JPH05114207A - 磁気記録再生装置のカセツト位置決め機構 - Google Patents

磁気記録再生装置のカセツト位置決め機構

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JPH05114207A
JPH05114207A JP3275241A JP27524191A JPH05114207A JP H05114207 A JPH05114207 A JP H05114207A JP 3275241 A JP3275241 A JP 3275241A JP 27524191 A JP27524191 A JP 27524191A JP H05114207 A JPH05114207 A JP H05114207A
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JP
Japan
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gear
cassette
shaft
reel
base
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Pending
Application number
JP3275241A
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English (en)
Inventor
Masao Iwakura
正雄 岩倉
Katsuhiko Izumi
克彦 泉
Masashi Ueda
雅司 上田
Kazuyuki Kodama
一行 児玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Abstract

(57)【要約】 【目的】シャッタ機構を有するカセットを用いる磁気記
録再生装置において,薄型化を図りつつ,シャッタとリ
ール台,シャッタとアイドラギヤとの摺動を防止し,安
定な磁気テープの巻取り動作を行うようにする。 【構成】データムホールを用いてカセットの高さ決めを
行うとともに,さらに,カセットのシャッタの高さ決め
を行う部材をカセット基台に設けた。 【効果】シャッタの高さ決めを行うことにより,シャッ
タとリール台,シャッタとアイドラギヤとの摺動を防止
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生装置のスラ
イド式シャッタ機構を有するカセットのシャッタの位置
決め機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来カセットの水平方向および高さ方向
の位置決めは,図21に示すデータムホールとよばれる
孔部(3a)(3b)(3e)(3f)を用いて行われ
ていた。また,高さ方向に関しては,データムホールの
みならず,各カセットの規格で定められた平坦部を用い
た3点で高さ決めされている。本発明に用いているカセ
ット(3)には,防塵のためのシャッタ(3h),リッ
ド(3d)が用いれられているが,このシャッタはスラ
イド動作を行うため,カセットハーフとシャッタとの摺
動部には,摺動を滑らかにするため,一定のクリアラン
スを設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】データムホールを用い
ることにより,カセット(3)の高さ決めを行うことが
できるが,防塵のためのシャッタはスライド可能であ
り,よって,カセットハーフとの摺動部分に,クリアラ
ンスを設けている。このクリアランスのため,シャッタ
の高さにはバラツキが生じる。シャッタ高さがばらつく
と,シャッタとアイドラギヤ,シャッタとリール台とが
摺動し,リールの回転異常すなわち磁気テープの巻取り
異常を引き起こす。よって,本発明の目的は,シャッタ
機構を有するカセットを用いたメカニズムにおいて,薄
型化された場合においても,シャッタとアイドラギヤ,
シャッタとリール台とが摺動を防止し,安定な巻き取り
動作を行うメカニズムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,磁気テープが巻装されたリールハブをしゅうのうす
るハーフを有し,該ハーフに回動自在に設けられたカセ
ットリッドおよびカセットハーフ表面をスライド可能に
支持されたシャッタ部材とを有するカセットを用いる磁
気記録再生装置において,該シャッタの高さ位置決め部
材を設ける。
【0005】
【作用】高さ方向にばらつきやすいシャッタに,高さ位
置決め機構を設けることにより,アイドラギヤ,リール
台との相対距離を確保することができる。シャッタとア
イドラギヤ,シャッタとリール台との摺動を抑えること
ができる。
【0006】
【実施例】以下本発明の一実施例について図1ないし図
24を用いて説明する。メカニズムは、シリンダ(10
1)やキャプスタンモータ(102)が載置された固定
シャーシ(1)と,カセット(3)が載置されるカセッ
ト基台(2)とから構成され,このカセット基台(2)
は,固定シャーシ(1)上を,記録再生が可能な第一の
位置と,カセット(3)の着脱が可能な第二の位置との
間を往復移動する構成となっている。
【0007】図2から図5を用いて固定シャーシ(1)
上の部品配置を述べる。固定シャーシ(1)上には,記
録再生を行う磁気ヘッドが搭載されたシリンダ(10
1),磁気テープ(32)の駆動やリール(31a)
(31b)の巻取りの駆動力を与えるキャプスタンモー
タ(102),カセット基台(2)の往復移動やメカニ
ズムモードの切り替えを行うローディングモータ(10
3)等が載置されている。また,ローディングモータ
(103)の駆動力を伝える複数の減速ギヤ(104)
〜(107)やモード検出スイッチ(108),複数の
カムギヤ(109)(110)(111)及びカセット
基台(2)の往復移動を行うスライドアーム(11
3),ヨウドウアーム(114),ピンチローラアーム
(115)およびピンチローラ駆動アーム(116)
が,各々固定シャーシ(1)上に植立されたシャフトに
軸支されている。また,カセット基台(2)がシャフト
(1a)(1b)および図示していない他の1個のシャ
フトとにより支持案内される。
【0008】以下,固定シャーシ(1)上の主要部品に
ついて述べる。 モード検出スイッチ(108) モード検出スイッチ(108)は,メカニズム素子の位
置情報を電気信号に変換する回転型スイッチであり,約
360゜使用している。図15に,各モードの配置を示
す。メカニズムモード,7モードに分けられている。モ
ード検出スイッチからは4本の端子が伸びており,1本
をコモンとし,残り3本で,7モードおよび不定位置と
を検出している。ロード/アンロードモードは,同一電
気信号であるが,アンロードストップモード側とFF/
REWモード側とに2分割し,ロード/アンロード内で
の位置情報を得ている。この2分割されたモードのう
ち,アンロードストップモード側においては,T側リー
ル台(202)に,制動力を作用させて回転を防止し,
S側リール台(201)へ磁気テープ(32)を巻取る
動作を行う。
【0009】また,モード検出スイッチ(108)は,
カムギヤ(109)からピンチローラカム(111)へ
駆動力をギヤ伝達している。
【0010】減速ギヤ列(104〜107,110) ギヤの組合せによりギヤの回転数を減少させ、ローディ
ングモータ(103)の発生する駆動力を増加して伝達
する。ローディングモータ(103)の駆動力は、ロー
ディングモータ(103)からギヤ1(104)に伝達
される。以下、ギヤ2(105)と,2段ギヤのギヤ3
(106),ギヤ4(107),Sブレーキカム(11
0)の順に回転数を減じながら駆動力を伝達する。ギヤ
1(104),ギヤ2(105),ギヤ3(106),
ギヤ4(107)は、それぞれギヤシャフト(1d〜1
g)を中心に回転自在である。ギヤシャフト(1d,1
f,1g)は固定シャーシ(1)上に植立される。ま
た,ギヤシャフト(1d,1f)は上部に段部を有し、
S側ガイドプレートの位置決め及び高さ決めを行ってい
る。ギヤシャフト(1e)はS側ガイドプレート(12
1)にギヤ2(105)を回転自在に保持し、ギヤシャ
フト(1e)の上面はS側ガイドプレートの上面よりわ
ずかに突出している。
【0011】Sブレーキカム(110) Sブレーキカムシャフト(110a)を中心に回転し,
S側リール台(201)に制動を加えるSブレーキ(2
30)を制御する端面カム部(110a)を有してい
る。カセット基台(2)が,記録再生が可能な第一の位
置及び該第一の位置の近傍に位置したとき,このカム面
(110a)とSブレーキ(230)とが当接し,Sブ
レーキ(230)を制御し,S側リール台(201)と
Sブレーキ(230)との噛み合いを防止している。ま
た,カセット(3)が排出可能な第2の位置およびこの
第2の位置近傍では,Sブレーキカムシャフト(110
a)によりSブレーキ(230)を制御し,同じくS側
リール台(201)とSブレーキとの噛み合いを防止し
ている。よって,カセット基台(2)の移動中は,常に
噛み合いが外れている。減速ギヤ列の構成の一つとなっ
ている。
【0012】カムギヤ(109) カムギヤ(109)は,Sブレーキカム(110)の減
速ギヤを介して伝達された駆動力により回動され,カセ
ット基台(2)の往復移動を制御する。このための1本
の溝カム部(109a)が形成されており,スライドア
ーム(113)に植立されているシャフト(113a)
が溝カム部(109a)に係合されている。尚,本実施
例では,シャフト(113a)は,固定シャーシ(1)
上に配設されているが,シャフト(113a)の回動部
に孔部を設け,シャフト(113a)を長くし,溝カム
部(109a)からの脱落を起こりにくくしてもよい。
またカムギヤ(109)には,ヨウドウアーム(11
4)を駆動するもう1本の溝カム部(109b)も形成
されている。また,ラック(130)やSブレーキカム
(110)を,わずかなクリアランスを設けて,カムギ
ヤ(109)の上面に配置することにより,カムギヤ
(109)の傾きを抑えている。
【0013】ピンチローラカム(111) モード検出スイッチ(108)とギヤ結合し,ピンチロ
ーラ駆動アーム(116)を回動制御して,ピンチロー
ラ(180)をキャプスタン軸(102a)へ圧接させ
るカムである。
【0014】スライドアーム(113) カムギヤ(109)の溝部(109a)にシャフト(1
13a)が係合されることにより回転駆動され,スライ
ドプレート(271)とシャフト(113b)とによ
り,カセット基台(2)を往復移動させるアームであ
る。このアームの回転軸は,カセット基台(2)の支持
案内シャフト(1b)を用いている。
【0015】ヨウドウアーム(114) カムギヤ(109)の溝部(109b)により回転駆動
され,カムギヤ(109)との係合シャフト(114
a)の植立部は,カムギヤ(109)より固定シャーシ
側に配置されている。溝部(109a)と係合している
シャフト(114a)は,溝幅より大きな径のフランジ
を設けて,抜け止めとしている。該シャフト(114
a)のカムギヤ(109)への係合,組立ては,溝部
(109b)の終端の大きな孔部(109c)で行って
いる。該孔部(109c)は,上記通常の7個のメカニ
ズムモードでは使用しない位置にあるため,通常動作で
は,シャフト(114a)と溝部(109b)とは,外
れることがない。また,ロックスライダー(117)を
スライド駆動するシャフト(114b)が該アーム(1
14)の先端に設けられている。このシャフト(114
b)もフランジにより,ロックスライダー(117)の
溝部(117a)からの脱落を防止している。
【0016】ピンチローラ駆動アーム(116) ピンチローラカム(111)により駆動され,ピンチロ
ーラ圧着アーム(118)を回転駆動し,REVモード
でのT側リール台(202)へ制動力を加えるREVバ
ックテンションアーム(232)を回動制御する。
【0017】ピンチローラアーム(115) ピンチローラ(180)が,回転自在に植立されてお
り,ピンチローラ(180)をキャプスタン軸(102
a)へ圧接駆動させる。また,該アーム(115)のロ
ーディングは,カセット基台(2)の端面(2e)とピ
ンチローラアーム(115)の端面(115a)および
カセット基台(2)の端面(2f)(2g)とピンチロ
ーラアーム(115)上のシャフト(115b)とによ
りカセット基台(2)のスライドにともないロード/ア
ンロードされる。キャプスタン軸(102a)への圧着
は,ピンチローラアーム(115)と同軸に回転駆動さ
れるピンチローラ圧着アーム(118)の回動により,
圧着スプリング(119)によっておこなわれる。
【0018】S側ガイドプレート(121) S側ヒキダシローラアーム(211)の端部に固着され
たシャフト(211b)が係合し,カセット基台(2)
のスライド動作により,S側ヒキダシローラアーム(2
11)を回転駆動する逆L字状の溝部(121a)が形
成されている。
【0019】T側ガイドプレート(122) T側ヒキダシローラアーム(221)を回転駆動するた
め,固定シャーシ(1)の立ち上げ部(1h)にネジ締
結され,かつ,カセット基台(2)上方に配置され,T
側ヒキダシローラアーム(221)の端部に固着された
シャフト(221b)と当接する端面カム部(122
a)が形成されている。
【0020】CCベース(170) シリンダ(101)を所定の位置,角度,方向に傾けて
載置させるための傾斜面を有しており,その傾斜方向
は,略カセット(3)側である。シリンダ(101)
は,固定シャーシ(1)側から,上シリンダ(101
a)部を,図11に示すCCベース(170)の中央部
の孔を貫通させて,位置決め固定する。
【0021】また,T側ではT側ガイドポストベースA
(258)を圧着固定するための載置面(170a)お
よび載置面(170a)までガイドベースの移動を案内
する溝部(170b)が形成されている。この溝部(1
70b)はガイドバン(120)の溝部(120b)と
連結させている。また,T側の稜線(170c)はT側
ガイドポストベースB(259)の移動を案内する溝部
を形成するために用いられている。 また,CCベース
(170)には,ガイドバン(120)がネジ締結され
ている。さらに,ガイドバン(120)を位置決めする
ためのシャフト(172)がCCベース(170)に植
立されている。また,リンクのストッパー用の側壁(1
70h)(170i)が設けられている。
【0022】S側キャッチャ(160) CCベース(120)上に固定され,S側ガイドポスト
ベース(246)の移動を案内する溝部(160a)を
有し、ガイドバン(120)の溝部(120a)と連結
されている。また,S側キャッチャ(160)には,S
側ガイドポストベースB受けシャフト(164)が植立
され、S側ガイドポストベース(246)がこのシャフ
ト(164)と載置面(160b)に圧着規制されるこ
とにより,S側ガイドポストベース(246)の位置,
姿勢を確保する。
【0023】S側ガイドポストベース(246)の位
置,姿勢が確保されることにより、S側第1ガイドロー
ラ(50),S側第1傾斜ポスト(246c)の姿勢及
び位置決めが行われる。また,図10に示すように,S
側キャッチャ(160)には,磁気テープ(32)の磁
性面側と転接するS側第2ガイドローラ(161),さ
らに磁気テープ(32)の磁性面側と摺接するS側第2
傾斜ピン(162)及びS側高さ規制ガイド(163)
が植立されている。S側高さ規制ガイド(163)は,
磁気テープ(32)の走行高さを規制する上フランジ
(163a),下フランジ(163b),磁気テープ
(32)の磁性面側と転接するスリーブ(163c)や
圧縮スプリング(163d)から構成され,S側キャッ
チャ(160)に植立された図示していないネジ部を有
するシャフトに同軸上に配置されている。
【0024】T側キャッチャ(150) T側キャッチャ(150)は,T側第2ガイドローラ
(52)の姿勢と位置決めを行なう。キャプスタンモー
タ(102)のヨーク(102f)上に配置されてお
り,キャプスタン軸(102a)の軸受のホルダー部
(102b)に2ヵ所でネジ締結され,固定位置決めさ
れる。さらに,T側第2ガイドローラ(52)の圧着時
にT側キャッチャ(150)の変形を防止するため,キ
ャプスタンモータ(102)の固定シャーシ(1)へネ
ジ締結する位置で,水平方向,高さ方向の変形防止スト
ッパー(118)を設置している。
【0025】ガイドバン(120) S側ガイドポストベース(246)と,T側の2個のガ
イドポストベース(258),(259)の移動軌跡を
決定する。また,カセット(3)の装着,排出時の,カ
セット(3)内での,ガイドローラ(50),(5
1),(52)等の収納位置を決定する3本の溝(12
0a),(120b),(120c)を有している。こ
のガイドバン(120)のネジ締結位置は,CCベース
(170)に2ヵ所,キャプスタンホルダ(102b)
1ヵ所の合計3ヵ所で行われている。また,ガイドバン
(120)の配置は,カセット基台(2),リンクプレ
ート(240)を,ガイドバン(120)と固定シャー
シ(1)とではさみ込む位置とした。S側の溝部(12
0a)周辺の一部は,S側キャッチャ(160)の傾斜
面と接合するための傾斜面(120f)を有している。
T側の溝部(120b)(120c)周辺は,平坦であ
る。また,ガイドローラの収納時の高さをそろえるた
め,ガイドバン(120)のS側とT側では段差をもう
け,T側を高くしている。
【0026】ラック(130) 固定シャーシ(1)上にネジ締結により固定されてい
る。カセット基台(2)上の伝達減速ギヤ(241)と
噛み合い,カセット基台(2)がスライド動作を行うこ
とにより,伝達減速ギヤ(241)を回転させ,伝達減
速ギヤ(241)とギヤ結合しているS側リンクギヤ
(241)を回転駆動する。また,ラック(130)
は,軸(1i)のまわりに回動自在となっているため,
伝達減速ギヤ(241)が軸支持されているカセット基
台(2)を組み込むときは,ラック(130)を,伝達
減速ギヤ(241)が噛み合わない位置に(図12中A
方向に),回動させ退避させておく。カセット基台
(2)の組込後,ラック(130)を正規の位置に回動
させ,伝達減速ギヤ(241)とラック(130)とを
噛み合わせる。
【0027】また,カムギヤ(109)の上面に配置す
ることにより,カムギヤ(109)の浮き,傾きを防止
している。
【0028】プーリギヤ(140) キャプスタンモータ(102)の回転により回転駆動さ
れる。このプーリギヤ(140)には,歯付きベルト
(141)が懸架されており,さらにこの歯付きベルト
(141)は,巻取りクラッチ(142)に懸架されて
いる。よって,キャプスタンモータ(102)の回転駆
動力が,プーリギヤ(140),歯付きベルト(14
1)を介して,巻取りクラッチ(142)に伝達され
る。
【0029】キャプスタンモータ(102)のギヤ部
(102e)と噛み合っているギヤ部(140b)を固
定シャーシ側(1),歯付きベルト(141)が噛み合
っているギヤ部(140a)を,カセット基台(2)側
としている。
【0030】巻取りクラッチ(142) 図21を用いて,巻き取りクラッチ(142)について
説明する。カセット(3)内のテープ(32)を,一定
のトルクで巻取るためのトルクリミッターを有し,トル
クリミッターを介し,センタギヤ(142a)を回転駆
動する。センターギヤ(142a),すなわちキャプス
タンモータ(102)の回転方向に応じて,S側リール
台(201)またはT側リール台(202)を選択的に
回転駆動するアイドラギヤ(143)が,センターギヤ
(142a)と噛み合っている。
【0031】プーリギヤ(140)と該歯付きベルト
(141)によりキャプスタンモ−タ(102)の回転
を,滑ることなく巻取りクラッチ(142)のギヤB部
(142b)に伝達する。ギヤB部(142b)には,
ヨーク(142d)と呼ばれる珪素鋼板が固着されてお
り,このヨーク(142d)に円環状のマグネット(1
42e)が吸着されている。また,ギヤB部(142
b)のヨーク(142d)内周部には,ポリアセタ−ル
樹脂等による回転軸支持部(142f)が形成されてい
る。該回転軸支持部(142f)は,樹脂性ワッシャ
(142g)上に載置されている。また,該樹脂性ワッ
シャ(142g)は円筒上段付きシャフト(142h)
の段差部(142i)に載置されている。該段付きシャ
フト(142h)は,固定シャーシ(1)に固着された
支持シャフト(1k)により回転自在に軸支持される。
段付きシャフト(142h)には,同心円状に磁気的な
ヒステリシスロスを発生するヒステリシス板(142
j)が固着されている。さらに,該ヒステリシス板(1
42j)の外周部に同じく同心円状に,ポリアセタ−ル
樹脂等のギヤ部C(142k)が形成されている。ま
た,段付きシャフト(142h)には,段付きシャフト
(142h)と一体となって回転するセンターギヤ部
(142a)が形成されている。図21では,段付きシ
ャフト(142h)とセンターギヤ部(142a)とを
一体に回転させるため,圧入させているが,圧入部を六
角等の多角形形状とさせて,一体に回転させても良い。
センタギヤ−部(142a)には,リ−ルダイ(20
1)(202)のリ−ルギヤ部(201a)(202
a)と噛み合い,リ−ルダイ(201)(202)を回
転駆動するアイドラギヤ(143)が噛み合っている。
アイドラギヤ(143)は,アイドラアーム(144)
に回転自在に軸支持されている。アイドラアーム(14
4)は,センターギヤ(142a)に軸支持されると共
に,マグネット(142l)側に吸引されている。よっ
て,アイドラアーム(144)を,ヒステリシスロスを
発生させる材料とすることで,アイドラアーム(14
4)に回転トルクを発生させることができる。
【0032】ギヤB部(142b)およびギヤ部C(1
42k)には,トルク切り替えギヤ(231a)が,噛
み合い可能となっている。トルクの発生機構について説
明する。ギヤB部(142b)に吸着されているマグネ
ット(142e)からの漏洩磁束がヒステリシス板(1
42j)を通過し,再びマグネット(142e)に戻
る。この漏洩磁束のル−プのなかで,ヒステリシス板
(142j)を通過するとき,ヒステリシスロスにより
トルクを発生する。従って,この漏洩磁束が多いほど伝
達トルクは多くなる。漏洩磁束を多くするため,実施例
に示すように,マグネット(142e)のヒステリシス
板(142j)とは反対側にヨーク(142d)を設
け,ヒステリシス板(142j)側に漏洩磁束量を多く
している。しかしながら,本発明では,,ヒステリシス
板(142j)とは反対側の,アイドラアーム(14
4)側にも漏洩磁束を発生させる必要がある。また,ヨ
ーク(142d)は,ヒステリシス側への漏洩磁束量を
多くするだけでなく,吸着によるマグネット(142
e)の固定にも用いている。従ってヨ−ク板(142
d)を載置しながらアイドラアーム(144)側へ漏洩
磁束を発生させる必要がある。ヨ−ク板(142d)を
載置しながらアイドラアーム(144)側へ漏洩磁束を
発生させるため,ヨ−ク板(142d)のアイドラアー
ム(144)側に直接マグネット(142l)を載置し
ている。マグネット同しの磁束の相殺を防ぐため,両マ
グネット(142e)(142l)の着磁ピッチを一致
させている。尚,磁束を強くするため,ヨーク板(14
2d)の一部をカット視,直接マグネット(142e)
(142l)同しを吸着させてもよい。
【0033】次にカセット基台(2)に配置された構成
部品について述べる。 リール台(201)(202)。 S側(201),T側リール台(202)は,各々カセ
ット基台(2)上に植立されたリールシャフト(2
a),(2b)に軸支持されている。アイドラギヤ(1
43)によって回転駆動されるこれらのリール台(20
1,202)は,巻取りクラッチ(142)のカップリ
ングトルクによって,一定のトルクでカセット(3)内
のリール(31)を回転駆動し,磁気テープ(32)を
一定のトルクで巻取っている。
【0034】Sブレーキ(230) 固定シャーシ(1)上のSブレーキカム(110)によ
り制御されることにより,S側リ−ル台(201)に,
停止モ−ドにおいて制動力を作用させる。
【0035】Tブレーキ(235) ロックスライダー(117)により制御されることによ
り,T側リ−ル台(202)に,停止モ−ドにおいて制
動力を作用させる。
【0036】ロックスライダー(117) カセット基台(2)の裏面に配置され,ヨウドウアーム
(114)により,図6のA方向に往復駆動され,図示
していないカセットボックスのロック及び解除を行う。
また,カセット基台(2)に軸支持され,リール台(2
01,202)へ加える巻取トルクを切り換えるトルク
切り替えアーム(231)やTブレーキ(235)を制
御する。
【0037】リンクプレート(240) カセット基台(2)にネジ締結され,S側リンクA(2
44),S側リンクギヤ(242)がシャフト(240
a)に,T側リンクA(252),T側リンクギヤ(2
50)がシャフト(240b)に,伝達減速ギヤ(24
1)がシャフト(240c)によりそれぞれ回転自在に
かしめられている。S側T側のリンク(244)〜(2
57),リンクギヤ(242),(250)は,リンク
プレート(240)と固定シャーシ(1)により挾まれ
る空間に配置されている。また,カセット基台(2)の
移動と共に,リンクプレート(240)も移動するが,
このリンクプレート(240)は,ガイドバン(12
0)と固定シャーシ(1)とで挾まれる領域に滑り込ま
れる。
【0038】伝達減速ギヤ(241) リンクプレート(240)に軸支持されている。また,
図12に示すように,2段ギヤ構成となっており,下段
の大歯車(241b)は,固定シャーシ(1)上のラッ
ク(130)とかみあい,上段の小歯車(241a)
は,S側リンクギヤ(242)と噛み合っている。よっ
て,カセット基台(2)が移動することにより,伝達減
速ギヤ(241)が回転し,S側リンクギヤ(242)
を回転駆動せしめる。カセット基台(2)の移動の全過
程において,伝達減速ギヤ(241)とラック(13
0)とが噛み合っている。
【0039】次ぎに,主に図11から図14を用いてリ
ンク機構について説明する。 S側リンク(244),(245) 図12に示すように,S側リンクギヤ(242)が回転
駆動されると,同軸配置のS側リンクギヤ(242)に
係止されたS側リンクスプリング(243)の付勢力に
より,S側リンクA(244)が回転駆動される。S側
リンクA(244)は,S側リンクB(245)を回転
自在に支持している。S側リンクB(245)には,S
側ガイドポストベース(246)に植立されたS側ガイ
ドポストベースシャフトB(246b)が係合されてい
る。よって,S側リンクA(244)が回転駆動される
ことにより,S側ガイドポストベース(246)がガイ
ドバン(120)に形成された溝軌跡に沿って移動す
る。また,S側リンクギヤ(242)とS側リンクA
(244)とは,同軸で積層構造となっている。そのS
側リンクギヤ(242)に設けられたシャフト(242
a)がS側リンクA(244)の切欠き部に配置され,
S側リンクギヤ(242)の回動角度にたいしS側リン
クA(244)の回動角度の差が所定以上大きくなる
と,S側リンクA(244)の端面(244a)がシャ
フト(242a)に当接し、回動駆動されることにな
る。アンローディング動作においては,シャフト(24
2a)がもう一方の端面(244b)と当接することに
より,S側リンクA(244)を回転駆動し,収納す
る。また,一方において,S側リンクA(244)の切
欠き部の形状は、S側リンクギヤ(242)とS側リン
クA(244)の回動角度の差が所定値より小さくなる
ことを防止し、S側リンクスプリング(243)が外れ
ないようにしている。また,このシャフト(242a)
の高さはS側リンクA(244)の厚みよりわずかに大
きくすることにより,リンクプレート(240)とS側
リンクギヤ(242)との隙間を確保し,S側リンクA
(244)を回動しやすくしている。
【0040】また,他の実施例として,S側リンクギヤ
(242)に,S側リンクシャフト(240a)を含む
3角形の各頂点に凸部を形成し,いかなる場合において
も,S側リンクギヤ(242)とリンクプレート(24
0)との距離を,S側リンクA(244)の厚みより多
く設定するようにしても良い。なお,この3箇所の凸部
の一部あるいはすべてをS側リンクギヤ(242)では
なくリンクプレート(240)に設けても良い。また,
T側リンクギヤ(250)も同様にしてもよい。
【0041】T側リンク(252),(253),(2
54),(255),(256),(257) T側リンクは,2節リンクと3節リンクの複合構造であ
り,かつ2節リンクの連結部と3節の連結部は別構造と
している。3節リンクの先端には,T側ガイドポストベ
ースB(259)が係止され,2節リンクの先端には,
T側ガイドポストベースA(258)が係止されてい
る。T側ガイドポストベースA(258)は,圧縮スプ
リング(260)により,圧着固定され,T側ガイドポ
ストB(259)は,T側リンクA(252)に係止さ
れているT側リンクスプリング(251)により圧着固
定されている。
【0042】S側リンクギヤ(242)により,T側リ
ンクギヤ(250)が回転駆動される。この,T側リン
クギヤ(250)のピッチ円直径は,S側リンクギヤ
(242)のピッチ円直径より小さくすることにより,
T側リンクギヤ(250)の回動角度を大きくし,ギヤ
伝達によるバックラッシ分を吸収している。T側リンク
A(252)は,S側リンクA(244)と同様に,T
側リンクギヤ(250)と積層構造になっている。さら
に,T側リンクA(252)のロード/アンロードでの
駆動方法も,S側リンクA(244)と同様に,圧着用
T側リンクスプリング(251)とT側リンクギヤ(2
50)のシャフト(250a)とT側リンクA(25
2)の切欠き部とにより行っている。切欠き部は小さい
ほうが,リンクギヤ(250)とT側リンクA(25
2)との回動角度差を小さくすることができる。また,
切欠き部は小さいほうが,ガイドポストベース(25
8)(259)のローディングでの摺動負荷による圧着
用スプリング(251)(260)の変形量のばらつき
を抑えることができる。しかしながら,圧着力を得るた
めには,所定のT側リンクギヤ(250)とT側リンク
A(252)との回転角度差を必要とするため,零には
できない。よって,圧着用スプリング(251)の力の
みでT側リンクA(252)をローディングすることに
なるときがある。圧着用スプリング力のみでのリンクの
ローディングでは,ローディング負荷のバラツキによ
り,ローディングタイミングが微妙に変化する。
【0043】T側リンクA(252)には,T側リンク
D(255)が回動自在に支持されている。T側リンク
D(255)の他端には,T側リンクE(256)が回
動自在に支持されている。T側リンクE(256)を回
動自在に支持しているシャフト(255a)は,ガイド
バン(120)の溝(120c)およびT側キャッチャ
(150)の溝(150a)に係合し,移動,回動軌跡
を決めている。T側リンクB(253)は,Eリング
(261)とシャフト(262)により,T側リンクA
(252)に回動自在に支持されている。また,T側リ
ンクB(253)の先端には,T側ガイドポストベース
A(258)のシャフト(258b)が嵌合されてい
る。T側リンクA(252)とT側リンクB(253)
との間でかつT側リンクB(253)とT側ガイドポス
トベースA(258)との間には,T側リンクB(25
3)と積層となる位置にT側リンクC(254)が配置
されている。さらに,T側ガイドポストベースA(25
8)の圧着力を得る圧縮スプリング(260)が,T側
リンクB(253)とT側リンクC(254)とに係止
されている。
【0044】図14に示すように,T側ガイドポストベ
ースA(258)の圧着時の圧着ロス(摺動ロス)を防
止するため,T側リンクB(253)の回動支軸(26
2)を段付き形状とすることにより,T側リンクB(2
53)とT側リンクA(252)との隙間を,T側リン
クC(254)の厚みより常に大きく確保している。同
様に,T側リンクB(253)とT側ガイドポストベー
スA(258)とで挟まれる位置においても,常にT側
リンクC(254)の厚み以上の隙間を,T側リンクB
(253)とT側ガイドポストベースA(258)との
間に確保している。
【0045】S側ヒキダシローラアーム(211) カセット基台(2)上に軸支持されているS側ヒキダシ
ローラアーム(211)の軸部(211a)は,カセッ
ト(3)のデータムホール(3a)内に位置させ,軸部
(211a)の長さを確保している。このアーム(21
1)は,カセット基台(2)のスライド動作により,ア
ーム(211)に植立されたシャフト(211b)が固
定シャーシ(1)上のS側ガイドプレート(121)の
逆L字状溝部(121a)の端面を摺動することにより
により,軸(2c)の周りに回動される。
【0046】T側ヒキダシローラアーム(221) S側ヒキダシローラアーム(211)と同様にカセット
基台(2)上に軸支持されているT側ヒキダシローラア
ーム(221)の軸部(221a)は,カセット(3)
のデータムホール(3b)内に位置させ,軸部(221
a)の長さを確保している。このアーム(221)も,
カセット基台(2)のスライド動作により軸(2d)の
周りに回動されるが,アーム(221)に植立されたシ
ャフト(221b)は固定シャーシ(1)固着されたの
T側ガイドプレート(122)のL字状端面(122
a)を用いている。
【0047】リール台(201),(202) カセット(3)内のリール(31a)(31b)と嵌合
し,リール(31a)(31b)を回転駆動するととも
に,リール(31a)(31b)の制動を行う。図2中
の左側のリール台をS側リール台(201),右側のリ
ール台をT側リール台(202)と呼ぶこととし,F
F,CUE,記録再生時では,S側リール台が供給側リ
ール台,T側リール台が巻取側リール台となり,RE
W,REVでは逆に,S側リール台(201)が巻取側
リール台,T側リール台(202)が供給側リール台と
なる。図22に示すS側リ−ル台(201)をもちいて
リール台構造を説明する。S側リ−ル台(201)は,
カセット基台(2)に回転自在に軸支持されている。ク
ロウ(203)は,軸方向に往復移動可能であり,圧縮
コイルスプリング(205)により,抜け止めよう樹脂
性ワッシャ(207)に押圧されている。樹脂性ワッシ
ャ(207)は,軸(2a)で固定されるため,クロウ
(203)と樹脂性ワッシャ(207)あるいは樹脂性
ワッシャ(207)と軸(2a)との摺動によるロスト
ルクが発生する。このロストルクは,FFやREWある
いはローディング時のS側リール台(201)のバック
テンショントルクに用いている。T側リール台も同様な
構造である。
【0048】中立位置決め部材(280) アイドラギヤ(143)が選択的にリールダイ(20
1),(202)のギヤ部(201a),(202a)
と噛み合っているときの,アイドラギヤ(143)とリ
ール台(201),(202)との軸間距離を定めるた
めの部材であって,カセット基台(2)に固着されてい
る。アイドラアーム(144)の首振り発生機構によ
り,アイドラアーム(144)が回動させられると,ア
イドラアーム(144)のシャフト(144a)が,中
立位置決め部材(280)の凹部に当接し,所定の回動
角度に位置決め規制される。ロード/アンロードモード
では,中立位置決め部材(280)は,カセット基台
(2)のスライドによりアイドラアーム(144)から
離間していき,アイドラアーム(144)の回動角度の
規制を解除する。
【0049】REVバックテンションアーム(232) 図23にREVバックテンションアーム(232)の断
面図を示す。
【0050】REVモードでのT側リール台(202)
へのバックテンションを付加するアームである。アーム
(232)の先端に回転自在で,T側リール台(20
2)のギヤ部(202a)と噛み合うギヤ部(232
a)を有している。このギヤ部(232a)を同じく該
アーム(232)に設けたフェルト(233)等の緩衝
部材に押圧するスプリング(234)材を有し,この押
圧力によるロストルクによりT側リール台(202)に
バックテンションを与える。
【0051】トルク切替アーム(231) PBモード,CUEモード,REVモードのテープ(3
2)の巻取トルクにたいし,FF/REWモードでの巻
取トルクを増加させるための,トルクを切替るアームで
あって,FF/REWモードでは,ギヤ部(231a)
を,巻取りクラッチ(142)に噛み合わせることによ
り,滑り機構によるトルクリミッターを介さずに,直接
キャプスタンモータ(102)のトルクをリール台(2
01),(202)にギヤ伝達する。
【0052】ガイドポストベース(246),(25
8),(259) ガイドポストベースは3個存在し,S側が1個,T側が
2個となっている。S側の1個(246)と,T側のシ
リンダ(101)近傍のガイドポストベースA(25
8)には,軸方向に調整可能にガイドローラ(50)
(51)が装着されており,また傾斜シャフト(246
c),(258c)が固着されている。さらに,ガイド
ポストベース(246),(258)の移動軌跡をガイ
ドする2本の平行なボスを有している。このうち,1本
は,ガイドバン(120)やS側キャッチャ(16
0),CCベース(170)からの抜け止めを受け持つ
フランジを有し,他の1本はリンク(245),(25
4)に嵌合されて,ガイドポストベース(246),
(258)を駆動するに用いる。一方,他の1個のT側
ガイドポストベースBの2本のポストは平行ではなく,
1本(259b)はT側キャッチャ(150)の,T側
ガイドポストベースBの搭載面に垂直であり,他の1本
(259a)は,T側第2ガイドローラ(52)と同軸
に形成されている。
【0053】カセット基台(2) 図6に示すように,カセット基台(2)には,カセット
基台(2)のスライドを案内する3本の溝(2m)(2
n)(2p)が形成されている。また,ロックスライダ
(117)が水平面内を摺動可能に,トルク切り替えア
ーム(231),REVバックテンションアーム(23
2)がそれぞれ回動可能に,カセット基台(2)の固定
シャーシ(1)側に支持されている。
【0054】次に,図1のシャッター(3h)の高さ決
めについて説明する。シャッター(3h)の高さ決め部
材(2i)(2j)を用いて,リ−ルダイ(202)と
シャッター(3h)との摺動を防止ている。この高さ決
め部材(2i)(2j)は,それぞれSブレーキ(23
0),Tブレ−キ(235)の回動軸である。
【0055】カセット(3) 図21にカセット(3)を示す。カセット(3)には磁
気テープ(32)が巻装されたリール(31a)(31
b)が収納されている。カセット(3)には,カセット
(3)の位置決めを行うデータムホール(3a)(3
b)(3f)(3g)が設けられている。また,図21
(a)と(b)に示すように,防塵のための,磁気テー
プ(32)を覆い隠すためのリッド(3d)シャッタ
(3h)が設けられている。リッド(3d)はカセット
(3)に回動自在に支持されており,シャッター(3
h)は往復移動可能に支持されている。
【0056】次にメカニズムモードについて説明する。
メカニズムモードは下記の6ポジション設けている。 イジェクトモード 図示していないカセットボックス
のロックを外すポジション。
【0057】アンロードストップモード 図4にアン
ロードストップモードでのメカニズム状態を示す。同じ
く図5に,アンロードストップモードでの固定シャーシ
上の部品配置を示す。アンロードストップモードは,カ
セット(3)の装着排出を可能にするポジションで,カ
セット基台(2)は,カセット(3)が装着排出が可能
な,シリンダ(101)から離れた第2の位置にあり,
ガイドポストベース(246),(258),(25
9)上のガイドポスト(50),(51),(52),
(246c),(258c)及び,ヒキダシローラ(2
10),(220),ピンチローラ(180)等もカセ
ット(3)の開口部(31c)内に位置している。ま
た,REVバックテンションアーム(232)のギヤ部
(232a)やTブレーキ(235)のギヤ部(235
a)とT側リール台(202)のギヤ部(202a)と
の噛み合いは外している。よって,T側リール台(20
2),およびT側リール(31b)は,T側リールシャ
フト(2b)部での回転ロストルク程度の軽いトルクで
回転可能となっている。また,カセット基台(2)のス
ライドにより,トルク切り替えアーム(231)のギヤ
部(231a)と巻取りクラッチ(142)のギヤ部
(142b),(142k)との噛み合いも外してい
る。よって,巻取りクラッチ(142)の一定のトルク
で,テープ(32)をS側リール(31a)に巻取り収
納することを可能にしている。
【0058】ロード/アンロードモード カセット基台(2)をカセット(3)が装着排出が可能
な第2の位置と記録再生が可能な第1との間を往復移動
させるとともに,ガイドポスト(50),(51),
(52),(246c),(258c),ヒキダシロー
ラ(210),(220)をカセット(3)の開口部
(31c)と記録再生位置との間とで移動させるモード
である。さらに,ロードモードにおいては,ガイドポス
ト(50),(51),(52),(246c),(2
58c),ヒキダシローラ(210),(220)によ
りS側リール(31a)よりテープ(32)を引出し,
アンロードモードにおいては,巻取りクラッチ(14
2)による一定のトルクでS側リール(31a)にテー
プ(32)を巻取る。
【0059】図11から図13,および図15から図1
9を用いて,ローディング動作について説明する。尚,
図16から図19に示す一点鎖線Aは,S側リンクA
(244)の軌跡を示し,一転鎖線Bは,S側リンクB
(245)の軌跡を示す。カセット基台(2)がスライ
ドし始めると,S側及びT側ヒキダシローラアーム(2
11),(221)が回動し始める。また,ラック(1
30)と伝達減速ギヤ(241)との噛み合いにより伝
達減速ギヤ(241)も回動し始める。伝達減速ギヤ
(241)の回動は,S側リンクギヤ(242)に伝達
され,さらにS側リンクギヤ(242)と噛み合ってい
るT側リンクギヤ(250)ヘ伝達されていく。各々の
リンクギヤ(242),(250)の回動により,前述
のごとくリンクスプリング(243),(251)を介
しあるいはシャフト(242a),(250a)により
各々のリンクが,図12に示す状態から図11に示す状
態に回動される。
【0060】次ぎに,ローディング動作でのテープ(3
2)の引出しに関して説明する。ガイドポスト(5
0),(51),(52),(246c),(258
c),ヒキダシローラ(210),(220)がローデ
ィングされることにより,S側リール(31a)よりテ
ープ(32)が引出される。ローディング中のテープ
(32)の引出し負荷を低減するため,キャプスタンモ
ータ(102)をT側リール(31b)へテープ(3
2)を巻取る方向(以後CCW方向と呼ぶ)に常に回転
させ,アイドラギヤ(143)とS側リール台(20
1)のギヤ部(201a)とが噛み合うのを防止してい
る。しかしながら,テープ(32)引出し負荷を零にす
ると,リール(31a)の慣性によりリール(31a)
が余分に回転し,テープ(32)引出時にテープ(3
2)弛みを発生するため,適当なS側リール台(20
1)へのバックテンションの付加が必要である。バック
テンションの付加は,前述のごとく,S側リール台(2
01)では,クロウ(203)を圧縮コイルスプリング
(205)で樹脂性ワッシャ(207)に押圧し,樹脂
性ワッシャ(207)とリール台回転シャフト(2a)
と,あるいは樹脂性ワッシャ(207)とクロウ(20
3)との回転ロストルクを用いる。(なお,このバック
テンショントルクは,FF/REWモードでのバックテ
ンションと共用している。)アイドラアーム(144)
は,ローディング中は常にT側リール台(202)側に
付せいされているが,ローディング完了まで付せい続け
ると,アイドラギヤ(143)とT側リール台(20
2)のギヤ部(202a)とが噛み合ってしまう。この
噛み合いを防止するため,アイドラアーム(144)の
端面(144b)をT側リール台(202)と噛み合っ
ているTブレーキ(235)の端面(235b)に当接
させ,Tブレーキ(235)をストッパとする。
【0061】ガイドポストによるテープ(32)の引出
す順序として,図16から図19に示すように,まずヒ
キダシローラ(210),(220)でテープ(32)
を引出し始める。カセット基台(2)がさらに移動する
と,テープ(32)とシリンダ(101)の回転上シリ
ンダ部(101a)に巻き付き始める。回転上シリンダ
(101a)巻き付きと略同時にT側第2ガイドローラ
(52)にもテープ(32)が巻き付き始める。
【0062】次ぎに,Sリール(31a)側にテープ
(32)の残量が少ないときのテープローディング方法
について説明する。ロード/アンロードモードでは,T
側リール台(202)には制動力が作用しているため,
T側リール(31b)からテープ(32)を引出すこと
はできず,テープ(32)の引出しはすべてS側リール
(31a)からである。従って,S側リール(31a)
にテープ残量がないとき,テープローディングができな
くなるため,下記の動作を行う。テープ残量の有無は,
エンドセンサ(192)(193)によりリーダーテー
プを検出して判断する。リーダーテープを検出し,テー
プエンドと判断すると,ローディングモータ(103)
を逆回転し,テープ(32)を巻取りながらアンロード
ストップモードに戻る。前述のごとくアンロードストッ
プモードでは,T側リール台(202)への制動力は解
除されているから,キャプスタンモータ(102)を回
転駆動することにより,S側リール(31a)にテープ
(32)を巻取ることが可能になる。よって,S側リー
ル(31b)にテープローディングに必要な所定量テー
プ(32)を巻取った後,再度テープローディングを行
うことでローディングが可能になる。この時の巻取り量
は,T側リール台(202)の回転検出センサ(19
1)により,T側リール台(202)の回転量を計数す
ることにより算出できる。なお,本実施例では,S側リ
ール(31a)からテープを引出しているが,他の実施
例として,ロード/アンロードではS側リール台(20
1)に制動力を作用させ,T側リールからテープを引出
すようにしても良く,この時は,T側リール側でテープ
エンドを検出したとき,アンロードストップモードに戻
り,T側リール(31b)に巻取った後にテープローデ
ィングを行えば良い。
【0063】テープローディングの異常対策について述
べる。テープローディングの異常には,ガイドローラの
フランジ部でテープをローディングするいわゆる三角ロ
ーディングや,またローディング中のテープがシリンダ
(101)に巻き付けられず,シリンダ(101)の上
方を乗り越えてしまう等がある。これらは主にローディ
ングスタート時にテープ(32)に弛みがあるときに生
じやすい。従って,ローディングスタート時に弛みとり
を行うことが行う必要がある。本実施例でのテープの弛
み取り方法について説明する。弛みを取るためには,本
実施例では,T側リール(31b)に制動をかけ,S側
リール(31a)を回転駆動し,弛み分だけテープ(3
2)をS側リール(31a)に巻取ることを行ってい
る。しかしながら,アンロードストップモードでは,T
側リール台(202)には制動力が作用していないた
め,本実施例では,T側リール台(202)に制動力が
作用しているロード/アンロードモードで,かつカセッ
ト基台(2)が動きだす直前に行っている。図15に,
この直前の位置を検出するためのモード検出スイッチ
(108)のモードパターンを示す。ロード/アンロー
ドモードは,モード検出パターンのUL完ポジション位
置とL完ポジション位置およびそれらの間で行われてい
る。このUL完ポジションを検出することにより,また
このUL完ポジションではカセット基台(2)のスライ
ドを抑え,かつT側リール台(202)へ制動力をかけ
ることにより,上記弛み取りをおこなうことができる。
【0064】アンローディングでのテープ(32)の巻
取りについて説明する。ロードストップモードからイジ
ェクト指令が出されると,ローディングモータ(10
3)が回転し始める。メカニズムモードとしては,ロー
ドストップの次にFF/REWモードを通過し,その後
ロード/アンロードモードに入る。ロード/アンロード
モードを検知後あるいはFF/REWモード終了後一定
時間後からテープ(32)をS側リール(31a)への
巻取りを開始する。ロード/アンロードモードにおいて
は,T側リール台(202)は制動状態としているた
め,ロード/アンロードモードでS側リール(31a)
にテープ(32)を巻取ってもT側リール(31b)か
らテープ(32)が繰り出されることはない。
【0065】カセット基台(2)の移動完了状態では,
シリンダがほぼカセット(3)のリッド(3d)の下に
隠れてしまう。また,S側第2傾斜ピン(162)は,
カセット開口部(3e)に入り込み,S側第2ガイドロ
ーラ(161)やS側高さ規制ガイド(163),キャ
プスタンモータ軸(102a)もカセットリッド(3
d)の下方への配置となる。
【0066】FF/REWモード テープ(32)をS側リール(31a)あるいはT側リ
ール(31b)に高速で巻き取るためのモードである。
高速で巻き取るため,巻取りクラッチ(142)のトル
クリミッターを介さず,キャプスタンモータ(102)
のトルクを直接ギヤ伝達し,高トルクで巻取る。直接ギ
ヤ伝達するため,トルク切り替えアーム(231)の2
段ギヤ(231a)を巻取りクラッチ(142)のギヤ
部(142b),(142k)に噛み合わせることによ
り,巻取りクラッチ(142)が直結駆動となり,高ト
ルクで高速に巻き取ることができる。
【0067】停止モード 停止モードでは,S側リール台(201)はSブレーキ
(230)により,T側リール台(202)はTブレー
キ(235)によりそれぞれ制動力が加えられることに
より,回転が抑えられている。Sブレーキ(230)
は,Sブレーキカム(110)により制御される。Sブ
レーキ(230)に植立されたシャフト(230a)
が,図20に示すように,Sブレーキカム(110)の
端面カムの開放部に位置することにより,Sブレーキカ
ム(110)の回動が自由になり,よって,スプリング
力の回転モーメント図中C方向に回動し,よって,ギヤ
同士が噛み合い,S側リール台(201)がロックされ
る。同様に,T側リール台(202)は,ロックスライ
ダ(117)が図20中矢印A方向に移動することによ
り,Tブレーキ(235)のロックスライダ(117)
による規制が解除され,図示していない制動用スプリン
グによる回転モーメントにより図中B方向に回動し,ギ
ヤ同士が噛み合いT側リール台(202)がロックされ
る。
【0068】記録再生モード 記録再生モードでは,トルク切り替えアーム(231)
の2段ギヤ(231a)と巻取りクラッチ(142)の
ギヤ部(142b),(142k)との噛み合いは外れ
ており,一定のトルクでテープ(32)を巻き取る。ま
た,ピンチローラカム(111)により,ピンチローラ
駆動アーム(116)が図中D方向に回動する。ピンチ
ローラ駆動アーム(116)の図中D方向への回動によ
り,シャフト(116a)が,ピンチローラ圧着アーム
(118)を図中E方向に回動させ,ピンチローラ(1
80)をキャプスタンモータ軸(102a)へ圧着させ
る。また,CUE動作もこのモードで行う。
【0069】REVモード REVバックテンションアーム(232)のギヤ(23
2a)がT側リール台(202)と噛み合うことによ
り,T側リール台(202)に所定にバックテンション
を与える。ピンチローラ(180)はキャプスタンモー
タ軸(102a)へ圧着している。トルク切り替えアー
ム(231)の2段ギヤ(231a)の噛み合いは外れ
ており,一定のトルクで巻取る。
【0070】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば,高さ方向
にばらつきやすいシャッタに,高さ位置決め機構を設け
ることにより,アイドラギヤ,リール台との相対距離を
確保することができる。シャッタとアイドラギヤ,シャ
ッタとリール台との摺動を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すカセット位置決めを示
す断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示すストップモ−ド位置で
の正面図である。
【図3】本発明の一実施例を示すストップモ−ド位置で
の固定シャ−シ上の部品配置を示す正面図である。
【図4】本発明の一実施例を示すアンロ−ドストップ位
置での正面図である。
【図5】本発明の一実施例を示すアンロ−ドストップ位
置での固定シャ−シ上の部品配置正面図である。
【図6】本発明の一実施例を示すストップモ−ド位置で
のスライドシャ−シの部品配置を示す要部裏面斜視図で
ある。
【図7】本発明の一実施例を示す要部ロ−ディング減速
ギヤ列の正面図である。
【図8】本発明の一実施例を示すキャプスタンモ−タ,
ピンチロ−ラア−ム近傍を示す斜視図である。
【図9】本発明の一実施例を示すキャプスタンモ−タ,
ピンチロ−ラア−ム近傍を示す斜視図である。
【図10】本発明の一実施例を示すS側キャッチャ,ロ
−ドモ−タ,ガイドバン等のS側の斜視図である。
【図11】本発明の一実施例を示す停止モ−ド位置での
ガイドポストベ−ス駆動部剤の斜視図である。
【図12】本発明の一実施例を示すアンロ−ドストップ
モ−ド位置でのガイドポストベ−ス駆動部剤の斜視図で
ある。
【図13】本発明の一実施例を示すリンクプレ−ト近傍
の要部裏面斜視図である。
【図14】本発明の一実施例のT側リンクの断面図であ
る。
【図15】本発明の一実施例を示すモ−ド検出スイッチ
のモ−ドパタ−ンである。
【図16】本発明の一実施例のガイドポストベ−スのロ
−ディングを示す正面図である。
【図17】本発明の一実施例のガイドポストベ−スのロ
−ディングを示す正面図である。
【図18】本発明の一実施例のガイドポストベ−スのロ
−ディングを示す正面図である。
【図19】本発明の一実施例のガイドポストベ−スのロ
−ディングを示す正面図である。
【図20】本発明の一実施例のモ−ド操作を示す正面図
である。
【図21】本発明の一実施例を示す巻取りクラッチの断
面図である。
【図22】本発明の一実施例を示すリ−ル台の断面図で
ある。
【図23】本発明の一実施例を示すREVバックテンシ
ョンアームの断面図である。
【図24】カセットの裏面斜視図である。
【符号の説明】
1…固定シャーシ 2…カセット基台 2i…カセット高さ決め部材 2j…カセット高さ決め部材 3…カセット 3i…カセットハーフ 3h…シャッタ 3d…リッド 31a…S側リール 31b…T側リール 32…磁気テープ 210…S側ヒキダシローラ 211…S側ヒキダシローラアーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 児玉 一行 茨城県勝田市大字稲田1410番地株式会社日 立製作所東海工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープ(32)が巻装されたリール
    (31b)を収納するハーフ(3i)を有し,該ハーフ
    (3i)に回動自在に設けられたカセットリッド(3
    d)およびカセットハーフ(3i)表面をスライド可能
    に支持されたシャッタ部材(3h)とを有するカセット
    (3)を用いる磁気記録再生装置において,該シャッタ
    の高さ位置決め部材(2i)(2j)を設けたことを特
    徴する磁気記録再生装置のカセット位置決め機構。
JP3275241A 1991-10-23 1991-10-23 磁気記録再生装置のカセツト位置決め機構 Pending JPH05114207A (ja)

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JP (1) JPH05114207A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0944062B1 (en) * 1998-03-19 2008-11-19 Panasonic Corporation Magnetic recording/reproduction apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0944062B1 (en) * 1998-03-19 2008-11-19 Panasonic Corporation Magnetic recording/reproduction apparatus

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