JPH0261854A - ヘリカルスキャン磁気テープ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、軸線を有した少なくとも３つのテープガイド
を具え、テープガイドのうちの一つが磁気ヘッドユニッ
トをなし、前記テープガイドのうちの少なくとも２つが
テープ巻付は素子として機能し、前記テープ巻付は素子
が、磁気テープを前記テープガイドに接触させない非作
動状態すなわち第１位置と、磁気テープを前記テープガ
イドに接触させる作動状態すなわち第２位置との間で可
動するよう構成したヘリカルスキャン磁気テープ装置で
あって、同一平面に配置され且つ軸線をもった２個のリ
ールに巻付けられた磁気テープと協働する構成をもち、
前記作動状態において、第１リールと第２リールとの間
にテープが延在し、前記第１１Ｊ−ルと前記磁気ヘッド
ユニットとの間で第１分岐部を与え、前記第２リールと
前記磁気ヘッドユニットとの間で第２分岐部を与え、前
記分岐部が少なくとも一つのテープガイドを含み、テー
プの搬送方向において、前記第１１Ｊ−ルとこのリール
に最も近接したテープガイドとの間に第１経路セクショ
ンを与え、テープの搬送方向において、前記第２　Ｕ−
ルとこのリールに最も近接したテープガイドとの間に第
２経路セクションを与え、テープの搬送方向において、
一列に配置された２つのテープガイドの間に別の経路セ
クションを与え、前記リール２同−の平面に前記第１及
び第２経路セクションを配置するよう構成したヘリカル
スキャン磁気テープ装置に関するものである。

（背景技術） 上述した磁気テープ装置は、ドイツ連邦共和国特許出願
公開明細書第３５０９１７６号に開示されている。前記
既知の装置内のテープ搬送経路において、一方のり一と
磁気ヘッドユニットとの間の一方の分岐部はリール面の
高さに配置され、磁気ヘッドユニットの周囲にテープの
ヘリカル経路を形成することに起因して、他方のリール
と磁気ヘッドユニットとの間の他方の分岐部は、一部に
おいてリール面と同一の高さに配置され、一部において
、リール面の高さから離れて配置されている。

後者の分岐部は傾斜ピンによってリール面の高さまで指
向させられている。磁気ヘッドユニット及びリールに対
して所望の位置及び配置を達成するために、ピンの場所
は自由に選択できず、リール面から離間するテープセク
ションに垂直な面とリール面とが交差する場所にピンを
一列に配置させなければならない。テープ経路内で、磁
気ヘッドユニットの周囲にテープのヘリカル経路を形成
する結果として生じる分岐部に対してテープ搬送経路の
矯正を与える場合を除いて、上述したピンの配置は、構
造的な自由度を僅かに制限すると共に、付加的素子この
場合には傾斜ピンの使用が必要となる。

磁気テープ装置における他の重要な特色は、磁気ヘッド
ユニットの場所で、テープ経路素子の位置的公差の影響
をテープ経路が受けやすいことにある。このような影響
は、デジタル記録において特に顕著であり、必要最小限
のテープ再生時間を可能ならしめるために、時代ととも
にテープ上の情報密度が増加し、そして時代とともに大
量の情報が必要とされることを考慮して、減少し続ける
方向にある幅をテープの記録取り用のトラックが有して
いる場所において起こってくる。公差による影響は、テ
ープの長手方向に対して傾斜しかつ大きなテープ巻き角
度をもつピンの位置的精度に依存しており、テープ経路
への影響は僅かなずれでも大きく現れる。

本発明の目的は、最大の自由度のある構造を与え、且つ
テープ経路の矯正に必要な付加的素子の数を最小にする
テープ搬送経路を提供することにある。

本発明の他の目的は、テープガイドの位置公差の影響を
受けにくいテープ搬送経路を提供することにある− （発明の開示） そこで、前述の目的を達成するため、本発明は、少なく
とも３つの経路セクション内でテープをねじり、このね
じれた前記経路セクションが延在する２つのテープガイ
ドの軸線又はリールの軸線とテープガイドの軸線とをお
互いにねじり位置に配置し、前記第１分岐部が少なくと
も一つの経路セクションを含み、前記第２分岐部がテー
プをねじる少なくとも２つの経路セクションを含み、ね
じりが生じる全ての経路セクションを、少なくとも一つ
の分岐部においてお互いに平行に延在しないよう配置し
たことを特徴とする。前記テープガイドは付加的なガイ
ドを必要とせず、磁気ヘッドユニットの周囲にテープの
ヘリカル経路を形成する結果として生じるずれに対する
テープ搬送経路を矯正することなく、単にテープを案内
するのに役立つ素子を磁気テープ装置（例えばテープ巻
付はピン、キャプスタン及びテープガイドから構成され
るもの）内で利用することが可能となる。したがって、
テープ経路を矯正するために付加的な素子を必要とする
ことがなく、したがって、いかなる場合でも、構造の自
由度が制限されることがない。テープ搬送経路は、テー
プの長手方向に対して傾斜し且つ大きな巻付は角度をも
ったいかなるピンをも含まず、したがって、テープ搬送
経路が公差の影響を受けにくくなる。ドイツ連邦共和国
特許出願公開明細書筒３５０９１７６号に開示された装
置はいわゆるＣ−デツキを具えている。

ドイツ連邦共和国特許出願公告明細書第２７１９７４６
号に開示された装置はいわゆるＭ−デツキを具えている
。このデツキにおいて、テープ搬送経路内の磁気ヘッド
ユニットの側部に一個づつ配置された２個の付加的傾斜
ピンによってテープ経路の矯正が達成されている。しか
しながら、本発明の構造に比較して、上記既知の装置は
、付加的な２つの素子を必要とし、これら素子のうちの
一方の素子をテープ張力センサと磁気ヘンドユニットと
の間に配置し、他方の素子をキャプスタンと磁気ヘッド
ユニットとの間に配置しなければならないといった欠点
がある。これらの素子は抵抗を増加させ、その結果、テ
ープ張力センサと磁気へッドユニントとの間のテープ張
力及びキャプスタンと磁気ヘッドユニットとの間のテー
プ張力を増加させる。本発明によるテープ搬送経路にお
いては、テープ張力が小さくなる結果として、テープ張
力を高い張力レベルで制御することが可能となり、その
ことによって、磁気ヘッドユニットにおける制御誤差が
小さくなる。Ｍ−デツキの他の欠点としては、テープの
長手方向に対して傾斜し且つ大きなテープ巻き角度をも
つ２つの付加的な素子を位置決めしなければならない点
である。その結果、テープ搬送経路が公差の影響をさら
に受けやすくなる。

好適な実施態様として、本発明による装置は、少なくと
も６つのテープガイドを具え、これらテープガイドのう
ちの少なくとも２つのテープガイドを前記第１分岐部内
に配置し、前記テープガイドのうちの少なくとも３つの
テープガイドを前記第２分岐部内に配置したことを特徴
とする。このように構成する利点として、ねじりが生じ
た全てのテープ経路セクションに、経路セクションの両
端でテープガイドを設けることができ、テープガイドと
磁気ヘッドユニット若しくはテープガイドとリールとに
より案内する場合に比べて、テープの案内を良好に行う
ことができる。更に他の利点として、適切な方法で、２
つの付加的なテープガイドにより磁気ヘッドユニットに
対して近接又は離間させるようにテープを案内すること
ができるといった理由で、磁気ヘッドユニットに対する
テープの押し付けを更にスムーズに行うことができる。

付加的にテープガイドを設ける別の利点として、磁気ヘ
ッドユニットと協働するテープガイドが　「サンドイッ
チ」構造を達成でき、磁気ヘッドユニットに対して磁気
テープを確実に押し付けることができる点にある。この
ことは以下の説明で明らかとなる。

他の好適な実施態様として、本発明による装置は、ねじ
られた前記経路セクションを３つ以上とし、ねじれた少
なくとも一つの経路セクションを前記各分岐部内に設け
たことを特徴とする。この利点としては、テープのねじ
りを、３つの角度を介して、数個の経路セクションの間
で分配させ、そのねじりの結果として、テープ内の張力
を減少させることが可能となる。

更に他の好適な実施態様として、本発明による装置は、
少なくとも一つの前記テープガイドをローラにしたこと
を特徴とする。ローラに代えてピンを使用した場合、摩
擦及び“ステックスリップ°“効果の点でテープ搬送部
に悪影響を与える。全てのテープガイドは、テープの横
方向に対して平行に、そしてテープの長手方向に対して
垂直に延在しているので、ローラの使用が可能となる。

テープとローラとの関係がこのような状態にない場合、
ローラを利用することが不可能となる。なぜなら、テー
プがローラと当接せずに走行することとなるからである
。

（実施例） 以下、本発明による実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。

第１図はテープ搬送経過を示し、この経過において、磁
気テープ８は、リール面２０上に配置されたリール９．
１０に一部が巻付けられていると共に、第１テープガイ
ド３を介して、第１リール９から回転磁気ヘッドユニッ
ト２まで第１分岐部１１に沿って延在している。更に磁
気テープは、ヘリカル経路に沿って磁気ヘッドユニット
２の周縁の一部に巻付けられていると共に、第２テープ
ガイド４を介して第２リーイレ１０まで第２分岐部１２
に沿って延在させられている。第１経路セクション１３
は第１リール９と第１テープガイド３との間に配置され
、第２経路セクション１４は第２リール１０と第２テー
プガイド４との間に配置され、第３経路セクション１５
は磁気ヘッドユニット２と第１テープガイド３に配置さ
れ、そして、第４経路セクション１６は磁気ヘッドユニ
ット２と第２テープガイド４との間に配置されている。

リール面２０のレベルで第２分岐部１２が維持されるよ
うに、磁気ヘッドユニット２を傾斜させた場合、すなわ
ち、磁気ヘッドユニット２の軸線とリール面２０に垂直
な軸線との間の角度が磁気ヘッドユニット２に巻付けた
テープ１８のヘリカル経路のピッチ角度と等しい場合、
このヘリカル経路によって、第１分岐部１１はリール面
２０に対して角度へ１及び高さＨで傾斜させられる（第
２図参照）。

第３図に示すように、第１．２及び３経路セクション１
３．１４及び１５がお互いに平行に延在し、第４経路セ
クション１６が前述のセクション１３．１４及び１５に
対して垂直に配置される場合、その結果として、テープ
の長手方向に対して平行な中心軸線を中心にテープ８が
ねじれ、したがって、第４経路セクション１６内のねじ
れか、第４図に示すように、リール面２０に対して傾斜
角度Ａ１をもつように変化する（第２図参照）。また、
第２経路セクション１４内のねじれか、第５図に示すよ
うに、リール面２０に対しての高さＨだけ変化する（第
２図参照）。しかしながら、第２セクション１４内のね
じれに起因して、第１経路セクション１３におけるテー
プ８の横方向の軸線がリール面２０に垂直な面に対して
角度Ａ２だけ傾く。この角度舷は第１リール９にテープ
８を正確に巻付ける点で望ましくはない。テープの横方
向の軸線をリール面２０に対して垂直方向に再び延在さ
せるために、第６図に示すように、第３経路セクション
１５内において角度へ２でテープ８をねじることもでき
る。第１経路セクション１３と第３経路セクション１５
がお互いに平行に延在しているから、第３経路セクショ
ン１５内でのねじれに代えて、第１経路セクション１３
内でテープをねじることも可能である。

このような方法により、第１経路セクション１３をリー
ル面２０に対して平行に配置させることができ、したが
って、テープ８を第１リール９に対して正確に巻き付け
ることができる。第２．３及び４経路セクション１４．
１５及び１６をねじって、各経路セクションをお互いに
任意の角度で延在させた場合でも第１経路セクション１
３を矯正させることが可能である。第２〜４経路セクシ
ョンの一つでテープがねじれた場合、第１経路セクショ
ンにおいて、特定の角度又は高さのいずれか一方の変化
は起こらず、角度と高さとを組合せてた変化が起こる。

しかしながら、第２経路セクション１４と第４経路セク
ションは第１経路セクションと類似の変化が起こるので
、第２及び第４セクションをお互いに平行に延在させる
必要がなくなる。

第７図に示された実施例において、第３テープガイド５
を第２リール１０と第２テープガイド４との間に配置し
、第４テープガイド６を第１テープガイド３と磁気ヘッ
ドユニット２との間に配置し、第５テープガイド７を磁
気ヘッドユニット２と第２テープガイド４との間に配置
する。その結果、第２経路セクション１４が第２リール
と第３テープガイド５との間に形成され、第３経路セク
ション１５が第１テープガイド３と第４テープガイド６
との間に形成され、第４経路セクション１６が第５テー
プガイド７と第２テープガイド４との間に形成される。

したがって、第３．４及び５経路セクション１５．　ｉ
６及び１７内でのねじれが達成される。したがって、ね
じれを達成するこれらセクション１５゜１６及び１７が
良好な案内を与え、磁気ヘッドユニット２に対する接近
及び離間並びに第２リール１０に対する締付けが非常に
スムーズに行われる。なぜなら、第３，４及び５テープ
ガイド５，６及び７によって、磁気ヘッドユニット２に
対する接近および離間並びに第２リール１０に対する接
近が適切に行われるようにテープ８が案内されるからで
ある。第６経路セクション１８を磁気ヘンドユニット２
と第４テープガイド６との間に形成し、第７経路セクシ
ョン１９を磁気ヘッドユニット２と第５テープガイド７
との間に形成する。第６及び７経路セクション１８．１
９もし望むなら第１及び第２経路セクション１３．１４
内で磁気テープ８をねじることによって、他のセクショ
ン１５．１６．１７のねじれ量を減らすことができ、し
たがって、テープ８内での引張応力に良好な影響をおよ
ぼすこととなる。

テープガイド６．７を付加することによる他の利点は、
第１．第４．第５．及び第２テープガイド３，６，７．
４と磁気へッドユニノト２とがいわゆるサンドイッチ構
造になる点である。したがって、第８図に示すように、
磁気ヘンドユニット２のテープガイド縁部２ｂにテープ
を押し付けることが可能となる。そこで、テープ縁部を
加圧する側方案内素子３ｂ、　４ｂ、　６ｂ、　７ｂを
テープガイド３゜４．６．７に形成することにより、第
１及び第２側方案内部３ｂ、　４ｂの場所で磁気テープ
８が上方への力を受け、第４及び第５側方案内部６ｂ、
　７ｂの場所で磁気テープ８が下方への力を受けること
となる。その結果、磁気ヘッドユニット２のテープガイ
ド縁部２ｂにテープ８が押圧され、磁気ヘッドユニット
２内の磁気ヘッド４６に対してテープ８を正確に位置決
めすることができる。

第９図は、本発明のヘリカルスキャン磁気テープ装置１
内で利用されるテープ搬送部を示している。装置ｌは、
カセット４４内のリール９．１０に巻かれた磁気テープ
８と協働するように構成されている。リール９，１０は
スピンドル２３．２４によって駆動されている。テープ
８は、第１分岐部２１に沿って第１リール９から、テー
プの案内及び磁気ヘッド４６の支持を行う磁気ヘッドユ
ニット２まで延在している。テープ８は第２分岐部２２
に沿って磁気ヘッドユニット２から第２リール１０まで
延在している。第１分岐部２１において、テープ８は、
２個のテープガイド２５．２７を介して、並びにテープ
巻付は素子として機能する別個のテープガイドを介して
、第１リール９から磁気ヘッドユニット２まで延在し、
テープガイド２５と２７との間にテープ張力センサ２６
を配置する。

テープは、縁部２ｂ上で磁気ヘッドユニット２の周囲で
ヘリカル経路を形成する。第２分岐部２２において、他
のテープガイド２９を介して、テープ８は、キャプスタ
ン３０と加圧ローラ３１との組合せ（テープガイドとし
て機能する組合せ）によりテープ８を走行させ、その後
、他のテープガイド３２゜３３を介して、テープ８を第
２リール１０まで走行させる。テープガイド３２はテー
プ巻付は素子として機能している。２つの分岐部２１．
２２は第１．第２経路セクション３４．３８を具えこれ
らセクションリール９，１０と同一平面内に配置されて
いる。第３第４．第５経路セクション３５．３６．３７
内でテープ８はねじられている。テープ巻付は素子２Ｂ
、　３２、加圧ローラ３１及びテープ張力センサ２６は
、作動位置（第９図参照）と非作動位置（図示せず）と
の間を可動する。

この目的を達成するため、第１テープ巻付は素子２８を
環状素子４０に配置し、すなわち、第２テープ巻付は素
子３２及びテープ張力センサ２６をそれぞれアーム４１
．３９に配置し、加圧ローラ３１を、連結素子４３を介
してテープ巻付は素子３２に連結し、装置内の案内プレ
ート４２によって連結素子４３を案内する。第９図の矢
印に示された方向に、素子４０及びアーム３９．４１は
駆動手段（図示せず）によって駆動される。非作動位置
において、カセット４４内に形成された凹所４５内にテ
ープ巻付は素子２８．３２、加圧ローラ３１及びテープ
引張センサ２６を配置することで、カセット４４を装置
１から外すことが可能となる。

別の実施例として、前記素子２８．３２をお互いに特定
の角度で配置することによって、磁気ヘッドユニット２
と第１テープ巻付は素子２８との間のセクション、磁気
ヘッドユニット２とテープガイド２９との間のセクショ
ン、並びにキャプスタン３０と第２テープ巻付は素子３
２との間のセクション内でねじれが起こる。その結果、
テープのねじりを、３つの角度を介して、６つの経路セ
クション内で分配させ、したがって、このねじれによっ
てテープ内の引張応力を減少させることが可能となる。

上述したテープ搬送部は、磁気ヘッドの周囲でヘリカル
経路に沿って、テープを案内するよう構成したいかなる
磁気テープにも利用することができ、その結果、所望の
テープ経路に対する傾き及び高さにおける差を生じ、前
記装置は少なくとも３つのテープガイドを具えることと
なる。デジタルオーディオレコーダと一緒に利用される
磁気テープの幅は狭く形成されているので、テープをね
じる結果として、テープ内の引張応力を小さくすること
が必要であり、したがって、ＤＡＴレコーダと呼ばれて
いるデジタルオーディオレコーダ内で上述した構成のテ
ープ搬送部を利用することで良好な効果をあげることが
できる。磁気ヘッドユニットの周囲で様々な巻き付は角
度をもった別のテープ搬送部を利用することも可能であ
る。テープ移動経路は上述した経路セクションの数と異
なる数に構成してもよいが、この数は少なくとも３つ以
上は必要である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のヘリカルスキャン磁気ヘッド装置内
で利用するテープ搬送経路を示す図、第２図は、テープ
経路を矯正することなく磁気ヘッドユニットに対して離
間又は接近させるテープ搬送部を示す図、 第３図は、すべての経路セクションをお互いに平行又は
垂直に延在させたテープ搬送経路を示す図、 第４図は、第４経路セクション内でテープをねしった状
態を示す図、 第５図は、第２経路セクション内でテープをねじった状
態を示す図、 第６図は、第３経路セクション内でテープをねじった状
態を示す図、 第７図は本発明の装置内で利用するテープ搬送経路の他
の実施例を示す図、 第８図は、磁気ヘッドユニット及びこれに近接するテー
プガイドを示す側面図、 第９図は、本発明のヘリカルスキャン磁気ヘッド装置内
で利用するテープ搬送部の更に他の実施例を示す図であ
る。 ２・・・磁気ヘッドユニット（テープガイド）３．４・
・・テープ巻付は素子（テープガイド）２ａ、　３ａ、
　４ａ・・・軸線 ８・・・磁気テープ ９．１０・・・リール ９ａ、　１０ａ・・・軸線 １１・・・第１分岐部 １２・・・第２分岐部、 １３・・・第１経路セクション １４・・・第２経路セクション １５・・・第３経路セクション １６・・・第４経路セクション

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、軸線（２ａ、３ａ、４ａ）を有した少なくとも３つ
   のテープガイド（２、３、４）を具え、テープガイドの
   うちの一つが磁気ヘッドユニット（２）をなし、前記テ
   ープガイドのうちの少なくとも２つがテープ巻付け素子
   （３、４）として機能し、前記テープ巻付け素子（３、
   ４）が、磁気テープ（８）を前記テープガイド（２、３
   、４）に接触させない非作動状態すなわち第１位置と、
   磁気テープ（８）を前記テープガイド（２、３、４）に
   接触させる作動状態すなわち第２位置との間で可動する
   よう構成したヘリカルスキャン磁気テープ装置であって
   、 同一平面に配置され且つ軸線（９ａ、１０ａ）をもった
   ２個のリール（９、１０）に巻付けられた磁気テープ（
   ８）と協働する構成をもち、前記作動状態において、第
   １リール（９）と第２リール（１０）との間にテープが
   延在し、前記第１リール（９）と前記磁気ヘッドユニッ
   ト（２）との間で第１分岐部（１１）を与え、前記第２
   リール（１０）と前記磁気ヘッドユニット（２）との間
   で第２分岐部を与え、前記分岐部が少なくとも一つのテ
   ープガイド（３、４）を含み、テープの搬送方向におい
   て、前記第１リール（９）とこのリールに最も近接した
   テープガイド（３）との間に第１経路セクション（１３
   ）を与え、テープの搬送方向において、前記第２リール
   （１０）とこのリールに最も近接したテープガイド（４
   ）との間に第２経路セクション（１４）を与え、テープ
   の搬送方向において、一列に配置された２つのテープガ
   イドの間に別の経路セクション（１５、１６）を与え、
   前記リール（９、１０）と同一の平面（２０）に前記第
   １及び第２経路セクション（１３、１４）を配置するよ
   う構成したヘリカルスキャン磁気テープ装置において、
   少なくとも３つの経路セクション（１４、１５、１６）
   内でテープ（８）をねじり、このねじれた前記経路セク
   ションが延在する２つのテープガイドの軸線又はリール
   の軸線とテープガイドの軸線とをお互いにねじり位置に
   配置し、前記第１分岐部（１１）が少なくとも一つの経
   路セクション（１５）を含み、前記第２分岐部（１２）
   がテープ（８）をねじる少なくとも２つの経路セクショ
   ンを含み、ねじりが生じる全ての経路セクション（１４
   、１６）を、少なくとも一つの分岐部（１２）において
   お互いに平行に延在しないよう配置したことを特徴とす
   るヘリカルスキャン磁気テープ装置。 ２、請求項１記載のヘリカルスキャン磁気テープ装置に
   おいて、少なくとも６つのテープガイド（２、３、４、
   ５、６、７）を具え、これらテープガイドのうちの少な
   くとも２つのテープガイド（３、６）を前記第１分岐部
   （１１）内に配置し、前記テープガイドのうちの少なく
   とも３つのテープガイド（４、５、７）を前記第２分岐
   部（１２）内に配置したことを特徴とするヘリカルスキ
   ャン磁気テープ装置。 ３、請求項１又は２記載のヘリカルスキャン磁気テープ
   装置において、ねじられた前記経路セクションを３つ以
   上とし、ねじれた少なくとも一つの経路セクションを前
   記各分岐部（１１、１２）内に設けたことを特徴とする
   ヘリカルスキャン磁気テープ装置。 ４、請求項１〜３のいずれか一項に記載のヘリカルスキ
   ャン磁気テープ装置において、少なくとも一つの前記テ
   ープガイドをローラにしたことを特徴とするヘリカルス
   キャン磁気テープ装置。