次に、パネル1,1の分解に際しては、他方のパネルフレ
ーム1bをパネルフレーム1bの長さ方向に移動させ、接続
ピース2の頭部2bに接続開口3を一致させ、そして接続
開口3を形成した側のパネル1をパネルフレーム1bとは
直交する方向に移動させることで、接続ピース2の頭部
2bから接続開口3を経てパネルフレーム1bを外すのであ
る。
このように双頭型の接続ピース2の一方の頭部2aを一方
のパネルフレーム1aに挿通させて取付け、そしてパネル
フレーム1aから突出している他方の頭部2bに他方のパネ
ルフレーム1bの接続開口3を合致させ、つまり、両パネ
ル1,1をパネルフレーム1a,1bの長さ方向に直交する方向
に相対移動させることで、パネル1,1の組み立て及び分
解ができるのである。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
パネル1は面板4の裏面の上及び下の横辺に横フレーム
5,5を配設し、そして面板4の裏面の左右の縦辺にパネ
ルフレーム1a,1bを配設し、これらフレーム5,5,1a,1bが
略ロ字状に枠組みされて補強枠とされている。面板5の
上下中間部にも横フレーム5を設けてある。パネルフレ
ーム1a,1bは第2図に示すように、パネル1の側端面が
わにおいて接続されるパネル1,1の接続される箇所にお
いて対向する一方のパネルフレーム1aと他方のパネルフ
レーム1bとの夫々にその長さ方向全長にわたってスリッ
トsを形成してある。これらパネルフレーム1a,1bは第
5図に示す双頭型の接続ピース2の一方の頭部2a,又は
頭部2bをパネルフレーム1a,1bの長さ方向に挿通移動す
ることができる中空構造に形成してある。双頭型の接続
ピース2の一側には頭部2aより突出させて突出部6を形
成してある。又、パネルフレーム1a,1bの夫々にはパネ
ル1の裏面側のフレーム片7に接続ピース2の他方の頭
部2b,頭部2aを挿通することができる接続開口3を形成
してある。一方のパネルフレーム1aにはビスのような当
たり8を設けて、この当たり8が接続ピース2の突出部
6に当接して頭部2aの通過を阻止するようにしてある。
しかしてパネル1,1を接続するには、第7図(a)に示
すように、双頭型の接続ピース2の一方の頭部2aを突出
部6とともに一方のパネルフレーム1aに挿通して接続ピ
ース2の突出部6を当たり8に当接させて接続ピース2
をパネルフレーム1aに取付ける。その後、一方のパネル
フレーム1aから突出している頭部2bに他方のパネルフレ
ーム1bの接続開口3をパネル1の厚さ方向に移動させて
挿合する[第7図(b)参照]。そして他方のパネル1
をパネルフレーム1bの長さ方向に移動させて頭部2bから
他方のパネルフレーム1bが抜止めされ、パネル1,1が接
続される[第6図(b)及び第7図(c)参照]。次
に、パネル1,1を分解するには、他方のパネルフレーム1
bをパネルフレーム1bの長さ方向に移動させ、接続ピー
ス2の頭部2bに接続開口3を一致させる。そして接続開
口3を形成した側のパネル1をパネル1の厚さ方向に移
動させることで、接続ピース2の頭部2bから接続開口3
を経てパネルフレーム1bを外すのである。このようにパ
ネル1,1の組み立て及び分解を容易に行うのである。
そして他方のパネルフレーム1bにもビスのような当たり
8を設けてあり、又、一方のパネルフレーム1aには接続
開口3が形成されていて、しかして接続ピース2をの左
右を反転し、突出部6のある頭部2aを他方のパネルフレ
ーム1bに挿通して突出部6を当たり8に当接させて接続
ピース2を他方のパネルフレーム1bに取付け、その後、
一方のパネルフレーム1aの接続開口3を接続ピース2の
他方の頭部2bに挿通して、両パネル1,1を接続するよう
にしてある。接続開口3は頭部2bのみを挿通することが
でき、頭部2a及び突出部6は挿通することができない大
きさにしてある。
尚、実施例においては、接続ピース2をパネルフレーム
1aに取付けるのに、当たり8と突出部6にて取付けるよ
うにしたが、他の手段にて行うようにしてもよい。かか
る場合突出部6はなくてもよい。又、実施例においては
接続開口3をパネルフレーム1a,1bの裏面側のフレーム
片7に形成したが、第8図に示すように、パネルフレー
ム1a,1bのスリットsを形成した箇所に形成してもよい
ものでり、かかる場合、接続開口3と接続ピース2の頭
部2bの接続及び離脱はパネル1,1の突合わせ方向におい
て行なわれる。
このように接続ピース2にて接続が行なわれたパネル1,
1は第1図に示す上下端において、上下端側から上接続
具9及び下接続具10にて接続が行なわれる。そして上下
接続具9,10は例えば接続ピース2の頭部2a,2bを大径に
して、夫々の頭部2a,2bをパネルフレーム1a,1bに圧入し
て接続が行なわれる。この上下接続具9,10はその接続深
さが浅くて、上下方向に容易に取外して、パネル1,1の
分解が行える。
[考案の効果] 以上要するに本考案は、接続されるパネルの接続される
箇所において対向する一方のパネルフレームと他方のパ
ネルフレームとの夫々にその長さ方向にわたってスリッ
トを形成するとともにこれらパネルフレームを双頭型の
接続ピースの一方の頭部をパネルフレームの長さ方向に
挿通移動することができる中空構造に形成し、少なくと
も片方のパネルフレームに接続ピースの頭部をパネルフ
レームの長さ方向とは直交する方向から挿入することが
できる接続開口を形成してあるから、パネルフレームの
接続に際しては、双頭型の接続ピースの一方の頭部を一
方のパネルフレームに挿通して接続ピースをパネルフレ
ームに取付け、その後、一方のパネルフレームから突出
している頭部に他方のパネルフレームの接続開口を挿合
し、そして他方のパネルをパネルフレームの長さ方向に
移動させてパネルフレームの高さを揃えるとともに頭部
から他方のパネルフレームが抜止めされ、このようにパ
ネルが接続され、次に、パネルの分解に際しては、他方
のパネルフレームをパネルフレームの長さ方向に移動さ
せ、接続ピースの頭部に接続開口を一致させ、そして接
続開口を形成した側のパネルをパネルフレームとは直交
する方向に移動させることで、接続ピースの頭部から接
続開口を経てパネルフレームを外すのであり、このよう
に双頭型の接続ピースの一方の頭部を一方のパネルフレ
ームに挿通させて取付け、そしてパネルフレームから突
出している他方の頭部に他方のパネルフレームの接続開
口を合致させ、つまり、両パネルをパネルフレームの長
さ方向に直交する方向に相対移動させることで、パネル
の組み立て及び分解が工具を要することなく容易にでき
る。特に、対向する一方のパネルフレームと他方のパネ
ルフレームとの夫々に、その長さ方向の全長にわたって
スリットを形成したから、双頭型の接続ピースにより接
続結合される位置を任意に変更設定できる。しかも、こ
れらパネルフレームに設けられた当たり片としてビスを
使用しており、その当たり片に、双頭型の接続ピースの
頭部または頭部に設けられた突出部が当接されて、その
双頭型の接続ピースが支持されるから、当たり片の取付
け位置を変更することにより、双頭型の接続ピースで接
続結合される位置をさらに任意に変更設定できる。
しかも、少なくとも片方のパネルフレームの中程に、双
頭型の接続ピースの頭部をパネルフレームの長さ方向と
は直交する方向から挿入することができる接続開口を形
成していることは、当たり片の取付け位置を変更して双
頭型の接続ピースで接続結合される位置を、さらに任意
に変更設定できるものでありながら、パネルフレーム同
士を接続または離脱させる際に、両パネルフレームを相
互に長手方向の全長にわたって大きく摺動して移動させ
ることなく、従って組立または分解作業にあたり狭い場
所でも能率的に作業ができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のパネルの接続ピース及び上
下接続具を取付けた正面図、第2図は同上の水平断面
図、第3図は同上の縦断面図、第4図は同上の部分拡大
正面図、第5図(a)(b)(c)は同上の接続ピース
の平面図、正面図、側面図、第6図(a)(b)は同上
の接続作用を示す正面図、第6図(c)は同上の概略平
面図、第7図(a)(b)(c)は同上の接続作用を示
す説明図、第8図は同上の他の実施例のパネルフレーム
の部分斜視図、第9図は従来例の接続作用を示す説明図
であり、1はパネル、2は接続ピース、3は接続開口で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】相互に接続されるパネルの接続される箇所
    において対向する一方のパネルフレームと他方のパネル
    フレームとの夫々に、その長さ方向の全長にわたってス
    リットを形成するとともに、これらのパネルフレームに
    設けられた当たり片としてビスを使用し、その当たり片
    に、双頭型の接続ピースの頭部または頭部に設けられた
    突出部が当接されてその双頭型の接続ピースが支持され
    るとともに、これらのパネルフレームを、双頭型の接続
    ピースの一方の頭部をパネルフレームの長さ方向に挿通
    移動することができる中空構造に形成し、少なくとも片
    方のパネルフレームの中程に、双頭型の接続ピースの頭
    部をパネルフレームの長さ方向とは直交する方向から挿
    入することができる接続開口を形成し、一方のパネルフ
    レームにその頭部を挿合して取付けられた双頭型の接続
    ピースの他方の頭部に、他方のパネルフレームの接続開
    口を経てその他方のパネルフレームを抜止め不能に接続
    して成るパネルの接続構造。
JP1988018301U 1988-02-15 1988-02-15 パネルの接続構造 Expired - Lifetime JPH0751526Y2 (ja)

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JP1988018301U JPH0751526Y2 (ja) 1988-02-15 1988-02-15 パネルの接続構造

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JPH01122103U JPH01122103U (ja) 1989-08-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50110916U (ja) * 1974-02-18 1975-09-10
JPS5142614U (ja) * 1974-09-24 1976-03-30
JPS5984109U (ja) * 1982-11-30 1984-06-07 ナショナル住宅産業株式会社 建築用パネルの接続構造

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JPH01122103U (ja) 1989-08-18

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