JP2550551Y2 - 導波管接続フランジ - Google Patents

導波管接続フランジ

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JP2550551Y2
JP2550551Y2 JP1991027123U JP2712391U JP2550551Y2 JP 2550551 Y2 JP2550551 Y2 JP 2550551Y2 JP 1991027123 U JP1991027123 U JP 1991027123U JP 2712391 U JP2712391 U JP 2712391U JP 2550551 Y2 JP2550551 Y2 JP 2550551Y2
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flange
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rectangular
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、矩形導波管に適宜な機
械的強度の接続用のフランジを接続できるようにした導
波管接続フランジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、導波管の接続は、導波管の端
部にそれぞれ設けられたフランジを対向当接させ、これ
らのフランジをねじまたはボルトとナット等で固定する
ように構成されている。そこで、導波管とフランジは一
体でなければならず、ダイキャスト等により一体成形さ
れていた。しかしながら、長尺な導波管にあっては、ダ
イキャスト等による一体成形が困難である。そこで、導
波管がパイプ材等で形成され、その軸方向端部に別部材
で形成したフランジが溶接等により接続固定されてい
た。このフランジを導波管の端部に溶接等により接続固
定したものにあっては、溶接部における機械的強度が弱
く、信頼性に欠けていた。また、溶接加工が煩雑であ
る。
【0003】そこで、かかる従来技術の不具合を改善す
るために、実公昭56−45214号において、板金か
らなる矩形導波管の軸方向一端部で、H面の両側板を軸
方向と直交する折り目でそれぞれ外側に直角に折り曲げ
てフランジを形成し、E面の両側板を折り目に対応する
位置で切り落としまたはそれぞれ外側に直角に折り曲げ
てフランジとする技術が提案されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】かかる実公昭56−4
5214号で提案された技術にあっては、溶接加工を必
要とせずにフランジを形成できる点で優れている。しか
しながら、フランジは矩形導波管の板厚でしか形成する
ことができない。ここで、マイクロ波帯で用いられる矩
形導波管にあっては、その板厚が1mm以下と極めて薄
くても良い。かかる板厚でフランジを形成しても機械的
強度が弱く、実用に耐えない。そこで、機械的強度の大
きなフランジを形成するために、矩形導波管を形成する
板厚自体を必要以上に厚くしなければならない、という
不具合がある。
【0005】本考案は、かかる上記従来技術の不具合を
改善すべくなされたもので、溶接加工を必要とせずに、
矩形導波管の組み付けが容易であるとともに、適宜な機
械的強度のフランジを接続できるようにした導波管接続
フランジを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本考案の導波管接続フランジは、矩形導波管をH
面中心線で2分割した一対の対向する断面コの字状に折
り曲げられた板金部材で形成し、この板金部材のH面中
心線で2分割された端縁に、それぞれ外側に直角に折り
曲げられた曲げ立ち上がり部を形成し、前記板金部材の
軸方向一端部で、H面の両側板を軸方向と直交する折り
目でそれぞれ外側に直角に折り曲げるとともに、E面の
両側板を前記折り目に対応させた位置で切り落とし、フ
ランジ部材に、前記矩形導波管が挿入される矩形穴を穿
設するとともに前記曲げ立ち上がり部が嵌合挿入される
軸方向の溝を設け、このフランジ部材に前記一対の板金
部材を挿入して前記矩形導波管を組み付けるとともに前
記H面の折り曲げられた両側板の後端面を当接し、この
矩形導波管の前記H面の折り曲げられた両側板の先端面
に、前記矩形導波管に連通する矩形穴を穿設するととも
に当接面にチョーク溝を形成した別のフランジ部材を当
接し、前記2つのフランジ部材で前記折り曲げられたH
面の両側をネジまたはボルトとナットを用いて挟持固定
するように構成されている。
【0007】さらに、導波管保持部材に、前記矩形導波
管の断面のすくなくともH面中心線を含む半分以上の部
分が挿入できる凹部を形成し、この凹部の前記矩形導波
管のH面と対向する面に、前記曲げ立ち上がり部が嵌合
挿入できる軸方向の溝を設け、前記凹部に前記矩形導波
管を嵌合挿入するように構成しても良い。
【0008】また、H面中心線で2分割した矩形導波管
の片側を断面コの字状の板金部材で形成し、この板金部
材のH面中心線でその端縁に、外側に直角に折り曲げた
曲げ立ち上がり部を形成し、前記板金部材の軸方向一端
部で、H面の両側板を軸方向と直交する折り目でそれぞ
れ外側に直角に折り曲げるとともに、E面の側板を前記
折り目に対応する位置で切り落とし、導波管形成部材に
前記矩形導波管の断面のすくなくともH面中心線を含む
半分以上の部分を構成する凹部を形成し、この凹部のH
面に、前記曲げ立ち上がり部を嵌合挿入できる溝を軸方
向に形成し、前記曲げ立ち上がり部を嵌合挿入して前記
導波管形成部材に前記溝に前記板金部材を組み付けて前
記矩形導波管を形成し、前記折り曲げられたH面の両側
板の先端面と前記導波管形成部材の先端面に、矩形導波
管に連通する矩形穴を穿設するとともに当接面にチョー
ク溝を形成したフランジ部材を当接し、このフランジ部
材と前記導波管形成部材の先端面とで前記折り曲げられ
たH面の両側板をねじまたはボルトとナットを用いて挟
持固定するように構成することもできる。
【0009】
【作用】矩形導波管を、H面中心線で2分割するので、
板金のプレス成形等により容易に矩形導波管を形成で
き、しかも分割されたH面中心線により矩形導波管に流
れる電流が遮断されるようなことがなく、このH面中心
線から電磁波が漏れるようなことがない。そして、H面
中心線で2分割されて断面コの字状に折り曲げられた板
金部材を、2分割した端縁に形成した曲げ立ち上がり部
を対向当接させ、これらの一対の板金部材をフランジ部
材に穿設された矩形穴とこの矩形穴のH面対向面に軸方
向に設けた溝に嵌合挿入させるので、矩形導波管の組み
付けが容易である。しかも、矩形導波管の一端部でそれ
ぞれ外側に折り曲げたH面の両側板を、2つのフランジ
部材で挟持固定するので、フランジ自体の機械的強度は
フランジ部材により適宜に構成でき、矩形導波管自体の
板厚は薄くても良い。そして、矩形導波管と折り曲げた
H面の両側板の先端面に当接するフランジ部材は、チョ
ーク接続されているので、この接続部で電磁波の漏れや
減衰を生じさせない。
【0010】さらに、導波管保持部材の凹部およびこの
凹部のH面対向面に軸方向に設けた溝に、矩形導波管を
軸方向に嵌合挿入させるならば、矩形導波管はその形状
が導波管保持部材により軸方向にわたって確実に保持さ
れる。しかも、この導波管保持部材をアンテナ装置構成
部材等と兼用させることで、アンテナ装置に矩形導波管
を容易に組み込み得る。
【0011】また、H面中心線で2分割した矩形導波管
の片側を、断面コの字状に折り曲げた板金部材で形成
し、他方の片側を導波管形成部材に設けられた凹部で形
成するならば、導波管形成部材をアンテナ装置構成部材
等と兼用させることで、装置構成部材に矩形導波管を少
ない部品点数で容易に形成して組み込み得る。しかも、
板金部材の軸方向一端部のH面を外側に折り曲げた両側
板を、導波管形成部材の先端面と、チョーク溝が形成さ
れたフランジ部材で挟持固定するならば、このフランジ
部材により容易に導波管をフランジ接続させ得る。
【0012】
【実施例】以下、本考案の実施例につき図1ないし図4
を参照して説明する。図1は、本考案の導波管接続フラ
ンジの一実施例の分解斜視図であり、図2は、図1にお
ける矩形導波管の分解斜視図であり、図3は、図1の組
立縦断面図であり、図4は、図3のA−A矢視断面図で
ある。
【0013】図1ないし図4において、矩形導波管30
は、H面中心線で軸方向に2分割されて、一対の対向し
た断面コの字状にプレス成形等により折り曲げられた板
金部材32、34からなる。そして、板金部材32、3
4の軸方向一端部で、上下のH面の両側板36、36、
38、38が軸方向と直交する折り目40、40、4
2、42でそれぞれ外側に直角に折り曲げられるととも
に、E面の両側板が折り目40、40、42、42に対
応する位置で切り落とされる。さらに、板金部材32、
34のH面中心線で2分割された端縁に、外側に直角に
折り曲げられた僅かな寸法の曲げ立ち上がり部44、4
4、46、46が形成される。なお、一方の板金部材3
2のE面には適宜に複数のスロット48、48・・・が
穿設され、矩形導波管30がスロットアレーアンテナと
して機能する。
【0014】また、スロットアレーアンテナとしての矩
形導波管30を保持するための鋳造等からなる導波管保
持部材50には、矩形導波管30の断面のすくなくとも
H面中心線を含む半分以上の部分が挿入できる凹部52
が形成され、この凹部52の矩形導波管30のH面と対
向する面に、曲げ立ち上がり部44、44、46、46
が挿入できる軸方向の溝54、54が形成され。そし
て、導波管保持部材50の凹部52の開口側にスロット
48、48・・・が穿設された一方の板金部材32が配
置され、奥側に他方の板金部材34が配置されるよう
に、凹部52に一対の対向させた板金部材32、34が
挿入される。なお、導波管保持部材50には、凹部52
の開口側前方に向けてホーン部材56、56が一体成形
で連設される。
【0015】さらに、導波管保持部材50の軸方向一端
に、第1のフランジ部材60が設けられる。この第1の
フランジ部材60は、導波管保持部材50の外形に応じ
た凹部62が形成され、この凹部62により位置決めが
なされ、ねじ64、64等で導波管保持部材50に固定
される。また、第1のフランジ部材60には、矩形導波
管30が挿入される矩形穴66が穿設されるとともに曲
げ立ち上がり部44、44、46、46が嵌合挿入され
る軸方向の溝68、68が設けられ、さらに矩形導波管
30の折り曲げられた両側板36、36、38、38が
収容される凹部70、70が形成される。そして、導波
管保持部材50に固定された第1のフランジ部材60の
矩形穴66に矩形導波管30が嵌合挿入され、第1のフ
ランジ部材60の先端面に矩形導波管30の折り曲げら
れた両側板36、36、38、38の後端面が当接され
る。なお、第1のフランジ部材60の四隅にタップ7
1、71、71、71が刻設される。
【0016】そして、折り曲げられた両側板36、3
6、38、38の先端面に、矩形導波管30と連通する
矩形穴74が穿設されるとともに当接面にチョーク溝7
6が形成された第2のフランジ部材78が当接される。
また、第1のフランジ部材60に刻設されたタップ7
1、71、71、71に対応させて、第2のフランジ部
材78にねじ用穴79、79、79、79が穿設され
る。そして、第1と第2のフランジ部材60、78によ
り、折り曲げられた両側板36、36、38、38がね
じ80、80、80、80またはボルトとナットを用い
て挟持固定され、矩形導波管30の先端にフランジが接
続固定される。
【0017】かかる構成にあっては、矩形導波管30を
板金のプレス成形で安価に製造することができ、しかも
構成される矩形導波管30の寸法精度は優れている。ま
た、フランジの接続にねじ80、80、80、80また
はボルトとナットのみが用いられており、溶接加工を必
要としない。さらに、曲げ立ち上がり部44、44、4
6、46を溝54、54、68、68に嵌合挿入させる
ことで、導波管保持部材50および第1のフランジ部材
60に矩形導波管30を容易に組み付けることができ
る。しかも、導波管保持部材50により矩形導波管30
はその形状が軸方向にわたり確実に保持される。
【0018】図5および図6は、本考案の導波管接続フ
ランジの他の実施例を示す図であり、図5は、他の実施
例の分解斜視図であり、図6は、図5の組立縦断面図で
ある。
【0019】図5および図6において、H面中心線で2
分割した矩形導波管の片側を構成するように断面コの字
状に板金部材82が形成される。そして、この板金部材
82の軸方向一端部で上下のH面相当の両側板84、8
4が軸方向と直交する折り目86、86でそれぞれ外側
に直角に折り曲げられるとともに、E面相当の側板が折
り目86、86に対応する位置で切り落とされる。さら
に、板金部材82のH面中心線でその端縁に、それぞれ
外側に直角に折り曲げられた僅かな寸法の曲げ立ち上が
り部88、88が形成される。なお、E面相当の側板に
適宜に複数のスロット90、90・・・が穿設される。
【0020】また、鋳造等からなる導波管形成部材92
には、2分割された矩形導波管の他方の片側を形成する
スペースを含み、矩形導波管の断面のすくなくともH面
中心線を含む半分以上の部分を形成する凹部94と、板
金部材82の曲げ立ち上がり部88、88が挿入される
軸方向の溝96、96が形成される。さらに、導波管形
成部材92の先端面には、板金部材82の折り曲げられ
た両側板84、84を収容する凹部98、98が設けら
れる。なお、導波管形成部材92の先端面に、適宜にタ
ップ93、93が刻設される。
【0021】そして、板金部材82の折り曲げられた両
側板84、84を挟むように導波管形成部材92の先端
面にフランジ部材100が当接され、ねじ102、10
2またはボルトとナットを用いて固定される。このフラ
ンジ部材100には、板金部材82と導波管形成部材9
2の凹部94とで形成される矩形導波管に連通する矩形
穴104が穿設されるとともに当接面にチョーク溝10
6が形成されており、さらに導波管形成部材92のタッ
プ93、93に対応させてねじ用穴108、108が穿
設される。
【0022】かかる構成にあっては、導波管形成部材9
2をアンテナ装置構成部材と兼用させることで、少ない
部品点数で矩形導波管をアンテナ装置に組み込むことが
できて経済的である。しかも、板金部材82と導波管形
成部材92の凹部94とで構成される矩形導波管に、フ
ランジをねじ102、102またはボルトとナットを用
いて容易に接続することができる。
【0023】なお、上記実施例の説明においては、第2
のフランジ部材78およびフランジ部材100に、他の
矩形導波管の先端に接続されたフランジを適宜に接続す
れば良いことは勿論であるが、第2のフランジ部材78
およびフランジ部材100自体が他の矩形導波管の先端
に溶接等で接続固定されたフランジであっても良い。ま
た、導波管保持部材50および導波管形成部材92は、
アンテナ装置構成部材を兼用するものに限られず、電磁
波装置の構成部材であれば良い。
【0024】
【考案の効果】以上説明したように本考案の導波管接続
フランジは構成されているので、以下に示すような格別
な効果を奏する。
【0025】矩形導波管を、H面中心線で2分割するの
で、プレス成形等による断面コの字状の一対の対向した
板金部材で構成することができ、安価に製造できるとと
もに量産に好適である。そして、H面中心線で2分割し
た断面コの字状の一対の板金部材の分割した端縁に、僅
かな寸法だけ折り曲げた曲げ立ち上がり部を形成し、板
金部材を対向させて曲げ立ち上がり部を対向当接させて
フランジ部材に穿設された矩形穴とこの矩形穴のH面対
向面に軸方向に設けた溝に嵌合挿入するので、2つの板
金部材を極めて容易に対向させて固定することができ、
矩形導波管の組み立てが容易である。しかも、矩形導波
管の一端部でそれぞれ外側に折り曲げたH面の両側板
を、2つのフランジ部材で挟持固定するので、フランジ
の機械的強度をフランジ部材により適宜に構成すること
ができ、矩形導波管を形成する板金の厚さは薄くても良
い。そして、矩形導波管の先端面はチョーク接続されて
おり、この接続部で電磁波の漏れや減衰を生じさせるこ
とがない。
【0026】さらに、導波管保持部材の凹部およびこの
凹部のH面対向面に軸方向に設けた溝に、矩形導波管を
軸方向に嵌合挿入させるならば、矩形導波管はその形状
が導波管保持部材により軸方向にわたって確実に保持さ
れる。しかも、この導波管保持部材をアンテナ装置構成
部材等と兼用させることで、アンテナ装置に矩形導波管
を容易に組み込むことができる。
【0027】また、断面コの字状に折り曲げられた板金
部材と、導波管形成部材に設けた凹部とで、矩形導波管
を形成するならば、アンテナ装置等の電磁波装置構成部
材を兼用する導波管形成部材に少ない部品点数で矩形導
波管を組み付けることができる。しかも、ねじまたはボ
ルトとナットを用いて矩形導波管の先端部に機械的強度
の強いフランジを接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案の導波管接続フランジの一実施
例の分解斜視図である。
【図2】図2は、図1における矩形導波管の分解斜視図
である。
【図3】図3は、図1の組立縦断面図である。
【図4】図4は、図3のA−A矢視断面図である。
【図5】図5は、本考案の導波管接続フランジの他の実
施例の分解斜視図である。
【図6】図6は、図5の組立縦断面図である。
【符号の説明】
30 矩形導波管 36、38、84 H面の折り曲げられた側板 40、42、86 軸方向に直交する折り目 60 第1のフランジ部材 71、93 タップ 74、104 矩形穴 76、106 チョーク溝 78 第2のフランジ部材 80、102 ねじ 32、34、82 断面コの字状の板金部材 44、46、88 曲げ立ち上がり部 50 導波管保持部材 54、68、96溝 92 導波管形成部材 100 フランジ部材

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形導波管をH面中心線で2分割した一
    対の対向する断面コの字状に折り曲げられた板金部材で
    形成し、この板金部材のH面中心線で2分割された端縁
    に、それぞれ外側に直角に折り曲げられた曲げ立ち上が
    り部を形成し、前記板金部材の軸方向一端部で、H面の
    両側板を軸方向と直交する折り目でそれぞれ外側に直角
    に折り曲げるとともに、E面の両側板を前記折り目に対
    応させた位置で切り落とし、フランジ部材に、前記矩形
    導波管が挿入される矩形穴を穿設するとともに前記曲げ
    立ち上がり部が嵌合挿入される軸方向の溝を設け、この
    フランジ部材に前記一対の板金部材を挿入して前記矩形
    導波管を組み付けるとともに前記H面の折り曲げられた
    両側板の後端面を当接し、この矩形導波管の前記H面の
    折り曲げられた両側板の先端面に、前記矩形導波管に連
    通する矩形穴を穿設するとともに当接面にチョーク溝を
    形成した別のフランジ部材を当接し、前記2つのフラン
    ジ部材で前記折り曲げられたH面の両側をネジまたはボ
    ルトとナットを用いて挟持固定するように構成したこと
    を特徴とする導波管接続フランジ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の導波管接続フランジにお
    いて、導波管保持部材に、前記矩形導波管の断面のすく
    なくともH面中心線を含む半分以上の部分が挿入できる
    凹部を形成し、この凹部の前記矩形導波管のH面と対向
    する面に、前記曲げ立ち上がり部が嵌合挿入できる軸方
    向の溝を設け、前記凹部に前記矩形導波管を嵌合挿入す
    るように構成したことを特徴とする導波管接続フラン
    ジ。
  3. 【請求項3】 H面中心線で2分割した矩形導波管の片
    側を断面コの字状の板金部材で形成し、この板金部材の
    H面中心線でその端縁に、外側に直角に折り曲げた曲げ
    立ち上がり部を形成し、前記板金部材の軸方向一端部
    で、H面の両側板を軸方向と直交する折り目でそれぞれ
    外側に直角に折り曲げるとともに、E面の側板を前記折
    り目に対応する位置で切り落とし、導波管形成部材に前
    記矩形導波管の断面のすくなくともH面中心線を含む半
    分以上の部分を構成する凹部を形成し、この凹部のH面
    に、前記曲げ立ち上がり部を嵌合挿入できる溝を軸方向
    に形成し、前記溝に前記曲げ立ち上がり部を嵌合挿入し
    て前記導波管形成部材に前記板金部材を組み付けて前記
    矩形導波管を形成し、前記折り曲げられたH面の両側板
    の先端面と前記導波管形成部材の先端面に、矩形導波管
    に連通する矩形穴を穿設するとともに当接面にチョーク
    溝を形成したフランジ部材を当接し、このフランジ部材
    と前記導波管形成部材の先端面とで前記折り曲げられた
    H面の両側板をねじまたはボルトとナットを用いて挟持
    固定するように構成したことを特徴とする導波管接続フ
    ランジ。
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