JPH07180596A - エンジン制御用大気圧検出装置 - Google Patents

エンジン制御用大気圧検出装置

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JPH07180596A
JPH07180596A JP5326566A JP32656693A JPH07180596A JP H07180596 A JPH07180596 A JP H07180596A JP 5326566 A JP5326566 A JP 5326566A JP 32656693 A JP32656693 A JP 32656693A JP H07180596 A JPH07180596 A JP H07180596A
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JP
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atmospheric pressure
engine
intake
valve
speed
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JP5326566A
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English (en)
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Noriyasu Obaishi
徳康 小羽石
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アイドル(スロットル全閉)時におけるアイ
ドル回転数制御弁の開度を用いて大気圧を検出すること
により、スロットル開度センサを設けていない安価な構
成のエンジン制御システムにおいてその大気圧検出精度
を向上させる。 【構成】 吸気通路7のスロットル弁12を迂回するバ
イパス通路19には、ISC弁20が配設されている。
吸気通路7のサージタンク10には吸気通路7内の絶対
圧を検出する吸気圧力センサ11が配設されている。デ
ィストリビュータ21には回転角センサ23が設けられ
ている。ECU24は、アイドル状態でのISC弁20
の制御量、エンジン回転数及び吸気圧力に基づいて大気
圧を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジン制御用大気
圧検出装置に係り、詳しくは大気圧センサを設けること
なく、吸気圧力センサによる吸気圧力から大気圧を検出
するようにしたエンジン制御用大気圧検出装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種のエンジン制御用大気
圧検出装置として、スロットル開度、エンジン回転数及
び吸気圧力に応じて大気圧を検出するようにした装置が
開示されている(例えば、特開平1−131427号公
報,特開平1−172727号公報,特開平2−232
53号公報)。詳述すると、上記大気圧検出装置におい
て、吸気通路には吸気圧力センサが設けられ、同吸気圧
力センサは吸気通路内の絶対圧を検出する。スロットル
弁にはスロットル開度センサが付設され、同開度センサ
は連続的に変化するスロットル開度を検出する。回転角
センサはエンジン回転数を検出する。そして、前記各セ
ンサによる3つの演算パラメータを用いることにより、
エンジン運転時における大気圧検出が行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年ではコ
スト低減のためにスロットル開度センサ(例えばポテン
ショメータ)を設けていないエンジン制御システムが多
用されている。この場合、スロットル開度を大気圧検出
のパラメータの一つとして用いる上記従来の大気圧検出
装置では、大気圧検出が不可能になるという問題が生じ
る。
【0004】又、アイドル回転数制御弁(ISC弁)を
備えたエンジン制御システムにおいては、アイドル(ス
ロットル全閉)時におけるISC弁の開度が吸気圧力に
及ぼす影響が大きい。そのため、従来の大気圧検出装置
のように、スロットル開度,エンジン回転数,吸気圧力
をパラメータとして大気圧を検出する場合、アイドル時
における大気圧検出精度が著しく低下するという問題が
生じる。
【0005】この発明は、上記問題に着目してなされた
ものであって、その目的とするところは、スロットル開
度センサを設けていない安価な構成のエンジン制御シス
テムにおいてその大気圧検出精度を向上させることがで
きるエンジン制御用大気圧検出装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、吸気通路のスロットル弁を迂回するバ
イパス通路に設けられ、アイドル回転数をエンジン運転
条件に応じた最適値に調整するためのアイドル回転数制
御弁と、エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出
手段と、吸気通路のスロットル弁の下流に設けられ、吸
気通路内の絶対圧を検出する吸気圧力センサとを備えた
エンジン制御システムに用いられるものであって、アイ
ドル時における前記アイドル回転数制御弁の開度、エン
ジン回転数及び吸気圧力から大気圧を検出する大気圧検
出手段を備えたことを要旨とするものである。
【0007】請求項2では、前記大気圧検出手段が演算
パラメータとして用いるエンジン回転数及び吸気圧力
は、所定変動域内における中間値であるように構成して
いる。請求項3では、前記大気圧検出手段は、演算パラ
メータとしてのエンジン回転数の中間値とエンジン回転
数のその時の検出値との偏差が所定値以下であれば大気
圧を検出するように構成している。
【0008】請求項4では、クランキング時において、
前記大気圧検出手段は前記アイドル回転数制御弁を全開
状態にして大気圧を検出するように構成している。請求
項5では、前記大気圧検出手段による大気圧検出時にお
いて、燃料噴射停止、又は点火停止を実行するように構
成している。
【0009】
【作用】上記構成によれば、アイドル回転数をエンジン
運転条件に応じた最適値に調整すべくアイドル回転数制
御弁の開度が制御され、この時、大気圧検出手段は、ア
イドル回転数制御弁の開度、エンジン回転数及び吸気圧
力から大気圧を検出する。要するに、アイドル回転数制
御弁を備えたエンジン制御システムにおいて吸気圧力セ
ンサによる検出値を用いて大気圧を検出する場合、アイ
ドル(スロットル全閉)時におけるアイドル回転数制御
弁の開度が吸気圧力に及ぼす影響が大きく、大気圧の検
出誤差となる。しかし、本構成では、アイドル時でのア
イドル回転数制御弁の開度をパラメータとして大気圧を
検出するため、高精度な大気圧検出が可能となる。又、
従来の大気圧検出装置のようにスロットル開度をパラメ
ータとしないため、スロットル開度センサによるスロッ
トル開度の検出が不要となり、スロットル開度センサを
設けていない安価なエンジン制御システムにも好適であ
る。
【0010】請求項2によれば、大気圧検出手段は、所
定変動域内における中間値であるエンジン回転数及び吸
気圧力を用いて大気圧を検出する。ここで、中間値は、
変動域内のピーク値(最大値,最小値)を除く値であっ
て、具体的には平均化やなまし化等にて求められる値を
意味する。この場合、エンジン回転数及び吸気圧力の平
均化やなまし化により、各検出値が脈動しても高精度な
大気圧検出が実現される。
【0011】請求項3によれば、大気圧検出手段は、演
算パラメータとしてのエンジン回転数の中間値と、エン
ジン回転数の最新の検出値との偏差が所定値以下であれ
ば大気圧を検出する。即ち、例えばエンジン回転数の検
出値の脈動が許容域よりも大きくなり急峻なる回転変動
が生じると、大気圧の検出精度が悪化する。そのため、
回転変動が大きい場合の大気圧検出が禁止され、常に安
定した条件にて大気圧検出が行われる。
【0012】請求項4によれば、クランキング時におい
て、大気圧検出手段はアイドル回転数制御弁を全開状態
にして大気圧を検出する。即ち、一般にアイドル回転数
制御弁の開度が大きい程、吸気圧力センサにより検出さ
れる吸気圧力が大気圧に近い値となる。そのため、アイ
ドル回転数制御弁を全開にして大気圧を検出することに
より、その検出精度がさらに向上する。なお、アイドル
回転数制御弁の全開はクランキングの短期間に限定され
るため、アイドル回転数に不調を生じるおそれはない。
【0013】請求項5によれば、大気圧検出手段による
大気圧検出時において、燃料噴射停止、又は点火停止が
実行される。この場合、燃料噴射処理又は点火処理によ
るエンジン回転数の上昇や吸気圧力の低下が抑制され、
大気圧検出条件の安定化が図られる。
【0014】
【実施例】
(第1実施例)以下、請求項1及び2の発明を具体化し
た第1実施例について、図面に従って説明する。
【0015】図1は本実施例におけるエンジン制御装置
の概略を示す図であり、同装置は自動車に搭載されるも
のである。多気筒火花点火式エンジン1はシリンダ2内
にピストン3を備え、同エンジン1の燃焼室4には点火
プラグ16が設けられている。シリンダ2にはエンジン
冷却水の温度を検出する水温センサ17が設けられてい
る。燃焼室4は、吸気弁5,排気弁6を介して吸気通路
7,排気通路8と連通している。
【0016】各気筒毎の燃料噴射弁9は吸気通路7に設
けられ、燃料噴射弁9の上流側の吸気通路7には、吸入
時の吸気の脈動を抑えるためのサージタンク10が設け
られている。サージタンク10には、吸気圧力(絶対
圧)を検出するための吸気圧力センサ11が配設されて
いる。サージタンク10の上流側には、アクセルペダル
(図示略)の操作に連動して開閉されるスロットル弁1
2が設けられている。スロットル弁12には、同弁12
の全閉位置(アイドル)を検出しその旨を示すオン信号
を出力するアイドルスイッチ13が付設されている。
又、吸気通路7の最上流部にはエアクリーナ14が設け
られている。
【0017】従って、エアクリーナ14から吸入された
空気は、スロットル弁12、サージタンク10を介して
吸気通路7の下流側に向かって流れる。そして、その空
気流の途中において、燃料噴射弁9から噴射される燃料
と混合されて混合気となる。その混合気は、吸気弁5を
介して燃焼室4内へ導入された後、点火プラグ16によ
り燃焼されて排気ガスとなり排気弁6を介して排気通路
8へ排出される。
【0018】又、前記吸気通路7にはスロットル弁12
を迂回し、且つスロットル弁12の上流側とサージタン
ク10とを連通するバイパス通路19が設けられてい
る。このバイパス通路19の途中には、アイドル時にお
ける補助空気量即ちアイドル回転数を制御するためのア
イドル回転数制御弁(以下、ISC弁という)20が配
設されている。同ISC弁20において、弁体20aは
スプリング(図示略)により常にシート部20bを閉じ
る方向(図1の左方向)に付勢され、コイル20cを励
磁することによりシート部20bを開く方向(図1の右
方向)に移動する。即ち、ISC弁20のコイル20c
の励磁によりバイパス通路19が開き、コイル20cの
消磁によりバイパス通路19が閉じるようになってい
る。このISC弁20はパルス幅変調に基づくデューテ
ィ比制御により開度調整されるようになっている。
【0019】ディストリビュータ21は、点火装置22
から出力される高電圧をエンジン1のクランク角に同期
して各点火プラグ16に分配するためのものであり、各
点火プラグ16の点火タイミングは点火装置22からの
高電圧の出力タイミングにより決定される。ディストリ
ビュータ21には、同ディストリビュータ21のロータ
の回転からクランク角を検出してパルス信号を出力する
回転角センサ23(エンジン回転数検出手段)が設けら
れている。
【0020】大気圧検出手段としての電子制御装置(以
下、ECUという)24はマイクロコンピュータを中心
に構成され、A/D変換器等を含むものである。ECU
24には吸気圧力センサ11、アイドルスイッチ13、
水温センサ17及び回転角センサ23が接続され、各セ
ンサ,スイッチからの信号が入力される。又、ECU2
4には燃料噴射弁9、ISC弁20及び点火装置22等
の各種アクチュエータが接続されており、ECU24は
上記センサ,スイッチによる検出信号に基づいて各種ア
クチュエータの制御量を演算し、同制御量にてアクチュ
エータを駆動させる。
【0021】なお、アイドル時における吸気圧力PM、
エンジン回転数NE、ISC弁20の制御量(ISC開
度)は、その時の大気圧PATMに対して図4に示す関
係を有している。即ち、図4においては、ISC制御量
が大きくなる程、又はエンジン回転数NEが小さくなる
程、吸気通路7内の負圧レベルが小さくなり、吸気圧力
センサ11により検出された吸気圧力PMが大気圧PA
TM(破線で示す)に近い値になることを示している。
【0022】図5(a)〜(c)は、上記図4の関係に
基づいて作成された大気圧予測マップであり、同マップ
はECU24内のメモリに記憶されている。図5(a)
〜(c)は所定のISC制御量毎(図5では0%,50
%,100%)に設定され、各マップは異なる大気圧P
ATMの値からなる複数本の特性線を有している。これ
らはいずれも、吸気圧力PM,エンジン回転数NEが大
きくなると、検出される大気圧PATMの値も大きくな
ることを示す。なお、図5には、例として3つの予測マ
ップを示したが、メモリには上記ISC制御量以外での
予測マップが多数記憶されており、ECU24は必要時
において最も近いマップを用いて大気圧PATMを検索
する。
【0023】次に、上記のように構成されたエンジン制
御装置の作用を説明する。図2のフローチャートは本制
御装置のメインルーチンを示しており、同ルーチンは所
定周期(例えば10μsec毎)にECU24によって
実行されるようになっている。
【0024】図2のルーチンが開始されると、ECU2
4は、先ずステップ101で各制御に必要な複数の入力
信号(回転角センサ23,吸気圧力センサ11による検
出信号等)を取り込む。そして、ECU24は、ステッ
プ102で回転角センサ23の検出信号に基づいてエン
ジン回転数NEを演算するとともに、ステップ103で
吸気圧力センサ11の検出信号に基づいて吸気圧力PM
を演算する。
【0025】その後、ECU24は、ステップ104で
各種パラメータに基づいてISC制御量を演算するとと
もに、同制御量にてISC弁20を駆動させる。詳しく
は、ECU24は、水温センサ17による冷却水温に応
じた基本制御量と、エアコン等の補機作動により必要と
なる負荷補正量と、その時のエンジン回転数NEと目標
アイドル回転数との偏差をなくすべく設定されたフィー
ドバック補正量とを求めるとともに、各値を加算してI
SC制御量を演算する。そして、同ISC制御量に応じ
た所定のデューティ比にてISC弁20を駆動させる。
【0026】次に、ECU24は、ステップ105,1
06で大気圧検出ルーチンの実行条件が成立しているか
否かを判別する。詳しくは、ECU24はステップ10
5で大気圧検出フラグXATMが「0」であるか否か判
別する。ここで、大気圧検出フラグXATMは、次のス
テップ107でのサブルーチン(大気圧検出ルーチン)
にて設定されるものであり、XATM=「1」は大気圧
検出が既に完了したことを示し、XATM=「0」は大
気圧未検出を示している。又、ECU24はステップ1
06でエンジン回転数NEが始動後を判定するための所
定回転数A(例えば、500rpm)以下であるか否か
判定する。即ち、本実施例では、クランキング時にのみ
大気圧検出を行うように構成しており、所定回転数Aよ
り高い時は大気圧検出不可能と判断する。
【0027】ステップ105,106のいずれかが否定
判別された場合(XATM=「1」、又はNE>Aの場
合)、大気圧検出ルーチンの実行条件が不成立であると
して、ECU24は大気圧検出ルーチンを実行せずに直
接ステップ108に進む。又、ステップ105,106
が共に肯定判別された場合(XATM=「0」、且つN
E≦Aの場合)、大気圧検出ルーチンの実行条件が成立
したとして、ECU24はステップ107に進み大気圧
検出ルーチンを実行する。この大気圧検出ルーチンにつ
いては後で詳述する。
【0028】その後、ECU24はステップ108でI
SC弁20の制御以外のエンジン制御の制御量を演算す
る。より具体的には、ECU24はその時のエンジン運
転条件(エンジン回転数NE,吸気圧力PM,大気圧P
ATM等)に基づいて、燃料噴射弁9による燃料噴射量
を演算するとともに、点火プラグ16による点火時期を
演算する。そして、ECU24は、ステップ109で各
制御を実行した後、メインルーチンの処理を終了する。
【0029】次いで、上記ステップ107に相当する図
3の大気圧検出ルーチンを説明する。図3において、E
CU24は先ずステップ201でエンジン1が回転状態
であるか否か(NE>0rpmであるか否か)を判定
し、エンジン1が停止していれば(NE=0rpmの場
合)ステップ202に進む。ECU24はステップ20
2でその時の吸気圧力PMを大気圧PATMとして記憶
する。又、ECU24は、続くステップ203で大気圧
検出フラグXATMを「1」にセットした後、メインル
ーチンにリターンする。なお、本実施例では、図2,3
のルーチンを所定時間周期にて実行するようにしている
が、回転角センサ23によるパルス信号の入力毎に実行
するようにした場合、上記ステップ201〜203の処
理を省略することもできる。
【0030】一方、エンジン1が回転状態であれば(N
E>0rpmの場合)、ECU24はステップ204に
進みアイドルスイッチ13がオン信号を出力しているか
否かによってアイドル(スロットル全閉)であるか否か
を判別する。そして、非アイドルであれば、ECU24
はステップ205〜207で大気圧検出に必要な値を全
てクリアして、メインルーチンにリターンする。詳しく
は、ECU24はステップ205でエンジン回転数NE
の積算値Σ(NE)を「0」に、ステップ206で吸気
圧力PMの積算値Σ(PM)を「0」に、ステップ20
7で積算回数カウンタK1を「0」に、それぞれクリア
する。
【0031】又、アイドルであれば、ECU24はステ
ップ208,209でエンジン回転数NEと吸気圧力P
Mのそれぞれの積算値Σ(NE),Σ(PM)を算出す
る。又、ECU24は続くステップ210で積算回数カ
ウンタK1を「1」だけインクリメントする。
【0032】次いで、ECU24はステップ211で積
算回数カウンタK1の値が各平均値NEAV,PMAV
を求めるのに十分な所定の積算回数(所定回数B1)に
達したか否かを判定する。そして、所定回数B1未満で
あれば、ECU24はメインルーチンにリターンし、所
定回数B1に達していればステップ212に進む。EC
U24はステップ212でエンジン回転数NEの積算値
Σ(NE)と所定回数B1とから平均回転数NEAVを
算出するとともに(NEAV=Σ(NE)/B1)、ス
テップ213で吸気圧力PMの積算値Σ(PM)と所定
回数B1とから平均吸気圧力PMAVを算出する(PM
AV=Σ(PM)/B1)。
【0033】その後、ECU24は、ステップ214で
前記図2のステップ104にて演算したISC制御量か
ら図5(a)〜(c)の大気圧予測マップを決定する。
続いて、ECU24はステップ215で大気圧予測マッ
プを用いて平均回転数NEAVと平均吸気圧力PMAV
とに応じた大気圧PATMを検索する。つまり、図6に
示す如く、その時の吸気圧力PM及びエンジン回転数N
Eに対応する大気圧PATMを検出する。そして、EC
U24はステップ216で大気圧検出フラグXATMを
「1」にセットした後、大気圧検出ルーチンを終了しメ
インルーチンへリターンする。
【0034】以上詳述したように、本実施例の大気圧検
出装置では、ISC弁20を備えたエンジン制御システ
ムにおいて、ISC弁20の制御量、エンジン回転数N
E及び吸気圧力PMから大気圧PATMを検出するよう
にした。つまり、ISC弁20を備えたエンジン制御シ
ステムでは、アイドル(スロットル全閉)時におけるI
SC弁20の開度が吸気圧力PMに及ぼす影響が大き
く、大気圧検出に誤差が生じる。しかし、本構成では、
アイドル時でのISC弁20の開度をパラメータとして
大気圧PATMを検出するため、高精度な大気圧検出を
行うことができる。又、従来の大気圧検出装置のように
スロットル開度をパラメータとしないため、スロットル
開度センサによるスロットル開度の検出が不要となり、
スロットル開度センサを設けない安価なエンジン制御シ
ステムにも好適な大気圧検出装置を実現することができ
る。
【0035】又、本実施例では、大気圧演算のパラメー
タとして、平均回転数NEAV及び平均吸気圧力PMA
V(所定変動域内における中間値)を用いた。そのた
め、エンジン回転数NE又は吸気圧力PMが脈動しても
高精度な大気圧検出が実現できる。
【0036】さらに、本実施例では、クランキング時
(微小回転時)にのみ、大気圧PATMを検出する構成
とした。その結果、前記図4に示す如く、負圧レベルの
小さい領域(大気圧PATMに近い領域)で大気圧検出
が実施され、その検出精度を高めることができる。つま
り、負圧レベルの大きい高回転域では吸気圧力センサ1
1に対し高い検出精度が要求されるが、微小回転域では
吸気圧力センサ11の検出精度が比較的低くても検出精
度を保持することができる。
【0037】以下には、上記第1実施例を変形した第2
〜第5実施例を説明する。なお、第2〜第5実施例で
は、上記第1実施例との相違点を中心に説明を行い、同
一箇所については詳しい説明を省略する。 (第2実施例)第2実施例は請求項4の発明を具体化し
ており、図7には第2実施例におけるメインルーチンを
示す。前述の図2のメインルーチンでは、ISC弁20
の制御を実行し(図2のステップ104)、その後、大
気圧検出ルーチンを実行するか否かを判定していた(図
2のステップ105,106)。これに対して、図7の
メインルーチンでは、ISC制御量を決定する前に大気
圧検出ルーチンを実行するか否かを判定している。
【0038】即ち、ECU24は、ステップ301〜3
03で各種パラメータの取り込み処理及び演算処理を行
い、ステップ304,305で大気圧検出ルーチンの実
行条件が成立しているか否かを判別する。大気圧検出ル
ーチンの実行条件が成立した場合(ステップ304,3
05が共に肯定判別された場合)、ECU24はステッ
プ306でISC弁20を全開に制御し、その後、ステ
ップ307で前記図3に示した大気圧検出ルーチンを実
行する。そして、ECU24は、続くステップ308で
大気圧検出フラグXATMによって大気圧検出が終了し
たか否かを判別する。XATM=「0」、即ち大気圧検
出未検出であれば、ステップ310,311でISC弁
20の制御を除くエンジン制御を実行した後、メインル
ーチン処理を終了する。XATM=「1」、即ち大気圧
検出が終了していれば、ステップ309でISC弁20
の制御を実行した後で、ステップ310,311の処理
を実行する。
【0039】又、大気圧検出ルーチンの実行条件が成立
しない場合(ステップ304,305のいずれかが否定
判別された場合)、ECU24はステップ309,31
0,311でISC弁20の制御と共にその他エンジン
制御を実行する。
【0040】以上のように本第2実施例では、大気圧検
出ルーチンを実行する際、ISC弁20を全開に制御す
るようにした。つまり、前記図4に示す如く、ISC弁
20の開度が大きい程、吸気通路7内の負圧レベルが小
さくなり、吸気圧力センサ11により検出される吸気圧
力PMが大気圧PATMに近い値となる。従って、本構
成では、ISC弁20を全開にしない場合に比べて、大
気圧PATMの検出精度を向上させることができる。な
お、ISC弁20の全開はクランキングの短期間に限定
されるため、アイドル回転数に不調を生じるおそれはな
い。 (第3実施例)第3実施例は請求項5の発明を具体化し
ており、図8には第3実施例におけるメインルーチンを
示す。前述の図2のメインルーチンでは、大気圧PAT
Mの検出・未検出に関係なく各種のエンジン制御(点火
制御や燃料噴射制御)を実施していた(図2のステップ
108,109)。これに対して、図8のルーチンで
は、大気圧PATMの未検出時にISC弁20の制御以
外のエンジン制御を強制的に中止させている。
【0041】即ち、ステップ405,406での大気圧
検出ルーチンの実行条件が満たされると、ECU24は
ステップ407で前記図3に示した大気圧検出ルーチン
を実行する。そして、ECU24は、続くステップ40
8で大気圧検出フラグXATMが「1」であるか否かを
判別する。このとき、XATM=「1」であれば、EC
U24は後続のステップ409,410で燃料噴射や点
火時期の制御を実行し、XATM=「0」であればステ
ップ409,410での各制御を実行せずにそのまま本
ルーチンを終了する。
【0042】以上のように本第3実施例では、大気圧検
出期間(XATM=「1」の期間)で燃料噴射停止又は
点火停止が行われ、その結果、エンジン回転数NEの上
昇が抑制される。つまり、大気圧検出が完了する前にエ
ンジン回転数NEが所定回転数A以上に上昇し検出不能
とされることはなく、このような大気圧検出条件の安定
化により確実なる大気圧検出を行うことができる。 (第4実施例)第4実施例は請求項3の発明を具体化し
ており、図9には第4実施例における大気圧検出ルーチ
ンを示す。この図9の大気圧検出ルーチンでは、前記図
3の大気圧検出ルーチンのステップ204の処理後に、
ステップ505,509,510の処理を追加してい
る。
【0043】即ち、ECU24はステップ504でアイ
ドルであるか否かを判別し、アイドルであればステップ
509に進み、所定のなまし係数C(例えば、C=0.
5)を用いてエンジン回転数NEのなまし値NESを求
める(NES=NESO+C・(NE−NESO))。
ここで、NESOは、なまし値NESの前回値を示して
いる。又、非アイドルであればステップ505に進み、
なまし値NESを最新のエンジン回転数NEに更新す
る。
【0044】そして、ステップ509に続いて、ECU
24はステップ510でなまし値NESと最新のエンジ
ン回転数NEの偏差が所定値D以下であるか否かを判定
する。所定値Dを上回った場合、ECU24はステップ
506に進む。このとき、ECU24は大気圧PATM
の検出を行わない。又、所定値D以下である場合、EC
U24はステップ511に進んで後続のステップ511
〜519の処理を実行し、大気圧PATMの検出を行
う。
【0045】以上のように本第4実施例では、エンジン
回転数NEのなまし値NESを算出し、同なまし値NE
Sと最新のエンジン回転数NEとの偏差が小さい時にの
み、平均回転数NEAV,平均吸気圧力PMAVに基づ
いた大気圧PATMを検出するようにした。即ち、例え
ばエンジン回転数NEの脈動が許容域よりも大きくなり
急峻なる回転変動が生じると、大気圧PATMの検出精
度が悪化する。そのため、回転変動が大きい場合の大気
圧検出が禁止され、常に安定した条件にて大気圧検出が
行われることにより、その検出精度を向上させることが
できる。 (第5実施例)図10は第5実施例における大気圧検出
ルーチンを示している。前述の図3又は図9の大気圧検
出ルーチンでは、中間値として平均回転数NEAVと平
均吸気圧力PMAVとから大気圧PATMを検出してい
た。これに対して、図10の大気圧検出ルーチンでは、
エンジン回転数NEと吸気圧力PMのそれぞれのなまし
値NES,PMSから大気圧PATMを検出している。
【0046】即ち、アイドル時であれば、ECU24は
ステップ608でエンジン回転数NEのなまし値NES
を求め(NES=NESO+C・(NE−NES
O))、続くステップ609で同なまし値NESと最新
のエンジン回転数NEとの偏差が所定値D以下であるか
否かを判別する。そして、ステップ609が肯定判別さ
れると、ECU24はステップ610に進み、所定のな
まし係数E(例えば、E=0.5)を用いて吸気圧力P
Mのなまし値PMSを求める(PMS=PMSO+E・
(PM−PMSO))。又、ECU24は、ステップ6
11でなまし回数カウンタK2を「1」だけインクリメ
ントする。
【0047】その後、ECU24は、ステップ612で
なまし回数カウンタK2の値が各なまし値NES,PM
Sを求めるのに十分な所定回数B2に達しているか否か
を判別し、所定回数B2に達していればステップ613
に進む。ECU24は、ステップ613でISC制御量
に応じた大気圧予測マップを決定し、続くステップ61
4でその大気圧予測マップを用いて、各なまし値NE
S,PMSに基づいて大気圧PATMを検出する。な
お、ここで用いる大気圧予測マップには、まなし値NE
S,PMSに対する大気圧PATMの特性が記憶されて
いる。その後、ECU24は、ステップ615で大気圧
検出ルーチンXATMに「1」をセットしてルーチンを
終了する。
【0048】一方、ステップ604が否定判別された場
合には、ECU24は、ステップ605でその時のエン
ジン回転数NEをなまし値NESとする。又、ステップ
605の処理後、或いはステップ609が否定判別され
ると、ステップ606でその時の吸気圧力PMをなまし
値PMSとする。又、ECU24は、ステップ607で
なまし回数カウンタK2を「0」にクリアする。
【0049】以上のように本第5実施例では、平均回転
数NEAV,平均吸気圧力PMAVに代えてなまし値N
ES,PMS(所定変動域内における中間値)を算出
し、該なまし値NES,PMSに基づいて大気圧PAT
Mを検出するようにした。この場合でも、検出値の脈動
に関係なく安定した条件下で大気圧検出を行うことがで
きる。
【0050】なお、本発明は、上記各実施例の他に次に
示す様態にて具体化することもできる。上記第1〜第5
実施例では、実施例毎に本発明の要旨となる構成を含ん
でいたが、これらの実施例を任意に組み合わせて実現し
てもよい。例えば、第2実施例(図7のメインルーチ
ン)と第4実施例(図9の大気圧検出ルーチン)とを組
み合わせたり、第3実施例(図8のメインルーチン)と
第5実施例(図10の大気圧検出ルーチン)とを組み合
わせたりしてもよく、いずれの場合にも、高精度且つ確
実な大気圧検出が実現できる。
【0051】又、上記各実施例では、クランキング時で
あることを大気圧検出条件の一つとしており、一旦、大
気圧が検出されれば、大気圧検出フラグXATMを
「1」にセットし、その後は大気圧検出を停止するよう
にした。これに対して、エンジン運転時の全領域で大気
圧検出する構成としてもよい。この場合、毎回或いは所
定周期毎に大気圧を検出することで、自動車が低地走行
から高地走行に移行した場合であっても常に適切なる大
気圧の検出を行うことができる。
【0052】
【発明の効果】この発明によれば、アイドル時における
アイドル回転数制御弁の開度を用いて大気圧を検出する
ことにより、スロットル開度センサを設けていない安価
な構成のエンジン制御システムにおいてその大気圧検出
精度を向上させることができるという優れた効果を発揮
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例におけるエンジン制御装置の概略を示す
全体構成図である。
【図2】第1実施例におけるメインルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図3】第1実施例における大気圧検出ルーチンを示す
フローチャートである。
【図4】吸気圧力とエンジン回転数とISC制御量との
関係を示した線図である。
【図5】各ISC制御量毎の大気圧予測マップであり、
(a)はISC制御量=0%の時のマップ、(b)はI
SC制御量=50%の時のマップ、(c)はISC制御
量=100%の時のマップを示している。
【図6】所定のISC制御量における大気圧予測マップ
である。
【図7】第2実施例におけるメインルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図8】第3実施例におけるメインルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図9】第4実施例における大気圧検出ルーチンを示す
フローチャートである。
【図10】第5実施例における大気圧検出ルーチンを示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1…エンジン、7…吸気通路、11…吸気圧力センサ、
12…スロットル弁、20…ISC弁(アイドル回転数
制御弁)、23…エンジン回転数検出手段としての回転
角センサ、24…大気圧検出手段としてのECU(電子
制御装置)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01L 23/24

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気通路のスロットル弁を迂回するバイ
    パス通路に設けられ、アイドル回転数をエンジン運転条
    件に応じた最適値に調整するためのアイドル回転数制御
    弁と、 エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、 吸気通路のスロットル弁の下流に設けられ、吸気通路内
    の絶対圧を検出する吸気圧力センサとを備えたエンジン
    制御システムに用いられるものであって、 アイドル時における前記アイドル回転数制御弁の開度、
    エンジン回転数及び吸気圧力から大気圧を検出する大気
    圧検出手段を備えたことを特徴とするエンジン制御用大
    気圧検出装置。
  2. 【請求項2】 前記大気圧検出手段が演算パラメータと
    して用いるエンジン回転数及び吸気圧力は、所定変動域
    内における中間値である請求項1に記載のエンジン制御
    用大気圧検出装置。
  3. 【請求項3】 前記大気圧検出手段は、演算パラメータ
    としてのエンジン回転数の中間値とエンジン回転数のそ
    の時の検出値との偏差が所定値以下であれば大気圧を検
    出する請求項2に記載のエンジン制御用大気圧検出装
    置。
  4. 【請求項4】 クランキング時において、前記大気圧検
    出手段は前記アイドル回転数制御弁を全開状態にして大
    気圧を検出する請求項1〜3のいずれかに記載のエンジ
    ン制御用大気圧検出装置。
  5. 【請求項5】 前記大気圧検出手段による大気圧検出時
    において、燃料噴射停止、又は点火停止を実行する請求
    項1〜4のいずれかに記載のエンジン制御用大気圧検出
    装置。
JP5326566A 1993-12-24 1993-12-24 エンジン制御用大気圧検出装置 Pending JPH07180596A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013199915A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Suzuki Motor Corp エンジン始動制御システム
JP2015045293A (ja) * 2013-08-29 2015-03-12 三菱電機株式会社 船外機の大気圧推定装置

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