JPS6032262Y2 - 壁・屋根接合部の水切構造 - Google Patents

壁・屋根接合部の水切構造

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JPS6032262Y2
JPS6032262Y2 JP12660578U JP12660578U JPS6032262Y2 JP S6032262 Y2 JPS6032262 Y2 JP S6032262Y2 JP 12660578 U JP12660578 U JP 12660578U JP 12660578 U JP12660578 U JP 12660578U JP S6032262 Y2 JPS6032262 Y2 JP S6032262Y2
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JP
Japan
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roof
floor
wall
frame member
horizontal frame
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Expired
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JP12660578U
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JPS5542733U (ja
Inventor
保志 塩崎
Original Assignee
ナショナル住宅産業株式会社
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Publication date
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は壁・屋根接合部の水切構造に関するものであ
る。
第1図に示すような従来の2階建家屋においては、2階
外壁パネル12と1階屋根パネル13との接合部Aにお
いて、雨水が内部に浸入しないように雨仕舞する必要が
あり、そのため雨氷が接合部Aにおいて1階屋根パネル
13の緩やかな傾斜に沿って屋根パネル13の棟側13
aから軒先側13bへ流れるようにする。
従来の2階外壁パネルと1階屋根パネルの接合部におけ
る雨仕舞は、第2図に示すように、略2形氷切板1と略
り溶水切板2の2枚の水切板を用いて行なっている。
すなわち、−側部に折曲膨出部3aを有する折板屋根3
を折曲膨出部3aが2階外壁パネル4の表面と平向に延
びるように1階屋根パネル5上に敷設し、略2形水切板
1の他側部を折曲膨出部3aに載置するとともに、その
−側部を2階外壁パネル4の表面板4a下端に密接させ
、その上方から水切下地材6を密接し、さらに略り溶水
切板2を密接し、釘7を略り溶水切板2の上方から2階
外壁パネル4の表面板4aに打ち込むことにより、略り
溶水切板2、水切下地材6、略2形水切板1.を2階外
壁パネル4に固定している。
この場合、1階屋根パネル5および折板屋根3は、第2
図において雨水が紙面の裏側から表側に向かって流れる
方向に緩やかに傾斜敷設する(すなわち、第1図に示す
ように1階屋根パネルは棟側から軒先側へ緩傾斜してい
る)。
5aは1階屋根パネル5の表面板である。
しかしながら、このような構成では、略2形水切板1の
固定が2階外壁パネル4と接する部分のみ、すなわち1
箇所だけでしか行なわれていないため、安定性が悪いと
いう問題を有していた。
また、水切板1の一側部を2階外壁パネル4の屋外面へ
固定しているため、水切板1と外壁面との接合部におけ
る防水性能を良好に維持するために、水切下地材6、略
り溶水切板2および釘7を余分に要し、部材点数が増大
するとともに構造も複雑となって、施工が困難でかつ費
用も高価につくという問題を有していた。
したがって、この考案の目的は、水切板を安定して取付
けできるとともに、施工を容易かつ安価に行なえる壁・
屋根接合部の水切構造を提供することである。
この考案の一実施例を第3図に示す。
すなわち、この壁・屋根接合部の水切構造は、第2図に
示す従来の略2形水切板1および略り溶水切板2に代え
て、第3図に示す水切板8を用いるものである。
この水切板8は、中央部が下方へ凹んだ雨樋形状で、そ
の一側部を2階外壁パネル4のh形下枠4bの下面とコ
字形金具11(横架材)の上面間に挟着するために折曲
部8aとして形成しており他側部を折板屋根3の折曲膨
出部3aの一側端縁に外嵌するために溝形嵌着部8bと
して形成している。
9は断面ハツト形の瓦棒であり、釘10により屋根パネ
ル5の表面板5aに固定されるとともに、その上部に設
けた突出片9aに折板屋根3の折曲膨出部3aを弾性嵌
着する。
水切板8の取付けは、水切板8の中央部底面を屋根パネ
ル5の表面板5a上に載置した状態で、溝形嵌着部8b
を折曲膨出部3aめ一側端縁に外嵌するとともに、折曲
部8aをコ字珍金具11の上部横片と2階外壁パネル4
のh形下枠4b間に挿入してh形下枠4bをコ字形金具
11ヘボルト止めする。
この場合、コ字形金具11は1階外壁パネル(図示省略
)の上部に水平に架設される。
その際、1階屋根パネル5(下階下地屋根)はコ字形金
具11の長手方向に対しゆるやかに傾斜(つまり屋根パ
ネル5のむねから軒先へと下向きに緩傾斜)する。
このため、前記水平板8は、中央部底部8Cと折曲部8
aとの間の立上り部8dの高さが屋根パネル5のむねか
ら軒先への下向き傾斜に応じて順次大きくなり、折曲部
8aを水平架設したコ字形金具11と2階外壁パネル4
との間に水平状態で挟着可能にする。
このように、水切板8の両端を折板屋根3と2階外壁パ
ネル4にそれぞれ固定したため、水切板8の取付けが安
定する。
また、水切板8を雨樋形状に仕上げてその一側部8aを
コ字形金具11と2階外壁パネル4間に挟着たため、2
階外壁パネル4の屋外面を流下してきた雨水を水切板8
で受は止めて軒先側へスムーズに排水でき、言い換えれ
ばその雨水がコ字形金具11側へ侵入するのを1枚の水
切板8のみで防止して、第2図に示す水切下地材6、略
り溶水切板2および釘7を一切省略できるため、部材点
数を大幅に低減できるとともに、構造も極めて簡単とな
って施工を安価かつ容易に行なえる。
さらに、水切板8の他側部を溝形嵌着部8bに仕上げた
ため、溝形嵌着部8bの折曲膨出部3aの一側端縁に外
嵌するだけで水切板8を折板屋根3へ連結することがで
き、この点でも施工を容易化できる。
以上のように、この考案の壁・屋根接合部の水切構造に
よれば、゛水切板を安定して取付けできるとともに、施
工を容易かつ安価に行なえるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は通常の2階建家屋の部分斜視図、第2図は従来
の壁・屋根接合部の水切構造、第3図はこの考案の一実
施例の断面図である。 3・・・・・・折板屋根、3a・・・・・・折曲膨出部
(山部)、4・・・・・−,2階外壁パネル、訃・・・
・・水切板、8b・・・・・・溝形嵌着部、11・・・
・・・コ字形金具(横架材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横架材と、この横架材上に立設した上階外壁と、前記横
    架材の長手方向に対し緩傾斜した状態で横架材の屋外側
    に配置した下階下地屋根と、この下階下地屋根上に前記
    上階外壁と離隔した状態で敷設して横架材側の端部に設
    けた山部を前記上階外壁面に平行配置した下階折板屋根
    と、中央部が下方へ凹んだ雨樋形状でその中央部底面を
    前記下階下地屋根上に敷設した状態で一側部を前記横架
    材と前記上階外壁間に挟着するとともに他側部に設けた
    溝形嵌着部を前記下階折板屋根の山部−側端縁に外嵌連
    結した水切板とを備えた壁・屋根接合部の水切構造。
JP12660578U 1978-09-14 1978-09-14 壁・屋根接合部の水切構造 Expired JPS6032262Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12660578U JPS6032262Y2 (ja) 1978-09-14 1978-09-14 壁・屋根接合部の水切構造

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JP12660578U JPS6032262Y2 (ja) 1978-09-14 1978-09-14 壁・屋根接合部の水切構造

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Publication Number Publication Date
JPS5542733U JPS5542733U (ja) 1980-03-19
JPS6032262Y2 true JPS6032262Y2 (ja) 1985-09-26

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ID=29088593

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JP12660578U Expired JPS6032262Y2 (ja) 1978-09-14 1978-09-14 壁・屋根接合部の水切構造

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2500845Y2 (ja) * 1990-05-26 1996-06-12 大同鋼板株式会社 屋根板の接続構造
JP7290879B2 (ja) * 2020-03-27 2023-06-14 株式会社ハウゼコ 通気立平構造体

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JPS5542733U (ja) 1980-03-19

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