JP2009144671A - エンジン回転停止制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジン回転を目標停止クランク角で精度良く停止させる。
【解決手段】ECU30は、エンジン回転が目標停止クランク角で停止するまでの回転挙動(以下「目標軌道」という)をフリクションに基づいて算出し、エンジン回転を停止させる際に実エンジン回転挙動を目標軌道に合わせるようにオルタネータ33の負荷を制御する。目標軌道は、目標停止クランク角に至るまでの目標エンジン回転速度を上死点毎に算出する。その際、目標停止クランク角に応じて目標軌道を補正することで、エンジン回転停止時のクランク角(目標停止クランク角)によってエンジン回転停止時の筒内圧が変化してコンプレッショントルクが変化するのに対応して、目標軌道を補正して目標停止クランク角で停止させるための適正な目標軌道を精度良く設定して、エンジン回転を目標停止クランク角で精度良く停止させることができるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジン回転停止クランク角を制御する機能を備えたエンジン回転停止制御装置に関する発明である。
近年、特許文献1(特開2005−315202号公報)に記載されているように、エンジン自動停止・始動システム(アイドルストップシステム)を搭載した車両では、再始動性を向上させるために、エンジン停止時にエンジン回転停止クランク角を始動に適したクランク角範囲に制御することを目的として、エンジンを自動停止させる際に、オルタネータの目標電流値を予め大きな値に設定された初期値に上昇させた後に低下させる制御を実行するようにしたものがある。
特開2005−315202号公報(第2頁等)
上記特許文献1に記載のエンジン回転停止制御装置は、エンジンを自動停止させる際にオルタネータの負荷を制御することでエンジン回転停止クランク角を目標のクランク角範囲に制御しようとするものであるが、実際の制御では、ピストンが圧縮上死点を通過する時点で検出されたエンジン回転速度が480rpm〜540rpm内であるときに、予め設定されたマップを用いてオルタネータの目標電流値をその時点のエンジン回転速度に応じて設定するだけであるので(特許文献1の段落[0069]参照)、オルタネータ負荷の制御が大雑把であり、エンジン停止過程のエンジン回転挙動のばらつきを十分に補償することが困難である。このため、上記特許文献1のものでは、エンジン回転停止クランク角のばらつきを十分に低減できず、再始動性向上の効果が少ないと思われる。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、従って本発明の目的は、エンジン停止過程のエンジン回転挙動のばらつきを十分に補償することができて、エンジン回転停止クランク角を精度良く目標のクランク角範囲内に制御することができるエンジン回転停止制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、エンジン停止要求が発生したときに燃焼(点火及び/又は燃料噴射)を停止させてエンジン回転を停止させるエンジン回転停止制御装置において、エンジン回転が目標停止クランク角で停止するまでの回転挙動(以下「目標軌道」という)をフリクションに基づいて算出する目標軌道算出手段と、エンジン回転を停止させる際に実エンジン回転挙動を目標軌道に合わせるようにエンジンの補機負荷を制御する停止制御手段とを備え、目標軌道算出手段は、フリクションに基づいて目標軌道を算出する際に目標停止クランク角に応じて目標軌道を補正するようにしたものである。
エンジン停止過程では、フリクションによって運動エネルギ(回転エネルギ)が減衰してエンジン回転速度が低下していくため、フリクションに基づいて目標軌道を算出して、実エンジン回転挙動を目標軌道に合わせるようにエンジンの補機負荷を制御すれば、エンジン停止過程のエンジン回転挙動のばらつきを十分に補償することができて、エンジン回転停止クランク角を精度良く目標のクランク角範囲内に制御することができる。
ところで、エンジン停止過程では、エンジンの回転による筒内空気の圧縮・膨張により筒内圧が変化するが、エンジン回転停止時のクランク角によってエンジン回転停止時の筒内圧が変化してクランク軸に作用するコンプレッショントルク(筒内圧によって生じるトルク)が変化するため、目標停止クランク角で停止させるための適正な目標軌道も変化する。
この対策として、本発明は、目標停止クランク角に応じて目標軌道を補正するようにしているため、エンジン回転停止時のクランク角(目標停止クランク角)によってエンジン回転停止時の筒内圧が変化してコンプレッショントルクが変化するのに対応して、目標軌道を補正して目標停止クランク角で停止させるための適正な目標軌道を精度良く設定することができる。
この場合、請求項2のように、目標停止クランク角に基づいてエンジン回転を停止させる際の筒内圧を考慮した補正係数を算出し、該補正係数を用いて目標軌道を算出するようにすると良い。エンジン回転停止時のクランク角(目標停止クランク角)によってエンジン回転停止時の筒内圧(コンプレッショントルク)が変化するため、目標停止クランク角に基づいて補正係数を算出すれば、エンジン回転停止時の筒内圧(コンプレッショントルク)の影響を考慮した補正係数を設定することができ、この補正係数を用いて目標軌道を算出すれば、エンジン回転停止時のクランク角によってエンジン回転停止時の筒内圧(コンプレッショントルク)が変化するのに対応して目標軌道を制度良く補正することができる。
また、請求項3のように、目標軌道として、目標停止クランク角に至るまでの目標エンジン回転速度を上死点毎に設定するようにしても良い。エンジン停止過程で各気筒の筒内圧は、圧縮行程でエンジン回転を妨げる方向(運動エネルギが減少する方向)に作用し、膨張行程でエンジン回転を促進する方向(運動エネルギが増加する方向)に作用するため、上死点毎に筒内圧による運動エネルギの収支が0となる。従って、目標軌道(目標停止クランク角に至るまでの目標エンジン回転速度)を上死点毎に設定するようにすれば、筒内圧による周期的な運動エネルギ変化の影響を排除して、エンジン回転停止時の筒内圧の影響のみを考慮して目標軌道を設定することができるため、目標軌道を設定する際の演算を簡単化することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を具体化した一実施例を説明する。
まず、図1に基づいてエンジン制御システム全体の構成を概略的に説明する。
エンジン11の吸気ポート12に接続された吸気管13の途中には、スロットルバルブ14が設けられ、このスロットルバルブ14の開度(スロットル開度)TAがスロットル開度センサ15によって検出される。吸気管13には、スロットルバルブ14をバイパスするバイパス通路16が設けられ、このバイパス通路16の途中に、アイドルスピードコントロールバルブ17が設けられている。尚、バイパス通路16とアイドルスピードコントロールバルブ17を省略して、アイドル時もスロットルバルブ14の開度によって吸入空気量を調整してアイドル回転速度を制御する構成としても良い。
スロットルバルブ14の下流側には、吸気管圧力PMを検出する吸気管圧力センサ18が設けられ、各気筒の吸気ポート12の近傍には、燃料噴射弁19が取付けられている。
一方、エンジン11の排気ポート20に接続された排気管21の途中には、排気ガス浄化用の触媒22が設置されている。エンジン11のシリンダブロックには、冷却水温THWを検出する冷却水温センサ23が設けられている。エンジン11のクランク軸24に取付けられたシグナルロータ25の外周に対向してクランク角センサ26が設置され、このクランク角センサ26からシグナルロータ25の回転に同期して所定クランク角毎(例えば30℃A毎)にクランクパルス信号CRSが出力される。また、エンジン11のカム軸27に取付けられたシグナルロータ28の外周に対向してカム角センサ29が設置され、このカム角センサ29からシグナルロータ28の回転に同期して所定のカム角でカムパルス信号CASが出力される。
また、エンジン11の代表的な補機であるオルタネータ33(発電機)には、クランク軸24に連結されたクランクプーリ34の回転がベルト35を介して伝達される。これにより、エンジン11の動力でオルタネータ33が回転駆動されて発電するようになっている。このオルタネータ33の発電制御電流(フィールド電流)をデューティ制御することで、オルタネータ33の負荷を制御することができる。
上述した各種センサの出力は、エンジン制御回路(以下「ECU」と表記する)30に入力される。このECU30は、マイクロコンピュータを主体として構成され、各種センサで検出したエンジン運転状態に応じて、燃料噴射弁19の燃料噴射量や噴射時期、点火プラグ31の点火時期を制御すると共に、アイドル運転中に所定の自動停止条件が成立してエンジン停止要求が発生したときに、燃焼(点火及び/又は燃料噴射)を停止させてエンジン回転を停止させるアイドルストップを実行し、このアイドルストップによるエンジン停止中に運転者が車両を発進させる操作(例えばアクセル操作、ブレーキ解除等)が行われたときに、所定の自動始動条件が成立してスタータ(図示せず)に通電してエンジン11をクランキングして再始動させる。
更に、ECU30は、後述する図11及び図12の各ルーチンを実行することで、エンジン回転が目標停止クランク角で停止するまでの回転挙動(以下「目標軌道」という)をフリクションに基づいて算出する目標軌道算出手段として機能すると共に、エンジン回転を停止させる際に実エンジン回転挙動を目標軌道に合わせるようにオルタネータ33の負荷を制御する停止制御手段として機能し、更に、フリクションに基づいて目標軌道を算出する際に目標停止クランク角に応じて目標軌道を補正する。
ここで、目標軌道は、目標停止クランク角に至るまでの目標エンジン回転速度Netg をTDC(上死点)毎に算出してテーブル(図6参照)に割り付けたものである。
エンジン停止過程では、フリクションによって運動エネルギ(回転エネルギ)が減衰してエンジン回転速度が低下していくため、フリクションに基づいて目標軌道を算出して、実エンジン回転挙動を目標軌道に合わせるようにオルタネータ33の負荷を制御することで、エンジン回転停止クランク角を精度良く目標のクランク角範囲内に制御することができる。
ところで、エンジン停止過程では、エンジン11の回転による筒内空気の圧縮・膨張により筒内圧が変化するが、エンジン回転停止時のクランク角によってエンジン回転停止時の筒内圧が変化してクランク軸24に作用するコンプレッショントルク(筒内圧によって生じるトルク)が変化するため、目標停止クランク角で停止させるための適正な目標軌道も変化する。
この対策として、本実施例では、目標停止クランク角に応じて目標軌道を補正することで、エンジン回転停止時のクランク角(目標停止クランク角)によってエンジン回転停止時の筒内圧が変化してコンプレッショントルクが変化するのに対応して、目標軌道を補正して目標停止クランク角で停止させるための適正な目標軌道を精度良く設定することができる。
以下、目標軌道の算出方法について説明する。
クランク軸24に作用するコンプレッショントルクTcp(筒内圧によって生じるトルク)は、次の(1)式により求めることができる。
Figure 2009144671
ここで、Pは筒内圧、θはエンジン回転が停止するまでの回転角、Aはピストン36上面の面積、Lはコンロッド37の長さ、iは気筒番号(4気筒の場合、i=1〜4)である。
このコンプレッショントルクTcpとフリクショントルクTfrとを用いて運動エネルギEを次の(2)式により求めることができる。
Figure 2009144671
また、コンプレッショントルクTcpを考慮しない場合(フリクショントルクTfrのみを考慮した場合)の運動エネルギEは、次の(3)式により求めることができる。
Figure 2009144671
上記(3)式より筒内圧(コンプレッショントルクTcp)を考慮しない場合の運動エネルギEと回転角θとの関係は線形特性(図2参照)を有するが、上記(1)、(2)式より筒内圧(コンプレッショントルクTcp)を考慮した場合の運動エネルギEと回転角θとの関係は非線形特性(図3参照)となる。また、運動エネルギEはエンジン回転速度Ne の二乗に比例するため、筒内圧を考慮しない場合のエンジン回転速度Ne の二乗と回転角θとの関係は線形特性(図4の破線参照)を有するが、筒内圧を考慮した場合のエンジン回転速度Ne の二乗と回転角θとの関係は非線形特性(図4の実線参照)となる。
図4に示すように、目標停止クランク角φ[℃A ATDC]で停止させるための目標軌道を算出する場合には、まず、エンジン回転停止直前のTDC(0) における目標エンジン回転速度Netg(0)の二乗を算出し、次にエンジン回転停止直前のTDC(0) よりも1回前のTDC(1) [4気筒の場合180℃A前]における目標エンジン回転速度Netg(1)の二乗を算出し、その次にエンジン回転停止直前のTDC(0) よりも2回前のTDC(2) [4気筒の場合(180×2)℃A前]における目標エンジン回転速度Netg(2)の二乗を算出するというように、目標停止クランク角φからクランク角を溯る方向に目標エンジン回転速度Netg の二乗をTDC毎に算出していく。
具体的には、まず、図5に示す補正クランク角(補正係数)のマップを参照して、目標停止クランク角φに応じた補正クランク角(φ−θh )を算出する。この補正クランク角のマップは、筒内圧を考慮した場合のエンジン回転速度Ne の二乗と回転角θとの関係(図4、図5の実線参照)を用いて目標停止クランク角φに応じて求めた目標エンジン回転速度Netg の二乗と、筒内圧を考慮しない場合(フリクションのみを考慮した場合)のエンジン回転速度Ne の二乗と回転角θとの関係(図4、図5の破線参照)を用いて補正クランク角(φ−θh )に応じて求めた目標エンジン回転速度Netg の二乗とが等しくなるように設定されている。
この後、筒内圧を考慮しない場合(フリクションのみを考慮した場合)のエンジン回転速度Ne の二乗と回転角θとの関係を用いて補正クランク角(φ−θh )に応じた目標エンジン回転速度Netg の二乗を次式により算出することで、エンジン回転停止直前のTDC(0) における目標エンジン回転速度Netg(0)の二乗を算出する。
Netg(0)2 =(2/J)×(60/2π)2 ×Tfr×(φ−θ)
ここで、Jはエンジン11の慣性モーメントである。また、フリクショントルクTfrは、クランク角、冷却水温等に応じてマップ等を用いて算出される。
次に、エンジン回転停止直前のTDC(0) よりも1回前のTDC(1) [4気筒の場合180℃A前]における目標エンジン回転速度Netg(1)の二乗を次式より算出する。
Netg(1)2 =(2/J)×(60/2π)2 ×Tfr×{(φ−θ)+180×1}
その次に、エンジン回転停止直前のTDC(0) よりも2回前のTDC(2) [4気筒の場合(180×2)℃A前]における目標エンジン回転速度Netg(2)の二乗を次式より算出する。
Netg(2)2 =(2/J)×(60/2π)2 ×Tfr×{(φ−θ)+180×2}
以下、同じようにして、エンジン回転停止直前のTDC(0) よりもn回前のTDC(n) )[4気筒の場合(180×n)℃A前]における目標エンジン回転速度Netg(n)の二乗を次式より算出する。
Netg(n)2 =(2/J)×(60/2π)2 ×Tfr×{(φ−θ)+180×n}
このようにして、目標停止クランク角φからクランク角を溯る方向に目標エンジン回転速度Netg の二乗をTDC毎に算出する。
この後、各TDC(n) 毎に目標エンジン回転速度Ne(n)の二乗の平方根を算出して、各TDC(n) 毎に目標エンジン回転速度Ne(n)を求め、これらを図6の目標軌道のテーブルに割り付ける。
以上のようにして、フリクションに基づいて目標軌道を算出する際に、目標停止クランク角φに応じて目標軌道を補正することで、エンジン回転停止時のクランク角(目標停止クランク角φ)によってエンジン回転停止時の筒内圧が変化してコンプレッショントルクが変化するのに対応して、目標軌道を補正して目標停止クランク角φで停止させるための適正な目標軌道を精度良く設定するものである。
次に、実エンジン回転挙動を目標軌道に合わせるようにオルタネータ33の負荷を制御する方法について説明する。
本実施例では、オルタネータ33の基準負荷トルクTref は、図7に示すように、オルタネータ33の制御可能な最大負荷の半分(1/2)に設定されている。このようにすれば、オルタネータ33は、モータジェネレータと異なり、アシストトルクを出力できないという事情があっても、仮想的にオルタネータ33の負荷トルクを正負両方向に制御することが可能となり(基準負荷Tref 以下の負荷トルクを仮想的に負の負荷トルクとし、基準負荷Tref 以上の負荷トルクを正の負荷トルクとしてオルタネータ33の負荷トルクを制御することが可能となり)、目標軌道へのエンジン回転挙動の追従性を向上することができる。
尚、オルタネータ33の基準負荷トルクTref は、最大負荷の半分(1/2)に限定されず、例えば、最大負荷の1/3、1/4、2/3、3/4等であっても良く、要は、オルタネータ33の制御可能な最大負荷よりも小さく、0よりも大きい適宜の負荷を基準負荷トルクTref に設定すれば良い。
0<Tref <最大負荷
図9(a)は、基準負荷トルクTref =0に設定してエンジン回転停止制御を行った比較例を示している。この比較例では、オルタネータ33の負荷トルクを正方向にしか制御できないため、実エンジン回転挙動がオーバーシュートした場合は、実エンジン回転挙動を目標軌道に一致させることができなくなる。
これに対して、本実施例のように、オルタネータ33の基準負荷トルクTref を最大負荷よりも小さい適宜の負荷に設定すれば、図8に示すように、仮想的にオルタネータ33の負荷トルクを正負両方向に制御することが可能となるため、図9(b)に示すように、実回転挙動がオーバーシュートした場合でも、実回転挙動を目標軌道に一致させることができる。
エンジン回転停止制御中は、エンジン回転速度Ne に応じた基準負荷トルクTref(Ne) を算出すると共に、現時点のクランク角θにおける目標エンジン回転速度と実エンジン回転速度との偏差を小さくするようにベース負荷トルクを算出し、このベース負荷トルクに基準負荷トルクTref(Ne) を加算して要求負荷トルクTalt を求める(実際には、この要求負荷トルクTalt にプーリ比Ratioを乗算して要求軸トルクTalt.final に変換する)。そして、図10に示す要求負荷トルク特性を用いて、現時点の要求負荷トルクTalt (要求軸トルクTalt.final )とエンジン回転速度Ne に応じた発電指令(デューティDuty )を算出し、この発電指令(デューティDuty )でオルタネータ33の発電制御電流(フィールド電流)を制御してオルタネータ33の負荷トルクを制御する。
このようなオルタネータ33の負荷トルクの制御を、実エンジン回転速度がオルタネータ33の発電限界回転速度Nelow(図7参照)以下に低下するまでTDC毎(4気筒の場合180℃A毎)に周期的に実行することで、実エンジン回転挙動を目標軌道に合わせるようにオルタネータ33の負荷トルクをフィードバック制御する。
尚、図10に示す要求負荷トルク特性は、オルタネータ33の出力電圧が13.5Vで一定の場合の特性であり、出力電圧毎に同様の特性が設定されている。
以上説明したエンジン回転停止制御は、ECU30によって図11及び図12の各ルーチンに従って実行される。以下、これら各ルーチンの処理内容を説明する。
[目標軌道算出ルーチン]
図11の目標軌道算出ルーチンは、エンジン運転中に所定周期で実行され、特許請求の範囲でいう目標軌道算出手段としての役割を果たす。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ101で、目標軌道算出完了フラグが目標軌道の算出前を意味する「0」にセットされているか否かを判定し、この目標軌道算出完了フラグが目標軌道算出完了を意味する「1」にセットされていれば、以降の処理を行うことなく、本ルーチンを終了する。
一方、このステップ101で、目標軌道算出完了フラグ=0(目標軌道の算出前)と判定されれば、ステップ102に進み、TDC数nを「0」にリセットした後、ステップ103に進み、図5の補正クランク角のマップを参照して、目標停止クランク角φに応じた補正クランク角(φ−θh )を算出する。
この後、ステップ104に進み、エンジン回転停止直前のTDC(0) よりもn回前のTDC(n) [4気筒の場合(180×n)℃A前]における目標エンジン回転速度Netg(n)の二乗を次式より算出する。尚、n=0の場合は、エンジン回転停止直前のTDC(0) における目標エンジン回転速度Netg(n)の二乗を算出する。
Netg(n)2 =(2/J)×(60/2π)2 ×Tfr×{(φ−θ)+180×n}
この後、ステップ105に進み、目標エンジン回転速度Ne(n)の二乗の平方根を算出して、目標エンジン回転速度Ne(n)を求め、これを図6の目標軌道のテーブルに割り付ける。この目標軌道のテーブルは、ECU30のRAM等のメモリに記憶される。
この後、ステップ106に進み、TDC数nを「1」だけインクリメントした後、ステップ107に進み、TDC数nが所定値N(例えば10)を越えたか否かを判定する。このステップ107で、TDC数nが所定値N以下であると判定されれば、上記ステップ104に戻り、TDC数nが所定値Nを越えるまで、エンジン回転停止直前のTDC(0) よりもn回前のTDC(n) における目標エンジン回転速度Netg(n)の二乗を算出して図6の目標軌道のテーブルに目標エンジン回転速度Ne(n)を割り付ける処理を繰り返す。
その後、上記ステップ107で、TDC数nが所定値Nを越えたと判定されたときに、ステップ108に進み、目標軌道算出完了フラグを目標軌道算出完了を意味する「1」にセットして、本ルーチンを終了する。
[エンジン回転停止制御ルーチン]
図12のエンジン回転停止制御ルーチンは、エンジン運転中に所定周期で実行され、特許請求の範囲でいう停止制御手段としての役割を果たす。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ201で、エンジン停止要求(アイドルストップ信号)が発生したか否かを判定し、エンジン停止要求が発生していなければ、以降の処理を行うことなく、本ルーチンを終了して、エンジン運転(燃料噴射制御及び点火制御)を継続する。
その後、上記ステップ201で、エンジン停止要求が発生したと判定された時点で、ステップ202に進み、現在のクランク角θとエンジン回転速度Ne を算出する。この後、ステップ203に進み、現在のクランク角θがオルタネータ33の負荷トルクの制御タイミング(TDC)であるか否かを判定し、オルタネータ33の負荷トルクの制御タイミングでなければ、以降の処理を行うことなく、本ルーチンを終了する。
上記ステップ203で、現在のクランク角θがオルタネータ33の負荷トルクの制御タイミング(TDC)であると判定されれば、ステップ204に進み、現在のエンジン回転速度Ne がエンジン回転停止制御を実行可能な最大エンジン回転速度Nemaxよりも低いか否かを判定し、現在のエンジン回転速度Ne が最大エンジン回転速度Nemax以上であれば、以降の処理を行うことなく、本ルーチンを終了する。
これに対し、上記ステップ204で、現在のエンジン回転速度Ne が最大エンジン回転速度Nemaxよりも低いと判定されれば、ステップ205に進み、図6の目標軌道のテーブルを参照して、今回の制御タイミング(TDC)に対応した目標エンジン回転速度Netg を求める。ここで、車両がMT車(マニュアルミッション車)の場合は、クラッチが開放状態であるか否かを判定し、クラッチ開放・継合状態に応じた目標軌道を選択するようにしても良い。
この後、ステップ206に進み、現在のエンジン回転速度Ne と目標エンジン回転速度Netg とオルタネータ33の基準負荷トルクTref(Ne) を用いて、次式により要求負荷トルクTalt を算出する。
Figure 2009144671
ここで、Jはエンジン11の慣性モーメント、Kはフィードバックゲイン、Δθはクランク角変化量(30CA)である。
この後、ステップ207に進み、要求負荷トルクTalt にプーリ比Ratioを乗算して、オルタネータ33の要求軸トルクTalt.final に変換した後、ステップ208に進み、バッテリ電圧を検出する。
この後、ステップ209に進み、バッテリ電圧毎に作成された複数の要求負荷トルク特性マップ(図10参照)の中から、現在のバッテリ電圧に対応する要求負荷トルク特性マップを選択して、現在の要求軸トルクTalt.final とエンジン回転速度Ne に応じた発電指令(デューティDuty )を算出して、本ルーチンを終了する。
以上説明した本実施例では、エンジン回転を停止させる際に、フリクションに基づいて目標軌道を算出し、実エンジン回転挙動を目標軌道に合わせるようにオルタネータ33を制御するようにしたので、エンジン停止過程のエンジン回転挙動のばらつきを十分に補償することができて、エンジン回転停止クランク角を精度良く目標のクランク角範囲内に制御することができる。しかも、目標停止クランク角に応じて目標軌道を補正するようにしたので、エンジン回転停止時のクランク角(目標停止クランク角)によってエンジン回転停止時の筒内圧が変化してコンプレッショントルクが変化するのに対応して、目標軌道を補正して目標停止クランク角で停止させるための適正な目標軌道を精度良く設定することができ、エンジン回転を目標停止クランク角で精度良く停止させることができる。
また、エンジン停止過程で各気筒の筒内圧は、圧縮行程でエンジン回転を妨げる方向(運動エネルギが減少する方向)に作用し、膨張行程でエンジン回転を促進する方向(運動エネルギが増加する方向)に作用するため、TDC毎に筒内圧による運動エネルギの収支が0となる。この点に着目して、本実施例では、目標軌道(目標停止クランク角に至るまでの目標エンジン回転速度)をTDC毎に設定するようにしたので、筒内圧による周期的な運動エネルギ変化の影響を排除して、エンジン回転停止時の筒内圧の影響のみを考慮して目標軌道を設定することができ、目標軌道を設定する際の演算を簡単化することができる。
しかしながら、本発明は、目標軌道をTDC毎に設定する構成に限定されず、目標軌道を所定クランク角間隔毎に設定するようにしても良い。
また、上記実施例では、エンジン回転停止制御中にオルタネータ33(発電機)の負荷を制御するようにしたが、オルタネータ33以外の補機、例えば空調装置のコンプレッサ等の負荷を制御するようにしても良い。
本発明の一実施例におけるエンジン制御システム全体の概略構成図である。 筒内圧を考慮しない場合の運動エネルギEと回転角θとの関係を示す図である。 筒内圧を考慮した場合の運動エネルギEと回転角θとの関係を示す図である。 目標軌道の算出方法を説明する図である。 補正クランク角のマップの一例を概念的に示す図である。 目標軌道のテーブルの一例を概念的に示す図である。 オルタネータ負荷特性を説明する図である。 エンジン回転停止制御時の見掛上のオルタネータ負荷特性を説明する図である。 (a)は基準負荷トルクTref =0に設定してエンジン回転停止制御を行った比較例を説明するタイムチャート、(b)は基準負荷トルクTref を最大負荷の半分に設定してエンジン回転停止制御を行った実施例を説明するタイムチャートである。 要求負荷トルク特性のマップの一例を概略的に示す図である。 目標軌道算出ルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。 エンジン回転停止制御ルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。
符号の説明
11…エンジン、13…吸気管、14…スロットルバルブ、19…燃料噴射弁、21…排気管、26…クランク角センサ、29…カム角センサ、30…ECU(目標軌道算出手段,停止制御手段)、33…オルタネータ(発電機)

Claims (3)

  1. エンジン停止要求が発生したときに燃焼を停止させてエンジン回転を停止させるエンジン回転停止制御装置において、
    エンジン回転が目標停止クランク角で停止するまでの回転挙動(以下「目標軌道」という)をフリクションに基づいて算出する目標軌道算出手段と、
    エンジン回転を停止させる際に実エンジン回転挙動を前記目標軌道に合わせるようにエンジンの補機負荷を制御する停止制御手段とを備え、
    前記目標軌道算出手段は、前記フリクションに基づいて前記目標軌道を算出する際に前記目標停止クランク角に応じて前記目標軌道を補正することを特徴とするエンジン回転停止制御装置。
  2. 前記目標軌道算出手段は、前記目標停止クランク角に基づいてエンジン回転を停止させる際の筒内圧を考慮した補正係数を算出し、該補正係数を用いて前記目標軌道を算出することを特徴とする請求項1に記載のエンジン回転停止制御装置。
  3. 前記目標軌道算出手段は、前記目標軌道として、前記目標停止クランク角に至るまでの目標エンジン回転速度を上死点毎に設定することを特徴とする請求項1又は2に記載のエンジン回転停止制御装置。
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