JP2000091012A - コネクタ及びその端子ならびにコネクタの取付構造 - Google Patents

コネクタ及びその端子ならびにコネクタの取付構造

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JP2000091012A
JP2000091012A JP10255214A JP25521498A JP2000091012A JP 2000091012 A JP2000091012 A JP 2000091012A JP 10255214 A JP10255214 A JP 10255214A JP 25521498 A JP25521498 A JP 25521498A JP 2000091012 A JP2000091012 A JP 2000091012A
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Takuya Inoue
琢也 猪上
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AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness System Technologies Research Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 結合方向の全体寸法が小さく、狭い空間内で
も効率のよい結合作業ができるようにする。 【解決手段】 互いに結合されるコネクタ用雄端子10
やコネクタ用雌端子50において、その結合方向を端子
軸方向に対して直交する方向にしたもの。また、これら
雄端子10や雌端子50をハウジング20,60に組み
込んだ雄コネクタMC及び雌コネクタFC。さらに、こ
れらのコネクタMC,FCを互いに対向する部材に取付
け、両部材の接近に伴ってコネクタMC,FCが結合さ
れるようにしたコネクタの取付構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタ及びその
端子、並びに当該コネクタを車両等に取付けた構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコネクタの一例を図5(a)に示
す。
【0003】図示の雄コネクタMCは、複数の雄端子1
10がハウジング120に組み込まれてなり、各雄端子
110は、各電線Dの端末に圧着固定されるとともに、
その軸方向に沿って先端側に突出する嵌合ピン112を
有している。ハウジング120は、ハウジング嵌入穴を
形成するフード122を有し、このフード122内に各
雄端子110の嵌合ピン112が突出している。
【0004】一方、雌コネクタFCは、上記各雄端子1
10に対応する雌端子130がハウジング140に組み
込まれてなり、各雌端子130は、各電線Dの端末に圧
着固定されるとともに、その軸方向から相手側雄端子1
10の嵌合ピン112が嵌入される嵌入筒部132を有
している。ハウジング140は、上記ハウジング120
のフード122内に嵌入可能な形状を有し、このハウジ
ング140がフード122内に嵌入されるのに伴って、
各雌端子130の嵌入筒部132内に各雄端子110の
嵌合ピン112が嵌入される(すなわちコネクタMC,
FC同士が結合される)ようになっている。
【0005】図5(b)は、上記雄コネクタMCと雌コ
ネクタFCとを車両のボディ1と内装材2との間に配し
た例を示したものである。雄コネクタMCは、ボディ1
側に配設されたワイヤハーネスの端末に設けられてお
り、雌コネクタFCは内装材2側に配設されたワイヤハ
ーネスの端末に設けられている。そして、ボディ1に対
して相互対向する位置に内装材2が配設された状態で、
雄コネクタMCと雌コネクタFCとの結合が行われてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図5(b)に示す構造
では、まず雄コネクタMCと雌コネクタFCとを結合
し、それからこれらのコネクタMC,FCをボディ1ま
たは内装材2に固定する必要があり、コネクタをセット
するのに面倒な作業を2回行わなければならない。しか
も、ボディ1と内装材2との間の狭い空間内でコネクタ
の結合作業を行うことは容易でない。
【0007】このような不都合を回避する手段として、
予め、雄端子110の嵌合ピン112が内装材2側に突
出する向きで雄コネクタMCをパネル1に固定しておく
とともに、雌端子130の嵌入筒部132がボディ1側
に開口する向きで雌コネクタFCを内装材2に固定して
おき、ボディ1に対して内装材2を接近させながら内装
材2をセットする際に雄コネクタMCと雌コネクタFC
とが結合されるように両コネクタMC,FCを配置する
ことが考えられる。
【0008】しかし、前記雄コネクタMC及び雌コネク
タFCはその端子110,130の軸方向に結合される
ものであり、当該結合状態での結合方向の全体寸法(図
5(b)では左右方向の寸法)が大きいため、例えば上
記ボディ1との内装材2との間のような狭い空間内に上
述の向きでコネクタMC,FCを配することは不可能で
ある。
【0009】本発明は、このような事情に鑑み、結合方
向の全体寸法が小さく、狭い空間内でも効率のよい結合
作業ができるコネクタ及びその端子ならびにコネクタの
取付構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、電線の端末に固定されるコネ
クタ用雄端子において、当該端子の軸方向と直交する方
向に相手方雌端子と嵌合する嵌合雄部を有するものであ
る。
【0011】また本発明は、電線の端末に固定されるコ
ネクタ用雌端子において、当該端子の軸方向と直交する
方向に開口し、その開口方向から相手方雄端子が嵌入さ
れる嵌入部を有するものである。
【0012】また本発明は、上記コネクタ用雄端子がハ
ウジングに組み込まれ、そのコネクタ用雄端子の嵌合雄
部がハウジング外部に開放されてなる雄コネクタであ
る。
【0013】また本発明は、上記コネクタ用雌端子がハ
ウジングに組み込まれ、そのコネクタ用雌端子の嵌入部
がハウジング外方に開口してなる雌コネクタである。
【0014】また本発明は、上記雄コネクタと上記雌コ
ネクタとからなり、当該雄コネクタにおけるコネクタ用
雄端子の嵌合雄部が当該雌コネクタにおけるコネクタ用
雌端子の嵌入部に嵌入可能に構成されているコネクタで
ある。
【0015】以上のコネクタ及びその端子によれば、そ
の相互結合方向が端子の軸方向と直交する方向となって
いるので、当該結合状態での結合方向に関するコネクタ
全体寸法が小さい。このため、当該コネクタを互いに対
向した状態で配設される第1の取付部材及び第2の取付
部材に取付ける際、上記第1の取付部材に雄コネクタを
その各コネクタ用雄端子が第2の取付部材側を向く状態
で取付け、上記第2の取付部材に雌コネクタをその各コ
ネクタ用雌端子が第1の取付部材側を向く状態で取付
け、上記第1の取付部材と第2の取付部材とを互いに対
向させながら接近させることにより雄コネクタと雌コネ
クタとがその接近方向に結合するように構成することに
より、両取付部材のセット作業と同時にコネクタ同士の
結合作業ができるとともに、上記結合方向のコネクタ寸
法が小さい分、両取付部材を接近させることができる。
換言すれば、取付部材で挟まれた空間が狭い場合でも、
その空間内でコネクタの結合作業を不都合なくかつ効率
よく行うことができる。
【0016】ここで、各ハウジングに複数のコネクタ用
雄端子を組み込む場合には、上記雄コネクタのハウジン
グに複数のコネクタ用雄端子をその嵌合雄部が同じ方向
を向く状態で配列し、上記雌コネクタのハウジングに複
数のコネクタ用雌端子を上記各コネクタ用雄端子と対応
する位置に配列すればよい。
【0017】また、上記コネクタ用雄端子を、その全体
が単一の導体板を折り曲げ成形してなるものとすること
により、部品点数の少ない低コストの構造とすることが
できる。この場合、上記嵌合雄部は当該導体板の一部に
よって板状に形成するようにすればよい。
【0018】さらに、このコネクタ用雄端子において、
一対の板部同士を重ね合せることにより上記嵌合雄部を
形成すれば、この嵌合雄部の剛性を高くして接触信頼性
を向上させることができる。
【0019】また、上記コネクタ用雌端子も、その全体
が単一の導体板を折り曲げ成形してなるものとすること
により、部品点数の少ない低コストの構造とすることが
できる。この場合、上記嵌入部は、端子軸方向に対して
直交する向きに突出する一対の板部の間に形成するよう
にすればよい。
【0020】さらに、このコネクタ用雌端子において、
一方の板部から嵌入部内に向けて板ばね部を延ばし、こ
の板ばね部が相手側雄端子に接触するよう構成すれば、
当該板ばね部の弾性力によって接触信頼性を高めること
ができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を図
1〜図4に基づいて説明する。
【0022】この実施の形態にかかるコネクタは、図1
に示す雄コネクタMCと雌コネクタFCとからなってい
る。
【0023】雄コネクタMCは、複数本の雄端子10、
ハウジング20、端子カバー30、及びホルダー40を
備えている。
【0024】図2及び図3に示すように、雄端子10
は、単一の導体板を折り曲げ加工してなり、その軸方向
中央部に四角筒状の本体11を有している。本体11の
後方には、図4に示す電線Dの端末が圧着されるバレル
部12が形成され、本体11の前方には嵌合雄部13が
形成されている。嵌合雄部13は、雄端子10及び電線
Dの軸方向に対して直交する向き(図2では下向き)に
突出する板状の嵌合突出部14を有している。この実施
の形態では、一対の板部を重ね合せることにより上記嵌
合雄部13及びその嵌合突出部14を形成しており、単
数枚の板部で構成する場合よりも嵌合雄部13の剛性が
高くなっている。
【0025】また、本体11の側面には被係止穴15が
形成されている。
【0026】図1に示すように、ハウジング20には、
各雄端子10が挿入される複数の端子収容孔21がその
長手方向(雄端子10の軸方向)と直交する方向に並べ
て形成されている。各端子収容孔21は、スリット22
を通じて雌コネクタFC側に対向する面(図1では手前
側の面;以下「結合面」と称する。)に開口しており、
端子収容孔21に雄端子10が挿入された状態でその嵌
合突出部14がスリット22を通じて結合面から雌コネ
クタFC側に突出するようになっている。また、各端子
収容孔21内には、図4(a)(b)に示すように内側
に膨出するランス26が形成され、このランス26と雄
端子10の被係止穴15とが係合されることにより、当
該雄端子10が端子収容孔21内に固定されるようにな
っている。
【0027】ハウジング20の結合面からは、雌コネク
タFC側に向けて位置決め突起23及び連結保持片27
が突出しており、ハウジング20の側面には係止突起2
4が形成されている。また、図1では図示を省略してい
るが、図4(a)に示すように、各雄端子10の嵌合突
出部14を外側から覆うフード25がハウジング20に
形成されている。
【0028】端子カバー30は、ハウジング20の結合
面上に装着されるものであり、その装着状態でスリット
22を横切る短冊状をなしている。この端子カバー30
の中間部には、上記位置決め突起23が挿通される貫通
孔31が設けられ、端子カバー30の左右両端部には、
ハウジング20両側面の係止突起24に係合される被係
止孔32をもつ被係止部33が設けられている。そし
て、これら係止突起24と被係止孔32とが係合された
状態で、端子カバー30により各スリット22の一部が
覆われるようになっている。
【0029】なお、図4(a)(b)では便宜上、端子
カバー30の図示を省略している。
【0030】ホルダー40は、図4(a)に示す車両ボ
ディ(第1の取付部材)1に固定され、ハウジング20
を保持するものであり、図1に示すように、ハウジング
20を囲む底壁41及び両側壁42を有している。両側
壁42の端部には外側に撓み可能な係止片43が形成さ
れ、図1の上側から底壁41に向けてハウジング20が
完全に挿入された状態で上記係止片43がハウジング2
0を係止することにより、ホルダー40にハウジング2
0が保持されるようになっている。
【0031】一方、雌コネクタFCは、複数本の雌端子
50、ハウジング60、端子カバー70、及びホルダー
80を備えている。
【0032】図2及び図3に示すように、雌端子50
も、単一の導体板を折り曲げ加工してなり、その軸方向
中央部に筒状の本体51を有している。本体51の後方
には、図4に示す電線Dの端末が圧着されるバレル部5
2が形成されている。本体51の前方には、端子軸方向
及び電線軸方向に対して直交する向き(図2では上向
き)に突出する一対の板部53,54が形成され、両板
部53,54の間に、その突出方向に開口する空間であ
る嵌入部59が形成されている。
【0033】一方の板部53の端部からは嵌入部59内
に向かって板ばね部55が延び、他方の板部54には内
側に突出する凸部57が形成されており、嵌入部59に
相手側雄端子の嵌合突出部14が嵌入される際、当該嵌
合突出部14の両側面に上記取付部57と板ばね部55
の端部近傍部分が板ばね部55のばね力(弾発力)で圧
接し、これにより端子間の電気的接続が行われるように
なっている。
【0034】なお、図2及び図3において56は板部5
3から内方に突出するように形成されたストッパであ
り、板ばね部55の外側への撓み変形量を規制するため
のものである。また、雌端子50の最前端部には四角筒
状の被係止筒部57が形成されている。
【0035】図1に示すように、ハウジング60には、
各雌端子50が挿入される複数の端子収容溝51がその
長手方向(雌端子50の軸方向)と直交する方向に並べ
て形成されている。各端子収容溝51は、開口52を通
じて雄コネクタMC側に対向する面(図1では手前側の
面;以下「結合面」と称する。)に開放されており、端
子収容溝51に雌端子50が挿入された状態でその嵌入
部55が開口52を通じて結合面から雄コネクタMC側
に突出するようになっている。また、各端子収容溝51
内には、図4(a)(b)に示すように内側に膨出する
ランス66が形成され、このランス66と雌端子50の
被係止筒部57とが係合されることにより、当該雌端子
50が端子収容溝51内に固定されるようになってい
る。
【0036】ハウジング60の結合面には、雄コネクタ
MC側に向かって開口する位置決め嵌入孔63及び連結
保持孔67が形成されており、これら位置決め嵌入孔6
3及び連結保持孔67にそれぞれ上記雄コネクタMCの
位置決め突起23及び連結保持片27が嵌入されなが
ら、各雄端子10と雌端子50とが結合される(すなわ
ち嵌合突出部14が嵌入部59に嵌入される)ととも
に、ハウジング20,60同士が結合される(すなわち
フード25内にハウジング60が嵌入される)ようにな
っている。
【0037】ハウジング60の両側面前部には係止突起
64が形成されている。また、ハウジング60の外周面
奥部には、複数の被係止突起65が形成されている。
【0038】端子カバー70は、ハウジング60の片側
側部に一体につながっており、その接合部分で折り返す
ことにより、ハウジング60の結合面上に装着されるも
のであり、その装着状態で開口52を横切る短冊状をな
している。この端子カバー70の中間部には、上記位置
決め突起23が挿通される貫通孔71が設けられ、端子
カバー70の自由端部には、ハウジング60両側面の係
止突起64に係合される被係止孔72をもつ被係止部7
3が設けられている。そして、これら係止突起64と被
係止孔72とが係合された状態で、端子カバー70によ
り各開口52の一部が覆われるようになっている。
【0039】なお、図4(a)(b)では便宜上、端子
カバー70の図示を省略している。
【0040】ホルダー80は、図4(a)に示す内装材
2(第2の取付部材)に固定され、ハウジング60を内
装材2と平行な方向(すなわち端子結合方向と直交する
方向)に変位可能に保持するものである。具体的に、こ
のホルダー80は、図1に示すように、ハウジング60
を囲む周壁81を有し、この周壁81の内側面から内側
に撓み変形可能な薄肉係止片82が延設されている。そ
して、周壁80内にハウジング60が挿入された状態
で、このハウジング60の各被係止突起65に各薄肉係
止片82の端部が係合することにより、ハウジング60
がホルダー80に保持されるとともに、各薄肉係止片8
2の撓み変形を伴ってハウジング60がホルダー80内
で変位できるようになっている。この変位は、ハウジン
グ20,60同士の位置ずれを吸収するためのものであ
る。
【0041】なお、図4(a)(b)では便宜上、ホル
ダー40,80の図示を省略している。また、本発明で
は、ホルダー40,80を省略し、ハウジング20,6
0を直接取付個所に取付けるようにしてもよい。
【0042】次に、このコネクタ及びその取付構造の作
用を説明する。
【0043】予め、ボディ1の適所に雄コネクタMCの
ホルダー40を固定するとともに、内装材2において前
記雄コネクタMCに対応する位置に雌コネクタFCのホ
ルダー80を固定しておき、内装材2をボディ1に対向
させた状態で近づけながらボディ1にセットすると、そ
の接近に伴って各雄端子10の嵌合突出部14が各雌端
子50の嵌入部59に嵌入されるとともに、ハウジング
60がハウジング20のフード25内に嵌入される。従
って、ボディ1に対して内装材2を取付ける作業を行え
ば、これに伴って雄コネクタMCと雌コネクタFCとの
結合を自動的に行うことができる。
【0044】ここで、雄端子10と雌端子50との結合
方向は、電線D及び端子10,50の軸方向と直交して
おり、当該結合方向についてのコネクタ全体寸法が小さ
いため、前記車両ボディ1と内装材2とを十分に接近さ
せることができる。換言すれば、ボディ1と内装材2と
で挟まれる空間が狭い場合にも、その空間内に不都合な
くコネクタを配置することができる。
【0045】また、この実施の形態では、雄端子10や
雌端子50を単一の導体板で一体に形成しているので、
従来の端子と同様、部品点数は少なく、コストも低い。
【0046】なお、この実施形態では雄端子10の嵌合
雄部13が端子軸方向と直交する方向に突出する嵌合突
出部14を有するものを示したが、この嵌合突出部14
がなくても嵌合雄部13と嵌入部59とが嵌合できる構
造であればよい。たたじ、上記嵌合突出部14の形成に
よって、嵌合ストロークを自由に設定することが可能に
なる。
【0047】また、前記実施形態では、各ハウジング2
0,60に複数の雄端子10、雌端子50を組み込んだ
ものを示したが、本発明は単一の端子のみをもつコネク
タにも適用が可能である。
【0048】また、本発明にかかるコネクタはその設置
場所を問わず、車両内のほか、電気接続を要する個所に
おいて種々の空間内に配置することが可能である。本発
明にかかるコネクタの取付構造についても、その第1の
取付部材、第2の取付部材は適宜設定が可能であり、上
記のような車両ボディ1及び内装材2のほか、互いに対
向して配置される種々の部材をコネクタの取付部材とし
て設定できるものである。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明は、コネクタの雄端
子及び雌端子の結合方向を当該端子の軸方向と直交する
方向にしたものであるので、狭い空間内でも効率よくコ
ネクタ結合作業ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかるコネクタの
分解斜視図である。
【図2】上記コネクタにかかる雄端子及び雌端子の斜視
図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】(a)はコネクタ結合前の状態を示す断面図、
(b)はコネクタ結合後の状態を示す断面図である。
【図5】(a)は従来のコネクタを示す断面図、(b)
は同コネクタを結合した状態でボディの内装材との間に
配設した状態を示す図である。
【符号の説明】
MC 雄コネクタ FC 雌コネクタ 1 ボディ(第1の取付部材) 2 内装材(第2の取付部材) 10 雄端子 13 嵌合雄部 14 嵌合突出部 20 雄コネクタのハウジング 50 雌端子 53,54 板部 55 板ばね部 59 嵌入部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線の端末に固定されるコネクタ用雄端
    子において、当該端子の軸方向と直交する方向に相手方
    雌端子と嵌合する嵌合雄部を有することを特徴とするコ
    ネクタ用雄端子。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコネクタ用雄端子におい
    て、上記嵌合雄部は、当該端子の軸方向と直交する方向
    に突出し、その突出方向に相手方雌端子と嵌合する嵌合
    突出部を有することを特徴とするコネクタ用雄端子。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のコネクタ用雄端
    子において、全体が単一の導体板を折り曲げ成形されて
    なり、上記嵌合雄部は当該導体板の一部によって板状に
    形成したものであることを特徴とするコネクタ用雄端
    子。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のコネクタ用雄端子におい
    て、一対の板部同士を重ね合せることにより上記嵌合雄
    部を形成したことを特徴とするコネクタ用雄端子。
  5. 【請求項5】 電線の端末に固定されるコネクタ用雌端
    子において、当該端子の軸方向と直交する方向に開口
    し、その開口方向から相手方雄端子が嵌入される嵌入部
    を有することを特徴とするコネクタ用雄端子。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のコネクタ用雌端子におい
    て、全体が単一の導体板を折り曲げ成形されてなり、上
    記嵌入部は、端子軸方向に対して直交する向きに突出す
    る一対の板部の間に形成されていることを特徴とするコ
    ネクタ用雌端子。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のコネクタ用雌端子におい
    て、一方の板部から嵌入部内に向けて板ばね部を延ば
    し、この板ばね部が相手側雄端子に接触するよう構成さ
    れていることを特徴とするコネクタ用雌端子。
  8. 【請求項8】 請求項1〜4のいずれかに記載のコネク
    タ用雄端子がハウジングに組み込まれ、そのコネクタ用
    雄端子の嵌合雄部がハウジング外部に開放されてなるこ
    とを特徴とする雄コネクタ。
  9. 【請求項9】 請求項5〜7のいずれかに記載のコネク
    タ用雌端子がハウジングに組み込まれ、そのコネクタ用
    雌端子の嵌入部がハウジング外方に開口してなることを
    特徴とする雌コネクタ。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の雄コネクタと、請求項
    9記載の雌コネクタとからなり、当該雄コネクタにおけ
    るコネクタ用雄端子の嵌合雄部が当該雌コネクタにおけ
    るコネクタ用雌端子の嵌入部に嵌入可能に構成されてい
    ることを特徴とするコネクタ。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のコネクタにおいて、
    上記雄コネクタのハウジングに複数のコネクタ用雄端子
    をその嵌合雄部が同じ方向を向く状態で配列し、上記雌
    コネクタのハウジングに複数のコネクタ用雌端子を上記
    各コネクタ用雄端子と対応する位置に配列したことを特
    徴とするコネクタ。
  12. 【請求項12】 請求項10または11記載のコネクタ
    を互いに対向した状態で配設される第1の取付部材及び
    第2の取付部材に取付けるコネクタの取付構造であっ
    て、上記第1の取付部材に雄コネクタをその各コネクタ
    用雄端子が第2の取付部材側を向く状態で取付け、上記
    第2の取付部材に雌コネクタをその各コネクタ用雌端子
    が第1の取付部材側を向く状態で取付け、上記第1の取
    付部材と第2の取付部材とを互いに対向させながら接近
    させることにより雄コネクタと雌コネクタとがその接近
    方向に結合するように構成したことを特徴とするコネク
    タの取付構造。
JP10255214A 1998-09-09 1998-09-09 コネクタ及びその端子ならびにコネクタの取付構造 Pending JP2000091012A (ja)

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