JP2008215182A - エンジン回転停止制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジン回転停止クランク角を目標クランク角範囲内に制御する際に必要となるロストルク特性を学習する。
【解決手段】ECU30は、エンジン回転が目標停止クランク角で停止するまでの回転挙動(以下「目標軌道」という)を算出し、エンジン回転を停止させる際にエンジン回転挙動を目標軌道に合わせるようにオルタネータ33の負荷を制御する。目標軌道は、目標停止クランク角に至るまでのクランク角と目標エンジン回転速度との関係をロストルク特性を考慮して所定クランク角間隔で算出したものである。エンジン停止要求に応じて燃焼が停止されてからエンジン回転停止制御が開始されるまでの期間にオルタネータ33の駆動を停止して惰性回転する実エンジン回転挙動から所定クランク角間でロストルクにより消費されたエネルギを算出し、その消費エネルギに基づいてロストルク特性を学習する。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジン回転停止クランク角を制御する機能を備えたエンジン回転停止制御装置に関する発明である。
近年、特許文献1(特開2005−315202号公報)に記載されているように、エンジン自動停止・始動システム(アイドルストップシステム)を搭載した車両では、再始動性を向上させるために、エンジン停止時にエンジン回転停止クランク角を始動に適したクランク角範囲に制御することを目的として、エンジンを自動停止させる際に、オルタネータの目標電流値を予め大きな値に設定された初期値に上昇させた後に低下させる制御を実行するようにしたものがある。
特開2005−315202号公報(第2頁等)
上記特許文献1に記載のエンジン回転停止制御装置は、エンジンを自動停止させる際にオルタネータの負荷を制御することでエンジン回転停止クランク角を目標のクランク角範囲に制御しようとするものであるが、実際の制御では、ピストンが圧縮上死点を通過する時点で検出されたエンジン回転速度が480rpm〜540rpm内であるときに、予め設定されたマップを用いてオルタネータの目標電流値をその時点のエンジン回転速度に応じて設定するだけであるので(特許文献1の段落[0069]参照)、オルタネータ負荷の制御が大雑把であり、エンジン停止過程のエンジン回転挙動のばらつきを十分に補償することが困難である。このため、上記特許文献1のものでは、エンジン回転停止クランク角のばらつきを十分に低減できず、再始動性向上の効果が少ないと思われる。
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、従ってその目的は、エンジン停止過程のエンジン回転挙動のばらつきを十分に補償することができて、エンジン回転停止クランク角を精度良く目標のクランク角範囲内に制御することができるエンジン回転停止制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、エンジン停止要求が発生したときに燃焼(点火及び/又は燃料噴射)を停止させてエンジン回転を停止させるエンジン回転停止制御装置において、エンジンのロストルク特性を記憶する記憶手段と、エンジン回転が目標停止クランク角で停止するまでの回転挙動(以下「目標軌道」という)を前記記憶手段に記憶されているロストルク特性を用いて算出する目標軌道算出手段と、エンジン回転を停止させる際に実エンジン回転挙動を前記目標軌道に合わせるようにエンジンの補機の負荷を制御するエンジン回転停止制御を実行する停止制御手段と、少なくとも実エンジン回転挙動に基づいて前記ロストルク特性を学習して前記記憶手段に更新記憶するロストルク特性学習手段とを備えた構成としたものである。
この場合、目標軌道を算出する際に用いるロストルク特性は、エンジンの製造ばらつきや経時変化や油温の変化等によって変化するため、予め設定された標準的なロストルク特性を用いて目標軌道を算出すると、エンジンの製造ばらつきや経時変化や油温の変化等によって実際のロストルク特性と標準的なロストルク特性との間にずれが生じている場合に、目標軌道の算出精度が低下する。
この対策として、本発明では、ロストルク特性の変化の影響が実エンジン回転挙動に現れることに着目して、ロストルク特性を少なくとも実エンジン回転挙動に基づいて学習するため、エンジンの製造ばらつきや経時変化や油温の変化等によって実際のロストルク特性と標準的なロストルク特性との間にずれが生じても、そのロストルク特性のずれを学習によって補償することができ、目標軌道の算出精度を向上できる。これにより、本発明のように、エンジン回転を停止させる際に実エンジン回転挙動を目標軌道に合わせるようにエンジンの補機負荷を制御すれば、エンジン停止過程の実エンジン回転挙動のばらつきを十分に補償することができて、エンジン回転停止クランク角を精度良く目標のクランク角範囲内に制御することができる。
具体的には、請求項2のように、エンジン停止要求に応じて燃焼が停止されてからエンジン回転が停止するまでの期間のうちの所定時期に補機の駆動を停止して惰性回転する実エンジン回転挙動から所定クランク角間でロストルクにより消費されたエネルギを算出し、その消費エネルギに基づいてロストルク特性を学習するようにしても良い。つまり、エンジン停止要求に応じて燃焼が停止されると、エンジンが惰性回転しながら、ロストルク(ポンピングロスやフリクションロス)による消費エネルギによって実エンジン回転速度が低下していくため、この期間に補機の駆動を停止すれば、実エンジン回転挙動から所定クランク角間でロストルクにより消費されたエネルギを精度良く算出することができ、このロストルクによる消費エネルギに基づいてロストルク特性を精度良く学習することができる。
この場合、請求項3のように、エンジン停止要求に応じて燃焼が停止されてからエンジン回転停止制御が開始されるまでの期間に補機の駆動を停止してロストルク特性を学習するようにしても良い。このようにすれば、エンジン回転停止制御の開始直前に、その時点の実際のロストルク特性を学習できるため、エンジン回転停止制御の精度を更に向上させることができる。
また、請求項4のように、補機の負荷トルクが発生しない所定回転速度以下のエンジン低回転領域で、惰性回転する実エンジン回転挙動から所定クランク角間で消費されたエネルギを算出し、その消費エネルギに基づいてロストルク特性を学習するようにしても良い。例えば、代表的な補機であるオルタネータ(発電機)の場合、約400rpm以下の低回転領域では、負荷トルクが発生しなくなるため、この領域でロストルク特性を学習すれば、オルタネータの負荷トルクの影響を受けることなく、ロストルク特性を精度良く学習することができる。
また、請求項5のように、スタータでエンジンをクランキングして始動する際に、スタータの通電電流から算出したスタータ出力エネルギ(又はスタータ出力トルク)と実エンジン回転の上昇挙動から算出したクランキングエネルギ(又はクランキングトルク)との差分に基づいてロストルク特性を学習するようにしても良い。クランキング時の実エンジン回転の上昇は、スタータからエンジンに加えられるクランキングエネルギ(クランキングトルク)によって発生し、スタータで発生するクランキングエネルギ(クランキングトルク)はスタータの通電電流から推定できる。スタータで発生するクランキングエネルギ(クランキングトルク)は、その一部がロストルクによって消費され、その残りのエネルギで実エンジン回転が上昇されることになる。従って、スタータの通電電流から算出したスタータ出力エネルギ(又はスタータ出力トルク)と実エンジン回転の上昇挙動から算出したクランキングエネルギ(又はクランキングトルク)との差分は、ロストルクによる消費エネルギに相当するため、当該差分からロストルク特性を学習することができる。
以上説明した請求項1〜5に係る発明を実施する場合は、請求項6のように、ロストルク特性の学習値をなまし処理して記憶手段に更新記憶するようにすると良い。ここで、なまし処理は、一次遅れ処理、重み付き平均化処理、フィルタ処理とも呼ばれる。
ロストルク特性の学習期間中に、例えばフリクションロスの瞬間的な変動等によりロストルクが瞬間的に大きく変動する可能性があり、これをそのまま学習すると、ロストルク特性の学習精度が悪化する原因となる。この対策として、ロストルク特性の学習値をなまし処理すれば、学習期間中にロストルクが瞬間的に大きく変動しても、その影響でロストルク特性の最終的な学習値(なまし処理値)が急変することを防止することができ、比較的安定した条件でロストルク特性の学習を精度良く行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を具体化した3つの実施例1〜3を説明する。
本発明の実施例1を図1乃至図16に基づいて説明する。
まず、図1に基づいてエンジン制御システム全体の構成を概略的に説明する。
エンジン11の吸気ポート12に接続された吸気管13の途中には、スロットルバルブ14が設けられ、このスロットルバルブ14の開度(スロットル開度)TAがスロットル開度センサ15によって検出される。吸気管13には、スロットルバルブ14をバイパスするバイパス通路16が設けられ、このバイパス通路16の途中に、アイドルスピードコントロールバルブ17が設けられている。尚、バイパス通路16とアイドルスピードコントロールバルブ17を省略して、アイドル時もスロットルバルブ14の開度によって吸入空気量を調整してアイドル回転速度を制御する構成としても良い。
スロットルバルブ14の下流側には、吸気管圧力PMを検出する吸気管圧力センサ18が設けられ、各気筒の吸気ポート12の近傍には、燃料噴射弁19が取付けられている。
一方、エンジン11の排気ポート20に接続された排気管21の途中には、排気ガス浄化用の触媒22が設置されている。エンジン11のシリンダブロックには、冷却水温THWを検出する冷却水温センサ23が設けられている。エンジン11のクランク軸24に取付けられたシグナルロータ25の外周に対向してクランク角センサ26が設置され、このクランク角センサ26からシグナルロータ25の回転に同期して所定クランク角毎(例えば30℃A毎)にクランクパルス信号CRSが出力される。また、エンジン11のカム軸27に取付けられたシグナルロータ28の外周に対向してカム角センサ29が設置され、このカム角センサ29からシグナルロータ28の回転に同期して所定のカム角でカムパルス信号CASが出力される。
また、エンジン11の代表的な補機であるオルタネータ33(発電機)には、クランク軸24に連結されたクランクプーリ34の回転がベルト35を介して伝達される。これにより、エンジン11の動力でオルタネータ33が回転駆動されて発電するようになっている。このオルタネータ33の発電制御電流(フィールド電流)をデューティ制御することで、オルタネータ33の負荷を制御することができる。
上述した各種センサの出力は、エンジン制御回路(以下「ECU」と表記する)30に入力される。このECU30は、マイクロコンピュータを主体として構成され、各種センサで検出したエンジン運転状態に応じて、燃料噴射弁19の燃料噴射量や噴射時期、点火プラグ31の点火時期を制御すると共に、アイドル運転中に所定の自動停止条件が成立してエンジン停止要求が発生したときに、燃焼(点火及び/又は燃料噴射)を停止させてエンジン回転を停止させるアイドルストップを実行し、このアイドルストップによるエンジン停止中に運転者が車両を発進させる操作(例えばアクセル操作等)が行われたときに、所定の自動始動条件が成立してスタータ(図示せず)に通電してエンジン11をクランキングして再始動させる。
更に、ECU30は、後述する図9、図10、図13〜図15の各ルーチンを実行することで、エンジン回転が目標停止クランク角で停止するまでの回転挙動(以下「目標軌道」という)を算出する目標軌道算出手段として機能すると共に、エンジン回転を停止させる際にエンジン回転挙動を目標軌道に合わせるようにオルタネータ33の負荷を制御する“エンジン回転停止制御”を実行する停止制御手段として機能し、更に、少なくとも実エンジン回転挙動に基づいてロストルク特性を学習するロストルク特性学習手段として機能する。
ここで、目標軌道は、目標停止クランク角に至るまでのクランク角と目標エンジン回転速度との関係を所定クランク角間隔(例えば30CA間隔)で算出してテーブル(図3参照)に割り付けたものである。この目標軌道は、ロストルクを考慮したエネルギ保存則の関係式を用いて、目標停止クランク角を初期値としてクランク角を溯る方向に算出される(図2参照)。エネルギ保存則の関係式は次式で表される。
Ne(i+1)2 =Ne(i)2 −2/J×{Tloss( θ(i) ) −Tref(Ne(i))}
ここで、Ne(i+1)は、現時点(i) よりも所定クランク角(本実施例では30CA)前の時点(i+1) のエンジン回転速度、Ne(i)は現時点(i) のエンジン回転速度、Jはエンジン11の慣性モーメント、Tloss( θ(i) )は、現時点(i) のクランク角θ(i) におけるポンピングロスとフリクションロスを合計したロストルクであり、ECU30の電源オフ時でも記憶データを保持する書き換え可能な記憶手段であるバックアップRAM32に記憶された図12のロストルク特性の学習マップを用いて、現時点(i) のクランク角θ(i) に応じたロストルクTloss( θ(i) )を算出する。Tref(Ne(i))は、現時点(i) のエンジン回転速度Ne(i)におけるオルタネータ33の基準負荷トルクである。
本実施例1では、オルタネータ33の基準負荷トルクTref(Ne(i))は、図4に示すように、オルタネータ33の制御可能な最大負荷の半分(1/2)に設定されている。このようにすれば、オルタネータ33は、モータジェネレータと異なり、アシストトルクを出力できないという事情があっても、仮想的にオルタネータ33の負荷トルクを正負両方向に制御することが可能となり(基準負荷Tref 以下の負荷トルクを仮想的に負の負荷トルクとし、基準負荷Tref 以上の負荷トルクを正の負荷トルクとしてオルタネータ33の負荷トルクを制御することが可能となり)、目標軌道へのエンジン回転挙動の追従性を向上することができる。
尚、オルタネータ33の基準負荷トルクTref(Ne(i))は、最大負荷の半分(1/2)に限定されず、例えば、最大負荷の1/3、1/4、2/3、3/4等であっても良く、要は、オルタネータ33の制御可能な最大負荷よりも小さく、0よりも大きい適宜の負荷を基準負荷トルクTref(Ne(i))に設定すれば良い。
0<Tref(Ne(i))<最大負荷
図6(a)は、基準負荷トルクTref(Ne(i))=0に設定してエンジン回転停止制御を行った比較例を示している。この比較例では、オルタネータ33の負荷トルクを正方向にしか制御できないため、実エンジン回転挙動がオーバーシュートした場合は、実エンジン回転挙動を目標軌道に一致させることができなくなる。
これに対して、本実施例1のように、オルタネータ33の基準負荷トルクTref(Ne(i))を最大負荷よりも小さい適宜の負荷に設定すれば、図5に示すように、仮想的にオルタネータ33の負荷トルクを正負両方向に制御することが可能となるため、図6(b)に示すように、実回転挙動がオーバーシュートした場合でも、実回転挙動を目標軌道に一致させることができる。
更に、本実施例1では、図7に示すように、目標軌道を算出する際に、ロストルクTloss( θ(i) )を用いて、オルタネータ33の基準負荷トルクTref(Ne(i))に応じた目標軌道を算出し、エンジン回転停止制御中は、エンジン回転速度Ne(i)に応じた基準負荷トルクTref(Ne(i))を算出すると共に、現時点(i) のクランク角θ(i) における目標エンジン回転速度と実エンジン回転速度との偏差を小さくするようにベース負荷トルクを算出し、このベース負荷トルクに基準負荷トルクTref(Ne(i))を加算して要求負荷トルクTalt を求める(実際には、この要求負荷トルクTalt にプーリ比Ratioを乗算して要求軸トルクTalt.final に変換する)。そして、図8に示す要求負荷トルク特性を用いて、現時点(i) の要求負荷トルクTalt (要求軸トルクTalt.final )とエンジン回転速度Ne(i)に応じた発電指令(デューティDuty )を算出し、この発電指令(デューティDuty )でオルタネータ33の発電制御電流(フィールド電流)を制御してオルタネータ33の負荷トルクを制御する。
このようなオルタネータ33の負荷トルクの制御を、実エンジン回転速度がオルタネータ33の発電限界回転速度Nelow(図4参照)以下に低下するまで所定クランク間隔(例えば30CA間隔)で周期的に実行することで、実エンジン回転挙動を目標軌道に合わせるようにオルタネータ33の負荷トルクをフィードバック制御する。
尚、図8に示す要求負荷トルク特性は、オルタネータ33の出力電圧が13.5Vで一定の場合の特性であり、出力電圧毎に同様の特性が設定されている。
ところで、目標軌道を算出する際に用いるロストルクTloss( θ(i) )の特性は、エンジン11の製造ばらつきや経時変化等によって変化するため、予め設定された標準的なロストルク特性を用いて目標軌道を算出すると、エンジン11の製造ばらつきや経時変化や油温の変化等によって実際のロストルク特性と標準的なロストルク特性との間にずれが生じている場合に、目標軌道の算出精度が低下する。
この対策として、本実施例1では、ロストルク特性の変化の影響が実エンジン回転挙動に現れることに着目して、ロストルク特性を実エンジン回転挙動に基づいて学習してバックアップRAM32に更新記憶し、このロストルク特性を用いて目標軌道を算出するようにしている。
本実施例1では、エンジン停止要求(アイドルストップ信号)に応じて燃焼が停止されてからエンジン回転停止制御が開始されるまでの期間にオルタネータ33の駆動を停止して惰性回転する実エンジン回転挙動から所定クランク角間(例えばTDC間)でロストルクにより消費されたエネルギを算出し、その消費エネルギに基づいてロストルク特性を学習するようにしている。つまり、エンジン停止要求に応じて燃焼が停止されると、エンジン11が惰性回転しながら、ロストルク(ポンピングロスやフリクションロス)による消費エネルギによって実エンジン回転速度が低下していくため、この期間にオルタネータ33の駆動を停止すれば、実エンジン回転挙動から所定クランク角間(例えばTDC間)でロストルクにより消費されたエネルギを精度良く算出することができ、このロストルクによる消費エネルギに基づいてロストルク特性を精度良く学習することができる。
以上説明した本実施例1のロストルク特性の学習とエンジン回転停止制御は、ECU30によって図9、図10、図13〜図15の各ルーチンに従って実行される。以下、これら各ルーチンの処理内容を説明する。
[エンジン回転停止学習制御メインルーチン]
図9のエンジン回転停止学習制御メインルーチンは、エンジン運転中に所定周期で実行される。本ルーチンが起動されると、まずステップ100で、後述する図10のロストルク特性学習ルーチンを実行して、学習実行条件が成立しているときにロストルク特性を学習する。この後、ステップ200に進み、後述する図13の目標軌道算出ルーチンを実行して、図10のロストルク特性学習ルーチンで学習したロストルク特性を用いて、オルタネータ33の基準負荷トルクTref(Ne(i))に応じた目標軌道を算出する。
この後、ステップ300に進み、後述する図14及び図15のエンジン回転停止制御ルーチンを実行して、エンジン回転を停止させる際に実エンジン回転挙動を目標軌道に合わせるようにオルタネータ33の負荷トルクをフィードバック制御する。
[ロストルク特性学習ルーチン]
図10のロストルク特性学習ルーチンは、図9のエンジン回転停止学習制御メインルーチンのステップ100で実行されるサブルーチンであり、特許請求の範囲でいうロストルク特性学習手段としての役割を果たす。
本ルーチンが起動されると、まずステップ101で、所定の学習実行条件が成立しているか否かを判定する。ここで、学習実行条件は、例えばエンジン11の暖機完了後で冷却水温が100℃に達した後の最初のアイドルストップ時であることを条件とする。尚、最初のアイドルストップ時に限定せず、2回目以降のアイドルストップ時にも学習するようにしても良い。或は、所定アイドルストップ回数毎、所定走行回数毎、所定積算走行距離毎、所定期間経過毎のいずれかの間隔で適宜のアイドルストップ時に学習するようにしても良い。このステップ101で、学習実行条件が成立していないと判定されれば、以降の学習処理を行うことなく、本ルーチンを終了する。
一方、このステップ101で、学習実行条件が成立していると判定されれば、ステップ102に進み、オルタネータ33の駆動を停止した後、ステップ103に進み、カム角センサ29とクランク角センサ26の出力パルスに基づいて現在のクランク角θとエンジン回転速度を算出する。この際、クランク角θは吸気ATDCで表現する。
この後、ステップ104に進み、現在のクランク角θが学習値算出タイミングであるATDC0CA(つまりTDC)であるか否かを判定し、ATDC0CAでなければ、以降の学習処理を行うことなく、本ルーチンを終了する。
これに対して、上記ステップ104で、現在のクランク角θがATDC0CA(つまりTDC)であると判定されれば、ステップ105に進み、上記ステップ102で算出したエンジン回転速度を、今回のTDCにおけるエンジン回転速度Ne(j)としてECU30のRAM(図示せず)に記憶する。
この後、ステップ106に進み、TDC間(180CA間)でロストルクにより消費されたエネルギ消費量ΔEを次式により算出する。
ΔE=1/2・J・Ne(j-1)2 −1/2・J・Ne(j)2
ここで、Jはエンジン11の慣性モーメント、Ne(j-1)は、前回のTDCにおけるエンジン回転速度である。
この後、ステップ107に進み、上記ステップ106で算出したTDC間のロストルクによるエネルギ消費量ΔEを用いて、仮の学習補正トルクTggを次式により算出する。
Tgg=(ΔE−ΔEtarget)/Δθ
ここで、ΔEtargetは、前回の目標軌道の算出に使用したTDC間のロストルクによるエネルギ消費量である。本実施例1では、Δθは、TDC間のクランク角(180CA)である。
この後、ステップ108に進み、上述したステップ107で算出した仮の学習補正トルクTggを例えば次式によりなまし処理して学習補正トルクTg を求める。
Tg(今回値) ={a×Tg(前回値)+b×Tgg}/(a+b)
ここで、a,bは係数である。これにより、図12に示すようにTDC間(180CA間)で一定の学習補正トルクTg が求められる。
この後、ステップ109に進み、前回の目標軌道の算出に使用したロストルクTloss( θ(i) )に学習補正トルクTg を加算することで、前回のロストルクTloss( θ(i) )を学習補正トルクTg で補正し、これをECU30のバックアップRAM32に更新記憶する。これにより、バックアップRAM32に記憶されている図11のロストルク特性の学習マップを学習補正する。
[目標軌道算出ルーチン]
図13の目標軌道算出ルーチンは、図9のエンジン回転停止学習制御メインルーチンのステップ200で実行されるサブルーチンであり、特許請求の範囲でいう目標軌道算出手段としての役割を果たす。本ルーチンが起動されると、まずステップ201で、目標軌道算出完了フラグが目標軌道の算出前を意味する「0」にセットされているか否かを判定し、この目標軌道算出完了フラグが目標軌道算出完了を意味する「1」にセットされていれば、以降の処理を行うことなく、本ルーチンを終了する。
一方、このステップ201で、目標軌道算出完了フラグ=0(目標軌道の算出前)と判定されれば、ステップ202に進み、ロストルクTloss( θ(i) )とオルタネータ33の基準負荷トルクTref(Ne(i))を用いて、次式で表されるエネルギ保存則の関係式を用いて次の時点(i+1) の目標エンジン回転速度Ne(i+1)の二乗を算出する。
Ne(i+1)2 =Ne(i)2 −2/J×{Tloss( θ(i) )−Tref(Ne(i))}
ここで、Jはエンジン11の慣性モーメント、Tloss( θ(i) )は、ポンピングロスとフリクションロスを合計したロストルクであり、バックアップRAM32に記憶されている図11のロストルク特性の学習マップを用いて、現時点(i) のクランク角θ(i) に応じたロストルクTloss( θ(i) )を算出する。
初期値は、i=0、θ(0) =60CA(目標停止クランク角)、Ne(0)=0rpm(停止時のエンジン回転速度)である。目標軌道は、目標停止クランク角(θ(0) =60CA)を初期値としてクランク角を溯る方向に所定クランク角毎(本実施例では30CA毎)に算出する。クランク角は、吸気ATDCで表現する。従って、θ(1) =30CA、θ(2) =0CA、θ(3) =150CA、θ(4) =120CA、θ(5) =90CA、θ(6) =60CA、θ(7) =30CA、θ(8) =0CA、θ(9) =150CA、……の順序で目標エンジン回転速度Ne(i+1)の二乗が算出される。
この後、ステップ203に進み、目標エンジン回転速度Ne(i+1)の二乗がエンジン回転停止制御を実行可能な最大エンジン回転速度Nemaxの二乗を越えたか否かを判定し、まだ最大エンジン回転速度Nemaxの二乗を越えていなければ、ステップ204に進み、目標軌道算出完了フラグを「0」に維持する(セットし直す)。
この後、ステップ205に進み、現在のクランク角θ(i) から演算間隔である30CAを差し引いて次のクランク角θ(i+1) を求める。
θ(i+1) =θ(i) −30
この後、ステップ206に進み、次のクランク角θ(i+1) が「−30」であるか否かを判定し、次のクランク角θ(i+1) が「−30」であれば、次のクランク角θ(i+1) がTDCを越えると判断して、ステップ207に進み、次のクランク角θ(i+1) を吸気ATDC表現で「150」に書き替えると共に、目標停止クランク角θ(0) に至るまでのTDCの乗り越え回数をカウントするカウンタnをインクリメントして(n=n+1)、ステップ209に進む。
一方、上記ステップ206で、次のクランク角θ(i+1) が「−30」でないと判定されれば、次のクランク角θ(i+1) がまだTDCを越えないと判断して、ステップ207の処理を行わず、上記ステップ205で算出した次のクランク角θ(i+1) を変更せずに用いる。この後、ステップ209に進み、目標エンジン回転速度Ne(i+1)の二乗の平方根を算出して目標エンジン回転速度Ne(i+1)を求め、これを図3の目標軌道のテーブルに割り付けて、本ルーチンを終了する。尚、ECU30の演算負荷低減のため、エンジン回転速度の二乗をそのままテーブルに割り付けても良い。図3の目標軌道のテーブルは、ECU30のRAMに記憶される。
以上のような処理を繰り返して、目標停止クランク角(θ(0) =60CA)を初期値としてクランク角を溯る方向に30CA毎に目標エンジン回転速度Ne(i+1)の二乗を算出して図3の目標軌道のテーブルに目標エンジン回転速度Ne(i+1)を割り付ける処理を繰り返す。そして、上記ステップ203で、目標エンジン回転速度Ne(i+1)の二乗がエンジン回転停止制御を実行可能な最大エンジン回転速度Nemaxの二乗を越えたと判定された時点で、ステップ208に進み、目標軌道算出完了フラグを目標軌道算出完了を意味する「1」にセットして、ステップ209に進み、最後の目標エンジン回転速度Ne(i+1)の二乗の平方根を算出して目標エンジン回転速度Ne(i+1)を求め、これを図3の目標軌道のテーブルに割り付けて、本ルーチンを終了する。
[エンジン回転停止制御ルーチン]
図14及び図15のエンジン回転停止制御ルーチンは、図9のエンジン回転停止学習制御メインルーチンのステップ300で実行されるサブルーチンであり、特許請求の範囲でいう停止制御手段としての役割を果たす。本ルーチンが起動されると、まずステップ301で、エンジン停止要求(アイドルストップ信号)が発生したか否かを判定し、エンジン停止要求が発生していなければ、以降の処理を行うことなく、本ルーチンを終了して、エンジン運転(燃料噴射制御及び点火制御)を継続する。
その後、上記ステップ301で、エンジン停止要求が発生したと判定された時点で、ステップ302に進み、現在のクランク角θとエンジン回転速度Ne を算出する。この後、ステップ303に進み、現在のクランク角θがオルタネータ33の負荷トルクの制御タイミング(吸気ATDC表現で0、30、60、90、120、150CAのいずれか)であるか否かを判定し、オルタネータ33の負荷トルクの制御タイミングでなければ、以降の処理を行うことなく、本ルーチンを終了する。
上記ステップ303で、現在のクランク角θがオルタネータ33の負荷トルクの制御タイミングであると判定されれば、ステップ304に進み、現在のクランク角θがエンジン回転停止制御を実行可能な最大エンジン回転速度Nemaxよりも低いか否かを判定し、現在のクランク角θが最大エンジン回転速度Nemax以上であれば、以降の処理を行うことなく、本ルーチンを終了する。
これに対して、上記ステップ304で、現在のクランク角θが最大エンジン回転速度Nemaxよりも低いと判定されれば、ステップ305に進み、初期値設定完了フラグが目標軌道の初期値iの設定完了前を意味する「0」にセットされているか否かを判定し、この初期値設定完了フラグが「0」にセットされていれば、ステップ306に進み、目標軌道の初期値iを設定する。この際、図3の目標軌道のテーブルを参照して、現在のクランク角θとエンジン回転速度Ne に最も近い目標エンジン回転速度Netg に対応するi(目標停止クランク角までの算出回数)を目標軌道の初期値iとして設定する。
この後、ステップ307に進み、初期値設定完了フラグを初期値iの設定完了を意味する「1」にセットし、次のステップ308で、図3の目標軌道のテーブルを参照して、初期値iに対応する目標エンジン回転速度Netg を今回のエンジン回転停止制御における目標エンジン回転速度の初期値に設定して、図15のステップ309に進む。
尚、上記ステップ305で、初期値設定完了フラグが初期値設定完了を意味する「1」にセットされていると判定されれば、上記ステップ306〜308の処理を飛び越して図11のステップ309に進む。
このステップ309では、現在のエンジン回転速度Ne と目標エンジン回転速度Netg とオルタネータ33の基準負荷トルクTref(Ne) を用いて、次式により要求負荷トルクTalt を算出する。
Figure 2008215182
ここで、Jはエンジン11の慣性モーメント、Kはフィードバックゲイン、Δθはクランク角変化量(30CA)である。
この後、ステップ310に進み、要求負荷トルクTalt にプーリ比Ratioを乗算して、オルタネータ33の要求軸トルクTalt.final に変換した後、ステップ311に進み、バッテリ電圧を検出する。
この後、ステップ312に進み、バッテリ電圧毎に作成された複数の要求負荷トルク特性マップ(図8参照)の中から、現在のバッテリ電圧に対応する要求負荷トルク特性マップを選択して、現在の要求軸トルクTalt.final とエンジン回転速度Ne に応じた発電指令(デューティDuty )を算出する。この後、ステップ313に進み、iカウンタの値をデクリメントして(i=i−1)、Δθ(30CA)変化後の次の演算タイミングを設定して、本ルーチンを終了する。
以上説明した本実施例1のエンジン回転停止制御の一例を図16に示す。
本実施例1では、オルタネータ33の制御可能な最大負荷の半分に設定された基準負荷トルクTref に応じた目標軌道を算出し、エンジン回転停止制御中は、エンジン回転速度Ne に応じた基準負荷トルクTref を算出して、この基準負荷トルクTref を基準にして目標エンジン回転速度と実エンジン回転速度との偏差を小さくするように要求負荷トルクTalt を算出する。算出した要求負荷トルクTalt が基準負荷トルクTref よりも小さい領域では、仮想的に負の負荷トルクとなり、要求負荷トルクTalt が基準負荷トルクTref よりも大きい領域では、正の負荷トルクとなる。このようにすれば、オルタネータ33は、モータジェネレータと異なり、アシストトルクを出力できないという事情があっても、仮想的にオルタネータ33の負荷トルクを正負両方向に制御することが可能となり、目標軌道へのエンジン回転挙動の追従性を向上させることができる。
更に、本実施例1では、目標軌道を算出する際に用いるロストルクTloss( θ(i) )の特性がエンジン11の製造ばらつきや経時変化等によって変化することを考慮して、ロストルクTloss( θ(i) )の特性を実エンジン回転挙動に基づいて学習してバックアップRAM32に更新記憶し、このロストルクTloss( θ(i) )の特性を用いて目標軌道を算出するようにしたので、エンジン11の製造ばらつきや経時変化や油温の変化等によって実際のロストルク特性と標準的なロストルク特性との間にずれが生じても、そのロストルク特性のずれを学習によって補償することができ、目標軌道の算出精度を向上できる。これにより、本実施例1のように、エンジン回転を停止させる際に実エンジン回転挙動を目標軌道に合わせるようにオルタネータ33の負荷トルクを制御すれば、エンジン停止過程の実エンジン回転挙動のばらつきを十分に補償することができて、エンジン回転停止位置を精度良く目標のクランク角範囲内に制御することができる。
上記実施例1では、TDC間(180CA間)のロストルクによるエネルギ消費量ΔEを用いてロストルクTlossの特性を学習補正するようにしたが、本発明の実施例2では、図17のロストルク特性学習ルーチンを実行することで、例えば30CA間のロストルクによるエネルギ消費量ΔEを用いてロストルクTlossの特性を学習補正するようにしている。要するに、学習のクランク角間隔は、任意に設定可能である。
図17のロストルク特性学習ルーチンでは、まずステップ111で、前記実施例1と同様の学習実行条件が成立しているか否かを判定する。このステップ111で、学習実行条件が成立していないと判定されれば、以降の学習処理を行うことなく、本ルーチンを終了する。
一方、このステップ111で、学習実行条件が成立していると判定されれば、ステップ112に進み、オルタネータ33の駆動を停止した後、ステップ113に進み、カム角センサ29とクランク角センサ26の出力パルスに基づいて現在のクランク角θとエンジン回転速度を算出する。この際、クランク角θは吸気ATDCで表現する。
この後、ステップ114に進み、現在のクランク角θが学習値算出タイミング(吸気ATDC表現で0、30、60、90、120、150のいずれか)であるか否かを判定し、学習値算出タイミングでなければ、以降の学習処理を行うことなく、本ルーチンを終了する。
これに対して、上記ステップ114で、現在のクランク角θが学習値算出タイミングのクランク角であると判定されれば、ステップ115に進み、上記ステップ112で算出したエンジン回転速度を、現在のクランク角θにおけるエンジン回転速度Ne(j)としてECU30のRAM(図示せず)に記憶する。
この後、ステップ116に進み、30CA間でロストルクにより消費されたエネルギ消費量ΔEを次式により算出する。
ΔE=1/2・J・Ne(j-1)2 −1/2・J・Ne(j)2
ここで、Jはエンジン11の慣性モーメント、Ne(j-1)は、現在よりも30CA前のクランク角におけるエンジン回転速度である。
この後、ステップ117に進み、上記ステップ116で算出した30CA間のロストルクによるエネルギ消費量ΔEを用いて、仮のロストルクTlossg の学習値を次式により算出する。
Tlossg =ΔE/Δθ
ここで、Δθは、30CAである。
この後、ステップ118に進み、上述したステップ117で算出した仮のロストルクTlossg の学習値を例えば下記の式によりなまし処理してロストルクTlossの学習値を求め、この学習値をECU30のバックアップRAM32に更新記憶する。これにより、バックアップRAM32に記憶されている図11のロストルク特性の学習マップを学習補正する。
Tloss(今回値) ={a×Tloss(前回値)+b×Tlossg }/(a+b)
ここで、a,bは係数である。
これ以外の処理は、前記実施例1と同じである。
以上説明した本実施例2では、30CA間のロストルクによるエネルギ消費量ΔEを用いてロストルクTlossの特性を学習補正するようにしているので、TDC間で学習する前記実施例1よりも細かいクランク角間隔でロストルクTlossの特性を学習補正することができ、ロストルクTlossの特性の学習精度を向上することができる。
尚、上記各実施例1,2では、エンジン停止要求(アイドルストップ信号)に応じて燃焼が停止されてからエンジン回転停止制御が開始されるまでの期間にオルタネータ33の駆動を停止して惰性回転する実エンジン回転挙動から所定クランク角間(例えばTDC間又は30CA間)でロストルクにより消費されたエネルギΔEを算出し、その消費エネルギΔEに基づいてロストルクTlossの特性を学習するようにしたが、オルタネータ33の負荷トルクが発生しない所定回転速度以下(約400rpm以下)のエンジン低回転領域で、惰性回転する実エンジン回転挙動から所定クランク角間で消費されたエネルギΔEを算出し、その消費エネルギΔEに基づいてロストルクTlossの特性を学習するようにしても良い。このようにしても、オルタネータ33の負荷トルクの影響を受けることなく、ロストルクTlossの特性を精度良く学習することができる。
その他、本発明は、エンジン停止要求に応じて燃焼が停止されてからエンジン回転が停止するまでの期間に、ロストルクTlossの特性を学習するためにエンジン回転停止制御を中止してオルタネータ33の駆動を停止し、惰性回転する実エンジン回転挙動から所定クランク角間でロストルクにより消費されたエネルギΔEを算出し、その消費エネルギΔEに基づいてロストルクTlossの特性を学習するようにしても良い。
上記実施例1,2では、エンジン11を停止させる際にロストルクTlossの特性を学習するようにしたが、本発明の実施例3では、図18のロストルク特性学習ルーチンを実行することで、エンジン11をスタータ(図示せず)でクランキングして始動する際にロストルクTlossの特性を学習するようにしている。
クランキング時の実エンジン回転の上昇は、スタータからエンジン11に加えられるクランキングエネルギ(クランキングトルク)によって発生し、スタータで発生するクランキングエネルギ(クランキングトルク)はスタータの通電電流から推定できる。スタータで発生するクランキングエネルギ(クランキングトルク)は、その一部がロストルクによって消費され、その残りのエネルギで実エンジン回転が上昇されることになる。従って、スタータの通電電流から算出したスタータ出力エネルギ(又はスタータ出力トルク)と実エンジン回転の上昇挙動から算出したクランキングエネルギ(又はクランキングトルク)との差分は、ロストルクによる消費エネルギに相当するため、当該差分からロストルク特性を学習することができる。
図18のロストルク特性学習ルーチンでは、まずステップ121で、所定の学習実行条件が成立しているか否かを判定する。ここで、学習実行条件は、例えばエンジン11の暖機完了後で冷却水温が100℃に達した後の最初のアイドルストップの再始動時(クランキング時)であることを条件とする。尚、最初のアイドルストップの再始動時に限定せず、2回目以降のアイドルストップの再始動時にも学習するようにしても良い。或は、所定アイドルストップ回数毎、所定走行回数毎、所定積算走行距離毎、所定期間経過毎のいずれかの間隔で適宜の再始動時に学習するようにしても良い。このステップ121で、学習実行条件が成立していないと判定されれば、以降の学習処理を行うことなく、本ルーチンを終了する。
一方、このステップ121で、学習実行条件が成立していると判定されれば、ステップ122に進み、カム角センサ29とクランク角センサ26の出力パルスに基づいて現在のクランク角θとエンジン回転速度を算出する。この際、クランク角θは吸気ATDCで表現する。
この後、ステップ123に進み、現在のクランク角θが学習値算出タイミング(ATDC表現で0、30、60、90、120、150のいずれか)であるか否かを判定し、学習値算出タイミングでなければ、以降の学習処理を行うことなく、本ルーチンを終了する。
これに対して、上記ステップ123で、現在のクランク角θが学習値算出タイミングのクランク角であると判定されれば、ステップ124に進み、上記ステップ122で算出したエンジン回転速度を、現在のクランク角θにおけるエンジン回転速度Ne(j)としてECU30のRAMに記憶する。
この後、ステップ125に進み、30CA間のエンジン回転の上昇に使われたクランキングトルクTinput を次式により算出する。
Tinput =1/Δθ・{1/2・J・Ne(j)2 −1/2・J・Ne(j-1)2
ここで、Δθは30CA、Jはエンジン11の慣性モーメント、Ne(j-1)は、現在よりも30CA前のクランク角におけるエンジン回転速度ある。
この後、ステップ126に進み、30CA間のスタータの通電電流からスタータ出力トルクTstarter を予め設定されたマップ等により算出する。そして、次のステップ127で、30CA間のエンジン回転の上昇に使われたクランキングトルクTinput からスタータ出力トルクTstarter を差し引いて、仮のロストルクTlossg の学習値を求める。
Tlossg =Tinput −Tstarter
この後、ステップ128に進み、上述したステップ127で算出した仮のロストルクTlossg の学習値を例えば下記の式によりなまし処理してロストルクTlossの学習値を求め、この学習値をECU30のバックアップRAM32に更新記憶する。これにより、バックアップRAM32に記憶されている図11のロストルク特性の学習マップを学習補正する。
Tloss(今回値) ={a×Tloss(前回値)+b×Tlossg }/(a+b)
ここで、a,bは係数である。
これ以外の処理は、前記実施例1と同じである。
以上説明した本実施例3では、エンジン11をスタータでクランキングして始動する際にロストルクTlossの特性を学習することができる。
尚、本発明は、エンジン回転停止制御中にオルタネータ33(発電機)の負荷を制御する構成に限定されず、オルタネータ33以外の補機、例えば空調装置のコンプレッサ等の負荷を制御するようにしても良い。
本発明の実施例1におけるエンジン制御システム全体の概略構成図である。 目標軌道の算出方法を説明する図である。 目標軌道のテーブルを説明する図である。 オルタネータ負荷特性を説明する図である。 エンジン回転停止制御時の見掛上のオルタネータ負荷特性を説明する図である。 (a)は準負荷トルクTref(Ne(i))=0に設定してエンジン回転停止制御を行った比較例を説明するタイムチャート、(b)は基準負荷トルクTref(Ne(i))を最大負荷の半分に設定してエンジン回転停止制御を行った実施例を説明するタイムチャートである。 ECUのエンジン回転停止制御機能を説明するブロック図である。 要求負荷トルク特性のマップの一例を概略的に示す図である。 実施例1のエンジン回転停止学習制御メインルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1のロストルク特性学習ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 ロストルク特性の学習マップの一例を概略的に示す図である。 学習補正トルクTg の一例を概略的に示す図である。 実施例1の目標軌道算出ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1のエンジン回転停止制御ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである(その1)。 実施例1のエンジン回転停止制御ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである(その2)。 実施例1のエンジン回転停止制御実行時における要求負荷トルクTalt とエンジン回転速度Ne の挙動を示すタイムチャートである。 実施例2のロストルク特性学習ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 実施例3のロストルク特性学習ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
11…エンジン、13…吸気管、14…スロットルバルブ、19…燃料噴射弁、21…排気管、26…クランク角センサ、29…カム角センサ、30…ECU(目標軌道算出手段,停止制御手段、ロストルク特性学習手段)、32…バックアップRAM(記憶手段)、33…オルタネータ(補機)

Claims (6)

  1. エンジン停止要求が発生したときに燃焼を停止させてエンジン回転を停止させるエンジン回転停止制御装置において、
    エンジンのロストルク特性を記憶する記憶手段と、
    エンジン回転が目標停止クランク角で停止するまでの回転挙動(以下「目標軌道」という)を前記記憶手段に記憶されているロストルク特性を用いて算出する目標軌道算出手段と、
    エンジン回転を停止させる際に実エンジン回転挙動を前記目標軌道に合わせるようにエンジンの補機の負荷を制御するエンジン回転停止制御を実行する停止制御手段と、
    少なくとも実エンジン回転挙動に基づいて前記ロストルク特性を学習して前記記憶手段に更新記憶するロストルク特性学習手段と
    を備えていることを特徴とするエンジン回転停止制御装置。
  2. 前記ロストルク特性学習手段は、エンジン停止要求に応じて燃焼が停止されてからエンジン回転が停止するまでの期間のうちの所定時期に前記補機の駆動を停止して惰性回転する実エンジン回転挙動から所定クランク角間でロストルクにより消費されたエネルギを算出し、その消費エネルギに基づいて前記ロストルク特性を学習することを特徴とする請求項1に記載のエンジン回転停止制御装置。
  3. 前記ロストルク特性学習手段は、前記エンジン停止要求に応じて燃焼が停止されてから前記エンジン回転停止制御が開始されるまでの期間に前記補機の駆動を停止して前記ロストルク特性を学習することを特徴とする請求項2に記載のエンジン回転停止制御装置。
  4. 前記ロストルク特性学習手段は、前記補機の負荷トルクが発生しない所定回転速度以下のエンジン低回転領域で、惰性回転する実エンジン回転挙動から所定クランク角間で消費されたエネルギを算出し、その消費エネルギに基づいて前記ロストルク特性を学習することを特徴とする請求項1に記載のエンジン回転停止制御装置。
  5. 前記ロストルク特性学習手段は、スタータでエンジンをクランキングして始動する際に前記スタータの通電電流から算出したスタータ出力エネルギ又はスタータ出力トルクと実エンジン回転の上昇挙動から算出したクランキングエネルギ又はクランキングトルクとの差分に基づいて前記ロストルク特性を学習することを特徴とする請求項1に記載のエンジン回転停止制御装置。
  6. 前記ロストルク特性学習手段は、前記ロストルク特性の学習値をなまし処理して前記記憶手段に更新記憶することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のエンジン回転停止制御装置。
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