JP6888710B1 - 自動水栓装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】顧客の要求する仕様に対応した自動水栓装置を安価にかつ短期間で提供する。【解決手段】検出部38として第1検出部38A、第2検出部38B、第3検出部38Cの何れかを選択して検出部用取り付け部36に取り付けることができる。第1検出部38Aを選択すれば非接触センサ58を用いた自動水栓装置32Aが得られ、第2検出部38Bを選択すれば接触センサ60を用いた自動水栓装置32Aが得られ、第3検出部38Cを選択すれば非接触センサ58および接触センサ60の双方を用いた自動水栓装置32Aが得られる。【選択図】図2

Description

本発明は、航空機用化粧室ユニットなどに好適な自動水栓装置に関する。
人体の一部(手指)を検出して吐水、止水を行なう自動水栓装置が提供されている。
このような自動水栓装置として、手指の検出を非接触で行なう赤外線センサなどの非接触センサを用いるものと、手指の検出を手指が接触することで行なうタッチスイッチなどの接触センサを用いるものとの2種類が知られている。
一般的に非接触センサは構造が複雑であることから部品コストや保守コストが高価なものとなっている。また、接触センサは構造が単純であることから部品コストや保守コストが安価なものとなっている
特開2014−156696号公報
しかしながら、このような自動水栓装置を例えば航空機用化粧室ユニットに適用した場合、顧客が化粧室の衛生上の観点を重視して非接触センサを用いる自動水栓装置を要求する場合と、コストを重視して接触センサを用いる自動水栓装置を要求する場合とがある。
したがって、従来は、非接触センサを用いる自動水栓装置と、接触センサを用いる自動水栓装置との2種類の自動水栓装置を製造する必要があり、顧客の要求する仕様に対応した自動水栓装置を安価でかつ短期間で提供する上で改善の余地がある。
本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目的は、顧客の要求する仕様に対応した自動水栓装置を安価にかつ短期間で提供する上で有利な自動水栓装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一実施の形態は、洗面台または前記洗面台近傍の壁部に取り付けられる自動水栓装置であって、吐水口を有する水栓と、前記水栓に設けられた検出部取り付け用凹部と、人体の一部を検出するセンサと、前記センサが支持され前記検出部取り付け用凹部に着脱可能に設けられたケースとを備える検出部と、前記センサから出力される検出信号に基づいて前記吐水口からの吐水と止水を切り換える制御部とを備え、前記検出部は、非接触で前記人体の一部を検出する非接触センサが前記ケースに支持された第1検出部と、前記人体の一部が接触されることで前記人体の一部を検出する接触センサが前記ケースに支持された第2検出部と、前記非接触センサおよび前記接触センサの双方が前記ケースに支持された第3検出部との何れか1つであり、前記第1検出部、前記第2検出部、前記第3検出部の前記ケースは、前記検出部取り付け用凹部に対して選択的に着脱可能に構成されていることを特徴とする。
また、本発明の一実施の形態は、前記水栓は、前記洗面台または前記壁部に取り付けられる基部と、前記基部から前記手洗い用ボウルの上方に延在する延在部と、前記延在部の先部に設けられ前記吐水口を有する吐水部とを備え、前記検出部取り付け用凹部は、前記吐水部の上面に設けられていることを特徴とする。
また、本発明の一実施の形態は、前記水栓は、前記洗面台または前記壁部に取り付けられる基板部と、前記基板部から前記手洗い用ボウルの上方に延在する延在部と、前記延在部の先部に設けられ前記吐水口を有する吐水部とを備え、前記検出部取り付け用凹部は、前記基板部に前記延在部と並べられて設けられていることを特徴とする。
本発明の一実施の形態によれば、検出部として第1検出部、第2検出部の何れかを選択して検出部用取り付け部に取り付けることができる。したがって、第1検出部を選択すれば非接触センサを用いた自動水栓装置が得られ、第2検出部を選択すれば接触センサを用いた自動水栓装置が得られる。
そのため、顧客の要求に応じた仕様の自動水栓装置を、検出部を交換するだけで安価にかつ簡単に得る上で有利となる。
また、本発明の一実施の形態によれば、検出部として第1検出部、第2検出部、第3検出部の何れかを選択して検出部用取り付け部に取り付けることができる。したがって、第1検出部を選択すれば非接触センサを用いた自動水栓装置が得られ、第2検出部を選択すれば接触センサを用いた自動水栓装置が得られ、第3検出部を選択すれば接触センサおよび非接触センサの双方を用いた自動水栓装置が得られる。
そのため、顧客の要求に応じた仕様の自動水栓装置を、検出部を交換するだけで安価にかつ簡単に得る上でより有利となる。
また、本発明の一実施の形態によれば、検出部用取り付け部は、吐水部の上面に設けられているので、検出部用取り付け部に取り付けられた検出部の位置がひと目で判別でき、手指を検出部に接近させ、あるいは、手指を検出部にタッチするといった操作を簡単に行なうことができ、自動水栓装置の操作性の向上を図る上で有利となる。
また、本発明の一実施の形態によれば、検出部用取り付け部は、基板部に延在部と並べられて設けられているので、検出部用取り付け部に取り付けられた検出部の位置がひと目で判別でき、手指を検出部に接近させ、あるいは、手指を検出部にタッチするといった操作を簡単に行なうことができ、自動水栓装置の操作性の向上を図る上で有利となる。
また、本発明の一実施の形態によれば、検出部用取り付け部は、基板部に延在部と並べられて設けられているので、検出部用取り付け部に取り付けられた第2検出部あるいは第3検出部に対して大きな力で繰り返し押圧操作を行っても基板部から洗面台に力が伝達され、水栓に過大な力が繰り返し加わることが回避されるため、水栓の耐久性の向上を図る上で有利となる。
第1の実施の形態に係る自動水栓装置が適用される航空機用化粧室ユニットの斜視図である。 (A)は第1検出部が取り付けられた自動水栓装置の側面図、(B)は(A)のB矢視図、(C)は(B)のC矢視図である。 (A)は第2検出部が取り付けられた自動水栓装置の側面図、(B)は(A)のB矢視図、(C)は(B)のC矢視図である。 (A)は第3検出部が取り付けられた自動水栓装置の側面図、(B)は(A)のB矢視図、(C)は(B)のC矢視図である。 第1検出部が取り付けられた自動水栓装置の制御系の構成を示すブロック図である。 第2検出部が取り付けられた自動水栓装置の制御系の構成を示すブロック図である。 第3検出部が取り付けられた自動水栓装置の制御系の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態の自動水栓装置の斜視図であり、第1検出部が取り付けられた状態を示す。 (A)は第1検出部が取り付けられた自動水栓装置の側面図、(B)は(A)のB矢視図、(C)は(B)のC矢視図である。けられた状態を示す。 第2の実施の形態の自動水栓装置の斜視図であり、第2検出部が取り付けられた状態を示す。 (A)は第2検出部が取り付けられた自動水栓装置の側面図、(B)は(A)のB矢視図、(C)は(B)のC矢視図である。けられた状態を示す。 第2の実施の形態の自動水栓装置の斜視図であり、第3検出部が取り付けられた状態を示す。 (A)は第3検出部が取り付けられた自動水栓装置の側面図、(B)は(A)のB矢視図、(C)は(B)のC矢視図である。
(第1の実施の形態)
次に図面を参照して本実施の形態について説明する。
まず、本実施の形態に係る自動水栓装置が適用される航空機用化粧室ユニットについて説明する。
図1に示すように、航空機用化粧室ユニット10は、底壁1202と、底壁1202から起立する複数の壁板と、天井1210とを有しその内部が化粧室14とされる躯体フレーム12を備えている。
本実施の形態では、複数の壁板のうちの1つは正面壁1204であり、1つは正面壁1204に対向する背面壁1206であり、残りの二つは、背面壁1206の両側と正面壁1204の両側を接続する一対の側面壁1208であり、正面壁1204に扉により開閉される出入口1212が設けられ、背面壁1206の前方に内壁1214が設けられ、便器16は内壁1214を介して底壁1202上に設けられている。
なお、図1では一対の側面壁1208のうちの一方の側面壁1208と、出入口を開閉する扉が省略されている。
一対の側面壁1208のうちの他方の側面壁1208の高さ方向の中間にカウンターテーブル18が設けられ、カウンターテーブル18の下方は、消火機能付きのごみ箱装置20や化粧室14の備品などが収納される下部収納部22となっており、下部収納部22は複数の扉2202、2204により開閉可能であり、図1において、符号2206はごみ投入口を示している。
カウンターテーブル18の上方は、ティッシュペーパーなどの化粧室14の備品が収納される上部収納部24となっており、上部収納部24は鏡付きの複数の扉2402、2404により開閉される。
カウンターテーブル18の正面壁1204寄りの箇所に手洗い器26が設けられている。
手洗い器26は、手洗い用ボウル28と、手洗い用ボウル28の周囲のカウンターテーブル18の箇所で構成された洗面台30と、洗面台30に設けられ手洗い用ボウル28への水の吐出を可能とする自動水栓装置32Aとを含んで構成されている。
自動水栓装置32Aは人体の一部(手指)を検出して吐水、止水を行なうものである。
図2、図5に示すように、自動水栓装置32Aは、水栓34と、検出部用取り付け部36と、検出部38と、制御部40とを含んで構成されている。
水栓34は、給水源42から給水路44を介して供給される水を吐水するものである。
水栓34は、金属や合成樹脂など従来公知の様々な材料で構成されている。
図2に示すように、水栓34は、洗面台30の上面または洗面台30近傍の壁部(本実施の形態では例えばカウンターテーブル18と上部収納部24との間を接続する壁部2420)に取り付けられる基部46と、基部46から手洗い用ボウル28の上方に延在する延在部48と、延在部48のほぼ水平方向に延在する先部に設けられ手洗い用ボウル28内に向けられた吐水口51を有する吐水部50とを備えている。
吐水部50は、上方を向いた上面5002と、下方を向いたすなわち手洗い用ボウル28内に向いた下面5004と、吐水部50の前方を向いた前面5006と、上面5002、下面5004、前面5006を接続する左右一対の側面5008とを備え、下面5004に吐水口51が設けられている。
図2(A)、(B)、(C)に示すように、検出部用取り付け部36は、後述する検出部38が着脱可能に取り付けられる箇所である。
本実施の形態では、検出部用取り付け部36は、吐水部50の上面5002に設けられており、上面5002から前面5006にわたって切り欠かれ上方と前方が開放された平面視矩形状の凹部37で構成されている。
凹部37は、上方を向いた底面3702と、底面3702の後端から起立する後面3704と、底面3702の両側から起立する一対の内側面3706とを有している。
凹部37内に露出するように取り付け部側コネクタ52(図5参照)が設けられている。
この取り付け部側コネクタ52(図5参照)は、後述する検出部38の非接触センサ58や接触センサ60の検出信号を伝達するためのものである。
また、凹部37に検出部38のケース54がはめ込まれると共に、吐水部50の一方の側面5008を貫通したねじNがケース54の雌ねじに締結されることで検出部38が凹部37に着脱可能に取り付けられている。
なお、検出部用取り付け部36に対する検出部38の取り付けは、ねじ締結以外の係合爪と係合凹部との係合などの従来公知の様々な固定構造が採用可能である。
したがって、凹部37から検出部38を取り外して別の検出部38に交換することが容易になされるように図られている。
検出部38は、人体の一部を検出するものである。
本実施の形態では、検出部38は、第1検出部38A、第2検出部38B、第3検出部38Cの何れかであり、それらは選択的に使用される。
各検出部38のケース54は、金属や合成樹脂など従来公知の様々な材料で構成されている。
ケース54は、図2(A)、(B)、(C)に示すように、扁平な矩形板状を呈し、凹部37に取り付けられた状態で上方を向く上面5402と、下方を向く下面5404と、前方を向く前面5406と、後方を向く後面5408と、それら上面5402、下面5404、前面5406、後面5408を接続する一対の側面5410とを備えている。
ケース54は、その下面5404、後面5408、一対の側面5410を、凹部37の底面3702、後面3704、一対の内側面3706に当て付けた状態で凹部37に取り付けられる。
本実施の形態では、凹部37に各検出部38が選択的に取り付けられた状態で、吐水部50の上面5002とケース54の上面5402とが同一面上で接続され、吐水部50の前面5006とケース54の前面5406とが同一面上で接続され一体感が得られるように図られている。
なお、ケース54には、図5に示すように、ケース54を凹部37に取り付けることで取り付け部側コネクタ52に接続される検出部側コネクタ56が設けられている。
第1検出部38Aは、図2(A)、(B)、(C)、図5に示すように、非接触で人体の一部を検出する非接触センサ58を有している。
このような非接触センサ58として、赤外線からなる検出光を照射しその反射光に基づいて人体の一部を検出する赤外線センサ、人体の一部の接近による静電容量の変化により人体の一部を非接触で検出する静電容量式非接触センサ58など従来公知のセンサが使用可能である。
本実施の形態では、非接触センサ58は赤外線センサであり、非接触センサ58は第1検出部38Aのケース54の前面5406で支持されている。
第1検出部38Aが、凹部37に取り付けられた状態で、検出光が吐水部50の前方に照射され、手洗いボウルに挿入された利用者の手指を確実に照射されるように図られている。
第2検出部38Bは、図3(A)、(B)、(C)、図5に示すように、人体の一部が接触されることで人体の一部を検出する接触センサ60を有している。
このような接触センサ60として、手指の接触を検出するタッチスイッチ、手指の接触による静電容量の変化により人体の一部を検出する静電容量式タッチセンサなど従来公知のセンサが使用可能である。
本実施の形態では、接触センサ60はタッチスイッチであり、接触センサ60は第2検出部38Bのケース54の上面5402で支持されている。
第2検出部38Bが、凹部37に取り付けられた状態で、接触センサ60は吐水部50の上面5002から上方に突出しており、利用者の手指による接触センサ60への接触が容易になされるように図られている。
第3検出部38Cは、図4(A)、(B)、(C)、図5に示すように、非接触センサ58と接触センサ60との双方を有するものであり、第1検出部38Aと第2検出部38Bを兼用している。
本実施の形態では、非接触センサ58は赤外線センサであり、非接触センサ58は第3検出部38Cのケース54の前面5406に設けられ、接触センサ60はタッチスイッチであり、接触センサ60は第3検出部38Cのケース54の上面5402で支持されている。
第3検出部38Cが、凹部37に取り付けられた状態で、検出光が吐水部50の前方に照射され、手洗いボウルに挿入された利用者の手指を確実に照射されるように図られている。
また、第3検出部38Cが、凹部37に取り付けられた状態で、接触センサ60は吐水部50の上面5002から上方に突出しており、利用者の手指による接触センサ60への接触が容易になされるように図られている。
このような第3検出部38Cによれば、非接触センサ58と接触センサ60との双方が使用可能であることから使い勝手の向上を図る上で有利となる。
なお、非接触センサ58と接触センサ60とを比較すると、一般的に非接触センサ58は構造が複雑で高価であるが耐久性に劣り、接触センサ60は構造が単純で安価であるが故障しにくいことから、部品コストと保守コストの双方を考慮したコストは、第2検出部38B、第1検出部38A、第3検出部38Cの順番で高くなる。
制御部40は、水栓34に設けてもよいが、本実施の形態では、水栓34近傍のカウンターテーブル18の下方の箇所に設けられ、制御部40は、取り付け部側コネクタ52と不図示のケーブルを介して接続されている。
制御部40は、検出部38から出力され検出部側コネクタ56、取り付け部側コネクタ52、ケーブルを介して供給される検出信号に基づいて吐水口51からの吐水と止水を切り換えるものである。
図5に示すように、本実施の形態では、水栓34に水を供給する給水路44に電磁弁62が設けられており、制御部40は検出部38により人体の一部が検出されたことを示す検出信号を受け付けると、電磁弁62を予め定められた開弁時間、開弁することで吐水口51から水を吐水させ、開弁時間が終了したならば電磁弁62を閉弁する。
このように一定の開弁時間だけ開弁することで予め定められた量の水が水栓34から吐水されるように図られている。
本実施の形態によれば、検出部38として第1検出部38A、第2検出部38B、第3検出部38Cの何れかを選択して検出部用取り付け部36に取り付けることができる。
したがって、第1検出部38Aを選択すれば非接触センサ58を用いた自動水栓装置32Aが得られ、第2検出部38Bを選択すれば接触センサ60を用いた自動水栓装置32Aが得られ、第3検出部38Cを選択すれば非接触センサ58および接触センサ60の双方を用いた自動水栓装置32Aが得られる。
そのため、顧客の要求に応じた仕様の自動水栓装置32Aを、検出部38を交換するだけで安価にかつ簡単に得ることができる。
例えば、化粧室14内の衛生上の観点から自動水栓装置32Aへの手指の接触を嫌う顧客に対しては、図2(A)、(B)、(C)、図5に示すように、第1検出部38Aを取り付けた自動水栓装置32Aを提供することができる。
また、自動水栓装置32Aのコスト低減を重視する顧客に対しては図3(A)、(B)、(C)、図6に示すように、第2検出部38Bを取り付けた自動水栓装置32Aを提供することができる。
また、自動水栓装置32Aの使い勝手を重視する顧客に対しては、図4(A)、(B)、(C)、図7に示すように、第3検出部38Cを取り付けた自動水栓装置32Aを提供することができる。
そのため、自動水栓装置32Aを検出部38の種類ごとに製造する必要がなく、顧客の要求する仕様に対応した自動水栓装置32Aを低コストでかつ短納期に提供する上で有利となる。
また、いったん設置した自動水栓装置32Aの仕様を変更する場合であっても、既設の検出部38を仕様が異なる検出部38に交換すれば足り、自動水栓装置32A全体を交換する必要がないため、交換に要するコストや期間を短縮する上で有利となる。
また、本実施の形態によれば、検出部用取り付け部36は、吐水部50の上面5002に設けられているので、検出部用取り付け部36に取り付けられた検出部38の位置がひと目で判別でき、手指を検出部38に接近させ、あるいは、手指を検出部38にタッチするといった操作を簡単に行なうことができ、自動水栓装置32Aの操作性の向上を図る上で有利となる。
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について図8から図13を参照して説明する。
なお、以下の実施の形態では、第1の実施の形態と同様の部分、部材については第1の実施の形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
第2の実施の形態は、検出部用取り付け部72が設けられている水栓34の箇所が第1の実施の形態と異なっている。
図8、図9(A)、(B)、(C)に示すように、水栓64は、洗面台30の上面または洗面台30の近傍の壁部に取り付けられる基板部66と、基板部66から手洗い用ボウル28の上方に延在する延在部68と、延在部68のほぼ水平方向に延在する先部に設けられ手洗い用ボウル28内に向けられた吐水口71を有する吐水部70とを備えている。
なお、基板部66を含む水栓64は、第1の実施の形態と同様に、金属や合成樹脂など従来公知の様々な材料で構成されている。
本実施の形態では、基板部66は、延在部68の断面形状よりも大きな輪郭の扁平な長円状の板状を呈している。
基板部66は、上方を向いた上面6602と、下方を向いた下面6604と、手洗い用ボウル28側に向いた前面6606と、前面6606と反対の方向を向いた後面6608と、上面6602、下面6604、前面6606、下面6604を接続する一対の湾曲した側面6610とを備えている。
延在部68は、基板部66の長手方向の一方寄りの上面6602から起立している。
なお、基板部66と延在部68とは一体に設けてもよく、あるいは、基板部66と延在部68とを別体として設け、例えば基板部66に設けた孔に延在部68を挿入するようにしてもよい。
本実施の形態では、検出部用取り付け部72は、基板部66に延在部68と並べられて設けられている。
具体的には、検出部用取り付け部72は、基板部66の長手方向の他方寄りの上面6602に設けられており、上面6602から前面6606にわたって切り欠かれ上方と前方が開放された平面視矩形状の凹部73で構成されている。
凹部73は、上方を向いた底面7302と、底面7302の後端から起立する後面7304と、底面7302の両側から起立する一対の内側面7306とを有している。
凹部73内に露出するように、あるいは、凹部73内に突出して取り付け部側コネクタ52(図5参照)が設けられている。
また、凹部73に検出部38のケース74がはめ込まれると共に、基板部66の後面6608を貫通したねじNがケース74の雌ねじNに締結されることで検出部38が検出部用取り付け部72に着脱可能に取り付けられている。
なお、凹部73に対する検出部38の取り付けは、従来公知の様々な固定構造が採用可能であることは第1の実施の形態と同様である。
したがって、第2の実施の形態でも、凹部73から検出部38を取り外して別の検出部38に交換することが容易になされるように図られている。
第1の実施の形態でと同様に、検出部38は、第1検出部38A、第2検出部38B、第3検出部38Cの何れかであり、それらは選択的に使用される。
ケース74は、図9(A)、(B)、(C)に示すように、扁平な矩形板状を呈し、検出部用取り付け部72に取り付けられた状態で上方を向く上面7402と、下方を向く下面7404と、手洗い用ボウル28側に向けられた前面7406と、前面と反対の方向に向いた後面7408と、それら上面7402、下面7404、前面7406、後面7408を接続する一対の側面7410とを備えている。
ケース74は、その下面7404、後面7408、一対の側面7410を、凹部73の底面7302、後面7304、一対の内側面7306に当て付けた状態で検出部用取り付け部72に取り付けられる。
本実施の形態では、凹部73に各検出部38が選択的に取り付けられた状態で、基板部66の上面6602とケース74の上面7402とが同一面上で接続され、基板部66の前面6606とケース74の前面7406とが同一面上で接続され一体感が得られるように図られている。
ケース74には、図5に示すように、ケース74を凹部73に取り付けることで取り付け部側コネクタ52に接続される検出部側コネクタ56が設けられている。
第1検出部38Aは、図8、図9(A)、(B)、(C)に示すように、非接触で人体の一部を検出する非接触センサ58を有し、本実施の形態では、非接触センサ58は赤外線センサであり、非接触センサ58は第1検出部38Aのケース74の前面7406に設けられている。
第1検出部38Aが凹部73に取り付けられた状態で、検出光が基板部66の前方に照射され、手洗い用ボウル28に挿入された利用者の手指を確実に照射されるように図られている。
第2検出部38Bは、図10、図11(A)、(B)、(C)に示すように、人体の一部が接触されることで人体の一部を検出する接触センサ60を有し、本実施の形態では、接触センサ60はタッチスイッチであり、接触センサ60は第2検出部38Bのケース74の上面7402に設けられている。
第2検出部38Bが凹部73に取り付けられた状態で、接触センサ60は基板部66の上面6602から上方に突出しており、利用者の手指による接触センサ60への接触が容易になされるように図られている。
第3検出部38Cは、図12、図13(A)、(B)、(C)に示すように、非接触センサ58と接触センサ60との双方を有するものであり、第1検出部38Aと第2検出部38Bを兼用している。
本実施の形態では、非接触センサ58は赤外線センサであり、非接触センサ58は第3検出部38Cのケース74の前面7406に設けられ、接触センサ60はタッチスイッチであり、接触センサ60は第3検出部38Cのケース74の上面7402に設けられている。
第3検出部38Cが凹部73に取り付けられた状態で、検出光が基板部66の前方に照射され、手洗いボウルに挿入された利用者の手指を確実に照射されるように図られている。
また、第3検出部38Cが凹部73に取り付けられた状態で、接触センサ60は基板部66の上面6602から上方に突出しており、利用者の手指による接触センサ60への接触が容易になされるように図られている。
このような第3検出部38Cによれば、非接触センサ58と接触センサ60との双方が使用可能であることから使い勝手の向上を図る上で有利となる。
制御部40による検出部38の検出信号に基づく吐水、止水の制御は第1の実施の形態と同様になされる。
このような第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果が奏される。
また、第2の実施の形態によれば、検出部用取り付け部72は、基板部66に延在部68と並べられて設けられているので、検出部用取り付け部72に取り付けられた検出部38の位置がひと目で判別でき、手指を検出部38に接近させ、あるいは、手指を検出部38にタッチするといった操作を簡単に行なうことができ、自動水栓装置32Bの操作性の向上を図る上で有利となる。
また、検出部用取り付け部72は、基板部66の上面6602に設けられているので、検出部用取り付け部72に取り付けられた第2検出部38Bあるいは第3検出部38Cに対して大きな力で繰り返し押圧操作を行っても基板部66から洗面台30に力が伝達され、水栓64に過大な力が繰り返し加わることが回避されるため、水栓64の耐久性の向上を図る上で有利となる。
18 カウンターテーブル
2420 壁部
26 手洗い器
28 手洗い用ボウル
30 洗面台
32A、32B 自動水栓装置
34 水栓
36 検出部用取り付け部
37 凹部
38 検出部
38A 第1検出部
38B 第2検出部
38C 第3検出部
40 制御部
46 基部
48 延在部
51 吐水口
50 吐水部
5002 上面
58 非接触センサ
60 接触センサ
62 電磁弁
64 水栓
66 基板部
6602 上面
68 延在部
70 吐水部
71 吐水口
72 検出部用取り付け部
73 凹部
74 ケース
N ねじ

Claims (3)

  1. 洗面台または前記洗面台近傍の壁部に取り付けられる自動水栓装置であって、
    吐水口を有する水栓と、
    前記水栓に設けられた検出部取り付け用凹部と、
    人体の一部を検出するセンサと、前記センサが支持され前記検出部取り付け用凹部に着脱可能に設けられたケースとを備える検出部と、
    前記センサから出力される検出信号に基づいて前記吐水口からの吐水と止水を切り換える制御部とを備え、
    前記検出部は、非接触で前記人体の一部を検出する非接触センサが前記ケースに支持された第1検出部と、前記人体の一部が接触されることで前記人体の一部を検出する接触センサが前記ケースに支持された第2検出部と、前記非接触センサおよび前記接触センサの双方が前記ケースに支持された第3検出部との何れか1つであり、
    前記第1検出部、前記第2検出部、前記第3検出部の前記ケースは、前記検出部取り付け用凹部に対して選択的に着脱可能に構成されている、
    ことを特徴とする自動水栓装置。
  2. 前記水栓は、
    前記洗面台または前記壁部に取り付けられる基部と、
    前記基部から前記手洗い用ボウルの上方に延在する延在部と、
    前記延在部の先部に設けられ前記吐水口を有する吐水部とを備え、
    前記検出部取り付け用凹部は、前記吐水部の上面に設けられている、
    ことを特徴とする請求項記載の自動水栓装置。
  3. 前記水栓は、
    前記洗面台または前記壁部に取り付けられる基板部と、
    前記基板部から前記手洗い用ボウルの上方に延在する延在部と、
    前記延在部の先部に設けられ前記吐水口を有する吐水部とを備え、
    前記検出部取り付け用凹部は、前記基板部に前記延在部と並べられて設けられている、
    ことを特徴とする請求項記載の自動水栓装置。
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