JPH0141185Y2 - - Google Patents

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JPH0141185Y2
JPH0141185Y2 JP1984023008U JP2300884U JPH0141185Y2 JP H0141185 Y2 JPH0141185 Y2 JP H0141185Y2 JP 1984023008 U JP1984023008 U JP 1984023008U JP 2300884 U JP2300884 U JP 2300884U JP H0141185 Y2 JPH0141185 Y2 JP H0141185Y2
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JP
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recess
base portion
housing
contact terminal
opening
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は回動可能なコネクタに関する。より
詳しく述べると、この考案は2個のプリント基板
を接続するコネクタであつて、両基板を接続後に
一方の基板を回動することができるようにしたコ
ネクタに関する。
コネクタに基板を取付けた状態でコネクタ自体
を屈曲できるようにする「フレキシブルコネク
タ」として、昭和56年3月27日付け出願の発明
(昭和56年特許願第44935号・特開昭57−158969
号)のものがある。この先行技術の発明は2個の
ハウジングを対峙させ、その対向面をヒンジを介
して屈曲自在となるよう連結させると共に、両ハ
ウジング間に屈曲自在な導体を掛け渡して両ハウ
ジング内の電極を電気的に接続するフレキシブル
コネクタを開示するものであつて、両ハウジング
をヒンジを中心として少なくとも45度の角度にお
いて回動できるフレキシブルコネクタである。
これに反して、この考案のものはハウジングに
ヒンジを使用することなく、しかも両基板を90度
の角度において回動することができる回動可能コ
ネクタを提供することを目的とするものである。
さらに、この考案の目的は従来技術のものにく
らべてコンタクトの構造が極めて簡単であり、し
たがつて、その製作が簡単で、経済的に製造する
ことができる回動可能コネクタを提供することに
ある。
また、この考案の目的はコンタクトの曲げ許容
応力を材料の応力以下でおこなうことができるよ
うに案内するようにした回動可能コネクタを提供
することにある。
この考案の目的はまたすこぶる耐久性に富む回
動可能コネクタを提供することにある。
この考案の以上に述べた諸目的とその他の諸利
益とを明確にするために、以下、図面について、
その最も好ましい実施態様を例にとつて詳細に説
明する。
この考案の回動可能コネクタ10は絶縁体製の
細長い一体構造のコネクタ・ハウジング12を具
備している。ハウジング12には一方の長手側面
に従つて互に一定の間隔をとつた凹所14が形成
してあり、これら凹所14はハウジング12の側
面に開口すると共に、ハウジング12の底面を貫
通する開口18を具備している。
ハウジング12の凹所14に対向する側面には
第二の凹所20が形成してある。この第二の凹所
20の上面はハウジング12の頂面と平行に伸長
する平坦な壁部22にしてあり、第二の凹所20
はその上端部において凹所14の頂部と開口24
で連通してある。第二の凹所20の内側面は開口
24の部分を除いて所定の曲率の湾曲面26に形
成してある。換言すれば、凹所14の内側壁28
の外面は円弧の一部を形成する湾曲面26として
ある。
また、側壁28には底部に開口する溝30が設
けてある。この溝30には、後に述べるように、
L字形の横断面を有する絶縁製の板体32の突出
縁34を嵌装する。
ハウジング12の長手方向の両端部の端壁36
は印刷回路基板を回動するときの案内となる弧状
側縁38としてある。
コンタクト端子40は薄葉金属板を打ち抜いて
一体構造のものとして構成することができるもの
である。第5図に示すように、コンタクト端子4
0は細長いベース部42と、ベース部42から直
角に曲げた接続部44とから成るL字状に形成し
てある。ベース部42にはその接続部44に近接
する部位に係止部46が、またその他方の端部に
近接する部位に第二の係止部48が設けてある。
コンタクト端子40の接続部44はピン状の導
体を挿入したときに、少なくとも両側から押圧し
て接触することができるように形成してある。
コンタクト端子40はハウジング12の側面に
開口する凹所14に接続部44が収容されるよう
に、そのベース部42を凹所14の頂部の開口4
2中に挿入する。するとベース部42の第一の係
止部46が開口24と共同してコンタクト端子4
0を定着する。ベース部42の他端はハウジング
12の他方の側面よりもさらに外部に伸長するこ
とができる長さに形成してある。
ハウジング12の他方の側面より突出するコン
タクト端子40のベース部42の端部を絶縁体製
のウエフア50の開口52に挿入する。すると第
二の係止部48が開口52と共同してコンタクト
端子42をウエフア50に定着する。ウエフア5
0の開口52より突出するコンタクト端子40の
ベース部42を印刷回路板54の所定の部位にハ
ンダ付けして定着する。
このコネクタ10を介して印刷回路基板54と
接続する印刷回路基板60の導体ピン62は、回
路基板60の所定の部位にハンダ付けして、端部
が突出している。その導体ピン62は絶縁体製の
横断面がL字状をなす板体32の開口64を貫通
して突出する。この板体32の突出縁34をハウ
ジング10の側壁28に形成してある溝30に装
入することによつて、導体ピン62はハウジング
10の底面の開口18を貫通して、コンタクト端
子42の接続部44と接触して結合される。
そこで、コンタクト端子42の端部に接続した
印刷回路基板54をウエフア50の側面がハウジ
ング12の端壁36の円弧状の湾曲案内面38に
沿うように、第4図の矢印Aの方向に回動させよ
うとすると、コンタクト端子40のベース部42
が側壁28の湾曲面26に従つて屈曲することが
できる。したがつて、印刷回路基板60と印刷回
路基板54とをコンタクト10をもつて接続した
状態のまま、印刷回路基板54を回動させること
ができる。
なお、側壁28の湾曲面26はコンタクト端子
40の曲げ許容応力を考慮した上コンタクト端子
40の材質、幾何学的寸法などを考慮して適当に
選定することができる。また、案内側面38は、
側壁28の湾曲面26のカーブを勘案して活動さ
せる印刷回路基板54のウエフア50の表面の軌
跡に一致するように選択する。
この考案の回動可能コネクタ10は以上に述べ
た通りに構成されるものであるからして、さきに
述べたこの考案の目的を完全に達成し、現行のピ
ン・ヘツダーを利用することができるとともに、
同一装置においてはピン・ヘツダーの統一をはか
ることができるという利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の回動可能コネクタの部分正
面図、第2図はその側面図、第3図は第1図の部
分背面図、第4図はこの考案の回動可能コネクタ
と印刷回路基板との接続関係を説明する第6図の
線−についての拡大断面図、第5図はこの考
案の回動可能コネクタに用いるコンタクト端子の
斜視図、第6図はこの考案の回動可能コネクタと
印刷回路基板とを接続した状態を示す部分正面図
で、第7図は第6図の側面図である。 添付図面における符号と主要な部分との関係は
次のとおりである。 10……回動可能コネクタ、12……ハウジン
グ、14……凹所、18……凹所の開口、20…
…第二の凹所、22……平坦な壁部、24……開
口、26……湾曲面、28……側壁、30……
溝、32……板体、34……突出縁、36……端
壁、38……案内側面、40……コンタクト端
子、42……ベース部、44……接続部、46,
48……係止部、50……ウエフア、54,60
……印刷回路基板、62……導体ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 絶縁体製の細長いハウジングの長手方向の一
    方の側面に沿つて一定の間隔をとつて第一の凹
    所を形成し前記凹所の底壁に印刷回路基板のピ
    ン導体を挿入することのできる開口を設けたこ
    とと、前記ハウジングの長手方向の他方の側面
    に第二の凹所を形成し、前記第一の凹所と前記
    第二の凹所とを連通する開口を前記第一の凹所
    の頂部に近接して設けたことと、前記第二の凹
    所の前記第一の凹所と隣接する側壁を湾曲面と
    したことと、薄葉金属板製の細長いベース部と
    前記ベース部から直角方向に伸長し前記ピン導
    体と接触することのできる接続部とから成るコ
    ンタクト端子のベース部を前記第一の凹所と第
    二の凹所とを連通する開口に挿入することによ
    つて前記接続部を前記第一の凹所内に配設させ
    るとともに前記ベース部を前記第二の凹所の上
    方を横切つて前記ハウジングより外方に突出す
    るようにしたことと、前記ハウジングの両端壁
    の側縁を湾曲した弧状側縁に形成したことと、
    前記コンタクト端子のベース部の突出端に印刷
    回路板を固着することと、前記印刷回路板を前
    記弧状側縁に沿つて移動させることにより前記
    コンタクトの端子のベース部の大部分が前記第
    二の凹所の前記湾曲面に沿つて屈曲するように
    したこととから成る回動可能コネクタ。 2 前記コンタクト端子の前記ベース部に係止部
    を設け、前記ベース部を前記第一の凹所と第二
    の凹所とを連通する開口において固定すること
    ができるようにした実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載の回動可能コネクタ。 3 前記第二の凹所の湾曲面の湾曲を前記コンタ
    クト端子の材質と幾何学的寸法に従い前記端子
    の曲げ応力範囲内で前記端子のベース部を湾曲
    するようにした実用新案登録請求の範囲第1項
    に記載の回動可能コネクタ。
JP1984023008U 1984-02-22 1984-02-22 回動可能コネクタ Granted JPS60136080U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984023008U JPS60136080U (ja) 1984-02-22 1984-02-22 回動可能コネクタ

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JP1984023008U JPS60136080U (ja) 1984-02-22 1984-02-22 回動可能コネクタ

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JPS60136080U JPS60136080U (ja) 1985-09-10
JPH0141185Y2 true JPH0141185Y2 (ja) 1989-12-06

Family

ID=30515841

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984023008U Granted JPS60136080U (ja) 1984-02-22 1984-02-22 回動可能コネクタ

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR890011145A (ko) * 1987-12-15 1989-08-12 제이 엘.사이칙 핀 그리드 어레이용 소켓
JPH054229Y2 (ja) * 1989-12-18 1993-02-02
JPH0455433Y2 (ja) * 1989-12-18 1992-12-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60136080U (ja) 1985-09-10

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