JP5246789B2 - 体重支持用具 - Google Patents

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Description

本発明は、独力で立ち上がれない高齢者、障がい者などの立ち上がり困難者の体を支持して立ち上がりを支援するための、昇降・移動・移乗機器などの体重支持用具に関するものである。
今日の日常生活における生活空間は、立位で移動するように設計されていることが多い。そのため、独力で立ち上がれない高齢者や障がい者など立ち上がり困難者の多くは介助を必要としている。しかしながら、この立ち上がり行為を介助者へ依存することは本人、家族や社会の負担が大きいうえに、被介護者の生活の質を損ねる場合がある。
立ち上がり困難者の多くは車いすや歩行補助器(以下、車いすという。)を利用し、日常生活の不自由を緩和している。しかしながら、日常生活では、便器の使用時、就寝時、入浴時、車両座席への着座時など、車いすを利用できない場面が多く存在する。通常、これらの場面においては介助者が必要となることが多い。
一般に立ち上がり困難者が家庭で生活する場合は家族が、施設で生活する場合には施設職員が介助を行うが、家族が行う場合は身体的、精神的な負担が大きい。また、施設職員が行う場合は金銭的、社会的な負担が大きい。さらに、いずれの場合においても用便時の介助は不可避であるが、これは被介護者にとって自尊感情を傷つけ羞恥感情をもたらすものであり、生活の質を損ねる場合が多い。
現在、立ち上がりの介助者を物理的に支援するための、外部動力を利用した介助リフト、移乗介助機器などの福祉介助機器が体重支持用具として流通している。これらの体重支持用具は、主に被介護者の体重を臀部またはその周辺で支持する構造をしている。このような体重支持用具は、例えば、特許文献1から特許文献3、及び非特許文献1から非特許文献2に記載されている。
特開2006−247131 特開2005−111060 特開2008−104813
http://www.ka-rukun.com/ http://www.techno-aids.or.jp/
しかしながら、便器の使用時、就寝時、入浴時、車両座席への着座時など、車いすを利用できない場面の多くは、車いす以外の用具に着座姿勢をとるものであり、これらの用具及び車いすは、既存の体重支持用具とそれぞれ物理的に干渉する場合がある。従って、介助者はこれらの体重支持用具の着脱の操作を行わなければならず、介助者を省略することができないことがある。
このため、立ち上がり困難者が車いすを利用できない場面において、介助者に依存せずに立ち上がることができる体重支持用具及び前記体重支持用具を含んだ介護装置が必要とされている。
そこで、本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、立ち上がり困難者(以下、被介護者ともいう。)が、便器の使用時、就寝時、入浴時、車両座席への着座時など、車いすを利用できずに一人で対処できない場面において、立ち上がり支援のための介助者を必要とせず、一人で安全に使用できる体重支持用具(即ち、ずり落ち防止策を施した体重支持用具)を提供することを目的とする。
これにより、被介護者本人、家族や社会の負担を軽減することができ、また被介護者の生活の質を向上することができる。
人体の重心点は、ほぼヘソの奥4から5センチメートルの位置にあるとされており、この重心点に鉛直上向きに力を与えれば、重力に抗してその人体を支持することができる。例えば健常者は、足の裏、臀部、背面、などから重心点に向かって鉛直上向きに床面抗力を加えることにより、重力に抗して自身の体を支持している。既存の多くの体重支持用具もこの運動学を模倣していると考えられる。ところで、「おんぶの姿勢」をとることによっても、人体の腹部から重心点に向かって抗力を与えることができるので、その人体を支持することが可能である。
つまり、体重支持用具により被介護者の体重を当該被介護者の腹部で支持すれば、その被介護者の臀部とその周辺を解放したままで上記抗力を作用させることができる。このため、車いす、ベッド、便器、浴槽、車両座席などの着座姿勢を要求する用具と、前記体重支持用具及び前記体重支持用具を含んだ介護装置とは物理的に干渉し難くなる。従って、このような腹部を支持するタイプの体重支持用具及び前記体重支持用具を含んだ介護装置は、介助者による着脱の操作を必ずしも必要としないと考えられる。
しかしながら、被介護者の腹部のみを支持して持ち上げた場合、その被介護者の重心点が体重支持用具の体重支持板から外れることによって、被介護者が当該体重支持用具からずり落ちることが起こり得る。従って、この場合でも福祉介護機器の製造者は製品の安全に対する責任のため、介助者を省略した使用法を許可しない場合もあり得る。つまり、介助者に頼らずに立ち上がり困難者が一人で安全に体重支持用具及び前記体重支持用具を含んだ介護装置を使用するためには、被介護者の重心点が体重支持用具の体重支持板から外れる可能性を極力排除しておく必要がある。
そこで、上記の目的を達成するために、本発明のうち請求項1に係るずり落ち防止策を施した体重支持用具は、上腕を水平方向に挙上した姿勢の被介護者の上半身を支持する体重支持板と、前記被介護者の脇の下を支持して当該被介護者のつま先方向へのずれ落ちを防止するように、前記体重支持板に設けられた胴体支持板と、前記被介護者の上腕の、当該被介護者の頭頂方向への挙上のみを抑制し、水平方向またはつま先方向への運動を妨げないように、前記体重支持板に設けられた上腕抑制部と、を含むことを特徴としている。
上記の体重支持用具によれば、被介護者の脊柱に対して左右方向、頭頂方向、つま先方向の4方向の運動自由度をそれぞれ拘束することができる。これにより、被介護者の重心点が体重支持板から外れ、体重支持板からずり落ちることを防止することができる。
本発明のうち請求項2に係るずり落ち防止策を施した体重支持用具は、上腕を背中側へ引きつけて肘関節を屈曲した姿勢の被介護者の上半身を支持する体重支持板と、前記被介護者の肘を少し後に引いた位置で肘を支持して当該被介護者のつま先方向へのずり落ちを防止するように、前記体重支持板に設けられた肘支持部と、を含むことを特徴としている。
上記の体重支持用具によっても、被介護者の脊柱に対して左右方向、頭頂方向、つま先
方向、および体重支持板から離脱する方向方向の運動自由度をそれぞれ拘束することができる。これにより、被介護者の重心点が体重支持板から外れ、体重支持板からずり落ちることを防止することができる。
本発明のうち請求項3に係るずり落ち防止策を施した体重支持用具は、請求項1に記載の体重支持用具であって、前記被介護者の上半身が前記体重支持板で支持された時に、前記被介護者の脇の下が前記胴体支持板で支持され、且つ、前記被介護者の上腕が前記上腕抑制部で挙上を抑制された姿勢をとっていない前記被介護者が操作できない位置関係に設置された、体重支持用具操作用スイッチをさらに含むことを特徴としている。
上記の体重支持用具によれば、ずり落ちを防止できる操作姿勢以外の誤った操作姿勢による操作を低減することができる。これにより、被介護者自身が体重支持用具を操作することができるので、介助者に頼らずに一人で安全にその体重支持用具を使用することができる。
本発明のうち請求項4に係るずり落ち防止策を施した体重支持用具は、請求項2に記載の体重支持用具であって、前記被介護者の上半身が前記体重支持板で支持された時に、前記被介護者の肘が前記肘支持部で支持された姿勢をとっていない前記被介護者が操作できない位置関係に設置された、体重支持用具操作用スイッチをさらに含むことを特徴としている。
上記の体重支持用具によっても、ずり落ちを防止できる操作姿勢以外の誤った操作姿勢による操作を低減することができる。これにより、被介護者自身が体重支持用具を操作することができるので、介助者に頼らずに一人で安全にその体重支持用具を使用することができる。
第一の実施形態に係る体重支持用具を含んだ介護装置の構成を示す図。 第一の実施形態に係る体重支持用具の平面図。 第一の実施形態に係る体重支持用具の側面図。 第一の実施形態に係る体重支持用具の斜視図。 第一の実施形態に係る体重支持用具の平面図。 第二の実施形態に係る体重支持用具の平面図。 第二の実施形態に係る体重支持用具の側面図。 第二の実施形態に係る体重支持用具の斜視図。 本発明に係る体重支持用具を含んだ介護装置の使用を示す平面図。 本発明に係る体重支持用具を含んだ介護装置の使用を示す立体図(1)。 本発明に係る体重支持用具を含んだ介護装置の使用を示す立体図(2)。 本発明に係る体重支持用具を含んだ介護装置の使用を示す立体図(3)。 本発明に係る体重支持用具を含んだ介護装置の使用を示す立体図(4)。 本発明に係る体重支持用具を含んだ介護装置の使用を示す立体図(5)。
本発明の実施の形態の例を、添付図面を参照して以下に説明する。
(1)第一の実施形態
まず初めに、本実施形態に係る体重支持用具10を含んだ介護装置100について、図1から図4を参照して説明する。なお、本明細書に記載された各部品及び部分の材質、形状、寸法等に関しては、これに限定されたものではない。
図1は、本実施形態に係る体重支持用具10を含んだ介護装置100の全体を示す概念図である。図に示すように、介護装置100は体重支持用具10とアーム20と動力部30とを含んでおり、これら3つの部分はそれぞれ連結し、連動することで機能する。
動力部30内部には動力機構が組み込まれており、動力部30で生じた動力はアーム20を介して体重支持用具10へと伝えられる。その結果、体重支持板1を床面40に対して垂直に上下させることができる。さらに、動力部30と床面40との間にはローラーが設置されており、体重支持板1で被介護者(図示せず)を保持した状態で自在に介護装置100を回転及び水平方向に移動させることができる。なお、アーム20を上下動させる際、体重支持板1の仰角は一定に保たれている。
図2から図4は、体重支持用具10の構成を示す概念図であり、それぞれ平面図、側面図、斜視図に対応している。図2から図4に示すようは、この体重支持用具10は、体重支持板1と胴体支持板2と上腕抑制部3とグリップ4とホールド・トゥ・ラン(Hold to Run)型スイッチ5とを含んでいる。
体重支持用具10の形状は、図中に示した中心線CLに対して平面視で左右対称である。従って、本実施形態を説明するにあたり、中心線CLに対して右側、または左側のいずれか一方のみを説明することにより、体重支持用具10全体を説明するものとする。また、図中の記号の記載に関しても、右側、または左側のいずれか一方のみを記載するものとする。
まず、図2から図4を参照して本実施形態に係る体重支持用具10の構成を説明する。
図2に示すように体重支持板1の外観は、平面視でほぼ「T」字型をした板状の部材である。この体重支持板1には、図に示すように3箇所に切り取りが施されている。1箇所は、平面視で体重支持板1の中心線CL上であり、且つ最上部に設けられており、その形状はほぼ四角形である。本明細書では、この切り取りを「第1切り取り部」C1と呼ぶ。
他の2箇所の切り取りは、第1切り取り部C1の下方であって、図中に示した中心線CLに対して対称な位置に設けられている。これらの切り取られた部分の形状は、平面視でそれぞれ半円形である。本明細書では、この2箇所の切り取りをそれぞれ「第2切り取り部」C2と呼ぶ。
本明細書では、体重支持板1において、第1切り取り部C1が施された部分を上腕可動範囲制限部分1aと、また、第2切り取り部C2が施された部分を胸当て部分1bと、それぞれ呼ぶこととする。
ここで、上腕可動範囲制限部分1aの縦幅L1は、被介護者70の頭頂部から下顎までの長さとほぼ等しく、その横幅L2は胸当て部分1bの横幅L3の2倍程度の長さに等しい。一方、胸当て部分1bの縦幅L4は被介護者70の喉からヘソまでの長さとほぼ等しく、その横幅L3は被介護者70の胸部の幅とほぼ等しい。
なお、第1切り取り部C1の横幅は上腕可動範囲制限部分1aの横幅L2の1/3程度であり、その縦幅は上腕可動範囲制限部分1aの縦幅L1とほぼ等しい。つまり、第1切り取り部C1は被介護者70の頭部の大きさと比較して十分に大きな空間となっている。なお、第1切り取り部C1は滑らかな曲面によって形成されている。
また、第2切り取り部C2の直径はそれぞれ被介護者70の上腕の太さの1.5倍程度である。このため、第2切り取り部C2は被介護者70の上腕に対して十分に大きな空間となっている。なお、図2に示すように各第2切り取り部C2は、上腕可動範囲制限部分1aと胸当て部分1bの接点に相当する箇所X1を切れ込みの起点の1つとしている。なお、体重支持板1は金属製であり、その厚さは数ミリメートルとする。
図3及び図4に示すように、体重支持板1上に設置された胴体支持板2の形状はそれぞれほぼ四角形であり、対向した一組の長辺2aと、対向した一組の短辺2bとを含んでいる。ここで、図2及び図3に示すように、体重支持板1の胸当て部分1bの外周部には中心線CLと平行な直線部分が2箇所ある。胴体支持板2における長辺2aの長さは、体重支持板1におけるこの直線部分の長さとほぼ等しい。一方、胴体支持板2における短辺2bの長さは、被介護者70の胴体の厚みの半分程度の長さと等しい。
胴体支持板2の長辺2aの一つと、体重支持板1における直線部分とが当接し、その辺を共有することで、胴体支持板2と体重支持板1とは一体化している(図3参照)。さらに、胴体支持板2の平面は体重支持板1の平面に対して垂直になるように設置されている(図4参照)。なお、胴体支持板2は金属製であり、その厚さは数ミリメートルである。
図2から図4に示したように、体重支持板1に設置された上腕抑制部3はそれぞれ3つの四角形の板状部材から構成されており、第2切り取り部C2を取り囲むように設置されている。この上腕抑制部3を形成する3つの四角形の板状部材を、本明細書では第1案内部品31、第2案内部品32、第3案内部品33とそれぞれ呼ぶ。
ここで、図4に示すように第1案内部品31の短辺の一方と、第3案内部品33の短辺の一方とが当接することでその辺を共有している。さらに第3案内部品33の短辺の他方と、第2案内部品32の長辺の一方とが当接することでその辺を共有している。これにより、第2切り取り部C2を取り囲む上腕抑制部3が形成される。
なお、上腕抑制部3がそれぞれ設置される場所は、図3の側面図に示したように体重支持板1に対して、胴体支持板2が設けられた面の裏面である。
ここで、第1案内部品31の形状は、対向した一組の長辺の長さが体重支持板1における上腕可動範囲制限部分1aの横幅の1/3程度であり、対向した一組の短辺の長さが被介護者70の上腕部の長さとほぼ等しい。
第2案内部品32の形状は、対向した一組の長辺の長さが被介護者70の上腕部の長さ程度であり、対向した一組の短辺の長さが第2切り取り部C2の半径の長さとほぼ等しい。
第3案内部品33の形状は、対向した一組の長辺の長さが第2切り取り部C2の直径の長さとほぼ等しく、対向した一組の短辺の長さが被介護者70の上腕部の長さとほぼ等しい。なお、第1案内部品31、第2案内部品32、第3案内部品33は金属製であり、その厚さは数ミリメートルである。
体重支持用具10に設けられたグリップ4は、連続した金属棒を第1折れ曲がり点4aから第3折れ曲がり点4cまでの3箇所で滑らかに折り曲げることで形成されている。
このため、図2及び図3に示すように、グリップ4には第1直線部分41、第2直線部分42、第1湾曲部分43を含んでいる。平面視では、第1直線部分41の軸方向と第2直線部分42の軸方向とは同一である。そして、平面視では、第1湾曲部分43は第2直線部分42の軸方向に対して90度の角度で滑らかに湾曲して形成されている。側面視では、第1直線部分41と第2直線部分42とは第2折れ曲がり点4bを介して「へ」の字型の形状をしている。そして、側面視では、第1湾曲部分43と第2直線部分42とは同一平面上にある。
ここで、第1折れ曲がり点4aは金属棒の全長の1/2程度の箇所に、第2折れ曲がり点4bは第1折れ曲がり点4aを起点にしてその全長の1/6程度の箇所に、第3折れ曲がり点4cは第1折れ曲がり点4aを起点にしてその全長の2/6程度の箇所にそれぞれ設けられている。
なお、この金属棒の全長は被介護者70の肘から手先までの長さの1.5倍程度であり、その内部は中空である。さらに、その直径は被介護者70が確実に握れる程度の長さであり、概ね数センチメートルである。
ここで、図3に示すように、第1直線部分41の軸方向は側面視で体重支持板1の平面と平行に設置されている。さらに、平面視で第2直線部分42の軸方向は中心線CLの方向と同一である。さらに、図2及び図3に示すように、各第1湾曲部分43に含まれる中心軸と、各第2直線部分42に含まれる中心軸とはそれぞれ同一平面上にある。
第1湾曲部分43に含まれる金属棒の先端同士の間の距離は、体重支持板1における胸当て部分1bの横幅の長さとほぼ等しい。そして、この第1湾曲部分43の先端部(即ち、グリップ4の先端部)には、ホールド・トゥ・ラン(Hold to Run)型スイッチ5がそれぞれ設置されている。
発明者の知見によると、この体重支持用具10を含んだ介護装置100が使用されている間、上腕抑制部3に被介護者70の上腕が組み込まれていることを確実にするためには、介護装置100を動作させるホールド・トゥ・ラン型スイッチ5を、被介護者70の上腕が所定の場所に来た時にのみ操作が可能となる位置に設置して、さらに、その周りに物理的なバリアを設ければよい。
図1から図4では、物理的バリアが図示されていないが、設けられていることがより好ましい。なお、ホールド・トゥ・ラン型スイッチ5とは、押している間だけ動作し、離すと動作が停止する機能を有するスイッチを指す。
これにより、本発明に係る体重支持用具10を含んだ介護装置100が使用されている間にのみ、このスイッチ5を操作することができ、第三者や障害物等による誤操作を防止することができる。
ここで、体重支持用具10とアーム20と動力部30との位置関係等について説明する。アーム20の設置場所は、体重支持板1において上腕抑制部3及びグリップ4が設置された面と同じ側の面(図3参照)であって、体重支持板1の中心線CL上、且つ体重支持板1の全長の1/2程度の位置である(図2参照)。なお、アーム20の材質は金属である。
なお、本実施例において「被介護者70」とは、「独力で立ち上がれない高齢者、障がい者などの立ち上がり困難者」を想定しているが、これに限定されたものでなく、例えば健常者であっても、一時的に立ち上がり動作が困難となった者等であっても構わない。また、本発明にかかる介護装置100は福祉介助機器としての使用に限定されず、一般的に体重を支持する用具として他の用途に使用することも可能である。
また、体重支持板1は一枚の平板であっても構わないし、図5に示すように、体重支持板1の中央部が切り取られた部材であっても構わない。この際には、体重支持板1の一部分が被介護者70の腰部を支持する形状となっていることが好ましい。
(2)第二の実施形態
第二の実施形態に係る介護装置の外観(図示せず)は、図1に示した第一の実施形態とほぼ同じである。つまり、第二の実施形態に係る介護装置は、体重支持用具11とアーム20(図示せず)と動力部30(図示せず)とを含んでおり、これら3つの部分はそれぞれ連結し、連動することで機能している。そこで、本実施形態に係る体重支持用具11について、図6から図8を参照して説明する。
図6から図8は、体重支持用具11の構成例を示す概念図であり、それぞれ平面図、側面図、斜視図に対応している。図6から図8に示すようは、この体重支持用具11は、第一の実施形態に係る体重支持用具10とほぼ同じであるが、グリップ6の形状及び上腕抑制部3の代わりに肘支持部7が備わっている点が異なっている。従って、ここでは第二の実施形態におけるグリップ6の形状及び肘支持部7を中心に説明し、その他の説明は省略する。
体重支持用具11に設けられたグリップ6は、連続した金属棒を第1折れ曲がり点6aから第4折れ曲がり点6dまでの4箇所で滑らかに折り曲げることで形成されている。
このため、図6及び図7に示すように、グリップ6には第1直線部分61、第2直線部分62、第1湾曲部分63、第3直線部分64を含んでいる。平面視では、第1直線部分61の軸方向と第2直線部分62の軸方向とは同一である。そして、第1湾曲部分63は第2直線部分62の軸方向に対して90度の角度で滑らかに湾曲して形成されている。さらに、第3直線部分64は第1湾曲部分63に対して90度の角度で滑らかに湾曲して形成されている。このため、平面視では第2直線部分62の軸方向と第3直線部分64の軸方向は並行となる。
一方、側面視では、第1直線部分61と第2直線部分62とは第2折れ曲がり点6bを介して「へ」の字型の形状をしている。そして、第1湾曲部分63と第2直線部分62とは同一平面上にある。さらに、第3直線部分64の軸方向と体重支持板1の面方向とは平行である。その結果、このグリップ6の外観は、平面視で「J」の文字と、反転させた「J」の文字とが、その上端部で連結した形状となっている。
ここで、第1折れ曲がり点6aは金属棒の全長の1/2程度の箇所に、第2折れ曲がり点6bは第1折れ曲がり点6aを起点にしてその全長の1/8程度の箇所に、第3折れ曲がり点6cは第1折れ曲がり点6aを起点にしてその全長の2/8程度の箇所に、第4折れ曲がり点6dは第1折れ曲がり点6aを起点にしてその全長の3/8程度の箇所にそれぞれ設けられている。
なお、この金属棒の全長は被介護者70の肘から手先までの長さの2倍程度であり、その内部は中空である。さらに、その直径は被介護者70が確実に握れる程度の長さであり、概ね数センチメートルである。
なお、一方の第3直線部分64と他方の第3直線部分64と間の距離は、被介護者70が両脇を絞めた際に両肘が位置する状態における、肘と肘との間の距離にほぼ等しい。
被介護者70の肘を支持する肘支持部7の外観は、図8に示すように2面が開放された中空の直方体である。つまり、この肘支持部7は、1つの第1固定部品71、1つの第2固定部品72、2つの第3固定部品73の合計4つの固定部品で構成されている。
第1固定部品71はほぼ四角平板であって、対向した一組の長辺71aと、対向した一組の短辺71bとを含んでいる。第2固定部品72は、ほぼ四角平板であって、対向した一組の長辺72aと、対向した一組の短辺72bとを含んでいる。第3固定部品73はほぼ正方形の平板であって、辺73aを含んでいる。
肘支持部7は、第1固定部品71の長辺71aの一方と、第2固定部品72の長辺72aの一方とが当接することでその辺を共有している。さらに、第1固定部品71に含まれる短辺71bと第3固定部品73の辺73aの一つとが当接し、第2固定部品72に含まれる短辺72bと第3固定部品73の別の辺73aとが当接して、それぞれ一体化している。
ここで、長辺71aの長さは被介護者70の肘から手先までの長さとほぼ等しい。また、短辺71bの長さは被介護者70の肘周辺の太さとほぼ等しい。さらに、この平板の長辺71aに平行な中心線上であって端部から1/7程度の位置には、グリップ7の直径の1.5倍程度の直径を有する円形の穴74が1箇所設けられている。
さらに、長辺72aの長さは第1固定部品71の長辺71aの長さと等しい。また、短辺72bの長さは第1固定部品71の短辺71bの長さとほぼ等しい。辺73aの長さは第1固定部品の短辺71b、72bの長さとほぼ等しい。
なお、体重支持板1上に設けられた肘支持部7は、図6に示すように平面視で中心線CLに対して対称な形状をしている。この肘支持部7が胴体支持具2それぞれと接するとともに一体化している。ここで、第1固定部品71の長辺71aにおいて、第2固定部品72の長辺72aと接していない一方の辺が、胴体支持具2と接している。さらに、第1固定部品71に含まれる平面と、第2固定部品72に含まれる平面とがそれぞれ体重支持板1に含まれる平面に対して垂直な位置関係になるように設置されている。
ここで、第1固定部品71に設けられた穴74には、グリップ6の先端部が貫通している。
肘支持部7は、体重支持板1で被介護者70の胴体が支持される際、被介護者70の両方の肘を支えるように設けられることが望ましい。例えばこの肘支持部7が設けられる位置に関しては、被介護者70が両脇を絞めた際に両肘が位置する場所(即ち、両肘の運動における下死点)が最適であるが、それ以外の場所、例えば被介護者70の胸部付近に設けられても構わない。
さらに、第一の実施形態と同様に、体重支持板1は一枚の平板であっても構わないし、体重支持板1の中央部が切り取られた部材であっても構わない。この際には、体重支持板1の一部分が被介護者70の腰部を支持する形状となっていることが好ましい。
なお、本発明に係る、被介護者70のずり落ちを防止する策が施された体重支持具10を含んだ介護装置100は、本発明者によって得られた、以下の知見に基づいてなされたものである。
ヘソの奥4から5センチメートルの人体部位(即ち、重心点)はその後ろにある脊柱に固定されている。このため、脊柱の可動範囲を制限することで重心点の可動範囲は制限されるので、被介護者70の重心点が介護装置100の体重支持板1から外れる可能性を排除することができる。
そこで、被介護者70の重心点に働く重力と、被介護者70の腹部を支える体重支持板1から受ける抗力とがバランスした状態(釣り合った状態)における被介護者70の残りの移動自由度を、被介護者70の体軸の移動方向として、脊柱方向に対して左右方向、頭頂方向、つま先方向の4方向にそれぞれ区別して考える。
被介護者70の左右方向への移動自由度は、例えば被介護者70の胴体の両側にそれぞれ支持構造(本明細書では、胴体支持板2に相当)を設けることによって一定範囲内に抑制される。そこで、ここでは、これらの支持構造を設けることによって被介護者70の左右方向への移動を抑制し、体重支持板1から被介護者70がずり落ちるのを防ぐこととする。
被介護者70の頭頂方向への移動自由度は、次の二つのうちいずれか一方の方法により一定範囲内に抑制される。一方の方法は、例えば両肩部に支持構造(本明細書では、上腕抑制部3に相当)を設けることにより、その自由度を一定範囲内に抑制する方法である。もう一方の方法は、被介護者70の上半身を一定の仰角を持って支持し、体重支持板1を被介護者70の重心点よりも十分高い位置まで用意することで、重心点にポテンシャルエネルギーの障壁をつくることによって、その自由度を一定範囲内に抑制する方法である。上記いずれか一方の方法を用いることにより、被介護者70の頭頂方向への移動を抑制できるので、体重支持板1から被介護者70がずり落ちるのを防ぐことができる。
被介護者70のつま先方向への並進自由度は、臀部に別の支持構造を設ければ一定範囲内に抑制され得るが、これは着座姿勢を要求するほかの用具と干渉するため、当初の目的を果たさない。人体において、その頭頂方向に垂直抗力を与えることができる面は、他には頭蓋の下面を除いて存在しない。しかしながら、頭蓋の下面に抗力を与えて脊柱を拘束することは危険である。そこで、四肢の骨格の運動自由度を拘束することで被介護者70のつま先方向への並進自由度を抑制することを考える。
人体の上腕骨および大腿骨は脊柱に対して並進自由度を持たない運動学的拘束条件で接続されている。従って、一般的にこれらの骨格の回転を抑制することで、脊柱のつま先方向への並進自由度が抑制される。そこで、ここでは上腕骨の回転を抑制して脊柱の頭頂方向へ垂直抗力を与えることを考える。
被介護者70のつま先方向への並進自由度は、次の二つのうちいずれか一方の方法で一定範囲内に抑制され得る。ひとつは、被介護者70の脇の下に支持構造を設け、さらに上腕骨が肩関節の部分を回転中心として頭頂方向に向かって一定以上開かないように拘束する案内構造を設ける方法である。もうひとつは、被介護者70の肘の部分を、上腕骨が脊柱に対して並進方向に運動する際の下死点となる位置の近傍で拘束する案内構造を設ける方法である。
脊柱の上記4方向への並進移動を抑制する、これらの方法を組み合わせることにより、本発明に係る体重支持用具10を含む介護装置100で被介護者70の腹部を支持する際に、被介護者70の重心点が介護装置100の体重支持板1から外れてずり落ちる可能性を極力排除することができる。
(3)実施例
次に、本発明に係る介護装置100の具体的な実施例を、図9から図14に示した概念図を参照して説明する。なお、本実施例では、被介護者70が本発明に係る介護装置100を用いて便器80を使用することを想定している。
まず初めに、図9を参照して被介護者70の動作及び介護装置100の動きの概略を説明する。その後、図10から図14に示した図を参照して被介護者70の動作の詳細を説明する。
図9は、車いす50と介護装置100と便器80との位置関係を示した平面図である。車いす50に乗った被介護者70(図示せず)は、車いす50から介護装置100に含まれる体重支持板1へと移動する(第1動作8a)。第1動作8a後、介護装置100の体重支持板1に体を支持された被介護者70は、介護装置100を回転させて便器80方向へと向かう(第2動作8b)。次に被介護者70は介護装置100の体重支持板1から便器80へと移動し、着座して用便する(第3動作8c)。用便後、被介護者70は便器80から介護装置100の体重支持板1へと移動する(第4動作8d)。第4動作8d後、介護装置100の体重支持板1に体を支持された被介護者70は、介護装置100を回転させて車いす50方向へと向かう(第5動作8e)。そして、介護装置100の体重支持板1によって支持された被介護者70は、介護装置100の体重支持板1から車いす50へと移動する(第6動作8f)。
つまり、第1動作8aと第6動作8fとは、それぞれの動作内容は同じであるがその順序が逆になったものである。そこで、本明細書では第6動作8fに関する説明を省略し、第1動作8aのみについて以下に説明する。同様に、第2動作8bと第5動作8e、第3動作8cと第4動作8d、はそれぞれの動作内容は同じであるがその順序が逆になったものであるので、本明細書では第5動作8e及び第4動作8dに関する説明を省略し、第2動作8b及び第3動作8cの動作のみについて以下に説明するものとする。
以下に、図10から図14までの図を用いて被介護者70の動作及び介護装置100の動きの詳細について説明する。
まず、第1動作8aについて説明する。被介護者70は、車いす50に乗った状態で介護装置100の体重支持板1と正対するようにして接近する(図10参照)。体重支持板1に十分に接近した被介護者70は、グリップ4を握り、被介護者70自身の胴体を介護装置100の体重支持板1上へと引き上げて載置する(図示せず)。
こうして介護装置100の体重支持板1に胴体を載置させた被介護者70は、ホールド・トゥ・ラン型スイッチを押して、介護装置100を可動状態にする。そして、動力部30に含まれる動力を用いてアーム20を動作させることで、介護装置100の体重支持板1を上昇させる。これにより、被介護者70は車いす50から介護装置100の体重支持板1へと乗り移ることができる。
次に、第2動作8bについて図11及び図12を参照して説明する。介護装置100の体重支持板1に乗り移った被介護者70は、介護装置100を回転、移動させることで便器80に接近する(図11参照)。この際、被介護者70は便器80と正対するように接近する。そして、被介護者70は十分に便器80に接近したら介護装置100の体重支持板1を降下させる(図12参照)。
次に、第3動作8cについて図13及び図14を参照して説明する。被介護者70は介護装置100の体重支持板1の降下を途中で停止し、脱衣する(図13参照)。そして、さらに介護装置100の体重支持板1を降下させ、便座61と被介護者70の臀部との距離が十分に接近したら、ホールド・トゥ・ラン型スイッチ5を解除することで介護装置100を非可動状態にする。その後、被介護者70は介護装置100の体重支持板1から便座61へと移動し、着座する。そして、用便する(図14参照)。
用便後、被介護者70は第4動作8d、第5動作8e、第6動作8fを順次行うこと(即ち、第3動作8c、第2動作8b、第1動作8aを逆の順序で順次行うこと)で、車いす50を利用できない場面であっても、介助者に依存せずに一人で立ち上がり、便器80を使用することができる。
1 体重支持板、1a 上腕可動範囲制限部分、1b 胸当て部分、2 胴体支持板、2a 長辺、2b 短辺、3 上腕抑制部、4 グリップ、4a 第1折れ曲がり点、4b 第2折れ曲がり点、4c 第3折れ曲がり点、5 ホールド・トゥ・ラン型スイッチ、6 グリップ、6a 第1折れ曲がり点、6b 第2折れ曲がり点、6c 第3折れ曲がり点、6d 第4折れ曲がり点、7 肘支持部、8a 第1動作、8b 第2動作、8c 第3動作、8d 第4動作、8e 第5動作、8f 第6動作、10 体重支持用具、11 体重支持用具、20 アーム、30 動力部、31 第1案内部品、32 第2案内部品、33 第3案内部品、40 床面、41 第1直線部分、42 第2直線部分、43 第1湾曲部分、50 車いす、61 第1直線部分、62 第2直線部分、63 第1湾曲部分、64 第3直線部分、70 被介護者、71 第1固定部品、71a 長辺、71b 短辺、72 第2固定部品、72a 長辺、72b 短辺、73 第3固定部品、73a 辺、74 穴、80 便器、81 便座、100 介護装置、C1 第1切り取り部、 C2 第2切り取り部、CL 中心線、L1 上腕可動範囲制限部分の縦幅、L2 上腕可動範囲制限部分の横幅、L3 胸当て部分の横幅、L4 胸当て部分の縦幅、X1 上腕可動範囲制限部分と胸当て部分の接点

Claims (4)

  1. 上腕を水平方向に挙上した姿勢の被介護者の上半身を支持する体重支持板と、
    前記被介護者の脇の下を支持して当該被介護者のつま先方向へのずれ落ちを防止するように、前記体重支持板に設けられた胴体支持板と、
    前記被介護者の上腕の、当該被介護者の頭頂方向への挙上のみを抑制し、水平方向またはつま先方向への運動を妨げないように、前記体重支持板に設けられた上腕抑制部と、
    を含むことを特徴とする体重支持用具。
  2. 上腕を背中側へ引きつけて肘関節を屈曲した姿勢の被介護者の上半身を支持する体重支持板と、
    前記被介護者の肘を支持して当該被介護者のつま先方向へのずり落ちを防止するように、前記体重支持板に設けられた肘支持部と、
    を含むことを特徴とする体重支持用具。
  3. 前記被介護者の上半身が前記体重支持板で支持された時に、前記被介護者の脇の下が前記胴体支持板で支持され、且つ、前記被介護者の上腕が前記上腕抑制部で挙上を抑制された姿勢をとっていない前記被介護者が操作できない位置関係に設置された、体重支持用具操作用スイッチ
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の体重支持用具。
  4. 前記被介護者の上半身が前記体重支持板で支持された時に、前記被介護者の肘が前記肘支持部で支持された姿勢をとっていない前記被介護者が操作できない位置関係に設置された、体重支持用具操作用スイッチ
    をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の体重支持用具。
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