JP2541784B2 - 電動立上り訓練器 - Google Patents
電動立上り訓練器Info
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Description
の訓練、歩行の訓練ができるようにした、電動立上り訓
練器に関するものである。
者にとっては、歩行機能維持のために、あるいは歩行機
能の回復のために、立上り、歩行訓練は不可欠のもので
ある。そのために、多くは介助者の手を借りて行ってお
り、さもなければ、ベッドのサイドフレームに設けた介
助部材等を用いて行うようにしている。
の手を借りなければならないのでは、介助者が忙しいと
きは、訓練を行うことができず、また、いつまでも介助
者をあてにしていたのでは、訓練が進まず、このような
依頼心が機能回復の遅れとなる場合もある。さらに、サ
イドフレームに設けた介助部材では、ベッドへの乗り降
りの際の手掛かりとしての機能を有しているものである
から、必ずしも、機能回復訓練を行うための機能が充分
とはいえない。本発明はこのような背景から、提案され
たもので、いつでも、自身で立上り訓練ができる他、歩
行訓練ができるようにした電動立上り訓練器を提供する
ことを目的とする。
ために、本発明は、台車と、この台車に立設した支柱
と、この支柱頂部に、台車の後部側に指向すると共に回
動可能に取り付けた可動支柱とを有し、この可動支柱と
前記支柱の基端側との間に、可動支柱を起伏作動するた
めの電動アクチュエータを介在し、前記可動支柱先端
に、使用者の上半身を支えるための上半身保持手段を設
け、この上半身保持手段は、使用者の上半身周りを囲む
ように前部と脇部材とを有すると共に、脇部材先端側
に、脇部材を介して両上肢を支えるための上肢保持枠を
有し、この上肢保持枠は、肘に対応する屈曲部を有し、
この屈曲部に吊り下げ手段を介して、使用者の臀部を乗
せるためのリフトシートを吊り下げる構成としたことを
特徴とする。
を投げ出してボトム上に座る。このとき、リフトシート
を使用者の臀部の下に敷いておくとよい。介助者は、電
動立上り訓練器の台車をベッドの横からボトム下方に差
し入れていき、使用者の上半身を上半身保持手段の前部
および脇部材によって囲むようにする。使用者は、上肢
を脇部材を介して、上肢保持枠の屈曲部に肘を当てた状
態で、上肢保持枠に上肢を乗せることができる。次い
で、使用者の臀部の下に敷いておいたリフトシートを上
肢保持枠の屈曲部の吊り下げ手段に掛けることにより、
訓練の準備が完了する。使用者は、電動アクチュエータ
を起動して、可動支柱を持ち上げることで、上半身保持
手段を上昇させ、臀部をリフトシートに乗せた状態でボ
トム上方に持ち上げ、立上りの姿勢をとることができ
る。再び、ボトム上に腰を落とすときは、電動アクチュ
エータを逆に作動させ、可動支柱を倒す方向に動かす。
かかる動作は、使用者自ら電動アクチュエータを操作し
て行うことができるので、使用者の自立心を喚起し、機
能回復の増進が可能である。前記動作を繰り返すことに
よって、立上り訓練を進めることができる。そして、立
上り訓練が進むと、その立ち上がった状態から、上半身
保持手段によって上半身を支えながら、歩行訓練を行う
ことができる。
いて、一実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下
説明する。図1に、本発明にかかる電動立上り訓練器1
を示す。この電動立上り訓練器1は、特に在宅用ベッド
2向けに適した構成のもので、台車3と、台車3に立設
した支柱4と、この支柱4頂部に、台車3の後部側に指
向すると共に回動可能に取り付けた可動支柱5とを有
し、この可動支柱5と前記支柱4の基端側との間に、可
動支柱5を起伏作動するための電動アクチュエータ6を
介在し、前記可動支柱5先端に、使用者の上半身を支え
て支えるための上半身保持手段7を設ける構成としたも
のである。
側が開放されたコ形形状のものであり、横枠8の中央部
に前記支柱4を固設している。また、台車3前部、台車
3後部に、それぞれ前輪9並びに後輪10を配設してい
る。前輪9は、後輪10に比較して大きな径を有してい
る。
び減速機構等(図示せず)を内蔵する筐体11と、モー
タの起動により伸縮する作動杆12とから構成されるも
ので、筐体11を前記支柱4の基端側に取り付け、作動
杆12の先端側に可動支柱5を取り付けている。
すように使用者の上半身周りを囲むようにした前部13
と、上半身を両側からおさえるようにした脇部材14
a、14bとを有する。また、脇部材14a、14b先
端側に、屈曲形成した上肢保持枠15を有する。これら
前部13と脇部材14a、14bと上肢保持枠15と
は、一体的に構成されたもので、前部13と脇部材14
a、14bとの内側面は、使用者の上半身の胸周りの箇
所が違和感なく接触するように段差のない曲面状に形成
されている。前記前部13には握り部16が設けられ、
握り部16の近傍には、前記電動アクチュエータ6を操
作するための操作スイッチ17が設けられている。前記
上肢保持枠15は、V字状に屈曲したもので、脇部材1
4a、14bの外側側面に沿って延在している。前記脇
部材14a、14bを介して上肢を上肢保持枠15に乗
せ、肘部分が屈曲部18に位置するようになっている。
そして、前記上肢保持枠15の肘が当たる屈曲部18に
は、フック部材19が設けられ、これらフック部材19
に使用者の臀部を乗せるためのリフトシート20を吊り
下げるように構成している。前記リフトシート20は、
中央部分を幅広に形成した、皮革製、または合成樹脂製
または布製の帯状体のもので、両端に上肢保持枠15の
屈曲部18に設けたフック部材19に掛けることができ
るように穴21が設けられている。
のように構成されるものであり、次に、電動立上り訓練
器1の操作および作用を説明する。使用者は、ベッド2
のベッドサイド側に移動して床面に足を投げ出してボト
ムB上に座る。このとき、リフトシート20を使用者の
臀部の下に敷いておくとよい。次に、電動立上り訓練器
1の台車3をベッド2の横からボトムB下方に差し入れ
ていき、使用者の上半身を、上半身保持手段7の前部1
3および脇部材14a、14bの内側面にあてるように
する。そして、上肢を脇部材14a、14bを越えて上
肢保持枠15上にもたらせ、屈曲部18に肘を当てた状
態で、上肢保持枠15に上肢を乗せながら、上半身保持
手段7の前部13の握り部16を掴むことで、上半身を
上半身保持手段7により支えることができる。
リフトシート20の両端の穴21に上肢保持枠15の屈
曲部18にあるフック部材19を掛け入れることによ
り、いつでも立上り訓練を始めることができる状態とな
る(図1参照)。使用者は、自ら操作スイッチ17によ
り電動アクチュエータ6を起動し、可動支柱5を起こし
て上半身保持手段7を持ち上げることができ、使用者
は、臀部をリフトシート20に乗せた状態で、立上りの
姿勢をとることができる。再び、ボトムB上に腰を落と
すときは、電動アクチュエータ6を逆に作動させ、可動
支柱5を元に戻して上半身保持手段7を下げるようにす
る。以上のように、使用者自ら電動アクチュエータ6を
操作して行うことができるので、使用者の自立心を促進
させることができ、機能回復へ寄与することができる。
かかる動作を繰り返すことによって、立上り訓練を進め
ることができる(図3参照)。そして、立上り訓練が進
むと、その立ち上がった状態から、上半身保持手段7に
よって上半身を支えながら、歩行訓練を行うことができ
る(図4参照)。
らが、すすんで立上り、歩行訓練を行うことができるの
で、使用者の自立心を喚起することができ、機能回復、
維持に大きな効果がある。
示す外観斜視説明図である。
持手段の拡大斜視説明図である。
するに供する側面図である。
行訓練を行うところを示す外観斜視説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 台車と、この台車に立設した支柱と、
この支柱頂部に、台車の後部側に指向すると共に回動可
能に取り付けた可動支柱とを有し、この可動支柱と前記
支柱の基端側との間に、可動支柱を起伏作動するための
電動アクチュエータを介在し、前記可動支柱先端に、使
用者の上半身を支えるための上半身保持手段を設け、こ
の上半身保持手段は、使用者の上半身周りを囲むように
前部と脇部材とを有すると共に、脇部材先端側に、脇部
材を介して両上肢を支えるための上肢保持枠を有し、こ
の上肢保持枠は、肘に対応する屈曲部を有し、この屈曲
部に吊り下げ手段を介して、使用者の臀部を乗せるため
のリフトシートを吊り下げる構成としたことを特徴とす
る電動立上り訓練器。
Priority Applications (1)
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JP6208782A JP2541784B2 (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | 電動立上り訓練器 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
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Family
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Family Applications (1)
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JP6208782A Expired - Fee Related JP2541784B2 (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | 電動立上り訓練器 |
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- 1994-09-01 JP JP6208782A patent/JP2541784B2/ja not_active Expired - Fee Related
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