JP2551957B2 - 塗布層を有するポリエステルフィルムの製造法 - Google Patents

塗布層を有するポリエステルフィルムの製造法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ポリエステルフィルムの表面特性、特に接
着性などを改良したポリエステルフィルムの製造法に関
する。
〔従来の技術と発明が解決しようとする問題点〕
二軸延伸ポリエステルフィルムは、優れた特性を有す
ることで広く用いられているものの、用途によっては、
接着性などが悪いという欠点がある。
二軸延伸ポリエステルフィルムの接着性を改良する方
法としては、共重合ポリエステルをフィルム化する方
法、ポリエーテルなどのポリマーを配合する方法、フィ
ルムを溶剤などで処理する方法、コロナ放電処理、プラ
ズマ処理などの方法があるが、これらの方法では接着性
改良効果には限界があり、塗布処理により接着性のある
ポリマーを積層する方法が有効である。
塗布属を有する二軸延伸ポリエステルフィルムの製造
方法として、塗布液を塗布後フィルムを延伸、熱処理す
る塗布延伸法(インラインコーティング法)といわれる
ものがある。この方法は、二軸延伸後のポリエステルフ
ィルムに塗布液を塗布して塗布層を形成する方法で比較
して、フィルムの製膜と塗布を同時に実施するため、幅
広の製品が比較的安価に得られるだけでなく、塗布層と
基体のポリエステルフィルムの密着性が良く、塗布層を
薄膜化できるだけでなく、塗布層の表面特性も特徴のあ
るものが得られる。
塗布延伸法に用いられる塗布剤としては、ポリエステ
ル、ポリウレタン、アクリル系樹脂、ビニル系樹脂など
多くの提案がなされている。しかしながら、塗布剤とし
てのポリエステルは基体となるポリエステルフィルムと
は接着性が良いものの、その上に他の素材と積層した場
合には、接着性が不充分な場合が多く、接着性を改良す
るため共重合成分あるいは共重合量を増加すると固着性
(ブロッキング性)が悪化するという問題が生じる。
このようなことから、本願出願人は、特開昭58−1246
51号などにおいてポリエステルとアクリル系樹脂を配合
した塗布液をフィルムに塗布後、延伸したポリエステル
フィルムを提案し、実用上も有用であることを確認して
いる。しかしながら、これらの樹脂を単に配合した塗布
液では用途により、接着性、塗膜強度、耐水性、耐溶剤
性、透明性、固着性等の問題が生じる場合がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは上記問題点に鑑み、鋭意検討した結果、
ある特定の塗布剤を含有する塗布液を用いた場合、接着
性が改良されることを見出し本発明を完成するに至っ
た。
すなわち、本発明の要旨は、下記置換基群から選ばれ
る少なくとも一つの置換基および重合性のある炭素−炭
素不飽和結合を有する化合物を、不飽和基を実質的に含
まないポリエステルを含有する水溶液または水分散液中
で重合して得られる反応生成物であって、ポリエステル
が核となり炭素−炭素不飽和基を有する化合物の重合体
が外殻を形成しかつポリエステル成分を5〜95重量%含
有する当該反応生成物を含有する塗布液を、ポリエステ
ルフィルムの少なくとも片面に塗布後、延伸することを
特徴とする塗布層を有するポリエステルフィルムの製造
法に存する。
置換基群:エステル基、水酸基、カルボキシル基、エポ
キシ基、アミド基、ハロゲン基、不飽和ジカルボン酸エ
ステル基、フェニル基、置換基を有するフェニレン基 以下、本発明を更に詳細に説明する。
本発明におけるポリエステルフィルムのポリエステル
とは、その構成単位の80モル%以上がエチレンテレフタ
レートであるポリエチレンテレフタレートあるいはエチ
レンナフタレートであるポリエチレンナフタレートであ
る。
本発明のポリエステルフィルムは、必要に応じて無機
粒子、有機粒子、有機系潤滑剤、帯電防止剤、安定剤、
染料、顔料、有機高分子を組成物として含有していても
よい。ポリエステルフィルムに滑り性を付与するために
は、フィルム組成物として微粒子を含有させるが、使用
される製品の滑り性、透明性などの要求特性に応じて突
起形成剤の種類、大きさ、配合量は適宜選択される。
本発明における特定の置換基および重合性のある炭素
−炭素不飽和結合を有する化合物として下記のものが例
示される。
(1) (メタ)アクリレートアルキルエステル メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリ
レート、n−プロピル(メタ)アクリレート、i−プロ
ピル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレ
ート、ジブロモプロピル(メタ)アクリレート、トリブ
ロモフェニル(メタ)アクリレートまたはアルコキシア
ルキル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アク
リレート、i−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチ
ル(メタ)アクリレート、sec−ブチル(メタ)アクリ
レート、ヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘ
キシル(メタ)アクリレート、ペンチル(メタ)アクリ
レート、ヘプチル(メタ)アクリレート、オクチル(メ
タ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、シ
クロヘキスル(メタ)アクリレート (2) 水酸基を有するもの 2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒ
ドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキ
シプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチ
ル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシブチル(メ
タ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アク
リレート、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、ジ−2−ヒドロキシエチルフマレー
ト、モノ−2−ヒドロキシエチル−モノブチルフマレー
トまたはポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレ
ートのようなα、β−エチレン性不飽和カルボン酸のヒ
ドロキシアルキルエステル類 (3) カルボキシル基を有するもの (メタ)アクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、フマ
ル酸、イタコン酸もしくはシトラコン酸のような不飽和
モノ−もしくはジカルボン酸をはじめ、これらのジカル
ボン酸と1価アルコールとのモノエステル類などのα,
β−エチレン性不飽和カルボン酸類や2−ヒドロキシエ
チル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アク
リレート、3−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレー
ト、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、3−
クロロ−2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、ジ−2−ヒドロキシエチルフマレート、モノ−2−
ヒドロキシエチル−モノブチルフマレートまたはポリエ
チレングリコールモノ(メタ)アクリレートの如きα,
β−不飽和カルボン酸ヒドロキシアルキルエステル類と
マレイン酸、こはく酸、フタル酸、ヘキサヒドロフタル
酸、テトラヒドロフタル酸、ベンゼントリカルボン酸、
ベンデンテトラカルボン酸、「ハイミック酸」〔日立化
成工業(株)製品〕、テトラクロルフタル酸もしくはド
デシニルコハク酸のようなポリカルボン酸の無水物との
付加物 (4) エポキシ基を有するもの グリシジル(メタ)アクリレート、(β−メチル)グ
リシジル(メタ)アクリレート、(メタ)アクルグリシ
ジルエーテルもしくは前記α,β−エチレン性不飽和カ
ルボン酸類またはモノ−2−(メタ)アクリロイルオキ
シモノエチルフタレートのような水酸基含有ヒニルモノ
マーと前記ポリカルボン酸無水物との等モル付加物の如
き各種の不飽和カルボン酸に、「エピクロン200,400,44
1,850もしくは1050」〔大日本インキ化学工業(株)製
エポキシ樹脂〕、「エピコート828,1001もしくは1004」
(シェル社製エポキシ樹脂〕、「アラルダイト6071もし
くは6084」(スイス国チバ・ガイキ−社製エポキシ樹
脂〕、「チッソノックス221」〔チッソ(株)製エポキ
シ化合物〕または「デナコール−EX−611」(長瀬産業
(株)製エポキシ化合物)のような、1分子中に少くと
も2ケのエポキシ基を有する各種のポリエポキシ化合物
を等モル比で付加反応させて得らえるもの (5) アミド基を含有するもの (メタ)アクリルアミド、ジメチル(メタ)アクリル
アミド、N−t−ブチル(メタ)アクリルアミド、ジア
セトンアクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリ
ルアミド、N,N′−メチレンビス(メタ)アクリルアミ
ド、(メタ)アクリルアミドとグリオキザールとの反応
物、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン
酸、N,N′−ビス(カルボキシメチル)アクリルアミ
ド、(アクリロイルアミノメチル)イミノジ酢酸、ジメ
チルアミノプロピルメタクリルアミドおよびそのカチオ
ン化物、アクリルアミド−3−メチルブチルジメチルア
ミンおよびそのカチオン化物 (6) ハロゲン系ビニル化合物 塩化ビニル、塩化ビニリデン、フッ化ビニルもしくは
フッ化ビニリデン (7) 不飽和ジカルボンのエステル ジブチルマレート、ジ−2−エチルヘキシルマレー
ト、ジブチルフマレート、ジ−2−エチルフマレート、
ジブチルイタコネート、ジ−2−エチルヘキシルイタコ
ネート 上記した化合物以外にスチレン、α−メチルスチレ
ン、p−tert−ブチルスチレン、ビニルトルエンなどの
芳香族系化合物、(メタ)アクリロニトリル、N−ビニ
ルホルムアミド、N−ビニルアセトアミド、N−ビニル
ピロリドン、N−ビニルスクシンイミド、N−ビニルオ
キサゾリドン、N−ビニルピリジンあるいは酢酸ビニ
ル、安息香酸ビニル、「ベオバ」(シェル社製のビニル
エステル)のようなビニルエステル類、「ビスコート8
F、8FM、3Fもしくは3FM」〔大阪有機化学(株)製の含
フッ素系アクリルモノマー〕パーフルオロシクロヘキシ
ル(メタ)アクリレート、ジ−パーフルオロシクロヘキ
シルフマレートまたはN−1−プロピルパーフルオロオ
クタンスルホンアミドエチル(メタ)アクリレートのよ
うな(パー)フルオロアルキル基を有する化合物、ビニ
ルエトキシシラン、α−メタクリロキシプロピルトリメ
トキシシランなどのシリコン系モノマー類、2−(メ
タ)アクリロイロキシエチルアシッドホスフェート、ジ
ブチル(2−(メタ)アクリロイロキシエチル)ホスフ
ェートなど一般式 で示されるリン原子含有ビニル系モノマー類、ジメチル
アミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエ
チル(メタ)アクリレートなどのジアルキルアミノアル
キル(メタ)アクリレート類、エチレンスルホン酸およ
びそのナトリウム、カリウム等アルカリ金属塩またはビ
ニルメチルスルホン、ビニルエチルスルホン、ビニルブ
チルスルホン等のビニルアルキルスルホン類、ビニルス
ルホンアミド、ビニルスルホンアニリド、ビニルスルホ
ンメチルアニリド等のビニルスルホンアミド類、スチレ
ンスルホン酸およびそのナトリウム、カリウム等のアル
カリ金属塩類、2−アクリロイルオキシエチルトリメチ
ルアンモニウムクロリド、3−(2−アクリロイルオキ
シエチルジメチルジメチルアンモニオ)プロピオネート
などのカチオン性化合物、ダイセル化学工業社製のε−
カプロラクタム付加モノマーであるプラクセルFA、FM
(商品名)や高分子でありながら重合性のモノマーとし
ての機能を有するいわゆるマクロモノマーとしてスチレ
ン系、スチレン−アクリロニトリル、メチルメタブチル
アクリレート、シリコーン、フッ素系重合物などの末端
基に反応性基を有するものやブタジエンなどの共役ジエ
ン系化合物などが挙げられるがこれらに限定されるもの
ではない。
本発明における重合性のある炭素−炭素不飽和結合を
有する化合物と反応するポリエステルとは、溶剤あるい
は水に対して溶解性あるいは分散性のあるものが好まし
く、要すれば炭素−炭素不飽和結合を有する化合物との
反応が均一系であってもよく、不均一系で行なわれても
よい。本発明においては、反応においてポリエステルが
核となり、炭素−炭素不飽和結合を有する化合物が外核
を形成するいわゆるシェル−コア構造となった反応生成
物を塗布剤として用いる。このポリエステルは、飽和ポ
リエステルであり、イオン性であってもよく、非イオン
性であってもよい。飽和かつ非イオン性のポリエステル
は、ジカルボン酸成分として、テレフタル酸、イソフタ
ル酸、2,5−ナフタレンジカルボン酸などの芳香族ジカ
ルボン酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸など
の脂肪族ジカルボン酸、オキシ安息香酸などのオキシカ
ルボン酸およびそれらのエステル形成性誘導体などを用
いることができ、グリコール成分としては、エチレング
リコール、1,4−ブタンジオール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコールなどの脂肪族グリコール、
1,4−シクロヘキサンジメタノールなどの脂環族グリコ
ール、p−キシレンジオールなどの芳香族ジオール、ポ
リエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポ
リテトラメチレングリコールなどのポリ(オキシアルキ
レン)グリコールを用いることができる。これらのポリ
エステルは線状であるが、3価以上のエステル形成成分
を用いて分枝状ポリエステルとすることもできる。
これらのポリエステルにイオン性基を導入することに
より、更に水分散性あるいは水溶性を高めることが好ま
しい。ここでイオン性基としては、アニオン性基が好ま
しく、このアニオン性基とは、スルホン酸基あるいはカ
ルボン酸基あるいはその塩類である。
このスルホン酸塩基、カルボン酸塩基の塩とは、アン
モニウム塩、メチルアミンやエタノールアミンなどのア
ミン塩、リチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウ
ムなどの金属塩である。スルホン酸塩基を有するポリエ
ステルとしては、特公昭47−40873号、特開昭50−83497
号、特開昭50−121336号、特開昭52−155640号各公報な
どで公知のポリエステルあるいはそれらに準じてポリエ
ステルを用いることができる。スルホン酸塩基のポリエ
ステルへの導入方法としては、スルホイソフタル酸、ス
ルホテレフタル酸、4−スルホナフタレン−2,7−ジカ
ルボン酸およびそのエステル形成性誘導体などの金属塩
をポリエステルのエステル交換あるいは重合工程中に添
加し、共重合する方法、エステル形成性脂肪族不飽和化
合物を共重合したポリエステルの不飽和基を亜硫酸水素
ナトリウムあるいはメタ亜硫酸ナトリウムなどのスルホ
ン化剤でスルホン化する方法、スチレンスルホン酸塩、
メタクリルスルホン酸塩などをラジカル開始剤などを用
いてポリエステルにグラフトする方法などがある。カル
ボン酸塩基をポリエステルに導入する方法としては、特
開昭61−228030号に示されているようなカルボン酸塩基
を有するジオキシ化合物をポリエステルと反応させる方
法、アクリル酸塩、メタクリル酸塩などのラジカル開始
剤などを用いてポリエステルに導入する方法などがあ
る。
本発明における炭素−炭素不飽和結合を有する化合物
とポリエステルとの反応は、ポリエステルを水あるいは
溶媒に分散あるいは溶解した状態で炭素−炭素不飽和結
合を有する化合物と混合し、反応触媒として、過酸化水
素、ベンゾイルパーオキサイド、第3級ブチルパーオキ
サイド、ジ−第3級ブチルパーオキサイド、アセチルパ
ーオキサイド、アゾビスイソブチロニトリル、クメンハ
イドロパーオキサイド、過硫酸アンモニウム、過硫酸カ
リウム、2,2−アゾビスアミジノメタン、2,2−アゾビス
アミノエタンまたはこれらの塩酸塩、硫酸塩、硝酸第2
セリウムアンモニウムなどの重合開始剤あるいは2−ヒ
ドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オ
ン、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキ
シ−2−メチルプロパン−1−オンなどの光重合開始剤
を用いて公知の方法で実施できるが、これらに限定され
るものではない。
本発明における重合性のある炭素−炭素不飽和結合を
有する化合物とポリエステルとの反応生成物中のポリエ
ステルの割合いは、5重量%〜95重量%、好ましくは10
重量%〜80重量%である。ここでポリエステルが5重量
%よりも少ない場合は、ポリエステルフィルムへの接着
性や塗膜強度が低下する場合があり、95重量%よりも多
い場合は、炭素−炭素不飽和結合を有する化合物の有用
な特性が反応生成物に有効に導入されない場合があるか
らである。
本発明における炭素−炭素不飽和結合を有する化合物
とポリエステルとの反応生成物を含有する塗布液は、有
機溶剤に溶解した状態でも用いることができるが、塗布
延伸法で用いるためには水溶性あるいは水分散体である
ことが好ましい。この反応生成物を水溶性あるいは水分
散体とする方法は、ポリエステルにアニオン性基などの
親水性基を結合したものを用いる方法あるいは炭素−炭
素不飽和結合化合物として親水性化合物を併用する方法
などにより、反応生成物を親水化しておくことにより、
公知の方法で可能となる。本発明における塗布液の媒体
は好ましくは水であるが、塗布剤の凝集安定性、基体の
ポリエステルフィルムへの塗布性、塗布剤の造膜性など
の改良のため、アルコール類、セルソルブ類、N−メチ
ルピロリドンなどの有機溶剤を塗布液に配合してもよ
い。
本発明における塗布液には、塗布層の固着性(ブロッ
キング性)、耐水性、耐溶剤性、機械的強度の改良のた
め架橋剤としてメチロール化あるいはアルキロール化し
た尿素系、メラミン系、グアナミン系、アクリルアミド
系、ポリアミド系などの化合物、エポキシ化合物、アジ
リジン化合物、ブロックポリイソシアネート、シランカ
ップリング剤、チタンカップリング剤、ジルコーアルミ
ネートカップリング剤、熱、過酸化物、光反応性のビニ
ル化合物や感光性樹脂などを含有していてもよい。ま
た、固着性や滑り性の改良のため無機系微粒子としてシ
リカ、シリカゾル、アルミナ、アルミナゾル、ジルコニ
ウムゾル、カオリン、タルク、炭酸カルシウム、酸化チ
タン、バリウム塩、カーボンブラック、硫化モリブデ
ン、酸化アンチモンゾルなどを含有していてもよく、更
に必要に応じて消泡剤、塗布性改良剤、増粘剤、帯電防
止剤、有機系潤滑剤、有機系高分子粒子、酸化防止剤、
紫外線吸収剤、発泡剤、染料、顔料などを含有していて
もよい。また、本発明の塗布液には、本発明におけるポ
リマー以外のポリマーを塗布液あるいは塗布層の特性改
良のため含有していてもよい。
上述した塗布液をポリエステルフィルムに塗布する方
法としては原崎勇次著、槙書店、1979年発行、「コーテ
ィング方式」に示されるリバースロールコーター、グラ
ビアコーター、ロッドコーター、エアドクタコーターあ
るいはこれら以外の塗布装置を用いてポリエステル未延
伸フィルムに塗布液を塗布し、逐次あるいは同時に二軸
延伸する方法、一軸延伸されたポリエステルフィルムに
塗布し、さらに先の一軸延伸方向と直角の方向に延伸す
る方法、あるいは二軸延伸ポリエステルフィルムに塗布
し、さらに横および/または縦方向に延伸する方法など
がある。
上述の延伸工程は、好ましくは60〜130℃でおこなわ
れ、延伸倍率は、面積倍率で少なくとも4倍以上、好ま
しくは6〜20倍である。延伸されたフィルムは150〜250
℃で熱処理される。
更に、熱処理の最高温度ゾーン及び/又は熱処理出口
のクーリングゾーンにて縦方向及び横方向に0.2〜20%
弛緩するのが好ましい。
特に、60〜130℃でロール延伸法により2〜6倍に延
伸された一軸延伸ポリエステルフィルムに塗布液を塗布
し、適当な乾燥を行ない、あるいは乾燥を施さずポリエ
ステル一軸延伸フィルムをただちに先の延伸方向とは直
角方向に80〜130℃で2〜6倍に延伸し、150〜250℃で
1〜600秒間熱処理を行なう方法が好ましい。
本方法によるならば、延伸と同時に塗布層の乾燥が可
能になると共に塗布層の厚さを延伸倍率に応じて薄くす
ることができ、ポリエステルフィルム基材として好適な
フィルムを比較的に安価に製造できる。
本発明における塗布液は、ポリエステルフィルムの片
面だけに塗布してもよいし、両面に塗布してもよい。片
面にのみ塗布した場合、その反対面には本発明における
塗布液以外の塗布層を必要に応じて形成し、本発明のポ
リエステルフィルムに他の特性を付与することもでき
る。なお、塗布剤のフィルムへの塗布性、接着性を改良
するため、塗布前にフィルムに化学処理や放電処理を施
してもよい。また、本発明の二軸延伸ポリエステルフィ
ルムの塗布層への接着性、塗布性などを改良するため、
塗布層形成後に塗布層に放電処理を施してもよい。
上述のようにして得られる本発明の塗布液を塗布され
たポリエステルフィルムは、ポリエステルフィルムの厚
さが3ないし500μであることが好ましく、塗布層の厚
さは0.01μから5μの範囲が好ましく、さらに好ましく
は0.02μから1μの範囲である。塗布層の厚さが0.01μ
未満では均一な塗布層が得にくいため製品に塗布むらが
生じやすく、5μより厚い場合は、滑り性が低下してフ
ィルムの取扱いが困難になり好ましくない。
〔実施例〕
以下、実施例において本発明を説明するが、本発明は
その要旨を越えない限り以下の実施例によって限定され
ない。
実施例1 (塗布剤の製造) ジカルボン酸成分としてテレフタル酸50モル%、イソ
フタル酸35モル%、ソジウムスルホイルフタル酸15モル
%、グリコール成分としてエチレングリコール67モル
%、ジエチレングリコール33モル%のポリエステルの水
分散液を充分に窒素置換した系はポリアクリルアミドを
溶解し、さらに硫酸第2セリウムアンモニウムを重合開
始剤として添加し、窒素雰囲気下撹拌し、ポリエステル
80部、アクリルアミド20部の割合の反応生成分を得た。
(塗布層を有するポリエステルフィルムの製造) 固有粘度0.65のポリエチレンテレフタレートを280〜3
00℃の温度で溶融押出しし、静電密着法を併用しながら
冷却ドラム上にキャストし、厚さ820μの無定形フィル
ムを得た。このフィルムを95℃で縦方向に3.3倍延伸
し、これに前述の塗布剤を水に分散させた塗布液をフィ
ルムの片面に塗布し、更に110℃で横方向に3.3倍延伸
し、210℃で熱処理して塗布層の厚さ0.08μ、基体のポ
リエステルフィルムの厚さ75μの二軸延伸ポリエステル
フィルムを得た。
本フィルムの塗布層の接着性を評価するため、下記の
ポリマーを2μの厚さに塗布し、その面に幅18mmのニチ
バン社製のセロハンテープを気泡の入らぬように7cmの
長さに貼り、この上を3kgの手動式荷重ロールで一定の
荷重を与える。ポリエステルフィルムの一端を固定し、
セロハンテープの一端を500gの錘に接続し、錘が45cmの
距離を自然落下後に180゜方向の剥離が開始する方法で
接着製を評価した。
(A) 日本合成化学工業社製のポリビニルアルコール
のゴーセノールN−300(商品名) (B) 栗田化学研究所製のポリビニルアルコール−酢
ビ系の製版感光用でスクリーン印刷用エマルジョンであ
るジアゾタイプSD−10(商品名) (C) 栗田化学研究所製のポリビニルアルコール−酢
ビ系の製版感光用でスクリーン印刷用エマルジョンであ
るジアゾタイプSD−40(商品名) (D) 新田ゼラチン社製の写真用ゼラチンであるP−
2225(商品名) (E) 飽和科学社より入手した水酸基19%、アセチル
基1%、ブチラール基80%のポリビニルブチラール 本フィルムと(A)〜(E)の接着性は、セロハンテ
ープと(A)〜(E)の界面で剥離が生じ、本フィルム
と(A)〜(E)の接着性は極めて良好であった。
これに対して実施例1の塗布層を有するポリエステル
フィルムの塗布層のない面に、実施例1の(A)〜
(E)のポリマーを塗布し、実施例1と同様にしてセロ
ハンテープによる剥離試験を行なった。剥離試験により
(A)〜(E)の塗布層はポリエステルフィルムから完
全に剥離し、セロハンテープ側に付着していた。
実施例2 固有粘度0.65のポリエチレンテレフタレートを280〜3
00℃の温度で溶融押出しし、静電密着法を併用しながら
冷却ドラム上にキャストし、厚さ545μの無定形フィル
ムを得た。このフィルムを95℃で縦方向に3.3倍延伸
し、このフィルムの片面にポリエステルと特殊アミド系
アクリルとの反応生成物である高松油脂社製NT−2(商
品名)を90部(固形分重量部)アルキロールメラミンを
10部配合した塗布剤を水に分散させた塗布液を塗布し、
さらに110℃で横方向に3.3倍延伸し、210℃で熱処理し
て、塗布層の厚さ0.10μ、基体のポリエステルフィルム
の厚さ50μの二軸延伸ポリエステルフィルムを得た。
このフィルムの塗布層面に実施例1の(A)〜(E)
の塗布層を実施例1と同様にして設けた。また下記の
(F)の塗布層も同様にして設けた。
(F) 諸星インキ社製のオフセット印刷インキで、紫
外線硬化型のPCD 白(商品名)インキは、明製作所製
のオフセット印刷試験機であるRTテスター(商品名)で
いわゆるベタ印刷をし、ウシオ電機社製の紫外線照射装
置であるUVH−2000型(商品名)で硬化条件160W/cm、フ
ィルム速度12m/分で紫外線硬化を実施し、印刷インキ層
の厚さ1μのフィルムを得た。
(A)〜(F)と本発明のフィルムの接着性は、実施
例1と同様のセロハンテープによる評価法では極めて良
好であった。
なお、(F)のインキと実施例2のフィルムの塗布層
のない面との接着性は、セロハンテープによる試験方法
では、完全に剥離し、不良であった。
実施例3 実施例1で用いた塗布剤の代りに、グリシジルアクリ
レートとポリエステルの反応生成物である高松油脂社性
ペスレジンA−517G(商品名)を用いる以外は実施例1
と同様にして、塗布層の厚さ0.10μ、基体のポリエステ
ルフィルムの厚さ75μのフィルムを得た。
本フィルムの塗布層面に下記の(G)のポリマーを2
μ、(H)の磁性層を5μ、(I)の絶縁塗料を60μの
厚さに各々塗布した。
(G) イーストマン・コダック社製の酪酢酸セルロー
ス (H) ポリウレタン50部(重量部)、ニトロセルロー
ス20部、塩ビ−酢ビ樹脂30部、イソシアネート化合物7.
5部、カーボンブラック12部、レシチン4部、γ−酸化
鉄460部をメチルエチルケトン、トルエン、メチルイソ
ブチルクメンの等量比の溶剤900部にボールミル法で分
散した磁性塗料 (I) 日本アチソン社製の紫外線硬化絶縁塗料である
Electrodag450SS(商品名) (I)の塗布は、スクリーン印刷で行ない、紫外線硬
化は実施例2と同様に実施した。本発明のフィルムと
(G)〜(I)の塗布剤との接着性は、実施例1と同様
にして実施したセロハンテープによる評価では極めて良
好であった。また、(H)の磁性層と本発明のポリエス
テルフィルムの接着性を見るために、硬貨のふちで磁性
層の引掻試験を行なったが、磁性層に凝集破壊が生じ、
磁性層と本発明のフィルムの塗布層の界面には磁性層が
残存し、接着性は良好であった。
これに対して、実施例3の塗布層を有するポリエステ
ルフィルムの塗布層のない面に(G)、(H)、(I)
の塗布層を同様にして設け、セロハンテープによる剥離
試験を実施したところ、完全に剥離した。
実施例4 固有粘度0.65のポリエチレンテレフタレートを280〜3
00℃の温度で溶融押出しし、静電密着法を併用しながら
冷却ドラム上にキャストし、厚さ185μの無定形フィル
ムを得た。このフィルムを95℃で縦方向に3.5倍延伸
し、このフィルムの片面にグリシジルアクリレートとポ
リエステルとの反応生成物である高松油脂社製ペスレジ
ンA400G3(商品名)を塗布し、さらに110℃で横方向に
3.5倍延伸し、225℃で熱処理して、塗布厚さ0.05μ、基
体のポリエステルフィルム15μの二軸延伸ポリエステル
フィルムを得た。
本フィルムの塗布層面に実施例3の磁性塗料(H)を
5μの厚さに塗布し、磁性層面にポリエステル粘着テー
プを貼りつけ、引張試験機によりT型剥離試験を行なっ
た。本フィルムの剥離強度は1/2インチ幅で1189gであ
り、優れた接着性であった。
一方、本フィルムの塗布層を有さぬ面に同様に磁性層
を形成した場合の剥離強度は37gであり、実用上不充分
な接着性であった。
実施例5 固有粘度0.66のポリエチレンテレフタレートを280〜3
00℃の温度で溶融押出しし、冷却ドラム上にキャスト
し、厚さ50μの無定形フィルムを得た。このフィルムを
95℃で縦方向に3.5倍延伸し、このフィルムの片面にア
クリルエステルとポリエステルの反応生成物である高松
油脂社製ペスレジンA517(商品名)を塗布し、さらに11
0℃で横方向に3.5倍延伸し、105℃で熱処理して、塗布
の厚さ0.06μ、基体のポリエステルフィルムの厚さ4.0
μの二軸延伸ポリエステルフィルムを得た。
本フィルムの塗布層面にダイセル化学工業社製の酢酸
セルロースのL−30(商品名)と なる構造の色素からなる感熱昇華型インキ層を形成し、
反対面には硬化性シリコンを用いたいわゆる耐熱易消層
を形成した。本フィルムを感熱転写プリンターに設置
し、合成紙に染着受像層を設けた被記録材料に印字を行
なったところ、印字画像のみが被記録材料に鮮明に昇華
・染着された。
これに対して、塗布層のないポリエステルフィルムに
直接、本実施例の感熱昇華インキ層を形成した場合、フ
ィルムのスリット工程でインキ層が剥離したり、感熱転
写時にインキ層自体が被記録材料に転着する場合があっ
た。
実施例6 実施例1の塗布剤の代りにシリコン基を結合したアク
リル系化合物とポリエステルの反応生成物である高松油
脂社製ペスレジンA−520B(商品名)を30部(固形分重
量部)、三菱油化ファイン社製の水分散性塩化ビニリデ
ン系樹脂であるディオファン207DC(商品名)を59部、
東芝シリコーン社製のポリエーテル変成ポリシロキサン
であるYF−3842(商品名)を10部、分散型シリコーン消
泡剤を1部配合した塗布液を塗布する以外は実施例1と
同様にして、塗布層の厚さ0.18μ、基体のポリエステル
フィルムの厚さ75μmの二軸延伸ポリエステルフィルム
を得た。
本フィルムの塗布層上に熱接着性樹脂層として三洋化
成社製の低分子量のポリスチレンであるハイマーST−12
0(商品名)を10μの厚さに塗布した。本発明のポリエ
ステルフィルムと熱接着性樹脂層との接着性は、フィル
ムの巻取り、巻出し、次工程への搬送などでの剥離もな
く良好であった。つぎにこの層間の剥離特性を評価する
ため、モデル試験として、熱接着性樹脂層面にアート紙
を重ね、110℃で加熱したロール間を圧力5kg/cm2、速度
0.5m/分で通過させることにより積層し、その後ポリエ
ステルフィルムを剥離した。熱接着性樹脂層は本発明の
フィルムの塗布層との界面で剥離し、アート紙に積層さ
れ、その表面状態も良好であり、本発明のフィルムは離
型性フィルムとして有用であった。
〔発明の効果〕
本発明の塗布層を有するポリエステルフィルムは、種
々の用途において接着性の優れたフィルムであり、各種
材料のベースフィルムとして好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 9:00 (72)発明者 北 雅弘 滋賀県長浜市三ツ矢町5番8号 ダイア ホイル株式会社長浜製造所内 (72)発明者 岡島 業明 神奈川県横浜市緑区鴨志田町1000番地 ダイアホイル株式会社研究所内 (72)発明者 伊藤 能彦 神奈川県横浜市緑区鴨志田町1000番地 ダイアホイル株式会社研究所内 (72)発明者 木下 信一 神奈川県横浜市緑区鴨志田町1000番地 ダイアホイル株式会社研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−34139(JP,A) 特開 昭63−37938(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記置換基群から選ばれる少なくとも一つ
    の置換基および重合性のある炭素−炭素不飽和結合を有
    する化合物を、不飽和基を実質的に含まないポリエステ
    ルを含有する水溶液または水分散液中で重合して得られ
    る反応生成物であって、ポリエステルが核となり炭素−
    炭素不飽和基を有する化合物の重合体が外殻を形成しか
    つポリエステル成分を5〜95重量%含有する当該反応生
    成物を含有する塗布液を、ポリエステルフィルムの少な
    くとも片面に塗布後、延伸することを特徴とする塗布層
    を有するポリエステルフィルムの製造法。 置換基群:エステル基、水酸基、カルボキシル基、エポ
    キシ基、アミド基、ハロゲン基、不飽和ジカルボン酸エ
    ステル基、フェニル基、置換基を有するフェニレン基
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