JP2525868Y2 - 屋根用水切役物 - Google Patents
屋根用水切役物Info
- Publication number
- JP2525868Y2 JP2525868Y2 JP314091U JP314091U JP2525868Y2 JP 2525868 Y2 JP2525868 Y2 JP 2525868Y2 JP 314091 U JP314091 U JP 314091U JP 314091 U JP314091 U JP 314091U JP 2525868 Y2 JP2525868 Y2 JP 2525868Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- drainer
- seal
- brush
- dust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本願考案は屋根材施工時に生じる
水切役物と屋根材との取合い部分にできる隙間をなくし
て、砂ぼこり等の吹き込みを防止することができる屋根
用水切役物に関する。
水切役物と屋根材との取合い部分にできる隙間をなくし
て、砂ぼこり等の吹き込みを防止することができる屋根
用水切役物に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、水切役物と屋根材との取合い部分
にできる隙間をなくすのに、その隙間とほぼ同形状の定
形シ−ル材を採用していた。
にできる隙間をなくすのに、その隙間とほぼ同形状の定
形シ−ル材を採用していた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】従来の上述した定形シ
−ル材では、例えば屋根の流れ方向に形成される屋根材
の階段状末端部とけらば水切の間にできる隙間は不定形
となるため砂ぼこり等の侵入を充分に防止することはで
きなかった。そのため砂ぼこり等の吹き込みを許し、け
らば水切上に砂ぼこりの固まりができるとともに雨水の
流れを阻止し、その結果、けらば水切からオ−バ−フロ
−した雨水が雨漏りの原因となっていた。
−ル材では、例えば屋根の流れ方向に形成される屋根材
の階段状末端部とけらば水切の間にできる隙間は不定形
となるため砂ぼこり等の侵入を充分に防止することはで
きなかった。そのため砂ぼこり等の吹き込みを許し、け
らば水切上に砂ぼこりの固まりができるとともに雨水の
流れを阻止し、その結果、けらば水切からオ−バ−フロ
−した雨水が雨漏りの原因となっていた。
【０００４】したがつて、本願考案の目的は屋根用水切
役物と屋根材との取合い部分にできる隙間から砂ぼこり
等が吹き込まれるのを防止し、砂ぼこり等の固まりが原
因で雨漏りするようなことがないようにするにある。
役物と屋根材との取合い部分にできる隙間から砂ぼこり
等が吹き込まれるのを防止し、砂ぼこり等の固まりが原
因で雨漏りするようなことがないようにするにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本願考案に係る屋根用水
切役物の特徴は起毛状定形シ−ルを屋根材と取合う部分
に植設したところにある。
切役物の特徴は起毛状定形シ−ルを屋根材と取合う部分
に植設したところにある。
【０００６】
【作用】本願考案に係る屋根用水切役物は屋根材との取
合い部分に起毛状定形シ−ルを植設してあるから、水切
役物と屋根材との隙間から砂ぼこり等が吹き込まれるこ
とがない。
合い部分に起毛状定形シ−ルを植設してあるから、水切
役物と屋根材との隙間から砂ぼこり等が吹き込まれるこ
とがない。
【０００７】
【実施例】本願考案の実施例につき、図１乃至図６を参
照して以下説明する。
照して以下説明する。
【０００８】図１は切り妻屋根のけらば部分を斜視図に
て表わしている。１はけらば水切で、金属板を折り曲げ
て形成している。即ち、けらば水切１はのぼり木２の外
側に沿い、かつ下端部分を上方に折り曲げてなる垂直部
分１Ａと、該垂直部分１Ａよりのぼり木２の幅Ｌとシ−
ル設置幅ｌを加えた寸法の上方水平部分１Ｂと、該水平
部分１Ｂを下方で横に前記幅ｌだけ折り曲げてなるシ−
ル設置部分１Ｃと、該シ−ル設置部分１Ｃよりのぼり木
２の内側に沿って垂直に折り曲げてなる垂直部分１Ｄ
と、さらに垂直部分１Ｄより水平に折り曲げてその末端
を上側に折り返してなる下方水平部分１Ｅとから構成さ
れている。
て表わしている。１はけらば水切で、金属板を折り曲げ
て形成している。即ち、けらば水切１はのぼり木２の外
側に沿い、かつ下端部分を上方に折り曲げてなる垂直部
分１Ａと、該垂直部分１Ａよりのぼり木２の幅Ｌとシ−
ル設置幅ｌを加えた寸法の上方水平部分１Ｂと、該水平
部分１Ｂを下方で横に前記幅ｌだけ折り曲げてなるシ−
ル設置部分１Ｃと、該シ−ル設置部分１Ｃよりのぼり木
２の内側に沿って垂直に折り曲げてなる垂直部分１Ｄ
と、さらに垂直部分１Ｄより水平に折り曲げてその末端
を上側に折り返してなる下方水平部分１Ｅとから構成さ
れている。
【０００９】そして、けらば水切１の前記設置シ−ル部
分１Ｃには、その長さ方向に前記幅ｌにわたって起毛状
定形シ−ル３が植設され、けらば水切１の前記垂直部分
１Ｄと屋根材４の階段状端面との隙間を封止している。
なお、前記起毛状定形シ−ル３はアクリル樹脂製で、一
枚の屋根材４の厚さよりやや長い毛足を持つものが望ま
しい。
分１Ｃには、その長さ方向に前記幅ｌにわたって起毛状
定形シ−ル３が植設され、けらば水切１の前記垂直部分
１Ｄと屋根材４の階段状端面との隙間を封止している。
なお、前記起毛状定形シ−ル３はアクリル樹脂製で、一
枚の屋根材４の厚さよりやや長い毛足を持つものが望ま
しい。
【００１０】従って砂ぼこりがけらば側に吹き寄せられ
ても、起毛状定形シ−ル３により阻止され、砂ぼこりが
雨水の流下するけらば水切の水平部分１Ｅに溜って固ま
ることはない。
ても、起毛状定形シ−ル３により阻止され、砂ぼこりが
雨水の流下するけらば水切の水平部分１Ｅに溜って固ま
ることはない。
【００１１】図２は図１に示す屋根用けらば水切１の端
面図を表わしている。
面図を表わしている。
【００１２】図３乃至図６はその他の屋根用水切役物を
示すもので、図３は屋根材と取合う部分に起毛状定形シ
−ル３を植設した捨板５の端面を、図４は屋根材と取合
う部分に起毛状定形シ−ル３を植設してなる雨押６の端
面を、図５は屋根材と取合う部分に起毛状定形シ−ル３
を植設してなる棟包７の端面を、そして図６は屋根材と
取合う部分に起毛状定形シ−ル３を植設してなる軒先・
けらば８の端面をそれぞれ表わし、いずれも起毛状定形
シ−ル３により砂ぼこり等が屋根材との隙間から吹き込
まれないようにする。
示すもので、図３は屋根材と取合う部分に起毛状定形シ
−ル３を植設した捨板５の端面を、図４は屋根材と取合
う部分に起毛状定形シ−ル３を植設してなる雨押６の端
面を、図５は屋根材と取合う部分に起毛状定形シ−ル３
を植設してなる棟包７の端面を、そして図６は屋根材と
取合う部分に起毛状定形シ−ル３を植設してなる軒先・
けらば８の端面をそれぞれ表わし、いずれも起毛状定形
シ−ル３により砂ぼこり等が屋根材との隙間から吹き込
まれないようにする。
【００１３】
【考案の効果】以上の説明から理解されるように、本願
考案に係る屋根用水切役物は屋根材との取合い部分に起
毛状定形シ−ルを植設してあるから、水切役物と屋根材
との隙間から砂ぼこり等が吹き込まれることがなく、そ
の結果、従来のように砂ぼこり等の固まりが原因で雨漏
りするようなことがない。
考案に係る屋根用水切役物は屋根材との取合い部分に起
毛状定形シ−ルを植設してあるから、水切役物と屋根材
との隙間から砂ぼこり等が吹き込まれることがなく、そ
の結果、従来のように砂ぼこり等の固まりが原因で雨漏
りするようなことがない。
【図１】けらば水切と屋根材との取合い部分を示す斜視
図である。
図である。
【図２】図１のけらば水切の端面図である。
【図３】捨板の端面図である。
【図４】雨押の端面図である。
【図５】棟包の端面図である。
【図６】軒先・けらばの端面図である。
１ けらば水切 ３ 起毛状定形シ−ル ４ 屋根材 ５ 捨板 ６ 雨押 ７ 棟包 ８ 軒先・けらば
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｅ０４Ｄ 3/40 Ｅ０４Ｄ 3/40 Ｐ
Claims (1)
- 【請求項１】 起毛状定形シ−ルを屋根材と取り合う部
分に植設したことを特徴とする屋根用水切役物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP314091U JP2525868Y2 (ja) | 1991-01-09 | 1991-01-09 | 屋根用水切役物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP314091U JP2525868Y2 (ja) | 1991-01-09 | 1991-01-09 | 屋根用水切役物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0494013U JPH0494013U (ja) | 1992-08-14 |
| JP2525868Y2 true JP2525868Y2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=31731801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP314091U Expired - Fee Related JP2525868Y2 (ja) | 1991-01-09 | 1991-01-09 | 屋根用水切役物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2525868Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-09 JP JP314091U patent/JP2525868Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0494013U (ja) | 1992-08-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |