JP2525209B2 - 振動低減用支持装置 - Google Patents

振動低減用支持装置

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JP2525209B2 JP62248800A JP24880087A JP2525209B2 JP 2525209 B2 JP2525209 B2 JP 2525209B2 JP 62248800 A JP62248800 A JP 62248800A JP 24880087 A JP24880087 A JP 24880087A JP 2525209 B2 JP2525209 B2 JP 2525209B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F3/00Spring units consisting of several springs, e.g. for obtaining a desired spring characteristic
    • F16F3/08Spring units consisting of several springs, e.g. for obtaining a desired spring characteristic with springs made of a material having high internal friction, e.g. rubber
    • F16F3/087Units comprising several springs made of plastics or the like material
    • F16F3/0873Units comprising several springs made of plastics or the like material of the same material or the material not being specified

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、たとえば建設機械用運転室,エンジンな
ど振動体を支持するための支持装置に関する。
従来の技術 第5図は、建設機械用運転室付近の一部断面側面図で
ある。図において、1はフレーム、2は運転室、3は床
板、4は運転席、5は運転席2を床板3に固着している
ボルト、6はフレーム1の取付板、7は従来技術の支持
装置である。第6図は、第5図のA部詳細図である。図
において、8は上部防振部材、9は下部防振部材、10,1
1は上部および下部のそれぞれカップ形カバー、12はカ
ラ、13はセンターボルト、14はセンターボルト13用ナッ
トである。
次に、従来技術支持装置7の構成を第5図および第6
図について述べる。中心に貫通穴を有する円筒形の上部
防振部材8と下部防振部材9との間に取付板6を挟持す
るように配置し、上部防振部材8の上面側、および下部
防振部材9の下面側にそれぞれカップ形カバー10,11を
装着した。そして、上部および下部防振部材8,9とカバ
ー10,11にセンターボルト13を挿通するとともに、取付
板6と他の板3(床板3のこと)とをセンターボルト13
を介して連結している。それで、板3は、取付板6に対
して緩衝可能となっている。
この発明の解決すべき問題点 たとえば建設機械の運転室は、作業時や走行時の振動
を緩衝するために、支持装置を介してフレーム上に取付
けられている。従来技術支持装置内に装備されている防
振部材には、弾性を有するゴム部材などが使用されてい
る。それで、駆動体の緩衝作用に防振部材のばね効果を
利用しているので、振動の減衰がたいへん小さく、発生
した振動はかなり長く継続していた。特に、上記防振部
材と振動体とが共振状態になると、運転室の場合に乗り
心地が悪くて、不快であった。また上記共振状態によっ
て、関連構造部は悪影響を受けるので、クラック発生な
どの原因となっていた。
この発明は上記の問題点を解決し、振動体の振動を短
時間に減衰せしめるような支持装置を提供することを目
的とするものである。
問題点を解決するための手段 前記問題点を解決するために講じたこの発明の手段
は、 イ、センターボルト先端側を軸心方向に延長してピン部
を設け、 ロ、一方、フレーム用取付板の下方に支持金具を設け、
その支持金具に中心貫通穴を有する円錐形弾性部材を着
脱可能に取付け、 ハ、支持装置組付け時に、上記弾性部材の貫通穴にセン
ターボルトの上記ピン部を、弾性部材に対して強制摺動
可能に挿通嵌着せしめて構成した。
作用 イ、振動体、たとえば建設機械の運転室,エンジンなど
は、上下方向に振動する。その場合に、支持装置を取付
けている取付板と他の板(床板のこと)とはセンターボ
ルトを介して連結しているので、センターボルト自体も
上下方向に振動する。
ロ、円錐形弾性部材の取付け状態は、上方側が凹んだ円
錐形状、下方側が突出した円錐形状となっている。そこ
で振動体の上下振動において、振動体が下方へ動くとき
には、センターボルト先端のピン部も円錐形弾性部材中
心貫通穴を、比較的小さい摺動抵抗に抗して、下方へ摺
動する。
ところが摺動体が上方に動くときには、センターボル
ト先端のピン部は、円錐形弾性部材の中心貫通穴内径面
をまき込むように作用し、円錐形弾性部材の組成自体を
圧縮するようにはたらく。そのために、上記ピン部は中
心貫通穴の大なる摺動抵抗によりセンターボルトを上方
に移動させないように作用する。
ハ、振動体が上下方向に振動するときには、上記ロ項の
ように、センターボルトに円錐形弾性部材の差異ある摺
動抵抗力がそれぞれ作用するので、振動体の振動は短時
間に減衰する。
実施例 以下、この発明にかかる支持装置を図面に基いて詳細
に説明する。第1図は、この発明にかかる支持装置15の
要部断面図である。図において、16は上部防振部材、17
は下部防振部材、18,19は上部および下部のそれぞれカ
ップ形カバー、20はカラ、21はセンターボルト、22はセ
ンターボルト21先端のピン部、23はナット、24は弾性部
材、25はフレーム1′用取付板、26はフレーム用取付板
25に固着したブラケット、27は支持金具、28は支持金具
27固定用ボルト、29は振動体(図示なし)を取付けてい
る板30はボルトである。なお、ボルト30は、板29と上部
カップ形カバー18との当接面間に間隔が生じないように
固着しているボルトである。第2図は、円錐形弾性部材
24の斜視図である。円錐形弾性部材24の材料は弾性を有
するゴム部材などで、その形状は上方側が凹んだ円錐形
状、下方側が突出した円錐形状となっている。そして、
中心に垂直方向の貫通穴31が穿設されている。
次に、この発明にかかる支持装置15の構成を第1図に
ついて述べる。センターボルト21先端側を軸心方向に延
長してピン部22を設け、一方、フレーム用取付板25の下
方にブラケット26を固着し、そのブラケット26に支持金
具27を設けた。そして、その支持金具27に円錐形弾性部
材24を、ボルト28により着脱可能に取付けた。それか
ら、支持装置組付け時に、上記弾性部材24の貫通穴31に
センターボルト21のピン部22を、弾性部材24に対して強
制摺動可能に挿通嵌着せしめて構成した。
次に、この発明にかかる支持装置15の作用機能につい
て述べる。振動体(図示なし)を取付けている板29が上
下方向に振動すると、センターボルト21自体も上下方向
に振動する。板29が下方へ動くときには、センターボル
ト21先端のピン部22も、円錐形弾性部材24の中心貫通穴
31の比較的小さい摺動抵抗に抗して下方へ摺動する。と
ころがセンターボルト21が上方に動くときには、その先
端ピン部22は、円錐形弾性部材24の貫通穴31内径面をま
き込むように作用し、円錐形弾性部材24の組成自体を圧
縮するようにはたらく、そのために、上記ピン部22は貫
通穴31の大なる摺動抵抗力により、センターボルト21を
上方に移動させないように作用する。それにより、振動
体が振動を継続するばね効果は阻止され、振動体の振動
は短時間に減衰する。
第3図は、振動体の振幅一時間線図である。線図にお
いて、点線aは従来技術支持装置7を取付けた場合、実
線bはこの発明にかかる支持装置15を取付けた場合であ
る。実線bは点線aに比較して、振動の振幅λが短時間
tにおいて減衰する。
第4図は、この発明にかかる他の実施例支持装置32を
示す要部断面図である。この支持装置32では、振動体を
取付けている板33と上部カップ形カバー34とを固着させ
るために、上部カップ形カバー34の中心穴内径部にめね
じ部イを設け、センターボルト35の外径ねじ部に螺着せ
しめたものである。この支持装置32の作用機能は、前記
支持装置15と同様である。
考案の効果 従来技術支持装置では、振動体の緩衝作用に防振部材
のばね効果を利用しているので、振動の減衰がたいへん
小さく、発生した振動はかなり長く継続していた。特
に、上記防振部材が振動体とが共振状態になると、運転
室の場合には乗り心地が悪くて、不快であった。また上
記共振状態によって、関連構造部は悪影響を受けるの
で、クラック発生などの原因となっていた。
しかし、この発明にかかる支持装置では、センターボ
ルト先端にピン部を設け、一方、フレーム側に固定した
支持金具に、中心貫通穴を有する円錐形弾性部材を着脱
可能に取付けた。そして、円錐形弾性部材の貫通穴にセ
ンターボルトの上記ピン部を、弾性部材に対して強制摺
動可能に挿通嵌着した。そのために、振動体が振動する
ときに、円錐形弾性部材はセンターボルトの振動継続を
阻止するようなダンパ効果を発揮する。したがって、こ
の発明にかかる支持装置は、振動体の振動を短時間に減
衰低減せしめ、人体や関連構造部に対する悪影響を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる支持装置の要部断面図、第2
図は円錐形弾性部材の斜視図、第3図は振動体の振幅一
時間線図、第4図はこの発明にかかる他の実施例支持装
置を示す要部断面図、第5図は建設機械用運転室付近の
一部断面側面図、第6図は第5図のA部詳細図である。 3,29,33……板 6,25……取付板 7,15,32……支持装置 8,16,34……上部防振部材 9,17……下部防振部材 10,18……上部カップ形カバー 11,19……下部カップ形カバー 13,21,35……センターボルト 22……ピン部 24……円錐形弾性部材 27……支持金具

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心に貫通穴を有する円筒形の上部防振部
    材と下部防振部材との間にフレーム用取付板を挟持する
    ように配設し、上記上部防振部材の上面側および下部防
    振部材の下面側にそれぞれカップ形カバーを装着し、上
    記上部および下部防振部材とカバーにセンターボルトを
    挿通するとともに、上記取付板と他の板とをセンターボ
    ルトを介して連結した支持装置において、上記センター
    ボルト先端側を軸心方向に延長してピン部を設け、一
    方、フレーム用取付板の下方に支持金具を設け、その支
    持金具に中心貫通穴を有する円錐形弾性部材を着脱可能
    に取付け、支持装置組付け時に、上記弾性部材の貫通穴
    にセンターボルトの上記ピン部を、弾性部材に対して強
    制摺動可能に挿通嵌着せしめて構成したことを特徴とす
    る振動低減用支持装置。
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