JPH11102681A - 電気自動車用バッテリの接続構造 - Google Patents

電気自動車用バッテリの接続構造

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JPH11102681A
JPH11102681A JP9260569A JP26056997A JPH11102681A JP H11102681 A JPH11102681 A JP H11102681A JP 9260569 A JP9260569 A JP 9260569A JP 26056997 A JP26056997 A JP 26056997A JP H11102681 A JPH11102681 A JP H11102681A
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JP
Japan
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battery
connection
connecting member
clamp
battery post
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JP9260569A
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Kazuaki Sano
一昭 佐野
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness System Technologies Research Ltd
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
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    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

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  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリ間を容易に接続できる電気自動車用
バッテリの接続構造を提供すること。 【解決手段】 絶縁体により成形された連結体3の内部
には導電材からなる接続部材4がモールドされている。
接続部材4の下面側には、前後一対のクランプ部6が垂
下される。両クランプ部6は断面C字状をなし、その差
し込み口10はいずれも同方向に向けられている。接続
部材4とバッテリポスト2とを連結するには、まず差し
込み口10を接続すべき正負一対のバッテリポスト2の
後方に置き、連結体3をスライド変移させる。すると、
バッテリポスト2によりクランプ部6が拡開方向に変形
しつつ組付けが進行する。所定の位置までスライドさせ
ると、クランプ部6が復帰変形してバッテリポスト2が
クランプされると共に、正負のバッテリポスト2が接続
部材4により接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気自動車用バッ
テリの接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車用バッテリの接続構造とし
て、従来より提唱されているものを図13及び図14に
示した(特開平7−125544号)。ここに開示され
ている構造は、箱体100の内部に複数のバッテリ10
1が収容されており、この箱体100の上部には蓋体1
02が組付けられる。この蓋体102の下面側には、各
バッテリ101から突設されるバッテリポスト103の
位置に対応してバスバー104が備えられている。
【0003】一方、各バッテリポスト103の上端に
は、図14に示すように、二股に分かれた接続開口10
3Aが形成されており、蓋体102が箱体100の上部
に組付けられる操作に伴い、バスバー104が接続開口
103Aに挿入され、各バッテリ101間が電気的に接
続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
造では蓋体102を箱体100に組付けるという一つの
操作により、全バッテリポスト103の接続開口103
Aにバスバー104が圧入されるために、その挿入抵抗
が大きくなり組付け作業が困難なものとなっていた。
【0005】また、蓋体102、バスバー104及びバ
ッテリポスト103との接続部分のいずれにも衝撃を吸
収する機構が設けられていない。このため、電気自動車
の振動によってバッテリ101が衝撃的に揺れると、そ
れが接続開口103Aとバスバー104との接続部分に
直接的に無理に作用し、バスバー104によって接続開
口103Aが拡がってしまう虞があった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、バッテリ間を容易に接続できる電気自
動車用バッテリの接続構造を提供することにある。ま
た、他の目的は、バッテリが揺れてもその衝撃が直接に
バッテリポストと接続部材との連結部分に無理な作用を
しない電気自動車用バッテリの接続構造を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの請求項1の発明に係る電気自動車用バッテリの接続
構造は、隣接するバッテリにおける正負のバッテリポス
ト同士を導電材よりなる接続部材によって接続するもの
であって、前記接続部材には拡開可能な差し込み口を有
しこの差し込み口を通して前記両バッテリポストをクラ
ンプする一対のクランプ部が形成されるとともに、両ク
ランプ部の差し込み口は前記接続部材を一方向からの操
作によって両バッテリポストに対するクランプをなしう
るよう、同方向へ開口していることを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
であって、前記バッテリが、前記バッテリポストが一直
線上に並ぶように複数個配列される一方、前記接続部材
が絶縁材よりなる連結体の長さ方向に沿って複数個配さ
れ、かつ各接続部材のクランプ部はそれぞれ同方向に向
けて開口していることを特徴とする。
【0009】請求項3の発明は、請求項2に記載のもの
であって、前記接続部材と前記連結体との連結部分には
衝撃吸収空間が設けられると共に、この衝撃吸収空間に
は弾性材からなる連結部材が備えられることを特徴とす
る。
【0010】
【発明の作用および効果】請求項1の発明によれば、隣
接するバッテリの正負のバッテリポストに対して接続部
材のクランプ部の開口を合わせておく。ここで接続部材
を一方向に操作することによりクランプ部にバッテリポ
ストがクランプされ、両バッテリポストが接続される。
このように、簡易な操作でバッテリポスト間の接続がな
される。
【0011】請求項2の発明によれば、一直線上に並ぶ
バッテリポストに対して、クランプ部の開口がバッテリ
ポストに向かうように連結体を配置し、連結体を一方向
に操作することにより各接続部材により正負のバッテリ
ポストが接続される。このように、複数個の接続部材に
より一度の操作で複数のバッテリポストが接続できるた
め、接続操作がさらに容易となる。
【0012】請求項3の発明によれば、接続部材が衝撃
的に変移しても、その変移は衝撃吸収空間と連結部材に
より吸収される。このため、例えば、電気自動車の走行
中にバッテリの揺動に連れてバッテリポストが衝撃的に
変移したときにも、バッテリポストと接続部材との衝撃
的な変移を弾性材からなる連結部材が吸収する。このた
め、バッテリポストと接続部材との接続部分に無理な力
がかかり難くされ、この部分の接触信頼性が向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]次に、本発明の第1実施形態につい
て、図1〜図9を参照しつつ説明する。
【0014】図1には、複数個のバッテリ1を整列さ
せ、このバッテリ1から突設されたバッテリポスト2間
を連結体3,11により直列に連結させた構造を示して
いる。なお、以下の説明において、連結体3の長さ方向
を前後方向とし、これに直交する方向を左右方向と記載
する。また、詳細には説明しないが、バッテリ1を収容
するための箱体が備えられ、この箱体の内部にはバッテ
リ1の位置決め用の収容空間が区画されている。
【0015】バッテリ1は直方体状に形成されており、
電気自動車(図示せず)に搭載されて駆動用等の電源と
して使用される複数回の充放電が可能な二次電池であ
る。バッテリ1上面の両端部分からは断面円形状の正負
一対のバッテリポスト2が突設される。バッテリポスト
2はバッテリ1から鉛直方向に突設された後、それぞれ
離間するように反対側に向けて水平に折り曲げられる。
【0016】連結体3,11は絶縁性の合成樹脂により
帯状に形成されており、その内部には接続部材4,9が
備えられている。図1には、幅及び長さの異なる二種類
の連結体3,11が示されており、このうち両端に位置
する連結体3の内部には一列に二つの接続部材4が収容
されている。また、中央に位置する連結体11は左右二
列に二つの接続部材4と先端部分の接続部材9を収容
し、さらに全バッテリ1からの電源を直列にして外部に
導出するための一対の端子用部材5を備えている。
【0017】接続部材4,9には二種類のものがある
が、ここでは先にバッテリポスト2を前後方向に接続す
る接続部材4について説明する(図2を参照)。接続部
材4は導電材によりなり、連結体3,11の形成時に一
体にモールドされる。接続部材4は帯状の基板部7と、
その基板部7の下面側から垂下される前後一対のクラン
プ部6を備えている。クランプ部6は基板部7から支持
部8を介して連結されており、接続部材4の前方向に開
口した断面C字状とされている。このクランプ部6の内
径は、バッテリポスト2の外径よりも僅かに小さくされ
ている。また、クランプ部6が開口される部分は差し込
み口10とされており、この差し込み口10を形成する
上下一対の対向部6Aは互いに拡開変形可能とされる。
また、対向部6Aの先端部分は互いに離間する方向に曲
げられており、これにより接続部材4をバッテリポスト
2に組付ける際に、バッテリポスト2が対向部6Aを拡
開変形してクランプ部6に組み付き易くしている。
【0018】ここで、図3〜図5を参照しつつ、接続部
材4とバッテリポスト2との接続方法について説明す
る。まず、接続部材4によって接続されるべき正負一対
のバッテリポスト2の位置に合わせて、一対の差し込み
口10を対応させる(図3)。次に、差し込み口10を
バッテリポスト2方向に変移させ、バッテリポスト2に
よって対向部6Aを押圧しつつ拡開変形させる(図
4)。そのまま押圧操作を続けると、対向部6Aが復帰
変形し、クランプ部6がバッテリポスト2をクランプし
て組付けが終了する(図5)。このようにして、正負の
バッテリポスト2が接続部材4によって接続される。
【0019】次に、図7〜図9を参照しつつ、左右方向
に整列したバッテリポスト2の接続を行う接続部材9に
ついて説明する。この接続部材9は、図1において中央
に位置する連結体11の先端(図1において、端子用部
材5が突出する方向とは逆側の端部)部分に一体にモー
ルドされている。接続部材9は導電材により作成されて
おり、左右方向に延びる帯状の基板部9Aと、その基板
部9Aの下面側に垂下される左右方向に延設される支持
部9Cとその下方に連結されるクランプ部13とを備え
ている。クランプ部13は連結体11の先端方向に開口
した断面C字状とされている。クランプ部13の内径は
バッテリポスト2の外径よりも僅かに小さくされてい
る。また、クランプ部13が開口する部分は差し込み口
12とされており、この差し込み口12を形成する上下
一対の対向部13Aは互いに拡開変形可能とされる。ま
た、対向部13Aの先端部分は互いに離間する方向に曲
げられており、これにより接続部材9をバッテリポスト
2に組付ける際に、バッテリポスト2が対向部13Aを
拡開変形し易くしている。また、クランプ部13の中央
位置から所定の幅を隔てて、クランプ部13の内壁面に
は左右一対の位置ずれ規制部14が設けられる。この位
置ずれ規制部14はクランプ部13の内周面に沿ってほ
ぼ全周に渡って設けられており、バッテリポスト2の先
端が当接するとそれ以上の位置ずれを規制できるように
なっている。これにより、連結体11をバッテリポスト
2に組み付けた後に、連結体11が横ずれしてバッテリ
ポスト2から外れてしまうことが防止される。なお、接
続部材9をバッテリポスト2に組み付ける方法は、前述
した接続部材4をバッテリポスト2に組付けるときの操
作方法と同様なので省略する。
【0020】また、端子用部材5は導電材により帯状に
形成されており、左右一対のものが連結体11の後部に
モールド収容されている。端子用部材5の後端部分は連
結体11の後端面から突出されており、これによりバッ
テリ1の直流電源を外部に導出することができる。ま
た、端子用部材5の先端付近の下面からは、接続部材4
と同様なクランプ部6が垂下されている(図示せず)。
【0021】上述した接続部材4が連結体3に装着され
る際には、クランプ部6の全ての差し込み口10が同方
向を向くようにされる。また、連結体11が形成される
ときには、接続部材4のクランプ部6に加え、接続部材
9及び端子用部材5のクランプ部6,13の全ての差し
込み口10,12が連結体11の先端を向くようにされ
る。
【0022】次に、上記のように構成された第1実施形
態の作用及び効果について説明する。まず、複数のバッ
テリ1を所定の位置に整列させ、バッテリポスト2が一
直線状に並ぶようにする。次に、クランプ部6,13の
差し込み口10,12が所定のバッテリポスト2に対応
する位置に来るように連結体3,11を配置する。そし
て、連結体3,11をスライド操作して、対向部6A,
13Aをバッテリポスト2に押し付け、拡開変形させな
がら組付け操作を進める。連結体3,11が所定の位置
まで押し込まれると、対向部6A,13Aが復帰変形し
てクランプ部6,13によりバッテリポスト2が組付け
られる。
【0023】このようにして、連結体3,11の組付け
が終了すると、接続部材4,9によって正負のバッテリ
ポスト2が接続され、両端子用部材5の後端部分にはバ
ッテリ1からの電源が直列に連結されることになる。
【0024】このように、本実施形態によれば、連結体
3,11を一方向に操作することにより各接続部材4,
9により正負のバッテリポスト2が接続される。つま
り、複数個の接続部材4,9を連結体3,11に収容し
たことにより一度の操作で複数のバッテリポスト2が接
続できるため、接続操作が容易となる。
【0025】[第2実施形態]次に、本発明の第2実施
形態について、図10を参照しつつ説明する。なお、こ
の第2実施形態においては、バッテリポスト20と接続
部材22の構造についてのみ示したが、このように構成
されたものを第1実施形態と同様に絶縁体からなる連結
体の内部に組み込んでもよい。
【0026】本実施形態においては、正負一対のバッテ
リポスト20はバッテリ21の上面から円柱状に突設さ
れている。また、接続部材22は一枚の導電性金属板を
打ち抜いた後、折曲げて形成されている。接続部材22
は、帯状の基板部24と、この基板部24の側縁から側
方に突設される前後一対の支持部25と、この支持部2
5の先端に形成されるクランプ部23とからなる。支持
部25は基板部24から延出されたところで下方に向か
って折り曲げられており、これにより基板部24を水平
位置にしたときにクランプ部23は垂直に突設されるバ
ッテリポスト20をクランプできるようになる。前後一
対に設けられたクランプ部23は断面C字状にされてお
り、その内径はバッテリポスト20の径よりも僅かに小
さくされる。また、両クランプ部23は同一方向に差し
込み口23Aが開口されており、この差し込み口23A
を形成する一対の対向部23Bは互いに拡開方向に変形
可能とされる。また対向部23Bの先端部分は互いに離
間するように折り返されており、これによりクランプ部
23をバッテリポスト20にスライド変移させて組み付
ける場合には、円滑にクランプ部23を拡開変形させる
ことを可能としている。
【0027】上記のように構成された第2実施形態にお
いても、第1実施形態と同様の作用及び効果を奏するこ
とができる。
【0028】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、例えば次に記載するようなものも本発明
の技術的範囲に含まれる。
【0029】[他の実施形態] (1)図11には、連結体30と接続部材31との連結
部分の構造について示したものである。この図は連結体
30の下面側に設けられた装着孔32(本発明の衝撃吸
収空間に該当する。)を連結体30の上面側から見たも
のである。連結体30の下面には接続部材31よりも大
きな長方形状の装着孔32が設けられ、ここには接続部
材31が装着される。この接続部材31の長辺側の一つ
の側面からはクランプ部(図示せず)を支持するための
前後一対の支持部35が下方に延出される。
【0030】装着孔32を形成する壁面33のうち、短
辺側では中央に一つ、また長辺側では一対の支持部35
よりも外側に一対の連結ばね34(本発明の連結部材に
該当する。)が取り付けられる。なお、詳細には図示し
ないが、この連結ばね34は壁面33から突設された係
合部によって係止されている。
【0031】一方、接続部材31には前述した連結ばね
34が当接する位置に、ばね係合部(図示せず)が設け
られており、これによって連結ばね34が組み付けられ
る。なお、連結ばね34の長さは接続部材31から壁面
33までの距離よりも僅かに長くされており、組み付け
られた状態ではやや長さ方向に縮められた状態とされ
る。
【0032】このように、連結体30と接続部材31と
の連結部分に弾性材からなる連結ばね34を組み込んだ
ことにより、接続部材31が衝撃的に変移しても、その
変移は装着孔32と連結ばね34とにより吸収される。
このため、例えば、電気自動車の走行中にバッテリの揺
動に連れてバッテリポストが衝撃的に変移したときに
も、バッテリポストと接続部材31との衝撃的な変移を
弾性材からなる連結ばね34が吸収する。このため、バ
ッテリポストと接続部材31との接続部分に無理な力が
かかり難くされ、この部分の接触信頼性が向上する。
【0033】(2)図12には、同様に連結体40と接
続部材41との連結構造について示したものである。本
実施形態においても、連結体40の下面側には接続部材
41を組み込むための長方形状の装着孔42(本発明の
衝撃吸収空間に該当する。)が形成されており、ここに
は装着孔42よりも小さな接続部材41が組み付けられ
る。接続部材41の長辺側の一つの側面からはクランプ
部(図示せず)を支持するための一対の支持部45が下
方に延出される。
【0034】また、装着孔42を形成する壁面43と接
続部材41との間には、接続部材41の四辺に対して板
ばね44(本発明の連結部材に相当する。)が装着され
る。板ばね44は支持部45が延出される側面を除い
て、壁面43の隅部43Aを利用して係合されている。
板ばね44の長さは、それが装着される装着孔42の各
辺よりも長くされており、接続部材41に対してアーチ
状に折り曲げられてその円弧部分を接続部材41に当接
するように組み付けられる。また、接続部材41におい
て支持部45が設けられる側面においては、一対の支持
部45の間に同様にアーチ状にされた板ばね44が装着
される。
【0035】このように構成された本実施形態において
も、上記した他の実施形態1と同様の作用及び効果が奏
される。
【0036】(3)バッテリポストの断面は円形に限ら
れず、楕円形とすることもできる。このときには、クラ
ンプ部を楕円形の短径方向を挟み付けるようにすると、
連結操作を行いやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における電気自動車用バッテリの
接続構造を示す斜視図
【図2】連結体の側部に配置された接続部材とバッテリ
ポストとの接続構造を示す一部破断斜視図
【図3】連結体の側部に配置された接続部材とバッテリ
ポストとの接続操作前の側断面図
【図4】連結体の側部に配置された接続部材とバッテリ
ポストとの接続操作途中の側断面図
【図5】連結体の側部に配置された接続部材とバッテリ
ポストとの接続完了後の側断面図
【図6】連結体の側部に配置された接続部材とバッテリ
ポストとの接続後の正断面図
【図7】連結体の前部に配置された接続部材とバッテリ
ポストとの接続構造を示す一部破断斜視図
【図8】連結体の前部に配置された接続部材とバッテリ
ポストとの接続後の正断面図
【図9】連結体の前部に配置された接続部材とバッテリ
ポストとの接続後の側断面図
【図10】第2実施形態における接続部材とバッテリポ
ストとを示す斜視図
【図11】他の実施形態における連結体と接続部材との
接続構造を示す斜視断面図
【図12】他の実施形態における連結体と接続部材との
接続構造を示す斜視断面図
【図13】従来例において蓋体を箱体に組付ける前の斜
視図
【図14】バッテリポストとバスバーとの接続形態を示
す斜視図
【符号の説明】
1,21…バッテリ 2,20…バッテリポスト 4,9,22,31,41…接続部材 10,12…差し込み口 6,13…クランプ部 3,11…連結体 32,42…衝撃吸収空間 34,44…連結部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接するバッテリにおける正負のバッテ
    リポスト同士を導電材よりなる接続部材によって接続す
    る接続構造であって、 前記接続部材には、拡開可能な差し込み口を有しこの差
    し込み口を通して前記両バッテリポストをクランプする
    一対のクランプ部が形成されるとともに、両クランプ部
    の差し込み口は前記接続部材を一方向からの操作によっ
    て両バッテリポストに対するクランプをなしうるよう、
    同方向へ開口していることを特徴とする電気自動車用バ
    ッテリの接続構造。
  2. 【請求項2】 前記バッテリが、前記バッテリポストが
    一直線上に並ぶように複数個配列される一方、 前記接続部材が絶縁材よりなる連結体の長さ方向に沿っ
    て複数個配され、かつ各接続部材のクランプ部はそれぞ
    れ同方向に向けて開口していることを特徴とする請求項
    1記載の電気自動車用バッテリの接続構造。
  3. 【請求項3】 前記接続部材と前記連結体との連結部分
    には衝撃吸収空間が設けられると共に、この衝撃吸収空
    間には弾性材からなる連結部材が備えられることを特徴
    とする請求項2記載の電気自動車用バッテリの接続構
    造。
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