JP2995875B2 - 磁気記録再生装置のテープローディング装置 - Google Patents

磁気記録再生装置のテープローディング装置

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JP2995875B2 JP3008869A JP886991A JP2995875B2 JP 2995875 B2 JP2995875 B2 JP 2995875B2 JP 3008869 A JP3008869 A JP 3008869A JP 886991 A JP886991 A JP 886991A JP 2995875 B2 JP2995875 B2 JP 2995875B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
におけるテープローディング動作の完了時点におけるロ
ーディングリングの位置決め機構に関する。
【0002】
【従来の技術】テープカセットから磁気テープを引き出
し、磁気ヘッドを有する回転ドラムに巻きつけて記録再
生を行う磁気記録再生装置には、磁気テープを引き出し
て回転ドラムに巻きつける時のいわゆるローディング方
式には色々な方式のものがあり、その代表的なものの一
つに、Uローディング方式と呼ばれるものがある。この
Uローディング方式の特徴は、テープを略U字状に回転
ドラムに巻きつけるもので、供給側テープリールから、
回転ドラムの磁気テープ入口点までの間では、磁気テー
プにねじれおよび高さの変化を与えないようにしてい
る。
【0003】以下、図5を用いて上述したような従来の
磁気記録再生装置のローディング方式について説明す
る。
【0004】図5において、1はローディングリング
で、その上面に複数のテープガイドポスト2,3および
ピンチローラ4を植立して有している。ローディングリ
ング1はリングローラ13で案内支持されており、回転
ドラム(図示せず)の周囲に傾斜させて配され、かつ、
ローディングリング1を駆動する駆動手段(図示せず)
により、矢印A方向に回動することができる。
【0005】図6(a)に示すように、5はローディン
グリング1の下面に植立されたストッパーピンで、図5
に示されるローディングリング1のローディング完了位
置でストッパー9と当接する。ストッパー9は図6
(a)に示すように基板20に固定されている。図5に
示す6はローディング完了レバーで、軸7を中心に回動
し、ローディング途中からストッパーピン5と当接し、
テープローディング完了時、ローディング完了スイッチ
8をオンにし、ローディングリング1の回動を停止す
る。10はキャプスタンでピンチローラ4と当接し圧着
することで、ピンチローラ4との間に介在する磁気テー
プ11に送りを与える。12はピンチローラ4を支持す
るピンチローラアームで、軸12aによりローディング
リング1に軸支されている。以上のように構成された磁
気記録再生装置のテープローディングの動作について説
明する。
【0006】まず、磁気テープ11はローディングリン
グ1が矢印A方向に回動することにより、テープガイド
ポスト2,3等により引き出される。ローディングリン
グ1が所定の位置まで回動し、テープローディングが完
了すると、磁気テープ11は所定のテープパスを形成す
る。
【0007】このとき、テープローディング完了の位置
決めは、図5に示すように、ローディングリング1の下
面のストッパーピン5がローディングリング1の回転と
ともに回動し、ストッパー9と当接することによりなさ
れる。このとき、ローディング完了レバー6はストッパ
ーピン5と当接することにより回動されており、ローデ
ィング完了スイッチ8がオンとなることによってローデ
ィングリング1の回動を停止させ、テープローディング
が完了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
テープローディング完了の位置決めでは、完了位置での
ストッパーピン5とストッパー9との構造が、リングロ
ーラ13とローディングリング1との高さ方向のガタつ
きを吸収できず、ローディングする度にテープローディ
ング完了時のローディングリング1の高さが微妙に変化
する。また、テープの走行高さを規制するガイドポスト
2,3の高さを調整しようとして、ローディングリング
1の上面に力を加えるとローディングリング1自体が上
下方向にたわむため微妙なガイドポスト2,3の高さ調
整ができず、そのためテープの走行高さが不安定とな
り、テープダメージの発生や互換性が損なわれるという
問題を有していた。本発明は、このような従来の問題を
解決するためのものであり、簡単な構成でテープローデ
ィング完了時のローディングリング1の高さを確実に、
高精度に決めることのできる磁気記録再生装置のテープ
ローディング装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、磁気テープを案内するガイドポストを上面
に植立し、回転ヘッドの周りを回動してテープローディ
ングを行うローディングリングと、このローディングリ
ンの下面に植立された高さ決めピンと、この高さ決めピ
ンと当接可能に基板に固定された高さ規制部材とを具備
し、前記テープローディング動作の完了時点で、前記高
さ決めピンが前記高さ規制部材と当接することによりロ
ーディングリングの垂直方向の位置決めを行うようにし
たものである。
【0010】また本発明は、さらに、高さ決めピンをガ
イドポストの付近に植立したものである。
【0011】
【0012】
【作用】本発明は前記した構成において、ローディング
リングの下面に設けた高さ決めピンと高さ規制部材とが
当接することにより、ローディングリング1とリングロ
ーラ13の軸方向のガタつきが吸収され、テープローデ
ィング完了時のローディングリング1の高さを確実に、
高精度に決めることのできるものである。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例における磁
気記録再生装置のローディング装置の構成を示す平面
図、図2(a)は図1の矢印線M−Mにおける側面図
で、図2(b)は図1の矢印線N−Nにおける断面図で
ある。従来例と同一の部品には同一の番号をつけている
ので説明は省略する。本実施例の特徴的構成は図に示す
ようにローディングリング1の下面に高さ決めピン14
を植立し、また高さ規制部材15を設け、テープローデ
ィング完了時に高さ決めピン14が高さ規制部材15に
当接するように配置したものである。
【0014】以上のように構成された本実施例につい
て、以下その動作について説明する。まず、ローディン
グリング1は矢印A方向に回動し、ローディングリング
1の下面に設けられたストッパーピン5,高さ決めピン
14もローディングリング1とともに回動する。ローデ
ィングリング1の回動が進み、ローディングリング1上
のテープガイドポスト2,3が磁気テープ11を所定の
テープパスを形成して、図1に示すテープローディング
完了位置に来ると、ストッパーピン5はローディング完
了レバー6を回動させ、ローディング完了スイッチ8が
オンとなり、ローディングリング1の回転駆動力を断
つ。この時、同時にストッパーピン5がストッパー9に
当接してローディングリング1の回転を停止しテープロ
ーディングが完了する。
【0015】この時、ローディングリング1は高さ決め
ピン14が高さ規制部材15に当接することにより、ロ
ーディングリングの円周面に垂直な方向のガタがなくな
り、固定される。
【0016】以上のように本実施例によれば、ローディ
ングリング1の下面に高さ決めピン14を設け、高さ規
制部材15に高さ決めピン14が当接することにより、
ローディングリング1とリングローラ13のガタによる
ローディングリング1の円周面に垂直な方向のガタつき
が解消される。
【0017】なお、高さ決めピンは、ポスト高さの微妙
な変化が走行に大きく影響を及ぼすローディングリング
上の先頭ポストであるガイドポスト2の付近の下面に位
置させると効果が大きいことは言うまでもない。
【0018】本発明による他の実施例について、図3,
図4(a),図4(b)を参照しながら説明する。図3
は本発明の他の実施例における磁気記録再生装置のロー
ディング装置の構成を示す平面図、図4(a)は図3の
矢印線X−Xにおける側面図、図4(b)は図3の矢印
線Y−Yにおける断面図である。これらの図においても
従来例と同一の部品には同一の番号をつけているので、
説明は省略する。
【0019】図3でローディングリング1を案内支持す
るリングローラ13aは、図4(b)に詳しく示される
ように、側面にV字形状の溝13bを有しており、溝1
3bでローディングリング1を案内支持している。した
がって、従来例の図6(b)で示されるリングローラ1
3とローディング1との上下方向のガタはなくなる。さ
らに、この実施例では、高さ決めピン14aは凸部14
bを有しており、高さ規制部材15aは溝部15bを有
している。これによりローディング完了時点で図4
(b)に示すように凸部14bが溝部15bに嵌合する
ことができるので、ローディングリング1の上下方向の
ガタつきを防止することができる。
【0020】
【発明の効果】以上の実施例の説明より明らかなように
本発明によれば、テープローディング完了時にローディ
ングリングの下面に植立した高さ決めピンと、高さ規制
部材が当接することによって、従来のローディングリン
グとリングローラのガタによるローディングリングの円
周面に垂直な方向のガタつきが解消される。このため、
テープ走行が安定しテープダメージを低減させるととも
に微妙なガイドポストの高さ調整も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の磁気記録再生装置のローデ
ィング装置の平面図
【図2】(a)図1の矢印線M−Mにおける側面図
(b)図1の矢印線N−Nにおける断面図
【図3】本発明の他の実施例の磁気記録再生装置のロー
ディング装置の平面図
【図4】(a)図3の矢印線X−Xにおける側面図
(b)図3の矢印線Y−Yにおける断面図
【図5】従来例の磁気記録再生装置のローディング装置
の平面図
【図6】(a)図5の矢印線S−Sにおける側面図
(b)図5の矢印線T−Tにおける断面図
【符号の説明】
1 ローディングリング 2 ガイドポスト 3 ガイドポスト 4 ピンチローラ 5 ストッパーピン 9 ストッパー 13 リングローラ 13a リングローラ 13b V字溝 14 高さ決めピン 14a 高さ決めピン 14b 凸部 15 高さ規制部材 15a 高さ規制部材 15b 溝部 20 基板

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気テープを案内するガイドポストを
    面に植立し、回転ヘッドの周りを回動してテープローデ
    ィングを行うローディングリングと、このローディング
    リングの下面に植立された高さ決めピンと、この高さ決
    めピンと当接可能に基板に固定された高さ規制部材とを
    具備し、前記テープローディング動作の完了時点で、
    高さ決めピンが前記高さ規制部材と当接することによ
    りローディングリングの垂直方向の位置決めを行うよう
    した磁気記録再生装置のテープローディング装置。
  2. 【請求項2】 高さ決めピンをガイドポストの付近に植
    立したことを特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装
    置のテープローディング装置。
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