JP2555211B2 - 内燃機関の制御方法 - Google Patents

内燃機関の制御方法

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JP2555211B2
JP2555211B2 JP2164109A JP16410990A JP2555211B2 JP 2555211 B2 JP2555211 B2 JP 2555211B2 JP 2164109 A JP2164109 A JP 2164109A JP 16410990 A JP16410990 A JP 16410990A JP 2555211 B2 JP2555211 B2 JP 2555211B2
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throttle valve
engine
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combustion engine
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誠 吉村
好之 田辺
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Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
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Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は内燃機関の運転状態により、燃料遮断の有無
を決定する制御に関する。
〔従来の技術〕
従来制御は昭63−15464号の如くスロットルセンサー
出力の最小値を記憶更新しアイドルを判定する様になっ
ていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、始動後に絞弁角度のアイドル学習さ
れなかった時の点について配慮されておらず、本来アイ
ドルスイッチを使用して制御すべき領域外となる誤動作
となる。特に燃料遮断に係る誤動作は、最悪エンスト
し、運転性をいちじるしく阻害する。
また、現在の水温と学習時の水温が大きく異なる時
は、燃料遮断すべきタイミングが変わり、不適当な絞角
角度での燃料遮断となり再加速時のヘジテーションを発
生する恐れがある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、絞弁の角度を検出する手段により内燃機
関がアイドルであることを判別し、検出した現在の絞弁
角度と絞弁の全閉位置を示す絞弁最小値を比較学習し、
アイドリング条件が成立した時に、前記絞弁最小値に学
習更新し、前記学習更新された絞弁最小値と前記現在の
絞弁角度とを比較判定することにより燃料遮断の判定を
行う内燃機関の制御方法において、 機関始動後一度もアイドリング条件が成立せず学習更
新を行っていない場合は、燃料の遮断を行わないように
することにより達成される。
また、上記目的は、特許請求の範囲第1項に記載の内
燃機関の制御方法において、前記絞弁最小値の学習更新
後であっても、学習時のエンジン冷却水水温と現在のエ
ンジン冷却水水温が所定値以上異なる時は、燃料遮断を
行わないようにすることによって達成される。
〔作用〕
1.イグニッションON後一度もアイドル条件が成立せず、
アイドル値学習が行われない時は、燃料遮断を行わな
い。
これにより、現在必要なアイドル状態の絞弁角度より
大きな角度で学習が終了している場合においても、燃料
遮断が行われることがないので、エンストが防止でき
る。
2.最後にアイドル学習を更新してから、水温が大幅に変
わった時もフラグをおろし燃料遮断を行わない。
これにより、機間冷却時は、機関暖機時に比べ絞り弁
角度を開いた状態で全閉としているような場合において
も、燃料遮断が必要以上に早く実施されることがないの
で、再加速時等のベジテーションの発生を防止できる。
〔実施例〕
以下、本発明による空燃比制御装置について、図示の
実施例により詳細に説明する。
第2図は本発明の一実施例が適用されたエンジン制御
システムの一例を示したもので、図において、Eはエン
ジンを表わし、このエンジンEの吸入空気は、エアクリ
ーナ1を通ったあと、その一部がバイパス通路2に流れ
込み、吸入空気量センサ3により流量計測される。
また、燃料タンク4内の燃料は燃料ポンプ5により加
圧され、調圧器6により所定の燃圧にされ、燃料噴射弁
7に供給される。
この燃料噴射弁7は、制御装置15により演算された噴
射パルス幅Tiの時間だけ、これも後述する検出器18の信
号に同期して、或いはエンジン加速検出時などでの一定
周期による信号に同期して、逐次、開弁制御され、吸入
空気中に燃料を噴射する。
11は補助空気供給装置で、絞り弁9の上流と下流を結
ぶバイパス通路の面積を電気信号により制御する機能を
持ち、制御装置15から供給される制御信号により、主と
してエンジンのアイドル回転速度をフィードバック制御
すると共に、エアコンなどの補機による負荷変動に際し
ての回転速度変化を補償する働きをする。
12は点火コイルで、ディストリビュータ16に内蔵され
ているロータ17と検出器18からなるクランク角センサか
ら供給されるREF信号により、制御装置15で演算される
点火制御信号により制御され、ディストリビュータ16を
介して所定の点火プラグに点火用高圧を供給する働きを
する。
13は温度センサで、エンジンE冷却液温度を検出し、
制御装置15に入力する働きをする。
9はエンジンEの吸入空気量を調節するための絞り弁
で、この絞り弁9には絞り弁開度センサ10が設けられて
おり、これにより絞り弁開度信号も制御装置15に入力さ
れている。従って、制御装置15は、所定の時間毎に、こ
の開度センサ10からの信号を調べ、その変化量からエン
ジンの制御状態が加速か減速かを判定したり、後で詳述
する所定値との比較によりアイドル状態か高負荷状態で
あるかなどを判定することができる。
例えば、下り坂等のエンジンブレーキ時に、開度セン
サ10より絞り弁の閉じ具合が検出されアイドル位置が検
出されると共に、エンジン回転数が所定値よりも高い領
域では、燃費向上のため燃料供給を停止する。
次にアイドル状態を検出するための絞り弁角度の所定
値について図1にてさらに詳細に説明する。
絞り弁角度の所定値は、イグニッションON時にエンジ
ン水温より求まる値(102)が設定される。この時学習
はまだ行っていないのでフラグを立てない(101)。
次に、前回学習時水温と現在水温が所定の温度差を越
えていたら(103)フラグを取消しする(104)。
次にエンジンアイドル条件が成立したら(105)その
時のスロットル開度を学習し(107)、学習フラグを立
てて燃料遮断を行う(108)。この時の水温も記録して
おく(109)。以上の制御により絞り弁角度の所定値を
求める。
また上記(105)にて、エンジンアイドル条件が成立
しなかった場合には、現在の水温より求まるアイドル時
の弁角度と前回求めた角度の小さい方を絞り弁角度所定
値として記憶しておく(106)。
上述のように、アイドル時の絞り弁角度の学習終了フ
ラグNが0すなわち、学習が終了していない時は、減速
時においても燃料遮断は行わない。
また、学習後であっても、現在の水温と学習した時の
水温が大きく異なる時(所定値以上の時)は燃料遮断は
行わないようにする(104)。
〔発明の効果〕
本発明によれば、エンジンの運転状態によっては、ア
イドル学習がなされない時に発生するおそれのある減速
時エンスト、及び現在の水温と学習した時の水温が大き
く異なる時際加速時に生じるヘジテーションに対応で
き、良好な運転性能を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるソフトアイドルスイッチの設定の
一実施例の制御動作を説明するためのフローチャート、
第2図は本発明の一実施例が適用されたエンジン制御シ
ステムの構成図である。 E……エンジン、1……アエクリーナ、2……バイパス
通路、3……吸入空気量センサ、4……燃料タンク、5
……燃料ポンプ、6……調圧器、7……燃料噴射弁、9
……絞り弁、10……絞り弁開度センサ、11……補助空気
供給装置、12……点火コイル、13……温度センサ、14…
…O2センサ、15……制御装置、16……ディストリビュー
タ、17……ロータ、18……検出器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−190448(JP,A) 特開 平1−117955(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絞弁の角度を検出する手段により内燃機関
    がアイドルであることを判別し、検出した現在の絞弁角
    度と絞弁の全閉位置を示す絞弁最小値を比較学習し、ア
    イドリング条件が成立した時に、前記絞弁最小値に学習
    更新し、前記学習更新された絞弁最小値と前記現在の絞
    弁角度とを比較判定することにより燃料遮断の判定を行
    う内燃機関の制御方法において、 機関始動後一度もアイドリング条件が成立せず学習更新
    を行っていない場合は、燃料の遮断を行わないことを特
    徴とする内燃機関の制御方法。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の内燃機関の
    制御方法において、前記絞弁最小値の学習更新後であっ
    ても、学習時のエンジン冷却水水温と現在のエンジン冷
    却水水温が所定値以上異なる時は、燃料遮断を行わない
    ことを特徴とする内燃機関の制御方法。
JP2164109A 1990-06-25 1990-06-25 内燃機関の制御方法 Expired - Lifetime JP2555211B2 (ja)

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