JPH0991U - リニアモータ - Google Patents

リニアモータ

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JPH0991U
JPH0991U JP002999U JP299996U JPH0991U JP H0991 U JPH0991 U JP H0991U JP 002999 U JP002999 U JP 002999U JP 299996 U JP299996 U JP 299996U JP H0991 U JPH0991 U JP H0991U
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JP
Japan
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yoke
piece
back yoke
linear motor
center
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JP002999U
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JP2559572Y2 (ja
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憲一 古河
孝至 笹岡
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リニアモータの組立てを簡素化すると共に小
型化し、且つ、コストダウンにも寄与する。 【解決手段】 リニアモータ1のヨーク片を構成するバ
ックヨーク片2とセンターヨーク片3とを薄板の打ち抜
き加工にて一体成形する。該バックヨーク片2は幅方向
一側片を分割した状態のコ字形に形成される。そして、
リニアモータ1の正面視で前後方向垂直にヨーク片を重
ねて接合し、そして、センターヨーク4bにコイルボビ
ン6を摺動自在に遊嵌して後、前記分割された状態のバ
ックヨーク片2の接合にて形成されるバックヨーク4a
の該分割部位に一側片5を嵌合して矩形輪郭のバックヨ
ークを形成し、更に、四隅に取付孔7を設けてシャーシ
に対してボルト・ナットにて取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、リニアモータに関するものであり、特に、小型であって組立作業 の容易なリニアモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の此種リニアモータは実開昭61−114980号公報に開示されたもの が知られている。而して、同公報に開示されたリニアモータを構成するヨークは 、薄板にて形成された大型のヨーク片と、小型のヨーク片とから成り、大型のヨ ーク片を天板及び底板に用いてバックヨークとし、他の大型のヨーク片をセンタ ーヨークとし、小型のヨーク片を左右側壁を形成するバックヨークとして夫々リ ニアモータの正面視で上下に水平方向に積層し、更に、下端部に取付孔を有する 大形の基板を配し、之等大型のバックヨーク片及びセンターヨーク片並びに左右 両壁を形成する小型のバックヨーク片を前記大形の基板に対して夫々に開穿され たビス孔にビスを挿通してビス止めされて構成されている。
【0003】 尚、該基板はリニアモータを他の基板等に取付けるために設けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来例のリニアモータは、大型並びに小型のヨーク片から成るバックヨー ク及び大型のヨーク片から成るセンターヨークを更に大形の基板に対してビス孔 を介して固定し、そして、該基板に設けた取付孔を用いて他の基板に取付けるも のであって、該ヨークの積層がリニアモータの正面視で上下に水平方向に積層し て組立てられる関係上、この基板はどうしても必要となり、更に、コイルを取付 けたセンターヨークと上下の大型のヨーク並びに左右側壁を構成する小型のヨー クを順次積層して前記ビス止めして一体構造として組立てる際に、之等の組立工 数及び部品点数も多く、組立上の作業性が悪く、自動化が困難であり、且つ、別 製の前記大形の取付用基板を有するためリニアモータの小型化に支障を来す等の 欠陥がある。
【0005】 そこで、上記欠陥に鑑み、取付用の基板をなくし、より小型化できると共に、 組立上の作業性を良好にし、且つ、自動化を可能にするために解決せらるべき技 術的課題が生じてくるのであり、本考案は該課題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記課題を達成するために提案せられたものであり、バックヨー クと該バックヨーク間に設けたセンターヨークと、該センターヨークをガイドと して摺動自在に遊嵌されたコイルボビンとより成り、且つ、前記バックヨーク及 びセンターヨークは薄い金属板を打ち抜いて形成した夫々のヨーク片を積層して 成るリニアモータに於て、該バックヨーク片は、矩形状輪郭の幅方向一側片を分 割した状態のコ字形に形成されると共に、センターヨーク片が前記バックヨーク 片の他側の一側片から前記分割部位まで延設された状態でバックヨーク片と該セ ンターヨーク片とが一体的に薄板にて形成されてヨーク片を構成し、更に、同一 形状のヨーク片をリニアモータの正面視で前後方向に垂直に複数枚を重ねて接合 し、一方、該重ねて接合して成るバックヨークの前記分割部位に嵌着せられるバ ックヨークの一側片を備え、前記重ねて接合して成るセンターヨークにコイルボ ビンを摺動自在に遊嵌した後、該一側片を前記分割部位に嵌合し、且つ、該一側 片と共に形成されるバックヨークの四隅にはシャーシへの取付孔が形成されてい るリニアモータを提供するものである。
【0007】
【作用】
この考案は、従来例のように、特別に他の基板又はシャーシ等に対する取付用 の大形の基板を必要とせず部品点数も削減できる。更に、バックヨーク片並びに 該バックヨーク片と一体成形されるセンターヨーク片は、同形のものが用いられ てリニアモータの正面視で前後方向に垂直に重ねられて接合されるので、外形を 一致させておくことにより、該バックヨーク片及びセンターヨーク片は前後方向 に夫々同一線上に配列されることになるから、その状態でコイルボビンをセンタ ーヨークに遊嵌し、そして、分割された状態のバックヨークの一側片を該分割部 位に接合することにより、該バックヨークの四隅に開穿される取付孔の芯合せも 容易となる。斯くして、リニアモータの組立てが簡便となり、作業性が向上する と共に、組立ての自動化及び小型化も可能となってコストダウンにも寄与する。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の一実施の形態を図1及び図2に従って詳述する。図に於て1は リニアモータである。該リニアモータ1のバックヨーク片2は矩形状薄板の打ち 抜き加工によって成形するとき、幅方向の一側片を分割した状態のコ字形に成形 される。更に図1の正面図に示す如く、該バックヨーク片2の他側の一側片2a の中心から前記分割部位に到るまで延設されたセンターヨーク片3が該バックヨ ーク片2の打ち抜き加工時に同時に打ち抜き加工によって成形され、そして、前 記分割された状態に成形されたバックヨーク片2とセンターヨーク片3にてヨー ク片4が形成される。そこで、図に示す如く、該ヨーク片4はリニアモータ1の 正面視で前後方向に垂直に複数枚を重ねて接合される。
【0009】 一方、リニアモータ1の正面視で前後方向に垂直に重ねて接合して成るバック ヨーク4aは対象の各部位が該リニアモータ1の正面視で前後方向に同一線上に 配列されるので、前記分割部位も同様に前後方向で同一線上に形成される。そこ で、この分割部位に嵌着されるバックヨーク4aの一側片5が設けられる。更に 、前述せるリニアモータ1の前後方向で垂直に重ねて接合されるセンターヨーク 片3から成るセンターヨーク4bにコイルボビン6を摺動自在に遊嵌した後、前 記一側片5を前記バックヨーク4aの分割部位に嵌合して一体的に結合し、矩形 輪郭のバックヨークを形成して四隅にシャーシ(図示せず)への取付孔7,7, 7,7が前後方向直線上に形成されるように、予め該バックヨーク片2及び一側 片5に該取付孔7,7,7,7を開穿しておく。而も、この取付孔7,7,7, 7の芯合せはバックヨーク4aの形成時に該バックヨーク4aを構成する各バッ クヨーク片2,2…の外形を同一面上に規制し、そして、前記一側片5を嵌合す ることにより極めて容易に行うことができ、依って、シャーシ(図示せず)にボ ルト・ナットを用いて取付ける作業も容易となる。
【0010】 又、前記バックヨーク4aの左右長手方向の上下両内側面にはマグネット8, 8が接合されている。 尚、本考案は、本考案の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、 そして、本考案が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0011】
【考案の効果】
この考案は、上記一実施の形態に詳述せる如く、リニアモータのヨークは同形 のヨーク片を用いて、該リニアモータの正面視で前後方向に垂直に複数枚が重ね られ、接合されて形成されるのであるから該接合されて形成されるセンターヨー クに、バックヨークの分割部位方向からコイルボビンを遊嵌した後、該分割部位 にバックヨークの一側片を嵌合して矩形輪郭の形状にバックヨークが形成される とき、このバックヨークの四隅に設けられる取付孔の芯合せも極めて容易となっ てシャーシに対してボルト・ナットにて取付ける作業も簡便となる。斯くして、 リニアモータの組立てが極めて簡易であり、且つ、用いられる部品点数も少なく 、従来のように取付用の大形の基板等も不必要であるから、リニアモータを可及 的に小型化することができると共に組立ての自動化も可能となり、コストダウン にも寄与するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態を示し、リニアモータの
正面図。
【図2】図1の平面図。
【符号の説明】
1 リニアモータ 2 バックヨーク片 3 センターヨーク片 4 ヨーク片 4a バックヨーク 4b センターヨーク 5 一側片 7 取付孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックヨークと該バックヨーク間に設け
    たセンターヨークと、該センターヨークをガイドとして
    摺動自在に遊嵌されたコイルボビンとより成り、且つ、
    前記バックヨーク及びセンターヨークは薄い金属板を打
    ち抜いて形成した夫々のヨーク片を積層して成るリニア
    モータに於て、該バックヨーク片は、矩形状輪郭の幅方
    向一側片を分割した状態のコ字形に形成されると共に、
    センターヨーク片が前記バックヨーク片の他側の一側片
    から前記分割部位まで延設された状態でバックヨーク片
    と該センターヨーク片とが一体的に薄板にて形成されて
    ヨーク片を構成し、更に、同一形状のヨーク片をリニア
    モータの正面視で前後方向に垂直に複数枚を重ねて接合
    し、一方、該重ねて接合して成るバックヨークの前記分
    割部位に嵌着せられるバックヨークの一側片を備え、前
    記重ねて接合して成るセンターヨークにコイルボビンを
    摺動自在に遊嵌した後、該一側片を前記分割部位に嵌合
    し、且つ、該一側片と共に形成されるバックヨークの四
    隅にはシャーシへの取付孔が形成されていることを特徴
    とするリニアモータ。
JP1996002999U 1996-04-15 1996-04-15 リニアモータ Expired - Lifetime JP2559572Y2 (ja)

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JPH0991U true JPH0991U (ja) 1997-02-14
JP2559572Y2 JP2559572Y2 (ja) 1998-01-19

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