JPS6374154A - 回転ヘツド式記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は回転ヘッドを用いたビデオレコーダやオーディ
オレコーダ等に用いられる回転ヘッド式記録再生装置に
関するものである。

従来の技術 近年、回転ヘッド式記録再生装置はビデオレコーダのみ
でなくオーディオレコーダにも用いられようとしている
。

以下図面を参照しながら、上述した従来の回転ヘッド式
記録再生装置の一例について説明する。

第９図は従来の回転ヘッド式記録再生装置の要部上面を
示すものである。第９図において、１はテープガイドド
ラムでヘッド（図示せず）を内蔵し、回転する上ガイド
ドラムと、テープ案内リード部をもち回転しない下ガイ
ドドラムとからなる。

２．３はローディングガイドローラでその上下にはテー
プ走行高さを規制するフランジ（図示せず）がある。

４．５は傾斜ガイドピンで傾斜して植設され傾斜して取
付けられたテープガイドドラム１にテープをヘリカルに
巻付けて走行を案内する。θはテープ、７はキャプスタ
ン、８はピンチローラ、９゜１ｏはガイドローラで、カ
セット（図示せず）に近接して設けられ、カセットから
出入りするテープの案内をする。１１はローディングブ
ロックで矢印方向に移動してテープのローディング、ア
ンローディングを行う。

第１０図は第９図の正面を展開して示す図で、テープ走
行の案内部材とテープとの高さ関係を示す。βはリード
部である。

第１１図は第１０図におけるテープ走行の高さ規制状態
の詳細について、誇大表示したものである。即ちガイド
ローラ９，１ｏで高さ規制されたテープ６はローディン
グガイドローラ２，３によってその上フランジで下向き
に規制されてテープガイドドラム１のリードｌに沿って
走行するようになっている。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、このような走行を
得るために、ローディングガイドローラ２．３の高さを
、或は傾きを調整している。高さを低くしすぎると、テ
ープガイドドラム出入口近辺でテープはリードｌに強く
当り中央ではリードから浮上υ、リード沿いがうまく得
られない。従ってトラッキングの直線性が悪化する。又
、ガイドローラ９，１０との高さの差が大きすぎるとテ
ープ６は下側で張りが増大し、上側でたるみを生ずるこ
とになり、特にテープの出側近辺でのテープのヘッドへ
のタッチがうまくできなくて出力不足或は出力変動等の
原因となる。従って高さの差はあまり大きくできない。

傾斜を調節するときは、ローディングガイドローラ２，
３を手前側に倒すようにすると、テープ６は上フランジ
側に当接しながら走行するようになるが、テープの上側
の張シか弱くなり、テープのへッドタソチが不安定とな
る等で調整がむつかしくなるという問題点を有していた
。

本発明は上記問題点に鑑み、調整し易く、安定した性能
の得られる回転ヘッド式記録再生装置を提供するもので
ある。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の回転ヘッド式記録
再生装置は、回転ヘッドをもったテープガイドドラムと
、テープガイドドラムに向って移動しカセット内のテー
プを引き出しテープガイドドラムに所定量巻掛けて走行
を案内するローディングガイドローラと、傾斜ガイドピ
ンとを設けた一対のテープローディングブロックとを備
え、少くとも出側の傾斜ガイドピンはテープを下向きに
附勢する傾斜度が与えられているという構成を備えたも
のである。

作用 本発明は上記した構成によって傾斜ガイトビ／によって
下向きの附勢力が得られるので、ローディングガイドロ
ーラ部の下７ランジで受けるとともに他方ではリード部
に附勢することができるので、テープのリード沿いが確
実に得られるとともに、テープは上側で張力が犬きくな
シ特に出側におけるテープのヘッドへのタッチが確実に
なる。

実施例 以下本発明の一実施例の回転ヘッド式記録再生装置につ
いて、図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の第１の実施例における回転ヘッド装置
の正面を展開して示すものである。傾斜ガイドピン４，
６が向う側に傾いていてテープ６を下向きに附勢してい
るために、その前後のテープも下向きの力を受けるが、
一方はローディングガイドローラ２，３部の下フランジ
で規制され、他方ではリードｌに圧接する力となる。こ
のようにすることでリード沿いが確実になるとともに、
出側でのヘッドタッチが確実になる。

第２図は本発明の第２の実施例の正面展開図である。同
図においては、入側では従来例と同様にローディングガ
イドローラ２部では上７ランジで規制を行うようにした
もので、このために傾斜ガイトビ／４はテープ６を上向
きに附勢力がでるような傾斜度を与えている。

このようにすることによって、入側ではテープ下側での
張力が大きなものとなり、出側ではテープ上側での張力
が大となるので、入側から出側にかけて確実なヘッドタ
ッチが得られることになる。

第３図は第１図における要部の詳細な誇大表示したもの
である。

第４図は第２図における要部の詳細を誇大表示したもの
である。

第５図は傾斜ガイドピンの傾斜度調整方法についての一
実施例の上面を示す図で、１２は傾斜ガイドピン支持部
材でＺ形に曲げられた板状材からできていて一端をロー
ディングブロック１１上にねじ止めされ、他端に傾斜ガ
イドピン４が取付けられている。１３は調整ねじて、傾
斜ガイドピン支持部材の弾性或は、その下部に挿入され
たばね力に抗して上下方向の調整が行なわれる。従って
傾斜ガイドピン支持部材の取付部近傍を支点としての回
動となり傾斜ガイドピン４のテープ走行方向とほぼ直角
方向の傾斜度の調整ができる。

第６図は傾斜ガイドピンの傾斜度調整に関する別の実施
例の上面を示す図で、ローディングブロック１１をロー
ディングガイドローラ２と同軸の回動軸に対してその取
付向きを変えることによって調整できるようにしたもの
である。１４はローディングガイドブロックに設けた長
孔、１５はこの長孔による調整位置への固定ねじである
。

このようにすることで傾斜したテープガイドドラム１に
出入するテープに対する傾斜度の調整ができる。

第７図、第８図は、傾斜ガイド軸に嵌着させるテーパ付
きスリーブの実施例の側断面図で、第７図に示すものは
片側にテーパを設けて、１取付向きを調節してテープと
接する面の傾斜度を変えられるようになっている。

第８図に示すものは嵌合孔に対して斜め方向に伸びる円
筒状としたもので第７図の場合と同様に取付調整ができ
る。

尚、傾斜ガイドピンの傾斜度の調整に関しては、これら
の実施例に限るものではなく他の方法でも可能なもので
ある。

発明の効果 以上のように本発明は回転ヘッドをもったテープガイド
ドラムと、テープガイドドラムに向って移動しカセット
内のテープを引き出しテープガイドドラムに所定量巻掛
けて走行を案内するローディングガイドローラと、傾斜
ガイドピンとを設けた一対のテープローディングブロッ
クとを備え、少くとも出側の傾斜ガイトビ／はテープを
下向きに附勢する傾斜度が与えられるようにしたことに
より出側近傍でのテープのリード沿いとへッドタノチが
確実となシ安定した記録再生をすることができる。

又、テープ走行は入側、出側の両テープローディングガ
イドローラ間で殆んど条件がきまシそれらよシ上流、下
流側の走行条件の影響を受けにくいので、安定したテー
プ走行が得られる。従って走行調整も容易になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例における回転ヘッド式記
録再生装置の正面図、第２図はその第２の実施例におけ
る回転ヘッド式記録再生装置の正面図、第３図は第１図
の要部詳細図、第４図は第２図の要部詳細図、第５図は
傾斜ガイドピンの傾斜度調整機構に関する実施例の上面
図、第６図は別の実施例の上面図、第７図、第８図は傾
斜度の調整をテーパ付きスリーブの嵌着によシ行うよう
にした場合のテーパ付きスリーブの実施例の側断面図、
第９図は従来の回転ヘッド式記録再生装置の上面図、第
１０図はその正面図、第１１図はその要部詳細図である
。 １・・・・・・テープガイドドラム、２，３・・・・・
ローディングガイドローラ、４，６・・・・・・傾斜ガ
イドピン、６・・・・・・テープ、１１・・・・・・ロ
ーディングブロック。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名イー
−−チー７゛り°°住Ｉ″シ４ ６−　　デー７゛

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）回転ヘッドをもったテープガイドドラムと、テー
   プガイドドラムに向って移動しカセット内のテープを引
   き出しテープガイドドラムに所定量巻掛けて走行を案内
   するローディングガイドローラと、傾斜ガイドピンとを
   設けた一対のテープローディングブロックとを備え、少
   くも出側の傾斜ガイドピンはテープを下向きに附勢する
   傾斜度が与えられていることを特徴とする回転ヘッド式
   記録再生装置。
2. （２）入側の傾斜ガイドピンはテープを上向きに附勢す
   る傾斜度が与えられていることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載の回転ヘッド式記録再生装置。
3. （３）傾斜ガイドピンの傾斜度を調整する傾斜ガイドピ
   ン調整手段を備えたことを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載の回転ヘッド式記録再生装置。
4. （４）傾斜ガイドピンでテープを下向き附勢したときは
   、隣接するローディングガイドローラ部の下フランジの
   高さをテープガイドドラムのリードの高さよりも等しい
   かやや高く設定するとともに下フランジによりテープ走
   行高さを規制し、テープを上向き附勢したときは、隣接
   するローディングガイドローラ部の上フランジの高さを
   、そこを走行するテープの下エッジがテープガイドドラ
   ムのリードの高さより等しいかやや低くなるように設定
   するとともに上フランジによりテープ走行高さを規制す
   るようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第１項又
   は第２項記載の回転ヘッド式記録再生装置。