JP2556359Y2 - 乗用運搬車 - Google Patents

乗用運搬車

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JP2556359Y2
JP2556359Y2 JP8542591U JP8542591U JP2556359Y2 JP 2556359 Y2 JP2556359 Y2 JP 2556359Y2 JP 8542591 U JP8542591 U JP 8542591U JP 8542591 U JP8542591 U JP 8542591U JP 2556359 Y2 JP2556359 Y2 JP 2556359Y2
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JP
Japan
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cabin
front side
upward
shaft
fixed
Prior art date
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Application number
JP8542591U
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JPH0526718U (ja
Inventor
貞夫 有木
誠二 井上
利通 仲田
浩昭 永井
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ATECS CORP
Original Assignee
ATECS CORP
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Steering Controls (AREA)
  • Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、不整地を走行可能にし
た農業あるいは土木作業用で、操縦者の搭乗するキャビ
ンを備えた乗用運搬車に関する。
【0002】
【従来の技術】運搬車で操縦者が搭乗したり歩行したり
して操縦操作を可能にすることは、例えば、実開昭55
−1552号公報や特開昭57−51523号公報等に
記載されている。しかし、これらに示されたものは、全
てキャビンが無い運搬車である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】キャビンは、風雨を防
ぐために設けるのであるが、軟弱地での運搬作業や狭い
山道での走行時には、危険を回避するために作業者が歩
きながら操縦操作を行った方が良い。そこで、本考案で
は、キャビン付運搬車において、キャビン内に搭乗した
り、キャビン外を歩行したりしながら操縦操作が行える
ようにすることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】車台1の前部に操縦者が
搭乗するキャビン2を設けた乗用運搬車において、キャ
ビン2の前側面3をキャビン本体4に対してその上端で
枢着し、この前側面3をキャビン本体4に沿わせた状態
と上方へ回動して略水平にした状態とで保持可能にする
と共に、キャビン2内のステアリング装置5の操作側面
Aを後上方向きと前上方向きとに変更可能にして、操縦
者がキャビン2内に搭乗して或いはキャビン2の前側を
歩行しながら操縦操作可能にした。
【0005】
【考案の作用及び効果】前記の構成で、操縦者がキャビ
ン2内に搭乗して操縦操作を行う場合には、キャビン2
の前側面3を正規の位置に固定して、ステアリング装置
5の操作側面Aを後上方側にしてキャビン2内に座った
り立ったりした操縦者がステアリング装置5を操作でき
る。操縦者が歩行しながら操縦操作を行う場合には、キ
ャビン2の前側面3を上方へ回動して略水平状態に保持
し、ステアリング装置5の操作側面Aを前上方側に変更
して、操縦者が前側面3の下側に位置して歩きながらス
テアリング装置5を操作することになる。この場合に
は、前側面3で操縦者に雨が降りかかるのを防ぐことに
なる。
【0006】
【実施例】次に、本考案の一実施例を説明する。乗用運
搬車の全体構造は、図1に示す如く、車台1の前部に操
縦者が搭乗するキャビン2を設け、後部に左右側板6,
7と後側板8とで底板9を囲った荷台10を設け、車台
1の下部に前後各一対の前後輪11,12を装着してい
る。キャビン2内には、図2に示す如く、前側の左右中
央にステアリング装置5を立設し、その後部に座席13
を設けている。キャビン2は、前側から上部を経て後側
にかけて搭乗空間を箱状に覆う本体4を設け、前側面3
は上端をヒンジ40で本体4に取り付け、本体4に沿わ
せて固定したり上方へ回動して支脚14で略水平に保持
できるようにしている。
【0007】 この前側面3とキャビン2の後側面15
には透明のガラスを取り付け透視できるようにしてい
る。キャビン2内のステップ部16にはステアリング装
置5を立設しているが、その構造は、図3に示す如く、
次のとおりである。ステップ部16に円板状の支台17
を固着し、この支台17の中央部を貫通して軸受部18
で回動可能に保持される支軸19を垂直に立設してい
る。支軸19には断面コ字状の支枠20を固着し、この
支枠20に横軸21を水平方向に支持している。この横
軸21にはハンドル軸22の下端に固着した支枠23を
固着している。ハンドル軸22の上端には丸ハンドル2
4を取り付けている。ハンドル軸22の上部には油圧ス
テアリング装置(図示省略)を設け、ハンドル軸22の
回転に応じてバルブを切り換えて前輪11の向きを変え
るようにしている。25はブレーキレバー、26はクラ
ッチレバーである。
【0008】横軸21の端部に扇ギヤ27を固着し、支
枠20にピン28で枢支した固定解除レバー29のギヤ
部30をこの扇ギヤ27に噛み合わせてハンドル軸22
が前後に回動しないようにしている。31は引張スプリ
ングである。支枠20の前側にボス32を突出固着し、
このボス32に固定ピン33を上下摺動自在に嵌合して
いる。また、固定ピン33の下部には受部34を設け、
この受部36とボス部32との間にスプリング35を介
装し、固定ピン33を常時下方に向けて弾発付勢してい
る。
【0009】支台16の前後には、固定ピン33の下端
が嵌合する嵌合孔36を設けている。更に、ボス部32
の上部には、軸37を中心に回動するようレバー38を
設け、このレバー38先端の二股部を固定ピン33上部
の径大部下部に係合して、レバー38の回動により固定
ピン33を上方へ摺動するようにしている。また、レバ
ー38には上方へ向けてアーム39を延設し、固定解除
レバー29の一定範囲以上の回動操作時にこの固定解除
レバー29先端に設けるピン40にアーム39が押圧さ
れてレバー38を上方へ回動して固定ピン33を上方に
摺動して嵌合孔36から外れるようになる。
【0010】ハンドル軸22の前後傾きを変える場合に
は、固定解除レバー29をスプリング31の引張力に抗
して横軸28を中心に若干上方へ回動させ、ギヤ部30
と扇形ギヤ27の噛み合いを外す。この状態で、軸21
を中心にハンドル軸22を上下に回動させ、固定解除レ
バー26を離せばスプリング31の引張力により固定解
除レバー29が復帰し、扇形ギヤ27とギヤ部30の噛
み合いによりハンドル軸22が固定される。ハンドル軸
22の向きを前後に変える場合には、固定解除レバー2
9を大きく上方へ回動させる。すると、固定解除レバー
29先端のピン40がアーム39を押圧し、軸37を中
心にレバー38が上方へ回動し固定ピン33をスプリン
グ35の押圧力に抗して上方に摺動させ、支台17の嵌
合孔36から離脱する。この状態で、ハンドル軸22を
軸19を中心に回動させハンドル軸22上端の丸ハンド
ル24等の操作側面Aが前方あるいは後方へ傾いた位置
で、固定解除レバー29から手を離すと、スプリング3
1,35の復帰力により固定ピン33が嵌合孔36に嵌
合し固定解除レバー29のギヤ部30が扇ギヤ27に噛
み合ってハンドル軸22が固定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の斜視図である。
【図2】使用状態を示す一部の側面図である。
【図3】一部の拡大断面斜視図である。
【符号の説明】
1 車台 2 キャビン 3 前側面 4 キャビン本体 5 ステアリング装置 A 操作面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭64−44849(JP,U) 実開 昭53−40933(JP,U) 実開 昭56−63668(JP,U) 実公 昭63−550(JP,Y2) 実公 昭35−8710(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車台(1)の前部に操縦者が搭乗するキ
    ャビン(2)を設けた乗用運搬車において、キャビン
    (2)の前側面(3)をキャビン本体(4)に対してそ
    の上端で枢着し、この前側面(3)をキャビン本体
    (4)に沿わせた状態と上方へ回動して略水平にした状
    態とで保持可能にすると共に、キャビン(2)内のステ
    アリング装置(5)の操作側面(A)を後上方向きと前
    上方向きとに変更可能にして、操縦者がキャビン(2)
    内に搭乗して或いはキャビン(2)の前側を歩行しなが
    ら操縦操作可能にしたことを特徴とする乗用運搬車。
JP8542591U 1991-09-24 1991-09-24 乗用運搬車 Expired - Lifetime JP2556359Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8542591U JP2556359Y2 (ja) 1991-09-24 1991-09-24 乗用運搬車

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JP8542591U JP2556359Y2 (ja) 1991-09-24 1991-09-24 乗用運搬車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0526718U JPH0526718U (ja) 1993-04-06
JP2556359Y2 true JP2556359Y2 (ja) 1997-12-03

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ID=13858476

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JP8542591U Expired - Lifetime JP2556359Y2 (ja) 1991-09-24 1991-09-24 乗用運搬車

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JP2001258337A (ja) * 2000-03-21 2001-09-25 Iseki & Co Ltd 移動農機

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JPH0526718U (ja) 1993-04-06

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