JPH0129743Y2 - - Google Patents

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JPH0129743Y2
JPH0129743Y2 JP12026580U JP12026580U JPH0129743Y2 JP H0129743 Y2 JPH0129743 Y2 JP H0129743Y2 JP 12026580 U JP12026580 U JP 12026580U JP 12026580 U JP12026580 U JP 12026580U JP H0129743 Y2 JPH0129743 Y2 JP H0129743Y2
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conductive
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bars
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は配線器具に係り、例えばテーブルタツ
プなどのプラグを挿込み接続する薄形の接続器に
おける導電バーと受刃との接続構造に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種配線器具は、例えば特開昭51−
87792号公報に記載された構造が知られている。
この構造は第6図に示すように器体内に離間対向
して配設された導電バー1の互いに対向する縁部
から対向する導電バー側に向つてこの導電バー1
の板面上に延長して突設した連結部2にそれぞれ
受刃3を設けた構造が採られている。
また従来配線器具において、例えば特公昭53−
39594号公報に記載されている構造が知られてい
る。この構造は、平板状の導電バーの一側縁から
同一平面状に突出した連結部の両側から略直角に
それぞれ折曲された脚部の先端に連結部と平行し
た受刃を延長形成した構造が採られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の第6図に示す配線器具の構造では受
刃3とこの受刃3と対向する異極の導電バー1と
の間の絶縁距離を保持するため各導電バー1と受
刃3との間の連結部2を長くしなくてはならず、
配線器具の扁平化に支障となり、また各導電バー
1間に絶縁距離を保持して異置決めすることが困
難であつた。
また上記従来の特公昭53−39594号公報に記載
の配線器具の構造では、導電バーの一側縁から連
結部を介してこの連結部の板面と平行して受刃を
延長形成したので、器体が平面的に大きくなる不
都合がある。
本考案は上記点に鑑みなされたもので、導電バ
ーの受刃を連結する連結部を各導電バーの一側縁
と略同一面上に位置させ、この連結部から受刃を
導電バーの板面と対向して形成し、この導電バー
の板面をプラグ刃挿入口に対向して器体内に配設
し、さらに各導電バーの連結部に対向して導電バ
ーを所定間隔で保持する突起部を器体を構成する
一対の器体部材に突設することにより、導電バー
の収納部を小さくして各受刃とこの受刃と異極の
導電バーとの間の絶縁距離を充分に保持し確実に
位置決めして器体の厚みを薄くして扁平で小形化
ができる配線器具を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の配線器具は、複数対のプラグ刃挿入口
を外周面に形成するとともに内面に導電バー収納
部を形成し互いに接合される一対の扁平状の器体
部材にて構成される器体と、板面を上記プラグ刃
挿入口に対向させるようにして上記各器体部材の
導電バー収納部にそれぞれ収納され互いに器体部
材の接合方向に離間して前記器体内に配設される
帯状の一対の導電バーと、この各導電バーの一側
縁からこの一側縁と略同一面上に突出した連結部
を介して上記導電バーにその板面前面側に折曲し
て形成され前記各対のプラグ刃挿入口の内方に互
いに隣接して配設される複数対のプラグ刃受刃
と、前記器体部材の内面に上記受刃の連結部に対
向して設けられた上記導電バーを所定間隔で保持
する複数個の突起部とを具備したことを特徴とす
るものである。
〔作用〕
本考案の配線器具の組立ては、一方の導電バー
を一方の器体部材の導電バー収納部に一側縁側が
内面側に位置させて収納してこの導電バーの板面
をプラグ刃挿入口に対向させ、次いで他方の導電
バーを反転させた状態で一方の器体部材に収納す
るとこの他方の導電バーとの連結部がそれぞれ突
起部に当接され、両導電バーは他方の器体部材の
接合方向に離間して保持される。
次いで他方の器体部材を一方の器体部材に接合
すると、他方の導電バーは他方の器体部材の導電
バー収納部に一側縁側が収納部の内面側に位置さ
れて収納されるとともに、この他方の導電バーの
板面はプラグ刃挿入口に対向され、また他方の器
体部材の突起部が一方の導電バーの受刃の各連結
部にそれぞれ当接され、この状態で各導電バーの
各受刃の連結部は器体部材の内面と突起部との間
に挟着保持されて位置決めされて絶縁距離が保持
される。
次いで両器体部材をねじなどにて結合する。
そしてこのようにして組立てられた器体の各一
対のプラグ刃挿入口の内方にこのプラグ刃挿入口
から挿入されたプラグ刃を接続できるように異極
の受刃がそれぞれ配設されている。
そして各導電バーの受刃は導電バーの板面と対
向しているため器体は厚みを薄くでき、しかも導
電バーの板面をプラグ刃挿入口に対向され、導電
バー収納部が小さくできる。
〔実施例〕
次に本考案の一実施例の構造を図面について説
明する。
10は器体で、一対の器体部材11,12を接
合して構成されている。この器体部材11,12
は合成樹脂などの電気絶縁材料にて接合面13が
開口された略円環状の扁平筐状に形成されてい
る。この器体部材11,12の外周面にはコード
導入口14と複数対のプラグ刃挿入口15,16
とが等間隔に形成されている。このコード導入口
14は外方に向つて弧状に拡開され、このコード
導入口14の内方には内方に向つて拡開されたコ
ード保持突壁17,17が形成され、このコード
保持突壁17,17に対向して内周壁18から外
方に向つて拡開するコード保持突壁19,19が
突設され、この両コード保持突壁17,17,1
9,19との間に屈曲したコード保持挿通部2
0,20が形成されている。
また前記各一対のプラグ刃挿入口15,16の
内方には絶縁壁21,22,23にて仕切られた
受刃収納部24,25が形成され、この一方の受
刃収納部24の内端側は内周壁18に沿つて形成
された導電バー収納部26に連通開口されてい
る。また他方の受刃収納部25の内端側には支持
突壁27が接合面13より突出して形成され、こ
の支持突壁27には受刃保持突起部28が一体に
突出されている。
また前記器体部材11,12にはこの両部材1
1,12を結合するねじ29のねじ挿通孔30を
形成した突部31が形成されている。
次に32,33は一対の導電バーで、略コ字状
に折曲された帯状金属片にて形成され、この各導
電バー32,33の一端には一側縁34から折曲
した折曲片35の先端に端子片部36が形成さ
れ、この端子片部36には端子ねじ37のねじ孔
38が形成されている。この端子片部36は導電
バー32,33の他側縁39と略同一面となるよ
うに折曲形成されている。
また前記導電バー32,33の一側縁34から
略直角に折曲形成されて一側縁34と略同一面状
に連結部40,40,40がそれぞれ一体に設け
られており、この各連結部40,40,40の両
側からこの導電バー32,33の板面前面側に略
直角に折曲した弾性を有する立ち上り片にて受刃
41,41,41が形成されている。
次にこの実施例の配線器具の組立方法について
説明する。
各導電バー32,33の端子片部36に端子ね
じ37にてコード42を締付接続し、この一方の
導電バー32を一方の器体部材11の導電バー収
納部26に一側縁34を収納部26の内面側に位
置させて導電バー32の板面をプラグ刃挿入口1
5,16に対向させるように収納してこの導電バ
ー32の各受刃41,41,41を一方の受刃収
納部24,24,24にそれぞれ収納し、この導
電バー32に接続されたコード42を一方のコー
ド保持挿通部20を通してコード導入口14から
外方に引出す。次いでコード42を端子片部36
に端子ねじ37にて接続した他方の導電バー33
を反転させた状態で各受刃41,41,41を一
方の器体部材11の他方の受刃収納部25,2
5,25に位置させると、この導電バー33の板
面がプラグ刃挿入口15,16に対向され、この
導電バー33と各受刃41,41,41の後縁と
で支持突片27を挟んで各受刃41,41,41
の連結部40がそれぞれこの連結部40に対向し
て設けた受刃保持突起部28に当接され、両導電
バー32,33は他方の器体部材12の接合方向
に離間して保持される。また端子片部36に接続
したコード42を他方のコード保持挿通部20を
通してコード導入口14から外方に引出す。
次いで他方の器体部材12を一方の器体部材1
1に接合すると、他方の導電バー33は他方の器
体部材12の導電バー収納部26に一側縁34側
が収納部26の内面側に位置されて配設されると
ともにこの他方の導電バー33の受刃41,4
1,41は各一方の受刃収納部24,24,24
に配設され、この他方の器体部材12の他方の受
刃収納部25,25,25に一方の導電バー32
の各受刃41,41,41が収納され、この一方
の導電バー32と各受刃41,41,41の後縁
との間に支持突壁27が介在され、また他方器体
部材12の導電バー32の連結部40に対向して
設けた受刃保持突起部28が、一方の導電バー3
2の受刃41,41,41の各連結部40にそれ
ぞれ当接され、この状態で各導電バー32,33
の各受刃41,41,41の連結部40は器体部
材11,12の一方の受刃収納部24の内面と受
刃保持突起部28との間に挟着保持される。この
結果導電バー32,33が器体10に所定間隔で
保持される。
次いで両器体部材11,12をねじ挿通孔30
に挿通してナツト44に螺合したねじ29にて結
合する。
そしてこのようにして組立てられた器体10の
各一対のプラグ刃挿入口15,16の内方にこの
プラグ刃挿入口15,16から挿入されたプラグ
刃(図示せず)を接続できるように異極の受刃4
1,41がそれぞれ配設されている。
なお前記実施例では導電バー32,33の各受
刃41,41は連結部40の両側から略直角に折
曲した立ち上り片で形成したが、第5図に示すよ
うに導電バー32,33の一側縁34から略直角
に折曲した連結部40を折返し状に導電バー3
2,33と平行に立ち上り片45を折曲し、この
立ち上り片45の両側から受刃41を折曲して導
電バー32,33の板面前面側に形成することも
できる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、プラグ刃受刃を導電バーの一
側縁からこの一側縁と略同一面上に突設した連結
部を介して形成しているので導電バーの高さを小
さくでき、しかも導電バーを板面を器体部材のプ
ラグ刃挿入口に対向させて器体部材の導電バー収
納部にそれぞれ収納されるので、器体の厚みを小
さくできるとともに平面的にも導電バー収納部を
小さくでき、小形化が図れる。しかも導電バーは
連結部に対向して器体部材に設けられた突起部に
よつて所定間隔で保持されるので、位置決めが確
実になされるとともに導電バーの絶縁距離を簡単
な構造で部品点数を増すことなく確実に保てる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す配線器具の斜
視図、第2図は同上器体部材を開いた状態の平面
図、第3図は同上分解斜視図、第4図は同上配線
器具の断面図、第5図は他の実施例を示す導電バ
ーの斜視図、第6図は従来の導電バーの斜視図で
ある。 10……器体、11,12……器体部材、1
5,16……プラグ刃挿入口、26……導電バー
収納部、28……突起部、32,33……導電バ
ー、34……導電バーの一側縁、40……連結
部、41……受刃。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数対のプラグ刃挿入口を外周面に形成すると
    ともに内面に導電バー収納部をそれぞれ形成し互
    いに接合される一対の扁平状の器体部材にて構成
    される器体と、 板面を上記プラグ刃挿入口に対向させて上記各
    器体部材の導電バー収納部にそれぞれ収納され互
    いに器体部材の接合方向に離間して前記器体内に
    配設される帯状の一対の導電バーと、 この各導電バーの一側縁からこの一側縁と略同
    一面上に突出した連結部を介して上記導電バーに
    その板面前面側に折曲して形成され前記各対のプ
    ラグ刃挿入口の内方に互いに隣接して配設される
    複数対のプラグ刃受刃と、 前記器体部材のそれぞれの内面に上記受刃の連
    結部に対向して設けられ上記導電バーを所定間隔
    で保持する複数個の突起部と、 を具備したことを特徴とする配線器具。
JP12026580U 1980-08-25 1980-08-25 Expired JPH0129743Y2 (ja)

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JP12026580U JPH0129743Y2 (ja) 1980-08-25 1980-08-25

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JP12026580U JPH0129743Y2 (ja) 1980-08-25 1980-08-25

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JPS5743581U JPS5743581U (ja) 1982-03-10
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JP3002844U (ja) * 1994-04-07 1994-10-04 株式会社サン富安 フレーム用コーナー金具およびコーナー金具付フレーム

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JPS5743581U (ja) 1982-03-10

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