JPS6346612Y2 - - Google Patents

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JPS6346612Y2
JPS6346612Y2 JP1982136041U JP13604182U JPS6346612Y2 JP S6346612 Y2 JPS6346612 Y2 JP S6346612Y2 JP 1982136041 U JP1982136041 U JP 1982136041U JP 13604182 U JP13604182 U JP 13604182U JP S6346612 Y2 JPS6346612 Y2 JP S6346612Y2
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JP
Japan
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wall
rising
vertical wall
groove
eave
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JP1982136041U
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JPS5940413U (ja
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Publication of JPS6346612Y2 publication Critical patent/JPS6346612Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、出窓の屋根の軒先部における雨仕舞
装置に関する。
出窓の屋根の軒先部に金属製の型材を装着した
従来の雨仕舞装置は、第1図にその一例を代表し
て示すように、屋根材1を軒桁2と垂木3の室外
側端面に沿つて下向きに曲げ、出窓を形成するサ
ツシ5の上枠6を釘7等により、はり4に固定す
るとともに、はり4と上枠6の雨仕舞を上枠6の
室外側縦壁8の上端凹溝9に設けたシール材10
で行ない、また雨仕舞用の型材として、縦壁11
とこの縦壁の下部から水平に延びる水平壁12
と、縦壁11の下部室外側に形成された断面コ字
状の化粧部13と、縦壁11の中央部室内側に形
成された突条14と、水平壁12の上側に突設さ
れた同じ高さの2個の立上壁15,16とを有す
る型材を用い、この型材を突条14の先端を屋根
材3の端部に接触させ、立上壁15,16の上端
を軒桁2とはり4の下面に接触させた状態で、縦
壁8の上部において釘17等により屋根材1の端
部とともに軒桁2に固定するとともに、水片壁1
2の立上壁15と16の間の部分において釘18
等により軒桁2に固定し、さらに屋根材1の端部
と縦壁11の上部との間にシール材19を充填し
て軒桁2、縦壁11、水平壁12及び突条14に
より形成される空間20への雨水等の浸入を防止
する構造になつている。21,22は窓障子であ
る。
このような雨仕舞装置は、シール材19の劣化
により空間部20に雨水が浸入して軒桁2を腐食
してしまうことがある。このため従来の雨仕舞装
置は、いずれも水平壁12に空間20と外部とを
連通する水抜き孔23を形成して、空間20内に
浸入した水を水抜き孔23から排出するようにし
ている。
しかし、このような雨仕舞装置は、水抜き孔2
3が直接風雨に晒されるため、強風等により雨水
が水抜き孔23から空間20内に吹き込まれた
り、水抜き孔23から排出されようにとしている
水が強風により空間20内に吹き返されたりして
水が空間20内で飛散し、その結果軒桁2に水が
付着し、軒桁2が腐食することが多かつた。
本考案は、軒桁の腐食を防止すると共に、型材
を軒桁に簡単に取付けることができる出窓の軒桁
部の雨仕舞装置を提供することを目的とする。
以下、図面に示す実施例に基いて本考案を説明
する。
第2図において、Aは屋根部、Bはアルミサツ
シ等を用いた出窓、Cは金属製の型材である。
屋根部Aは、室外側に位置する軒桁31の上側
に垂木32を取付け、垂木32の上側に金属製の
板材からなる屋根材33を取付けており、また軒
桁31の下部室内側にはり34を取付け、はり3
4と軒桁31の下面に合成樹脂製の化粧板35を
取付けている。
出窓Bを構成している窓枠の上枠36は室内側
において釘37等により化粧板35を介してはり
34固着されている。38,39は窓障子ある。
型材Cは、第3図に示すように、上端に上方開
口のコ字状をした凹溝40を有する縦壁41と、
この縦壁41の下部から室内側に向けて斜め下方
に延びる傾斜壁42と、この傾斜壁42の途中か
ら立上る第1の立上壁43と、傾斜壁42の室内
側端部近傍部分から立上つて該第1の立上壁43
よりも低い第2の立上壁44とからなつて、該縦
壁41、傾斜壁42及び第1の立上壁43とで上
方に開放する集水溝を形成している。そして両立
上壁43,44には、傾斜壁42側の基端部に水
抜き孔45,46が形成されている。この水抜き
孔45,46は、立上壁43,44の長手方向に
おける複数個所に設けられている。又、縦壁41
の下端部47は、室内側に向けて屈曲されてい
る。
この型材Cは、第1の立上壁43の第2の立上
壁44側の面を軒桁41の室外側面に当接させ、
第2の立上壁44の上端面を化粧板45の下面の
うち軒桁31の下側の部分に当接させた状態で、
傾斜壁42のうち第1の立上壁43と第2の立上
壁44の間の部分が釘48等により軒桁31に取
付けられている。この型材Cは、凹溝40の底部
が鋲49等により屋根材43の先端部と一体化さ
れており、凹溝40内にシール材50が充填され
ている。
この雨仕舞装置において、出窓Bの上枠36と
屋根部Aとの雨仕舞は、上枠36の室外側縦壁5
1の上端部の凹溝52に設けられたシール材53
が化粧板35に押圧されることにより保たれ、型
材Cの縦壁41と屋根部Aの屋根板33との雨仕
舞はシール材50により保たれる。この場合、シ
ール材50は上方から目視可能であるだけであつ
て、側方及び下方からは目視不能であるから、外
観美麗である。
以上のように本考案によれば、型材の第1の立
上壁を軒桁の室外側に当接させているので、縦材
が軒桁から離隔し、もつて該縦材の凹溝に充填し
たシール材が劣化して切れても侵入した雨水は縦
壁を伝つて集水溝に流れ込むことから軒桁が漏れ
るということがなく、従つて該軒桁の腐食を防止
できる。又、第1の立上壁を軒桁の室外側に当接
させ、第2の立上壁の上面を該軒桁の下面側に当
接させて型材を軒桁に固着するようになつている
ので、軒桁に対する型材の位置決めが容易なもの
となつて型材を軒桁に簡単に取り付けることがで
きる。さらに、水抜き孔が第1及び第2の立上壁
に形成されて外部に露出していないことから、強
風等により雨水が縦壁と第1の立上壁との間、す
なわち集水溝内に浸入することがない。さらに
又、シール材を側方及び下方から目視することが
できないから、外観美麗である等の実用的効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の雨仕舞装置の断面図、第2図は
本考案にかかる雨仕舞装置の一例を示めす断面
図、第3図は型材の一例を示めす斜視図である。 31:軒桁、32:垂木、33:屋根材、3
4:はり、40:凹溝、41:縦壁、42:傾斜
壁、43:第1の立上壁、44:第2の立上壁、
45:水抜き孔、50:充填材、A:屋根部、
B:出窓、C:型材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端に凹溝40を長手方向に有する縦壁41
    と、この縦壁41の途中から斜め下方に延びる傾
    斜壁42と、この傾斜壁42の途中から立上る第
    1の立上壁43と、前記傾斜壁42の前記縦壁4
    1側と反対側の端部近傍部分から立上る第2の立
    上壁44とを有し、前記縦壁41、傾斜壁42及
    び第1の立上壁43とで上方に開放する集水溝を
    形成すると共に、前記第1及び第2の立上壁4
    3,44の傾斜壁42側に水抜き孔45,46を
    形成した型材Cを、その第1の立上壁43を軒桁
    31の室外側に当接させ、また第2の立上壁44
    の上面を前記軒桁31の下面側に当接させた状態
    で前記軒桁31に固着し、屋根板33の端部を前
    記縦壁41の凹溝40内において縦壁41に固着
    し、前記凹溝40にシール材50を充填してなる
    出窓の軒先部の雨仕舞装置。
JP13604182U 1982-09-07 1982-09-07 出窓の軒先部の雨仕舞装置 Granted JPS5940413U (ja)

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JP13604182U JPS5940413U (ja) 1982-09-07 1982-09-07 出窓の軒先部の雨仕舞装置

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JP13604182U JPS5940413U (ja) 1982-09-07 1982-09-07 出窓の軒先部の雨仕舞装置

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Publication Number Publication Date
JPS5940413U JPS5940413U (ja) 1984-03-15
JPS6346612Y2 true JPS6346612Y2 (ja) 1988-12-02

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JP13604182U Granted JPS5940413U (ja) 1982-09-07 1982-09-07 出窓の軒先部の雨仕舞装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2566397Y2 (ja) * 1991-12-18 1998-03-25 不二サッシ株式会社 出窓の枠組体と屋根の組付け装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56109357U (ja) * 1979-12-27 1981-08-25
JPS612773Y2 (ja) * 1980-03-10 1986-01-29

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JPS5940413U (ja) 1984-03-15

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