JPH0528293Y2 - - Google Patents

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JPH0528293Y2
JPH0528293Y2 JP1988062706U JP6270688U JPH0528293Y2 JP H0528293 Y2 JPH0528293 Y2 JP H0528293Y2 JP 1988062706 U JP1988062706 U JP 1988062706U JP 6270688 U JP6270688 U JP 6270688U JP H0528293 Y2 JPH0528293 Y2 JP H0528293Y2
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garage
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は敷地の面積が狭いところでも安全に自
動車の出入をすることができる全面囲い式の2階
建車庫に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来から、1階建の車庫において、前面を広く
開口した技術は公知とされているのである。例え
ば実開昭62−7593号公報に記載の技術の如くであ
る。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 雪国地帯では側方から車庫内に雪が入り込んで
駐車不可能となることを防止するために、全面囲
い式の車庫が多く利用されているが、敷地の面積
が狭いところでは車の出入口戸が歩道に近接する
ように車庫を配置しており、車の出入口戸が道路
と平行した平面状に形成され、前方の支柱が車の
出入口戸の両側に近接し、左右の側壁も車の出入
口戸の両側に近接していた。
従つて、車庫の左右の側壁が視界を狭くするた
めに、自動車が車庫から道路に出るとき車庫の出
入口付近の歩行者や自転車に乗つた人などとの接
触事故が多く発生していた。また、自動車が道路
から車庫に入るとき前方の支柱に接触することが
しばしばあつた。
(ニ) 問題点を解決する為の手段 本考案は上記欠点を除くために、次の如く構成
したものである。
屋根2と左右の側壁18A,18Aと後壁18
Bと前壁18Cと出入口戸10で、周囲を覆つた
二階建車庫において、車を載置した昇降台7を昇
降可能に支持する少なくとも4本の支柱3の中
で、出入口戸10側の支柱3,3を前壁面よりも
間隔をおいて奥側に立設し、該車の出入口開口
を、1階部分前壁と1階部分側壁の支柱3まで
の、平面視「コ」の字型に開口し、該出入口開口
を閉鎖する出入口戸10も平面視「コ」の字型に
構成し、該出入口戸10は2階部分の側壁18
A,18Aと前壁18Cの部分に重複状態で収納
可能としたものである。
また、側壁18A,18Aにおいて、少なくと
も一側の側壁18Aに、該側壁に沿つて横引き開
放する運転者の出入口戸6を設けたものである。
(ホ) 実施例 以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説
明する。
第1図は車を2台入庫した時の本考案の2階建
車庫を示した全体図、第2図は壁、出入口戸を取
り外し、車を2台入庫した時の本考案の2階建車
庫を示した側面図、第3図は車の出し入れをする
時の本考案の2階建車庫を示した側面図、第4図
が本考案の2階建車庫の要部縦断面図、第5図は
本考案の2階建車庫の下部要部横断面図、第6図
は本考案の2階建車庫の上部要部横断面図、第7
図はメインワイヤー巻取りドラムの拡大断面図で
ある。
1は家屋、2は本考案の2階建車庫の屋根であ
り、4本の支柱3が2階建車庫本体の下部中央部
の4個の基礎5の上にそれぞれ立設し、車庫の幅
は普通型乗用車の幅よりやや広い2300mm程度と
し、奥行は5300mm程度とし、一般の車庫よりかな
り狭く構成し、新興住宅に合つた2階建車庫とし
ている。
前記4本の支柱3がすべての重量を支え、左方
の支柱3,3の下部と右方の支柱3,3の下部と
の間には補強板8,8が平行に設けられ補強して
いる。
この4本の支柱3を母体として車の出入口戸1
0、運転者の出入口戸6以外の壁部を新建材など
よりなる側壁18A,18A、後壁18B、前壁
18Cで囲い、該側壁18A,18Aの1階部分
の前部を、支柱3から前壁18Cにかけて、平面
視「コ」の字型に開口し、出入口開口部としてい
る。そして該出入口開口部に同じく平面視「コ」
の字型の、運転者の出入口戸6を設けている。
該運転者の出入口戸6はドアのように回動式と
すると、内側回動では車が邪魔になり、外側回動
では雪が積もると開けることができないので、第
3図のように引き戸にて構成され、車庫の幅が狭
いので車のドアを開けると必ず側壁に当たる為、
開けたときに邪魔にならない大きさの戸としてい
る。
前記車の出入口戸10は平面視「コ」の字型に
形成され、車庫の幅より少し狭く構成して内側に
収納できるようにして、閉鎖時には前壁18Cの
下方に位置し、開けたときには前壁18Cと側壁
18A,18A内に収納されるように上下動自在
に設けられている。
即ち、車の出入口戸10の上端にワイヤー13
が連結され、反対側の奥に車の出入口戸10と略
同じ重さのウエート22が配置され、該ウエート
22と前記ワイヤー13が連結され、該ワイヤー
13は2階建車庫本体の上部角に設けられた溝付
きローラー17にて受けられ、車の出入口戸10
を軽く上げ下げして開閉できるようにしている。
前記補強板8,8の上方には昇降台7が上下動
自在に設けられ、第5図に示すように、該昇降台
7の上面に前後方向に平行にU字型レール4,4
が設けられ、該左右のU字型レール4,4は自動
車の車輪を誘導して安定して乗せるものであり、
各自動車の車輪の幅に合わすことが出来るように
昇降台7に複数一定間隔をおいて穴26が幅方向
に開口され、これらの穴26に合致する穴がU字
型レール4に開口され、自動車の車輪幅に合わせ
た後にU字型レール4,4と昇降台7がボルトに
て固定されている。
前記U字型レール4,4の出入口側には直線延
長上に、自動車のタイヤを誘導する前方幅広のU
字型誘導レール9,9が車庫内の地面上に固定さ
れ、入庫時に大まかに車幅と車庫幅を合わせて前
進すると、ハンドル操作無しで自動的にU時型レ
ール4,4上へ進む事が出来るようにしている。
前記U時型レール4,4の先端には前進ストツパ
ー16,16が固定してあり、前進し過ぎて車庫
の後壁18Bに接触しないように防止している。
第4図、第6図、第7図において、15はメイ
ンワイヤーの受けローラで前記支柱3,3上部に
設けられ、該前方の支柱3,3と後方の支柱3,
3との上部中央部にメインワイヤー巻取りドラム
14の両側を支えているベアリング19,19が
配設されている。該メインワイヤー巻取りドラム
14と出入口側の昇降台7の両側との間には、受
けローラ15を介してメインワイヤー11が連結
され、メインワイヤー巻取りドラム14と奥側の
昇降台7との間には受けローラ15を介してメイ
ンワイヤー12が連結されている。
該メインワイヤー巻取りドラム14は車の出入
口戸10側のメインワイヤー11を巻取りする方
の外径がメインワイヤー12を巻取りする方の外
径より多少大きく構成し、上昇すると昇降台7が
前方(入口側)上りの傾斜ができるようになり、
たとえ車のサイドブレーキが緩んでも車が移動し
ないようにして安全を確保している。
前記メインワイヤー巻取りドラム14は減速装
置20を介してモーター21の駆動軸と連結さ
れ、該モーター21を回動することによりメイン
ワイヤー巻取りドラム14を回動して昇降台7を
昇降する構成としている。
この昇降装置のモーター21は電動モーター、
油圧モーターなどを使用することも可能である。
第1図における23は家屋1の玄関内に装備さ
れたメインスイツチで盗難防止用でもある。第2
図における25は上昇スイツチ安全装置兼落下防
止装置である。
このような構成において、車を入庫する以前に
横引き式の運転者の出入口戸6及び車の出入口戸
10を開ければ、道路と車庫が近接したり、道路
が狭かつたりしていても、入口側の角に支柱がな
いので、切り返しが少なく車を傷付けることなく
車庫へ車を入れることができ、車庫へ車を入れれ
ば、運転者側のドアは車庫の側壁18Aを気にす
ることなく開けることが出来る。
そして、運転者は車のサイドブレーキをかけて
から昇降スイツチ24をONする事で減速装置2
0を有するモーター21が回転し、メインワイヤ
ー巻取りドラム14にメインワイヤー11,12
が巻かれて、U字型レール4,4上で駐車してい
る車を上昇させて格納することができるのであ
る。
(ヘ) 考案の効果 上記の如く本考案は構成したので、以下のよう
な効果を生じさせることが出来るのである。
請求項1に記載の如く構成したので、平面視
「コ」の字型に構成した出入口戸10は、2階部
分の側壁18Aと前壁18Cの部分に重複した状
態で収納することが出来るので、アコーデイオン
方式の出入口戸とする必要がなく、廉価に構成出
来るのである。
また、出口側の支柱を奥側に設け、車の出入口
戸10を平面視「コ」の字型に形成したので、車
の出入口戸10が歩道に近接するように車庫を設
置しても視界が広くなり、自動車が車庫から道路
に出るとき車庫の出入口付近の歩行者や自転車に
乗つた人等との接触事故が少なくなり、敷地の面
積が狭いところでも安全に車庫への出入ができる
ようになつたのである。
また、前方の支柱3,3が出入口戸10よりも
間隔をおいて奥位置に立設し、しかも側壁18
A,18Aの1階部分に、支柱3に至るまで平面
視「コ」の字型に除去して、出入口開口部を形成
したので、車庫の出入口が狭くても出入口戸10
を開けていれば車の出入口付近には障害物がない
ので自動車が道路から車庫に入るとき前方の支柱
3,3などに接触することが少なくなり、入庫や
出庫が容易に行えるようになつたのである。
請求項2に記載の如く構成したので、一方の側
壁18Aの下部中央部に横引き式の運転者の出入
口戸6を形成したので、運転者は車と側壁18A
との間を通らなくてもよいので衣服を汚すことが
なく出入りできるようになり、車庫の幅は車より
少し広くするだけでよく、完全囲い型でありなが
ら敷地面積の小さい車庫を提供できるようになつ
たのである。
また側壁18Aの近くまで積雪がある場合に、
該積雪を押して出入口戸6を開放する必要が無く
なつたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は車を2台入庫した時の本考案の2階建
車庫を示した全体図、第2図は壁、出入口戸を取
り外し、車を2台入庫した時の本考案の2階建車
庫を示した側面図、第3図は車の出し入れをする
時の本考案の2階建車庫を示した側面図、第4図
は本考案の2階建車庫の要部縦断面図、第5図は
本考案の2階建車庫の下部要部横断面図、第6図
は本考案の2階建車庫の上部要部横断面図、第7
図はメインワイヤー巻取りドラムの拡大断面図で
ある。 1……家屋、2……屋根、3……支柱、4……
U字型レール、5……基礎、6……運転者の出入
口戸、7……昇降台、8……補強板、9……U字
型誘導レール、10……車の出入口戸、11,1
2……メインワイヤー、13……ワイヤー、14
……メインワイヤー巻取りドラム、15……メイ
ンワイヤーの受けローラ、16……前進ストツパ
ー、17……溝付きローラ、18A……側壁、1
8B……後壁、18C……前壁、19……ベアリ
ング、20……減速装置、21……モーター、2
2……ウエート、23……メインスイツチ、24
……昇降スイツチ、25……昇降スイツチ安全装
置兼落下防止装置、26……穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 屋根2と左右の側壁18A,18Aと後壁1
    8Bと前壁18Cと出入口戸10で、周囲を覆
    つた2階建車庫において、車を載置した昇降台
    7を昇降可能に支持する少なくとも4本の支柱
    3の中で、出入口戸10側の支柱3,3を前壁
    面よりも間隔をおいて奥側に立設し、該車の出
    入口開口を、1階部分前壁と1階部分側壁の支
    柱3までの、平面視「コ」の字型に開口し、該
    出入口開口を閉鎖する出入口戸10も平面視
    「コ」の字型に構成し、該出入口戸10は2階
    部分の側壁18A,18Aと前壁18Cの部分
    に重複状態で収納可能としたことを特徴とする
    2階建車庫。 (2) 請求項1記載の側壁18A,18Aにおい
    て、少なくとも一側の側壁18Aに、該側壁に
    沿つて横引き開放する運転者の出入口戸6を設
    けたことを特徴とする2階建車庫。
JP1988062706U 1988-05-11 1988-05-11 Expired - Lifetime JPH0528293Y2 (ja)

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JP1988062706U JPH0528293Y2 (ja) 1988-05-11 1988-05-11

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JPH01168663U JPH01168663U (ja) 1989-11-28
JPH0528293Y2 true JPH0528293Y2 (ja) 1993-07-20

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JPH0529299Y2 (ja) * 1988-07-14 1993-07-27

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS627593B2 (ja) * 1977-04-18 1987-02-18 Ricoh Kk

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0326870Y2 (ja) * 1985-06-29 1991-06-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS627593B2 (ja) * 1977-04-18 1987-02-18 Ricoh Kk

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