JP2538105Y2 - 立体ガレージ - Google Patents

立体ガレージ

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JP2538105Y2
JP2538105Y2 JP1990125909U JP12590990U JP2538105Y2 JP 2538105 Y2 JP2538105 Y2 JP 2538105Y2 JP 1990125909 U JP1990125909 U JP 1990125909U JP 12590990 U JP12590990 U JP 12590990U JP 2538105 Y2 JP2538105 Y2 JP 2538105Y2
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JP
Japan
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pallet
fitting groove
ground
groove
roof
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靖之 淡路
憲司 野田
彰良 東山
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車を2台立体的に収納するための立体
ガレージに関する考案である。
[従来例の技術] 従来から2台収納の立体ガレージが知られている。本
出願人も特願昭59−58999号等として出願している。こ
の立体ガレージは支柱に対して自動車を乗せるためのパ
レットを昇降自在としてある。そして、パレットは下降
時に地面に設置し、パレットの前端部から自動車がパレ
ット上に進入してパレット上に乗り、この状態でパレッ
トを上昇させ、次にパレットの下方の地面上に二台目の
自動車を進入させて駐車するようにしている。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上記した従来例においては、パレット高さ
が100mmから150mm程度あって地面からその分高くなって
いるため入庫が難しく、また、入庫の際に自動車の車体
の腹部分をこするおそれがある。このため、第5図に示
すようにパレット2の前端部の上面側に傾斜部20を設け
て入庫を容易にし、且つ自動車1の車体の腹部分をこす
らないようにすることが考えられる。第5図中5は地面
である。ところが、傾斜部20の勾配が急な場合には依然
として入庫が難しく、また、車体の腹部分をこするおそ
れが残っている。そこで、傾斜部20の勾配を緩くするこ
とが考えられるが、傾斜勾配を緩くすると、パレット2
における実際の車輪が乗ることができる距離である第5
図に示す距離Lが短くなってしまうという問題がある。
本考案は上記した従来例の問題点に鑑みて考案したも
のであって、その目的とするところは、パレットを下降
した場合におけるパレットへの入庫が簡単に且つ車体の
腹部分をこすることなく行え、しかもパレット上昇時に
パレット下方の地面への二台目の駐車に当たっての入庫
も簡単に且つ車体の腹部分をこすることなく行える立体
ガレージを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の立体ガレージは、自動車1を乗せるためのパ
レット2を支柱3に対して昇降自在とした立体ガレージ
4において、地面5にパレット2の厚みと略等しい溝深
さで且つパレット2と略同じ大きさのパレットはめ込み
用溝部6を凹設し、このパレットはめ込み用溝部6の前
端部を溝底7から地面5にかけて緩やかに上昇する傾斜
面8とし、パレット2の前端部下面を傾斜面8と対応す
る傾斜下面9とし、パレットの前端部下面を傾斜面と対
応する傾斜下面とし、パレット2に下部を連結した昇降
柱10の上部に屋根11を取付けて屋根11をパレット2の上
方に位置させ、両側の支柱3よりも内側に前記パレット
はめ込み用溝部6が位置し、該パレットはめ込み用溝部
6を前記屋根11よりも小さく形成して成るものであっ
て、このような構成を採用することにより、上記した従
来例の問題点を解決して本考案の目的を達成したもので
ある。
[作用] しかして、パレット2を下降させて地面5に凹設した
パレットはめ込み用溝部6内にパレット2をはめ込む
と、パレットはめ込み用溝部6がパレット2の厚みと略
等しい溝深さで且つパレット2と略同じ大きさであるこ
とから、地面5とパレット2の上面部とが略面一となっ
て自動車1がスムーズに地面5からパレット2上に進入
できるようになった。そして、二台目の自動車1の駐車
に当たっては、パレット2を上昇させてこのパレット2
の下方のパレットはめ込み用溝部6に二台目の自動車1
を進入させて駐車させるのであるが、この場合、パレッ
トはめ込み用溝部6の前端部を溝底7から地面5にかけ
て緩やかに上昇する傾斜面8としてあることで、二台目
の自動車1の入庫もスムーズに行えるようになった。そ
して、パレット2の前端部下面を傾斜面8と対応する傾
斜下面9としてあることで、パレット2の上面側に傾斜
面を設ける必要がなく、パレットの前後方向の略全長を
実質的な駐車長さとして利用することが可能となった。
また、パレット2に下部を連結した昇降柱10の上部に屋
根11を取付けて屋根11をパレット2の上方に位置させ、
両側の支柱3よりも内側に前記パレットはめ込み用溝部
6が位置し、該パレットはめ込み用溝部6を前記屋根11
よりも小さく形成してあるので、凹設されて雨水が溜ま
りやすくなったパレットはめ込み用溝部6内に雨水が流
入し難く、該パレットはめ込み用溝部6内での水溜まり
が防止されることになる。
以下本考案を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
図中3は支柱であり、地面5の前後左右にそれぞれ立
設してある。図中2は自動車を乗せるためのパレットで
あり、パレット2の左右両側の前後にそれぞれ昇降柱10
の下部が取付けてあり、昇降柱10の上部に屋根11が取付
けてある。上記構成の昇降体12が支柱3に対して昇降自
在に取付けてある。地面5にパレット2の厚みと略等し
い溝深さで且つパレット2と略同じ大きさのパレットは
め込み用溝部6を凹設してある。ここで、図3から明ら
かなように、パレットはめ込み用溝部6は両側の支柱3
よりも内側に位置しており、また、パレットはめ込み用
溝部6は前記屋根11よりも小さく形成してある。このよ
うに、パレットはめ込み用溝部6をこれよりも大きい屋
根11によって覆うことで、パレットはめ込み用溝部6へ
の雨水の流入を防止するようになっている。このパレッ
トはめ込み用溝部6の前端部を溝底7から地面5にかけ
て緩やかに上昇する傾斜面8としてあり、また、パレッ
ト2の前端部下面を傾斜面8と対応する傾斜下面9とし
てある。地面5及びパレットはめ込み用溝部6はコンク
リート仕上げとなっている。昇降体12を支柱3に対して
昇降自在とするには従来から公知の種々の方法が採用で
きるが、例えば、断面略C字状をした支柱3に対して昇
降柱10を上下動自在に挿入したり、沿わせてある。図中
13はモータなどの駆動部を収納した駆動ボックスであ
り、支柱3の上部に取付けた枠体14に取付けてある。ま
た、15は枠体14の前後左右に立設した目隠しパネルであ
る。駆動ボックス13に収納したモータのような駆動部を
駆動することで昇降体12に一端を固着したチェン又はワ
イヤを巻取って支柱3に沿って昇降柱10を上昇させ、逆
に巻き戻すことで支柱3に沿って昇降柱10を下降させる
ようになっている。ここで、昇降柱10は支柱3とほぼ同
じ高さであり、屋根11は昇降体12が下降したとき、支柱
3の上部の矩形をした枠体14の上部に位置し、パレット
2は昇降体12が上昇したとき枠体14の上部に位置し、パ
レット2は昇降体12が下降したとき地面5に設けたパレ
ットはめ込み用溝部6内に位置して地面5とパレット2
上面とが面一となるようにすると共に昇降体12が上昇し
たとき枠体14内に位置するようになっている。図中16は
昇降体12を上下操作するための操作押釦が収納されてい
る操作押釦収納ボックスが示してある。
しかして、本考案の立体ガレージは、一台目の自動車
1を収納する場合には第1図、2図に示すように昇降体
12を下降させ、パレット2を地面5に凹設したパレット
はめ込み用溝部6にパレット2をはめ込み、パレット2
の上面を地面5と面一とし、この状態で、地面5からパ
レット2の上に進入して駐車させるものである。この
時、地面5とパレット2の上面とが面一であるためスム
ーズに自動車1が入庫できることになる。一方、二台目
の自動車1を駐車させる場合には、第3図、第4図に示
すように、パレット2に自動車1を乗せたままの状態で
昇降体12を上昇させてパレット2の下方の地面5に設け
たパレットはめ込み用溝部6部分に2台目の自動車を進
入させて駐車するものである。この場合、パレットはめ
込み用溝部6の前端部を溝底7から地面5にかけて緩や
かに上昇する傾斜面8としてあることで、パレットはめ
込み用溝部6に二台目の自動車1がスムーズに入庫でき
るものである。そして、この場合、緩やかな傾斜面8で
あるため入庫の際に自動車1の車体の腹部分をこするお
それがなくなるものである。そして、駐車に当たってパ
レットはめ込み用溝部6の前端部の傾斜面8に車輪が位
置しても、従来のようにパレット2の上面前端部に傾斜
面に車輪が位置するような不安定さがなく駐車するのに
支障がない(つまり、風や振動等が加わった際に従来の
ようにパレット2の上面の傾斜面に車輪を乗せると地上
に滑り落ちるという危険があるが、地面5に凹設したパ
レットはめ込み用溝部6に設けた場合は傾斜面8に車輪
が位置しても地上にあるため風や振動が加わっても駐車
するのに安全上の問題はない)。そして、パレット2に
は上面に入庫のための傾斜面を設ける必要がないので、
パレット2の有効駐車長さが長く取れることになる。
[考案の効果] 本考案にあっては、叙述のように、自動車を乗せるた
めのパレットを支柱に対して昇降自在とした立体ガレー
ジにおいて、地面にパレットの厚みと略等しい溝深さで
且つパレットと略同じ大きさのパレットはめ込み用溝部
を凹設し、このパレットはめ込み用溝部の前端部を溝底
から地面にかけて緩やかに上昇する傾斜面とし、パレッ
トの前端部下面を傾斜面と対応する傾斜下面としてある
ので、パレットに入庫するに当たっては、パレットを下
降させて地面に凹設したパレットはめ込み用溝部にパレ
ットを位置させることで、地面とパレットの上面部とを
略面一として自動車をスムーズに地面からパレット上に
進入させることができるものであり、また、二台目の自
動車の駐車に当たっては、パレットを上昇させてこのパ
レットの下方のパレットはめ込み用溝部に二台目の自動
車を進入させて駐車させるのであるが、この場合、パレ
ットはめ込み用溝部の前端部を溝底から地面にかけて緩
やかに上昇する傾斜面としてあることで、二台目の自動
車の入庫もスムーズに行えるものであり、しかもこの
時、パレットはめ込み用溝部は地面に凹設してあるので
駐車時に傾斜面に自動車の車輪が位置しても地上に駐車
しているので、風や振動が加わっても安全性の上で問題
がなく、更に、パレットの前端部下面を傾斜面と対応す
る傾斜下面としてあることで、パレットの上面側に傾斜
面を設ける必要がなく、パレットの前後方向の略全長を
実質的な駐車長さとして利用することが可能となるもの
であり、また、パレットに下部を連結した昇降柱の上部
に屋根を取付けて屋根をパレットの上方に位置させ、両
側の支柱よりも内側に前記パレットはめ込み用溝部が位
置し、該パレットはめ込み用溝部を前記屋根よりも小さ
く形成してあるので、凹設されて雨水が溜まりやすくな
ったパレットはめ込み用溝部内に雨水が流入し難く、該
パレットはめ込み用溝部内での水溜まりが防止されるこ
とになるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のパレットを下降している状態の斜視
図、第2図は同上のパレットを下降して入庫している状
態の概略説明図、第3図は同上のパレットを上昇してい
る状態の斜視図、第4図は同上のパレットを上昇させて
パレットはめ込み用溝部に自動車を入庫している状態の
概略説明図、第5図は従来の概略説明図であって、1は
自動車、2はパレット、3は支柱、4は立体ガレージ、
5は地面、6はパレットはめ込み用溝部、7は溝底、8
は傾斜面、9は傾斜下面である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−203778(JP,A) 実開 昭63−122550(JP,U) 実開 昭63−119763(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車を乗せるためのパレットを支柱に対
    して昇降自在とした立体ガレージにおいて、地面にパレ
    ットの厚みと略等しい溝深さで且つパレットと略同じ大
    きさのパレットはめ込み用溝部を凹設し、このパレット
    はめ込み用溝部の前端部を溝底から地面にかけて緩やか
    に上昇する傾斜面と、パレットの前端部下面を傾斜面と
    対応する傾斜下面とし、パレットに下部を連結した昇降
    柱の上部に屋根を取付けて屋根パレットの上方に位置さ
    せ、両側の支柱よりも内側に前記パレットはめ込み用溝
    部が位置し、該パレットはめ込み用溝部を前記屋根より
    も小さく形成して成る立体ガレージ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4124598A (en) * 1976-10-20 1978-11-07 Hoffmann-La Roche Inc. Psoralens
JPS60203778A (ja) * 1984-03-26 1985-10-15 松下電工株式会社 2台収納立体ガレ−ジ

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