JPH078287B2 - 移動型介護リフト - Google Patents
移動型介護リフトInfo
- Publication number
- JPH078287B2 JPH078287B2 JP5044930A JP4493093A JPH078287B2 JP H078287 B2 JPH078287 B2 JP H078287B2 JP 5044930 A JP5044930 A JP 5044930A JP 4493093 A JP4493093 A JP 4493093A JP H078287 B2 JPH078287 B2 JP H078287B2
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- JP
- Japan
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- patient
- lift
- upper body
- supporting
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、患者をベッドから車椅
子、診察台等に移乗させたり、ベッドに戻したりする際
の介助を容易にした移動型介護リフトに関するものであ
る。
子、診察台等に移乗させたり、ベッドに戻したりする際
の介助を容易にした移動型介護リフトに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】歩行が困難な患者にとっては、ベッドの
床部上を移動して車椅子に乗り移ったり、ベッドに戻っ
たりする行為は大変な労力であり、介護者等の手助けを
要することが多い。患者の状況によっては、介護者は患
者を背中に背負い、車椅子に乗せたりすることもある。
床部上を移動して車椅子に乗り移ったり、ベッドに戻っ
たりする行為は大変な労力であり、介護者等の手助けを
要することが多い。患者の状況によっては、介護者は患
者を背中に背負い、車椅子に乗せたりすることもある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、昨今の
人手不足では、なかなか、介護者等の手助けが得られ
ず、介護者等の手が空くまで待機しているしかなかっ
た。従って、緊急を要するような場合は、対処できず、
介護者等も重労働を余儀なくされた。本発明はこのよう
な背景から、患者をあたかも背負うようにベッドから持
ち上げ、患者を車椅子や、診察台等に移乗させたり、ベ
ッドに乗せたりすることができるようにした移動型介護
リフトを提供することを目的とする。
人手不足では、なかなか、介護者等の手助けが得られ
ず、介護者等の手が空くまで待機しているしかなかっ
た。従って、緊急を要するような場合は、対処できず、
介護者等も重労働を余儀なくされた。本発明はこのよう
な背景から、患者をあたかも背負うようにベッドから持
ち上げ、患者を車椅子や、診察台等に移乗させたり、ベ
ッドに乗せたりすることができるようにした移動型介護
リフトを提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、台車と、台車に起立状態且つ傾斜可
能に取り付けられた背負い部材と、背負い部材を起立状
態に支持すると共に傾斜作動させる電動操作機構と、背
負い部材に連動して患者を持ち上げ支持するためのリフ
トベルトと、患者上半身を支持するための上半身支持部
材とを備え、前記背負い部材と台車との取り付け箇所に
おいて、背負い部材両側部に患者の足を乗せるようにし
たフットレストを設け、前記リフトベルトを設けた側の
背負い部材上部面に、患者の上半身前部が当接するよう
にクッション部材を形成し、患者の臀部をリフトベルト
上に乗せると共に、背負い部材上部面のクッション部材
に上半身前部を当接するように背負い部材にしがみつか
せ、上半身を上半身支持部材によって支えるようにし、
電動操作機構の起動により背負い部材を傾斜作動させる
ことで患者を持ち上げ、ベッドと移送箇所又は車椅子等
との間で患者を移送する構成としたことを特徴とする。
ために、本発明は、台車と、台車に起立状態且つ傾斜可
能に取り付けられた背負い部材と、背負い部材を起立状
態に支持すると共に傾斜作動させる電動操作機構と、背
負い部材に連動して患者を持ち上げ支持するためのリフ
トベルトと、患者上半身を支持するための上半身支持部
材とを備え、前記背負い部材と台車との取り付け箇所に
おいて、背負い部材両側部に患者の足を乗せるようにし
たフットレストを設け、前記リフトベルトを設けた側の
背負い部材上部面に、患者の上半身前部が当接するよう
にクッション部材を形成し、患者の臀部をリフトベルト
上に乗せると共に、背負い部材上部面のクッション部材
に上半身前部を当接するように背負い部材にしがみつか
せ、上半身を上半身支持部材によって支えるようにし、
電動操作機構の起動により背負い部材を傾斜作動させる
ことで患者を持ち上げ、ベッドと移送箇所又は車椅子等
との間で患者を移送する構成としたことを特徴とする。
【０００５】
【作用】ベッド床部上に仰臥した状態から患者を他の移
動箇所に移すときは、介護者は、患者の身体を床部の端
部にまで移動させ、患者の上半身を起こし、足を床部端
部から床面につけさせて座った姿勢をとらせる。次に、
介護者は、台車を近付け、背負い部材を股の間に押し込
んで行く。患者の上半身前部は、背負い部材上部のクッ
ション部材に当接し、足を背負い部材両側部のフットレ
ストに乗せ、患者は背負い部材にしがみつくことができ
る。ここで、患者の臀部にリフトベルトを敷くように
し、上半身を上半身支持部材によって支えるようにし、
電動操作機構を起動し、背負い部材をベッド床部幅方向
外側に傾斜作動させると、患者の体は、背負い部材と共
にベッド床部から持ち上げられ、台車を押して移動可能
な状態となる。
動箇所に移すときは、介護者は、患者の身体を床部の端
部にまで移動させ、患者の上半身を起こし、足を床部端
部から床面につけさせて座った姿勢をとらせる。次に、
介護者は、台車を近付け、背負い部材を股の間に押し込
んで行く。患者の上半身前部は、背負い部材上部のクッ
ション部材に当接し、足を背負い部材両側部のフットレ
ストに乗せ、患者は背負い部材にしがみつくことができ
る。ここで、患者の臀部にリフトベルトを敷くように
し、上半身を上半身支持部材によって支えるようにし、
電動操作機構を起動し、背負い部材をベッド床部幅方向
外側に傾斜作動させると、患者の体は、背負い部材と共
にベッド床部から持ち上げられ、台車を押して移動可能
な状態となる。
【０００６】
【実施例】次に、本発明にかかる移動型介護リフトにつ
いて、一実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下
説明する。図１に、本発明にかかる移動型介護リフト１
を示す。この移動型介護リフト１は、台車２と、台車２
に起立状態且つ傾斜可能に取り付けられた背負い部材３
と、背負い部材３を起立状態に支持すると共に傾斜作動
させる電動操作機構４と、背負い部材３に取り付けて患
者を持ち上げ支持するためのリフトベルト５と、背負い
部材３両側部に設けられた上半身支持部材、すなわち脇
ホルダ６と、背負い部材３背面上部に設けられたクッシ
ョン部材７とから実質的に構成される。
いて、一実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下
説明する。図１に、本発明にかかる移動型介護リフト１
を示す。この移動型介護リフト１は、台車２と、台車２
に起立状態且つ傾斜可能に取り付けられた背負い部材３
と、背負い部材３を起立状態に支持すると共に傾斜作動
させる電動操作機構４と、背負い部材３に取り付けて患
者を持ち上げ支持するためのリフトベルト５と、背負い
部材３両側部に設けられた上半身支持部材、すなわち脇
ホルダ６と、背負い部材３背面上部に設けられたクッシ
ョン部材７とから実質的に構成される。
【０００７】前記台車２はコ型基枠８を有し、短手側枠
を開放して台車２後部とし、他方の短手側枠を台車２前
部としている。また、コ型基枠８の長手側枠を、台車２
前部側が上方に起曲形成した形状とし、これら台車２前
部、台車２後部には、それぞれ前輪９ａ、９ｂ並びに後
輪９ｃ、９ｄが配設されている。前輪９ａ、９ｂは、後
輪９ｃ、９ｄに比較して大きな径を有している。前記台
車２前部には、前記電動操作機構４のコントロールボッ
クス（図示せず）を収納するようにした収納部１０が設
けられている。前記コントロールボックスにケーブル１
１を介して手元スイッチ１２から操作指令を行い、電動
操作機構４を作動制御する構成である。
を開放して台車２後部とし、他方の短手側枠を台車２前
部としている。また、コ型基枠８の長手側枠を、台車２
前部側が上方に起曲形成した形状とし、これら台車２前
部、台車２後部には、それぞれ前輪９ａ、９ｂ並びに後
輪９ｃ、９ｄが配設されている。前輪９ａ、９ｂは、後
輪９ｃ、９ｄに比較して大きな径を有している。前記台
車２前部には、前記電動操作機構４のコントロールボッ
クス（図示せず）を収納するようにした収納部１０が設
けられている。前記コントロールボックスにケーブル１
１を介して手元スイッチ１２から操作指令を行い、電動
操作機構４を作動制御する構成である。
【０００８】かかる台車２のコ型基枠８において、コ型
基枠８の双方の長手側枠の中間部間を背負い部材３を支
持するための支持軸１３によって連結するように軸止め
し、支持軸１３上の背負い部材３両側部に、患者の足乗
せのためのフットレスト１４を設けている。
基枠８の双方の長手側枠の中間部間を背負い部材３を支
持するための支持軸１３によって連結するように軸止め
し、支持軸１３上の背負い部材３両側部に、患者の足乗
せのためのフットレスト１４を設けている。
【０００９】前記背負い部材３は、コ型基枠８の幅に比
較して幅狭として前記支持軸１３にフットレスト１４を
設けることができるように設置され、上半部が車の座席
形状に形成されている。すなわち、背負い部材３は、台
車２後部に対向した面を中間部において突出させ、上端
部に向かって肉薄状に形成したもので、この中間部から
上端部にかけてクッション部材７を設けている。また、
このクッション部材７を設けた上半部には、患者の臀部
を支持して持ち上げるためのリフトベルト５が取り付け
られる。このリフトベルト５は、革製、合成樹脂製、布
製いずれでもよい。さらに、前記クッション部材７を設
けた上半部の両側部には、脇ホルダ６が設けられる。こ
の脇ホルダ６は、屈曲可能に連結された基部６ａ、支持
腕６ｂとによって構成されており、連結箇所において、
任意の位置に支持腕６ｂを保持できるように、保持調節
機構１５が設けられている。この保持調節機構１５は、
基部６ａと支持腕６ｂとの係合面に係合歯１６を有し、
係合歯１６を互いに圧接するための操作ねじ１７を有し
ている（図２参照）。
較して幅狭として前記支持軸１３にフットレスト１４を
設けることができるように設置され、上半部が車の座席
形状に形成されている。すなわち、背負い部材３は、台
車２後部に対向した面を中間部において突出させ、上端
部に向かって肉薄状に形成したもので、この中間部から
上端部にかけてクッション部材７を設けている。また、
このクッション部材７を設けた上半部には、患者の臀部
を支持して持ち上げるためのリフトベルト５が取り付け
られる。このリフトベルト５は、革製、合成樹脂製、布
製いずれでもよい。さらに、前記クッション部材７を設
けた上半部の両側部には、脇ホルダ６が設けられる。こ
の脇ホルダ６は、屈曲可能に連結された基部６ａ、支持
腕６ｂとによって構成されており、連結箇所において、
任意の位置に支持腕６ｂを保持できるように、保持調節
機構１５が設けられている。この保持調節機構１５は、
基部６ａと支持腕６ｂとの係合面に係合歯１６を有し、
係合歯１６を互いに圧接するための操作ねじ１７を有し
ている（図２参照）。
【００１０】前記電動操作機構４は、モータ（図示せ
ず）とモータの起動により伸縮する作動杆１８とを有す
るもので、モータおよび減速機構等（図示せず）を機構
本体１９内に内蔵している。かかる機構本体１９を台車
２前部のコ型基枠８に接続し、作動杆１８先端部を前記
背負い部材３に連結して、背負い部材３を支持する構造
である。
ず）とモータの起動により伸縮する作動杆１８とを有す
るもので、モータおよび減速機構等（図示せず）を機構
本体１９内に内蔵している。かかる機構本体１９を台車
２前部のコ型基枠８に接続し、作動杆１８先端部を前記
背負い部材３に連結して、背負い部材３を支持する構造
である。
【００１１】本発明にかかる移動型介護リフト１は以上
のように構成されるものであり、次に、移動型介護リフ
ト１の操作および作用を説明する。患者がベッド床部２
０上に仰臥している状態から車椅子に移乗するときは、
介護者は、患者の身体を床部２０の端部にまで移動さ
せ、患者の上半身を起こし、足を床部２０端部から床面
につけさせて座った姿勢をとらせる。次に、介護者は、
移動型介護リフト１を床部２０側方から、台車２後部を
先にして床部２０下方に台車２を近付ける。このとき、
背負い部材３は、立てた状態に支持し、クッション部材
７の突出した部分が床部２０上方に侵入させるようにす
る。すなわち、背負い部材３を患者の股の間に押し込む
ようにする。患者は、背負い部材３両側部のフットレス
ト１４に両足を乗せることができる。この際、患者の上
半身は、背負い部材３の脇ホルダ６間に入り、背負い部
材３のクッション部材７に上半身前部が当接するので、
患者は背負い部材３のクッション部材７にしがみつくこ
とができる。次に、介護者は、患者の臀部をリフトベル
ト５に乗せるようにする。なお、リフトベルト５は、予
め床部２０に敷いておき、患者の臀部が乗ったら背負い
部材３にリフトベルト５の両端部を取り付けるようにし
てもよいし、患者がリフトベルト５の一端部を患者の臀
部下方に差し込んで臀部を乗せ、その一端部を背負い部
材３に取り付けるようにしてもよい（図３参照）。そし
て介護者は、脇ホルダ６の操作ねじ１７を回して、基部
６ａと支持腕６ｂとの係合を弛めて支持腕６ｂを上げる
と共に、患者の脇の下近傍に当接させて操作ねじ１７を
回して基部６ａと支持腕６ｂとの係合歯１６により支持
腕６ｂを固定保持させ、患者の上半身を支えるようにす
る。
のように構成されるものであり、次に、移動型介護リフ
ト１の操作および作用を説明する。患者がベッド床部２
０上に仰臥している状態から車椅子に移乗するときは、
介護者は、患者の身体を床部２０の端部にまで移動さ
せ、患者の上半身を起こし、足を床部２０端部から床面
につけさせて座った姿勢をとらせる。次に、介護者は、
移動型介護リフト１を床部２０側方から、台車２後部を
先にして床部２０下方に台車２を近付ける。このとき、
背負い部材３は、立てた状態に支持し、クッション部材
７の突出した部分が床部２０上方に侵入させるようにす
る。すなわち、背負い部材３を患者の股の間に押し込む
ようにする。患者は、背負い部材３両側部のフットレス
ト１４に両足を乗せることができる。この際、患者の上
半身は、背負い部材３の脇ホルダ６間に入り、背負い部
材３のクッション部材７に上半身前部が当接するので、
患者は背負い部材３のクッション部材７にしがみつくこ
とができる。次に、介護者は、患者の臀部をリフトベル
ト５に乗せるようにする。なお、リフトベルト５は、予
め床部２０に敷いておき、患者の臀部が乗ったら背負い
部材３にリフトベルト５の両端部を取り付けるようにし
てもよいし、患者がリフトベルト５の一端部を患者の臀
部下方に差し込んで臀部を乗せ、その一端部を背負い部
材３に取り付けるようにしてもよい（図３参照）。そし
て介護者は、脇ホルダ６の操作ねじ１７を回して、基部
６ａと支持腕６ｂとの係合を弛めて支持腕６ｂを上げる
と共に、患者の脇の下近傍に当接させて操作ねじ１７を
回して基部６ａと支持腕６ｂとの係合歯１６により支持
腕６ｂを固定保持させ、患者の上半身を支えるようにす
る。
【００１２】ここで、電動操作機構４を起動し、作動杆
１８を台車２前部の機構本体１９側に退動させると、背
負い部材３は、支持軸１３を中心として、台車２前部
側、すなわちベッド床部２０幅方向外側に傾動してい
き、患者は、ちょうど背負われるような形でベッド床部
２０から持ち上げられる。この際患者は、背負い部材３
両側部のフットレスト１４に両足が乗り、全体重はリフ
トベルト５によって支えられ、上半身が脇ホルダ６によ
り支えられ、上半身前部が背負い部材３のクッション部
材７に当接した状態であるので、患者には、なんら負担
をかけることなく、不安感を与えるようなことはない。
かかる状態で介護者は、台車２を押してベッド傍らから
移動させ、車椅子等に患者を移乗させることができる
（図４参照）。
１８を台車２前部の機構本体１９側に退動させると、背
負い部材３は、支持軸１３を中心として、台車２前部
側、すなわちベッド床部２０幅方向外側に傾動してい
き、患者は、ちょうど背負われるような形でベッド床部
２０から持ち上げられる。この際患者は、背負い部材３
両側部のフットレスト１４に両足が乗り、全体重はリフ
トベルト５によって支えられ、上半身が脇ホルダ６によ
り支えられ、上半身前部が背負い部材３のクッション部
材７に当接した状態であるので、患者には、なんら負担
をかけることなく、不安感を与えるようなことはない。
かかる状態で介護者は、台車２を押してベッド傍らから
移動させ、車椅子等に患者を移乗させることができる
（図４参照）。
【００１３】患者をベッドに戻すときは、患者を持ち上
げた状態で台車２を台車２後部側からベッド床部２０に
押し込んでいき、電動操作機構４を起動して、作動杆１
８を伸長させ、背負い部材３を台車２後部側へ起こして
いく。患者は、リフトベルト５が床部２０に接すること
で、床部２０に乗ることができる。ここで、介護者はリ
フトベルト５を外し、脇ホルダ６の操作ねじ１７を回し
て基部６ａと支持腕６ｂとの係合を弛め、支持腕６ｂを
下げて体の横側を開放し、両脚部を持ち上げながら患者
の体を床部２０に横たわらせることができる。このよう
に、患者をベッド床部２０から持ち上げたり、床部２０
上に横たわせることを難なく行うことができるので、介
護者の労力を大幅に軽減させることができ、患者に、持
ち上げることに対する不安感を抱かせるようなこともな
い。
げた状態で台車２を台車２後部側からベッド床部２０に
押し込んでいき、電動操作機構４を起動して、作動杆１
８を伸長させ、背負い部材３を台車２後部側へ起こして
いく。患者は、リフトベルト５が床部２０に接すること
で、床部２０に乗ることができる。ここで、介護者はリ
フトベルト５を外し、脇ホルダ６の操作ねじ１７を回し
て基部６ａと支持腕６ｂとの係合を弛め、支持腕６ｂを
下げて体の横側を開放し、両脚部を持ち上げながら患者
の体を床部２０に横たわらせることができる。このよう
に、患者をベッド床部２０から持ち上げたり、床部２０
上に横たわせることを難なく行うことができるので、介
護者の労力を大幅に軽減させることができ、患者に、持
ち上げることに対する不安感を抱かせるようなこともな
い。
【００１４】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、昨今の人
手不足にあっても、介護者の手が空くまで待機すること
はなく、緊急を要するような場合にも対処することがで
きる。すなわち、最も労力を必要とするベッドから持ち
上げ、患者を車椅子や、ストレッチャー等に移乗させた
り、ベッドに乗せたりすることを容易に行うことができ
るので、介護者の労力を大幅に軽減させることができ、
併せて患者に持ち上げることへの不安感を抱かせるよう
なこともない。
手不足にあっても、介護者の手が空くまで待機すること
はなく、緊急を要するような場合にも対処することがで
きる。すなわち、最も労力を必要とするベッドから持ち
上げ、患者を車椅子や、ストレッチャー等に移乗させた
り、ベッドに乗せたりすることを容易に行うことができ
るので、介護者の労力を大幅に軽減させることができ、
併せて患者に持ち上げることへの不安感を抱かせるよう
なこともない。
【００１５】
【図１】本発明にかかる移動型介護リフトの外観斜視説
明図である。
明図である。
【図２】図１に示す移動型介護リフトにおける脇ホルダ
の拡大平面説明図である。
の拡大平面説明図である。
【図３】本発明にかかる移動型介護リフトによって患者
を持ち上げようとするところを示す側面説明図である。
を持ち上げようとするところを示す側面説明図である。
【図４】図３に示す移動型介護リフトにおける背負い部
材を傾斜作動させたところを示す側面説明図である。
材を傾斜作動させたところを示す側面説明図である。
１ 移動型介護リフト ２ 台車 ３ 背負い部材 ４ 電動操作機構 ５ リフトベルト ６ 脇ホルダ ６ａ 基部 ６ｂ 支持腕 ７ クッション部材 ８ コ型基枠 ９ａ、９ｂ 前輪 ９ｃ、９ｄ 後輪 １０ 収納部 １１ ケーブル １２ 手元スイッチ １３ 支持軸 １４ フットレスト １５ 保持調節機構 １６ 係合歯 １７ 操作ねじ １８ 作動杆 １９ 機構本体 ２０ 床部
Claims (1)
- 【請求項１】 台車と、台車に起立状態且つ傾斜可能
に取り付けられた背負い部材と、背負い部材を起立状態
に支持すると共に傾斜作動させる電動操作機構と、背負
い部材に連動して患者を持ち上げ支持するためのリフト
ベルトと、患者上半身を支持するための上半身支持部材
とを備え、前記背負い部材と台車との取り付け箇所にお
いて、背負い部材両側部に患者の足を乗せるようにした
フットレストを設け、前記リフトベルトを設けた側の背
負い部材上部面に、患者の上半身前部が当接するように
クッション部材を形成し、患者の臀部をリフトベルト上
に乗せると共に、背負い部材上部面のクッション部材に
上半身前部を当接するように背負い部材にしがみつか
せ、上半身を上半身支持部材によって支えるようにし、
電動操作機構の起動により背負い部材を傾斜作動させる
ことで患者を持ち上げ、ベッドと移送箇所又は車椅子等
との間で患者を移送する構成としたことを特徴とする移
動型介護リフト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5044930A JPH078287B2 (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | 移動型介護リフト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5044930A JPH078287B2 (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | 移動型介護リフト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06254123A JPH06254123A (ja) | 1994-09-13 |
| JPH078287B2 true JPH078287B2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=12705199
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5044930A Expired - Fee Related JPH078287B2 (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | 移動型介護リフト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078287B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010131063A (ja) * | 2008-12-02 | 2010-06-17 | Toyota Motor Corp | 移乗支援装置 |
| JP2012040365A (ja) * | 2010-07-22 | 2012-03-01 | Tadao Taketomi | 立ち上がり補助装置 |
| WO2013051492A1 (ja) * | 2011-10-04 | 2013-04-11 | 株式会社アートプラン | 移乗装置 |
| JP2014014573A (ja) * | 2012-07-10 | 2014-01-30 | Yokohama National Univ | 移乗機器 |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11188063A (ja) * | 1997-12-26 | 1999-07-13 | Takahiro Hayakawa | 移動式介護補助用移乗機 |
| JP2009268786A (ja) * | 2008-05-09 | 2009-11-19 | Yutaka Miki | 介護用起立支援移動台車 |
| JP2010142292A (ja) * | 2008-12-16 | 2010-07-01 | Toyota Motor Corp | 移乗装置及びその移乗方法 |
| JP5195569B2 (ja) * | 2009-03-26 | 2013-05-08 | トヨタ自動車株式会社 | 移乗装置、移乗方法、及び保持具 |
| JP5246789B2 (ja) * | 2009-03-31 | 2013-07-24 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | 体重支持用具 |
| KR101394896B1 (ko) * | 2012-10-22 | 2014-05-27 | 한국생산기술연구원 | 환자 간호용 이승로봇 |
| JP6448511B2 (ja) * | 2014-11-11 | 2019-01-09 | 社会福祉法人天寿会 | 移乗機 |
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