JP2534205Y2 - 水栓における電装品の設置構造 - Google Patents

水栓における電装品の設置構造

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JP2534205Y2
JP2534205Y2 JP10442191U JP10442191U JP2534205Y2 JP 2534205 Y2 JP2534205 Y2 JP 2534205Y2 JP 10442191 U JP10442191 U JP 10442191U JP 10442191 U JP10442191 U JP 10442191U JP 2534205 Y2 JP2534205 Y2 JP 2534205Y2
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faucet
tip
water
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switch
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修 荒木
研次 白井
啓介 平出
雅昭 永田
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株式会社イナックス
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はスイッチ操作や、人体感
知センサの人体感知により吐水作動を行なわせるように
した水栓における電装品の設置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】スイッチ操作や、センサによって人体を
検知して吐水作動を行なわせるようにした電気駆動式水
栓あるいは自動水栓は既に広く用いられている。
【0003】この種の水栓において、スイッチやセンサ
を水栓の先端例えば吐水管の先端に設けることがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】この種のスイッチやセ
ンサを備えた従来の水栓においては、スイッチやセンサ
を水栓の本体部分にそのまま取り付けるようにしている
ため、スイッチやセンサを点検したり、交換したりする
際には水栓の多くの部分を分解する(ばらす)ことが必
要であり、作業が面倒であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の水栓における電
装品の設置構造は、水栓の先端に吐水制御用スイッチ及
び人体感知センサの少なくとも一方よりなる電装品が設
置され、該電装品に接続されたリード線が該水栓内に挿
通されている水栓における電装品の設置構造において、
前記水栓の先端部を該先端部以外の水栓本体部と別体と
し、該先端部を該本体部に取外し可能に連結すると共
に、結合及び離反可能な一対の半割体よりなる電気配線
用コネクタの一方の該半割体を前記先端部の後端面に、
そして、他方の該半割体を前記本体部の先端面に、且
つ、該先端部を該本体部に連結した際に該半割体同志が
結合される配置にて設置し、前記リード線を該コネクタ
に接続したことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】かかる本考案の水栓における電装品の設置構造
によると、センサやスイッチなどの電装品を備えた先端
部が本体部に対し取り外し可能となっているため、この
先端部を本体部から取り外してセンサやスイッチなどの
点検、修理等を容易に行なえる。
【0007】また、この先端部のみをそっくり交換する
こともできる。
【0008】本考案では、この先端部を本体部に連結す
ると、コネクタの半割体同志も結合され、センサやスイ
ッチと本体部側のリード線とが電気的に接続される。従
って、先端部と本体部との脱着作業はきわめて容易であ
る。
【0009】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。なお、本実施例では、次に述べる水栓14の吐水管
16が本体部に相当し、ヘッド20が先端部に相当す
る。
【0010】第1図は本考案の実施例に係る水栓の先端
部の縦断面図、第2図は組立斜視図、第3図は同水栓を
備えた化粧台の斜視図である。
【0011】第3図において、キャビネット10の上面
に洗面器12が設けられ、該洗面器12の奥側部分にセ
ンサ付き水栓14が設置されている。該水栓14の吐水
管16の先端側は洗面器12の上面側にせり出すように
湾曲しており、吐水管16の先端側の下面に吐水口16
aが設けられている。また、この吐水管16の先端に電
装品取付用ヘッド20が着脱自在に装着されている。
【0012】水栓14の基端部分に設けられた操作盤1
8は、吐水スイッチ22のほか、吐水水量を増大させる
ための水量スイッチ24、吐水水量を減少させるための
水量スイッチ26、吐水水温を上昇させるための水温ス
イッチ28及び吐水水温を低下させるための水温スイッ
チ30を備えている。
【0013】第1図及び第2図に示す如く、前記ヘッド
20の先端側の斜め上向きの傾斜面20aに吐水スイッ
チ32が設けられ、該吐水スイッチ32は軟質カバー3
3にて水密的に覆われている。該ヘッド20の下面側に
は人体感知用のセンサ34が設けられている。該センサ
34やスイッチ32からの信号を操作盤10内の制御器
(図示略)に接続するために吐水管16内にリード線4
2が挿通されている。
【0014】前記吐水管16の内部は、第1図に示す如
く、吐水管16の長手方向に延在する仕切壁36によっ
て電気配線用スペース38と通水路40とに区画されて
いる。前記吐水口16aは、この通水路40に連通する
ように設けられている。電気配線用スペース38内には
リード線42が挿通されている。
【0015】なお、この仕切壁36を設ける代わりに、
ホース(図示略)を吐水管16内に通し、このホースを
吐水口16aに接続しても良い。
【0016】前記ヘッド20の後端面にはコネクタ44
の半割体46が固着されており、吐水管16の先端面に
はもう1つの半割体48が固着されている。前記リード
線42はこの半割体48に接続されている。また、前記
吐水スイッチ32及びセンサ34はそれぞれリード線5
0、52を介して半割体46に接続されている。これら
半割体46、48は、第1図及び第2図に示す如く、ヘ
ッド20を吐水管16の先端に装着したときに互いに結
合される配置関係にてそれぞれヘッド20の後端面及び
吐水管16の先端面に固着されている。
【0017】第1図及び第2図に示す如く、ヘッド20
の後端面には凸部54が設けられ、吐水管16の先端面
には該凸部54が嵌合する凹部56が設けられている。
該凸部54は四角筒状であり、半割体46はその内部に
配置されている。凹部56も四角形状であり、前記半割
体48は該凹部56内に配置されている。このコネクタ
44の部分に水が侵入しないようにするために、凸部5
4の周囲にOリング58が設けられている。
【0018】前記ヘッド20の後端面には、該凸部54
の下方部分に別の凸部60が設けられている。そして、
吐水管16の先端面には、この凸部60が嵌合する凹部
62が溝状に設けられている。凸部60を凹部62に嵌
合させ、下側から該凸部60を刺し通すようにダッピン
グビス64を凹部62の天井面部分にねじ込むことによ
り、ヘッド20と吐水管16との連結が完成する。
【0019】このように構成された水栓14において
は、センサ34や吐水スイッチ32の点検を行なう場
合、ビス64を外してヘッド20を引くことにより、該
ヘッド20が吐水管16から分離される。従って、この
ヘッド20を水栓14の本体側から取り外してスイッチ
32やセンサ34を容易に点検、修理することができ
る。また、スイッチ32やセンサ34に故障があった場
合には、ヘッド20ごとそっくり交換することができ、
このようにすれば現場にて細かな電気配線作業を行なう
必要がなく、部品の交換作業がきわめて容易かつ迅速に
行なえる。
【0020】なお、ヘッド20を吐水管16に結合すべ
く、該凸部54、60を凹部56、62に押し込むと、
このときにコネクタ44の半割体46が半割体48に押
し込まれる。従って、ヘッド20を吐水管16に結合す
ると、併せてコネクタ44の結合も完成することにな
り、特別な電気的結線を行なうことが不要である。
【0021】なお、本実施例にあっては、スイッチ32
がヘッド20の上向きの上り勾配面20aに取り付けら
れているため、スイッチ32を操作し易い。
【0022】上記実施例は洗面台に用いられる水栓に関
するものであるが、本考案はその他の各種の箇所に設置
される水栓に適用することができる。
【0023】また、上記実施例ではセンサ34及びスイ
ッチ32の双方がヘッド20に設けられているが、本考
案ではスイッチとセンサの一方のみをヘッドに設けても
良い。
【0024】
【考案の効果】以上の通り、本考案の水栓によると、先
端部を本体部から取り外してセンサやスイッチなどの点
検、修理等を容易に行なえる。また、センサ部のみをそ
っくり交換することもできる。
【0025】本考案では、ヘッド等の先端部を吐水管等
の本体部に連結することにより、コネクタの連結も行な
うことができ、現場における電気的な結線作業が不要で
あり、先端部を本体部に対しきわめて容易に結合するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る水栓の先端部の縦断面図
である。
【図2】実施例に係る水栓の先端部の分解斜視図であ
る。
【図3】実施例に係る水栓を備えた洗面台の斜視図であ
る。
【符号の説明】
14 水栓 16 吐水管(本体部) 18 操作盤 20 ヘッド(先端部) 32 スイッチ 34 センサ 44 コネクタ 46 半割体 48 半割体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水栓の先端に吐水制御用スイッチ及び人
    体感知センサの少なくとも一方よりなる電装品が設置さ
    れ、該電装品に接続されたリード線が該水栓内に挿通さ
    れている水栓における電装品の設置構造において、 前記水栓の先端部を該先端部以外の水栓本体部と別体と
    し、該先端部を該本体部に取外し可能に連結すると共
    に、 結合及び離反可能な一対の半割体よりなる電気配線用コ
    ネクタの一方の該半割体を前記先端部の後端面に、そし
    て、他方の該半割体を前記本体部の先端面に、且つ、該
    先端部を該本体部に連結した際に該半割体同志が結合さ
    れる配置にて設置し、 前記リード線を該コネクタに接続したことを特徴とする
    水栓における電装品の設置構造。
JP10442191U 1991-12-18 1991-12-18 水栓における電装品の設置構造 Expired - Lifetime JP2534205Y2 (ja)

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JPH0554672U JPH0554672U (ja) 1993-07-23
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JP2000352089A (ja) * 1999-06-11 2000-12-19 Kvk Corp 自動水栓ユニット
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