JP5374471B2 - エンジン回転停止制御装置 - Google Patents
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Description
まず、図1に基づいてエンジン制御システム全体の構成を概略的に説明する。
エンジン11の吸気ポート12に接続された吸気管13の途中には、スロットルバルブ14が設けられ、このスロットルバルブ14の開度(スロットル開度)がスロットル開度センサ15によって検出される。また、スロットルバルブ14の下流側には、吸気管圧力を検出する吸気管圧力センサ18が設けられ、各気筒の吸気ポート12の近傍には、それぞれ吸気ポート12に向けて燃料を噴射する燃料噴射弁19が取り付けられている。
Ne(i+1)2 =Ne(i)2 +2/J×{Tloss( θ(i) ) −Tref(Ne(i))}×Δθ
ここで、Ne(i+1)は、現時点(i) よりも所定クランク角Δθ前の時点(i+1) のエンジン回転速度であり、Ne(i)は現時点(i) のエンジン回転速度である。また、Jはエンジン11の慣性モーメントである。Tloss( θ(i) )は、現時点(i) のクランク角θ(i) におけるポンピングロスとフリクションロスを合計したロストルクであり、予め設定されたマップ等を用いて現時点(i) のクランク角θ(i) に応じたロストルクTloss( θ(i) )が算出される。Tref(Ne(i))は現時点(i) のエンジン回転速度Ne(i)におけるオルタネータ33の基準負荷トルクである。
0<Tref(Ne(i))<最大負荷
頻度分布の中央値のずれ量=基準値−中央値
ここで、基準値は、図10(b)に示す標準的なシステム(オルタネータのトルクずれ量が0のシステム)における基準タイミングのエンジン回転速度の頻度分布の中央値(基準回転速度に相当する値)である。
Tref(Ne) =Tref(Ne) +α
図12に示す目標軌道算出ルーチンは、エンジンECU30の電源オン中に所定周期(所定クランク角周期)で繰り返し実行される。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ101で、目標軌道算出完了フラグが目標軌道の算出前を意味する「0」にセットされているか否かを判定し、この目標軌道算出完了フラグが目標軌道算出完了を意味する「1」にセットされていれば、以降の処理を行うことなく、本ルーチンを終了する。
ここで、Jはエンジン11の慣性モーメント、Tloss( θ(i) )は、ポンピングロスとフリクションロスを合計したロストルクであり、予め設定されたマップ等を用いて、現時点(i) のクランク角θ(i) に応じたロストルクTloss( θ(i) )を算出する。
図13に示すトルクずれ補正量算出ルーチンは、エンジンECU30の電源オン中に所定周期(所定クランク角周期)で繰り返し実行され、特許請求の範囲でいうトルクずれ補正量算出手段としての役割を果たす。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ201で、エンジン停止要求(アイドルストップ要求)が発生したか否かを判定し、エンジン停止要求が発生していなければ、以降の処理を行うことなく、本ルーチンを終了する。
頻度分布の中央値のずれ量=基準値−中央値
ここで、基準値は、標準的なシステム(オルタネータのトルクずれ量が0のシステム)における基準タイミングのエンジン回転速度の頻度分布の中央値(基準回転速度に相当する値)である。
図14に示すオルタF/B停止制御ルーチンは、エンジンECU30の電源オン中に所定周期(所定クランク角周期)で繰り返し実行される。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ301で、エンジン停止要求(アイドルストップ要求)が発生したか否かを判定し、エンジン停止要求が発生していなければ、以降の処理を行うことなく、本ルーチンを終了する。
Talt =Tref(Ne)
Tref(Ne) =Tref(Ne) +α
この後、ステップ308に進み、目標軌道のテーブルを参照して、今回の制御タイミングに対応した目標エンジン回転速度Netg を求める。
ΔE=J/2×(Ne 2 −Netg 2 )
ここで、Jはエンジン11の慣性モーメントである。
Talt =K×ΔE/Δθ+Tref(Ne)
ここで、「K×ΔE/Δθ」はフィードバック負荷トルクであり、Kはフィードバックゲイン、Δθはクランク角変化量である。
この後、ステップ312に進み、バッテリ電圧を検出した後、ステップ313に進み、バッテリ電圧毎に作成された複数の負荷トルク特性マップ(図7参照)の中から、現在のバッテリ電圧に対応する負荷トルク特性マップを選択して、現在の要求負荷トルクTalt (要求軸トルクTalt.final )とエンジン回転速度Ne (又はオルタネータ33の回転速度Nalt )に応じた発電指令値(デューティDuty )を算出する。
図15に示す頻度分布記憶ルーチンは、エンジンECU30の電源オン中に所定周期(所定クランク角周期)で繰り返し実行され、特許請求の範囲でいう頻度分布記憶手段としての役割を果たす。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ401で、オルタF/B停止制御の実行中であるか否かを判定し、オルタF/B停止制御の実行中でなければ、以降の処理を行うことなく、本ルーチンを終了する。
以上説明した本実施例2においても、前記実施例1とほぼ同様の効果を得ることができる。
Claims (5)
- エンジン回転が目標停止クランク角で停止するようにエンジン回転挙動の目標軌道を算出する目標軌道算出手段と、エンジン停止要求に応じてエンジン回転を停止させる際に実エンジン回転挙動を前記目標軌道に合わせるように発電機の負荷を制御するエンジン回転停止制御を実行する停止制御手段とを備えたエンジン回転停止制御装置において、
前記エンジン回転停止制御が実行されたときの停止クランク角又はこれに関連性のある情報(以下これらを「停止位置情報」と総称する)を検出して該停止位置情報の頻度分布を記憶する頻度分布記憶手段と、
前記停止位置情報の頻度分布に基づいて前記発電機のトルク特性の変化によるトルクずれを補正するための補正量(以下「トルクずれ補正量」という)を算出するトルクずれ補正量算出手段とを備え、
前記停止制御手段は、前記エンジン回転停止制御を実行する際に前記トルクずれ補正量に基づいて前記発電機の制御量を補正する手段を有することを特徴とするエンジン回転停止制御装置。 - 前記エンジン回転停止制御の際にエンジン回転速度が前記発電機の発電限界回転速度以下の回転速度領域でクランク角が所定位置となるタイミングを基準タイミングとし、前記停止位置情報として前記基準タイミングのエンジン回転速度を用いることを特徴とする請求項1に記載のエンジン回転停止制御装置。
- 前記トルクずれ補正量算出手段は、前記停止位置情報の頻度分布の傾向を示す代表値に基づいて前記トルクずれ補正量を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載のエンジン回転停止制御装置。
- 前記頻度分布記憶手段は、前記停止位置情報の頻度分布を不揮発性メモリに記憶することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のエンジン回転停止制御装置。
- 前記頻度分布記憶手段は、前記停止位置情報の検出回数が所定回数以上になったときに前記停止位置情報の所定回数分の頻度分布を記憶し、
前記トルクずれ補正量算出手段は、前記停止位置情報の所定回数分の頻度分布に基づいて前記トルクずれ補正量を算出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のエンジン回転停止制御装置。
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