JPS6120693Y2 - - Google Patents

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JPS6120693Y2
JPS6120693Y2 JP5005379U JP5005379U JPS6120693Y2 JP S6120693 Y2 JPS6120693 Y2 JP S6120693Y2 JP 5005379 U JP5005379 U JP 5005379U JP 5005379 U JP5005379 U JP 5005379U JP S6120693 Y2 JPS6120693 Y2 JP S6120693Y2
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JP
Japan
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positioning
arm
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pin
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JP5005379U
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JPS55149863U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はカセツトVTRのテープローデイン
グ機構に関し、更に詳しくはそのテープガイドの
位置決め機構に関する。
第1図は従来VTRのローデイング機構の概略
を示す平面図、第2図はテープガイドの位置決め
機構を示す部分拡大斜視図、第3図はその位置決
め時の押付はアームを示す図で、1は磁気テー
プ、2はカセツト、3A,3Bはこのカセツト2
より磁気テープ1を引出すピン16およびテープ
ガイド28および位置決めピン10,11,12
が植立てられている可動ガイド、4A,4Bは支
持板、13,14,15はこの支持板に固着され
た位置決め部材で、それぞれ位置決めピン10,
11,12が押し当てられる事により最終的にピ
ン16およびテープガイド28の位置決めを行な
う。5はドラム、6はオーデイオコントロールヘ
ツド、7はイレースヘツド、8はキヤツプスタ
ン、9A,9Bは可動ガイド3A,3Bを案内す
るガイドレールである。
第3図において、17は可動ガイド3A,3B
を背後から押圧し、位置決めピン10,11,1
2をそれぞれ位置決め部材13,14,15のV
字型溝部18に押し付けるアームである。
次に動作について説明する。可動ガイド3A,
3Bはそれぞれガイドレール9A,9Bに沿つ
て、同一の高さを保ちながら移動し、位置決めピ
ン10,11,12が位置決め部材13,14,
15に接触する直前にガイドレール9A,9Bか
ら離れ、ほぼ同時に第3図に示す押付けアーム1
7により背後から押付けられて固定される。この
時V字形溝18の底面が位置決めピン10,1
1,12の最終位置を決める。
このように構成された従来のローデイング装置
は、位置決め部材が可動ガイドが移動する最終段
階において各可動ガイドに植立てられている位置
決めピンに同時に係合し、可動ガイドがそこで停
止するので、それぞれの部材間で生ずる静止摩擦
力が競合してこじれた状態のままで位置決めされ
位置決め再現性精度が悪くなるのである。また位
置決め再現性精度を良くするために例えばアーム
17で可動ガイド3Bをより大きな駆動トルクで
駆動して前記静止摩擦力にうち勝つようにすると
摩耗が生ずるという問題があつた。かかる問題点
は可動ガイド3Bが可動アームで担持されて最終
段階にもたらされるようになつたローデイング装
置でも同様に発生するものである。
この考案は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、位置決め部材の溝
形状を変更して、位置決めピンを動摩擦の状態で
順次に予備的な位置規制を行なつた後に、最終段
階で位置決めを行なうようになしたものである。
以下この考案の一実施例を図について説明す
る。第4図はこの考案に係る位置決め部材の構成
を示す斜視図、第5図は位置決め直前の状態を示
す要部の斜視図、第6図は位置決め部材の平面図
で、19は位置決め部材に形成された導入案内溝
で、位置決めピンの進入方向に対してほぼ平行
で、その幅は位置決めピンの径よりわずかに広い
幅に形成されている。20は位置決めピンの進入
を容易にするためのテーパー部で、位置決め部材
13,14は位置決め部材15より導入案内溝1
9の長さが長く、第4図に示したA〜Dの部分の
寸法がA<B<C<Dの関係となるように構成さ
れている。21は位置決めピン10,11,12
が植立てられている可動ブロツクで、透孔22が
形成されており、その透孔22に矢印A方向に回
動するアーム23に植立てられた軸24が適宜の
遊びをもつて挿入され、可動ブロツクはアーム2
3に支承されて移動するように構成されている。
次に動作について、第4図、第5図で説明する
アーム23が移動するに伴い、可動ブロツク21
が位置決め部材13,14,15に近づいてゆ
き、まず位置決めピン10,11が位置決め部材
13,14のテーパ部材20に受けとめられ、つ
いで導入案内溝19に入つて位置決めピン10,
11の鉛直軸まわりの位置が決められる。次に可
動ブロツク21が更に移動すると位置決めピン1
2が位置決め部材15のテーパ部20に受けとめ
られ、ついで導入案内溝19に入つて水平軸回り
の上下の位置が決められる。更にブロツクが移動
して位置決めピン10,11が位置決め部材1
3,14のV字形溝部18に達して押圧され、最
終的に位置決めピンの位置決めがなされる。以上
のようにテーパ部20及び導入案内溝19は最終
的な位置規制の前の予備的な位置規制の役割を果
たしている。
なお、最終的な位置決めを、3つの位置決め部
材13,14,15で同時に行なおうとすると、
こじれなどにより位置決め再現性精度が悪くなる
ので、従来装置のように別に設けたアームで背後
からV字形溝底部に位置決めピンを押しつけるな
どの必要がででくるが、この考案のように位置決
めピンの位置規制に順序を設け、3次元の位置規
制を1次元の位置規制の組合せとすれば位置規制
も容易となり、再現性の精度も上げることができ
る。なお、この位置決めの精度は位置決め部材の
溝寸法精度及びピン寸法精度を上げることによ
り、必要とされる精度にまで容易に高めることが
できる。なお、最終位置規制に達するまでに、位
置規制ピンが受ける位置規制を損なう余分な力は
軸24と透孔22との嵌合の遊び及び回転により
吸収される。また最終規制位置に達すると軸24
により可動ブロツク21を介してすべての位置規
制ピンに押圧が加えられる。この時、押圧力はV
字形溝底部18の表面と位置決めピン10,11
との間ですべりを生じることがなく、またテープ
張力によりテープガイドが引き起こされることが
ないように定められる。
なお、上記実施例では回動するアームに植立て
られた軸に可動ブロツクに形成された透孔が遊嵌
している構成を示したが、この構成に限られるも
のではなく、要は可動アームに適宜の遊びをもつ
て支承される構成であればよい。
また、上記実施例ではテープガイドの傾きを規
制する二つの位置決め部材と、テープガイドの軸
方向の位置を規制する一つの位置決め部材とで構
成した例を示したが、軸方向の位置を規制する位
置決め部材は一つに限られるものではない。
更に位置決め部材による位置決めの順序もこの
実施例の順序に限られるものではなく、まず軸方
向の位置を規制したのち傾きを規制する構成とし
てもよい。
この考案はVTRのローデイング装置において
回動するアームと、このアームに適宜の遊びをも
つて支承され、テープガイドとこのテープガイド
の傾きを規制する第1の位置決めピンと、このテ
ープガイドの軸方向の位置を規制する第2の位置
決めピンとが植立てられた可動ブロツクと、上記
アームの回動終端において上記第1、第2の位置
決めピンに係合してそれぞれ位置決めをする第
1、第2の位置決め部材とを備え、上記第1、第
2の位置決め部材に上記第1、第2の位置決めピ
ンを導き入れるためのテーパ開口部と、これに続
く導入案内溝を形成するとともに、上記第1、第
2の位置決め部材の高さが異なる構成となし、上
記アーム回動に従つて一方向ずつ順次位置決めさ
れる構成としたことを特徴とするもので、従来必
要とした押付けアームを必要としないので、構成
が簡単となるばかりでなく、ローデイングに必要
な駆動力が小さくて足り、かつローデイング時間
の短縮が図れるなどの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のVTRのテープローデイング機
構の概略を示す平面図、第2図はそのテープガイ
ド位置決め機構の要部の構成を示す斜視図、第3
図はその位置決め時の押付けアームを示す図、第
4図はこの考案に係る位置決め部材の一実施例を
示す斜視図、第5図はこの考案の一実施例の位置
決め直前の状態を示す要部の斜視図、第6図はこ
の考案に係る位置決め部材の一実施例の平面図で
ある。 図において、1は磁気テープ、2はカセツト、
4A,4Bは支持板、5はドラム、10,11,
12は位置決めピン、13,14,15は位置決
め部材、16はピン、18はV字形溝底部、19
は導入案内溝、20はテーパ部、21は可動ブロ
ツク、22は透孔、23はアーム、24は軸であ
る。なお、図中同一符号はそれぞれ同一または相
当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. VTRのローデイング装置において、回動する
    アームと、このアームに適宜の遊びをもつて支承
    されテープガイドとこのテープガイドの傾きを規
    制する第1の位置決めピンとこのテープガイドの
    軸方向の位置を規制する第2の位置決めピンとが
    植立てられた可動ブロツクと、上記アームの回動
    終端において上記第1、第2の位置決めピンに係
    合してそれぞれ位置決めとする第1、第2の位置
    決め部材とを備え、上記第1、第2の位置決め部
    材に上記第1、第2の位置決めピンを導き入れる
    ためのテーパ開口部と、それに続く導入案内溝を
    形成するとともに、上記第1、第2の位置決め部
    材の高さが異なる構成となし、上記アームの回動
    に従つて一方向ずつ順次位置決めされる構成とし
    たことを特徴とするVTRのローデイング装置。
JP5005379U 1979-04-13 1979-04-13 Expired JPS6120693Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5005379U JPS6120693Y2 (ja) 1979-04-13 1979-04-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5005379U JPS6120693Y2 (ja) 1979-04-13 1979-04-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55149863U JPS55149863U (ja) 1980-10-28
JPS6120693Y2 true JPS6120693Y2 (ja) 1986-06-21

Family

ID=28936800

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JP5005379U Expired JPS6120693Y2 (ja) 1979-04-13 1979-04-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59112342U (ja) * 1983-01-19 1984-07-28 松下電器産業株式会社 テ−プロ−デイング装置

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JPS55149863U (ja) 1980-10-28

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