JP2013199915A - エンジン始動制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】手動でのクランキング中において吸気管内の圧力を検出して大気圧として使用する場合に、より正確な大気圧を得られるようにする。
【解決手段】ECM9において、最大値検出部9aでは、リコイルスタータ2による始動時に、ECM9の起動後から所定の範囲内で、圧力センサ6で検出される吸気管1b内の圧力の最大値(基本大気圧)を検出する。アイドリング制御部9bは、エンジン回転数センサ5で検出されたエンジン回転数に基づいてISCバルブ8をフィードバック制御してアイドリング回転数を規定値に保つ。補正部9cは、アイドリング時のISCバルブ8のデューティ比に基づいて、最大値検出部9aで検出した基本大気圧を補正して大気圧として使用する。記憶部9dは、アイドリング時のISCバルブ8のデューティ比と、基本大気圧に対する補正量とが予め対応付けされたマップを記憶する。
【選択図】図1

Description

本発明は、リコイルスタータ等により手動でエンジンを始動させる場合に利用して好適なエンジン始動制御システムに関する。
船外機に用いられるエンジンにおいて、インジェクタによる燃料噴射をECM(Engine Control Module)で制御するものがある。その際、ECMは大気圧をパラメータの一つとして燃料噴射を調節するようにしている。
特許文献1には、大気圧センサを用いずに大気圧を検出するために、吸気管内の空気圧力を検出する圧力センサを用いて、制御ユニット(ECM)の電源ON時に、クランク軸が回転していないときの前記圧力センサの圧力検出信号に基づき大気圧を検出する構成が開示されている。
特に船舶の場合は、一回の運転中において大気圧が急変する状況(例えば高地に移動する等)は非常に少なく、運転開始時に大気圧を知ることができれば足りる。したがって、特許文献1にあるように吸気管内の圧力から大気圧を知ることができれば、専用の大気圧センサを搭載する必要がなく、コストメリットが大きい。
特開平11−247706号公報
しかしながら、特許文献1の方式はバッテリを装備していることを前提とするものである。バッテリを装備しない場合、ECMは、エンジンのクランク軸の回転によって駆動する発電機から電力を得て起動する。すなわち、クランク軸が回転しないとECMが起動しないため、特許文献1にあるようにクランク軸が回転していないときの圧力センサの圧力検出信号に基づき大気圧を検出することはできない。
そこで、バッテリを装備しない場合、リコイルスタータによる始動時に、手動でのクランキングにより発電機が発電してECMが起動したならば、吸気管内の圧力の最大値を検出して大気圧を求めることが考えられる。手動でのクランキング中において、すなわちエンジンが自力回転を始める前において、吸気管内の圧力は、吸気工程で大気圧に対して負圧になるが、排気工程から吸気工程への切り替わり時にピークとなり、この最大値は大気圧に近い値となる。
ところで、手動でのクランキング中において吸気管内の圧力の最大値は大気圧に近い値となると説明したが、実際には、そのときの吸気管の開放状態によって大気圧とのずれが発生する。手動でのクランキング中に、吸気管が開放状態にあるほど供給される空気量が多くなり、吸気管内の圧力の最大値は大気圧に近くなるが、逆に密閉状態であるほど供給される空気量が少なく、吸気管内の圧力の最大値は大気圧よりも低くなる。
手動でのクランキング中における吸気管の開放状態の違いは、例えば下記のような要因に起因する。一般的に手動クランキングはスロットルをほぼ閉じた状態で行うが、エンジンごとにスロットルバルブの全閉漏れ量に差がある。また、同じエンジンにおいてもスロットルバルブの全閉漏れ量は経年変化する。また、吸気管には、スロットルバルブよりも下流側にバイパスポートが接続することがあるが、バイパスポートにはアジャストスクリュが取り付けられており、これを調整することによりバイパスポートの開度が変化し、吸気管に流れる空気量が変化する。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、手動でのクランキング中において吸気管内の圧力を検出して大気圧として使用する場合に、より正確な大気圧を得られるようにすることを目的とする。
本発明のエンジン始動制御システムは、エンジンのクランク軸を手動で回転させる手動式始動装置と、前記クランク軸の回転によって駆動する発電機と、前記エンジンに燃料を供給する電子式燃料噴射装置と、前記発電機の発電電力で駆動し、前記電子式燃料噴射装置を制御するエンジン制御装置と、前記エンジンのスロットルバルブよりも下流側で吸気管内の圧力を検出する圧力検出手段と、前記スロットルバルブよりも下流側で前記吸気管内に空気を供給する空気調整装置とを備え、前記エンジン制御装置は、前記手動式始動装置による始動時に、当該エンジン制御装置の起動後から所定の範囲内で、前記圧力検出手段で検出される前記吸気管内の圧力の最大値を検出する最大値検出手段と、前記空気調整装置を制御してアイドリング回転数を規定値に保つアイドリング制御手段と、前記アイドリング制御手段による前記空気調整装置の制御量に基づいて、前記最大値検出手段で検出した前記吸気管内の圧力の最大値を補正して大気圧とする補正手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明のエンジン始動制御システムの他の特徴とするところは、前記アイドリング制御手段による前記空気調整装置の制御量と、前記吸気管内の圧力の最大値に対する補正量とが予め対応付けされており、前記補正手段は、前記補正量を用いて補正を行う点にある。
また、本発明のエンジン始動制御システムの他の特徴とするところは、前記スロットルバルブの開度を検出するスロットル開度検出手段を備え、前記補正手段は、当該エンジン制御装置の起動後から所定の範囲内で、前記スロットル開度検出手段で検出される前記スロットルバルブの開度が規定値以上である場合、前記補正を行わない点にある。
本発明によれば、手動でのクランキング中において吸気管内の圧力を検出して大気圧として使用する場合に、吸気管内の圧力を補正することにより、より正確な大気圧を得ることができる。
実施形態に係るエンジン始動制御システムの概略構成を示す図である。 エンジンの吸気構造を示す図である。 リコイルスタータによる始動時の発電機の発電電圧、吸気管内の圧力、エンジン回転数、及びECM電源の特性を示す図である。 アイドリング時のISCバルブの各デューティ比における始動回数と吸気管内の圧力の最大値との関係を示す特性図である。 アイドリング時のISCバルブのデューティ比と、基本大気圧に対する補正量とが予め対応付けされたマップの例を示す図である。 実施形態に係るECMの処理動作を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るエンジン始動制御システムの概略構成を示す図である。また、図2は、エンジン1の吸気構造を示す図である。なお、図1では、本発明を適用する上で必要なエンジン1及びECM9まわりの構成要素のみを示し、それ以外の構成要素は省略している。
1は内燃機関であるエンジンである。
2は手動式始動装置として機能するリコイルスタータであり、プーリーに巻き付けられたロープ2aを手で引いてエンジン1のクランク軸1a(図2を参照)に回転を与える。
3は発電機であり、エンジン1のクランク軸1aの回転によって駆動する。
4は電子式燃料噴射装置として機能するインジェクタであり、エンジン1の吸気管1b(図2を参照)に取り付けられる。インジェクタ4は、ECM9からの駆動信号に応じて、不図示の燃料ポンプから与えられている燃料を吸気管1b内に噴射、供給する。
5はエンジン回転数センサであり、所定のクランク角の所要時間からエンジン回転数を検出する。
6は圧力検出手段として機能する圧力センサであり、スロットルバルブ10(図2を参照)よりも下流側で吸気管1b内の圧力を検出する。
7はスロットル開度検出手段として機能するスロットル開度センサであり、スロットルバルブ10の開度を検出する。
8は空気調整装置として機能するアイドルスピードコントロールバルブ(以下、ISCバルブと記す)であり、スロットルバルブ10よりも下流側で吸気管1b内に空気を供給する。
9はエンジン制御装置として機能するECMであり、CPU、RAM、ROM等により構成され、最大値検出部9a、アイドリング制御部9b、補正部9c及び記憶部9dとして機能する。ECM9は、発電機3の発電電力で駆動する。
最大値検出部9aでは、リコイルスタータ2による始動時に、ECM9の起動後から所定の範囲内で、圧力センサ6で検出される吸気管1b内の圧力の最大値(以下、「基本大気圧」とも称する)を検出する。
アイドリング制御部9bは、エンジン回転数センサ5で検出されたエンジン回転数に基づいてISCバルブ8をフィードバック制御してアイドリング回転数を規定値に保つ。
補正部9cは、アイドリング制御部9bによるISCバルブ8の制御量、本実施形態ではアイドリング時のISCバルブ8のデューティ比に基づいて、基本大気圧を補正して大気圧とする。
記憶部9dは、アイドリング時のISCバルブ8のデューティ比と、基本大気圧に対する補正量とが予め対応付けされたマップを記憶する。
図2に示すように、エンジン1の吸気管1bにはスロットルバルブ10が設けられる。スロットルを閉じた状態でのスロットルバルブ10の開度が全閉漏れ量分である。
また、スロットルバルブ10よりも下流側で吸気管1b内に空気を供給するISCバルブ8が設けられる。ECM9のアイドリング制御部9bは、ソレノイド(電磁弁)8aをデューティ制御することでISCバルブ8の開弁率を決定する。例えば100msecで1サイクルのON/OFF信号を繰り返すとした場合、100msecのうち50msecがONならばデューティ比は50%ということになる。ECM9のアイドリング制御部9bは、アイドリング回転数が低くなったときは、ISCバルブ8のデューティ比を大きくして(ISCバルブ8の開度を大きくして)アイドリング回転数を上げ、逆にアイドリング回転数が高くなったときは、ISCバルブ8のデューティ比を小さくして(ISCバルブ8の開度を小さくして)アイドリング回転数を下げて、アイドリング回転数を規定値に保つ。
また、スロットルバルブ10よりも下流側にバイパスポート11が接続する。バイパスポート11にはアジャストスクリュ11aが取り付けられており、これを調整することによりバイパスポート11の開度が変化し、吸気管1bに流れる空気量を変化させることができる。なお、実際には、アジャストスクリュ11aで空気量を変化させた分は、ISCバルブ8で相殺され、アイドリング回転数は規定値から外れることがなく、アジャストスクリュ11aによるアイドリング回転数の調整は不可能である。アジャストスクリュ11aで調整されるのは、ISCバルブ8の開度、すなわちISCバルブ8のデューティ比である。
このようにスロットルバルブ10、ISCバルブ8及びバイパスポート11からエンジン1の燃焼室に空気が供給される。アイドリング回転数もスロットルバルブ10の開度(全閉漏れ量)、ISCバルブ8の開度及びバイパスポート11の開度によって決まり、アイドリング回転数が規定値を保つようにISCバルブ8の開度(デューティ比)を制御している。
次に、図3に、リコイルスタータ2による始動時の発電機3の発電電圧(発電機3の出力電圧)、吸気管1b内の圧力(圧力センサ6の出力)、エンジン回転数(エンジン回転数センサ5の回転出力)、及びECM電源の特性を示す。
図3の特性線23に示すように、リコイルスタータ2による始動時に、手動でのクランキングによりエンジン回転数が発生する。これに伴い、特性線21に示すように、発電機3が駆動して発電電圧も上昇する。そして、発電機3の発電電圧が一定の電圧を超えると、特性線24に示すように、ECM9が起動する。その後、圧縮上死点を乗り越え、規定の点火時期での点火によって燃焼があると(初爆)、エンジン1が始動してエンジン回転数が上昇する。
ここで、手動でのクランキング中において、すなわちエンジン1が自力回転を始める前において、特性線22に示すように、吸気管1b内の圧力は、吸気工程で大気圧に対して負圧になるが、排気工程から吸気工程への切り替わり時にピークとなり、この最大値は大気圧に近い値となる。なお、エンジン1が自力回転を始めた後においては、吸気管1b内の圧力は、大気圧に対して負圧となり、最大値も大気圧を下回り、大気圧とは一致しない。
既述したように、手動でのクランキング中において吸気管1b内の圧力の最大値(基本大気圧)は大気圧に近い値となるが、実際には、そのときの吸気管1bの開放状態によって大気圧とのずれが発生する。手動でのクランキング中に、吸気管1bが開放状態にあるほど供給される空気量が多くなり、基本大気圧は大気圧に近くなるが、逆に密閉状態であるほど供給される空気量が少なく、基本大気圧は大気圧よりも低くなる。手動でのクランキング中における吸気管1bの開放状態の違いは、エンジン1ごとにスロットルバルブ10の全閉漏れ量に差があること、同じエンジン1においてもスロットルバルブ10の全閉漏れ量が経年変化すること、アジャストスクリュ11aを調整することによりバイパスポート11の開度が変化すること等に起因する。
図4に示すように、手動でのクランキング中(ECM9の起動直後)における吸気管1b内の圧力の最大値を確認した。図4は、アイドリング時のISCバルブの各デューティ比における始動回数と吸気管1b内の圧力[kPa]の最大値との関係を示す特性図である。
ここでは、バイパスポート11のアジャストスクリュ11aを調整して、アイドリング時のISCバルブ8のデューティ比が30%、20%、12%となるようにした。バイパスポート11の開度が小さければ、アイドリング時のISCバルブ8のデューティ比は大きくなり、バイパスポート11の開度が大きければ、アイドリング時のISCバルブ8のデューティ比は小さくなる。なお、バイパスポート11の全閉時にアイドリング回転数を規定値に保つのに必要なISCバルブ8のデューティ比は34%である。
各バイパスポート11の開度、言い換えればアイドリング時のISCバルブ8のデューティ比が30%、20%、12%である状態で、それぞれ30回のリコイルスタータ2によるエンジン始動を行った。手動クランキングはスロットルをほぼ閉じた状態で行い、そのときISCバルブ8を全開(デューティ比100%)にした。その結果、図に示すように、アイドリング時のデューティ比30%よりも20%の方が、20%よりも12%の方が、基本大気圧の平均値も高くなって、より大気圧に近い値となることがわかる。また、アイドリング時のデューティ比が小さい方が、基本大気圧のばらつきも少ないことがわかる。N数の不足を補うために、正規分布と仮定して3σの範囲をばらつきとすると、デューティ比30%のときは平均値に対して4.7%、デューティ比12%のときは平均値に対して1.2%のばらつきであった。なお、ISCバルブ8のデューティ比の差異によるアイドル安定性に差異はなかった。
本発明を適用したエンジン始動制御システムでは、アイドリング時のISCバルブ8のデューティ比から、リコイルスタータ2による始動時のスロットルバルブ10の開度及びバイパスポート11の開度を推定し、それに応じて、基本大気圧を補正して大気圧とする。
上述したように、アイドリング回転数はスロットルバルブ10の開度(全閉漏れ量)、ISCバルブ8の開度及びバイパスポート11の開度によって決まり、アイドリング回転数が規定値を保つようにISCバルブ8の開度(デューティ比)を制御する。換言すれば、アイドリング時のISCバルブ8の開度(デューティ比)が大きければ、アイドリング時のスロットルバルブ10の開度及びバイパスポート11の開度の合計は相対的に小さいといえる。逆に、アイドリング時のISCバルブ8の開度(デューティ比)が小さければ、アイドリング時のスロットルバルブ10の開度及びバイパスポート11の開度の合計は相対的に大きいといえる。そして、アイドリング時のスロットルバルブ10の開度及びバイパスポート11の開度の合計は、スロットルを閉じた状態で行う手動でのクランキング中と同じである。
そこで、図5に示すように、同形式・緒元のエンジンの実験値から、アイドリング時のISCバルブ8のデューティ比X1、X2、・・・と、基本大気圧に対する補正量a、b、・・・とをマップ化して、記憶部9dに記憶する。具体的には、図4に示したように、アイドリング時のISCバルブ8のデューティ比がX1、X2、・・・となる状態にして、各状態において基本大気圧を確認する。手動クランキングはスロットルをほぼ閉じた状態で行い、そのときISCバルブ8を全開(デューティ比100%)にする。そして、デューティ比ごとに得られた基本大気圧を大気圧と一致させるように補正量a、b、・・・を求める。補正量a、b、・・・は乗算のための係数でもよいし、大気圧までの不足分を補う加算値でもよい。
図4からもわかるように、アイドリング時のISCバルブ8のデューティ比が大きいほど、アイドリング時のスロットルバルブ10の開度及びバイパスポート11の開度の合計は相対的に小さく、すなわちスロットルを閉じた状態で行う手動でのクランキング中において吸気管1bの開放状態は密閉状態に近く、基本大気圧は大気圧よりも低くなる傾向にある。したがって、アイドリング時のISCバルブ8のデューティ比が大きい場合の方が、基本大気圧をより大きく補正するような補正量が定められることになる。
図6に、本実施形態に係るECM9の処理動作を示す。なお、図6のフローチャートはECM9の一部の処理動作(起動後の処理動作)を示すもので、通常運転時の処理動作(例えばインジェクタ4による燃料噴射の制御)は省略している。
本実施形態では、不図示のバッテリ及びスターターモータも搭載しており、スターターモータによる始動及びリコイルスタータ2による始動の両方が可能となっている例を説明する。
ECM9は、電力を得て起動すると、スターターモータによる始動なのか、リコイルスタータ2による始動なのかを判定する(ステップS101)。スターターモータによる始動の場合、不図示のスタータスイッチを押下すると、ECM9はバッテリから電力を得て起動する。それに対して、リコイルスタータ2による始動の場合、手動でのクランキングにより発電機3が発電してECM9が起動する。したがって、ECM9は、起動時にどのポートから電力を得たかを判定することにより、スターターモータによる始動なのか、リコイルスタータ2による始動なのかを判定することができる。
スターターモータによる始動の場合、ECM9はバッテリから電力を得て直ちに起動するので、クランク軸1aが回転していないときの吸気管1b内の圧力を圧力センサ6で検出することができる。クランク軸1aが回転していないときの吸気管1b内の圧力は大気圧と一致しているので、ECM9は、圧力センサ6で検出した吸気管1b内の圧力を大気圧として使用するためにメモリに記憶し(ステップS102)、その後のインジェクタ4による燃料噴射の制御に用いる。
リコイルスタータ2による始動の場合、ECM9は、ISCバルブ8を全開(デューティ比100%)にする(ステップS103)。吸気管1b内の圧力をできるだけ大気圧に近づけるためである。
そして、ECM9の最大値検出部9bは、基本大気圧、すなわち起動後から所定のクランク角範囲内で、圧力センサ6で検出される吸気管1b内の圧力の最大値(最大値そのものでもよいし、ピーク域での平均値でもよい)を検出する(ステップS104)。例えば、まずECM9が備えるEEPROMを、圧力センサ6で最初に検出される吸気管1b内の圧力に書き換える。その後、所定のクランク角範囲に達するまで、圧力センサ6で順次検出される吸気管1b内の圧力がEEPROMに記憶されている圧力よりも高ければ書き換えていく。例えば検出サイクル毎に吸気管1b内の圧力の移動平均値を求め、最新の検出サイクルでの吸気管1b内の圧力の移動平均値がEEPROMに記憶されている移動平均値よりも高ければ書き換えていく。これにより、EEPROMには、起動後から所定のクランク角範囲内における吸気管1b内の圧力の最大値(基本大気圧)が記憶されることになる。
また、ECM9は、起動後から所定のクランク角範囲内で、スロットル開度センサ7で検出されるスロットルバルブ10の開度を検出する(ステップS104)。
エンジン1が自力回転を始めた後、ECM9は、エンジン1がアイドリング状態にあるか否かを判定する(ステップS105)。
そして、エンジン1がアイドリング状態にある場合、ステップS104で検出されたスロットルバルブ10の開度、すなわち手動でのクランキング中におけるスロットルバルブ10の開度が規定値以上であるか否かを判定する(ステップS106)。一般的に手動クランキングはスロットルをほぼ閉じた状態で行うが、ユーザによってはスロットルを開いてリコイルスタータ2による始動を行う場合もありうる。なお、ECM9の起動後から所定のクランク角範囲内におけるスロットルバルブ10の平均開度が規定値以上となるか否かを判定してもよいし、ECM9の起動後から所定のクランク角範囲内で一回でもスロットルバルブ10の開度が規定値以上となるか否かを判定してもよい。
ステップS104で検出されたスロットルバルブ10の開度が規定値以上でない場合、ECM9は、アイドリング制御部9bによるISCバルブ8のデューティ比に応じて、記憶部9dに記憶されたマップから補正量を読み込む(ステップS107)。そして、その補正量を用いて、ステップS104で検出した基本大気圧を補正して、大気圧として使用するためにメモリに記憶し(ステップS108)、その後のインジェクタ4による燃料噴射の制御に用いる。
それに対して、ステップS104で検出されたスロットルバルブ10の開度が規定値以上である場合、手動でのクランキング中に吸気管1bは開放状態にあり、吸気管1b内の圧力は大気圧と一致する。そこで、補正は行わず、ステップS104で検出した基本大気圧をそのまま大気圧として使用するためにメモリに記憶し(ステップS109)、その後のインジェクタ4による燃料噴射の制御に用いる。
なお、本実施形態では、リコイルスタータ2による始動の場合、手動でのクランキング中においてISCバルブ8を全開(デューティ比100%)にするようにした(ステップS103)。これは、吸気管1b内の圧力をできるだけ大気圧に近づけるためであるが、必ずしもISCバルブ8を全開(デューティ比100%)にしなくてもよく、手動でのクランキング中においてISCバルブ8を一定のデューティ比とすればよい。この場合に、当然であるが、アイドリング時のISCバルブ8のデューティ比X1、X2、・・・と、基本大気圧に対する補正量a、b、・・・とを実験値から予め得るときに、ステップS103と同じデューティ比として実験を行うことはいうまでもない。
以上述べたように、手動でのクランキング中において吸気管1b内の圧力を検出して大気圧として使用する場合に、アイドリング時のISCバルブ8のデューティ比から手動でのクランキング中の吸気管1bの開放状態を推定し、それに応じて吸気管1b内の圧力の最大値を補正するようにしたので、より正確な大気圧を得ることができる。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
例えば上記実施形態では、リコイルスタータ2による始動後、アイドリング状態となるまで、大気圧を求めるための補正を行うことができない。そこで、前回の運転時のアイドリング時のISCバルブ8のデューティ比を保存しておき、ステップS104で基本大気圧を検出したならば、前回の運転時のデューティ比に応じた補正量を用いて補正を行うようにしてもよい。もちろん、前回の運転と今回の運転との間にバイパスポート11のアジャストスクリュ11aを調整する可能性は否定できないが、稀なケースであり、それよりもアイドリング状態となるまで待たずに補正を行うことができるメリットの方が大きい。
1:エンジン、2:リコイルスタータ、2a:ロープ、3:発電機、4:インジェクタ、5:エンジン回転数センサ、6:圧力センサ、7:スロットル開度センサ、8:ISCバルブ、9:ECM、9a:最大値検出部、9b:アイドリング制御部、9c:補正部、9d:記憶部

Claims (3)

  1. エンジンのクランク軸を手動で回転させる手動式始動装置と、
    前記クランク軸の回転によって駆動する発電機と、
    前記エンジンに燃料を供給する電子式燃料噴射装置と、
    前記発電機の発電電力で駆動し、前記電子式燃料噴射装置を制御するエンジン制御装置と、
    前記エンジンのスロットルバルブよりも下流側で吸気管内の圧力を検出する圧力検出手段と、
    前記スロットルバルブよりも下流側で前記吸気管内に空気を供給する空気調整装置とを備え、
    前記エンジン制御装置は、
    前記手動式始動装置による始動時に、当該エンジン制御装置の起動後から所定の範囲内で、前記圧力検出手段で検出される前記吸気管内の圧力の最大値を検出する最大値検出手段と、
    前記空気調整装置を制御してアイドリング回転数を規定値に保つアイドリング制御手段と、
    前記アイドリング制御手段による前記空気調整装置の制御量に基づいて、前記最大値検出手段で検出した前記吸気管内の圧力の最大値を補正して大気圧とする補正手段とを備えたことを特徴とするエンジン始動制御システム。
  2. 前記アイドリング制御手段による前記空気調整装置の制御量と、前記吸気管内の圧力の最大値に対する補正量とが予め対応付けされており、
    前記補正手段は、前記補正量を用いて補正を行うことを特徴とする請求項1に記載のエンジン始動制御システム。
  3. 前記スロットルバルブの開度を検出するスロットル開度検出手段を備え、
    前記補正手段は、当該エンジン制御装置の起動後から所定の範囲内で、前記スロットル開度検出手段で検出される前記スロットルバルブの開度が規定値以上である場合、前記補正を行わないことを特徴とする請求項1又は2に記載のエンジン始動制御システム。
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