JP2552527B2 - テープガイド装置 - Google Patents

テープガイド装置

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JP2552527B2 JP63119237A JP11923788A JP2552527B2 JP 2552527 B2 JP2552527 B2 JP 2552527B2 JP 63119237 A JP63119237 A JP 63119237A JP 11923788 A JP11923788 A JP 11923788A JP 2552527 B2 JP2552527 B2 JP 2552527B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は磁気記録再生装置等のテープ搬送機構に係
り、特にテープの走行経路を決定し幅方向の規制を行う
テープガイド装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、磁気記録再生装置の搬送機構におけるテープガ
イド装置としては、テープの幅より若干広めの幅で、上
下フランジを備えているものや、テープの規制方向のみ
フランジを備えたものなどがあり、回転ドラムのリード
に沿い、テープダメージが生じない状態でテープが走行
するようにその高さ及びあおりを調整する。
[発明が解決しようとする課題] 上記のように従来のテープガイド装置においては、特
に回転ドラムの直前直後のガイドは、リードに沿わせる
ため、テープの規制が強くなりがちである。また、傾斜
ポストを設けた場合、この傾斜ポストの前後のガイドも
傾斜ポストによりテープに上下方向の力が働くため、フ
ランジでの規制力は大きくなる。その上、機構上の精度
などでそれらのガイドの傾きが大きいとテープエッジに
かかる力がさらに大きくなる。そして、このような状態
でテープを走行させた場合、エッジとフランジの摩擦に
より、テープテンションが上昇し、安定走行に支障をき
たしたり、テンション分布の不均一によるヘッドタッチ
の悪化にもつながる。また、薄手のテープを走行させた
場合、座屈がおこり、その結果テープダメージとなり画
像に影響をおよぼす恐れもある。
本発明は、このような問題点に鑑み、テープエッジに
一定以上の力がかからないようなテープガイド装置を提
供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明では、テープ搬送機構のテープ走行経路に設け
られ、テープの幅方向を規制するフランジを備えたガイ
ドポストを有するテープガイド装置において、前記ガイ
ドポストの下に配置された圧電素子と、前記テープが前
記ガイドポストの上または下フランジにおよぼす力を検
出すべく、前記上または下フランジに設けられた感圧素
子と、この感圧素子に検出された検出値が所定値より小
さくなるように前記圧電素子に駆動電圧を供給し、この
駆動電圧を供給することによって発生する前記圧電素子
のたわみに応じて前記ガイドポストの傾きを変化させる
制御手段とを備えたものである。
[作用] 上記の構成を有することにより、テープエッジに大き
な力がかからず、通常記録再生時のみならず、高速走行
の際も安定したテープ走行を得ることができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に沿って説明する。
第1図はこの発明の一実施例のテープガイド装置の主
要部の構造を示す側面図、第2図は第1図の平面図であ
る。
第1図において、1はテープTが摺動し接触するガイ
ドローラであり、このガイドローラ1は軸2に回転可能
に嵌合し、テープ走行とともに回転する。軸2にはテー
プTの下方向を規制する下フランジ3とガイドローラ1
のぬけ止めのためのスリーブ4が圧入されている。ま
た、軸2は、ベース5に圧入されており、これらガイド
ローラ1,軸2,下フランジ3,スリーブ4,ベース5でガイド
ポストを構成している。また、ベース5は圧電素子6上
に固定されている。この圧電素子6は長さ方向に伸縮す
る2枚の圧電セラミックス板を貼り合わせたいわゆるバ
イモルフの構造であり、電圧の加え方により図の矢印方
向に変形する。7はガイドポストを移動させるためのス
ケートであり、上面には圧電素子6が取り付けられ、下
面にはピン8が圧入され、ガイドレール9をはさんでロ
ーディングアーム10と連結している。また、底面には圧
電素子6に電力を供給するための接片11が設けられ、ロ
ーディング完了時、ガイドレール9上に設けられた接片
12と接合する。
13は、テープTの上方向の規制を行うための上規制部
材であり、軸14に嵌合し、バネ15によって上方に付勢さ
れ、軸14の上方にねじ込まれたナット16によってその高
さが規制されている。このナット16を回すことにより、
テープTの高さ方向の調整を行う。また、上規制部材13
のテープ当接面には感圧素子17が取り付けられている。
次に、本実施例の動作について説明する。
第3図はガイドポストが取りつけられた圧電素子に電
力を供給する回路の概略を示すブロック図で、18は比較
回路、19は制御回路であり、また、第4図は第1図に示
した実施例の動作を表すフローチャートである。
まず、カセットを装填すると、不図示のローディング
機構が作動し、スケート7がローディングアーム10に押
され、ガイドレール9に沿って移動する。そして、スケ
ート7上のガイドポストにより、テープTが引き出さ
れ、ドラムに巻き付けられてローディングが完了する
が、この時ガイドポストのスリーブ4の部分が上規制部
材13の長溝部13aに入り込む。
この状態でテープ走行を開始する(ST1)と、感圧素
子17がテープエッジの力を受け、その力に応じた電圧の
信号を発生する(ST2)。この電圧を所定の値と比較回
路18により比較し(ST3)、所定値より大きい場合、つ
まりテープエッジからの力が大きい場合は制御回路19に
より圧電素子6が矢印A方向にたわむように電圧がかけ
られる(ST4)。こうすることにより、感圧素子17の出
力をみて(ST5)、感圧素子17からの電圧が所定値より
大きいとき(ST6)は圧電素子6への電圧を増加し(ST
7)、その結果、テープの上方への力が弱まり、感圧素
子17からの電圧が所定値より小さくなったところで保持
される。
なお、本実施例では、テープTを引き出す移動ポスト
の場合について説明したが、移動しないポストについて
も同様の構造が可能であり、その場合、電力供給のため
の接片は必要でなくなる。また、下規制のポストの場合
には、下フランジに感圧素子を取り付ければよく、テー
プの走行方向により上下の規制が代わるようなものにつ
いては上下フランジそれぞれに規制部材を取り付ければ
よい。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明のテープガイド装置は
ガイドポストのフランジに感圧素子を設け、テープエッ
ジにかかる力が所定値より大きくならないように制御す
ることにより、テープテンションを上げ、テープのたわ
みによるテープダメージ等を防止することができ、安定
したテープ走行が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のテープガイド装置の主要
部の構造を示す側面図、第2図は第1図の平面図、第3
図はガイドポストに取りつけられた圧電素子に電力を供
給する回路の概略を示すブロック図、第4図は第1図に
示した実施例の動作を表すフローチャートである。 図中. 1:ガイドローラ、2:軸 3:下フランジ、4:スリーブ 5:ベース、6:圧電素子 11,12:接片、13:上規制部材 17:感圧素子、18:比較回路 19:制御回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープ搬送機構のテープ走行経路に設けら
    れ、テープの幅方向を規制するフランジを備えたガイド
    ポストを有するテープガイド装置において、 前記ガイドポストの下に配置された圧電素子と、 前記テープが前記ガイドポストの上または下フランジに
    およぼす力を検出すべく、前記上または下フランジに設
    けられた感圧素子と、 この感圧素子に検出された検出値が所定値より小さくな
    るように前記圧電素子に駆動電圧を供給し、この駆動電
    圧を供給することによって発生する前記圧電素子のたわ
    みに応じて前記ガイドポストの傾きを変化させる制御手
    段と、 を備えたことを特徴とするテープガイド装置。
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JPH05225656A (ja) * 1992-02-14 1993-09-03 Mitsubishi Electric Corp テープローディング機構
JP2002312994A (ja) * 2001-04-18 2002-10-25 Sony Corp 磁気テープ記録再生装置

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