JPH0636516Y2 - 磁気記録再生装置のローディングポール駆動機構 - Google Patents

磁気記録再生装置のローディングポール駆動機構

Info

Publication number
JPH0636516Y2
JPH0636516Y2 JP14906789U JP14906789U JPH0636516Y2 JP H0636516 Y2 JPH0636516 Y2 JP H0636516Y2 JP 14906789 U JP14906789 U JP 14906789U JP 14906789 U JP14906789 U JP 14906789U JP H0636516 Y2 JPH0636516 Y2 JP H0636516Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
loading
ring
loading pole
pole
gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP14906789U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0389542U (ja
Inventor
賢治 四釜
盛雄 三輪
毅 栄野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP14906789U priority Critical patent/JPH0636516Y2/ja
Publication of JPH0389542U publication Critical patent/JPH0389542U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0636516Y2 publication Critical patent/JPH0636516Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gear Transmission (AREA)
  • Unwinding Webs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はビデオテープレコーダ等の磁気記録再生装置の
内部機構の改良技術に関する。
(従来の技術) 第9図はローディングポールの作動説明図であり、テー
プカセット100の磁気テープ101は、供給リール側ローデ
ィングポール(以下、「左ローディングポール」と記
す)102及び巻取りリール側ローディングポール(以
下、「右ローディングポール」と記す)103で、矢印
,方向に引き出されて、ヘッドドラム104に巻き掛
けられる。
なお、図中、105は磁気テープに適正な張力を付加する
テンションポール、106はミドルポールであり、夫々矢
印,方向に移動する。
ところで、上記一対のローディングポール102,103を矢
印,方向に移動する為の機構としては、ローディン
グリング方式とリンク方式が知られている。
第10図はローディングリング方式に係る従来例の斜視図
であり、同方式は、2枚のリングギヤ111,112を上下に
ある程度隙間を保って配置し、上リングギヤ111に右ロ
ーディングポール103を係合し、下リングギヤ112に左ロ
ーディングポール102を係合する。
図示モータ113→プーリ114→ウォーム115→ホイール116
→第1ギヤ117→下リングギヤ112の順路で動力を伝達す
ることにより、下リングギヤ112は回転(矢印)し、
左ローディングポール102を、シャーシのガイド溝B1に
沿って矢印の方向へ移動する。
一方、上記第1ギヤ117は、同時に奥の第2ギヤ118を駆
動し、第2ギヤ118→第3ギヤ119→上リングギヤ111の
順路で動力を伝達することにより、上リングギヤ111は
回転(矢印)し、右ローディングポール103を、シャ
ーシのガイド溝B2に沿って矢印の方向へ移動する。
図中、120は2枚のリングギヤ111,112を案内するガイド
ローラ部材(以下、ガイドロール部材と記すこともあ
る)である。
第11図は従来のガイドローラ部材の断面図であり、ガイ
ドローラ部材120は、シャーシから起立したピン121と、
このピン121に嵌め合う下ガイドローラ122、上ガイドロ
ーラ123、ワッシャ124及びスリッドリング125とからな
る。
下ガイドローラ122はその鍔122a及びロール部122bと
で、下のリングギヤ112の支承及び水平位置決めを行
う。同様に、上ガイドローラ123はその鍔123a及びロー
ル部123bとで上のリングギヤ111の支承及び水平位置決
めを行う。
(考案が解決しようとする課題) 上記ローディングリング方式は、リングギヤを上下に且
つ離間して配置する関係上、機構の高さ寸法が増し、磁
気記録再生装置の小型化が難しい。
そして、2枚のローディングリングを案内する為のガイ
ドローラ部材の数量が多く、費用が嵩む。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本考案は、一方のローディン
グポールを直接的に駆動するローディングリングと、こ
のローディングリングにピン結合されて共まわりするス
ライドリングと、このスライドリングのギヤで駆動され
るミドルギヤと、このミドルギヤで駆動されて他方のロ
ーディングポールを駆動するローディングポール駆動ア
ームとから、ローディングポールの駆動機構を構成し、
前記ローディングリングを、それに内接する少なくとも
3個のガイドローラ部材で平面的に位置決めし、これら
ガイドローラ部材のうちの1個を前記ミドルギヤとした
ことを特徴とする。
(作用) ローディングリングは一方のローディングポールを直接
的に駆動するとともに、スライドリングを駆動し、スラ
イドリングはミドルギヤ及びローディングポール駆動ア
ームを介して他方のローディングポールを駆動する。
この際に、ローディングリングはそれに内接するミドル
ギヤ及び他のガイドローラ部材とで案内されて、円滑な
旋回動作を行う。
(実施例) 本考案の実施例を添付図面に基づいて以下に説明する。
第3図は本考案に係るローディングポール駆動機構平面
図であり、ローディングポール駆動機構1は、図示せぬ
モータにより直接的又は間接的に駆動されるローディン
グギヤ2(図左下)と、薄板ドーナツ板の外周部に約19
0°分だけ外歯3aを刻設したローディングリング3と、
このローディングリング3に穿設した長孔3b…にピン3c
…で連結され、内周部に内歯4aを刻設したU字形のスラ
イドリング4と、この内歯に噛合し、シャーシBに回転
自在に軸支されているミドルギヤ5と、このミドルギヤ
5に噛合し、シャーシBに軸6aにて揺動自在に支承され
ている左ローディングポール駆動アーム6と、この駆動
アームの一端にピン結合しているリンクプレート7と、
このリンクプレートにピン結合している左ローディング
ポールベース8及び前記ローディングリング3上面(図
右下)にピン20a,20a並びに長孔20b,20bを介してスライ
ド可能に係止されている右ローディングポール駆動プレ
ート20と、このプレートの一端にピン結合しているリン
クプレート21と、このリンクプレートにピン結合してい
る右ローディングポールベース22とからなる。
なお、図中、9はスライドリング4を左回転方向へ付勢
するコイルバネであり、このバネの引っ張り動作によっ
て、スライドリング4に係止したピン3cは、ローディン
グリング3の長孔3bの左端で止っている。
また、23は右ローディングポール駆動プレート20を左回
転方向へ付勢するコイルバネであり、このバネの引っ張
り動作によって、右ローディングポール駆動プレート20
はその長孔20b,20bの左端で、ローディングリング3か
ら起立しているピン20a,20aに止っている。
第4図は第3図のA−A線断面図であり、ローディング
ギヤ2にローディングリング3が噛合し、このローディ
ングリングに長孔3b及びピン3cを介してスライドリング
4が連結している。
第1図は第3図のB−B線断面図であり、スライドリン
グ4はミドルギヤ5に噛合し、ミドルギヤ5は左ローデ
ィングポール駆動アーム6に噛合している。
ミドルギヤ5は、図示する如く、シャーシBから起立し
たスタッドSと、フリーローラ5aと、このフリーローラ
5aより大径なミドルギヤ本体5bと、スリットリング5cと
からなり、フリーローラ5aはスタッドSの座S1に支承さ
れ、ミドルギヤ本体5bはフリーローラ5aで支承され、ス
リットリング5cはこれらの抜け止めを図る。
一方、前記ローディングリング3はハーフパンチングで
形成された半球状突部3d…を下方へ復数個突起してい
る。これら突部3d…は、シャーシBに摺接している別の
リングR上面に摺接することでローディングリング3を
所定高さに位置せしめる。
ローディングリング3は、その内面でミドルギヤのフリ
ーローラ5aに軽く接触し、又ミドルギヤ本体5bの下面に
て上方への抜け防止が図られている。
第2図は第3図のC−C線断面図であた、ローディング
リング3は、更に2組のガイドローラ部材30を付設して
いる。即ち、ガイドローラ部材30は、第1図のフリーロ
ーラ5a及びスリットリング5cと同形なフリーローラ30a
及びスリットリング30cと、ガイドプレート30bとからな
る。なお、フリーローラ30aとガイドプレート30bは一体
物でも良い。
従って、ローディングリング3は、第3図に示す通り、
1個のミドルギヤ5と2個のガイドローラ部材30,30と
で平面方向の位置決めが為されている。
第5図はローディングポール駆動機構の斜視図であり、
左ローディングポール駆動アーム6にリンクプレート7
を介して左ローディングポールベース8がピン連結し、
左ローディングポールベース8上に傾斜ポール10と左ロ
ーディングポール11が起立している。
なお、左ローディングポール11は磁気テープの摩耗を減
少すべくフリーローラ構造となっている。
また、右ローディングポール駆動プレート20にリンクプ
レート21を介してピン連結されている右ローディングベ
ース22上にも、傾斜ポール24及び右ローディングポール
25が起立している。
以上の構成からなるローディングポール駆動機構の作用
を次に述べる。
第6図〜第8図は作用説明図であり、第6図において、
左・右ローディングポール11,25は磁気テープTの裏面
に位置する。この時の各ポールの位置をP1,P11と記す。
第3図で説明した要領でローディングギヤ2を回転する
と、ローディングリング3が左回転して、右ローディン
グポール25を矢印方向へ駆動する。
一方、ローディングリング3、スライドリング4によっ
て、ミドルギヤ5は矢印方向に回動し、左ローディン
グポール駆動アーム6が矢印方向に旋回するので、左
ローディングポール11は矢印方向へ移動する。
上記左ローディングポール1は、左ローディングポール
ベース8が左ガイド溝B1に沿って移動し、右ローディン
グポール25は、右ローディングポールベース22が右ガイ
ドレールB2(本実施例ではレールB2にボールベース22が
係合している。)に沿って移動することから、夫々は第
7図のポジションP2,P12に至る。
更に、移動は継続され、左・右ローディングポール11,2
5は、待機していた左・右ポールガイド12,26に当って停
止する。この時の左・右ローディングポールのポジショ
ンをP3,P13と記す(第8図)。
第8図において、ローディングリング3は少し余分に左
回転してから停止する。
この結果、コイルバネ23は更に引き伸ばされ、右ローデ
ィングポール駆動プレート20はコイルバネ23の引き代ろ
αだけ左方へ引張られるので、右ローディングポール25
はポールガイド26へ強く押しつけられる。
同様に、コイルバネ9は引き伸ばされ、スライドリング
4はコイルバネ9の引き代ろβだけ左回転方向に引張ら
れるので、左ローディングポール駆動アーム6は右回転
し、左ローディングポール11をポールガイド12へ強く押
しつれる。
(考案の効果) 以上に述べた通り、本考案は、薄いスライドリングを付
した一枚のローディングリングに比較的小形のローディ
ングポール駆動アームを付設してローディングポール駆
動機構を構成したので、従来のローディングリング方式
に比較して高さを減少できる。
しかも、ローディングリングの平面的位置決めを為すガ
イドローラ部材のうちの1個をミドルギヤに置き換えた
ので、ガイドローラ部材の個数が減少し、もって磁気記
録再生装置の部品数の削減と重量の軽減を図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第3図のB−B線断面図、第2図は第3図のC
−C線断面図、第3図は本考案に係るローディングポー
ル駆動機構平面図、第4図は第3図のA−A線断面図、
第5図はローディングポール駆動機構の斜視図、第6図
〜第8図は作用説明図、第9図はローディングポールの
作動説明図、第10図はローディングリング方式に係る従
来例の斜視図、第11図は従来のガイドローラ部材の断面
図である。 1……ローディングポール駆動機構、3……ローディン
グリング、4……スライドリング、5……ミドルギヤ、
6……(左)ローディングポール駆動アーム、11……左
ローディングポール(他方のローディングポール)、25
……右ローディングポール(一方のローディングポー
ル)、30……ガイドロール部材、T……磁気テープ、B
……シャーシ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープカセットより磁気テープを引き出し
    て、ヘッドドラムに巻き付ける為の一対のローディング
    ポール駆動機構において、 前記ローディングポール駆動機構は、一方のローディン
    グポールを直接的に駆動するローディングリングと、こ
    のローディングリングにピン結合されて共まわりするス
    ライドリングと、このスライドリングのギヤで駆動され
    るミドルギヤと、このミドルギヤで駆動されて他方のロ
    ーディングポールを駆動するローディングポール駆動ア
    ームとからなり、 前記ローディングリングは、それに内接する少なくとも
    3個のガイドローラ部材で平面的な位置決めがなされ、
    これらガイドローラ部材のうちの1個を前記ミドルギヤ
    としたことを特徴とする磁気記録再生装置のローディン
    グポール駆動機構。
JP14906789U 1989-12-25 1989-12-25 磁気記録再生装置のローディングポール駆動機構 Expired - Lifetime JPH0636516Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14906789U JPH0636516Y2 (ja) 1989-12-25 1989-12-25 磁気記録再生装置のローディングポール駆動機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14906789U JPH0636516Y2 (ja) 1989-12-25 1989-12-25 磁気記録再生装置のローディングポール駆動機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0389542U JPH0389542U (ja) 1991-09-12
JPH0636516Y2 true JPH0636516Y2 (ja) 1994-09-21

Family

ID=31695488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14906789U Expired - Lifetime JPH0636516Y2 (ja) 1989-12-25 1989-12-25 磁気記録再生装置のローディングポール駆動機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0636516Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009280778A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Takaki Yokoyama 顆粒ダイヤモンド・コ−テング石鹸

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0389542U (ja) 1991-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0636516Y2 (ja) 磁気記録再生装置のローディングポール駆動機構
US5018401A (en) Translation cam means
JPH081720B2 (ja) 磁気記録再生装置のローディングポール駆動機構
JP2585419B2 (ja) 磁気記録再生装置におけるテープローディング装置
JPH0329793Y2 (ja)
JPH0438058B2 (ja)
JPH0725882Y2 (ja) 回転ヘッド装置のパラレルローディング機構
JP2633985B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPS6289259A (ja) ピンチロ−ラ−移動装置
JPS6158900B2 (ja)
JPH07153153A (ja) 磁気記録再生装置
JPH0629808Y2 (ja) ローディング機構
JPS61188772A (ja) 磁気テ−プ装置
JPH0636263B2 (ja) 磁気テ−プ装置
JPH0430680Y2 (ja)
JPS6282534A (ja) カセツト式磁気記録再生装置
JPH03201248A (ja) 磁気記録再生装置のローディングポール駆動機構
JPH0256739B2 (ja)
JPH05114207A (ja) 磁気記録再生装置のカセツト位置決め機構
JP3006859B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0725880Y2 (ja) 磁気記録及び/又は再生装置
JP2532634B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPS58147848A (ja) 磁気テ−プ装置
JPH05114211A (ja) 磁気記録再生装置のテープローデイング機構
JPH073721B2 (ja) テ−プロ−デイング装置