JP2819997B2 - テープガイド装置 - Google Patents

テープガイド装置

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JP2819997B2
JP2819997B2 JP5176055A JP17605593A JP2819997B2 JP 2819997 B2 JP2819997 B2 JP 2819997B2 JP 5176055 A JP5176055 A JP 5176055A JP 17605593 A JP17605593 A JP 17605593A JP 2819997 B2 JP2819997 B2 JP 2819997B2
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仁 岡田
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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテープガイド装置に関
し、特に磁気記録再生装置における磁気テープ走行装置
の磁気テープの走行経路の規制を行うテープガイド装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に従来のテープ走行系の概略平面図
を示す。このテープガイド装置のガイドポール10は通
常、基台に垂直になるように設置されている。しかしな
がら、ガイドポール10を垂直になるように正確に設置
するのは、構成部品の製作精度や取付精度を非常に高く
する必要があり、現実には不可能に近かった。
【0003】そこで、ガイドポール10の傾斜角度を調
整するための調整機構を基台に設けることが行われてい
るが、この調整は装置組立の時に行われ、テープ3を走
行させて装置を使用している時に、傾斜角度の調整は行
えない。また、ガイドポール10を基台に対して予め傾
斜させて取付けたり、テーパポールを用いたりしてテー
プ幅方向に附勢力を付けて、ガイドフランジ等でテープ
を幅方向に規制するという方法も考案されている。
【0004】また、ドラム9をリードレスとしてテープ
位置をセンサで検出しガイドポストの傾斜角にフィード
バックしてテープ走行を制御する方法も提案されている
が、まだ実用化には至っていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガイド
ポールを傾斜させたり、テーパポールを使用すると、テ
ープのネジレが大きく、また片張りにもなるのでテープ
ダメージの見地から好ましくない。将来、使用されると
予想される薄手テープでは尚更ダメージが生ずると考え
られる。
【0006】また、テープを逆方向に走行させて特殊再
生を行う様な場合、テープ走行が順方向に対して変化し
やすく、装置使用中に順方向,逆方向に夫々合ったよう
にテープ走行が調整されなければならない。
【0007】本発明の目的は、テープを順方向,逆方向
に走行させた時に安定に走行し、かつ、テープに対して
ダメージを与えないテープガイド装置を提供するもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるテープガイ
ド装置は、磁気テープの走行経路を整えるテープガイド
装置であって、テープの走行方向に揺動自在なガイドロ
ーラと、前記磁気テープの走行方向に応じて前記ガイド
ローラの揺動角を制御する手段とを含み、前記制御手段
は前記テープ進行方向に垂直な線に対して前記磁気テー
プが順方向に走行する場合の前記ガイドローラの傾斜角
と前記磁気テープが逆方向に走行する場合の前記ガイド
ローラの傾斜角とが略対称になる様にガイドローラの角
度制御をなすように構成されていることを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0010】図1(A)は本発明の実施例の平面図を示
し、図1(B)は同じくその正面図を示す。更に、図2
に本発明のバイアス用ガイドローラをドラム入口近傍に
設置した場合の概略平面図を示す。
【0011】テープ走行経路内に、テープ3にわずかに
接するようにバイアス用ガイドローラ1を設け、このバ
イアス用ガイドローラ1をハウジング2で支持する。ハ
ウジング2にはテープ3の幅方向の中心位置にテープ3
に対して概ね垂直方向にガイドローラ1の傾きの回転中
心軸2aが設けられており、回転中心軸2aは基台(図
示せず)に固定された固定台4により支持されて、バイ
アス用ガイドローラ1をテープ走行方向に揺動するよう
に構成される。
【0012】固定台4には、傾き調整用ネジ5がハウジ
ング2を挟んで2ケ所に設けられており、バイアス用ガ
イドローラの傾きを調整できるようになっている。ハウ
ジング2の一端にはスプリング6が取付けられており、
スプリング6は中継板7に取付けられており、中継板7
は双安定自己保持形ソレノイド8に係合しており、ソレ
ノイド8が動作することによりスプリング6でオーバス
トローク分を吸収して、バイアス用ガイドローラ1の傾
斜角度を切換えるようになっている。
【0013】次に、本発明の実施例の動作を説明する。
図2(A),(B)において、テープ走行の規制方法の
一例を示す。テープが実線で示す矢印Aの方向に走行す
る場合、わずかに上方向の力が発生するようにバイアス
用ガイドローラ1を実線で示す矢印Bの方向に傾け(図
3参照)、ガイドフランジ11でテープ3の上端を規制
し、テープ下端がドラム9のリード9aに接するように
する。
【0014】テープを逆方向(破線で示す矢印C方向)
に走行させる場合は、双安定・自己保持形ソレノイド8
により、バイアス用ガイドローラ1の傾き方向を破線で
示す矢印D方向に切換えテープに対しわずかに上方向の
力が発生するようにして、ガイドフランジ11でテープ
3の上端を規制する。
【0015】つまり、テープをどちらの方向へ走行させ
てもテープ進行方向に垂直な線に対して略対称になる様
バイアス用ガイドローラ1の角度制御を行い、適度な上
方向への力を与えてガイドフランジ11でテープを規制
するので、テープ走行方向によりテープ位置が変化する
ことがない。
【0016】ローラは図3のようにテープに対して傾い
て接っすると、比較的大きな軸方向(上下方向)の力を
テープに与えるので、テープの巻付角,ガイドローラの
傾斜角はわずかで良い。従って、テープのネジレ,片張
りも少くできる。
【0017】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によるテープガ
イド装置によれば、バイアス用ガイドローラをテープ走
行方向に合わせて傾きを切換えることにより、テープを
どちらの方向へ走行させてもテープ位置が変化すること
なく、安定したテープ走行が実現できるという効果があ
る。
【0018】また、テープの巻付角,ガイドローラの傾
斜角はわずかでも十分な力が得られるため、テープがね
じれたり片張りになったりしてダメージを与えることが
ないという効果もある。更にテープを持ち上げる力も適
度な力に調整することが可能で、テープエッジを傷める
こともないし、その他の要因に対する安定性が強いとい
う効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の実施例を示す平面図であり、
(B)は本発明の実施例を示す正面図である。
【図2】(A)は本発明を適用したテープ走行系の概略
平面図であり、(B)は本発明を適用したテープ走行系
の概略正面図である。
【図3】ガイドローラの傾きに対してテープに作用する
力を説明する図である。
【図4】ガイドローラの傾きに対してテープに作用する
力を説明する図である。
【図5】従来例を示すテープ走行系の概略平面図であ
る。
【符号の説明】
1 バイアス用ガイドローラ 2 ハウジング 2a 傾きの回転中心軸 3 テープ 4 固定台 5 傾き調整用ネジ 6 スプリング 7 中継板 8 双安定・自己保持形ソレノイド 9 ドラム 9a リード 10 ガイドポール 11 ガイドフランジ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープの走行経路を整えるテープガ
    イド装置であって、テープの走行方向に揺動自在なガイ
    ドローラと、前記磁気テープの走行方向に応じて前記ガ
    イドローラの揺動角を制御する手段とを含み、 前記制御手段は前記テープ進行方向に垂直な線に対して
    前記磁気テープが順方向に走行する場合の前記ガイドロ
    ーラの傾斜角と前記磁気テープが逆方向に走行する場合
    の前記ガイドローラの傾斜角とが略対称になる様にガイ
    ドローラの角度制御をなすように構成されている ことを
    特徴とするテープガイド装置。
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