JP2002312994A - 磁気テープ記録再生装置 - Google Patents

磁気テープ記録再生装置

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JP2002312994A
JP2002312994A JP2001120194A JP2001120194A JP2002312994A JP 2002312994 A JP2002312994 A JP 2002312994A JP 2001120194 A JP2001120194 A JP 2001120194A JP 2001120194 A JP2001120194 A JP 2001120194A JP 2002312994 A JP2002312994 A JP 2002312994A
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magnetic tape
guide roller
load
reproducing apparatus
roller
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JP2001120194A
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Hiroyuki Osaki
博之 大崎
Shinichiro Kato
新一郎 加藤
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気テープのエッジにダメージを与えること
がなく、磁気テープの記録再生時の特性を向上させるこ
とができる磁気テープ記録再生装置を提供する。 【解決手段】 回転ドラム3Aを挟んで磁気テープ1の
走行方向の上流側と下流側には、第1ガイドローラ5、
6がそれぞれ配設されている。前記第1ガイドローラ5
は、ローラ部5Aと、ローラ部5Aの上部と下部に設け
られたフランジ9A、9Bとを備えている。前記第1ガ
イドローラ6は、ローラ部6Aと、ローラ部6Aの上部
と下部に設けられたフランジ10A、10Bとを備えて
いる。前記第1ガイドローラ5、6には、前記フランジ
9A、10Aにかかる磁気テープ1の荷重を検出する荷
重検出手段13、14と、第1ガイドローラ5、6の傾
斜角度を変化させる駆動手段17、18とがそれぞれ設
けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープ記録再
生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は、従来の回転ヘッド型の磁気テ
ープ記録再生装置の構成を示す構成図である。図14に
示すように、磁気テープ記録再生装置は、固定ドラム3
と、その上に設けられた回転ドラム3Aと、回転ドラム
3Aに設けられた磁気ヘッド2とを有し、前記固定ドラ
ム3の外周面には磁気テープ1の走行を案内するリード
4が設けられている。回転ドラム3Aを挟んで磁気テー
プ1の走行方向の上流側と下流側には、磁気ヘッドに対
する磁気テープの走行方向への案内を行なう固定ガイド
3B、3C、第1ガイドローラ5、6、第2ガイドロー
ラ7、8がそれぞれ配設されている。前記第1ガイドロ
ーラ5、6は、それぞれ磁気テープの走行に従動して回
転するローラ部と、ローラ部の上部に設けられ磁気テー
プ1の上エッジを規制する回転しないフランジ9、10
を有して構成されている。前記第2ガイドローラ7、8
は、それぞれ磁気テープの走行とともに回転するローラ
部と、ローラ部の上部に設けられ磁気テープ1の下エッ
ジを規制する回転しないフランジ11、12を有して構
成されている。前記磁気テープ1は、その上エッジが第
1ガイドローラ5、6のフランジ9、10に規制される
とともに、その下エッジが第2ガイドローラ7、8のフ
ランジ11、12に規制されることにより、磁気テープ
1の下エッジが固定ドラム3のリード4に沿って走行す
る。これにより、磁気ヘッド2が磁気テープ1上におい
て正しいトラックをなぞるようになっている。
【0003】以上の第1ガイドローラ5、6と第2ガイ
ドローラ7、8による磁気テープ1の規制をより詳細に
説明する。図15(a)に示すように、前記第1ガイド
ローラ5、6のローラ部が磁気テープ1の走行方向と直
交する方向に対して若干上流側に傾斜するように構成さ
れている。これにより、磁気テープ1は、ローラ部の外
周面との間に生じる静摩擦力によって、らせん状に移動
される方向の力を受け、磁気テープ1の上エッジが前記
第1ガイドローラ5、6のフランジ9、10に当接して
その位置が規制される。図15(b)に示すように、前
記第2ガイドローラ7、8のローラ部が磁気テープ1の
走行方向と直交する方向に対して若干下流側に傾斜する
ように構成されている。これにより、磁気テープ1は、
ローラ部の外周面との間に生じる静摩擦力によって、ら
せん状に移動される方向の力を受け、磁気テープ1の下
エッジが前記第2ガイドローラ7、8のフランジ11、
12に当接してその位置が規制される。
【0004】ここで、磁気テープ1の上エッジまたは下
エッジは、各フランジ9、10、11、12に押し付け
られることにより、各フランジからの反力を受けて磁気
テープ1の上エッジの部分または下エッジの部分が圧縮
される。図16(a)に示すように、この圧縮力F2が
磁気テープ1とローラ部の外周面との間に生じる最大静
摩擦力F1を超えた時に磁気テープ1は、ローラ部の外
周面に対して滑りを生じることにより、下方または上方
に押し戻されて前記圧縮力F2が解放される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図16
(b)に示すように、圧縮力F2が最大静摩擦力F1を
超えて滑りを生じる前に、圧縮力F2が磁気テープ1の
座屈強度F3を超えてしまうと、磁気テープ1の上エッ
ジまたは下エッジの部分が座屈を起こしてエッジダメー
ジを受けてしまう。それによって、テープ幅が減少し
て、磁気テープ1の下エッジがリード4から浮いて正確
かつ安定なトラッキングができなくなる。また、エッジ
ダメージを受けた磁気テープ1の部分が変形して盛り上
がることによって、磁気テープ1が回転ドラム3Aに密
着できなくなり、磁気テープ1と磁気ヘッド2の間に生
じるスペーシングによる出力減衰を生じる。また、磁気
テープ1が座屈に至らないまでも、磁気テープ1の上エ
ッジまたは下エッジが前記フランジ9、10、11、1
2に押し付けれらてダメージを受け、粉落ちが発生し
て、ドロップアウト(信号の局所的欠落)やヘッドクロ
ッグ(ヘッドへのテープ摩耗粉の付着に伴うスペーシン
グ発生による信号の減衰)が発生するおそれがある。さ
らに、磁気テープ1の上エッジまたは下エッジにダメー
ジが生じない場合であっても、磁気テープ1の上エッジ
または下エッジが前記フランジ9、10、11、12に
過度の力で押し付けられることにより、上エッジまたは
下エッジが圧縮されるため、磁気テープ1の磁気ヘッド
2に対する位置規制の精度が落ち、磁気テープ1に対す
るトラッキングに悪影響を及ぼすおそれがある。これら
の問題は、第1ガイドローラ5、6、第2ガイドローラ
7、8の傾斜の精度をよくしても改善することは難し
い。また、記録密度向上に伴って磁気テープの表面が鏡
面化され静摩擦抵抗係数が大きくなる傾向にあるため、
これらの問題がより顕著になるという不都合がある。本
発明は、このような従来技術の課題を解決しようとする
ものであり、その目的とするところは、磁気テープのエ
ッジにダメージを与えることがなく、磁気テープの記録
再生時の特性を向上させることができる磁気テープ記録
再生装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、磁気ヘッドを挟んだ磁気テープの走行方
向の上流側と下流側にそれぞれ配設され、磁気ヘッドに
対する磁気テープの走行方向への案内を行なうガイドロ
ーラを備え、前記ガイドローラは、磁気テープの両側の
縁のうちの一方の縁方向に磁気テープを付勢するように
傾斜して配置されたローラ部と、前記磁気テープの一方
の縁に接触し磁気テープの幅方向における位置決めを行
なうフランジとで構成された磁気テープ記録再生装置に
おいて、前記ガイドローラの傾斜角度を変化させる駆動
手段が設けられ、前記ガイドローラのフランジにかかる
磁気テープの荷重を検出する荷重検出手段が設けられ、
前記荷重検出手段により検出された荷重が所定の範囲内
に維持されるように前記駆動手段を制御する制御手段が
設けられたことを特徴とする。そのため、前記荷重検出
手段によって検出される荷重に基づいて制御手段が駆動
手段を制御することにより前記ガイドローラのフランジ
から磁気テープにかかる荷重が前記所定の範囲内に維持
される。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の
形態の磁気テープ記録再生装置の構成を示す構成図であ
る。磁気テープ記録再生装置は、固定ドラム3と、固定
ドラム3の上部に設けられた回転ドラム3Aと、回転ド
ラム3Aに設けられた磁気ヘッド2とを有し、前記固定
ドラム3の外周面には磁気テープ1の走行を案内するリ
ード4が設けられている。回転ドラム3Aを挟んで磁気
テープ1の走行方向の上流側と下流側には、磁気ヘッド
に対する磁気テープの走行方向への案内を行なう固定ガ
イド3B、3Cが設けられている。
【0008】前記固定ガイド3B、3Cの上流側および
下流側には、第1ガイドローラ5、6がそれぞれ配設さ
れている。前記第1ガイドローラ5は、ローラ部5A
と、ローラ部5Aの上部と下部に設けられたフランジ9
A、9Bとを備えている。前記第1ガイドローラ6は、
ローラ部6Aと、ローラ部6Aの上部と下部に設けられ
たフランジ10A、10Bとを備えている。前記第1ガ
イドローラ5、6は、磁気テープの幅方向における位置
決めをするように、上側のフランジ9A、10Aが下側
のフランジ9B、10Bよりも前記走行方向に対して上
流側に位置するように傾斜して設けられている。すなわ
ち、前記第1ガイドローラ5、6は磁気テープ1の上エ
ッジ方向に磁気テープ1を付勢するように傾斜して配置
され、前記上側のフランジ9A、10Aは磁気テープ1
の上エッジに接触して磁気テープ1の幅方向における位
置決めを行なうように構成されている。前記第1ガイド
ローラ5、6には、前記フランジ9A、10Aにかかる
磁気テープ1の荷重を検出する荷重検出手段13、14
と、第1ガイドローラ5、6の傾斜角度を変化させる駆
動手段17、18とがそれぞれ設けられている。
【0009】前記第1ガイドローラ5、6の上流側およ
び下流側には、第2ガイドローラ7、8がそれぞれ配設
されている。前記第2ガイドローラ7は、ローラ部7A
と、ローラ部7Aの上部と下部に設けられたフランジ1
1A、11Bとを備えている。前記第2ガイドローラ8
は、ローラ部8Aと、ローラ部8Aの上部と下部に設け
られたフランジ12A、12Bとを備えている。前記第
2ガイドローラ7、8は、磁気テープの幅方向における
位置決めを行なうように、下側のフランジ11B、12
Bが上側のフランジ11A、12Aよりも前記走行方向
に対して上流側に位置するように、すなわち、走行方向
に対して前記第1ガイドローラ5、6の傾斜とは逆向き
に傾斜して設けられている。すなわち、前記第2ガイド
ローラ7、8は磁気テープ1の下エッジ方向に磁気テー
プ1を付勢するように傾斜して配置され、前記下側のフ
ランジ11B、12Bは磁気テープ1の下エッジに接触
して磁気テープ1の幅方向における位置決めを行なうよ
うに構成されている。前記第2ガイドローラ7、8に
は、前記フランジ11B、12Bにかかる磁気テープ1
の荷重を検出する荷重検出手段15、16と、第2ガイ
ドローラ7、8の傾斜角度を変化させる駆動手段19、
20とを備えている。
【0010】次に、前記第1ガイドローラ5の構成につ
いて詳細に説明する。図2に示すように、前記第1ガイ
ドローラ5は、上下方向に延在する軸部5Bを有してい
る。前記ローラ部5Aは、前記軸部5Bによって回転可
能に支持され、磁気テープ1の走行に従動して回転する
ように構成されている。前記フランジ9Bは軸部5Bと
一体に形成され、前記フランジ9Aは、前記軸部5Bに
対して回転不能にかつ軸部5Bの延在方向に移動可能に
設けられ、磁気テープ1の上エッジに当接するように構
成されている。なお、前記フランジ9Aの配設は、例え
ば軸部5Bに突起を設け、フランジ9Aの内周面に軸方
向に延在する溝を設け、前記突起を前記溝に挿入するこ
とで行なわれる。図2、図3に示すように、前記軸部5
Bの上端から軸部5Bの径方向に腕部5Cが延出されて
いる。前記腕部5Cの先端とフランジ9Aの上面とには
帯板状の板ばね5Dの両端がそれぞれ取着され、前記フ
ランジ9Aは、その上下方向の位置(磁気テープ1の幅
方向の位置)が前記板ばね5Dによって中立位置に付勢
されている。前記板ばね5Dの上面と下面には、歪ゲー
ジ5Eが貼り付けられている。前記歪ゲージ5Eは、前
記板ばね5Dの歪、すなわち前記磁気テープ1の上エッ
ジから前記フランジ9に加わる荷重に応じた検出信号を
生成して後述する制御手段30(図6参照)に入力する
ように構成されている。すなわち、本実施の形態では、
前記軸部5B、腕部5C、板ばね5D、歪ゲージ5Eに
よって前記荷重検出手段15が構成されている。
【0011】図4に示すように、第1ガイドローラ5の
軸部5Bの下端は、レバー5Fに連結されており、この
レバー5Fは支軸5Gによって回転可能に支持されてい
る。これにより、図5、図7に示すように、前記磁気テ
ープ1の走行方向に沿って第1ガイドローラ5が傾斜す
る傾斜角度が変化されるようになされている。なお、図
5において、θは前記ローラ部5Aの外周面で磁気テー
プ1が接触する箇所を通過する接線と磁気テープ1とが
なす角度を示す。前記レバー5Fの近傍にはパルスモー
タ5Hが配設されている。前記パルスモータ5Hは、後
述する制御手段30からの駆動信号に基づいて回転が制
御されるように構成されている。前記パルスモータ5H
の駆動軸(不図示)に設けられたおねじ部(不図示)に
は、可動部材5Iがめねじ部(不図示)を介して螺合さ
れており、前記駆動軸の回転に連動して移動するように
構成されている。前記可動部材5Iは、前記レバー5F
の、支軸5Gと軸部5Bの中間箇所に連結されており、
前記第1ガイドローラ5は、前記レバー5Fと可動部材
5Iを介して前記パルスモータ5Hの回転に連動して磁
気テープ1の走行方向に傾斜するように構成されてい
る。すなわち、本実施の形態では、前記レバー5F、支
軸5G、パルスモータ5H、可動部材5Iによって前記
駆動手段17が構成されている。
【0012】また、前記第1ガイドローラ6は、前記第
1ガイドローラ5と同様に構成されているためその説明
を省略する。また、前記第2ガイドローラ7、8は、そ
れらのフランジ11B、12Bが磁気テープ1の下エッ
ジに当接してその位置を規制する点と、前記荷重検出手
段15、16を構成する軸部、腕部、板ばね、歪ゲージ
の配置が前記荷重検出手段13、14と上下関係が逆に
なる点以外は前記第1ガイドローラ5、6と同様の構成
であるためその説明を省略する。
【0013】次に、図6を参照して制御系の構成につい
て説明する。制御系は、前記荷重検出手段13乃至16
と、駆動手段17乃至20と、制御手段30とから構成
されている。前記制御手段30は、前記第1ガイドロー
ラ5、6の荷重検出手段13、14から入力される検出
信号によりそれぞれ検出された荷重が所定の範囲内に維
持されるように前記第1ガイドローラ5、6の駆動手段
17、18をそれぞれ制御するように構成されている。
前記所定の範囲内の荷重は、その荷重で前記第1ガイド
ローラ5、6のフランジ9A、10Aに磁気テープ1が
押し付けられたときに、磁気テープ1の上エッジに変形
が生じることなく、かつ、磁気テープ1が前記固定ドラ
ム3に設けられたエッジ4に正しく案内される範囲内の
荷重に設定されている。前記第1ガイドローラ5、6の
荷重検出手段13、14から入力される検出信号により
それぞれ検出された荷重が所定の範囲を上回る場合に
は、図7(a)に示すように、前記フランジ9A、10
Aに加わる荷重が減少するように、すなわち、フランジ
9A、10Aが磁気テープ1の上エッジから離れる方向
に傾斜するように駆動手段17、18をそれぞれ制御す
る。その結果、第1ガイドローラ5、6の傾斜方向は、
磁気テープ1の走行方向に傾斜することになる。また、
前記第1ガイドローラ5、6の荷重検出手段13、14
から入力される検出信号によりそれぞれ検出された荷重
が所定の範囲を下回る場合には、図7(b)に示すよう
に、前記フランジ9A、10Aに加わる荷重が増大する
ように、すなわち、フランジ9A、10Aが磁気テープ
1の上エッジに近づく方向に傾斜するように駆動手段1
7、18をそれぞれ制御する。その結果、第1ガイドロ
ーラ5、6の傾斜方向は、磁気テープ1の走行方向と逆
向きに傾斜することになる。
【0014】また、前記制御手段30は、前記第2ガイ
ドローラ7、8の荷重検出手段15、16から入力され
る検出信号によりそれぞれ検出された荷重が所定の範囲
内に維持されるように前記第2ガイドローラ7、8の駆
動手段19、20をそれぞれ制御するように構成されて
いる。前記所定の範囲内の荷重は、その荷重で前記第2
ガイドローラ7、8のフランジ11B、12Bに磁気テ
ープ1が押し付けられたときに、磁気テープ1の下エッ
ジに変形が生じることなく、磁気テープ1が前記固定ド
ラム3に設けられたエッジ4に正しく案内される範囲内
の荷重に設定されている。前記第2ガイドローラ7、8
の荷重検出手段15、16から入力される検出信号によ
りそれぞれ検出された荷重が所定の範囲を上回る場合に
は、図8(a)に示すように、前記フランジ11B、1
2Bに加わる荷重が減少するように、すなわち、フラン
ジ11B、12Bが磁気テープ1の下エッジから離れる
方向に傾斜するように駆動手段19、20をそれぞれ制
御する。その結果、第2ガイドローラ7、8の傾斜方向
は、磁気テープ1の走行方向と逆向きに傾斜することに
なる。また、第2ガイドローラ7、8の荷重検出手段1
5、16から入力される検出信号によりそれぞれ検出さ
れた荷重が所定の範囲を下回る場合には、図8(b)に
示すように、前記フランジ11B、12Bに加わる荷重
が増大するように、すなわち、フランジ11B、12B
が磁気テープ1の下エッジに近づく方向に傾斜するよう
に駆動手段19、20をそれぞれ制御する。その結果、
第2ガイドローラ7、8の傾斜方向は、磁気テープ1の
走行方向に傾斜することになる。
【0015】以上のように構成された磁気テープ記録再
生装置によれば、前記荷重検出手段13乃至16により
検出された荷重が所定の範囲内に維持されるように前記
駆動手段17乃至20が制御される。したがって、磁気
テープ1の上エッジおよび下エッジがフランジ9A、1
0Aおよびフランジ11B、12Bに過大な力で押し付
けられて変形したり、ダメージを受けたりすることを防
止することができる。したがって、第1に、磁気テープ
の正確かつ安定なトラッキングを実現することができる
効果がある。第2に、磁気テープが回転ドラムに密着さ
れるので、磁気テープと磁気ヘッドの間に生じるスペー
シングによる出力減衰がない。このため、磁気テープに
対する記録の短波長化を図る上で有利となる効果があ
る。第3に、粉落ちの発生を防止できるので、ドロップ
アウトやヘッドクロッグを抑制することができる効果が
ある。第4に、第1乃至第3の効果により、狭トラック
化および鏡面化された磁気テープに対する記録再生の特
性を向上する上で有利となる効果がある。なお、本実施
の形態では、2個の前記歪ゲージ5Eからそれぞれ検出
信号を得ることによって検出精度を上げることができる
利点があるが、歪ゲージの個数は2個に限定されるもの
ではない。
【0016】次に、第2の実施の形態について説明す
る。第2の実施の形態が第1の実施の形態と異なる点
は、第1、第2ガイドローラの構成である。図9は第2
の実施の形態における第1ガイドローラの構成を示す縦
断面図、図10(a)は図9の平面図、図10(b)は
図9のAA線断面図である。図9、図10に示すよう
に、第2の実施の形態における第1ガイドローラ5は、
軸部5Bの上部に矩形板状の上板5Jが設けられ、前記
フランジ9の上面と上板5Jとの間に圧電素子5Kが配
設されている。前記圧電素子5Kの上板5Jに面した箇
所は上板5Jに貼り付けられ、圧電素子5Kのフランジ
9Aの上面に面した箇所はフランジ9Aの上面に貼り付
けられている。
【0017】前記フランジ9Aは、その上下方向の位置
(磁気テープ1の幅方向の位置)が前記圧電素子5Kの
上下方向の寸法によって位置決めされている。前記圧電
素子5Kは、該圧電素子5Kに加えられる荷重、すなわ
ち前記磁気テープ1の上エッジから前記フランジ9Aに
加わる荷重に応じた検出信号を生成して前記制御手段3
0に入力するように構成されている。すなわち、本実施
の形態では、前記軸部5B、上板5J、圧電素子5Kに
よって前記荷重検出手段15が構成されている。また、
前記第1ガイドローラ7は、前記第1ガイドローラ5と
同様に構成されているためその説明を省略する。また、
前記第2ガイドローラ7、8は、それらのフランジ11
B、12Bが磁気テープ1の下エッジに当接してその位
置を規制する点と、前記荷重検出手段15、16を構成
する前記軸部、上板、圧電素子の配置が前記荷重検出手
段13、14と上下関係が逆になる点以外は前記第1ガ
イドローラ5、6と同様の構成であるためその説明を省
略する。以上のように構成された第2の実施の形態の構
成によっても、第1の実施の形態と同様の効果を奏する
ことはもちろんである。
【0018】次に、第3の実施の形態について説明す
る。第3の実施の形態が第1の実施の形態と異なる点
は、駆動手段17乃至20の構成である。図11は第3
の実施の形態における第1ガイドローラの構成を示す説
明図である。図11に示すように、第3の実施の形態に
おける第1ガイドローラ5の軸部5Bの下端は、レバー
5Fに連結されており、このレバー5Fは支軸5Gによ
って回転可能に支持されている。
【0019】前記レバー5Fの支軸5Gと軸部5Bの中
間箇所とこの磁気テープ記録再生装置の筐体(不図示)
との間にはコイルばねなどの付勢部材5Lが張設されて
おり、この付勢部材5Lによって前記レバー5Fが中立
位置に付勢されている。前記レバー5Fの支軸5Gと軸
部5Bの中間箇所とこの磁気テープ記録再生装置の筐体
(不図示)との間には圧電素子5Mが配設されており、
この圧電素子5Mは、前記制御手段30から入力される
駆動信号に基づいて圧電効果による力を生じるように構
成されている。したがって、第1ガイドローラ5は、前
記圧電素子5Mから発生する力によって磁気テープ1の
走行方向に傾斜するように構成されている。すなわち、
本実施の形態では、前記レバー5F、支軸5G、付勢部
材5L、圧電素子5Mによって前記駆動手段17が構成
されている。また、前記第1ガイドローラ7は、前記第
1ガイドローラ5と同様に構成されているためその説明
を省略する。また、前記第2ガイドローラ7、8は、そ
れらのフランジ11B、12Bが磁気テープ1の下エッ
ジに当接してその位置を規制する点以外は前記第1ガイ
ドローラ5、6と同様の構成であるためその説明を省略
する。以上のように構成された第3の実施の形態の構成
によっても、第1の実施の形態と同様の効果を奏するこ
とはもちろんである。
【0020】第1乃至第3の実施の形態では、磁気ヘッ
ド2が回転ドラム3Aに設けられた磁気テープ記録再生
装置について説明したが、以下に説明する第4の実施の
形態に示すように、本発明は磁気ヘッドが磁気テープに
対して固定された固定式の磁気テープ記録再生装置に適
用することも可能である。第4の実施の形態が第1の実
施の形態と異なる点は、磁気ヘッドが固定式の構成であ
り、回転ドラム、リード、固定ガイドが設けられていな
い点である。図12は第4の実施の形態における磁気テ
ープ記録再生装置の構成を示す説明図、図13は図12
の平面図である。
【0021】図12に示すように、固定式の磁気ヘッド
2Aを挟んで上流側および下流側には、第1ガイドロー
ラ5、6がそれぞれ配設されている。前記第1ガイドロ
ーラ5は、ローラ部5Aと、ローラ部5Aの上部と下部
に設けられたフランジ9A、9Bとを備えている。前記
第1ガイドローラ6は、ローラ部6Aと、ローラ部6A
の上部と下部に設けられたフランジ10A、10Bとを
備えている。前記第1ガイドローラ5、6の上流側およ
び下流側には、第2ガイドローラ7、8がそれぞれ配設
されている。前記第2ガイドローラ7は、ローラ部7A
と、ローラ部7Aの上部と下部に設けられたフランジ1
1A、11Bとを備えている。前記第2ガイドローラ8
は、ローラ部8Aと、ローラ部8Aの上部と下部に設け
られたフランジ12A、12Bとを備えている。
【0022】本実施の形態において、前記第1ガイドロ
ーラ5、6と第2ガイドローラ7、8に設けられている
荷重検出手段は、例えば第1、第2の実施の形態と同様
に構成することができる。また、前記第1ガイドローラ
5、6と第2ガイドローラ7、8に設けられている駆動
手段の構成は、第1、第3の実施の形態と同様に構成す
ることができる。また、前記荷重検出手段により検出さ
れた荷重が所定の範囲内に維持されるように前記駆動手
段が制御手段によって制御されることは、第1乃至第3
の実施の形態と同様である。そして、前記所定の範囲内
の荷重は、その荷重で前記第1、第2ガイドローラのフ
ランジに磁気テープ1が押し付けられたときに、磁気テ
ープ1の上エッジまたは下エッジに変形が生じることな
く、かつ、磁気テープ1が前記磁気ヘッド2に対して磁
気テープ1の幅方向の位置が正しい位置に位置決めされ
る範囲内の荷重に設定されている。以上のように構成さ
れた第4の実施の形態の構成によっても、第1の実施の
形態と同様の効果を奏することはもちろんである。
【0023】なお、前記荷重検出手段13乃至16は、
第1、第2の実施の形態に限定されるものではなく、例
えば次のような構成とすることも可能である。すなわ
ち、前記フランジ9A、10A、11B、12Bを前記
磁気テープ1の上エッジまたは下エッジに接触する方向
に付勢する付勢部材を設け、前記各フランジの箇所に光
を照射し、その反射光の位置を検出する位置検出器を設
け、前記位置検出器の検出信号に基づいて前記各フラン
ジの位置を測定することで前記磁気テープ1から前記各
フランジに作用する力を測定することも可能である。ま
た、前記駆動手段17乃至20は、第1、第3の実施の
形態に示したパルスモータや圧電素子を用いた構成に限
定されるものではなく、例えばソレノイドを用いて構成
することもできる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明の磁気テープ
記録再生装置によれば、磁気テープのエッジにダメージ
を与えることがなく、磁気テープの記録再生時の特性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の磁気テープ記録再
生装置の構成を示す構成図である。
【図2】第1の実施の形態における荷重検出手段の構成
を示す断面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】第1の実施の形態に駆動手段の構成を示す構成
図である。
【図5】磁気テープとガイドローラの位置関係を示す説
明図である。
【図6】制御系の構成を示すブロック図である。
【図7】第1ガイドローラの動作を説明する説明図であ
り、(a)はフランジに加わる荷重が減少するように傾
斜した状態を示す説明図、(b)はフランジに加わる荷
重が増大するように傾斜した状態を示す説明図である。
【図8】第2ガイドローラの動作を説明する説明図であ
り、(a)はフランジに加わる荷重が減少するように傾
斜した状態を示す説明図、(b)はフランジに加わる荷
重が増大するように傾斜した状態を示す説明図である。
【図9】第2の実施の形態における荷重検出手段の構成
を示す断面図である。
【図10】(a)は図9の平面図であり、(b)は図9
のAA線断面図である。
【図11】第3の実施の形態における駆動手段の構成を
示す断面図である。
【図12】第4の実施の形態における磁気テープ記録再
生装置の構成を示す説明図である。
【図13】図12の平面図である。
【図14】従来の回転ヘッド型の磁気テープ記録再生装
置の構成を示す構成図である。
【図15】(a)は第1ガイドローラの動作説明図、
(b)は第2ガイドローラの説明図である。
【図16】(a)は圧縮力が磁気テープの座屈強度を下
回る場合を説明する説明図、(b)は圧縮力が磁気テー
プの座屈強度を上回る場合を説明する説明図である。
【符号の説明】
1……磁気テープ、5、6……第1ガイドローラ、7、
8……第2ガイドローラ、9A、10A……フランジ、
11B、12B……フランジ、13、14、15、16
……荷重検出手段、17、18、19、20……駆動手
段。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘッドを挟んだ磁気テープの走行方
    向の上流側と下流側にそれぞれ配設され、磁気ヘッドに
    対する磁気テープの走行方向への案内を行なうガイドロ
    ーラを備え、 前記ガイドローラは、磁気テープの両側の縁のうちの一
    方の縁方向に磁気テープを付勢するように傾斜して配置
    されたローラ部と、前記磁気テープの一方の縁に接触し
    磁気テープの幅方向における位置決めを行なうフランジ
    とで構成された磁気テープ記録再生装置において、 前記ガイドローラの傾斜角度を変化させる駆動手段が設
    けられ、 前記ガイドローラのフランジにかかる磁気テープの荷重
    を検出する荷重検出手段が設けられ、 前記荷重検出手段により検出された荷重が所定の範囲内
    に維持されるように前記駆動手段を制御する制御手段が
    設けられた、 ことを特徴とする磁気テープ記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイドローラは、第1ガイドローラ
    と、第2ガイドローラとから構成され、前記第1ガイド
    ローラは、磁気テープの両側の縁のうちの一方の縁を位
    置決めするように前記走行方向に対して傾斜して配置さ
    れ、前記第2ガイドローラは、磁気テープの両側の縁の
    うちの他方の縁を位置決めするように前記走行方向に対
    して前記第1ガイドローラの傾斜とは逆向きに傾斜して
    配置され、前記駆動手段および荷重検出手段は前記第1
    ガイドローラと第2ガイドローラに対応してそれぞれ設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の磁気テー
    プ記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の範囲内の荷重は、その荷重で
    前記ガイドローラのフランジに磁気テープが押し付けら
    れたときに、磁気テープに変形が生じることがない範囲
    内の荷重であることを特徴とする請求項1記載の磁気テ
    ープ記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記荷重検出手段は歪ゲージを含んで構
    成され、前記荷重検出手段による磁気テープの荷重の検
    出は前記歪ゲージから出力される検出信号によって行な
    われることを特徴とする請求項1記載の磁気テープ記録
    再生装置。
  5. 【請求項5】 前記荷重検出手段は圧電素子を含んで構
    成され、前記荷重検出手段による磁気テープの荷重の検
    出は前記圧電素子から出力される検出信号によって行な
    われることを特徴とする請求項1記載の磁気テープ記録
    再生装置。
  6. 【請求項6】 前記駆動手段はモータを含んで構成さ
    れ、前記駆動手段によるガイドローラの傾斜角度の変化
    は前記モータの回転駆動力を用いて行なわれることを特
    徴とする請求項1記載の磁気テープ記録再生装置。
  7. 【請求項7】 前記駆動手段は圧電素子を含んで構成さ
    れ、前記駆動手段によるガイドローラの傾斜角度の変化
    は前記圧電素子に発生する力を用いて行なわれることを
    特徴とする請求項1記載の磁気テープ記録再生装置。
  8. 【請求項8】 固定ドラムと、該固定ドラムの上部に設
    けられた回転ドラムとを有し、前記磁気ヘッドは前記回
    転ドラムの外周面に設けられていることを特徴とする請
    求項1記載の磁気テープ記録再生装置。
  9. 【請求項9】 前記磁気ヘッドは前記磁気テープに対し
    て位置が固定された固定型の磁気ヘッドであることを特
    徴とする請求項1記載の磁気テープ記録再生装置。
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